JPH0739481Y2 - 竪型射出鋳造装置 - Google Patents
竪型射出鋳造装置Info
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- JPH0739481Y2 JPH0739481Y2 JP6931889U JP6931889U JPH0739481Y2 JP H0739481 Y2 JPH0739481 Y2 JP H0739481Y2 JP 6931889 U JP6931889 U JP 6931889U JP 6931889 U JP6931889 U JP 6931889U JP H0739481 Y2 JPH0739481 Y2 JP H0739481Y2
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- Japan
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- gate
- mold
- sleeve
- pin
- injection
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は金型キャビティ内へ溶融物を射出して鋳造する
竪型射出鋳造装置に関するものである。
竪型射出鋳造装置に関するものである。
[従来の技術] 例えば、アルミニウム製の自動車用ディスクホイルの鋳
造は、溶湯射出時におけるガスの巻込みが少ないことな
どの理由により、竪型射出鋳造装置(ダイカストマシ
ン)によることが多い。第7図は従来におけるこの種の
ダイカストマシンの金型と溶湯射出装置の上部との概略
縦断面図である。
造は、溶湯射出時におけるガスの巻込みが少ないことな
どの理由により、竪型射出鋳造装置(ダイカストマシ
ン)によることが多い。第7図は従来におけるこの種の
ダイカストマシンの金型と溶湯射出装置の上部との概略
縦断面図である。
第7図において、マシンベース上に固定された固定プラ
テン1には、中心部に円筒状の凸部を有する下金型2が
装着されており、また、図示していない型締シリンダに
支持されて上下動する可動プラテン3には、中心部に低
い凸部を有する上金型4が装着されている。5は両金型
2、4間へ円周方向を複等分する位置から水平方向へ移
動自在に挿入された複数個の中子であって、可動プラテ
ン3側に支持されたシリンダ6のピストンロッド7の進
退により水平方向へ進退するように構成されている。そ
して、両方の金型2、4と、前進位置に配設された中子
5とによってキャビティ8が形成されている。
テン1には、中心部に円筒状の凸部を有する下金型2が
装着されており、また、図示していない型締シリンダに
支持されて上下動する可動プラテン3には、中心部に低
い凸部を有する上金型4が装着されている。5は両金型
2、4間へ円周方向を複等分する位置から水平方向へ移
動自在に挿入された複数個の中子であって、可動プラテ
ン3側に支持されたシリンダ6のピストンロッド7の進
退により水平方向へ進退するように構成されている。そ
して、両方の金型2、4と、前進位置に配設された中子
5とによってキャビティ8が形成されている。
固定プラテン1と下金型2とに形成されたスリーブ孔に
は、射出スリーブ9が下方から挿抜自在に挿入されてお
り、この射出スリーブ9には、図示していない射出シリ
ンダによって進退するプランジャチップ10が進退自在に
嵌合されている。プランジャチップ10の上側には溶湯11
が貯留されている。この溶湯11は、射出スリーブ9をス
リーブ孔から抜いた状態で注入されたものである。
は、射出スリーブ9が下方から挿抜自在に挿入されてお
り、この射出スリーブ9には、図示していない射出シリ
ンダによって進退するプランジャチップ10が進退自在に
嵌合されている。プランジャチップ10の上側には溶湯11
が貯留されている。この溶湯11は、射出スリーブ9をス
リーブ孔から抜いた状態で注入されたものである。
以上のように構成された射出鋳造装置において、射出ス
リーブ9に溶湯11を注入してスリーブ孔に挿入した後プ
ランジャチップ10を前進させると、溶湯11がキャビティ
8内へ射出される。この溶湯11が固化して冷却された
後、可動プラテン3を上昇させて、型開を行なうと共
に、中子5を側方へ開き、キャビティ内で固化した製品
を図示していない製品押出装置で押し出して機外へ取り
出す。
リーブ9に溶湯11を注入してスリーブ孔に挿入した後プ
ランジャチップ10を前進させると、溶湯11がキャビティ
8内へ射出される。この溶湯11が固化して冷却された
後、可動プラテン3を上昇させて、型開を行なうと共
に、中子5を側方へ開き、キャビティ内で固化した製品
を図示していない製品押出装置で押し出して機外へ取り
出す。
ところで、第7図に示した従来例を改良したものとし
て、特開昭63-140747号には、固定金型のゲートにピン
を上方から圧挿し得るよう構成したものが記載されてい
る。
て、特開昭63-140747号には、固定金型のゲートにピン
を上方から圧挿し得るよう構成したものが記載されてい
る。
かかる改良された従来例によると、ピンの突出により押
湯効果を与えることができる。また、ピンがゲートに挿
入されることにより、射出スリーブ内の残留凝固体とキ
ャビティ内の製品凝固体とは極く薄肉の円筒凝固体を介
してのみ連結されたものとなる。(この円筒凝固体は、
ゲート部内周面とピン外周面との間のクリアランスに残
留した溶湯が凝固したものである。)従って、型開時に
製品凝固体と残留凝固体とに離反方向の力が加えられる
と、両凝固体はこの薄肉円筒部の部分から容易に破断、
分離するようになる。
湯効果を与えることができる。また、ピンがゲートに挿
入されることにより、射出スリーブ内の残留凝固体とキ
ャビティ内の製品凝固体とは極く薄肉の円筒凝固体を介
してのみ連結されたものとなる。(この円筒凝固体は、
ゲート部内周面とピン外周面との間のクリアランスに残
留した溶湯が凝固したものである。)従って、型開時に
製品凝固体と残留凝固体とに離反方向の力が加えられる
と、両凝固体はこの薄肉円筒部の部分から容易に破断、
分離するようになる。
[考案が解決しようとする課題] 固定金型のゲートにピンを挿入させて前記薄肉円筒部を
形成しようとするタイプの竪型射出鋳造装置において
は、ピンがゲートに十分に深く挿入されることが必要で
ある。ところが、何らかの原因により(例えば溶湯の凝
固が早期に進行したとき)ピンの突出長が小さく、ピン
がゲート内に深く挿入されなかったり、ゲートに到達し
なかったりした場合には、上記薄肉円筒部が形成されな
い。そして、型開き時にゲートよりも上位側の凝固体と
下位側の凝固体とが容易には破断分離せず、生産工程に
支障が生じる。即ち、ゲート部の上下両側の凝固体が一
体となった凝固物のネックの部分(ゲート部の凝固部
分)が該ゲート部に挟まれた状態となり、スリーブ内の
残留凝固体の取り出しが著しく面倒になるのである。
