JPH0738585Y2 - 蔦などの巻上り防止装置 - Google Patents
蔦などの巻上り防止装置Info
- Publication number
- JPH0738585Y2 JPH0738585Y2 JP1990005540U JP554090U JPH0738585Y2 JP H0738585 Y2 JPH0738585 Y2 JP H0738585Y2 JP 1990005540 U JP1990005540 U JP 1990005540U JP 554090 U JP554090 U JP 554090U JP H0738585 Y2 JPH0738585 Y2 JP H0738585Y2
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- Japan
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- claw member
- claw
- semi
- pair
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- Catching Or Destruction (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電柱の支線に装着され、蔦などが支線に巻上
るのを防ぐたの装置に関する。
るのを防ぐたの装置に関する。
従来の技術 山野に立設される電柱は、蔦などの蔓性植物が支線など
に巻きつき昇柱して、短絡事故を起こしたり、また、架
線作業に支障を来すことがある。これを防ぐため、第20
図に示すように、支線を形成する索条Wに筒状の蔦防止
装置Gを遊嵌する。また、この蔦防止装置Gを所定の位
置にとどめるため、その下方に鎖線で示す別体の索条係
止具Aが取付けられる。索条係止具Aは、索条Wに対
し、側方から爪部材を当接させて挟持している。
に巻きつき昇柱して、短絡事故を起こしたり、また、架
線作業に支障を来すことがある。これを防ぐため、第20
図に示すように、支線を形成する索条Wに筒状の蔦防止
装置Gを遊嵌する。また、この蔦防止装置Gを所定の位
置にとどめるため、その下方に鎖線で示す別体の索条係
止具Aが取付けられる。索条係止具Aは、索条Wに対
し、側方から爪部材を当接させて挟持している。
考案が解決しようとする課題 上記従来の技術による蔦などの巻上り防止装置は、別体
の蔦防止装置Gと索条係止具Aとを必要とするため、使
用にあたり、装着に手間がかかり、そのうえ、運搬にも
不便であるなどの問題があつた。
の蔦防止装置Gと索条係止具Aとを必要とするため、使
用にあたり、装着に手間がかかり、そのうえ、運搬にも
不便であるなどの問題があつた。
本考案は上記問題を解決し、装着に手間がかからず、運
搬も容易で、かつ、巻上り防止効果の高い蔦などの巻上
り防止装置を提供することを目的とする。
搬も容易で、かつ、巻上り防止効果の高い蔦などの巻上
り防止装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 本考案は、蝶番部3を介して円筒状に合着可能な一対の
半円筒体1,2を有し、これら半円筒体1,2から成る円筒状
本体4には、その長さ方向に沿う両半円筒体1,2間に索
条Wを挟んで合着されるとき、索条Wを側方から挟持す
る爪部材33を持つ索条係止具30が内蔵されるとともに、
円筒状本体の長さ方向両端に索条と密着する封止部材40
が装着され、 前記索条係止具30は、 索条Wが挿通するケーシング31と、 索条Wに関してその両側方で、索条Wの長手方向に垂直
な回転軸線を有して角変位自在に、ケーシング31に、対
称に設けられる一対の爪部材33であつて、各爪部材33
は、爪本体33aの外周面に弾性層33bが被覆されて構成さ
れ、その弾性層33bの索条Wに当接して索条Wを挟持す
る当接面35の前記回転軸線を中心とする外径が、それら
の回転軸線を結ぶ直線135よりも下方になるにつれて大
きくなる円弧面に形成される爪部材33と、 各爪部材33と一体的に回転するようにそれぞれ設けられ
て相互に噛合う一対の歯車36と、 各爪部材33に、索条Wに近接する角変位方向にばね力を
