JPH0739374A - 新規なt−PA改変体 - Google Patents
新規なt−PA改変体Info
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- JPH0739374A JPH0739374A JP5207308A JP20730893A JPH0739374A JP H0739374 A JPH0739374 A JP H0739374A JP 5207308 A JP5207308 A JP 5207308A JP 20730893 A JP20730893 A JP 20730893A JP H0739374 A JPH0739374 A JP H0739374A
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- JP
- Japan
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- amino acid
- sequence
- acid sequence
- natural
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- Prior art date
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- Pending
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- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Enzymes And Modification Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】t−PAのアミノ酸配列中、天然型のt−PA
のアミノ酸配列の276位から306位に相当するアミ
ノ酸配列の少なくとも一部が対応関係を有するUKのア
ミノ酸配列に置換されており、さらにその置換領域に含
まれる塩基性アミノ酸の少なくとも一つが非塩基性アミ
ノ酸に置換されていることを特徴とするt−PA改変
体、該改変体をコードしているDNAを発現させ得る組
み換え発現ベクター、該ベクターで形質転換された原核
性生物細胞または真核性生物細胞、並びに該改変体を有
効成分として含有する血栓症治療剤。 【効果】本発明のt−PA改変体は、フィブリン特異性
が上昇しているので、全身性の出血傾向というt−PA
の副作用を減じた血栓症治療剤としての利用が期待され
る。
のアミノ酸配列の276位から306位に相当するアミ
ノ酸配列の少なくとも一部が対応関係を有するUKのア
ミノ酸配列に置換されており、さらにその置換領域に含
まれる塩基性アミノ酸の少なくとも一つが非塩基性アミ
ノ酸に置換されていることを特徴とするt−PA改変
体、該改変体をコードしているDNAを発現させ得る組
み換え発現ベクター、該ベクターで形質転換された原核
性生物細胞または真核性生物細胞、並びに該改変体を有
効成分として含有する血栓症治療剤。 【効果】本発明のt−PA改変体は、フィブリン特異性
が上昇しているので、全身性の出血傾向というt−PA
の副作用を減じた血栓症治療剤としての利用が期待され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な組織プラスミノ
ーゲン活性化因子(以下、t−PAと略す)の改変体に
関する。更に詳しくは、t−PAのアミノ酸配列中、天
然型のt−PAの276位から306位までに相当する
アミノ酸配列の少なくとも一部が尿プラスミノーゲン活
性化因子(以下、UKと略す)の対応するアミノ酸配列
に置換されており、さらにその置換領域中に含まれる塩
基性アミノ酸の少なくとも一つが非塩基性アミノ酸に置
換されていることにより、フィブリン特異性が向上した
新規なt−PA改変体に関するものである。
ーゲン活性化因子(以下、t−PAと略す)の改変体に
関する。更に詳しくは、t−PAのアミノ酸配列中、天
然型のt−PAの276位から306位までに相当する
アミノ酸配列の少なくとも一部が尿プラスミノーゲン活
性化因子(以下、UKと略す)の対応するアミノ酸配列
に置換されており、さらにその置換領域中に含まれる塩
基性アミノ酸の少なくとも一つが非塩基性アミノ酸に置
換されていることにより、フィブリン特異性が向上した
新規なt−PA改変体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】天然型のt−PAは、血漿中に存在する
不活性型酵素前駆体であるプラスミノーゲンを加水分解
することによって活性型酵素であるプラスミンに変換す
る。プラスミンは、血管内に種々の原因によって生じた
フィブリン塊(血栓)を分解する(文献a)。UKやス
トレプトキナーゼなどの既存の血栓溶解剤がフィブリン
特異性を全く有していないのに対し、t−PAは比較的
高いフィブリン特異性を有している。このためフィブリ
ン、ひいては血栓を特異的に溶解する性質を有し、そし
て出血等の副作用の少ない血栓溶解剤として注目されて
きた。しかしながら、実際t−PAを臨床に用いた場
合、閉塞冠動脈の再開通には予想されていたよりも遙か
に多量の投与量が必要であることが明らかとなった(文
献b)。大量投与の結果、t−PAはフィブリン特異的
であるとはいえ若干は血液中のフィブリノーゲンをも分
解してしまうため、結局全身性の出血傾向が生じてしま
うという副作用が無視できない問題となっている。
不活性型酵素前駆体であるプラスミノーゲンを加水分解
することによって活性型酵素であるプラスミンに変換す
る。プラスミンは、血管内に種々の原因によって生じた
フィブリン塊(血栓)を分解する(文献a)。UKやス
トレプトキナーゼなどの既存の血栓溶解剤がフィブリン
特異性を全く有していないのに対し、t−PAは比較的
高いフィブリン特異性を有している。このためフィブリ
ン、ひいては血栓を特異的に溶解する性質を有し、そし
て出血等の副作用の少ない血栓溶解剤として注目されて
きた。しかしながら、実際t−PAを臨床に用いた場
合、閉塞冠動脈の再開通には予想されていたよりも遙か
に多量の投与量が必要であることが明らかとなった(文
献b)。大量投与の結果、t−PAはフィブリン特異的
であるとはいえ若干は血液中のフィブリノーゲンをも分
解してしまうため、結局全身性の出血傾向が生じてしま
うという副作用が無視できない問題となっている。
【0003】この様な観点から、より高い血栓特異性の
付与を目的としたt−PA改変体の作製も行われ、多数
の報告(文献c,d)がなされているが、未だ目的を充
分に達成したものは数少ない。成功例としては文献eに
おいて、天然型のt−PAの296位から299位まで
の4個のアミノ酸をすべてアラニンに置換することによ
り血栓特異性が向上したt−PA改変体を作製している
が、その効果はフィブリン特異性がせいぜい4.4倍、
血漿塊特異性が3倍程度である。
付与を目的としたt−PA改変体の作製も行われ、多数
の報告(文献c,d)がなされているが、未だ目的を充
分に達成したものは数少ない。成功例としては文献eに
おいて、天然型のt−PAの296位から299位まで
の4個のアミノ酸をすべてアラニンに置換することによ
り血栓特異性が向上したt−PA改変体を作製している
が、その効果はフィブリン特異性がせいぜい4.4倍、
血漿塊特異性が3倍程度である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、天然型のt
−PAと比較してフィブリン特異性が向上した新規なt
−PA改変体を提供することを目的とする。さらに詳し
くは、フィブリノーゲン存在下ではプラスミノーゲン活
性化活性が非常に低いが、フィブリン存在下では天然型
のt−PAに近いあるいは同等のプラスミノーゲン活性
化活性を発現し、それゆえフィブリン特異性が向上した
新規なt−PA改変体を提供するものである。本発明の
t−PA改変体はフィブリン特異性が向上しているの