形成しようとするタイプの竪型射出鋳造装置において
は、ピンがゲートに十分に深く挿入されることが必要で
ある。ところが、何らかの原因により(例えば溶湯の凝
固が早期に進行したとき)ピンの突出長が小さく、ピン
がゲート内に深く挿入されなかったり、ゲートに到達し
なかったりした場合には、上記薄肉円筒部が形成されな
い。そして、型開き時にゲートよりも上位側の凝固体と
下位側の凝固体とが容易には破断分離せず、生産工程に
支障が生じる。即ち、ゲート部の上下両側の凝固体が一
体となった凝固物のネックの部分(ゲート部の凝固部
分)が該ゲート部に挟まれた状態となり、スリーブ内の
残留凝固体の取り出しが著しく面倒になるのである。
[課題を解決するための手段] 本考案の竪型射出鋳造装置は、上下方向に貫通する貫通
孔状のゲートを有する下金型本体と、該下金型本体を下
側から支えている支持板であって、前記ゲートの下方位
置には固定スリーブ装着用開口が上下方向に貫通する貫
通孔状に設けられた支持板と、該固定スリーブ装着用開
口に内嵌され、上方への移動不能に該支持板に固定され
た、且つ上端が前記下金型本体の下面のうち前記ゲート
周囲に対し当接した固定スリーブと、該固定スリーブ内
に下方から挿入される射出スリーブを有した溶湯射出装
置と、前記支持板に設けられた、前記下金型本体を上方
へ押圧移動させ得る押上シリンダと、前記下金型本体の
上側において上下方向に移動して型締型開可能に設置さ
れた上金型本体であって、該上金型本体のうち前記ゲー
トの上方位置を上下方向に貫通しているピン挿通孔を有
した上金型本体と、該ピン挿通孔に挿通されており、下
端が前記ゲート内まで入り込み得るように押湯用駆動装
置によって上下方向に進退可能とされた押湯用のピン
と、を備えてなり、前記ゲートの内径は前記射出スリー
ブの内径よりも小とされた竪型射出鋳造装置において、
前記固定スリーブの上端部内周面を上方に向って内径が
小さくなるテーパ面としたことを特徴とするものであ
る。
孔状のゲートを有する下金型本体と、該下金型本体を下
側から支えている支持板であって、前記ゲートの下方位
置には固定スリーブ装着用開口が上下方向に貫通する貫
通孔状に設けられた支持板と、該固定スリーブ装着用開
口に内嵌され、上方への移動不能に該支持板に固定され
た、且つ上端が前記下金型本体の下面のうち前記ゲート
周囲に対し当接した固定スリーブと、該固定スリーブ内
に下方から挿入される射出スリーブを有した溶湯射出装
置と、前記支持板に設けられた、前記下金型本体を上方
へ押圧移動させ得る押上シリンダと、前記下金型本体の
上側において上下方向に移動して型締型開可能に設置さ
れた上金型本体であって、該上金型本体のうち前記ゲー
トの上方位置を上下方向に貫通しているピン挿通孔を有
した上金型本体と、該ピン挿通孔に挿通されており、下
端が前記ゲート内まで入り込み得るように押湯用駆動装
置によって上下方向に進退可能とされた押湯用のピン
と、を備えてなり、前記ゲートの内径は前記射出スリー
ブの内径よりも小とされた竪型射出鋳造装置において、
前記固定スリーブの上端部内周面を上方に向って内径が
小さくなるテーパ面としたことを特徴とするものであ
る。
[作用] 本考案の竪型射出鋳造装置においては、ピンがキャビテ
ィ内に突出することにより押湯効果が与えられる。この
ピンがゲートに十分に深く挿入されるときには前記した
薄肉円筒部がゲート内周面とピン外周面との間に形成さ
れるので、型開時に製品凝固体と残留凝固体とが容易に
破断分離する。
ィ内に突出することにより押湯効果が与えられる。この
ピンがゲートに十分に深く挿入されるときには前記した
薄肉円筒部がゲート内周面とピン外周面との間に形成さ
れるので、型開時に製品凝固体と残留凝固体とが容易に
破断分離する。
ピンの突出長が小さく、上記薄肉円筒部が形成されなか
ったときには、型開き後に押上シリンダを作動させて下
金型本体を強力に押し上げる。固定スリーブ内の残留凝
固体は、固定スリーブのテーパ状の内周孔により上方へ
の移動が阻止されるので、下金型本体の上動により、ゲ
ート部の上下両側の凝固体に強力な分断力が加えられ、
そのネック部分(ゲート部における凝固部分)にて分断
される。従ってスリーブ内の残留凝固体を簡単に取り出
すことができるようになる。
ったときには、型開き後に押上シリンダを作動させて下
金型本体を強力に押し上げる。固定スリーブ内の残留凝
固体は、固定スリーブのテーパ状の内周孔により上方へ
の移動が阻止されるので、下金型本体の上動により、ゲ
ート部の上下両側の凝固体に強力な分断力が加えられ、
そのネック部分(ゲート部における凝固部分)にて分断
される。従ってスリーブ内の残留凝固体を簡単に取り出
すことができるようになる。
[実施例] 本実施例は本考案をロータリダイカストマシンの型開閉
ユニットに実施した例を示し、第1図はこれを実施した
型開閉ユニットの縦断面図、第2図は要部の拡大縦断面
図である。
ユニットに実施した例を示し、第1図はこれを実施した
型開閉ユニットの縦断面図、第2図は要部の拡大縦断面
図である。
これらの図において、ロータリダイカストマシンは、回
転テーブルとその外周部を円周方向に3等分する位置に
搭載される3組の型開閉ユニットとを備えており、回転
テーブルの120°間欠回転と共に周回する型開閉ユニッ
トの周回軌跡上には、型締射出ステーション、製品取出
ステーション及び金型清掃、離型剤塗布ステーションか
らなる3つの各作業ステーションが円周方向を3等分す
る位置にそれぞれ配設されている。そして、各型開閉ユ
ニットには金型が装着されており、3つの各ステーショ
ンでは、それぞれ型締及び射出と、型開及び製品の取り
出しと、金型の清掃及び離型剤のスプレーとが行なわ
れ、テーブルが120°回転毎に停止してこれら各作業を
行ない、1回転することにより1サイクルが完了する。
そして、図は型締、射出ステーションで停止した型開閉
ユニットを示しており、第1図の上方と下方とには、図
示しない型締装置と射出装置とが配設されている。
転テーブルとその外周部を円周方向に3等分する位置に
搭載される3組の型開閉ユニットとを備えており、回転
テーブルの120°間欠回転と共に周回する型開閉ユニッ
トの周回軌跡上には、型締射出ステーション、製品取出
ステーション及び金型清掃、離型剤塗布ステーションか
らなる3つの各作業ステーションが円周方向を3等分す
る位置にそれぞれ配設されている。そして、各型開閉ユ
ニットには金型が装着されており、3つの各ステーショ
ンでは、それぞれ型締及び射出と、型開及び製品の取り
出しと、金型の清掃及び離型剤のスプレーとが行なわ
れ、テーブルが120°回転毎に停止してこれら各作業を
行ない、1回転することにより1サイクルが完了する。
そして、図は型締、射出ステーションで停止した型開閉
ユニットを示しており、第1図の上方と下方とには、図
示しない型締装置と射出装置とが配設されている。
図において、型開閉ユニット20は、図示しない回転テー
