JPH0739725Y2 - 作業車の走行用伝動構造 - Google Patents

作業車の走行用伝動構造

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JPH0739725Y2
JPH0739725Y2 JP12480889U JP12480889U JPH0739725Y2 JP H0739725 Y2 JPH0739725 Y2 JP H0739725Y2 JP 12480889 U JP12480889 U JP 12480889U JP 12480889 U JP12480889 U JP 12480889U JP H0739725 Y2 JPH0739725 Y2 JP H0739725Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、走行用ミッションの回転出力を左右走行装置
に各別に動力伝達する一対の操向用クラッチ機構を設け
ると共に、この操向用クラッチ機構を操作することによ
って機体操向操作をする操向操作具を設けた作業車の走
行用伝動構造に関する。
〔従来の技術〕 上記作業車において、従来、例えば特開昭62−165048号
公報に示されるように、前後進切換え装置によって前進
動力伝達方向と後進動力伝達方向とに回転方向が切換わ
る駆動回転体を設けると共に、この駆動回転体の回動力
を一対の操向クラッチ機構の一方により左右走行装置の
一方に、かつ、他方の操向クラッチ機構により他方の走
行装置に夫々伝達するように構成し、前後進切換え装置
の切換え操作による駆動回転体の回転方向切換え操作に
よって前後進切換えをし、操向用クラッチ機構の操作に
よる走行装置の駆動及び停止操作によって機体操向操作
をするようになっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来、機体を往復移動させながら作業したり、圃場端で
機体旋回をする等に際し、前後進切換え装置の操作レバ
ーを前進位置と後進位置の一方から他方に切換える操作
をくり返してする必要があって前後進切換えに必要な操
作手間が比較的大になり、また、左右走行装置の一方の
駆動を停止した状態での旋回しかできなくて旋回半径が
比較的大になっていた。
本考案の目的は、前後進切換えが比較的操作簡単にでき
ると共に小回り旋回ができるように改造することにな
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による作業車の走行用伝動構造、目的達成のため
に、前進動力伝達用の第1駆動回転体、及び、後進動力
伝達用の第2駆動回転体を常時駆動自在に設け、前記第
1駆動回転体の回動力と前記第2駆動回転体の回動力と
を択一的に左右走行装置の一方に伝達する第1操向クラ
ッチ機構、及び、前記第1駆動回転体の回動力と前記第
2駆動回転体の回動力とを択一的に左右走行装置の他方
に伝達する第2操向クラッチ機構を設けると共に、前記
第1操向クラッチ機構及び前記第2操向クラッチ機構を
操作する操向操作具を入為操作自在に設け、前記第1操
向クラッチ機構と前記第2操向クラッチ機構のいずれも
を前記操向操作具による操作に優先して前記第2駆動回
転体の回動力を伝達する側に操作する後進位置と、前記
第1操向クラッチ機構及び前記第2操向クラッチ機構の
前記操向操作具による操作を許容する非作用位置とに切
換え自在な人為後進操作具を設けると共に、この人為後
進操作具を前記非作用位置に付勢してあることを特徴と
し、その作用及び効果は次のとおりである。
〔作用〕
操向操作具の操作により第1及び第2操向クラッチ機構
のいずれもを第1駆動回転体の方の回動力を伝達する状
態に操作すると、左右走行装置のいずれもが前進側に駆
動されて機体が直進前進し、第1及び第2操向クラッチ
機構の一方を第1駆動回転体の方の回動力を伝達する状
態で他方を第2駆動回転体の方の回動力を伝達する状態
で操作すると、左右走行装置の一方が前進側で他方が後
進側に駆動されて左右走行装置の間に旋回中心が位置す
る信地旋回で機体が旋回する。
操向操作具を直進前進位置や旋回位置に位置させたまま
で人為後進操作具を後進位置に操作すると、この後進操
作具の優先作用に起因して第1及び第2操向クラッチ機
構のいずれもが第2駆動回転体の回動力を伝達する状態
