JPH0740031U - 切断装置における基準バイス装置 - Google Patents

切断装置における基準バイス装置

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JPH0740031U JP6935293U JP6935293U JPH0740031U JP H0740031 U JPH0740031 U JP H0740031U JP 6935293 U JP6935293 U JP 6935293U JP 6935293 U JP6935293 U JP 6935293U JP H0740031 U JPH0740031 U JP H0740031U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 旋回戻し時にワークを拘束し、自動化の達成
を図ることにある。 【構成】 帯鋸盤9を備えた旋回ベース体5が基準ベー
ス体1に対して旋回可能に設けられ、旋回ベース体5が
所定の旋回角位置に旋回移動と所定の傾斜角にて角度切
りを行なう帯鋸盤9における基準バイス装置111にし
て、前記旋回ベース体5が旋回移動し角度切りを行なっ
た後、旋回ベース体5を戻す際に前記基準バイス装置1
1のバイス基準面15より被切断ワークWs が離隔しな
いよう、前記基準バイス装置11に被切断ワークWs
固定する拘束手段99を備えてなることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、切断装置における基準バイス装置に係り、更に詳細には、角度切 断可能な例えばハンドソーにおいて、角度切断旋回戻しをしてもワークがバイス 基準面より離隔しない拘束手段を備えた切断装置における基準バイス装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来、角度切断可能な切断装置として、例えばハンドソーにて角度切断する場 合、ワークは旋回テーブル上に乗っていて、角度切断後、次の直角切断に備えて 旋回テーブルを戻すと、旋回テーブルが動くためワークも動いてしまう。なお、 旋回テーブルを戻す際は基準バイス装置を構成する一部材である移動バイスはア ンクランプした状態で行われている。また、ワークを直角切断してから旋回テー ブルを旋回させ直角切断を行なう際は、ワークは旋回テーブル上を滑りながら基 準バイス装置の一部材である基準バイスの基準面に押し付けられるので、ワーク は傾くことがない。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の切断装置における基準バイス装置では、角度切りを する旋回位置から直角切りをする位置へ旋回テーブルを戻す時に、ワークは基準 バイスの基準面より離れてしまう。このため、基準バイスにより離れたワークは 作業者が修正していた。また、ワークが斜めになると送材不能となる。
【0004】 送材には、ワークの尾端を上端タイプやキャリッジで尾端上端をクランプして 送材するタイプがあるが、いずれのタイプでもワークが左右に逃げるのを防ぐよ うになっていない。傾いたまま送ることは不可能ではないが切断精度は当然悪化 する。なお、旋回テーブルより後端の左右にバイスを設けても、全長が短くなっ たワークには対応できない。
【0005】 上述したごとく、ワークが基準バイスの基準面より離れると送材不能となり、 かつ、素材長さを測長する装置が、素材から外れる場合があり、切断の自動化を 図ることができないという問題があった。
【0006】 この考案の目的は、上記問題点を改善するために、旋回戻し時にワークを拘束 し、自動化の達成を図った切断装置における基準バイス装置を提供することにあ る。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案は、切断工具を有する旋回ベース体が基 準ベース体に対して旋回可能に設けられ、前記旋回ベース体が所定の旋回角位置 に旋回移動し所定の傾斜角にて角度切りを行なう切断装置における基準バイス装 置にして、前記旋回ベース体が旋回移動し角度切りを行なった後、旋回ベース体 を戻す際に前記基準バイス装置のバイス基準面よりワークが離隔しないよう、前 記基準バイス装置またはこれの近傍にワークを固定する拘束手段を備えて切断装 置における基準バイス装置を構成した。