ブル上に着脱自在に固定された取付板21を備えており、
この取付板21の左右両側に立設された一対の型開閉シリ
ンダ22の油圧で昇降するピストンロッド23の作用端に
は、水平板状のトッププレート24が固定支持されてい
る。そして、ピストンロッド23の進退により、トッププ
レート24と後述する可動金型35等が3本のガイドロッド
(図示せず)に案内されて昇降し、型開、型合わせが行
なわれるように構成されている。
ブル上に着脱自在に固定された取付板21を備えており、
この取付板21の左右両側に立設された一対の型開閉シリ
ンダ22の油圧で昇降するピストンロッド23の作用端に
は、水平板状のトッププレート24が固定支持されてい
る。そして、ピストンロッド23の進退により、トッププ
レート24と後述する可動金型35等が3本のガイドロッド
(図示せず)に案内されて昇降し、型開、型合わせが行
なわれるように構成されている。
取付板21には全体を符号25で示す固定金型の支持板26が
固定されている。
固定されている。
固定金型25は、上記支持板26の他に、上面が金型キャビ
ティ8面の一部を形成していて、軸心部に縦方向の溶湯
鋳込用の湯道49を有する下金型本体32と、下金型本体32
の下面と外周面に接して下金型本体32をボルト31で固定
して保持した環状の金型ホルダ30を有する。支持板26及
び金型ホルダ30には上下方向に貫通する固定スリーブ装
着用開口が設けられており、これらの固定スリーブ装着
用開口に固定スリーブ33が内嵌されている。この固定ス
リーブ33は、下金型本体32の下面のうちゲート49の周囲
部分に上端面を接触させて配置されている。この固定ス
リーブ33の下端部には、図示の通り外向きに鍔部が設け
られている。この鍔部が支持板26の前記固定スリーブ装
着用開口の内周面の段部に係合することにより、固定ス
リーブ33は支持板26に対し上方へ移動不能に保持されて
いる。
ティ8面の一部を形成していて、軸心部に縦方向の溶湯
鋳込用の湯道49を有する下金型本体32と、下金型本体32
の下面と外周面に接して下金型本体32をボルト31で固定
して保持した環状の金型ホルダ30を有する。支持板26及
び金型ホルダ30には上下方向に貫通する固定スリーブ装
着用開口が設けられており、これらの固定スリーブ装着
用開口に固定スリーブ33が内嵌されている。この固定ス
リーブ33は、下金型本体32の下面のうちゲート49の周囲
部分に上端面を接触させて配置されている。この固定ス
リーブ33の下端部には、図示の通り外向きに鍔部が設け
られている。この鍔部が支持板26の前記固定スリーブ装
着用開口の内周面の段部に係合することにより、固定ス
リーブ33は支持板26に対し上方へ移動不能に保持されて
いる。
固定スリーブ33は、支持板26にねじ止めされたリング34
によってスリーブ装着用開口からの下方への抜けが阻止
されている。
によってスリーブ装着用開口からの下方への抜けが阻止
されている。
なお、支持板26に固定スリーブ33が保持されているとこ
ろから、以下、この支持板26をスリーブ支持板26という
ことがある。
ろから、以下、この支持板26をスリーブ支持板26という
ことがある。
金型ホルダ30は、該支持板(スリーブ支持板)26に植設
された複数個のカイドピン29に案内されながら支持板26
と金型ホルダ30間に取り付けられたシリンダ90とピスト
ン91からなる押上シリンダ89によって、小ストロークだ
け持ち上げられて支持板26より離反し得るように構成さ
れている。しかし、通常は、金型ホルダ30を持ち上げる
必要はないので、押上シリンダ89のロッド側の室に作動
油圧を作用させておき、型開き時等に金型ホルダ30及び
金型本体(下金型本体部)32がスリーブ支持板26から浮
き上がらないようにしている。従って、金型ホルダ30は
スリーブ支持板26に実質上は固定されていると言うこと
ができる。
された複数個のカイドピン29に案内されながら支持板26
と金型ホルダ30間に取り付けられたシリンダ90とピスト
ン91からなる押上シリンダ89によって、小ストロークだ
け持ち上げられて支持板26より離反し得るように構成さ
れている。しかし、通常は、金型ホルダ30を持ち上げる
必要はないので、押上シリンダ89のロッド側の室に作動
油圧を作用させておき、型開き時等に金型ホルダ30及び
金型本体(下金型本体部)32がスリーブ支持板26から浮
き上がらないようにしている。従って、金型ホルダ30は
スリーブ支持板26に実質上は固定されていると言うこと
ができる。
28はスリーブ支持板26の上面に複数個のホルド27で固定
された環状の中子止めリングである。
された環状の中子止めリングである。
前記トッププレート24の下面には、全体を符号35で示す
可動金型の基板36が固定されている。可動金型35は、こ
の基板36と、これに複数個のボルト37で一体的に固定さ
れた上部支持板38と、この上部支持板38の下面に形成さ
れた凹孔38aに嵌着固定された金型ホルダ39と、この金
型ホルダ39の凹孔39aに嵌着されてボルト40で固定され
た金型本体41とで形成されている。
可動金型の基板36が固定されている。可動金型35は、こ
の基板36と、これに複数個のボルト37で一体的に固定さ
れた上部支持板38と、この上部支持板38の下面に形成さ
れた凹孔38aに嵌着固定された金型ホルダ39と、この金
型ホルダ39の凹孔39aに嵌着されてボルト40で固定され
た金型本体41とで形成されている。
この上部支持板38の下端フランジ部には、その周囲4箇
所に等間隔で、シリンダ支持板42が固定されている。44
は各シリンダ支持板42に取り付けられた中子シリンダで
あって、各中子シリンダ44のピストンロッド45の作用端
には、中子46がそれぞれ固定されている。各中子46は、
第1図に示す状態では、前記中子止めリング28によって
移動を規制されているが、上金型35全体の上昇により下
面が中子止めリング28の上面を越えたときには、ピスト
ンロッド45の後退により一斉に放射方向へ開くように構
成されている。また、4個の中子が第1図に示すように
閉じたときには、4個の円周面により真円が形成され
る。そして、型合わせされた上下の金型本体41、32と、
閉じた4個の中子46とにより第7図と同符号で示すキャ
ビティ8が形成される。なお、本装置においては、キャ
ビティ8のディスク部8aがキャビティ8全体の高さの下
寄りに位置している。
所に等間隔で、シリンダ支持板42が固定されている。44
は各シリンダ支持板42に取り付けられた中子シリンダで
あって、各中子シリンダ44のピストンロッド45の作用端
には、中子46がそれぞれ固定されている。各中子46は、
第1図に示す状態では、前記中子止めリング28によって
移動を規制されているが、上金型35全体の上昇により下
面が中子止めリング28の上面を越えたときには、ピスト
ンロッド45の後退により一斉に放射方向へ開くように構