になり、左右走行装置のいずれもが後進側に駆動されて
機体が直進後進し、そして、この状態で人為後進操作具
に対する操作を解除すると、後進操作具が付勢力によっ
て非作用位置に自動的に復元して第1及び第2操向クラ
ッチ機構が操向操作具による操作状態になり、機体が直
進前進したり旋回走行する。
〔考案の効果〕
機体の前後進切換えを人為後進操作具を後進位置に切換
えたり、この切換え操作を解除するだけで従来に比して
操作容易にし、かつ、左右走行装置を逆回転方向に駆動
して機体旋回半径を小にし、操作面及び旋回走行面の両
面から作業が楽にかつ能率よくできるようにできた。
〔実施例〕
次に実施例を示す。
第4図に示すように、エンジン出力を、中立を挾んで前
進側と後進側に切換え可能な油圧式無段変速装置(M1
及び入力軸(1)を介してミッションケース(2)に伝
達し、そして、入力軸(1)の回動力を、シフトギア部
材(3)の摺動操作によって3段に切換え可能な走行用
副変速装置(M2)に伝達すると共に、この副変換装置
(M2)の回転出力を機体操向装置(A)を介して左右の
クローラ式走行装置(4),(4)夫々のクローラ駆動
軸(5)に伝達するように構成して、コンバイン用の走
行用伝動構造を構成してある。
機体操向装置(A)を構成するに、第4図及び第5図に
示すように、ミッションケース(2)に支軸(6)を介
して支持されるように取付けた前進伝動ギア(7)を、
走行用副変速装置(M2)の出力軸ギア(8)に直接に咬
合させることによって常に支軸(6)の軸芯(P)の周
りで回動するよう駆動されるように構成し、支軸(6)
の両端側夫々に前記軸芯(P)の周りで回動するように
配置した後進伝動ギア(9a)または(9b)を逆転伝動ギ
ア機構(10)を介して走行用副変速装置(M2)の出力軸
ギア(11a)または(11b)に連動させることによって常
に前進伝動ギア(7)と同一の軸芯周りで前進伝動ギア
(7)とは逆の回転方向に回動するよう駆動されるよう
に構成し、前進伝動ギア(7)の回動力と一方の後進伝
動ギア(9a)の回動力とを択一的に第1操向クラッチ機
構(CL1)とギア伝動機構(18)により一方の走行装置
(4)のクローラ駆動軸(5)に伝達し、前進伝動ギア
(7)の回動力と他方の後進伝動ギア(9b)の回動力と
を択一的に第2操向クラッチ機構(CL2)とギア伝動機
構(18)により他方の走行装置(4)のクローラ駆動軸
(5)に伝達するように構成し、そして、第3図に示す
1本のレバー式操向操作具(22)の人為操作により第1
及び第2操向クラッチ機構(CL1),(CL2)を操作して
左右走行装置(4),(4)の駆動及び停止操作をする
ようにしてある。
すなわち、第1操向クラッチ機構(CL1)及び第2操向
クラッチ機構(CL2)の夫々を構成するに、支軸(6)
に相対回転可能に、かつ、ギア伝動機構(18)のギア
(18a)に対する咬合を維持したままで摺動するように
取付けたギア伝動部材(12)を揺動フォーク(20)によ
り摺動操作し、伝動部材(12)の一端側に備えてあるク
ラッチギア部(13)が前進伝動ギア(7)のボス部に備
えてあるクラッチギア部に咬合すると、伝動部材(12)
が前進伝動ギア(7)と共に回動してギア(18a)に動
力伝達することにより、前進伝動ギア(7)の回動力を
一方の走行装置(4)に伝達するように前進伝動状態に
なるようにしてある。そして、伝動部材(12)の他端側
に備えさせた摩擦板取付部(15)と、後進伝動ギア(9
a)または(9b)と一体部品に形成のクラッチハウジン
グ(14)の間に設けてある多板式摩擦クラッチ本体(1
6)が伝動部材(12)のクラッチ操作部(17)による押
圧操作のために入りになると、伝動部材(12)が後進伝
動ギア(9a)または(9b)と共に回動してギア(18a)
に動力伝達することにより、後進伝動ギア(9a)または
(9b)の回動力を一方の走行装置(4)に伝達するよう
に後進伝動状態になるようにしてある。さらに、伝動部
材(12)が前進伝動ギア(7)から外れると共にクラッ
チ本体(16)に対して押圧作用しない中立位置になる
と、伝動部材(12)が前進伝動ギア(7)及び後進伝動
ギア(9a)または(9b)のいずれにも対して相対回動す
ることにより、前進伝動ギア(7)及び後進伝動ギア