それぞれ与える一対のばね38とを含むことを特徴とする
蔦などの巻上り防止装置。
半円筒体1,2を有し、これら半円筒体1,2から成る円筒状
本体4には、その長さ方向に沿う両半円筒体1,2間に索
条Wを挟んで合着されるとき、索条Wを側方から挟持す
る爪部材33を持つ索条係止具30が内蔵されるとともに、
円筒状本体の長さ方向両端に索条と密着する封止部材40
が装着され、 前記索条係止具30は、 索条Wが挿通するケーシング31と、 索条Wに関してその両側方で、索条Wの長手方向に垂直
な回転軸線を有して角変位自在に、ケーシング31に、対
称に設けられる一対の爪部材33であつて、各爪部材33
は、爪本体33aの外周面に弾性層33bが被覆されて構成さ
れ、その弾性層33bの索条Wに当接して索条Wを挟持す
る当接面35の前記回転軸線を中心とする外径が、それら
の回転軸線を結ぶ直線135よりも下方になるにつれて大
きくなる円弧面に形成される爪部材33と、 各爪部材33と一体的に回転するようにそれぞれ設けられ
て相互に噛合う一対の歯車36と、 各爪部材33に、索条Wに近接する角変位方向にばね力を
それぞれ与える一対のばね38とを含むことを特徴とする
蔦などの巻上り防止装置。
作用 一対の半円筒体を蝶番部で開き、両半円筒体の間にその
長さ方向に沿つて索条を挿通させ、索条係止具の爪部材
によつて索条の所定位置を挟持させて、両半円筒体を閉
じる。
長さ方向に沿つて索条を挿通させ、索条係止具の爪部材
によつて索条の所定位置を挟持させて、両半円筒体を閉
じる。
これにより、本考案の蔦などの巻上り防止装置は確実に
支線などの定められた位置に固着され、蔓性植物の巻き
上りを防止する。また本考案に備えられる索条係止具30
では、一対のばね38は、各爪部材33にばね力をそれぞれ
与えて、各爪部材33の爪本体33aの外周面に被覆された
弾性層33bの当接面35が索条Wに近接する方向に角変位
するようにばね力を与え、爪部材33の回転軸線を中心と
する当接面35の外径は、それらの回転軸線を結ぶ直線13
5よりも下方になるにつれて大きくなる円弧面に形成さ
れており、したがつて索条Wを一対の当接面35間に介在
させた状態で、ケーシグ31、したがつて円筒状本体4を
上方に変位することが可能であり、このケーシング31に
下向きの力が作用したときには、弾性層33bが変形して
索条Wと弾性層33bとの間の滑りが生じることはなく、
ケーシング31が下降することが確実に防がれる。こうし
て索条Wに対して爪部材33による強い挟持力が付与さ
れ、確実な係止が達成される。
支線などの定められた位置に固着され、蔓性植物の巻き
上りを防止する。また本考案に備えられる索条係止具30
では、一対のばね38は、各爪部材33にばね力をそれぞれ
与えて、各爪部材33の爪本体33aの外周面に被覆された
弾性層33bの当接面35が索条Wに近接する方向に角変位
するようにばね力を与え、爪部材33の回転軸線を中心と
する当接面35の外径は、それらの回転軸線を結ぶ直線13
5よりも下方になるにつれて大きくなる円弧面に形成さ
れており、したがつて索条Wを一対の当接面35間に介在
させた状態で、ケーシグ31、したがつて円筒状本体4を
上方に変位することが可能であり、このケーシング31に
下向きの力が作用したときには、弾性層33bが変形して
索条Wと弾性層33bとの間の滑りが生じることはなく、
ケーシング31が下降することが確実に防がれる。こうし
て索条Wに対して爪部材33による強い挟持力が付与さ
れ、確実な係止が達成される。
実施例 第1図は本考案の巻上り防止装置の平面図、第2図は左
側面図、第3図は右側面図、第4図は底面図、第5図は
正面図、第6図は背面図、第7図は巻上り防止装置の開
いた状態を示す平面図である。
側面図、第3図は右側面図、第4図は底面図、第5図は
正面図、第6図は背面図、第7図は巻上り防止装置の開
いた状態を示す平面図である。
これらの図に示すように、本考案の蔦などの巻上り防止
装置(以下本装置という)Gは、一方半円筒体1と他方
半円筒体2とが蝶番部3を介して一体形成され、これら
両半円筒体1,2を前記蝶番部3および合着手段20により
合着されて円筒状となる装置本体(以下本体という)4