成されている。また、4個の中子が第1図に示すように
閉じたときには、4個の円周面により真円が形成され
る。そして、型合わせされた上下の金型本体41、32と、
閉じた4個の中子46とにより第7図と同符号で示すキャ
ビティ8が形成される。なお、本装置においては、キャ
ビティ8のディスク部8aがキャビティ8全体の高さの下
寄りに位置している。
固定スリーブ33の内孔には図示していない溶湯射出装置
の射出シリンダの上端面にブロックを介して支持された
円筒状の射出スリーブ47が挿抜自在に挿入されており、
その内孔には、射出シリンダの油圧によって進退するプ
ランジャ48の頭部としてのプランジャチップ48aが嵌合
されている。
の射出シリンダの上端面にブロックを介して支持された
円筒状の射出スリーブ47が挿抜自在に挿入されており、
その内孔には、射出シリンダの油圧によって進退するプ
ランジャ48の頭部としてのプランジャチップ48aが嵌合
されている。
固定スリーブ33の内孔33aは、前記湯道49を該射出スリ
ーブ47の内孔47aに連通させている。この内孔33aの下端
部の直径は射出スリーブ内孔47aと同径であるが、内孔3
3aは上方になるほど小径となるテーパ状に形成されてい
る。
ーブ47の内孔47aに連通させている。この内孔33aの下端
部の直径は射出スリーブ内孔47aと同径であるが、内孔3
3aは上方になるほど小径となるテーパ状に形成されてい
る。
前記湯道49は、キャビティ8寄りに形成された内孔33a,
47aよりもかなり小径の円筒孔としてのゲート49aと内孔
33a寄りに形成されたテーパ孔49bとで形成されており、
ゲート49aに続くディスク部8a下端面は、キャビティ8
内で固化する製品の化粧面となる。
47aよりもかなり小径の円筒孔としてのゲート49aと内孔
33a寄りに形成されたテーパ孔49bとで形成されており、
ゲート49aに続くディスク部8a下端面は、キャビティ8
内で固化する製品の化粧面となる。
第2図に示す如く、キャビティ8の環状リム部8bの上端
外方には、リム部8bと同心の環状に形成されたランナ50
が金型ホルダ39の下端面に設けられており、このランナ
50とリム部8bとは放射状に形成された複数個のゲート51
で連通されている。
外方には、リム部8bと同心の環状に形成されたランナ50
が金型ホルダ39の下端面に設けられており、このランナ
50とリム部8bとは放射状に形成された複数個のゲート51
で連通されている。
第2図において、全体を符号52で示すものは、射出時に
キャビティ8内のガスを機外へ抜くガス抜き装置であっ
て、1箇所の隣接する中子46間に位置して上金型35と下
金型25との間に配設されている。
キャビティ8内のガスを機外へ抜くガス抜き装置であっ
て、1箇所の隣接する中子46間に位置して上金型35と下
金型25との間に配設されている。
このガス抜き装置52は従来公知のシリンダ型のガス抜き
装置であって、前記ランナ50と連通するガス道59と、そ
の終端弁座部を開閉する弁(図示略)とを備えており、
射出時には弁が開いて溶湯の圧力または真空引き装置に
よってガスが排出され、溶湯の慣性力または電気信号で
弁が閉じて溶湯の弁座外への排出が遮断されるように構
成されている。
装置であって、前記ランナ50と連通するガス道59と、そ
の終端弁座部を開閉する弁(図示略)とを備えており、
射出時には弁が開いて溶湯の圧力または真空引き装置に
よってガスが排出され、溶湯の慣性力または電気信号で
弁が閉じて溶湯の弁座外への排出が遮断されるように構
成されている。
次に、型締、型開について説明する。型締は第1図に示
す型合わせ状態から図示しない型締シリンダによりトッ
ププレート24を型開閉シリンダ22の油圧に抗して下降さ
せることによって行なわれる。また、型開は型締シリン
ダが退去した後図示の状態から型開閉シリンダ22のピス
トンロッド23が前進することによって行なわれ、トップ
プレート24と可動金型35、ガス抜き装置等が一体となっ
て上昇する。そして、キャビティ8内で固化した製品
は、型開により可動金型35側に付着して上昇する。
す型合わせ状態から図示しない型締シリンダによりトッ
ププレート24を型開閉シリンダ22の油圧に抗して下降さ
せることによって行なわれる。また、型開は型締シリン
ダが退去した後図示の状態から型開閉シリンダ22のピス
トンロッド23が前進することによって行なわれ、トップ
プレート24と可動金型35、ガス抜き装置等が一体となっ
て上昇する。そして、キャビティ8内で固化した製品
は、型開により可動金型35側に付着して上昇する。
次に、射出時後半に作用する押湯装置、及び、型開時に
おけるゲート49aの切断装置とランナ50の切断装置なら
びに製品押出装置について説明する。
おけるゲート49aの切断装置とランナ50の切断装置なら
びに製品押出装置について説明する。
トッププレート24の中心部には、ピン突出用のシリンダ
(押湯用駆動装置)61が固定されており、そのピストン
ロッド62は、トッププレート24のロッド孔を貫通して下
方に突出されている。63はピストンロッド62の突出ねじ
部にねじ孔を螺合されて下方へ延びる丸棒状のピンであ
って、例えば上下3段に分割後接合されており、その下
段部の径は、前記ゲート49aの径よりもわずかに小径に
形成されている。なお、ゲート49aの内径を例えば40〜6
0mmとした場合、ピン63の外径はゲート49aの内径より例
えば1〜5mm小さく形成されている。
(押湯用駆動装置)61が固定されており、そのピストン
ロッド62は、トッププレート24のロッド孔を貫通して下
方に突出されている。63はピストンロッド62の突出ねじ
部にねじ孔を螺合されて下方へ延びる丸棒状のピンであ
って、例えば上下3段に分割後接合されており、その下
段部の径は、前記ゲート49aの径よりもわずかに小径に
形成されている。なお、ゲート49aの内径を例えば40〜6
0mmとした場合、ピン63の外径はゲート49aの内径より例
えば1〜5mm小さく形成されている。
このピン63は、基板36と上部支持基板38とに挟持固定さ
れた軸受64、上部支持板38、上部支持板38と金型本体41
とに挟持固定された軸受65、金型本体41及び金型本体41
に固定されたカートリッジ66とにそれぞれ設けられた軸
孔に上下動自在に軸支されている。このピン63は、前記
シリンダ61の油圧でピストンロッド62が進退することに
より、第2図の実線位置と2点鎖線位置との間で上下動
するように構成されている。
れた軸受64、上部支持板38、上部支持板38と金型本体41
とに挟持固定された軸受65、金型本体41及び金型本体41
に固定されたカートリッジ66とにそれぞれ設けられた軸
孔に上下動自在に軸支されている。このピン63は、前記
シリンダ61の油圧でピストンロッド62が進退することに
より、第2図の実線位置と2点鎖線位置との間で上下動
するように構成されている。
即ち、キャビティ8内の溶湯67の固化前にピン63が鎖線