(9a)または(9b)のいずれの回動力をも伝達しないよ
うに伝動切り状態になるようにしてある。
そして、操向操作具(22)による第1及び第2操向クラ
ッチ機構(CL1),(CL2)の操作を可能にするに、第1
及び第2操向クラッチ機構(CL1),(CL2)夫々の伝動
部材(12)を前進伝動ギア(7)に咬合する位置に前進
付勢スプリング(19)によって摺動付勢し、一対の伝動
部材(12),(12)の夫々を摺動操作する揺動フォーク
(20)に第2図に示す如くフォーク支軸(21)、揺動ア
ーム(26)を介して連動する油圧シリンダ(C)をミッ
ションケース(2)の外側に付設すると共に、一対の前
記油圧シリンダ(C),(C)を第2図に示す油圧回路
に基いて操作する1つの電磁制御弁(CV)及び可変リリ
ーフ弁(RV)を第3図に示す如く一対の制御操作スイッ
チ(25a),(25b)及びスイッチ操作具(23a),(23
b)を介して、または連動用の操作ワイヤ(27)及び一
対の揺動リンク(29a),(29b)等を介して操作される
ように操向操作具(22)に連係してある。すなわち、操
向操作具(22)を枢支軸芯(X)の周りで機体横方向に
揺動させて直進位置(S)に操作すると、スイッチ操作
具(23a)または(23b)が操向操作具(22)に対する非
接触状態になると共にスプリング(24)により引張り操
作されることによってスイッチ切り操作位置になり、操
作スイッチ(25a)及び(25b)が切りになって制御弁
(CV)が中立位置になる。このためにいずれもの油圧シ
リンダ(C),(C)が自己短縮力のために短縮作動し
て揺動アーム(26)に対して離れた非作用位置になり、
いずれもの出力部材(12),(12)が前進付勢スプリン
グ(19)による揺動操作のために前進用伝動ギア(7)
に咬合するのである。そして、操向操作具(22)を直進
位置(S)から機体左側または右側の第1旋回位置
(L1)または(R1)に操作すると、スイッチ操作具(23
a)または(23b)が操向操作具(22)による押圧操作の
ために入り操作位置に切換わり、操作スイッチ(25a)
または(25b)が入りに切換にわって制御弁(CV)が旋
回位置に切換わる。この弁切換わりのために一方の油圧
シリンダ(C)が伸長作動して揺動アーム(26)を押圧
操作し、このアーム操作によるフォーク操作のために一
方の出力部材(12)が前進伝動ギア(7)から離脱する
のである。この時、可変リリーフ弁(RV)のリリーフ圧
が低圧であり、油圧シリンダ(C)の操作圧が低圧であ
るためにクラッチ本体(16)はまだ切りに在る。そし
て、操向操作具(22)を第1旋回位置(L1)または
(R1)からさらに機体左側または右側に揺動させた第2
旋回位置(L2)または(R2)に操作すると、連動用操作
ワイヤ(27)等による連動のために可変リリーフ弁(R
V)のリリーフ圧が設定最大リリーフ圧に自動的に増圧
変化することにより油圧シリンダ(C)への給油圧が設
定最大給油圧になり、油圧シリンダ(C)が出力部材
(12)を介してクラッチ本体(16)に作用する入り操作
圧が設定最大操作圧になってクラッチ本体(16)が入り
になる。操向操作具(22)を第1旋回位置(L1)または
(R1)と第2旋回位置(L2)または(R2)の間に操作す
ると可変リリーフ弁(RV)のリリーフ圧が設定最大リリ
ーフ圧より低いリリーフ圧になることにより油圧シリン
ダ(C)の給油圧が設定最大給油圧より小になり、油圧
シリンダ(C)によるクラッチ入り操作圧が設定最大操
作圧より低い入り操作圧になってクラッチ本体(16)が
半クラッチ状態になるのである。
操向操作具(22)と可変リリーフ弁(RV)の連動を可能
にするに、一対の揺動リンク(29a),(29b)は操作具
枢支部材(28)により操向操作具(22)と相対揺動する
ように枢支させてあり、操作ワイヤ(27)は一対の揺動
リンク(29a),(29b)と可変リリーフ弁(RV)の揺動
操作部(33)とを連動させていると共に、操作ワイヤ
(27)のアウターワイヤとインナワイヤを一対の揺動リ
ンク(29a),(29b)に各別に連結し、操向操作具(2
2)が直進位置(S)になると揺動リンク間隔が設定間
隔に自動的に戻るように一対の揺動リンク(29a),(2
9b)をスプリング(31)により連結してある。そして、
