JPH0740022Y2 - 外壁の目地構造 - Google Patents
外壁の目地構造Info
- Publication number
- JPH0740022Y2 JPH0740022Y2 JP1988116551U JP11655188U JPH0740022Y2 JP H0740022 Y2 JPH0740022 Y2 JP H0740022Y2 JP 1988116551 U JP1988116551 U JP 1988116551U JP 11655188 U JP11655188 U JP 11655188U JP H0740022 Y2 JPH0740022 Y2 JP H0740022Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic
- wall
- joint
- joint structure
- layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は建物の外壁の目地構造に関するものである。
[従来の技術] 従来、外壁の目地部のクラック発生を防止するための外
壁の目地構造としては、実公昭58-44204号、特開昭61-2
00256号、実公昭62-17554号等が挙げられる。
壁の目地構造としては、実公昭58-44204号、特開昭61-2
00256号、実公昭62-17554号等が挙げられる。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、実公昭58-44204号の目地構造は、外壁材
の目地部に充填したシーリング材の表面をセメント系フ
ィラーで覆い、その上に網状体及び弾性塗膜層を形成し
たものであり、セメント系フィラーを用いているため、
該フィラーが外壁材の動きに追随できず、クラックを生
じ、このクラックにより弾性塗膜層に収縮応力が増大し
てクラックが入り易い。また、特開昭61-200256号の目
地構造は、外壁材の目地部にシーラントを充填し、シー
ラントの表面に弾性クロスを介装した弾性パテを塗布
し、弾性パテの表面に硬性塗料層を形成したものであ
り、外壁材の動きに追随できるのは弾性パテだけであっ
て、弾性クロスにより外壁材の収縮応力は若干緩和され
るが、最終的には塗料層にもこの収縮応力が伝達され、
塗料層が硬性であるため収縮応力に追随できずクラック
が入り易い。また、実公昭62-17554号の目地構造は、表
面に溝状の凹部を設けた外壁材に面取り目地部を形成
し、この目地部にコーキングを充填し、その上に塗料層
を形成したものであり、外壁材の動きが直接塗料層に伝
達されクラックが入り易い。
の目地部に充填したシーリング材の表面をセメント系フ
ィラーで覆い、その上に網状体及び弾性塗膜層を形成し
たものであり、セメント系フィラーを用いているため、
該フィラーが外壁材の動きに追随できず、クラックを生
じ、このクラックにより弾性塗膜層に収縮応力が増大し
てクラックが入り易い。また、特開昭61-200256号の目
地構造は、外壁材の目地部にシーラントを充填し、シー
ラントの表面に弾性クロスを介装した弾性パテを塗布
し、弾性パテの表面に硬性塗料層を形成したものであ
り、外壁材の動きに追随できるのは弾性パテだけであっ
て、弾性クロスにより外壁材の収縮応力は若干緩和され
るが、最終的には塗料層にもこの収縮応力が伝達され、
塗料層が硬性であるため収縮応力に追随できずクラック
が入り易い。また、実公昭62-17554号の目地構造は、表
面に溝状の凹部を設けた外壁材に面取り目地部を形成
し、この目地部にコーキングを充填し、その上に塗料層
を形成したものであり、外壁材の動きが直接塗料層に伝
達されクラックが入り易い。
そこで本考案は、外壁材の寸法が変化して目地部に収
縮、引張りの応力が発生しても、この応力を吸収して目
地部のクラック発生を防止できると共に防水性を向上で
き、目地が目立たない外壁の目地構造を提供しようとす
るものである。
縮、引張りの応力が発生しても、この応力を吸収して目
地部のクラック発生を防止できると共に防水性を向上で
き、目地が目立たない外壁の目地構造を提供しようとす
るものである。
[課題を解決するための手段] すなわち本考案は,単体で構成した外壁材を互いにその
側端部を相じゃくりにより,接着することなく突き合わ
せた目地構造において, 上記相じゃくりにより重ね合わせるための上実と下実と
の間に防水用の弾性シーリングを介在し, 上記相じゃくり部分において対向する上記側端部の表面
側の角部に,斜面状の細面取り部を設け, これら細面取り部により形成したV字状の目地部に弾性
クロスを介在した弾性パテ層を形成し, 該弾性パテ層の表面に更に弾性塗料層を形成したことを
特徴とする外壁の目地構造である。
側端部を相じゃくりにより,接着することなく突き合わ
せた目地構造において, 上記相じゃくりにより重ね合わせるための上実と下実と
の間に防水用の弾性シーリングを介在し, 上記相じゃくり部分において対向する上記側端部の表面
側の角部に,斜面状の細面取り部を設け, これら細面取り部により形成したV字状の目地部に弾性
クロスを介在した弾性パテ層を形成し, 該弾性パテ層の表面に更に弾性塗料層を形成したことを
特徴とする外壁の目地構造である。
[作用] このようにした目地構造にあっては、外壁材が伸縮した
場合、この伸縮による応力を目地部の弾性パテ層、弾性
クロス、弾性塗料層,及び弾性シーリングの各弾力性に
より緩和、吸収する。
場合、この伸縮による応力を目地部の弾性パテ層、弾性
クロス、弾性塗料層,及び弾性シーリングの各弾力性に
より緩和、吸収する。
[実施例] 次に本考案の一実施例について説明すると、外壁材1と
