JPH0739064A - サンプリング時刻同期方式 - Google Patents
サンプリング時刻同期方式Info
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- JPH0739064A JPH0739064A JP5179496A JP17949693A JPH0739064A JP H0739064 A JPH0739064 A JP H0739064A JP 5179496 A JP5179496 A JP 5179496A JP 17949693 A JP17949693 A JP 17949693A JP H0739064 A JPH0739064 A JP H0739064A
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- time
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、2つの端局間の2つの伝送路の片
方のみが障害の場合においても、サンプリング同期関係
を保持することが可能なサンプリング時刻同期方式を提
供する。 【構成】 2つの端局における相手局からの信号の信号
受信時刻をもとに2局間のサンプリング時刻の同期制御
を行うサンプリング時刻同期方式において、前記端局は
前記伝送路の健全時に伝送遅延時間を測定する測定手段
と、測定した前記伝送遅延時間を記憶する記憶手段と、
伝送系の障害によりいずれか一方の端局の受信時刻測定
が不可能となった場合には、前記記憶手段の記憶した健
全時の伝送遅延時間および健全の方の端局における受信
時刻に基づいて自局のサンプリングタイミングを制御す
る制御手段とを具備する。
方のみが障害の場合においても、サンプリング同期関係
を保持することが可能なサンプリング時刻同期方式を提
供する。 【構成】 2つの端局における相手局からの信号の信号
受信時刻をもとに2局間のサンプリング時刻の同期制御
を行うサンプリング時刻同期方式において、前記端局は
前記伝送路の健全時に伝送遅延時間を測定する測定手段
と、測定した前記伝送遅延時間を記憶する記憶手段と、
伝送系の障害によりいずれか一方の端局の受信時刻測定
が不可能となった場合には、前記記憶手段の記憶した健
全時の伝送遅延時間および健全の方の端局における受信
時刻に基づいて自局のサンプリングタイミングを制御す
る制御手段とを具備する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の端局間を伝送路で
接続し、各端局において同時サンプリングした情報を収
集、処理するシステムにおけるサンプリング時刻同期方
式に関するものであり、特に電力系統の電流差動リレー
システムのための系統電気量収集に対して有効に利用で
きる。
接続し、各端局において同時サンプリングした情報を収
集、処理するシステムにおけるサンプリング時刻同期方
式に関するものであり、特に電力系統の電流差動リレー
システムのための系統電気量収集に対して有効に利用で
きる。
【0002】
【従来の技術】図3に電流差動リレーシステムを送電線
の保護に使用した場合の1構成例を示す。図3におい
て、1は送電線、2,3はそれぞれ送電線の両端に設け
られ各端子における電流データを収集するリレー端局、
12は端局間を下り方向に接続する伝送路、22は端局間を
上り方向に接続する伝送路を示す。
の保護に使用した場合の1構成例を示す。図3におい
て、1は送電線、2,3はそれぞれ送電線の両端に設け
られ各端子における電流データを収集するリレー端局、
12は端局間を下り方向に接続する伝送路、22は端局間を
上り方向に接続する伝送路を示す。
【0003】リレー端局2および3の電流差動演算で使
用される電流データは、2つの端局において同一時刻に
サンプリングされたものである必要がある。このため、
端局間のサンプリング同期誤差を0とするサンプリング
同期制御が必要となる。
用される電流データは、2つの端局において同一時刻に
サンプリングされたものである必要がある。このため、
端局間のサンプリング同期誤差を0とするサンプリング
同期制御が必要となる。
【0004】以下図4に示す原理図をもとに従来のサン
プリング同期制御方式の動作を説明する。図4において
TX2,TX3はそれぞれ端局2,3が互いに、自端の
サンプリング時刻に同期して相手局に対して送信する伝
送信号である。t2,t3は端局2,3において信号T
X2,TX3の受信時刻を自局のサンプリングタイミン
グを基準に測定した受信時刻である。τdは端局2−3
間の伝送遅延時間、ΔTは端局2−3間のサンプリング
同期誤差を示す。図4から明らかなように、受信時刻t
2,t3と伝送遅延時間τdおよびサンプリング同期誤
差ΔTの間には、下記の関係がある。
プリング同期制御方式の動作を説明する。図4において
TX2,TX3はそれぞれ端局2,3が互いに、自端の
サンプリング時刻に同期して相手局に対して送信する伝
送信号である。t2,t3は端局2,3において信号T
X2,TX3の受信時刻を自局のサンプリングタイミン
グを基準に測定した受信時刻である。τdは端局2−3
間の伝送遅延時間、ΔTは端局2−3間のサンプリング
同期誤差を示す。図4から明らかなように、受信時刻t
2,t3と伝送遅延時間τdおよびサンプリング同期誤
差ΔTの間には、下記の関係がある。
【0005】
【数1】 t2=τd+ΔT (1) t3=τd+ΔT (2) 上の式より、サンプリング同期誤差ΔTは下記の式で計
算できる。
算できる。
【0006】
【数2】ΔT=(t2−t3)/2 (3) 両方あるいは片方の端局は、演算したΔTの値が0にな
るように、内蔵したサンプリング同期発振器の周波数を
調整し、サンプリング同期制御を行う。
るように、内蔵したサンプリング同期発振器の周波数を
調整し、サンプリング同期制御を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した同期方式
において、サンプリング同期誤差ΔTの演算には、端局
2から3および端局3から2の両方の信号の受信時刻が
必要である。従って、伝送路の内の片方または両方に障
害が生じた場合には、サンプリング同期制御ができなく
なり両端のサンプリングタイミングにズレが発生する問
題点があった。
において、サンプリング同期誤差ΔTの演算には、端局
2から3および端局3から2の両方の信号の受信時刻が
必要である。従って、伝送路の内の片方または両方に障
害が生じた場合には、サンプリング同期制御ができなく
なり両端のサンプリングタイミングにズレが発生する問
題点があった。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、2つの伝送路の片方のみが障害の場合においても、
サンプリング同期関係を保持することが可能なサンプリ
ング時刻同期方式を提供することにある。
で、2つの伝送路の片方のみが障害の場合においても、
サンプリング同期関係を保持することが可能なサンプリ
ング時刻同期方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のサンプリング時
刻同期方式を、端局2において適用した1構成例を図1
に示す。図1において、51は伝送路の健全時に伝送遅延
時間を測定する伝送遅延時間の測定手段、52は伝送遅延
時間測定手段51の出力値を記憶する記憶手段、53は2つ
の受信時刻t2およびt3の値からサンプリング同期誤
差を演算する第1の同期誤差演算手段、54は伝送遅延時
間測定手段の出力の記憶値τdと自局の受信時刻t3か
らサンプリング同期誤差を演算する第2のサンプリング
同期誤差演算手段、55は伝送路の状態によりサンプリン
グ同期誤差として、第1の誤差演算手段53の出力か第2
の誤差演算手段54の出力のどちらかを選択する選択手
段、56は伝送路の状態を常時監視し異常検出時に選択手
段54に切換信号を出力する監視手段を示す。
刻同期方式を、端局2において適用した1構成例を図1
に示す。図1において、51は伝送路の健全時に伝送遅延
時間を測定する伝送遅延時間の測定手段、52は伝送遅延
時間測定手段51の出力値を記憶する記憶手段、53は2つ
の受信時刻t2およびt3の値からサンプリング同期誤
差を演算する第1の同期誤差演算手段、54は伝送遅延時
間測定手段の出力の記憶値τdと自局の受信時刻t3か
らサンプリング同期誤差を演算する第2のサンプリング
同期誤差演算手段、55は伝送路の状態によりサンプリン
グ同期誤差として、第1の誤差演算手段53の出力か第2
の誤差演算手段54の出力のどちらかを選択する選択手
段、56は伝送路の状態を常時監視し異常検出時に選択手
段54に切換信号を出力する監視手段を示す。
【0010】また、図1において、時間t3は端局2に
おいて測定した端局3からの伝送信号TX3の到着時
刻、t2は伝送信号TX3内のデータとして送られてく
る端局3における伝送信号TX2の到着時刻である。
おいて測定した端局3からの伝送信号TX3の到着時
刻、t2は伝送信号TX3内のデータとして送られてく
る端局3における伝送信号TX2の到着時刻である。
【0011】
【作用】伝送遅延時間は伝送システムの構成と伝送距離
により決定され、設置後に大幅に変化することはない。
従って、伝送路の健全/不良にかかわらず、伝送遅延時
間は一定の値と仮定することができる。
により決定され、設置後に大幅に変化することはない。
従って、伝送路の健全/不良にかかわらず、伝送遅延時
間は一定の値と仮定することができる。
【0012】伝送遅延時間を一定値と仮定した場合のサ
ンプリング同期誤差の演算方法を下記に示す。端局2に
おいて、
ンプリング同期誤差の演算方法を下記に示す。端局2に
おいて、
【0013】
【数3】ΔT=τd−t3 (4) 端局3において、
【0014】
【数4】ΔT=−(τd−t2) (5) t3およびt2の値はそれぞれの端局2,3において測
定可能な量であるから、どちらか片方の伝送路のみ健全
であれば、サンプリング同期誤差ΔTは演算可能であ
る。演算したサンプリング同期誤差をもとにサンプリン
グ同期制御を行えば、片方の伝送路の障害の場合におい
てもサンプリング同期の制御を継続可能である。
定可能な量であるから、どちらか片方の伝送路のみ健全
であれば、サンプリング同期誤差ΔTは演算可能であ
る。演算したサンプリング同期誤差をもとにサンプリン
グ同期制御を行えば、片方の伝送路の障害の場合におい
てもサンプリング同期の制御を継続可能である。
【0015】図1の本発明の構成図を元に本発明の作用
を説明する。まず、上り下り両方の伝送路が正常なとき
は、伝送遅延時間測定手段51は下式に従って伝送遅延時
間を演算する。
を説明する。まず、上り下り両方の伝送路が正常なとき
は、伝送遅延時間測定手段51は下式に従って伝送遅延時
間を演算する。
【0016】
【数5】 τd=(t2+t3)/2 (6) 計算した伝送遅延時間の値は、記憶手段52に記憶され
る。伝送路正常時において選択手段55は、t2およびt
3の値からサンプリング同期誤差ΔTを演算する第1の
同期誤差演算手段53の計算結果を選択し、サンプリング
同期制御に使用する。
る。伝送路正常時において選択手段55は、t2およびt
3の値からサンプリング同期誤差ΔTを演算する第1の
同期誤差演算手段53の計算結果を選択し、サンプリング
同期制御に使用する。
【0017】次に、端局2から3への伝送路12に障害が
生じ、t2の値が測定できなくなった場合を考える。伝
送路の障害により、端局3では伝送信号TX2の到着時
刻t2が測定できなくなる。これにより、端局2もt2
の値が得られなくなるため、第1の同期誤差演算手段53
からは正しい同期誤差計算結果が得られなくなる。
生じ、t2の値が測定できなくなった場合を考える。伝
送路の障害により、端局3では伝送信号TX2の到着時
刻t2が測定できなくなる。これにより、端局2もt2
の値が得られなくなるため、第1の同期誤差演算手段53
からは正しい同期誤差計算結果が得られなくなる。
【0018】このとき伝送路の障害を監視している監視
手段56は、選択手段55に対してサンプリング同期制御に
使用する同期誤差値として、第2の同期誤差演算手段54
の出力を選択するよう切換信号を出力する。
手段56は、選択手段55に対してサンプリング同期制御に
使用する同期誤差値として、第2の同期誤差演算手段54
の出力を選択するよう切換信号を出力する。
【0019】第2の同期誤差演算手段54は、記憶手段52
に記憶されている遅延時間τdと自局の受信時刻t3か
らサンプリング同期誤差を演算している。従って、t2
の値が得られない場合においても、(4)式に従ってΔ
Tの値を正しく計算可能である。選択手段55は、第2の
同期誤差演算手段の出力を使用することにより、伝送障
害が生じる前と同様のサンプリング同期制御を行うこと
が可能である。
に記憶されている遅延時間τdと自局の受信時刻t3か
らサンプリング同期誤差を演算している。従って、t2
の値が得られない場合においても、(4)式に従ってΔ
Tの値を正しく計算可能である。選択手段55は、第2の
同期誤差演算手段の出力を使用することにより、伝送障
害が生じる前と同様のサンプリング同期制御を行うこと
が可能である。
【0020】
【実施例】図2に、本発明を端局2の位置に置かれた実
際の電流差動保護継電装置に適用した場合の1構成例を
示す。図2において、入力変換手段101 は系統電流を入
力(サンプリング)し、この入力(サンプリング)値を
伝送可能なディジタル量に変換して送信手段102 に出力
する。送信手段102 は自局のデータを伝送信号に変換し
相手端局に送信する。受信手段103 は相手端局からのデ
ータを入力とし、受信信号を演算手段104 で処理可能な
データに復調する。演算手段104 は相手端局からの電流
データおよび自端局の電流データを入力とし、電流差動
保護演算を行う。到着時間測定手段106は受信信号およ
びサンプリング同期信号発振器107 の出力を入力とし相
手からの伝送信号の到着時刻t3を測定する。サンプリ
ング同期発振器107 はサンプリング同期制御手段108 に
より発振周波数を制御され変換手段101 および送信手段
102 に対して一定間隔のパルスを出力する。サンプリン
グ同期制御手段108 は図1に示したサンプリング同期制
御方式全体をひとつの機能として示した手段である。
際の電流差動保護継電装置に適用した場合の1構成例を
示す。図2において、入力変換手段101 は系統電流を入
力(サンプリング)し、この入力(サンプリング)値を
伝送可能なディジタル量に変換して送信手段102 に出力
する。送信手段102 は自局のデータを伝送信号に変換し
相手端局に送信する。受信手段103 は相手端局からのデ
ータを入力とし、受信信号を演算手段104 で処理可能な
データに復調する。演算手段104 は相手端局からの電流
データおよび自端局の電流データを入力とし、電流差動
保護演算を行う。到着時間測定手段106は受信信号およ
びサンプリング同期信号発振器107 の出力を入力とし相
手からの伝送信号の到着時刻t3を測定する。サンプリ
ング同期発振器107 はサンプリング同期制御手段108 に
より発振周波数を制御され変換手段101 および送信手段
102 に対して一定間隔のパルスを出力する。サンプリン
グ同期制御手段108 は図1に示したサンプリング同期制
御方式全体をひとつの機能として示した手段である。
【0021】図2において、受信手段103 の出力するt
2および到着時間測定手段106 の出力するt3は、図1
に示すt2およびt3の同名の入力となる。また図1の
サンプリング同期制御信号ΔTは、サンプリング同期発
振器107 の制御入力に接続され、これを制御する。
2および到着時間測定手段106 の出力するt3は、図1
に示すt2およびt3の同名の入力となる。また図1の
サンプリング同期制御信号ΔTは、サンプリング同期発
振器107 の制御入力に接続され、これを制御する。
【0022】なお、端局3のリレーも図2と同様の構成
を持つが、時間データt2とt3が入れ替わっているこ
とのみ異なる。以下、本発明の一実施例をもとに、その
作用を説明する。
を持つが、時間データt2とt3が入れ替わっているこ
とのみ異なる。以下、本発明の一実施例をもとに、その
作用を説明する。
【0023】まず、常時の図1及び図2に示す端局2の
動作を説明する。常時、端局2は送電線1の電流データ
をサンプリング同期発振器107 の出力する一定周期の信
号に従ってサンプリングし、ディジタル量に変換する。
変換された電流データは、送信手段102 により伝送信号
に変換されTX2として送出される。同時に電流データ
を演算手段104 に入力される。
動作を説明する。常時、端局2は送電線1の電流データ
をサンプリング同期発振器107 の出力する一定周期の信
号に従ってサンプリングし、ディジタル量に変換する。
変換された電流データは、送信手段102 により伝送信号
に変換されTX2として送出される。同時に電流データ
を演算手段104 に入力される。
【0024】端局3からの受信信号TX3は受信手段10
3 に入力し、ディジタル量に復調された後、演算手段10
4 に入力される。演算手段104 は入力変換手段101 およ
び受信手段103 の出力する電流データを入力として電流
差動保護演算を行い、事故を検出した場合に外部にトリ
ップ信号を出力する。
3 に入力し、ディジタル量に復調された後、演算手段10
4 に入力される。演算手段104 は入力変換手段101 およ
び受信手段103 の出力する電流データを入力として電流
差動保護演算を行い、事故を検出した場合に外部にトリ
ップ信号を出力する。
【0025】上記の電流差動保護演算の前提となる、端
局2および3における同時刻サンプリングは、以下の手
順で制御される。到着時間測定手段106 は、相手端局か
らの伝送信号TX3の受信時刻t3を測定し、サンプリ
ング同期制御手段108 に入力する。同時に、受信手段10
3 は、相手端からの受信信号TX3内の時間データt2
を取り出し、同じくサンプリング同期制御手段108 に入
力する。
局2および3における同時刻サンプリングは、以下の手
順で制御される。到着時間測定手段106 は、相手端局か
らの伝送信号TX3の受信時刻t3を測定し、サンプリ
ング同期制御手段108 に入力する。同時に、受信手段10
3 は、相手端からの受信信号TX3内の時間データt2
を取り出し、同じくサンプリング同期制御手段108 に入
力する。
【0026】サンプリング同期制御手段108 では、図1
の構成図に従って処理が行われる。まず、上り下り両方
の伝送路が正常なときは、伝送遅延時間測定手段51は
(6)式に従って伝送遅延時間τdを演算する。
の構成図に従って処理が行われる。まず、上り下り両方
の伝送路が正常なときは、伝送遅延時間測定手段51は
(6)式に従って伝送遅延時間τdを演算する。
【0027】計算した伝送遅延時間の値は、記憶手段52
に記憶される。伝送路正常時において選択手段55は、t
2およびt3の値からサンプリング同期誤差ΔTを演算
する第1の同期誤差演算手段53の計算結果を選択し、こ
れを元にサンプリング同期制御信号を出力する。
に記憶される。伝送路正常時において選択手段55は、t
2およびt3の値からサンプリング同期誤差ΔTを演算
する第1の同期誤差演算手段53の計算結果を選択し、こ
れを元にサンプリング同期制御信号を出力する。
【0028】サンプリング同期制御手段108 から出力さ
れたサンプリング同期制御信号は、サンプリング同期発
振器107 に入力し、ΔTの値が0になるように発振周波
数が制御される。
れたサンプリング同期制御信号は、サンプリング同期発
振器107 に入力し、ΔTの値が0になるように発振周波
数が制御される。
【0029】次に、端局2から3への伝送路に障害が生
じ、t2の値が測定できなくなった場合を考える。伝送
路の障害により、端局3では伝送信号TX2の到着時刻
t2が測定できなくなる。これにより、端局2において
も、受信信号から復調する時間データt2が得られなく
なる。
じ、t2の値が測定できなくなった場合を考える。伝送
路の障害により、端局3では伝送信号TX2の到着時刻
t2が測定できなくなる。これにより、端局2において
も、受信信号から復調する時間データt2が得られなく
なる。
【0030】このため、図1における第1の同期誤差演
算手段53からは正しい同期誤差計算結果が得られなくな
る。このとき伝送路の障害を監視している監視手段56
は、選択手段55に対して、サンプリング同期制御に使用
する同期誤差値として、第2の同期誤差演算手段54の出
力を選択するよう切換信号を出力する。
算手段53からは正しい同期誤差計算結果が得られなくな
る。このとき伝送路の障害を監視している監視手段56
は、選択手段55に対して、サンプリング同期制御に使用
する同期誤差値として、第2の同期誤差演算手段54の出
力を選択するよう切換信号を出力する。
【0031】第2の同期誤差演算手段54は、記憶手段52
に記憶されている遅延時間τdと自局の受信時刻t3か
らサンプリング同期誤差を演算している。従って、t2
の値が得られない場合においても、(4)式に従ってΔ
Tの値を正しく計算可能である。選択手段55は、第2の
同期誤差演算手段の出力を選択し、これをもとに研鑽し
たサンプリング同期制御信号を出力する。これにより、
伝送障害が生じる前と同様のサンプリング同期制御をサ
ンプリング同期制御発振器107 に対して行うことが可能
である。
に記憶されている遅延時間τdと自局の受信時刻t3か
らサンプリング同期誤差を演算している。従って、t2
の値が得られない場合においても、(4)式に従ってΔ
Tの値を正しく計算可能である。選択手段55は、第2の
同期誤差演算手段の出力を選択し、これをもとに研鑽し
たサンプリング同期制御信号を出力する。これにより、
伝送障害が生じる前と同様のサンプリング同期制御をサ
ンプリング同期制御発振器107 に対して行うことが可能
である。
【0032】以上述べたように図1で述べた本発明の実
施例によれば、端局間を結ぶ伝送信号の片方に障害が発
生した場合においても、各端局のサンプリング同期を保
つことが可能である。
施例によれば、端局間を結ぶ伝送信号の片方に障害が発
生した場合においても、各端局のサンプリング同期を保
つことが可能である。
【0033】他の実施例について以下説明する。 (1)図1および図2において説明した本発明の実施例
では、常時両方の端局でサンプリング同期制御を行うこ
とを前提に説明したが本発明はこれに限ることはない。
2つの端局をサンプリング同期制御の主端と従端に指定
する制御方式においても本方式は適用可能である。主端
/従端指定方式に本発明を適用するには、受信した伝送
信号に障害を検出した端局が自端のサンプリング同期制
御を停止して主端になり、相手端を従端に切り替える必
要がある。相手端の切り替えは、相手端に送出する伝送
信号内の切換指令フラグを使用することにより容易に行
うことができる。 (2)図1および図2において説明した本発明の実施例
では、伝送遅延時間τdを記憶するものとして説明した
が、本発明はこれに限ることはない。健全時の伝送遅延
時間を直接記憶する方法の他に、伝送距離などより予め
計算した伝送遅延時間τdとして記憶しても、全く同様
の制御が可能である。 (3)本実施例ではt2,t3を伝送しているが、サン
プリング同期をTとした場で、T−t2,T−t3を伝
送しても良い。
では、常時両方の端局でサンプリング同期制御を行うこ
とを前提に説明したが本発明はこれに限ることはない。
2つの端局をサンプリング同期制御の主端と従端に指定
する制御方式においても本方式は適用可能である。主端
/従端指定方式に本発明を適用するには、受信した伝送
信号に障害を検出した端局が自端のサンプリング同期制
御を停止して主端になり、相手端を従端に切り替える必
要がある。相手端の切り替えは、相手端に送出する伝送
信号内の切換指令フラグを使用することにより容易に行
うことができる。 (2)図1および図2において説明した本発明の実施例
では、伝送遅延時間τdを記憶するものとして説明した
が、本発明はこれに限ることはない。健全時の伝送遅延
時間を直接記憶する方法の他に、伝送距離などより予め
計算した伝送遅延時間τdとして記憶しても、全く同様
の制御が可能である。 (3)本実施例ではt2,t3を伝送しているが、サン
プリング同期をTとした場で、T−t2,T−t3を伝
送しても良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、伝
送路の障害時においてもサンプリング同期を確保するこ
とができ、伝送路障害に対して安定なサンプリング同期
制御手段を提供することが可能である。
送路の障害時においてもサンプリング同期を確保するこ
とができ、伝送路障害に対して安定なサンプリング同期
制御手段を提供することが可能である。
【図1】本発明のサンプリング時刻同期方式の構成図
【図2】本発明の1実施例を示す電流差動保護継電装置
の構成図
の構成図
【図3】電流差動継電装置の設置構成図
【図4】サンプリング同期の動作原理を表すタイミング
図
図
1…送電線 2,3…端局(電流差動保護継電装置) 12,22…伝送路 51…伝送遅延時間測定手段 52…記憶手段 53…第1の同期誤差演算手段 54…第2の同期誤差演算手段 55…選択手段 56…監視手段 101 …入力変換手段 102 …送信手段 103 …受信手段 104 …演算手段 106 …到着時間測定手段 107 …サンプリング同期発振器 108 …サンプリング同期制御手段
Claims (3)
- 【請求項1】 2つの端局間を双方向の伝送路で接続
し、2つの端局における相手局からの信号の信号受信時
刻をもとに2局間のサンプリング時刻の同期制御を行う
サンプリング時刻同期方式において、 前記端局は前記伝送路の健全時に伝送遅延時間あるいは
それに準じた量を測定する測定手段と、測定した前記伝
送遅延時間またはそれに準じた量を記憶する記憶手段
と、伝送系の障害によりいずれか一方の端局の受信時刻
測定が不可能となった場合には、前記記憶手段の記憶し
た健全時の伝送遅延時間および健全の方の端局における
受信時刻に基づいて自局のサンプリングタイミングを制
御する制御手段とを具備することを特徴としたサンプリ
ング時刻同期方式。 - 【請求項2】 請求項1記載のサンプリング時刻同期方
式において、受信信号に障害を検出した局は自局の同期
発振器を自走させ、受信信号に障害を検出していない局
が前記制御手段の制御を行うことを特徴としたサンプリ
ング時刻同期方式。 - 【請求項3】 請求項1において、前記測定手段および
前記記憶手段に代え、前記伝送路の伝送距離に応じ予め
決まる伝送遅延時間を記憶する第2の記憶手段を備える
ことを特徴とするサンプリング時刻同期方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5179496A JPH0739064A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | サンプリング時刻同期方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5179496A JPH0739064A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | サンプリング時刻同期方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739064A true JPH0739064A (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=16066843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5179496A Pending JPH0739064A (ja) | 1993-07-21 | 1993-07-21 | サンプリング時刻同期方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739064A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017189074A (ja) * | 2016-04-08 | 2017-10-12 | 株式会社日立製作所 | ディジタル保護継電装置及びディジタル保護継電システム |
-
1993
- 1993-07-21 JP JP5179496A patent/JPH0739064A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017189074A (ja) * | 2016-04-08 | 2017-10-12 | 株式会社日立製作所 | ディジタル保護継電装置及びディジタル保護継電システム |
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