操向操作具(22)を前進位置(S)から揺動操作するに
伴い操向操作具(22)に付設の操作ピン(30)が一方の
揺動リンク(29a)または(29b)を押圧操作するように
構成し、かつ、このリンク揺動時には操作具枢支部材
(28)に付設のストッパーピン(32)が他方の揺動リン
ク(29b)または(29a)を揺動しないように受止め支持
するように構成してあることにより、操向操作具(22)
の揺動に伴い、一方の揺動リンク(29a)または(29b)
が操作具操作力のためにインナワイヤまたはアウターワ
イヤを操作して揺動操作部(33)をリリーフ圧増大側に
操作したり、スプリング(31)の付勢力のために揺動操
作部(33)をリリーフ圧減少側に操作するようにしてあ
る。
要するに、操向操作具(22)を直進位置(S)に操作す
ると、第1及び第2操向クラッチ機構(CL1),(CL2
のいずれもが前進伝動状態になり、機体が直進前進する
ように左右走行装置(4),(4)を前進側に駆動する
のである。そして、操向操作具(22)を第1旋回位置
(L1)または(R1)に操作すると、一方の操向クラッチ
機構(CL1)または(CL2)が伝動切り状態で他方の操向
クラッチ機構(CL2)または(CL1)が前進伝動状態にな
り、機体が一方の走行装置付近を旋回中心にして旋回す
るように一方の走行装置(4)を遊転状態にしながら他
方の走行装置(4)を前進側に駆動する。そして、操向
操作具(22)を第2旋回装置(L2)または(R2)に操作
すると、一方の操向クラッチ機構(CL1)または(CL2
が後進伝動状態で他方の操向クラッチ機構(CL2)また
は(CL1)が前進伝動状態になり、機体が左右走行装置
(4),(4)の間を旋回中心にして旋回するように一
方の走行装置(4)を後進側で他方の走行装置(4)を
前進側に駆動するのである。
第1図に示すように、一対の前記揺動アーム(26),
(26)に連動用操作ワイヤ(34)を介して後進ペダル
(35)を連動させてある。そして、操作ワイヤ(34)の
アウターワイヤを一方の揺動アーム(26)の操作部(26
a)に連結し、インナーワイヤを他方の揺動アーム(2
6)の操作部(26a)に連結することにより、かつ、いず
れもの油圧シリンダ(C),(C)は揺動アーム(26)
に対して接当により作用するものであって油圧シリンダ
(C)がたとえ制御弁(CV)によって揺動アーム(26)
に対する非作用位置に操作されている場合でも操作ワイ
ヤ(34)による揺動アーム(26)の操作が可能であるこ
とにより、後進ペダル(35)が踏込み操作しない非作用
位置(OFF)に在る時には、いずれもの油圧シリンダ
(C),(C)か操作ワイヤ(34)を屈曲させながら揺
動アーム(26)を後進側に押圧操作するために操向操作
具(22)により第1及び第2操向クラッチ機構(C
L1),(CL2)を操作することが許容されるように、後
進ペダル(35)を後進位置(R)に踏込み操作すれば、
操向操作具(22)による操作に優先し、いずれもの揺動
アーム(26),(26)を後進側に操作して第1及び第2
操向クラッチ機構(CL1),(CL2)のいずれもを後進伝
動状態に操作できるように構成してある。そして、後進
ペダル(35)は第1及び第2操向クラッチ機構(C
L1),(CL2)夫々の前進付勢スプリング(19)により
非作用位置(OFF)に付勢されることにより、操向操作
具(22)を直進位置(S)や旋回位置(L1),(L2),
(R1),(R2に位置させたままにし、後進ペダル(35)
の踏込み操作をすれば機体が直進後進し、そのペダル操
作を解除すれば後進ペダル(35)が非作用位置(OFF)
に自動復元して機体が操向操作具(22)の在る操作位置
によって決まる直進前進や旋回走行をするように構成し
てある。
〔別実施例〕
第6図は後進操作を可能にする別実施操作構造を示し、
一方の揺動リンク(26)の操作部(26a)と他方の揺動
リンク(26)の操作部(26a)とにわたって油圧シリン
ダ(36)を取付けると共に、この油圧シリンダ(36)は
電磁制御弁(37)が切換え操作されることにより、給油
されて伸長作動し、油圧シリンダ(C)は揺動アーム
(26)に対して接当式であるために操向操作具(22)に
よる操作に優先して伸長作動力のために揺動アーム(2
6)等を介して第1及び第2操向クラッチ機構(CL1),