して乾式外装材を用い、外壁材1の一側端部2及び他側
端部3に相じゃくりにより重ね合わせるための上実4及
び下実5を形成し、外壁材1の表面と一側端部2及び他
側端部3とのなす角部に細面取り部6、7を施してい
る。この細面取り部6、7の巾及び深さはそれぞれ0、
5〜1mm程度である。なお、上実4および下実5の長さ
はそれぞれ5〜20mm程度である。
して乾式外装材を用い、外壁材1の一側端部2及び他側
端部3に相じゃくりにより重ね合わせるための上実4及
び下実5を形成し、外壁材1の表面と一側端部2及び他
側端部3とのなす角部に細面取り部6、7を施してい
る。この細面取り部6、7の巾及び深さはそれぞれ0、
5〜1mm程度である。なお、上実4および下実5の長さ
はそれぞれ5〜20mm程度である。
また,第1図より知られるごとく,上記外壁材の両側端
部は相じゃくりにより突き合わされているのみで,両者
は接着剤等によって接着されていない。また,上記細面
取り部6,7は,上記各側端部の表面側の角部に斜面状に
形成されている。
部は相じゃくりにより突き合わされているのみで,両者
は接着剤等によって接着されていない。また,上記細面
取り部6,7は,上記各側端部の表面側の角部に斜面状に
形成されている。
この外壁材1は建物の胴縁又は軸組(図示せず)に緊結
し、隣接する側端部3、2の下実5に上実4を合成ゴム
系の弾性シーリング8を介して重ね合わせ、細面取り部
6、7でV字状目地部9が形成されている。
し、隣接する側端部3、2の下実5に上実4を合成ゴム
系の弾性シーリング8を介して重ね合わせ、細面取り部
6、7でV字状目地部9が形成されている。
この目地部9及び外壁の目地部9縁の外壁材1、1の表
面に亘って弾性パテを塗布して弾性パテ層10が形成さ
れ、弾性パテ層10には弾性クロス11が介在されている。
この弾性パテ層10はアクリル系、ウレタン系等の弾性パ
テを用い、弾性クロス11はナイロン(商標)、テトロン
(商標)、ビニロン(商標)等の合成繊維、天然繊維等
を編んだものである。
面に亘って弾性パテを塗布して弾性パテ層10が形成さ
れ、弾性パテ層10には弾性クロス11が介在されている。
この弾性パテ層10はアクリル系、ウレタン系等の弾性パ
テを用い、弾性クロス11はナイロン(商標)、テトロン
(商標)、ビニロン(商標)等の合成繊維、天然繊維等
を編んだものである。
弾性パテ層10の表面及び外壁材1、1表面には弾性塗料
層12が形成されている。この弾性塗料層12は合成ゴム
系、アクリル樹脂系の乾燥後も弾性を有する塗料を用い
る。
層12が形成されている。この弾性塗料層12は合成ゴム
系、アクリル樹脂系の乾燥後も弾性を有する塗料を用い
る。
このようにした目地構造にあっては、外壁材1、1が伸
縮した場合、この伸縮による応力を目地部9の弾性パテ
層10、弾性クロス11、弾性塗料層12で緩和、吸収し、目
地部9のクラックを防止する。また、相じゃくりの下実
5と上実6に介在した弾性シーリング8により雨水が目
地部9を通して外壁材1、1の裏側に回り込むことを防
止する。また、外壁材1、1の細面取り部6、7によ
り、目地部9の目やせ及び角欠けを防止する。
縮した場合、この伸縮による応力を目地部9の弾性パテ
層10、弾性クロス11、弾性塗料層12で緩和、吸収し、目
地部9のクラックを防止する。また、相じゃくりの下実
5と上実6に介在した弾性シーリング8により雨水が目
地部9を通して外壁材1、1の裏側に回り込むことを防
止する。また、外壁材1、1の細面取り部6、7によ
り、目地部9の目やせ及び角欠けを防止する。
この実施例と他の比較例との耐クラック性、目やせ性に
ついて実大外壁材(1820×2730mm)により試験した結果
を表1に示す。試験方法としては、表面に散水を3日間
行い、その後、表面温度80℃となる熱照射を20日間行っ
た。
ついて実大外壁材(1820×2730mm)により試験した結果
を表1に示す。試験方法としては、表面に散水を3日間
行い、その後、表面温度80℃となる熱照射を20日間行っ
た。
表1の試験結果からも解るように、実施例では耐クラッ
ク性について良好な結果が得られ、耐目やせ性について
も比較的良好な結果が得られた。
ク性について良好な結果が得られ、耐目やせ性について
も比較的良好な結果が得られた。
[考案の効果] このように本考案においては、外壁材の寸法が変化して
目地部に収縮、引張りの応力が発生しても、この応力を
弾性クロスを介在した弾性パテ層、弾性塗料層により緩
和、吸収し、目地部のクラック発生を防止できる。ま
た,目地部を弾性構造としているため非弾性構造に比較
し,外壁材のクラック発生も防止できる。また,下実と
上実との間に介在した防水材料は,弾性シーリングであ
って,弾性力を有しており,かつ下実と上実とは接着さ
れていない。そのため,目地部に上記収縮,引張応力が
発生しても下実と上実との対面部分は,上記弾性シーリ
ングの弾性によって緩和,吸収される。それ故,この点
においても目地部のクラック発生を防止できる。また,
勿論弾性シーリングにより,雨水の浸入を防止できる。
目地部に収縮、引張りの応力が発生しても、この応力を
弾性クロスを介在した弾性パテ層、弾性塗料層により緩
和、吸収し、目地部のクラック発生を防止できる。ま
た,目地部を弾性構造としているため非弾性構造に比較
し,外壁材のクラック発生も防止できる。また,下実と
上実との間に介在した防水材料は,弾性シーリングであ
って,弾性力を有しており,かつ下実と上実とは接着さ
れていない。そのため,目地部に上記収縮,引張応力が
発生しても下実と上実との対面部分は,上記弾性シーリ
ングの弾性によって緩和,吸収される。それ故,この点