【0008】 前記拘束手段として、基準バイス装置の基準バイスまたはこれの近傍に駆動部 材を設け、この駆動部材により揺動自在な揺動部材を前記基準バイスの下方部に 揺動自在に設けると共に、前記基準バイスの基準面へワークを押圧固定するため 前記揺動部材上に設けた駆動部材により前後進自在なワーク把持部材を設けてな ること、基準バイスまたはこれの近傍の下方部に駆動部材を設け、前記基準バイ スまたはこれの近傍の基準面へワークを押圧固定するため前記駆動部材により前 後進自在なワーク把持部材を設けてなること、基準バイスの基準面と同一面に吸 着部材を複数個埋設して設けてなること、基準バイスまたはこれの近傍の基準面 の下部に突出してワークを支承する支持部を設けると共に、この支持部に支承さ れたワークを押圧挾持する挾持部材を備えた駆動部材を前記基準バイスの上方部 に設けてなること、基準バイスの基準面下方部にワークを拘束するガイド部材を 設けてなること、さらに旋回ベース体に一体的に移動側バイスを設け、ワークを 基準バイスの基準面に押圧固定する押圧部材を前記移動側バイスの駆動部材に揺 動自在に設けてなることが望ましいものである。
【0009】 また、この考案は、ワークのずれ量を補正するため、ワークの尾端を把持し移 動自在なキャリッジに、ワークのずれ量を補正する補正制御手段を設けたり、あ るいは、ワーク搬送する駆動コンベアにて送られてたワークの尾端を検出する測 長車にてワークのずれ量を検出し、ワークのずれ量を補正する補正制御手段を設 けてなることが望ましいものである。
【0010】
【作用】
この考案の切断装置における基準バイス装置を採用することにより、基準バイ ス装置またはこれの近傍に拘束手段を設け、旋回ベース体を旋回移動し切断装置 にて角度切りを行なった後、旋回ベース体を戻す際に、前記拘束手段を作動せし め、基準バイス装置のバイス基準面にワークを押圧固定する。このため、旋回テ ーブルが旋回してもワークがバイス基準面より離れることがない。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、切断装置と して本実施例では帯鋸盤を対象としたが、この機種に限定するものではなく、ま た、帯鋸盤、角度切りのための旋回装置、ワークを支持するローラテーブル、ワ ークを搬送するワーク搬送装置は、既に公知の構成のものであるため詳細な図示 と説明を省略する。
【0012】 図1を参照するに、固定配置の基台である基準ベース体1に旋回装置3を構成 する一部材である旋回ベース体5が、垂直な旋回中心軸7を中心として基準ベー ス体1に対して旋回可能に設けられている。
【0013】 前記旋回ベース体5には、詳細な図示を省略したが切断装置として例えば帯鋸 盤9が設けられ、この帯鋸盤9には二つのホイール間に掛け渡された無端の帯鋸 刃が設けられている。この帯鋸刃は、旋回ベース体5が図にて実線により示され ている如き旋回原点位置に位置している状態下にて被切断ワークWs の送材方向 (A矢印方向)に直交する方向に走行する切断走行ライン部を有し、この切断走 行ライン部にてA矢印方向より送り込まれた被切断ワークWs の切断を行なう。
【0014】 すなわち、旋回中心軸7は帯鋸刃の切断走行ライン部と詳細を後述する基準バ イス装置11を構成する一部材である基準バイス13のバイス基準面15との交 点にあり、旋回ベース体5が前記旋回原点位置に位置している状態下にては被切 断ワークWs はA矢印方向に直交する方向に通常の直角切りが行われる。
【0015】 前記基準ベース体1には旋回駆動用の油圧シリンダ装置17シリンダチューブ 19の端部が枢軸21により枢動可能に連結されている。油圧シリンダ装置17 は、ピストンロッド23の先端を枢軸25により旋回ベース体5に枢動可能に連 結されており、ピストンロッド23の軸線方向伸縮により旋回ベース体5を旋回 中心軸7を中心として基準ベース体1に対して旋回駆動する。
【0016】 更に、旋回中心軸7を中心とする円弧に沿って旋回ベース体5の旋回範囲に亘 って帯板状のラック27が前記基準ベース体1に下向きに固定装着されている。 旋回ベース体5にはロータリエンコーダ29が取り付けられていて、このロータ リエンコーダ29に装着されたピニオン(図示省略)が前記ラック27と噛合し 、旋回ベース体5の旋回移動に応じてロータリエンコーダ29は回転し、旋回ベ ース体5の旋回角を検出する。
【0017】 また、前記旋回ベース体5の上面には、扇形状の旋回テーブル31が設けられ 、この旋回テーブル31の適宜位置に適宜な範囲に切欠部33が形成され、後述 する基準バイス装置11の基準バイス13に設けた被切断ワークWs を拘束する 拘束部材との接触を避けている。なお、符号35は被切断ワークWs を案内する ローラであり、符号37は切断材送り装置である。
【0018】 前記旋回装置3の前面側(図1において上部側)には、被切断ワークWs を支 持するローラテーブル39が設けてあり、このローラテーブル39は左右に対向 した一対のローラ支持部材41間に回転自在に設けた多数の支持ローラ43を備 えている。