と、該本体4に内蔵される後記索条係止具30と、本体の
長さ方向両端に装着される封止部材40とを含む。
装置(以下本装置という)Gは、一方半円筒体1と他方
半円筒体2とが蝶番部3を介して一体形成され、これら
両半円筒体1,2を前記蝶番部3および合着手段20により
合着されて円筒状となる装置本体(以下本体という)4
と、該本体4に内蔵される後記索条係止具30と、本体の
長さ方向両端に装着される封止部材40とを含む。
前記一方半円筒体1は、たとえば黒色のポリエチレン樹
脂を用いて第8図の断面図に示すようにブロー成型さ
れ、半円周壁部5(第1図参照)と、他方半円筒体2と
対接する対向壁部6(第7図参照)と、長手方向端面を
形成する側壁部7(第2図、第3図参照)とから成る。
脂を用いて第8図の断面図に示すようにブロー成型さ
れ、半円周壁部5(第1図参照)と、他方半円筒体2と
対接する対向壁部6(第7図参照)と、長手方向端面を
形成する側壁部7(第2図、第3図参照)とから成る。
前記半円周壁部5には長手方向中間部分に、円周方向に
沿う浅い中間溝部5aが形成される。またこの中間溝部5a
の一部分はさらに深く凹設されて深溝部5bとなつてい
る。中間溝部5aはリブとして強度向上に役立ち、深溝部
5bは運搬時に指を掛けるのに利用される。
沿う浅い中間溝部5aが形成される。またこの中間溝部5a
の一部分はさらに深く凹設されて深溝部5bとなつてい
る。中間溝部5aはリブとして強度向上に役立ち、深溝部
5bは運搬時に指を掛けるのに利用される。
対向壁部6には、第7図に示すように、半円溝状の空洞
部8と、平坦面に凹設されたマグネツト座9と、凹設平
面から成る係止具取付座10とが形成される。
部8と、平坦面に凹設されたマグネツト座9と、凹設平
面から成る係止具取付座10とが形成される。
前記空洞部8は、前記中間溝部5aと対応する空洞部側に
形成される小径部8aと、小径部8aを挟んで長手方向両側
に形成される大径部8bと、さらに、各大径部8bの中間に
形成される中径部8cとから成る。マグネツト座9は一方
半円筒部1の長手方向一端側(第7図左側)および他端
側(第7図右側)で、蝶番部3とは反対側縁部にそれぞ
れ設けられる。
形成される小径部8aと、小径部8aを挟んで長手方向両側
に形成される大径部8bと、さらに、各大径部8bの中間に
形成される中径部8cとから成る。マグネツト座9は一方
半円筒部1の長手方向一端側(第7図左側)および他端
側(第7図右側)で、蝶番部3とは反対側縁部にそれぞ
れ設けられる。
係止具取付座10は、一方半円筒体1の他端側の側壁部7
に近接して形成されるが、この係止具取付座10が形成さ
れる他端側は、本装置Gが電柱の支線などに装着される
際の下部となる。
に近接して形成されるが、この係止具取付座10が形成さ
れる他端側は、本装置Gが電柱の支線などに装着される
際の下部となる。
第9図は本体を開いた要部拡大平面図であり、第10図は
第9図の切断面線X−X断面図であり、第11図は第10図
の切断面線XI−XI断面図であるが、これらの図に示すよ
うに対向壁部6の四方縁部には突条6aが設けられてい
る。
第9図の切断面線X−X断面図であり、第11図は第10図
の切断面線XI−XI断面図であるが、これらの図に示すよ
うに対向壁部6の四方縁部には突条6aが設けられてい
る。
側壁部7は前記半円周壁部5に対してアール部分を経て
長さ方向一方側(以下上部側という)および他方側(以
下下部側という)にそれぞれ連続形成される。側壁部7
には、対向壁部6に面して半円形の索条挿通溝11が穿設
される。この溝11は後記封止部材40の受座を兼ねる。索
条挿通溝11には、側壁部7の厚み方向中間部分に索条挿
通溝11より大径の位置決め凹部11aが形成される。
長さ方向一方側(以下上部側という)および他方側(以
下下部側という)にそれぞれ連続形成される。側壁部7
には、対向壁部6に面して半円形の索条挿通溝11が穿設
される。この溝11は後記封止部材40の受座を兼ねる。索
条挿通溝11には、側壁部7の厚み方向中間部分に索条挿
通溝11より大径の位置決め凹部11aが形成される。
他方半円筒体2は、第1図〜第11図に示すように、前記
一方半円筒体1と同様に、半円周壁部12、対向壁部13お