位置へ下降すると、ピン63は溶湯67を排除して押湯の作
用をすると共に、ゲート49aには薄肉円筒状の溶湯固化
物68を残して孔が貫通されるように構成されている。そ
して、後述するように製品とビスケット(残留凝固物)
とは、型開時に薄肉固化物68の破断により分離される。
位置へ下降すると、ピン63は溶湯67を排除して押湯の作
用をすると共に、ゲート49aには薄肉円筒状の溶湯固化
物68を残して孔が貫通されるように構成されている。そ
して、後述するように製品とビスケット(残留凝固物)
とは、型開時に薄肉固化物68の破断により分離される。
ピン63の内部には、後方から先端付近まで伸びている冷
却水用の孔71等を備えた冷却装置が設けられており、溶
湯で加熱されるピン63を冷却して寿命を長びかせるよう
にすると共に、押湯作用が終ったら、逆に、ピン63内の
冷却水の作用によって比較的肉が厚くて冷却されにくい
ディスク部8aの中央部にあるボス部を冷却し、作業性を
増し、射出のサイクルタイムをかなり短縮することがで
きるように構成されている。
却水用の孔71等を備えた冷却装置が設けられており、溶
湯で加熱されるピン63を冷却して寿命を長びかせるよう
にすると共に、押湯作用が終ったら、逆に、ピン63内の
冷却水の作用によって比較的肉が厚くて冷却されにくい
ディスク部8aの中央部にあるボス部を冷却し、作業性を
増し、射出のサイクルタイムをかなり短縮することがで
きるように構成されている。
なお、ピン63内の冷却水用の孔71内には、常時冷却水を
流しておいても良いが、ピン63を前進させた時のみ冷却
水を流すようにしても良い。
流しておいても良いが、ピン63を前進させた時のみ冷却
水を流すようにしても良い。
第1図に示したピン63の後方には、ピン63が前進限まで
移動したときに、軸受64に設けた冷却水供給孔64aに連
通する孔71aを設けている。ピン63内の冷却水用の孔71
は、通常良く用いられているように、ピン63内にパイプ
を埋め込んで、パイプの内外周で冷却水を流すようにし
ておいても良い。
移動したときに、軸受64に設けた冷却水供給孔64aに連
通する孔71aを設けている。ピン63内の冷却水用の孔71
は、通常良く用いられているように、ピン63内にパイプ
を埋め込んで、パイプの内外周で冷却水を流すようにし
ておいても良い。
前記トッププレート24の上面には、複数個の製品押出シ
リンダ72が固定されていて、そのピストンロッド73の上
端には、トッププレート24と平行するエジェクタプレー
ト74が固定支持されており、このエジェクタプレート74
に固定された複数個のピン75はトッププレート24と基板
36との孔を貫通して下方へ突出された後、上部支持板38
の空間部内に上下動自在に設けられた押出板76のねじ孔
に螺入されている。
リンダ72が固定されていて、そのピストンロッド73の上
端には、トッププレート24と平行するエジェクタプレー
ト74が固定支持されており、このエジェクタプレート74
に固定された複数個のピン75はトッププレート24と基板
36との孔を貫通して下方へ突出された後、上部支持板38
の空間部内に上下動自在に設けられた押出板76のねじ孔
に螺入されている。
上下2枚に分割された押出板76に頭部を挟持されて垂下
する複数個ずつの各押出ピン77、78は、金型ホルダ39の
空間部内に上下動自在に設けられたハブ用押出板79と、
リム部8aの上端とにそれぞれ下端を当接させており、型
開後に製品押出シリンダ72が作動してエジェクタプレー
ト74が下降すると、ピン75、押出板76、押出ピン77、7
8、ハブ押出板79及びハブ押出板79に支持されてハブ部
でもあるディスク部8aに当接する押出ピン80を介して製
品をキャビティ8から下方へ押し出するように構成され
ている。
する複数個ずつの各押出ピン77、78は、金型ホルダ39の
空間部内に上下動自在に設けられたハブ用押出板79と、
リム部8aの上端とにそれぞれ下端を当接させており、型
開後に製品押出シリンダ72が作動してエジェクタプレー
ト74が下降すると、ピン75、押出板76、押出ピン77、7
8、ハブ押出板79及びハブ押出板79に支持されてハブ部
でもあるディスク部8aに当接する押出ピン80を介して製
品をキャビティ8から下方へ押し出するように構成され
ている。
なお、ハブ押出板79は、ガイドピン81に案内されて上下
動し、圧縮コイルばね82に弾発されて上昇位置へ復帰す
る。
動し、圧縮コイルばね82に弾発されて上昇位置へ復帰す
る。
さらに、金型ホルダ39の下端外周部を円周方向へ複数等
分する位置に設けた孔には、円柱状に形成された複数個
のストッパ83が放射方向へ進退自在に嵌合されており、
各ストッパ83に設けられたテーパ孔83aには、押出板76
から自重で垂下された各ロッド85のテーパ端がそれぞれ
係入されている。
分する位置に設けた孔には、円柱状に形成された複数個
のストッパ83が放射方向へ進退自在に嵌合されており、
各ストッパ83に設けられたテーパ孔83aには、押出板76
から自重で垂下された各ロッド85のテーパ端がそれぞれ
係入されている。
そして、押出板76が第1図に符号aで示すストロークだ
け下降すると、押出板76とロッド85とが一体となりロッ
ド85が下降し始めてテーパ作用によりストッパ83が外方
向に移動するように構成されている。
け下降すると、押出板76とロッド85とが一体となりロッ
ド85が下降し始めてテーパ作用によりストッパ83が外方
向に移動するように構成されている。
また、押出板76の外周部を円周方向に複数等分する位置
に支持されて垂下された各押出ピン86の下端が前記ラン
ナ50に当接していると共に、ランナ50の凹孔にはストッ
パ83に設けた円形の突起83bが挿抜自在に挿入されてい
てランナ50内の溶湯固化物をシールしており、ストッパ
83が後退して突起83bが抜けた後、さらに押出板76が下
降したときに、押出ピン86が下降し始めるように構成さ
れている。
に支持されて垂下された各押出ピン86の下端が前記ラン
ナ50に当接していると共に、ランナ50の凹孔にはストッ
パ83に設けた円形の突起83bが挿抜自在に挿入されてい
てランナ50内の溶湯固化物をシールしており、ストッパ
83が後退して突起83bが抜けた後、さらに押出板76が下
降したときに、押出ピン86が下降し始めるように構成さ
れている。
そして、ストッパ83の突起83bが挿入されているときに
押出板76が下降し始めると、先ず、押出ピン78、80によ
って製品が押し出されてゲート51で切断され、ランナ50
内には環状の固化物が突起83bに保持されて残る。この
あとは、上記の通り押出板76の最初の下降ストロークa
によりストッパ83が移動した後、さらに押出板76の下降
ストロークでランナ50内の固化物が押し出される。
押出板76が下降し始めると、先ず、押出ピン78、80によ
って製品が押し出されてゲート51で切断され、ランナ50
内には環状の固化物が突起83bに保持されて残る。この