【0019】 前記ローラテーブル39の右側には、被切断ワークWs を前後方向へ搬送する ワーク搬送装置45が設けてある。より詳細には、ローラテーブル39の右側に は支持フレーム47が前後方向へ延伸して設けてあり、この支持フレーム47に はガイドレール49が前後方向へ延伸して設けてある。上記ガイドレール49に はキャリッジ51が前後方向へ移動自在に設けてあり、このキャリッジ51を前 後方向へ移動させるため、上記支持フレーム47には前後方向へ延伸したラック 部材53が設けてあり、上記キャリッジ51にはこのラック部材53に噛合した ピニオン55を回転させる駆動モータ57が設けてある。
【0020】 上記キャリッジ51にはガイドポスト59が立設してあり、このガイドポスト 59の左側面には一対のガイド部材61が上下方向(図1において紙面に向って 表裏方向)へ延伸して設けてある。一対のガイド部材61には昇降部材63がス ライド部65を介してこの昇降自在に設けてあり、この昇降部材63を昇降させ るため、ガイドポスト59の左側面には昇降自在なピストンロッド(図示省略) を備えた昇降シリンダ67が設けてあり、このピストンロッドの先端部が昇降部 材63に連結してある。
【0021】 上記昇降部材63には支持アーム69が前方向へ突出してあり、この支持アー ム69の先端部にはワーククランプ71が設けてある。このワーククランプ71 は、図示省略のクランプシリンダの作動により被切断ワークWs として例えばH 形鋼材におけるフランジ部の上端部を把持するものである。
【0022】 上記ワーク搬送装置45はワーククランプ71の高さ位置を検出するクランプ 用高さ位置検出装置73が設けてある。このクランプ用高さ位置検出装置73は 、支持アーム69に設けた被検出部材75と、ガイドポスト59の前側における 適宜高さ位置に設けた光電スイッチ77を備えている。上記被検出部75は図示 を省略したが上下に多数の切欠段部を備えており、光電スイッチ77が適宜高さ 位置を通過する切欠段部を検出することにより、図示省略の演算手段の作用と相 まってワーククランプ71の高さ位置を検出演算するものである。なお、光電ス イッチ77の代わりに近接スイッチ、リミットスイッチ、リニア磁気スケール等 適宜の検出手段を用いても差し支えない。
【0023】 上記ワーククランプ71の先端部には被切断ケーブルWs として例えばH形鋼 材におけるフランジ部の上端面を検出する上端面検出装置79が設けてある。こ の上端面検出装置79はワーククランプ71の先端部適宜位置に設けた光電スイ ッチ81,83からなり、光電スイッチ81から投光された光が、形鋼材のフラ ンジ部により遮断されて光電スイッチ83に受光されなくなると、フランジ部の 上端面が検出されたことがわかる。
【0024】 次のこの実施例の主要部である基準バイ装置11について、更に詳細に説明す る。
【0025】 図1,図2および図3を参照するに、基準バイス装置11は固定側である基準 バイス13と移動側である移動側バイス85とで構成されている。
【0026】 移動側バイス85は前記旋回ベース体5上に設けられ、駆動部材として例えば 流体圧作動のシリンダ87が旋回ベース体5上に固定され、このシリンダ87の ピストンロッド89の先端に揺動自在にワーク押圧部材91が枢着されている。
【0027】 前記基準バイス13は、送材方向Aに沿って延伸して設けられ、一端を前記基 準ベース体1上に立設したバイス支持コラム93に締結ボルト95にて固着され ていて、他側は基準ベース体1より立設された旋回中心軸7の上面に締結ボルト 97(図2参照)を介して固着されている。なお、基準バイス13の被切断Ws が当接する側にはバイス基準面15が形成され、また、基準バイス13の下部に は被切断ワークWs として例えばH形鋼のフランジ部を挾持する拘束手段99が 設けられている。
【0028】 拘束手段99は、図2および図3に詳細が示されているごとく、基準バイス1 3の反バイス基準面側にして下部にL字形状のブラケット101が垂設されてい て、このブラケット101に揺動自在にピン103を介して平板状の揺動部材1 05に立設した軸受部107が枢着している。
【0029】 揺動部材105の後端(図3において右側)近傍に立設して軸受部109が設 けられている。一方、前記基準バイス13の反バイス基準面側に設けたブラケッ ト111に枢着された流体圧作動のシリンダ113が設けられ、このシリンダ1 13のピストンロッド115の先端と、前記揺動部材105に立設した軸受部1 09とが、ピン117を介して枢着されている。
