JPH0739231B2 - 転写シ−ト - Google Patents

転写シ−ト

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JPH0739231B2
JPH0739231B2 JP62082612A JP8261287A JPH0739231B2 JP H0739231 B2 JPH0739231 B2 JP H0739231B2 JP 62082612 A JP62082612 A JP 62082612A JP 8261287 A JP8261287 A JP 8261287A JP H0739231 B2 JPH0739231 B2 JP H0739231B2
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JP
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resin
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transfer sheet
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公一 白井
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は製品表面に例えば木目模様等の絵柄を転写法に
より形成する際等に用いられる転写シートに関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
製品表面に例えば木目模様等を転写法により形成するた
めに転写シートが用いられており、この種転写シートと
して、従来より木目模様等の絵柄層を有する転写層と、
転写層を製品に転写後に剥離される基材と、必要により
基材と転写層との間に設けられた剥離層とから構成され
たものが知られている。
しかしながら上記従来の転写シートにおける転写層と基
材との剥離性は、基材の材質と転写層の材質とによって
決まり、両者の組合わせによって剥離性が軽くなりすぎ
ると転写時にバリが発生し易くなり、また剥離性が重く
なりすぎると基材を剥離し難くなるという問題があり、
転写シートにおける基材と転写層との剥離性をいかにコ
ントロールするかが課題となっている。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は上記の点に鑑み鋭意研究した結果、転写層と
基材との間に、アクリル系樹脂とメラミン系樹脂とを特
定の割合で配合してなる樹脂よりなる剥離性調整層を設
け、アクリル系樹脂とメラミン系樹脂との配合を変える
ことにより剥離性を適宜調節できることを見出し本発明
を完成するに至った。
即ち本発明は、プラスチックフィルムよりなる基材と、
電離放射線硬化型樹脂よりなる表面保護層を有する転写
層と、該基材と転写層における表面保護層との間に設け
られ、アクリル系樹脂10〜90重量部とメラミン系樹脂90
〜10重量部との混合樹脂よりなり、基材と転写層におけ
る表面保護層の材質に応じて上記アクリル系樹脂とメラ
ミン系樹脂との混合割合を調節し、基材と転写層との剥
離性を調整するように構成した剥離性調整層とからなる
ことを特徴とする転写シートを要旨とするものである。
〔実 施 例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第1図は本発明の転写シートの一実施態様を示し、1は
基材、2は転写層で、転写層2は絵柄層3と、接着剤層
4と、被転写製品に転写された後の絵柄層3を保護する
ために設けられた表面保護層5とを有し、表面保護層5
は絵柄層3との接着性向上のためのプライマー層6を介
して絵柄層3に積層されている。基材1と転写層2との
間には、転写層2の基材1からの剥離性を調節するため
に剥離性調整層7が設けられている。
上記基材1としてはポリエチレンテレフタレート等のポ
リエステル、コロナ処理等の表面活性化処理を施したポ
リオレフィン、例えばポリエチレン、ポリプロピレン等
からなる厚さ10〜100程度のフィルムが用いられるが、
なかでもポリエステルフィルムが好ましく、通常12〜10
0μ、特に好ましくは25〜75μのポリエチレンテレフタ
レートフィルムが用いられる。
絵柄層3には任意の着色、模様、文字等が施される。絵
柄層3はグラビア印刷、シルクスクリーン印刷等の印刷
法によって形成することができ、印刷用インキとしては
通常の印刷インキが用いられるが、特にアクリル系イン
キが好ましい。
接着剤層4は被転写製品と絵柄層3との接着性を向上さ
せるために必要によって設けるもので、接着剤層4を構
成する接着剤としてはアクリル系接着剤、塩化ビニル/
酢酸ビニル共重合体系接着剤、ポリスチレン系接着剤、
エチレン/酢酸ビニル共重合体系接着剤、ゴム系接着剤
等の接着剤が挙げられるが、アクリル系接着剤が好まし
い。