あとは、上記の通り押出板76の最初の下降ストロークa
によりストッパ83が移動した後、さらに押出板76の下降
ストロークでランナ50内の固化物が押し出される。
第1図に符号87で示すものは、トッププレート24の上面
に固定された押出タイミング規制用のシリンダであっ
て、上昇限にあるピストンロッド88とエジェクタプレー
ト74との間には、前記ロッド85(第2図)のストローク
aと同じ間隙aが設けられており、エジェクタプレート
74が下降してピストンロッド88に当接すると、電磁弁等
の制御により下降が一旦停止した後再び下降するように
構成されている。即ち、この停止位置はロッド85の下降
開始位置であってかつ製品がaだけ押し出された位置で
あり、こうすることにより製品の下へランナ50が回り込
んで押し出されるというようなことがなく、困難なラン
ナの取り外し作業が不要となり、取り外し時の製品の損
傷が回避できる。
に固定された押出タイミング規制用のシリンダであっ
て、上昇限にあるピストンロッド88とエジェクタプレー
ト74との間には、前記ロッド85(第2図)のストローク
aと同じ間隙aが設けられており、エジェクタプレート
74が下降してピストンロッド88に当接すると、電磁弁等
の制御により下降が一旦停止した後再び下降するように
構成されている。即ち、この停止位置はロッド85の下降
開始位置であってかつ製品がaだけ押し出された位置で
あり、こうすることにより製品の下へランナ50が回り込
んで押し出されるというようなことがなく、困難なラン
ナの取り外し作業が不要となり、取り外し時の製品の損
傷が回避できる。
次に、以上のように構成された装置の動作を説明する。
上流側の作業ステーションで離型剤をスプレーされて型
合わせされた型開閉ユニット21は回転テーブルの回転に
より型締、射出ステーションへ周回してきて停止するの
で、型締シリンダによりトッププレート24を下方へ押圧
することにより型締が行なわれる。型締と同時に溶湯69
が注入された射出スリーブ47を固定スリーブ33の内孔に
装入して接合し、プランジャチップ48を前進させると、
キャビティ8内へ溶湯69が射出されて充填される。第2
図において実線で示した状態のものは射出が終了したと
ころを示している。
合わせされた型開閉ユニット21は回転テーブルの回転に
より型締、射出ステーションへ周回してきて停止するの
で、型締シリンダによりトッププレート24を下方へ押圧
することにより型締が行なわれる。型締と同時に溶湯69
が注入された射出スリーブ47を固定スリーブ33の内孔に
装入して接合し、プランジャチップ48を前進させると、
キャビティ8内へ溶湯69が射出されて充填される。第2
図において実線で示した状態のものは射出が終了したと
ころを示している。
この射出終了の直前または直後、即ち溶湯69が固化し始
めない前に、ピン突出用のシリンダ61のピストンロッド
62を油圧で前進させると、ピン63が下降してカートリッ
ジ66から突出し、第2図に2点鎖線で示すように、ゲー
ト49a内の溶湯69に突込まれ、このとき、キャビティ8
内の縦軸心部のピン63の突出路とゲート49a内の溶湯69
がピン63で排除されてキャビティ8内に流れるので、押
湯の作用をして溶湯69がキャビティ8の隅々まで行き渡
る。
めない前に、ピン突出用のシリンダ61のピストンロッド
62を油圧で前進させると、ピン63が下降してカートリッ
ジ66から突出し、第2図に2点鎖線で示すように、ゲー
ト49a内の溶湯69に突込まれ、このとき、キャビティ8
内の縦軸心部のピン63の突出路とゲート49a内の溶湯69
がピン63で排除されてキャビティ8内に流れるので、押
湯の作用をして溶湯69がキャビティ8の隅々まで行き渡
る。
この状態で溶湯69が固化し始めるが、ピン63の内部の孔
71には冷却水を流しているので、ピン63の周囲の一番肉
が厚くて凝固しにくい部分の溶湯69も比較的早く凝固す
るようになり、その分だけ早く型開を行なうことができ
る。
71には冷却水を流しているので、ピン63の周囲の一番肉
が厚くて凝固しにくい部分の溶湯69も比較的早く凝固す
るようになり、その分だけ早く型開を行なうことができ
る。
押湯を行なってから、所定時間後、固化を終って製品に
なる。そして、ピン63を後退させた後、回転テーブルが
120°回転して型開閉ユニット21が製品取出しステーシ
ョンで停止すると、型開閉シリンダ22の油圧でピストン
ロッド23が前進しトッププレート24が上昇するので、こ
れと一体の上金型35全体が上昇して型開が行なわれる。
なる。そして、ピン63を後退させた後、回転テーブルが
120°回転して型開閉ユニット21が製品取出しステーシ
ョンで停止すると、型開閉シリンダ22の油圧でピストン
ロッド23が前進しトッププレート24が上昇するので、こ
れと一体の上金型35全体が上昇して型開が行なわれる。
この場合、前述したようにゲート49aにピン63が挿入さ
れていてゲート49aとの径差が僅かであったことによ
り、第3図(a)の通り、ピン63が位置していた部分の
回りには薄肉円筒状の溶湯固化物68が形成されている。
さらに、ゲート49aのすぐ下にはテーパ孔49bが設けられ
ていて、ピン63とゲート49aとの間に生じた溶湯固化物
の薄肉円筒部68の上下方向の幅は極めて狭く、かつ、テ
ーパ孔49b部に出る溶湯固化物は上方が小径になってい
て上方に抜けないようになっているので、型開き時に可
動金型35に着いて上昇するキャビティ内の製品凝固体10
0は、ビスケット101を固定スリーブ33内とテーパ孔49b
内とに残して上記薄肉円筒部68から容易に切断されて、
可動金型35と共に上昇する。
れていてゲート49aとの径差が僅かであったことによ
り、第3図(a)の通り、ピン63が位置していた部分の
回りには薄肉円筒状の溶湯固化物68が形成されている。
さらに、ゲート49aのすぐ下にはテーパ孔49bが設けられ
ていて、ピン63とゲート49aとの間に生じた溶湯固化物
の薄肉円筒部68の上下方向の幅は極めて狭く、かつ、テ
ーパ孔49b部に出る溶湯固化物は上方が小径になってい
て上方に抜けないようになっているので、型開き時に可
動金型35に着いて上昇するキャビティ内の製品凝固体10
0は、ビスケット101を固定スリーブ33内とテーパ孔49b
内とに残して上記薄肉円筒部68から容易に切断されて、
可動金型35と共に上昇する。
このようにして型開した後、製品押出シリンダ72の油圧
でピストンロッド73を後退させると、トッププレート24
が下降し始める。これによって先ず押出板76と一体の押
出ピン77、78が下降しその先端が当接する製品100がキ
ャビティ8から押し出され始める。このとき、第2図に
示すように、ストッパ83の突起83bがランナ50の凹孔と
係合しているので、製品100が押し出されて下降しても
ランナ50はそのままで、製品100とランナ50とはゲート5
1から切り離される。