【0030】 前記揺動部材105の先端側(図3において左側)には駆動部材として流体圧 作動のシリンダ119が固着され、このシリンダ119のピストンロッド121 の先端には、被切断ワークWs として例えばH形鋼のフランジ部Fを挾持するた めの挾持バイス面123を備えたワーク把持部材125が装着されている。なお 、ワーク把持部材125はシリンダ119により前後進するが、前記旋回テーブ ル31に形成した切欠部33により、旋回テーブル31とは当接することがない 。
【0031】 上記構成により、シリンダ113を作動せしめピストンロッド115を突出せ しめて揺動部材105を水平状態とする。そして、シリンダ119を作動せしめ ピストンロッド121を縮めるとワーク把持部材125は後退し、被切断Ws で あるH形鋼のフランジ部Fをワーク把持部材125に形成した挾持バイス面12 3と、基準バイス13のバイス基準面15との間に挾持固定する。なお、H形鋼 のフランジ部Fの挾持状態を解放するには上述した動作を逆に行なうことにより 可能であり、挾持解放後シリンダ113のピストンロッド115を縮め揺動部材 105はピン103を揺動支点として揺動する。
【0032】 このため、コラム材などの場合、ワーク把持部材125に備えた挾持バイス面 123がワークに干渉せずに下方に逃がすことができる。
【0033】 上述したごとき構成と作用により、被切断ワークWs を直角切りと角度切りと を行なう場合は、公知の作用により切断作業を行なう。そして、角度切りを行な った後、直角切りを行なうため旋回ベース体5を戻す際に、前述した拘束手段9 9を作動して基準バイス13のバイス基準面15に被切断ワークWs を押圧固定 するので、旋回ベース体5が旋回しても引連られて被切断ワークWは動くことが ないので送材不能とならず、切断加工の自動化を図ることができる。
【0034】 図4および図5には、本考案の第2の実施例が示されていて、第1の実施例と 異なる点は基準バイスに設けた拘束手段であり、第1の実施例と同一部材には同 一符号を付して説明を省略する。
【0035】 すなわち、基準バイス装置11の固定側にある基準バイス13の下部に駆動部 材として流体圧作動のシリンダ127が設けられていて、このシリンダ127の ピストンロッド129の先端にワーク把持部材131が装着されている。このた め、その効果は第1の実施例と同等な効果を発揮することができる。
【0036】 図6および図7には、本考案の第3の実施例が示されていて、第1の実施例と 異なる点は基準バイスに設けた拘束手段であり、第1の実施例と同一部材には同 一符号を付して説明を省略する。
【0037】 すなわち、基準バイス装置11の固定側にある基準バイス13のバイス基準面 15に複数個の吸着部材133を適宜位置に埋設して構成した。なお、吸着部材 133は例えばマグネットでも真空吸着パッド等でも良い。このため、その効果 は第1の実施例と同等の効果を発揮することができる。
【0038】 図8および図9には、本考案の第4の実施例が示されていて、第1の実施例と 異なる点が基準バイスに設けた拘束手段であり、第1の実施例と同一部材には同 一符号を付して説明を省略する。
【0039】 すなわち、基準バイス装置11の固定側にある基準バイス13の下部に、基準 バイス13のバイス基準面15より突出して被切断ワークWs を支承する支持部 135を設け、基準バイス13の上部に駆動部材として流体圧作動のシリンダ1 37を垂直状態に設け、このシリンダ137のピストンロッド139の先端に挾 持部材141を一体的に設けて構成した。
【0040】 作用としては、前記シリンダ137を作動せしめピストンロッド139を押し 出すことにより、支持部135とピストンロッド139に設けた挾持部材141 との間で、被切断ワークWs を挾圧固定することができる。このため、その効果 は第1の実施例と同等の効果を発揮することができる。
【0041】 図10および図11には、本考案の第5の実施例が示されていて、第1の実施 例と異なる点は基準バイスに設けた拘束手段であり、第1の実施例と同一部材に は同一符号を付して説明を省略する。
【0042】 すなわち、基準バイス装置11の固定側にある基準バイス13の下部には、被 切断ワークWs であるH形鋼のフランジ部FをガイドするL形状のガイド部材1 43をボルト145にて固着して構成した。なお、コラム等にも使用できるよう ガイド部材143を図11の図中に2点鎖線で示してあるように、例えばシリン ダ等にて逃げる構成としても良い。このため、その効果は第1の実施例と同等の 効果を発揮することができる。