よび側壁部14を有し、中間溝部12a、空洞部15、索条挿
通溝18および位置決め凹部18aが形成されるが、対向壁
部13の四方縁部で前記索条6aと対向する部分に凹条13a
が形成され、前記マグネツト座9と対向する部分に、磁
性板座16が形成され、前記係止具取付座10と対向する部
分は、係止具対向面17として、凹設された平坦面のまま
残される。
一方半円筒体1と同様に、半円周壁部12、対向壁部13お
よび側壁部14を有し、中間溝部12a、空洞部15、索条挿
通溝18および位置決め凹部18aが形成されるが、対向壁
部13の四方縁部で前記索条6aと対向する部分に凹条13a
が形成され、前記マグネツト座9と対向する部分に、磁
性板座16が形成され、前記係止具取付座10と対向する部
分は、係止具対向面17として、凹設された平坦面のまま
残される。
合着手段20は、前記一方半円筒体1のマグネツト座9に
固着され、第12図の拡大斜視図に示すように、ホルダ21
に支持される永久磁石22と、他方半円筒部2の磁性板材
16に固着される磁性板23とから成る。
固着され、第12図の拡大斜視図に示すように、ホルダ21
に支持される永久磁石22と、他方半円筒部2の磁性板材
16に固着される磁性板23とから成る。
索条係止具30は、第13図の拡大斜視図、第14図の拡大平
面図および第15図の横断面図に示す。
面図および第15図の横断面図に示す。
これらの図に示すように、索条係止具30は、ケーシング
31と、ケーシング31内において、軸部材32によつて回動
自在に支持される一対の爪部材33とを有する。
31と、ケーシング31内において、軸部材32によつて回動
自在に支持される一対の爪部材33とを有する。
ケーシング31は、前記第13図に示すように、たとえば、
ポリカーボネートを用いて一体成形され、一方が開放さ
れる。
ポリカーボネートを用いて一体成形され、一方が開放さ
れる。
ケーシング31は、上壁31a、下壁31b、背壁31cおよび左
右の側壁31d、31dから成り、上壁31aと下壁31bにはその
左右方向中間に、それぞれ、索条Wが挿通可能な切欠き
34,34が、前記開放面に臨んで設けられる。
右の側壁31d、31dから成り、上壁31aと下壁31bにはその
左右方向中間に、それぞれ、索条Wが挿通可能な切欠き
34,34が、前記開放面に臨んで設けられる。
爪部材33は、ケーシング31の背壁31cの左右対称位置に
貫設される軸部材32によつて支持される。この軸部材32
はボルトであつて、先端部に、ワツシヤ25を介してナツ
ト26を螺合し、爪部材33が抜止めされる。
貫設される軸部材32によつて支持される。この軸部材32
はボルトであつて、先端部に、ワツシヤ25を介してナツ
ト26を螺合し、爪部材33が抜止めされる。
爪部材33は、外周面の一部を、索条Wを挟持するための
当接面35とされる。この当接面35は、前記軸部材32まわ
りに径が変化する。一対の爪部材33は、第14図に示す矢
符F方向に回転するとき、互いに小径より大径に変化す
るよう対称状態に配設されている。すなわち爪部材33
は、索条Wに関してその両側方(第14図の左右)で、索
条Wの長手方向(第14図の上下方向)に垂直な(第14図
の紙面に垂直方向の)回転軸線を有して角変位自在にケ
ーシング31に、対称に設けられる。各爪部材33は、爪本
体33aの外周面に弾性層33bが被覆されて構成される。弾
性層33bの索条Wに当接して索条Wを挟持する当接面35
の前記回転軸線を中心とする外径は、それらの回転軸線
を結ぶ直線135よりも下方になるにつれて大きくなる円
弧面に形成される。この爪部材33には一体的に回転する
ように、次に述べる歯車36がそれぞれ設けられる。
当接面35とされる。この当接面35は、前記軸部材32まわ
りに径が変化する。一対の爪部材33は、第14図に示す矢
符F方向に回転するとき、互いに小径より大径に変化す
るよう対称状態に配設されている。すなわち爪部材33
は、索条Wに関してその両側方(第14図の左右)で、索
条Wの長手方向(第14図の上下方向)に垂直な(第14図
の紙面に垂直方向の)回転軸線を有して角変位自在にケ
ーシング31に、対称に設けられる。各爪部材33は、爪本
体33aの外周面に弾性層33bが被覆されて構成される。弾