においても目地部のクラック発生を防止できる。また,
勿論弾性シーリングにより,雨水の浸入を防止できる。
また,外壁材の側端部の表面側の角部には,それぞれ上
記斜面状の細面取り部を形成したので,目地部の目やせ
及び角欠けを防止できる。また,この目地部に,上記弾
性クロスを介在した弾性パテ層,更にその上に弾性塗料
層を形成したので,目地が外観上無目地となり大型外壁
の観を呈することができる。
記斜面状の細面取り部を形成したので,目地部の目やせ
及び角欠けを防止できる。また,この目地部に,上記弾
性クロスを介在した弾性パテ層,更にその上に弾性塗料
層を形成したので,目地が外観上無目地となり大型外壁
の観を呈することができる。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は横断面
図、第2図は一部欠截斜面図である。 1……外壁材、2、3……側端部、4……上実、5……
下実、6、7……細面取り部、8……弾性シーリング、
9……目地部、10……弾性パテ層、11……弾性クロス、
12……弾性塗料層
図、第2図は一部欠截斜面図である。 1……外壁材、2、3……側端部、4……上実、5……
下実、6、7……細面取り部、8……弾性シーリング、
9……目地部、10……弾性パテ層、11……弾性クロス、
12……弾性塗料層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 木室 真 愛知県名古屋市港区汐止町12番地 ニチハ 株式会社内 (72)考案者 大橋 裕人 愛知県名古屋市港区汐止町12番地 ニチハ 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−55760(JP,A) 実開 昭53−66825(JP,U) 実公 昭62−17554(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】単体で構成した外壁材を互いにその側端部
を相じゃくりにより,接着することなく突き合わせた目
地構造において, 上記相じゃくりにより重ね合わせるための上実と下実と
の間に防水用の弾性シーリングを介在し, 上記相じゃくり部分において対向する上記側端部の表面
側の角部に,斜面状の細面取り部を設け, これら細面取り部により形成したV字状の目地部に弾性
クロスを介在した弾性パテ層を形成し, 該弾性パテ層の表面に更に弾性塗料層を形成したことを
特徴とする外壁の目地構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988116551U JPH0740022Y2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 外壁の目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988116551U JPH0740022Y2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 外壁の目地構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0239036U JPH0239036U (ja) | 1990-03-15 |
| JPH0740022Y2 true JPH0740022Y2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=31359187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988116551U Expired - Lifetime JPH0740022Y2 (ja) | 1988-09-05 | 1988-09-05 | 外壁の目地構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740022Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3722613B2 (ja) * | 1998-02-20 | 2005-11-30 | 積水化学工業株式会社 | 外壁ボード継目構造 |
| JP4614433B2 (ja) * | 2004-09-16 | 2011-01-19 | ニチハ株式会社 | 曲面出隅材及びこれを用いた出隅部施工構造 |
| WO2023108664A1 (zh) * | 2021-12-18 | 2023-06-22 | 苏州红泥新材料科技有限公司 | 改善板材拼接抗裂性的方法以及板材拼接抗裂饰面及制作方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5712672Y2 (ja) * | 1976-11-07 | 1982-03-13 | ||
| JPS5555760A (en) * | 1978-10-21 | 1980-04-23 | Nat Jutaku Kenzai | Method of treating joint |
| JPH047094Y2 (ja) * | 1985-07-17 | 1992-02-26 |
-
1988
- 1988-09-05 JP JP1988116551U patent/JPH0740022Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0239036U (ja) | 1990-03-15 |
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