【0043】 図12および図13には、本考案の第6の実施例が示されていて、第1の実施 例と異なる点は旋回戻し時に被切断ワークを移動側バイスにてて固定したまま旋 回戻しを行なう点で、第1の実施例と同一部材には同一符号を付して説明を省略 する。
【0044】 すなわち、旋回ベース体5に設けた移動側バイス85は、旋回ベース体5に固 着されたシリンダ87と、このシリンダ87のピストンロッド89の先端に揺動 自在にワーク押圧部材91が枢着されて構成されている。
【0045】 作用としては、図12に示されているごとく、被切断ワークWs を角度切りす る際は基準バイス13のバイス基準面15に移動側バイス85であるシリンダ8 7を作動せしめ、ワーク押圧部材91にて被切断ワークWs をバイス基準面15 に押圧固定して行なう。そして、角度切り終了後直角切りを行なうため旋回ベー ス体5を旋回する際も、移動側バイス85にて被切断ワークWs を挾持したまま 旋回する。(図12の図中に戻し旋回を矢印で示し、旋回終了時のワーク押圧部 材91の位置を2点鎖線で示す。) なお、移動側バイス85のワーク押圧部材91の被切断ワークWs に接する面 を、図13に示されているごとく歯形を形成して押圧時の摩擦力を増加すると更 に良い。
【0046】 旋回戻し時には図13に示されるごとく、単位面積あたりの摩擦力は基準バイ ス13のバイス基準面15が平滑であるため低いので、被切断ワークWs は基準 面15側ですべりL寸法突出する。
【0047】 このワークのずれ量Lを補正するには、図14および図15に示された補正制 御手段による。
【0048】 図14に示された補正制御手段は、図1も併せて参照するに、被切断ワークWs の尾端をキャリッジ51に設けた支持アーム69の先端部にあるワーククラン プ71で把持しているケースでは、旋回ベース体5の旋回戻し信号によりキャリ ッジ51の走行用の駆動モータ57のブレーキをOFFとする。そして、被切断 ワークWs はL寸法ずれ、このずれ量Lにキャリッジ51は追従するので、この ずれ量はキャリッジ51に設けたエンコーダ147にて分かるから、次の位置決 め時にそのずれ量Lを取り込んで位置決めすることにより補正が可能となり、そ の効果は第1の実施例と同等な効果を発揮することができる。
【0049】 図15に示された補正手段は、駆動コンベア149で被切断ワークWs を送り 、測長車151で被切断ワークWs の尾端を検出するケースであり、測定長車1 51によりずれ量Lを測定し、そのずれ量Lを取り込んで位置決めすることによ り補正が可能となる。
【0050】 なお、この考案は、前述した各実施例に限定されることなく、適宜な変更を行 なうことにより、その他の態様で実施し得るものである。例えば、被切断ワーク Ws はH形鋼、コラム、溝形鋼等他の形鋼でも可能であり、拘束手段99に採用 した駆動部材としては、流体圧作動のシリンダ以外に伝動機を用いラック,ピニ オンあるいはネジ部材にて往復動させることも可能である。
【0051】
【考案の効果】
以上のごとき実施例の説明より理解されるように、この考案によれば、実用新 案登録請求の範囲に記載されたとおりの構成であるから、基準バイス装置にワー クを固定する拘束手段を設け、角度切りを行なった後直角切りに旋回ベース体を 度す際、前記拘束手段にてワークを固定するので、ワークはバイス基準面から離 隔しない。このため、切断加工の自動化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の主要部である拘束手段を組込んだ旋
回可能な帯鋸盤の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1におけるII矢視部の拡大側面図である。
【図3】図2におけるIII−III線に沿った断面図
である。
【図4】この考案の第2の実施例を示し、基準バイスの
平面説明図である。
【図5】図4における側面説明図である。
【図6】この考案の第3の実施例を示し、基準バイスの
平面説明図である。
【図7】図6におけるVII−VII線に沿った断面説
明図である。
【図8】この考案の第4の実施例を示し、基準バイスの
平面説明図である。
【図9】図8におけるIX−IX線に沿った断面説明図
である。
【図10】この考案の第5の実施例を示し、基準バイス
の平面説明図である。
【図11】図10における側面図である。
【図12】この考案の第6の実施例を示し、基準バイス
装置の平面説明図である。
【図13】図12における作用説明図である。
【図14】ワークのずれ量を補正する補正制御手段に係
る機器の側面説明図である。
【図15】ワークのずれ量を補正する補正制御手段に係
る機器の側面説明図である。