で、血液中を循環している時はプラスミノーゲンの活性
化およびそれに引き続くフィブリノーゲンの分解を引き
起こし難く、フィブリンの存在する血栓局所に到達して
初めて天然型のt−PAに近いあるいは同等のプラスミ
ノーゲン活性化活性を発現して血栓を溶解するので、天
然型のt−PAと同等の投与量で使用しても全身性の出
血傾向という副作用を生じ難いことが期待される。
−PAと比較してフィブリン特異性が向上した新規なt
−PA改変体を提供することを目的とする。さらに詳し
くは、フィブリノーゲン存在下ではプラスミノーゲン活
性化活性が非常に低いが、フィブリン存在下では天然型
のt−PAに近いあるいは同等のプラスミノーゲン活性
化活性を発現し、それゆえフィブリン特異性が向上した
新規なt−PA改変体を提供するものである。本発明の
t−PA改変体はフィブリン特異性が向上しているの
で、血液中を循環している時はプラスミノーゲンの活性
化およびそれに引き続くフィブリノーゲンの分解を引き
起こし難く、フィブリンの存在する血栓局所に到達して
初めて天然型のt−PAに近いあるいは同等のプラスミ
ノーゲン活性化活性を発現して血栓を溶解するので、天
然型のt−PAと同等の投与量で使用しても全身性の出
血傾向という副作用を生じ難いことが期待される。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは最近、t−
PAのアミノ酸配列中、天然型のt−PAの276位か
ら306位までに相当するアミノ酸配列の少なくとも一
部がUKの対応アミノ酸配列に置換されたt−PA改変
体が、優れたフィブリン特異性を示すことを見いだして
いる(PCT/JP92/00415号明細書)。さら
に研究を継続した結果、上記のような置換変異を有し、
さらにその置換領域中に含まれる塩基性アミノ酸の少な
くとも一つを非塩基性アミノ酸に置換することにより、
フィブリン特異性がより向上した新規なt−PA改変体
が得られることを見いだした。
PAのアミノ酸配列中、天然型のt−PAの276位か
ら306位までに相当するアミノ酸配列の少なくとも一
部がUKの対応アミノ酸配列に置換されたt−PA改変
体が、優れたフィブリン特異性を示すことを見いだして
いる(PCT/JP92/00415号明細書)。さら
に研究を継続した結果、上記のような置換変異を有し、
さらにその置換領域中に含まれる塩基性アミノ酸の少な
くとも一つを非塩基性アミノ酸に置換することにより、
フィブリン特異性がより向上した新規なt−PA改変体
が得られることを見いだした。
【0006】すなわち、本発明の要旨は、(1)t−P
Aのアミノ酸配列中、天然型のt−PAのアミノ酸配列
の276位から306位までに相当するアミノ酸配列の
少なくとも一部が下記に示すような対応関係を有するU
Kのアミノ酸配列に置換されており、さらにその置換領
域に含まれる塩基性アミノ酸の少なくとも一つが非塩基
性アミノ酸に置換されていることを特徴とするt−PA
改変体、
Aのアミノ酸配列中、天然型のt−PAのアミノ酸配列
の276位から306位までに相当するアミノ酸配列の
少なくとも一部が下記に示すような対応関係を有するU
Kのアミノ酸配列に置換されており、さらにその置換領
域に含まれる塩基性アミノ酸の少なくとも一つが非塩基
性アミノ酸に置換されていることを特徴とするt−PA
改変体、
【0007】
【化2】
【0008】(2)形質転換された原核性生物細胞また
は真核性生物細胞において、前記(1)記載のt−PA
改変体をコードしているDNAを発現させ得る組換え発
現ベクター、(3)前記(2)記載の組換え発現ベクタ
ーで形質転換された原核性生物細胞または真核性生物細
胞、並びに(4)前記(1)記載のt−PA改変体を有
効成分として含有することを特徴とする血栓症治療剤に
関する。
は真核性生物細胞において、前記(1)記載のt−PA
改変体をコードしているDNAを発現させ得る組換え発
現ベクター、(3)前記(2)記載の組換え発現ベクタ
ーで形質転換された原核性生物細胞または真核性生物細
胞、並びに(4)前記(1)記載のt−PA改変体を有
効成分として含有することを特徴とする血栓症治療剤に
関する。
【0009】本発明において、天然型のt−PAのアミ
ノ酸配列とは、Pennicaらにより既に報告された
527個のアミノ酸からなる配列をいう(文献f)。ま
た、UKのアミノ酸配列とはHolmesらにより既に
報告された411個のアミノ酸からなる配列をいう(文
献j)。
ノ酸配列とは、Pennicaらにより既に報告された
527個のアミノ酸からなる配列をいう(文献f)。ま
た、UKのアミノ酸配列とはHolmesらにより既に
報告された411個のアミノ酸からなる配列をいう(文
献j)。
【0010】本発明のt−PA改変体は、天然型のt−
PAのアミノ酸配列の276位から306位に相当する
アミノ酸配列の少なくとも一部が、下記の対応関係を有
するUKのアミノ酸配列に置換されている。ここに言う
天然型のt−PAの276位は一本鎖から二本鎖への開
裂部位の直後の位置にあって、これに対応するUKのア
ミノ酸配列領域は、UKの一本鎖前駆体であるプロUK
の二本鎖型(すなわちUK)への開裂部位直後のアミノ
酸残基である159位を指し、以下順次上段のt−PA
のアミノ酸配列が下段のUKのアミノ酸配列に対応する
関係を指す。また、本発明でいう対応関係を有するUK
におけるアミノ酸配列は、天然型のt−PAの置換領域
におけるアミノ酸配列よりアミノ酸が1個少なく、天然
型のt−PAの295位に対応するUKのアミノ酸(上
記の配列表示における−で示される部分)は、UKのア
ミノ酸配列への置換においてアミノ酸が欠失した状態で
対応するものとする。従って、本発明において天然型の
t−PAの276位から306位に対応するUKのアミ
ノ酸配列とは、UKの159位から188位のアミノ酸
配列を指す。本明細書において、このような天然型のt
−PAの276位から306位までの間のアミノ酸置換
の領域について、「置換領域」あるいは「UKへの置換
領域」と称する場合がある。
PAのアミノ酸配列の276位から306位に相当する
アミノ酸配列の少なくとも一部が、下記の対応関係を有
するUKのアミノ酸配列に置換されている。ここに言う
天然型のt−PAの276位は一本鎖から二本鎖への開
裂部位の直後の位置にあって、これに対応するUKのア
ミノ酸配列領域は、UKの一本鎖前駆体であるプロUK
の二本鎖型(すなわちUK)への開裂部位直後のアミノ
酸残基である159位を指し、以下順次上段のt−PA
のアミノ酸配列が下段のUKのアミノ酸配列に対応する
関係を指す。また、本発明でいう対応関係を有するUK
におけるアミノ酸配列は、天然型のt−PAの置換領域
におけるアミノ酸配列よりアミノ酸が1個少なく、天然
型のt−PAの295位に対応するUKのアミノ酸(上
記の配列表示における−で示される部分)は、UKのア
ミノ酸配列への置換においてアミノ酸が欠失した状態で
対応するものとする。従って、本発明において天然型の
t−PAの276位から306位に対応するUKのアミ
ノ酸配列とは、UKの159位から188位のアミノ酸
配列を指す。本明細書において、このような天然型のt
−PAの276位から306位までの間のアミノ酸置換
の領域について、「置換領域」あるいは「UKへの置換
領域」と称する場合がある。
【0011】
【化3】
【0012】本発明のt−PA改変体は、置換領域に含
まれる塩基性アミノ酸の少なくとも一つが非塩基性アミ
ノ酸に置換されていることを特徴とするが、本発明にお
いて塩基性アミノ酸とは、具体的にリジン、アルギニ
ン、ヒスチジンを指す。中でも塩基性アミノ酸としてア
ルギニン(UKの178位、179位及び181位)の
全部又は一部を非塩基性アミノ酸に置換させるのが好ま
しい。ここで、非塩基性アミノ酸とはリジン、アルギニ
ン、ヒスチジン以外のアミノ酸を指し、特に限定されな
いが、好ましくはグルタミン酸等の酸性アミノ酸であ
る。
まれる塩基性アミノ酸の少なくとも一つが非塩基性アミ
ノ酸に置換されていることを特徴とするが、本発明にお