(CL2)のいずれも後進伝動状態に切換え操作したり、
前進付勢スプリング(19)の付勢力や油圧シリンダ
(C)の操作力のために自由に排油短縮する状態にな
り、操向操作具(22)による第1及び第2操向クラッチ
機構(CL1),(CL2)の操作を許容するように構成して
ある。そして、電磁制御弁(37)の操作スイッチ(3
8)、この操作スイッチ(38)に連動ロッド(39)を介
して連動させた後進操作具(40)を前記無段変速装置
(M1)の操作のための変速レバー(41)に付設すると共
に、後進操作具(40)によるスイッチ操作により制御弁
(37)を操作するように構成してある。
すなわち、後進操作具(40)を変速レバー(41)に対し
て設定ストローク上昇した後進位置(R)に引き上げ操
作すると、操作スイッチ(38)が入りに切換わって電磁
制御弁(37)が給油位置に切換わり、油圧シリンダ(3
6)が伸長作動するのである。そして、後進操作具(4
0)に対する引き上げ操作を解除すると、変速レバー(4
1)に内装して連動ロッド(39)に作用させてあるスプ
リング(42)による付勢力のために後進操作具(40)が
変速レバー(41)に対して下降した元の非作用位置(OF
F)に自動的に戻り、電磁制御弁(37)が排油操作位置
に切換わって油圧シリンダ(36)が油圧シリンダ(C)
のクラッチ機構操作に対する障害にならないように外力
によって自由に伸縮する状態になるのである。
後進伝動ギアの方を(9a)または(9b)の1個にして支
軸(6)の中間部に位置し、前進伝動ギア(7)の方を
2個にして支軸(6)の両端側に分散配置して実施して
もよい。また、前進伝動ギア(7)や後進伝動ギア(9
a)または(9b)をチェーンスプロケットに替えて実施
してもよいのであり、前進伝動ギア(7)を第1駆動回
転体(7)と称し、後進伝動ギア(9a),(9b)を第2
駆動回転体(9a),(9b)と称する。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る作業車の走行用伝動構造の実施例を
示し、第1図は後進用操作系統図、第2図は油圧回路
図、第3図は操向操作具配設部の一部切欠き後面図、第
4図は走行用伝動構造の断面図、第5図は後進用伝動部
の断面図、第6図は別実施後進用操作系統図である。 (4)……走行装置、(7)……第1駆動回転体、(9
a),(9b)……第2駆動回転体、(22)……操向操作
具、(35),(40)……後進操作具、(R)……後進位
置、(OFF)……非作用位置、(CL1)……第1操向クラ
ッチ機構、(CL2)……第2操向クラッチ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前進動力伝達用の第1駆動回転体(7)、
    及び、後進動力伝達用の第2駆動回転体(9a),(9b)
    を常時駆動自在に設け、前記第1駆動回転体(7)の回
    動力と前記第2駆動回転体(9a)の回動力とを択一的に
    左右走行装置(4),(4)の一方に伝達する第1操向
    クラッチ機構(CL1)、及び、前記第1駆動回転体
    (7)の回動力と前記第2駆動回転体(9b)の回動力と
    を択一的に左右走行装置(4),(4)の他方に伝達す
    る第2操向クラッチ機構(CL2)を設けると共に、前記
    第1操向クラッチ機構(CL1)及び前記第2操向クラッ
    チ機構(CL2)を操作する操向操作具(22)を入為操作
    自在に設け、前記第1操向クラッチ機構(CL1)と前記
    第2操向クラッチ機構(CL2)のいずれもを前記操向操
    作具(22)による操作に優先して前記第2駆動回転体
    (9a),(9b)の回動力を伝達する側に操作する後進位
    置(R)と、前記第1操向クラッチ機構(CL1)及び前
    記第2操向クラッチ機構(CL2)の前記操向操作具(2
    2)による操作を許容する非作用位置(OFF)とに切換え
    自在な人為後進操作具(35),(40)を設けると共に、
    この人為後進操作具(35),(40)を前記非作用位置
    (OFF)に付勢してある作業車の走行用伝動構造。
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