【符号の説明】
1 基準ベース体 5 旋回ベース体 9 帯鋸盤(切断装置) 11 基準バイス装置 13 基準バイス 15 バイス基準面 51 キャリッジ 85 移動側バイス 87,111,127,137 シリンダ(駆動部材) 91 ワーク押圧部材 99 拘束手段 105 揺動部材 125,131 ワーク把持部材 133 吸着部材 135 支持部 141 挾持部材 143 ガイド部材 147 エンコーダ(補正制御手段) 149 駆動コンベア 151 測長車(補正制御手段) Ws 被切断ワーク L ずれ量

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切断工具を有する旋回ベース体が基準ベ
    ースに対して旋回可能に設けられ、前記旋回ベース体が
    所定の旋回角位置に旋回移動し所定の傾斜角にて角度切
    りを行なう切断装置における基準バイス装置にして、前
    記旋回ベース体が旋回移動し角度切りを行なった後、旋
    回ベース体を戻す際に前記基準バイス装置のバイス基準
    面よりワークが離隔しないよう、前記基準バイス装置ま
    たはこれの近傍にワークを固定する拘束手段を備えてな
    ることを特徴とする切断装置における基準バイス装置。
  2. 【請求項2】 前記拘束手段として、基準バイス装置の
    基準バイスまたはこれの近傍に駆動部材を設け、この駆
    動部材により揺動自在な揺動部材を前記基準バイスの下
    方部に揺動自在に設けると共に、前記基準バイスの基準
    面へワークを押圧固定するため前記揺動部材上に設けた
    駆動部材により前後進自在なワーク把持部材を設けてな
    ることを特徴とする請求項1に記載の切断装置における
    基準バイス装置。
  3. 【請求項3】 前記拘束手段として、基準バイスまたは
    これの近傍の下方部に駆動部材を設け、前記基準バイス
    またはこれの近傍の基準面へワークを押圧固定するため
    前記駆動部材により前後進自在なワーク把持部材を設け
    てなることを特徴とする請求項1記載の切断装置におけ
    る基準バイス装置。
  4. 【請求項4】 前記拘束手段として、基準バイスの基準
    面と同一面に吸着部材を複数個埋設して設けてなること
    を特徴とする請求項1に記載の切断装置における基準バ
    イス装置。
  5. 【請求項5】 前記拘束手段として、基準バイスまたは
    これの近傍の基準面の下部に突出してワークを支承する
    支持部を設けると共に、この支持部に支承されたワーク
    を押圧挾持する挾持部材を備えた駆動部材を前記基準バ
    イスの上方部に設けてなることを特徴とする請求項1に
    記載の切断装置における基準バイス装置。
  6. 【請求項6】 前記拘束手段として、基準バイスの基準
    面下方部にワークを拘束するガイド部材を設けてなるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の切断装置における基準
    バイス装置。
  7. 【請求項7】 前記拘束手段として、旋回ベース体に一
    体的に移動側バイスを設け、ワークを基準バイスの基準
    面に押圧固定するワーク押圧部材を前記移動側バイスの
    駆動部材に揺動自在に設け、旋回戻し時に前記移動側バ
    イスと基準バイスとで協働してワークを固定することを
    特徴とする請求項1に記載の切断装置における基準イス
    装置。
  8. 【請求項8】 ワークのずれ量を補正するため、ワーク
    の尾端を把持し移動自在なキャリッジに、ワークのずれ
    量を補正する補正制御手段を設けてなることを特徴とす
    る請求項7に記載の切断装置における基準バイス装置。
  9. 【請求項9】 ワーク搬送する駆動コンベアにて送られ
    たワークの尾端を検出する測長車にてワークのずれ量を
    検出し、ワークのずれ量を補正する補正制御手段を設け
    てなることを特徴とする請求項7に記載の切断装置にお
    ける基準バイス装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003094240A (ja) * 2001-09-21 2003-04-03 Amada Eng Center Co Ltd 切断機
KR20040023859A (ko) * 2002-09-12 2004-03-20 우성기계산업주식회사 각도 절단기

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