性層33bの索条Wに当接して索条Wを挟持する当接面35
の前記回転軸線を中心とする外径は、それらの回転軸線
を結ぶ直線135よりも下方になるにつれて大きくなる円
弧面に形成される。この爪部材33には一体的に回転する
ように、次に述べる歯車36がそれぞれ設けられる。
各爪部材33は、第16図の正面図、第17図の一部切欠平面
図および第18図の側面図に示すように、ポリカーボネー
トを用いて成形れた爪本体33aの外周面を合成ゴムで被
覆し、弾性層33bを形成する。弾性層は接着材を用いて
固着される。この弾性層33bは厚み3〜6mmとされ、シヨ
ア硬度70度が好ましい。
図および第18図の側面図に示すように、ポリカーボネー
トを用いて成形れた爪本体33aの外周面を合成ゴムで被
覆し、弾性層33bを形成する。弾性層は接着材を用いて
固着される。この弾性層33bは厚み3〜6mmとされ、シヨ
ア硬度70度が好ましい。
各爪部材33は、前記ケーシング31の背壁31cに面する側
に一体形成されたセクタ歯車36を含む。このセクタ歯車
36は、前記爪部材33の当接面35と同一方向に向く円弧状
体とされ、そのピツチ円の軸線は、前記軸部材32の軸線
と同一とする。これら一対のセクタ歯車36,36は、互い
に噛合う また、爪部材33の背壁31cに面する側には、爪本体33aの
一部およびセクタ歯車36に穿設された空所37を持ち、こ
の空所に渦巻ばね38が収容される。この渦巻ばね38は、
前記軸部材32に装着され、その基端部は、前記軸部材32
と平行に折曲げられて、ケーシング31の背壁31cに挿入
固定され、先端部は前記空所37の内周壁に沿つて延設さ
れている。渦巻ばね38は、一対の爪部材33に対し、当接
面35が互いに小径から大径へ角変位するよう弾発付勢し
ている。一対の各ばね38は、各爪部材33に、前記当接面
35が索条Wに近接する角変位方向にばね力をそれぞれ与
える。
に一体形成されたセクタ歯車36を含む。このセクタ歯車
36は、前記爪部材33の当接面35と同一方向に向く円弧状
体とされ、そのピツチ円の軸線は、前記軸部材32の軸線
と同一とする。これら一対のセクタ歯車36,36は、互い
に噛合う また、爪部材33の背壁31cに面する側には、爪本体33aの
一部およびセクタ歯車36に穿設された空所37を持ち、こ
の空所に渦巻ばね38が収容される。この渦巻ばね38は、
前記軸部材32に装着され、その基端部は、前記軸部材32
と平行に折曲げられて、ケーシング31の背壁31cに挿入
固定され、先端部は前記空所37の内周壁に沿つて延設さ
れている。渦巻ばね38は、一対の爪部材33に対し、当接
面35が互いに小径から大径へ角変位するよう弾発付勢し
ている。一対の各ばね38は、各爪部材33に、前記当接面
35が索条Wに近接する角変位方向にばね力をそれぞれ与
える。
次に、封止部材40は、第19図の斜視図に示すように、各
索条挿通溝11,18に装着可能とされる軟弾性ゴムを用い
た半円筒状の本体部41と、本体部41の長さ方向中間部に
おいてその外周に突設される中間位置決め部42と、本体
部41の長さ方向両端部において外周方向に突設される一
対の端位置決め部43と、本体部41の円溝内において、前
記各位置決め部42,43の延長線上に形成される封止部44
とを備える。各封止部44には、半円弧の中心位置に半円
形の小切溝45が設けられ、この小切溝45から、外周方向
へ放射状に延びる複数の薄肉部46が形成されている。こ
の薄肉部46は索条Wに対し、その太さに応じて、封止部
44による密着を容易にする。
索条挿通溝11,18に装着可能とされる軟弾性ゴムを用い
た半円筒状の本体部41と、本体部41の長さ方向中間部に
おいてその外周に突設される中間位置決め部42と、本体
部41の長さ方向両端部において外周方向に突設される一
対の端位置決め部43と、本体部41の円溝内において、前
記各位置決め部42,43の延長線上に形成される封止部44
とを備える。各封止部44には、半円弧の中心位置に半円
形の小切溝45が設けられ、この小切溝45から、外周方向
へ放射状に延びる複数の薄肉部46が形成されている。こ
の薄肉部46は索条Wに対し、その太さに応じて、封止部
44による密着を容易にする。