いて塩基性アミノ酸とは、具体的にリジン、アルギニ
ン、ヒスチジンを指す。中でも塩基性アミノ酸としてア
ルギニン(UKの178位、179位及び181位)の
全部又は一部を非塩基性アミノ酸に置換させるのが好ま
しい。ここで、非塩基性アミノ酸とはリジン、アルギニ
ン、ヒスチジン以外のアミノ酸を指し、特に限定されな
いが、好ましくはグルタミン酸等の酸性アミノ酸であ
る。
【0013】本発明のt−PA改変体として、置換領域
中のアルギニンが置換されるものを例示すると、例え
ば、次のようなものが好適である。 t−PAのアミノ酸配列の276位から306位のア
ミノ酸配列がこれに対応するUKの159位から188
位のアミノ酸配列に置換されていると共に、さらにその
置換領域中、天然型のt−PAの296位、297位及
び299位にそれぞれ相当するUKのアミノ酸配列であ
る178位、179位及び181位のアルギニンをグル
タミン酸に置換した、配列番号:1に示すアミノ酸配列
に置換されているもの、 t−PAのアミノ酸配列の276位から306位のア
ミノ酸配列がこれに対応するUKの159位から188
位のアミノ酸配列に置換されていると共に、さらにその
置換領域中、天然型のt−PAの299位に相当するU
Kのアミノ酸配列である181位のアルギニンがグルタ
ミン酸に置換した、配列番号:2に示すアミノ酸配列に
置換されているもの、 t−PAのアミノ酸配列の276位から306位のア
ミノ酸配列がこれに対応するUKの159位から188
位のアミノ酸配列に置換されていると共に、さらにその
置換領域中、天然型のt−PAの296位及び297位
に相当するUKのアミノ酸配列である178位、179
位のアルギニンがグルタミン酸に置換した、配列番号:
3に示すアミノ酸配列に置換されているもの、並びに t−PAのアミノ酸配列の294位から306位のア
ミノ酸配列がこれに対応するUKの177位から188
位のアミノ酸配列に置換されていると共に、さらにその
置換領域中、天然型のt−PAの296位、297位及
び299位に相当するUKのアミノ酸配列である178
位、179位及び181位のアルギニンがグルタミン酸
に置換された、配列番号:4に示すアミノ酸配列に置換
されているもの。
中のアルギニンが置換されるものを例示すると、例え
ば、次のようなものが好適である。 t−PAのアミノ酸配列の276位から306位のア
ミノ酸配列がこれに対応するUKの159位から188
位のアミノ酸配列に置換されていると共に、さらにその
置換領域中、天然型のt−PAの296位、297位及
び299位にそれぞれ相当するUKのアミノ酸配列であ
る178位、179位及び181位のアルギニンをグル
タミン酸に置換した、配列番号:1に示すアミノ酸配列
に置換されているもの、 t−PAのアミノ酸配列の276位から306位のア
ミノ酸配列がこれに対応するUKの159位から188
位のアミノ酸配列に置換されていると共に、さらにその
置換領域中、天然型のt−PAの299位に相当するU
Kのアミノ酸配列である181位のアルギニンがグルタ
ミン酸に置換した、配列番号:2に示すアミノ酸配列に
置換されているもの、 t−PAのアミノ酸配列の276位から306位のア
ミノ酸配列がこれに対応するUKの159位から188
位のアミノ酸配列に置換されていると共に、さらにその
置換領域中、天然型のt−PAの296位及び297位
に相当するUKのアミノ酸配列である178位、179
位のアルギニンがグルタミン酸に置換した、配列番号:
3に示すアミノ酸配列に置換されているもの、並びに t−PAのアミノ酸配列の294位から306位のア
ミノ酸配列がこれに対応するUKの177位から188
位のアミノ酸配列に置換されていると共に、さらにその
置換領域中、天然型のt−PAの296位、297位及
び299位に相当するUKのアミノ酸配列である178
位、179位及び181位のアルギニンがグルタミン酸
に置換された、配列番号:4に示すアミノ酸配列に置換
されているもの。
【0014】本発明のt−PA改変体は、前記のような
置換領域を有するが、置換領域以外のアミノ酸配列につ
いては特に限定されない。即ち、天然型のt−PAのア
ミノ酸配列と同一であってもよく、あるいは本発明のt
−PA改変体の特性に影響を与えない範囲で変異体のア
ミノ酸であってもよい。
置換領域を有するが、置換領域以外のアミノ酸配列につ
いては特に限定されない。即ち、天然型のt−PAのア
ミノ酸配列と同一であってもよく、あるいは本発明のt
−PA改変体の特性に影響を与えない範囲で変異体のア
ミノ酸であってもよい。
【0015】本発明のt−PA改変体の調製は、例えば
天然型のt−PAの276位から306位に対応するア
ミノ酸配列の全部又は一部をUKの対応する部分のアミ
ノ酸配列からなるペプチドと置換し、さらに置換配列中
の特定の塩基性アミノ酸を非塩基性アミノ酸に置換する
ことによって、あるいは、UKのアミノ酸配列中の特定
の塩基性アミノ酸を非塩基性アミノ酸に置換したアミノ
酸配列からなるペプチドと置換することによって行うこ
とができる。具体的に置換を行うにあたり、さまざまな
方法が可能であるが、例えばt−PAの当該領域のアミ
ノ酸配列をコードするcDNAの一部を、上記に対応す
るアミノ酸配列をコードする合成DNA断片と置換し、
適当な発現ベクターと連結してこれを宿主内に導入し、
本発明の最終目的であるt−PA改変体タンパクを発現
・生産させることにより行うことができる。以下、その
詳細について述べる。
天然型のt−PAの276位から306位に対応するア
ミノ酸配列の全部又は一部をUKの対応する部分のアミ
ノ酸配列からなるペプチドと置換し、さらに置換配列中
の特定の塩基性アミノ酸を非塩基性アミノ酸に置換する
ことによって、あるいは、UKのアミノ酸配列中の特定
の塩基性アミノ酸を非塩基性アミノ酸に置換したアミノ
酸配列からなるペプチドと置換することによって行うこ
とができる。具体的に置換を行うにあたり、さまざまな
方法が可能であるが、例えばt−PAの当該領域のアミ
ノ酸配列をコードするcDNAの一部を、上記に対応す
るアミノ酸配列をコードする合成DNA断片と置換し、
適当な発現ベクターと連結してこれを宿主内に導入し、
本発明の最終目的であるt−PA改変体タンパクを発現
・生産させることにより行うことができる。以下、その
詳細について述べる。
【0016】本発明のt−PA改変体の製造には、通常
天然型のt−PAをコードするcDNAを用いることが
できる。天然型のt−PAをコードするcDNAは、た
とえばボーズメラノーマ細胞からのクローニングによっ
て、たとえば文献fに記載されているように既に取得さ
れており、従ってそのcDNA配列、アミノ酸配列も知
られている。また、天然型のt−PAを改変すべく例え
ば半減期を長くしたt−PA類似体(文献g,h等)の
cDNA配列、アミノ酸配列も知られており、これらも
用いることができる。プラスミド中にクローニングした
t−PAcDNAの特定の配列を置換する方法も当業界
において既によく知られており、本発明においても常法
によりt−PAのアミノ酸配列を置換することができ
る。
天然型のt−PAをコードするcDNAを用いることが
できる。天然型のt−PAをコードするcDNAは、た
とえばボーズメラノーマ細胞からのクローニングによっ
て、たとえば文献fに記載されているように既に取得さ
れており、従ってそのcDNA配列、アミノ酸配列も知
られている。また、天然型のt−PAを改変すべく例え
ば半減期を長くしたt−PA類似体(文献g,h等)の
cDNA配列、アミノ酸配列も知られており、これらも
用いることができる。プラスミド中にクローニングした
t−PAcDNAの特定の配列を置換する方法も当業界
において既によく知られており、本発明においても常法
によりt−PAのアミノ酸配列を置換することができ
る。
【0017】置換の方法としては、天然型のt−PAの
cDNAを利用する場合、本発明における置換領域周辺
には合成DNA断片の挿入による置換に都合の良い適当
な制限酵素部位がないので、t−PAの274位〜27
6位(TTCGCA)及び309位〜311位(GCA