でピストンロッド73を後退させると、トッププレート24
が下降し始める。これによって先ず押出板76と一体の押
出ピン77、78が下降しその先端が当接する製品100がキ
ャビティ8から押し出され始める。このとき、第2図に
示すように、ストッパ83の突起83bがランナ50の凹孔と
係合しているので、製品100が押し出されて下降しても
ランナ50はそのままで、製品100とランナ50とはゲート5
1から切り離される。
トッププレート24がストロークaだけ下降すると、シリ
ンダ87のピストンロッド88の上端に当接するので、下降
が一旦停止し、所定タイミング後、再び下降し始める。
この下降再開始時には、ストロークaにより押出板76と
ロッド85とが一体となっているので、ロッド85も下降す
る。ロッド85の下降により、その下端がストッパ83のテ
ーパ孔83aを押し、テーパ作用によりストッパ83外方向
に後退させるので、突起83bがランナ50の凹孔から抜け
る。トッププレート24が下降を続けてさらにストローク
aだけ下降し、合計2a下降すると、押出板76と押出ピン
80とが一体となるので、押出ピン86も下降し始めてその
下端が当接している環状のランナ50が押し出される。
ンダ87のピストンロッド88の上端に当接するので、下降
が一旦停止し、所定タイミング後、再び下降し始める。
この下降再開始時には、ストロークaにより押出板76と
ロッド85とが一体となっているので、ロッド85も下降す
る。ロッド85の下降により、その下端がストッパ83のテ
ーパ孔83aを押し、テーパ作用によりストッパ83外方向
に後退させるので、突起83bがランナ50の凹孔から抜け
る。トッププレート24が下降を続けてさらにストローク
aだけ下降し、合計2a下降すると、押出板76と押出ピン
80とが一体となるので、押出ピン86も下降し始めてその
下端が当接している環状のランナ50が押し出される。
次に、第6図の如く、ビスケット押出用の押出装置200
を型開した両金型25、35間へ移動させ、そのピストンロ
ッド201を前進させるとビスケット101が押し出される。
を型開した両金型25、35間へ移動させ、そのピストンロ
ッド201を前進させるとビスケット101が押し出される。
なお、ビスケット押出用の押出装置200は、シリンダ202
と下方に向いているピストンロッド201及びシリンダを
型開している上下の金型本体41、32間と側方外部との間
で移動させる移動装置203によって構成されており、シ
リンダ202の上端側を上側の金型本体41内に引込めてい
るピン63の下端面に当接させ、下端側に設けたピストン
ロッド201の先端部を下側の金型本体32の小径部内に装
入してビスケット101の上面を押し下げることによって
ビスケット101を下方に突落すようにしている。
と下方に向いているピストンロッド201及びシリンダを
型開している上下の金型本体41、32間と側方外部との間
で移動させる移動装置203によって構成されており、シ
リンダ202の上端側を上側の金型本体41内に引込めてい
るピン63の下端面に当接させ、下端側に設けたピストン
ロッド201の先端部を下側の金型本体32の小径部内に装
入してビスケット101の上面を押し下げることによって
ビスケット101を下方に突落すようにしている。
ところで、前記ピン63を下方に突出させて押湯効果を与
える場合、キャビティ内における凝固が予定よりも早く
進行していた場合や、ピン63を突出させるシリンダ圧が
不足していた場合には、第3図(b)の如くピン63がゲ
ート49aに到達しない場合がある。
える場合、キャビティ内における凝固が予定よりも早く
進行していた場合や、ピン63を突出させるシリンダ圧が
不足していた場合には、第3図(b)の如くピン63がゲ
ート49aに到達しない場合がある。
このようなときには、型開すると、第4図の如くゲート
49aよりも上側に凝固物S1が残る。かかる凝固物S1が残
存する場合には、ビスケット押出装置により凝固物Sを
押しても、凝固物S1がゲート49aに引掛かって凝固物S
が抜けない。
49aよりも上側に凝固物S1が残る。かかる凝固物S1が残
存する場合には、ビスケット押出装置により凝固物Sを
押しても、凝固物S1がゲート49aに引掛かって凝固物S
が抜けない。
そこで、このような場合には第5図の如く押上シリンダ
89を作動させて金型本体32を上昇させる。そうすると、
固定スリーブ33の上部の内孔33aが上方ほど窄まるテー
パ面となっているため、ゲート49aよりも下側の凝固物S
2は、このテーパ面により押え付けられて固定状態を維
持する。(もし、内孔33aが直円筒状であると、下側の
凝固物S2は上側の凝固物S1にくっついたまま固定スリー
ブ33から抜け出てしまう。)このように、下側の凝固物
S2が該テーパ面に押え付けられ、上方への移動が阻止さ
れているため、ゲート49aよりも上側の凝固物S1のみが
上方に引張られる。この結果、凝固物Sはゲート49aの
箇所で凝固物S1、S2に分断される。このように凝固物S
の分断を行なってしまうと、凝固物S2は第6図に示した
前記方法と同様にしてビスケット押出装置200で下方に
抜き出すことができる。また、小塊状の凝固物S1も簡単
に上方に取り出せる。
89を作動させて金型本体32を上昇させる。そうすると、
固定スリーブ33の上部の内孔33aが上方ほど窄まるテー
パ面となっているため、ゲート49aよりも下側の凝固物S
2は、このテーパ面により押え付けられて固定状態を維
持する。(もし、内孔33aが直円筒状であると、下側の
凝固物S2は上側の凝固物S1にくっついたまま固定スリー
ブ33から抜け出てしまう。)このように、下側の凝固物
S2が該テーパ面に押え付けられ、上方への移動が阻止さ
れているため、ゲート49aよりも上側の凝固物S1のみが
上方に引張られる。この結果、凝固物Sはゲート49aの
箇所で凝固物S1、S2に分断される。このように凝固物S
の分断を行なってしまうと、凝固物S2は第6図に示した
前記方法と同様にしてビスケット押出装置200で下方に
抜き出すことができる。また、小塊状の凝固物S1も簡単
に上方に取り出せる。
このように、本考案によると、ピン63の突出ストローク
が不足していた場合であっても、凝固物の取り出しが極
めて簡単かつ迅速に行なえ、射出成形サイクルの遅延防
止が図れる。
が不足していた場合であっても、凝固物の取り出しが極
めて簡単かつ迅速に行なえ、射出成形サイクルの遅延防
止が図れる。
なお、上記のようにして金型から取り出された製品100
は、ディスクホイルの場合、図におけるハブの下側が化
粧面になるが、ここには薄肉円筒状の固化物が付属して
いるだけであるから、これを取り除くのが容易であり、
除去後も美観を損なうことがない。
は、ディスクホイルの場合、図におけるハブの下側が化
粧面になるが、ここには薄肉円筒状の固化物が付属して
いるだけであるから、これを取り除くのが容易であり、
除去後も美観を損なうことがない。