封止部材40は前記索条挿通溝11,18に挿着されるとき、
前記端位置決め部43,43で側壁部7,14を挟持し、中間位
置決め部42が前記位置決め凹部11a,18aに嵌着される。
前記端位置決め部43,43で側壁部7,14を挟持し、中間位
置決め部42が前記位置決め凹部11a,18aに嵌着される。
封止部材40は前記本体4と同一色が好ましい。
以上において本装置Gの使用態様を説明する。
本装置Gは、第20図に示す電柱の支線を形成する索条W
の定められた位置に、その上部側(第7図左側)を上方
に向けて装着される。この装着にあたり各半円筒状1,2
を第7図に示すように開き、一方半円筒体1に嵌合され
た上下封止部材40のそれぞれの小切溝45に前記索条Wを
当接させ、索条係止具30の両爪部材33を当接面35が小径
となる方向(第8図の右方)へ回動させ、両当接面35に
よつて前記索条Wを弾発挟持させた状態でこれら両半円
筒体1,2を閉じる。この動作によつて両半円筒体1,2は合
着手段20が作動し、円筒状に合着する。索条係止具30は
渦巻ばね38に付勢されて索条Wを挟持し、さらに本装置
Gの自重によつて爪部材33が矢符F方向に回動付勢され
て弾性層33bを介して索条Wを強圧する。これにより本
装置Gはスリツプすることなく、確実に所定位置に固着
される。
の定められた位置に、その上部側(第7図左側)を上方
に向けて装着される。この装着にあたり各半円筒状1,2
を第7図に示すように開き、一方半円筒体1に嵌合され
た上下封止部材40のそれぞれの小切溝45に前記索条Wを
当接させ、索条係止具30の両爪部材33を当接面35が小径
となる方向(第8図の右方)へ回動させ、両当接面35に
よつて前記索条Wを弾発挟持させた状態でこれら両半円
筒体1,2を閉じる。この動作によつて両半円筒体1,2は合
着手段20が作動し、円筒状に合着する。索条係止具30は
渦巻ばね38に付勢されて索条Wを挟持し、さらに本装置
Gの自重によつて爪部材33が矢符F方向に回動付勢され
て弾性層33bを介して索条Wを強圧する。これにより本
装置Gはスリツプすることなく、確実に所定位置に固着
される。
本装置Gを索条Wから取外すには、両半円筒体1,2を開
き、これら半円筒体1,2を索条Wに沿つて持上げ、爪部
材33による挟持を解除しながら取外せば、極めて容易に
離脱出来る。
き、これら半円筒体1,2を索条Wに沿つて持上げ、爪部
材33による挟持を解除しながら取外せば、極めて容易に
離脱出来る。
封止部材40は弾性的に索条Wに密着し、蔦などの蔓性植
物が本装置G内へ進入するのを防止する。また、万一蔓
性植物が本装置G内へ進入しても太陽光が届かないため
成長することがない。封止部材40は本装置G内への水の
進入も制限する。
物が本装置G内へ進入するのを防止する。また、万一蔓
性植物が本装置G内へ進入しても太陽光が届かないため
成長することがない。封止部材40は本装置G内への水の
進入も制限する。
考案の効果 本考案の蔦などの巻上り防止装置は以上のように構成さ
れるので、従来のように別体の索条係止具を必要とせ
ず、装着に手間がかからぬうえ、部品点数が減り、持ち
運びが容易である。そのうえ、蔓性植物の巻上りが確実
に防止されるなど多大の効果が得られる。さらに本考案
に備えられる索条係止具によれば、一対の各ばね38によ
つて、各爪部材33は、爪本体33aの外周面に被覆される
弾性層33bを円弧面にある当接面35が、索条に近接する
角変位方向に、ばね力をそれぞれ与えられる。したがつ
てケーシング31、したがって円筒状本体4を、索条Wに
沿つて上昇して、希望する位置に停止させた後には、そ
のケーシング31に下向きの力が作用すると、弾性層33b
が索条Wに強固に当接し、この弾性層33bが変形するこ
とによつて索条Wとケーシング31との相互の下方への変
位が阻止される。こうしてケーシング31の希望する位置
に簡便な操作でケーシング31を配置し、下方への変位を
確実に阻止して索条にケーシング31を取付けることが可
能になる。
れるので、従来のように別体の索条係止具を必要とせ
ず、装着に手間がかからぬうえ、部品点数が減り、持ち
運びが容易である。そのうえ、蔓性植物の巻上りが確実