TAC)のアミノ酸の位置に、これらのアミノ酸を変化
させることなくNspV(TTCGAA)、AccI
(GTATAC)という制限酵素の認識部位を部位特異
的変異により導入したpHSGB−000NA(文献
i)のようなプラスミドを出発材料として利用すること
が好ましい。このような部位特異的変異導入法の手法に
ついては、ゾラー及びスミスらの方法が参照される(文
献k)。pHSGB−000NAは、制限酵素NspV
あるいはAccIにより唯一カ所のみが切断されるの
で、これら両酵素で切断することによりt−PA配列を
切り出し、代わりに目的の配列を含む合成DNA断片を
この部位に連結(ライゲーション)させることができ
る。
cDNAを利用する場合、本発明における置換領域周辺
には合成DNA断片の挿入による置換に都合の良い適当
な制限酵素部位がないので、t−PAの274位〜27
6位(TTCGCA)及び309位〜311位(GCA
TAC)のアミノ酸の位置に、これらのアミノ酸を変化
させることなくNspV(TTCGAA)、AccI
(GTATAC)という制限酵素の認識部位を部位特異
的変異により導入したpHSGB−000NA(文献
i)のようなプラスミドを出発材料として利用すること
が好ましい。このような部位特異的変異導入法の手法に
ついては、ゾラー及びスミスらの方法が参照される(文
献k)。pHSGB−000NAは、制限酵素NspV
あるいはAccIにより唯一カ所のみが切断されるの
で、これら両酵素で切断することによりt−PA配列を
切り出し、代わりに目的の配列を含む合成DNA断片を
この部位に連結(ライゲーション)させることができ
る。
【0018】置換されるべき塩基配列を含むDNA断片
の作製は、ホスホアミダイト法(文献l)により合成さ
れたオリゴヌクレオチドをリン酸化し、アニーリングし
て二本鎖にする方法が便利である。オリゴヌクレオチド
の合成と精製は、アプライドバイオシステムズ社のモデ
ル381A DNAシンセサイザー及び同社のオリゴヌ
クレオチド精製用カートリッジが有効に利用される。な
お、必要に応じてより短い合成オリゴヌクレオチドを複
数本作製し、これらをつなぎ合わせる手法もとることが
できる。また、目的とする置換、あるいは挿入されたD
NA配列を確認するためには、ジデオキシ法(文献m)
の原理を用い、例えばTaqポリメラーゼを利用したサ
イクルシークエンスの手法により行うことができる。そ
のためには、アプライドバイオシステムズ社のモデル3
73A DNAシークエンサーが有効に用いられる。
の作製は、ホスホアミダイト法(文献l)により合成さ
れたオリゴヌクレオチドをリン酸化し、アニーリングし
て二本鎖にする方法が便利である。オリゴヌクレオチド
の合成と精製は、アプライドバイオシステムズ社のモデ
ル381A DNAシンセサイザー及び同社のオリゴヌ
クレオチド精製用カートリッジが有効に利用される。な
お、必要に応じてより短い合成オリゴヌクレオチドを複
数本作製し、これらをつなぎ合わせる手法もとることが
できる。また、目的とする置換、あるいは挿入されたD
NA配列を確認するためには、ジデオキシ法(文献m)
の原理を用い、例えばTaqポリメラーゼを利用したサ
イクルシークエンスの手法により行うことができる。そ
のためには、アプライドバイオシステムズ社のモデル3
73A DNAシークエンサーが有効に用いられる。
【0019】その他、後述の実施例に記載されているよ
うな制限酵素によるDNAの切断、欠失、それらにより
生ずるDNA断片のポリアクリルアミドゲル電気泳動に
よる分離、回収、あるいは連結等の遺伝子操作は全て公
知であり、主として文献nが参照される。
うな制限酵素によるDNAの切断、欠失、それらにより
生ずるDNA断片のポリアクリルアミドゲル電気泳動に
よる分離、回収、あるいは連結等の遺伝子操作は全て公
知であり、主として文献nが参照される。
【0020】このようにして得られたt−PA改変体を
コードするcDNAは、CDM8(ori- )等、周知
の発現ベクターに連結された後、適当な宿主に導入され
ることにより、本発明の最終目的物質であるt−PA改
変体タンパクを発現・生産することができる。宿主とし
ては、原核性生物細胞又は真核性生物細胞のいずれでも
よく、例えば大腸菌株や動物細胞株は、とくに記載のな
い限り既に広く普及しており入手は容易である。例えば
動物細胞宿主としては、COS−1,CHO細胞が挙げ
られる。発現プラスミドを用い適当な宿主を形質転換す
るには、電気パルス法(文献o)を用いればよい。形質
転換された細胞の培養上清は、適当な希釈によりそのま
ま種々の活性測定に使用され得る程度のt−PA改変体
を含んでいる。
コードするcDNAは、CDM8(ori- )等、周知
の発現ベクターに連結された後、適当な宿主に導入され
ることにより、本発明の最終目的物質であるt−PA改
変体タンパクを発現・生産することができる。宿主とし
ては、原核性生物細胞又は真核性生物細胞のいずれでも
よく、例えば大腸菌株や動物細胞株は、とくに記載のな
い限り既に広く普及しており入手は容易である。例えば
動物細胞宿主としては、COS−1,CHO細胞が挙げ
られる。発現プラスミドを用い適当な宿主を形質転換す
るには、電気パルス法(文献o)を用いればよい。形質
転換された細胞の培養上清は、適当な希釈によりそのま
ま種々の活性測定に使用され得る程度のt−PA改変体
を含んでいる。
【0021】培養上清中に産生されたt−PA類似体
は、亜鉛キレートアガロース、コンカナバリンAアガロ
ース、セファデックスG−150等を用いる公知の方法
(文献p)等によって、容易に精製することができる。
は、亜鉛キレートアガロース、コンカナバリンAアガロ
ース、セファデックスG−150等を用いる公知の方法
(文献p)等によって、容易に精製することができる。
【0022】このようにして得られた本発明のt−PA
改変体は、高いフィブリン特異性を有するので、血栓症
治療剤として生体内に投与された場合、天然のt−PA
と比較して全身性の出血傾向という副作用が減少した血
栓症治療剤の有効成分とすることができる。本発明のt
−PA改変体は、常法により容器に必要量分注し、凍結
乾燥を行うことにより製剤として極めて容易に得ること
ができる。この凍結乾燥品は、製剤学的に容認されるキ
ャリアー物質、例えば生理食塩水に溶解し、静脈内また
は動脈または心臓内への注射によって投与される。投与
量については、現在臨床で用いられている天然型のt−
PAの投与量程度でも良いが、本発明のt−PA改変体
は副作用が少ないので該投与量よりも多く使用すること
も可能である。投与方法は、持続静注あるいは投与予定
量の一部を最初に静注し残りを持続静注するなどの通常
のt−PAの投与方法で行われる。
改変体は、高いフィブリン特異性を有するので、血栓症
治療剤として生体内に投与された場合、天然のt−PA
と比較して全身性の出血傾向という副作用が減少した血
栓症治療剤の有効成分とすることができる。本発明のt
−PA改変体は、常法により容器に必要量分注し、凍結
乾燥を行うことにより製剤として極めて容易に得ること
ができる。この凍結乾燥品は、製剤学的に容認されるキ
ャリアー物質、例えば生理食塩水に溶解し、静脈内また
は動脈または心臓内への注射によって投与される。投与
量については、現在臨床で用いられている天然型のt−
PAの投与量程度でも良いが、本発明のt−PA改変体
は副作用が少ないので該投与量よりも多く使用すること
も可能である。投与方法は、持続静注あるいは投与予定
量の一部を最初に静注し残りを持続静注するなどの通常
のt−PAの投与方法で行われる。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の一例として実施例を示す
が、本発明はこれに限定されるものではない。なお、以
下の実施例で引用されるCS1とは、天然型のt−PA
の276位から306位のアミノ酸配列がUKの159
位から188位のアミノ酸配列(配列番号:5)に置換
されたt−PA改変体であり、文献iにいうCSTUを
改称したものである。
が、本発明はこれに限定されるものではない。なお、以
下の実施例で引用されるCS1とは、天然型のt−PA
の276位から306位のアミノ酸配列がUKの159
位から188位のアミノ酸配列(配列番号:5)に置換
されたt−PA改変体であり、文献iにいうCSTUを
改称したものである。
【0024】実施例1 UKへの置換領域内に3カ所のアミノ酸置換を有するC
S1類似体(CS1E)を哺乳類細胞で発現し得るプラ
スミドpCDM8−CS1Eの構築 天然型のt−PAの276位から306位のアミノ酸配
列がUKの159位から188位の配列に置換されてお
り、さらにその配列中の天然型のt−PAの296位、
297位及び299位に対応するUKの178位、17
9位、181位のアルギニンが全てグルタミン酸に置換
されたアミノ酸配列(配列番号:1)をコードする4種
のオリゴヌクレオチド(CS1M(配列番号:6),C
S1R(配列番号:7),CS2EM(配列番号:8)
及びCS2ER(配列番号:9))を合成した。これら
の合成オリゴヌクレオチドを5’末端のリン酸化後アニ
ールさせ、これと文献iにより公知のpHSGB−00
0NAをNspV及びAccIで消化したものとをライ
ゲートさせた。これを用いて大腸菌JM109株を形質
転換させることにより、UKへの置換領域内に上記3カ
所のアミノ酸置換を有するCS1類似体(CS1E)を
コードするプラスミドpHSGB−CS1Eを得た(図
1)。
S1類似体(CS1E)を哺乳類細胞で発現し得るプラ
スミドpCDM8−CS1Eの構築 天然型のt−PAの276位から306位のアミノ酸配
列がUKの159位から188位の配列に置換されてお
り、さらにその配列中の天然型のt−PAの296位、
297位及び299位に対応するUKの178位、17
9位、181位のアルギニンが全てグルタミン酸に置換
されたアミノ酸配列(配列番号:1)をコードする4種
のオリゴヌクレオチド(CS1M(配列番号:6),C
S1R(配列番号:7),CS2EM(配列番号:8)
及びCS2ER(配列番号:9))を合成した。これら
の合成オリゴヌクレオチドを5’末端のリン酸化後アニ
ールさせ、これと文献iにより公知のpHSGB−00
0NAをNspV及びAccIで消化したものとをライ
ゲートさせた。これを用いて大腸菌JM109株を形質
転換させることにより、UKへの置換領域内に上記3カ
所のアミノ酸置換を有するCS1類似体(CS1E)を
コードするプラスミドpHSGB−CS1Eを得た(図
1)。
【0025】哺乳類細胞においてCS1Eを発現させる
ためのベクターには、pCDM8(BglII)を利用し
た。本ベクターはCDM8(ori- )のCMVプロモ
ーター下流のスタッファー配列を除いてBglIIサイト
を導入したものである(文献q)。pCDM8(Bgl
II)をBglIIで消化後、5’末端を脱リン酸化したも
のと、pHSGB−CS1EをBamHIで消化したも
のとをライゲートさせ、大腸菌MC1061/p3を形
質転換させることにより、哺乳類細胞でUKへの置換領
域内に3カ所のアミノ酸置換を有するCS1類似体(C
S1E)を発現させ得るプラスミドpCDM8−CS1
Eを得た(図2)。
ためのベクターには、pCDM8(BglII)を利用し
た。本ベクターはCDM8(ori- )のCMVプロモ
ーター下流のスタッファー配列を除いてBglIIサイト
を導入したものである(文献q)。pCDM8(Bgl
II)をBglIIで消化後、5’末端を脱リン酸化したも
のと、pHSGB−CS1EをBamHIで消化したも
のとをライゲートさせ、大腸菌MC1061/p3を形
質転換させることにより、哺乳類細胞でUKへの置換領
域内に3カ所のアミノ酸置換を有するCS1類似体(C
S1E)を発現させ得るプラスミドpCDM8−CS1
Eを得た(図2)。
【0026】実施例2 UKへの置換領域内に1カ所のアミノ酸置換を有するC
S1類似体(CS1F)を哺乳類細胞で発現し得るプラ
スミドpCDM8−CS1Fの構築 実施例1におけるCS2EM及びCS2ERの代わりに
CS2FM(配列番号:10)及びCS2FR(配列番
号:11)を用いる以外は実施例1と同様の手法を用い
て、天然型のt−PAの276位から306位のアミノ
酸配列がUKの159位から188位の配列に置換され
ており、さらにその配列中の天然型のt−PAの299
位に対応するUKの181位のアルギニンがグルタミン
酸に置換された、UKへの置換領域内に1カ所のアミノ
酸置換を有するCS1類似体(CS1F)を哺乳類細胞
で発現し得るプラスミドpCDM8−CS1Fを得た。
S1類似体(CS1F)を哺乳類細胞で発現し得るプラ
スミドpCDM8−CS1Fの構築 実施例1におけるCS2EM及びCS2ERの代わりに
CS2FM(配列番号:10)及びCS2FR(配列番
号:11)を用いる以外は実施例1と同様の手法を用い
て、天然型のt−PAの276位から306位のアミノ
酸配列がUKの159位から188位の配列に置換され
ており、さらにその配列中の天然型のt−PAの299
位に対応するUKの181位のアルギニンがグルタミン
酸に置換された、UKへの置換領域内に1カ所のアミノ
酸置換を有するCS1類似体(CS1F)を哺乳類細胞
で発現し得るプラスミドpCDM8−CS1Fを得た。
【0027】実施例3 UKへの置換領域内に2カ所のアミノ酸置換を有するC
S1類似体(CS1G)を哺乳類細胞で発現し得るプラ
スミドpCDM8−CS1Gの構築 実施例1におけるCS2EM及びCS2ERの代わりに
CS2GM(配列番号:12)及びCS2GR(配列番
号:13)を用いる以外は実施例1と同様の手法を用い
て、天然型のt−PAの276位から306位のアミノ
酸配列がUKの159位から188位の配列に置換され
ており、さらにその配列中の天然型のt−PAの296
位、297位に対応するUKの178位、179位のア
ルギニンがグルタミン酸に置換された、UKへの置換領
域内に2カ所のアミノ酸置換を有するCS1類似体(C
S1G)を哺乳類細胞で発現し得るプラスミドpCDM
8−CS1Gを得た。
S1類似体(CS1G)を哺乳類細胞で発現し得るプラ
スミドpCDM8−CS1Gの構築 実施例1におけるCS2EM及びCS2ERの代わりに
CS2GM(配列番号:12)及びCS2GR(配列番
号:13)を用いる以外は実施例1と同様の手法を用い
て、天然型のt−PAの276位から306位のアミノ
酸配列がUKの159位から188位の配列に置換され
ており、さらにその配列中の天然型のt−PAの296
位、297位に対応するUKの178位、179位のア
ルギニンがグルタミン酸に置換された、UKへの置換領
域内に2カ所のアミノ酸置換を有するCS1類似体(C
S1G)を哺乳類細胞で発現し得るプラスミドpCDM
8−CS1Gを得た。
【0028】実施例4 UKへの置換領域内に3カ所のアミノ酸置換を有するC
S3類似体(CS3E)を哺乳類細胞で発現し得るプラ
スミドpCDM8−CS3Eの構築 まず、実施例1におけるCS1M,CS1R,CS2E
M及びCS2ERの代わりにCS4M(配列番号:1
4),CS4R(配列番号:15),CS2M(配列番
号:16)及びCS2R(配列番号:17)を用いる以
外は実施例1と同様の手法を用いて、天然型のt−PA
の294位から306位のアミノ酸配列がUKの対応す
る配列、すなわちUKの177位から188位の配列に
置換された、CS1類似体(CS3)を哺乳類細胞で発
現し得るプラスミドpCDM8−CS3を得た。次に、
前記のCS2M及びCS2Rの代わりにCS2EM(配
列番号:8)及びCS2ER(配列番号:9)を用いる
以外は前記と同様の手法を用いて、天然型のt−PAの
294位から306位のアミノ酸配列がUKの177位
から188位の配列に置換されており、さらにその配列
中の天然型のt−PAの296位、297位、299位
に対応するUKの178位、179位、181位のアル
ギニンがグルタミン酸に置換された、UKへの置換領域
内に3カ所のアミノ酸置換を有するCS3類似体(CS
3E)を哺乳類細胞で発現し得るプラスミドpCDM8
−CS3Eを得た。
S3類似体(CS3E)を哺乳類細胞で発現し得るプラ
スミドpCDM8−CS3Eの構築 まず、実施例1におけるCS1M,CS1R,CS2E
M及びCS2ERの代わりにCS4M(配列番号:1
4),CS4R(配列番号:15),CS2M(配列番
号:16)及びCS2R(配列番号:17)を用いる以
外は実施例1と同様の手法を用いて、天然型のt−PA
の294位から306位のアミノ酸配列がUKの対応す
る配列、すなわちUKの177位から188位の配列に
置換された、CS1類似体(CS3)を哺乳類細胞で発
現し得るプラスミドpCDM8−CS3を得た。次に、
前記のCS2M及びCS2Rの代わりにCS2EM(配
列番号:8)及びCS2ER(配列番号:9)を用いる
以外は前記と同様の手法を用いて、天然型のt−PAの
294位から306位のアミノ酸配列がUKの177位
から188位の配列に置換されており、さらにその配列
中の天然型のt−PAの296位、297位、299位
に対応するUKの178位、179位、181位のアル
ギニンがグルタミン酸に置換された、UKへの置換領域
内に3カ所のアミノ酸置換を有するCS3類似体(CS
3E)を哺乳類細胞で発現し得るプラスミドpCDM8
−CS3Eを得た。
【0029】実施例5 本発明のt−PA改変体のCOS−1細胞での発現及び
分泌 pCDM8−CS1E、pCDM8−CS1F、pCD
M8−CS1G及びpCDM8−CS3Eを用いて既述
の電気パルス法によりCOS−1細胞を形質転換した。
リジンセファロースクロマト処理した牛胎児血清10%
およびアプロチニン10μg/mlを含有するDMEM
培地で24時間培養後、培地を無血清かつアプロチニン
無含有DMEM培地に交換し、さらに96時間培養を継
続した。培養液を遠心後その上清を回収し、これに1%
牛血清アルブミン(BSA)含有DMEM培地を1/9
量添加し、凍結保存した。この凍結保存上清を本発明の
改変体試料(CS1E、CS1F、CS1G、CS3
E)と称し、以後の評価に用いた。尚、コントロールと
して天然型のt−PAを発現するpCDM8−000
(文献q)、CS1を発現するpCDM8−CS1(文
献i)、およびCS3を発現するpCDM8−CS3を
用いて、前記と同様の方法により得られた凍結保存上清
を以後の評価に用いた。
分泌 pCDM8−CS1E、pCDM8−CS1F、pCD
M8−CS1G及びpCDM8−CS3Eを用いて既述
の電気パルス法によりCOS−1細胞を形質転換した。
リジンセファロースクロマト処理した牛胎児血清10%
およびアプロチニン10μg/mlを含有するDMEM
培地で24時間培養後、培地を無血清かつアプロチニン
無含有DMEM培地に交換し、さらに96時間培養を継
続した。培養液を遠心後その上清を回収し、これに1%
牛血清アルブミン(BSA)含有DMEM培地を1/9
量添加し、凍結保存した。この凍結保存上清を本発明の
改変体試料(CS1E、CS1F、CS1G、CS3
E)と称し、以後の評価に用いた。尚、コントロールと
して天然型のt−PAを発現するpCDM8−000
(文献q)、CS1を発現するpCDM8−CS1(文
献i)、およびCS3を発現するpCDM8−CS3を
用いて、前記と同様の方法により得られた凍結保存上清
を以後の評価に用いた。
【0030】実施例6 蛋白量の定量 前記の各培養上清中の改変体試料の蛋白量は、市販のキ
ット(バイオプール社製)を用いた酵素免疫測定法(E
LISA)により測定された。
ット(バイオプール社製)を用いた酵素免疫測定法(E
LISA)により測定された。
【0031】実施例7 フィブリン特異性の評価 発色性合成基質S−2251を用いるt−PAのプラス
ミノーゲン活性化活性測定系に種々のフィブリンコファ
クターを添加し、フィブリン特異性の評価を行った。 1)フィブリン系 まず、96穴プレートのウェル中に60国際単位/mlの
トロンビン(0.01% Tween 80 含有PBS)10μl を
添加した。次に0.01% Tween 80 含有PBSで200ng
/mlに希釈された各改変体試料20μl を添加し、さら
に反応混合液〔プラスミノーゲン135nM、フィブリノ
ーゲン 0.8μM、S−2251 378μM(0.09%(v
/v) Tween 80及び4.4mg/mlゼラチン含有0.13M
トリス塩酸pH7.8溶液)〕200μl を添加した。
37℃でインキュベートを開始後、プレートリーダーを
用いて405nmにおける吸光度(OD405 )を経時的に
測定した。同時にフィブリンによる濁度の影響を補正す
るため、490nmにおける吸光度(OD490 )を測定
し、各時間でそのOD490 値をOD405 から差し引い
た。スタンダードとして種々の濃度に希釈した天然型t
−PAを同様の方法で測定し、濃度に対する一定時間後
の吸光度(OD405 −OD490 )値をプロットした検量
線を作製し、この検量線をもとに天然型t−PAに対す
る各t−PA類似体の相対活性を決定した。
ミノーゲン活性化活性測定系に種々のフィブリンコファ
クターを添加し、フィブリン特異性の評価を行った。 1)フィブリン系 まず、96穴プレートのウェル中に60国際単位/mlの
トロンビン(0.01% Tween 80 含有PBS)10μl を
添加した。次に0.01% Tween 80 含有PBSで200ng
/mlに希釈された各改変体試料20μl を添加し、さら
に反応混合液〔プラスミノーゲン135nM、フィブリノ
ーゲン 0.8μM、S−2251 378μM(0.09%(v
/v) Tween 80及び4.4mg/mlゼラチン含有0.13M
トリス塩酸pH7.8溶液)〕200μl を添加した。
37℃でインキュベートを開始後、プレートリーダーを
用いて405nmにおける吸光度(OD405 )を経時的に
測定した。同時にフィブリンによる濁度の影響を補正す
るため、490nmにおける吸光度(OD490 )を測定
し、各時間でそのOD490 値をOD405 から差し引い
た。スタンダードとして種々の濃度に希釈した天然型t
−PAを同様の方法で測定し、濃度に対する一定時間後
の吸光度(OD405 −OD490 )値をプロットした検量
線を作製し、この検量線をもとに天然型t−PAに対す
る各t−PA類似体の相対活性を決定した。
【0032】2)フィブリノーゲン系 フィブリン系と同様に行った。ただし、トロンビンの代
わりに0.01% Tween 80 含有PBSを用いた。
わりに0.01% Tween 80 含有PBSを用いた。
【0033】表1に各改変体試料の天然型t−PAに対
する相対活性を示す。フィブリン系においては反応20
分後、フィブリノーゲン系においては反応1時間後の吸
光度(OD405 −OD490 )を評価に用いた。得られた
吸光度に対応する天然型t−PAの濃度を前記検量線よ
り求めた。フィブリン特異性は、「フィブリン系におけ
る活性」/「フィブリノーゲン系における活性」の比で
表した。
する相対活性を示す。フィブリン系においては反応20
分後、フィブリノーゲン系においては反応1時間後の吸
光度(OD405 −OD490 )を評価に用いた。得られた
吸光度に対応する天然型t−PAの濃度を前記検量線よ
り求めた。フィブリン特異性は、「フィブリン系におけ
る活性」/「フィブリノーゲン系における活性」の比で
表した。
【0034】
【表1】
【0035】表中のスティミュレーターの表示において
は、Fgはフィブリノーゲン系、Fnはフィブリン系を
示す。また、Fn/Fgは「フィブリン系における活
性」/「フィブリノーゲン系における活性」の比を示
す。表1より、本発明のt−PA改変体(CS1E,C
S1F,CS1G)は、天然のt−PA、CS1と比較
してフィブリノーゲン系ではプラスミノーゲン活性化活
性が非常に低く、従ってフィブリン特異性(Fn/F
g)は、天然のt−PA、CS1に比べてかなり高い値
を有しており、天然のt−PA、CS1に比べてかなり
高いフィブリン特異性を有していることが明らかとなっ
た。特にCS1と比較した場合、UKへの置換領域内に
塩基性アミノ酸をさらに置換させることにより本発明の
t−PA改変体のフィブリン特異性が顕著に向上したこ
とが明らかとなった。この点については、本発明のt−
PA改変体(CS3E)と置換領域内に塩基性アミノ酸
の置換がされていないCS3とを比較した場合も同様で
あった。
は、Fgはフィブリノーゲン系、Fnはフィブリン系を
示す。また、Fn/Fgは「フィブリン系における活
性」/「フィブリノーゲン系における活性」の比を示
す。表1より、本発明のt−PA改変体(CS1E,C
S1F,CS1G)は、天然のt−PA、CS1と比較
してフィブリノーゲン系ではプラスミノーゲン活性化活
性が非常に低く、従ってフィブリン特異性(Fn/F
g)は、天然のt−PA、CS1に比べてかなり高い値
を有しており、天然のt−PA、CS1に比べてかなり
高いフィブリン特異性を有していることが明らかとなっ
た。特にCS1と比較した場合、UKへの置換領域内に
塩基性アミノ酸をさらに置換させることにより本発明の
t−PA改変体のフィブリン特異性が顕著に向上したこ
とが明らかとなった。この点については、本発明のt−
PA改変体(CS3E)と置換領域内に塩基性アミノ酸
の置換がされていないCS3とを比較した場合も同様で
あった。
【0036】引用文献 a)欧州特許出願公開 No.0041766 A2 b)The TIMI study group : N. Engl. J. Med., 320,
618, 1989. c)特開昭62-24 号公報 d)特開昭62-253380 号公報 e)国際公開No.9002798 f)Pennica et al. : Nature, 301, 214, 1983. g)特表昭63-501335 号公報 h)S. Yoshitake et al. : Thromb. Haemostasis, 6
2, 542, 1982. i)特開平4-144682号公報 j)Holmes et al. :BIO/TECHNOLOGY,3,923,1985 k)M.J.Zoller et al. : Methods in Enzymology, 10
0, 468, 1983. l)S. L. Beaucage et al. : Tetrahedron Letters, 2
2, 1859, 1981. m)F. Sanger et al. : Proc. Natl. Acad. Sci. USA,
74, 5463, 1977. n)T. Maniatis et al. : Molecular Cloning, A Labo
ratory Manual, ColdSpring Harbor Laboratory. 1982. o)高山伸一郎、細胞工学 6, 771, 1987. p)D. C. Rijken et al.: Biochemica Biophysyca Act
a, 580, 140-153, 1979. q)特願平2-87005 号
618, 1989. c)特開昭62-24 号公報 d)特開昭62-253380 号公報 e)国際公開No.9002798 f)Pennica et al. : Nature, 301, 214, 1983. g)特表昭63-501335 号公報 h)S. Yoshitake et al. : Thromb. Haemostasis, 6
2, 542, 1982. i)特開平4-144682号公報 j)Holmes et al. :BIO/TECHNOLOGY,3,923,1985 k)M.J.Zoller et al. : Methods in Enzymology, 10
0, 468, 1983. l)S. L. Beaucage et al. : Tetrahedron Letters, 2
2, 1859, 1981. m)F. Sanger et al. : Proc. Natl. Acad. Sci. USA,
74, 5463, 1977. n)T. Maniatis et al. : Molecular Cloning, A Labo
ratory Manual, ColdSpring Harbor Laboratory. 1982. o)高山伸一郎、細胞工学 6, 771, 1987. p)D. C. Rijken et al.: Biochemica Biophysyca Act
a, 580, 140-153, 1979. q)特願平2-87005 号
【0037】
【発明の効果】本発明のt−PA改変体は、フィブリン
特異性が上昇した新規なt−PA改変体であり、全身性
の出血傾向というt−PAの副作用を減じた血栓症治療
剤としての利用が期待される。
特異性が上昇した新規なt−PA改変体であり、全身性
の出血傾向というt−PAの副作用を減じた血栓症治療
剤としての利用が期待される。
【0038】
配列番号:1 配列の長さ:30 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Ile Ile Gly Gly Glu Phe Thr Thr Ile Glu Asn Gln Pro Trp Phe Ala 1 5 10 15 Ala Ile Tyr Glu Glu His Glu Gly Gly Ser Val Thr Tyr Val 20 25 30
【0039】配列番号:2 配列の長さ:30 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Ile Ile Gly Gly Glu Phe Thr Thr Ile Glu Asn Gln Pro Trp Phe Ala 1 5 10 15 Ala Ile Tyr Arg Arg His Glu Gly Gly Ser Val Thr Tyr Val 20 25 30
【0040】配列番号:3 配列の長さ:30 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Ile Ile Gly Gly Glu Phe Thr Thr Ile Glu Asn Gln Pro Trp Phe Ala 1 5 10 15 Ala Ile Tyr Glu Glu His Arg Gly Gly Ser Val Thr Tyr Val 20 25 30
【0041】配列番号:4 配列の長さ:30 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Ile Lys Gly Gly Leu Phe Ala Asp Ile Ala Ser His Pro Trp Gln Ala 1 5 10 15 Ala Ile Tyr Glu Glu His Glu Gly Gly Ser Val Thr Tyr Val 20 25 30
【0042】配列番号:5 配列の長さ:30 配列の型:アミノ酸 トポロジー:直鎖状 配列の種類:ペプチド 配列 Ile Ile Gly Gly Glu Phe Thr Thr Ile Glu Asn Gln Pro Trp Phe Ala 1 5 10 15 Ala Ile Tyr Arg Arg His Arg Gly Gly Ser Val Thr Tyr Val 20 25 30
【0043】配列番号:6 配列の長さ:50 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:No 配列 CGC ATT ATT GGG GGA GAA TTC ACC ACC ATC GAG AAC CAG CCC TGG TTT 48 GC 50
【0044】配列番号:7 配列の長さ:53 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:Yes 配列 T GGC CGC AAA CCA GGG CTG GTT CTC GAT GGT GGT GAA TTC TCC CCC 46 AAT AAT G 53
【0045】配列番号:8 配列の長さ:52 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:No 配列 G GCC ATC TAC GAG GAG CAC GAG GGG GGC TCT GTC ACC TAC GTG TGT 46 GGA GGC 52
【0046】配列番号:9 配列の長さ:49 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:Yes 配列 AT GCC TCC ACA CAC GTA GGT GAC AGA GCC CCC CTC GTG CTC CTC GTA 47 GA 49
【0047】配列番号:10 配列の長さ:52 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:No 配列 G GCC ATC TAC AGG AGG CAC GAG GGG GGC TCT GTC ACC TAC GTG TGT 46 GGA GGC 52
【0048】配列番号:11 配列の長さ:49 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:Yes 配列 AT GCC TCC ACA CAC GTA GGT GAC AGA GCC CCC CTC GTG CCT CCT GTA 47 GA 49
【0049】配列番号:12 配列の長さ:52 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:No 配列 G GCC ATC TAC GAG GAG CAC AGG GGG GGC TCT GTC ACC TAC GTG TGT 46 GGA GGC 52
【0050】配列番号:13 配列の長さ:49 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:Yes 配列: AT GCC TCC ACA CAC GTA GGT GAC AGA GCC CCC CCT GTG CTC CTC GTA 47 GA 49
【0051】配列番号:14 配列の長さ:50 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:No 配列 CGC ATC AAA GGA GGG CTC TTC GCC GAC ATC GCC TCC CAC CCC TGG CAG 48 GC 50
【0052】配列番号:15 配列の長さ:53 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:Yes 配列 T GGC CGC CTG CCA GGG GTG GGA GGC GAT GTC GGC GAA GAG CCC TCC 46 TTT GAT G 53
【0053】配列番号:16 配列の長さ:52 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:No 配列 G GCC ATC TAC AGG AGG CAC AGG GGG GGC TCT GTC ACC TAC GTG TGT 46 GGA GGC 52
【0054】配列番号:17 配列の長さ:49 配列の型:核酸 鎖の数:1本鎖 トポロジー:直鎖状 配列の種類:他の核酸 合成DNA アンチセンス:Yes 配列 AT GCC TCC ACA CAC GTA GGT GAC AGA GCC CCC CCT GTG CCT CCT GTA 47 GA 49
【図1】図1は、プラスミドpHSGB−CS1Eの構
築の概念図を示す。
築の概念図を示す。
【図2】図2は、プラスミドpCDM8−CS1Eの構
築の概念図を示す。
築の概念図を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12N 5/10 15/09 ZNA //(C12N 9/64 C12R 1:91) 9050−4B C12N 15/00 ZNA A
Claims (7)
- 【請求項1】 組織プラスミノーゲン活性化因子(以
下、t−PAと略す)のアミノ酸配列中、天然型のt−
PAのアミノ酸配列の276位から306位に相当する
アミノ酸配列の少なくとも一部が下記に示すような対応
関係を有する尿プラスミノーゲン活性化因子(以下、U
Kと略す)のアミノ酸配列に置換されており、さらにそ
の置換領域に含まれる塩基性アミノ酸の少なくとも一つ
が非塩基性アミノ酸に置換されていることを特徴とする
t−PA改変体。 【化1】 (なお、アミノ酸配列において対応関係とは、天然型の
t−PAの276位がUKの159位に対応し、以下順
次上段の配列が下段の配列に対応する関係を示す。ま
た、上記の配列表示における−は、UKのアミノ酸配列
への置換においてアミノ酸が欠失した状態で対応するも
のとする。) - 【請求項2】 置換領域に含まれる塩基性アミノ酸の少
なくとも一つが酸性アミノ酸に置換されていることを特
徴とする請求項1記載のt−PA改変体。 - 【請求項3】 酸性アミノ酸がグルタミン酸である請求
項2記載のt−PA改変体。 - 【請求項4】 置換領域に含まれる塩基性アミノ酸がア
ルギニンである、請求項1、2または3記載のt−PA
改変体。 - 【請求項5】 形質転換された原核性生物細胞または真
核性生物細胞において、請求項1〜4いずれかに記載の
t−PA改変体をコードしているDNAを発現させ得る
組換え発現ベクター。 - 【請求項6】 請求項5記載の組換え発現ベクターで形
質転換された原核性生物細胞または真核性生物細胞。 - 【請求項7】 請求項1〜4いずれかに記載のt−PA
改変体を有効成分として含有することを特徴とする血栓
症治療剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5207308A JPH0739374A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 新規なt−PA改変体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5207308A JPH0739374A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 新規なt−PA改変体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0739374A true JPH0739374A (ja) | 1995-02-10 |
Family
ID=16537624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5207308A Pending JPH0739374A (ja) | 1993-07-28 | 1993-07-28 | 新規なt−PA改変体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739374A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0792156A4 (en) * | 1994-11-22 | 2000-03-01 | Univ Rutgers | Methods for the prevention or treatment of vascular hemorrhaging and alzheimer's disease |
-
1993
- 1993-07-28 JP JP5207308A patent/JPH0739374A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0792156A4 (en) * | 1994-11-22 | 2000-03-01 | Univ Rutgers | Methods for the prevention or treatment of vascular hemorrhaging and alzheimer's disease |
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