上記実施例は本考案をロータリダイカストマシンに実施
した例を示したが、本考案は定置型のダイカストマシン
にも同様に実施できることは言うまでもない。また、プ
ラスチック用の射出成形機にも実施できる。
した例を示したが、本考案は定置型のダイカストマシン
にも同様に実施できることは言うまでもない。また、プ
ラスチック用の射出成形機にも実施できる。
また、ピンでキャビティ内のピンの突出路の溶湯を排除
することになる結果、これが押湯作用となって溶湯がキ
ャビティの隅々にまで行き渡り、内部にガスを含有しな
い緻密な成形品を得ることができ、製品の品質が向上す
る。
することになる結果、これが押湯作用となって溶湯がキ
ャビティの隅々にまで行き渡り、内部にガスを含有しな
い緻密な成形品を得ることができ、製品の品質が向上す
る。
なお、押湯用のピンの内部に先端面近くまで通じている
冷却水通路を設けたので、押湯後、その中に流している
冷却水の作用で、製品内で一番肉厚が厚くて凝固が遅れ
る部分等を効率良く冷却させて、溶湯の凝固、固化を早
め、射出のサイクルタイムもその分だけ短くすることが
でき、生産性も向上させることができる。また、冷却す
ることにより、ピンの寿命も長びかせることができる。
冷却水通路を設けたので、押湯後、その中に流している
冷却水の作用で、製品内で一番肉厚が厚くて凝固が遅れ
る部分等を効率良く冷却させて、溶湯の凝固、固化を早
め、射出のサイクルタイムもその分だけ短くすることが
でき、生産性も向上させることができる。また、冷却す
ることにより、ピンの寿命も長びかせることができる。
[効果] 以上の通り、本考案によると、押湯用のピンの突出スト
ロークが不足し、ゲート部分に薄肉円筒状の凝固物が形
成されない場合であっても、下金型本体部を固定スリー
ブから離反させるように押圧作動させることにより、ゲ
ートよりも上側の凝固物と下側の凝固物とを破断、分離
させることができる。そして、これにより凝固物の取出
タイムの短縮が図れ、射出成形サイクルの遅延防止、装
置稼動効率の向上等の効果が奏される。
ロークが不足し、ゲート部分に薄肉円筒状の凝固物が形
成されない場合であっても、下金型本体部を固定スリー
ブから離反させるように押圧作動させることにより、ゲ
ートよりも上側の凝固物と下側の凝固物とを破断、分離
させることができる。そして、これにより凝固物の取出
タイムの短縮が図れ、射出成形サイクルの遅延防止、装
置稼動効率の向上等の効果が奏される。
第1図は実施例装置の断面図、第2図は第1図の要部拡
大図、第3図、第4図、第5図及び第6図は作動説明
図、第7図は従来例を示す断面図である。 8……キャビティ、25……固定金型、26……支持板(ス
リーブ支持板)、32……下金型本体、33……固定スリー
ブ、35……可動金型、41……上金型本体、47……射出ス
リーブ、49……湯道、49a……ゲート、61……ピン突出
用のシリンダ、62……ピストンロッド、63……ピン、68
……薄肉円筒状の凝固体、71……冷却水用の孔、100…
…製品凝固体、101……ビスケット、200……ビスケット
の押出用の押出装置。
大図、第3図、第4図、第5図及び第6図は作動説明
図、第7図は従来例を示す断面図である。 8……キャビティ、25……固定金型、26……支持板(ス
リーブ支持板)、32……下金型本体、33……固定スリー
ブ、35……可動金型、41……上金型本体、47……射出ス
リーブ、49……湯道、49a……ゲート、61……ピン突出
用のシリンダ、62……ピストンロッド、63……ピン、68
……薄肉円筒状の凝固体、71……冷却水用の孔、100…
…製品凝固体、101……ビスケット、200……ビスケット
の押出用の押出装置。
Claims (1)
- 【請求項1】上下方向に貫通する貫通孔状のゲートを有
する下金型本体と、 該下金型本体を下側から支えている支持板であって、前
記ゲートの下方位置には固定スリーブ装着用開口が上下
方向に貫通する貫通孔状に設けられた支持板と、 該固定スリーブ装着用開口に内嵌され、上方への移動不
能に該支持板に固定された、且つ上端が前記下金型本体
の下面のうち前記ゲート周囲に対し当接した固定スリー
ブと、 該固定スリーブ内に下方から挿入される射出スリーブを
有した溶湯射出装置と、 前記支持板に設けられた、前記下金型本体を上方へ押圧
移動させ得る押上シリンダと、 前記下金型本体の上側において上下方向に移動して型締
型開可能に設置された上金型本体であって、該上金型本
体のうち前記ゲートの上方位置を上下方向に貫通してい
るピン挿通孔を有した上金型本体と、 該ピン挿通孔に挿通されており、下端が前記ゲート内ま
で入り込み得るように押湯用駆動装置によって上下方向
に進退可能とされた押湯用のピンと、 を備えてなり、 前記ゲートの内径は前記射出スリーブの内径よりも小と
された竪型射出鋳造装置において、 前記固定スリーブの上端部内周面を上方に向って内径が
小さくなるテーパ面としたことを特徴とする竪型射出鋳
造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6931889U JPH0739481Y2 (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 竪型射出鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6931889U JPH0739481Y2 (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 竪型射出鋳造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH039251U JPH039251U (ja) | 1991-01-29 |
| JPH0739481Y2 true JPH0739481Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31604514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6931889U Expired - Lifetime JPH0739481Y2 (ja) | 1989-06-14 | 1989-06-14 | 竪型射出鋳造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0739481Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-14 JP JP6931889U patent/JPH0739481Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH039251U (ja) | 1991-01-29 |
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