に防止されるなど多大の効果が得られる。さらに本考案
に備えられる索条係止具によれば、一対の各ばね38によ
つて、各爪部材33は、爪本体33aの外周面に被覆される
弾性層33bを円弧面にある当接面35が、索条に近接する
角変位方向に、ばね力をそれぞれ与えられる。したがつ
てケーシング31、したがって円筒状本体4を、索条Wに
沿つて上昇して、希望する位置に停止させた後には、そ
のケーシング31に下向きの力が作用すると、弾性層33b
が索条Wに強固に当接し、この弾性層33bが変形するこ
とによつて索条Wとケーシング31との相互の下方への変
位が阻止される。こうしてケーシング31の希望する位置
に簡便な操作でケーシング31を配置し、下方への変位を
確実に阻止して索条にケーシング31を取付けることが可
能になる。
第1図は本考案の一実施例を示す平面図、第2図は左側
面図、第3図は右側面図、第4図は底面図、第5図は正
面図、第6図は背面図、第7図は本考案の装置の開いた
状態を示す平面図、第8図は第1図の切断面線VIII−VI
II断面図、第9図は円筒状本体を開いた要部拡大平面
図、第10図は第9図の切断面線X−X断面図、第11図は
第9図の切断面線XI−XI断面図、第12図は合着手段の一
部を示す拡大斜視図、第13図は索条係止具の拡大斜視
図、第14図は索条係止具の拡大平面図、第15図は第14図
の切断面線XV−XV断面図、第16図〜第18図は爪部材を示
し、第16図はその正面図、第17図は一部切欠き平面図、
第18図は側面図、第19図は封止部材の斜視図、第20図は
使用態様の斜視図である。 G……巻上り防止装置、W……索条、1……一方半円筒
体、2……他方半円筒体、5,12……半円筒壁部、6,13…
…対向壁部、7,14……側壁部、8,15……空洞部、9……
マグネツト座、10……係止具取付座、20……合着手段、
22……永久磁石、24……磁性板、30……索条係止具、33
……爪部材、33a……爪本体、33b……弾性層、36……セ
クタ歯車、40……封止部材
面図、第3図は右側面図、第4図は底面図、第5図は正
面図、第6図は背面図、第7図は本考案の装置の開いた
状態を示す平面図、第8図は第1図の切断面線VIII−VI
II断面図、第9図は円筒状本体を開いた要部拡大平面
図、第10図は第9図の切断面線X−X断面図、第11図は
第9図の切断面線XI−XI断面図、第12図は合着手段の一
部を示す拡大斜視図、第13図は索条係止具の拡大斜視
図、第14図は索条係止具の拡大平面図、第15図は第14図
の切断面線XV−XV断面図、第16図〜第18図は爪部材を示
し、第16図はその正面図、第17図は一部切欠き平面図、
第18図は側面図、第19図は封止部材の斜視図、第20図は
使用態様の斜視図である。 G……巻上り防止装置、W……索条、1……一方半円筒
体、2……他方半円筒体、5,12……半円筒壁部、6,13…
…対向壁部、7,14……側壁部、8,15……空洞部、9……
マグネツト座、10……係止具取付座、20……合着手段、
22……永久磁石、24……磁性板、30……索条係止具、33
……爪部材、33a……爪本体、33b……弾性層、36……セ
クタ歯車、40……封止部材
フロントページの続き (72)考案者 宮田 清 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)考案者 米沢 稔 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)考案者 酒井 敏美 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)考案者 荻田 悦史 大阪府大阪市北区中之島3丁目3番22号 関西電力株式会社内 (72)考案者 西村 英毅 大阪府大阪市西区立売堀4丁目5番21号 ヨツギ株式会社内 (56)参考文献 実開 昭62−649(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】蝶番部3を介して円筒状に合着可能な一対
の半円筒体1,2を有し、これら半円筒体1,2から成る円筒
状本体4には、その長さ方向に沿い両半円筒体1,2間に
索条Wを挟んで合着されるとき、索条Wを側方から挟持