表面保護層5は電子線硬化型樹脂、紫外線硬化型樹脂等
の電離放射線硬化型樹脂にて構成される。電子線硬化型
樹脂としてはエチレン性不飽和結合を有するプレポリマ
ーが挙げられ、例えば不飽和ポリエステル、ポリエステ
ルアクリレート、エポキシアクリレート、ウレタンアク
リレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオールアク
リレート、メラミンアクリレート等のアクリレート類;
ポリエステルメタクリレート、エポキシメタクリレー
ト、ウレタンメタクリレート、ポリエーテルメタクリレ
ート、ポリオールメタクリレート、メラミンメタクリレ
ート等のメタクリレート類等の一種または二種以上の混
合物が挙げられる。またこれらのプレポリマーに、粘度
を調節するとともに硬化膜の物性をも調節する役割を果
たす反応性希釈剤を添加したものも用いることができ
る。反応性希釈剤としてはエチレン性不飽和結合を有す
る化合物あるいはチオール類で、例えばスチレン、α−
メチルスチレン等のスチレン系モノマー;アクリル酸メ
チル、アクリル酸−2−エチルヘキシル、アクリル酸メ
トキシエチル、アクリル酸ブトキシエチル、アクリル酸
ブチル、アクリル酸メトキシブチル、アクリル酸フェニ
ル等のアクリル酸エステル類;メタクリル酸メチル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリル
酸メトキシエチル、メタクリル酸エトキシメチル、メタ
クリル酸フェニル、メタクリル酸ラウリル等のメタクリ
ル酸エステル類;アクリルアミド、メタクリルアミド等
の不飽和カルボン酸アミド;アクリル酸−2−(N,N−
ジメチルアミノ)エチル、アクリル酸−2−(N,N−ジ
ベンジルアミノ)エチル、メタクリル酸(N,N−ジメチ
ルアミノ)メチル、アクリル酸−2−(N,N−ジメチル
アミノ)プロピル等の不飽和酸の置換アミノアルコール
エステル類;エチレングリコールジアクリレート、プロ
ピレングリコールジアクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリ
レート、ジエチレングリコールジアクリレート、トリエ
チレングリコールジアクリレート、ジプロピレングリコ
ールジアクリレート、エチレングリコールジメタクリレ
ート、プロピレングリコールジメタクリレート、ジエチ
レングリコールジメタクリレート等の多官能性化合物;
トリメチロールプロパントリチオグリコレート、トリメ
チロールプロパントリチオプロピオネート、ペンタエリ
スリトールテトラチオグリコレート等の多官能性チオー
ル類等であり、これらは必要に応じて一種又は二種以上
混合して用いることができる。
紫外線硬化型樹脂としては上記電子線硬化型樹脂にベン
ゾインエーテル類、ハロゲン化アセトフェノン類、ベン
ゾフェノン類、ジアセチル類等の紫外線照射によってラ
ジカルを発生する光開始剤を添加したものが用いられ
る。
プライマー層6は絵柄層3、表面保護層5の材質に応じ
て絵柄層3と表面保護層5との接着性を向上し得る材質
のものを選択して用い、プライマー層6に用いられるプ
ライマーとしては例えばアクリル系樹脂プライマー、塩
化ビニル/酢酸ビニル共重合体樹脂系プライマー、ポリ
スチレン系樹脂プライマー、ゴム系プライマー等が挙げ
られるが、アクリル系インキにより構成された絵柄層3
と電離放射線硬化型樹脂よりなる表面保護層5との接着
性を向上させる場合、プライマー層6にはアクリル系プ
ライマーを用いることが好ましい。
基材1と転写層2との剥離性を調節するための剥離性調
整層7は、アクリル系樹脂とメラミン系樹脂との混合樹
脂よりなる。剥離性調整層7におけるアクリル系樹脂と
メラミン系樹脂との配合割合は、アクリル系樹脂10〜90
重量部、メラミン系樹脂90〜10重量部であり、アクリル
系樹脂の量が多くなると剥離性が重くなり、メラミン系
樹脂の量が多くなると剥離性が軽くなり、基材1と転写
層2の材質(上記実施例においては表面保護層5の材
質)に応じてアクリル系樹脂とメラミン系樹脂との混合
割合を調節することにより転写層2の剥離性の程度を調
節することができる。上記アクリル系樹脂としては官能
性モノマーを共重合したアクリル系樹脂が挙げられ、例
えば三菱レーヨン製のダイヤナールHR606、東レ製のコ
ータックスSA107〜302、大日本インキ製のアクリデック
A405〜409等の製品が用いられる。またメラミン系樹脂
としてはブタノール変性またはメタノール変性したメラ
ミン系樹脂が挙げられ、例えばブチル化メラミン樹脂と
して三井東圧製のユーバン20SB、日立化成製のメラン24
等、メチル化メラミン樹脂として三井東圧製のサイメル
325、DIC製のL−105−60等が挙げられる。
上記転写シートは基材1に剥離製調整層7、表面保護層
5、プライマー層6、絵柄層3、接着剤層4を順次積層
していくことによって製造することができ、剥離製調整
層7、表面保護層5、プライマー層6、接着剤層4の形
成方法としてはロールコート、グラビアコート等のコー
ティング法が採用される。また表面保護層5を電離放射
線硬化型樹脂により構成する場合、プライマー層6まで
塗布した後に電子線、紫外線等を照射して電離放射線硬
化型樹脂を硬化せしめると作業性が向上し好ましい。
本発明転写シートによる転写方法としては被転写製品表
面に重ね合わせて加熱、加圧して転写層を被転写製品表
面に転写する方法や、射出成形型内に予め敷設した後に
射出形成し、しかる後に基材を剥離して転写層の転写さ
れた射出形成品を得る等の方法を採用することができ
る。
以下具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
る。
実施例1 厚さ38μのポリエチレンテレフタレートフィルム(ダイ
アホイール製:Gタイプ)を基材とし、この片面にアクリ
ル樹脂とメラミン樹脂を2:1の割合で含有する混合樹脂
(大二精化製:EX114D)をグラビアコーターにて0.5μの
厚さに塗布し、この上にポリエステルアクリレート系の
電子線硬化型樹脂をロールコーターにて3μの厚さに塗
布し、更にこの上にアクリル樹脂系のプライマー(三菱
レイヨン(株)製:MHOの溶剤溶液)をグラビアコーター
にて厚さ1μに塗布した後、照射線量5Mradの電子線を1
0m/min.の速度で照射して電子線硬化型樹脂を硬化せし
めた。しかる後、プライマー層の上からアクリル系イン
キ(昭和インク製:GG)を用いてグラビア印刷を行い絵
柄層を形成し、更に絵柄層の上に接着剤層形成用アクリ
ル系インキ(昭和インク製:HS32)をグラビアコーター
にて2μの厚さに塗布し接着層を形成し転写シートとし
た。この転写シートを射出形成金型内に敷設してアクリ
ル系樹脂を射出形成した後、基材を剥離したところ良好
な剥離性が得られ、基材の剥離が容易であったととも
に、バリの発明も認められなかった。また剥離性調整層
形成用にメラミン成分が多い(アクリル系樹脂:メラミ
ン系樹脂=1:5)樹脂(大日精化製:EX114J)を用いたと
ころ更に剥離性が軽くなった。
比較例1 剥離性調整層を設けなかった他は実施例1と同様の構成
を有する転写シートを用い、実施例1と同様の形成を行
った後、基材を剥離したことろ、成形品の局面部分にお
いて電子線硬化型樹脂と基材とが一体化し基材の剥離が
きわめて困難であった。
比較例2 剥理性調整層をアクリル系樹脂:メラミン系樹脂=0.5:
9.5である樹脂より構成した他は実施例1と同様の構成
を有する転写シートを用い、実施例1と同様の形成を行
った後、基材を剥離したところ、剥離性は軽く容易に基
材を剥離できたが成形品のパーティング部において著し
いバリの発生が認められた。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の転写シートは転写層におけ
る表面保護層と基材との間にアクリル系樹脂10〜90重量
部とメラミン系樹脂90〜10重量部の割合よりなる混合樹
脂よりなる剥離性調整層を設け、アクリル系樹脂とメラ
ミン系樹脂との混合割合を調節することによって基材と
転写層における表面保護層との材質に応じて基材と転写
層との剥離性を適宜調整することができ、基材の剥離不
良や剥離性が軽すぎることに起因するバリの発生を防止
することができる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は本発明転写シー
トの一実施態様を示す縦断面図である。 1……基材、2……転写層 7……剥離性調整層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチックフィルムよりなる基材と、電
    離放射線硬化型樹脂よりなる表面保護層を有する転写層
    と、該基材と転写層における表面保護層との間に設けら
    れ、アクリル系樹脂10〜90重量部とメラミン系樹脂90〜
    10重量部との混合樹脂よりなり、基材と転写層における
    表面保護層の材質に応じて上記アクリル系樹脂とメラミ
    ン系樹脂との混合割合を調節し、基材と転写層との剥離
    性を調整するように構成した剥離性調整層とからなるこ
    とを特徴とする転写シート。
  2. 【請求項2】転写層が接着層と、模様層と、転写後の模
    様層の保護を行う表面保護層とからなる特許請求の範囲
    第1項記載の転写シート。
  3. 【請求項3】電離放射線硬化型樹脂が電子線硬化型樹脂
    である特許請求の範囲第1項記載の転写シート。
  4. 【請求項4】電離放射線硬化型樹脂が紫外線硬化型樹脂
    である特許請求の範囲第1項記載の転写シート。
  5. 【請求項5】基材がポリエステル樹脂よりなる特許請求
    の範囲第1項〜第4項のいずれかに記載の転写シート。
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