する爪部材33を持つ索条係止具30が内蔵されるととも
に、円筒状本体の長さ方向両端に索条と密着する封止部
材40が装着され、 前記索条係止具30は、 索条Wが挿通するケーシング31と、 索条Wに関してその両側方で、索条Wの長手方向に垂直
な回転軸線を有して角変位自在に、ケーシング31に、対
称に設けられる一対の爪部材33であつて、各爪部材33
は、爪本体33aの外周面に弾性層33bが被覆されて構成さ
れ、この弾性層33bの索条Wに当接して索条Wを挟持す
る当接面35の前記回転軸線を中心とする外径が、それら
の回転軸線を結ぶ直線135よりも下方になるにつれて大
きくなる円弧面に形成される爪部材33と、 各爪部材33と一体的に回転するようにそれぞれ設けられ
て相互に噛合う一対の歯車36と、 各爪部材33に、索条Wに近接する角変位方向にばね力を
それぞれ与える一対のばね38とを含むことを特徴とする
蔦などの巻上り防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990005540U JPH0738585Y2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 蔦などの巻上り防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990005540U JPH0738585Y2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 蔦などの巻上り防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0395781U JPH0395781U (ja) | 1991-09-30 |
| JPH0738585Y2 true JPH0738585Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31509243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990005540U Expired - Lifetime JPH0738585Y2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | 蔦などの巻上り防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738585Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4517052B2 (ja) * | 2001-08-08 | 2010-08-04 | 株式会社愛洋産業 | 蔓性植物のよじ登り防止具 |
| JP4496899B2 (ja) * | 2004-09-10 | 2010-07-07 | パナソニック株式会社 | 脚 |
| JP5436593B2 (ja) * | 2012-02-17 | 2014-03-05 | ヨツギ株式会社 | 索条挟着装置および蔦巻き防止装置 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0319577Y2 (ja) * | 1985-06-18 | 1991-04-25 | ||
| JPH0432458Y2 (ja) * | 1985-09-09 | 1992-08-04 | ||
| JPH071472Y2 (ja) * | 1988-06-27 | 1995-01-18 | 株式会社愛洋産業 | 電柱支線への蔓性植物等の登攀防止具 |
| JPH0737001Y2 (ja) * | 1989-01-18 | 1995-08-23 | 株式会社愛洋産業 | 電柱支線への蔓性植物等の登攀防止具 |
-
1990
- 1990-01-24 JP JP1990005540U patent/JPH0738585Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0395781U (ja) | 1991-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |