JPH0740145Y2 - 分岐接続管継手の接続構造 - Google Patents

分岐接続管継手の接続構造

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JPH0740145Y2
JPH0740145Y2 JP14790789U JP14790789U JPH0740145Y2 JP H0740145 Y2 JPH0740145 Y2 JP H0740145Y2 JP 14790789 U JP14790789 U JP 14790789U JP 14790789 U JP14790789 U JP 14790789U JP H0740145 Y2 JPH0740145 Y2 JP H0740145Y2
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国昭 大西
重樹 藤井
裕之 関
信義 多田
幹也 石原
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、管体と、この管体の周壁に支管を分岐接続す
るための分岐接続管継手との接続構造に関する。
(従来の技術) 従来、この種の分岐接続管継手の接続構造としては、例
えば、特開昭60−151411号公報にみられるようなものが
知られている。
この接続構造は、第13図に示すように、リブ付管aの周
壁に分岐孔bを穿設し、この分岐孔bに支管接続部cの
基端部を挿入するとともに該基端部の外周に突設したサ
ドル部dをリブ付管aの外面にあてがい、該サドル部d
のリブ間に突設した突起eをリブ付管aの各リブf間に
嵌入させて接合し、これによりサドル部dの接合面とリ
ブ付管aの外周面との間に間隙が生じるのを防いで、分
岐接続管継手がリブ付管aに強固に接続されるように図
ったものである。
また、別の接続構造として特公昭62−2196号公報にみら
れるようなものが知られている。
この接続構造は、第14図に示すように、パイプ部材gの
下方部に、鍔状の突起hが全周に渡って設けられるとと
もに、この突起hの変形を可能にする多数の切り込みi
が管軸方向に沿って設けられる一方、該パイプ部材gの
外周部に、スカート部jを有するつばkと分岐パイプ部
材gの外側面とによって形成される環状空間部lが設け
られ、前記パイプ部材gに設けられた突起hが、主管m
の開口部n内に挿入されるとともに、該突起hの変形を
回避させるブッシュ部材oによって固定される一方、前
記パイプ部材gに設けた環状空間部lが、主管mの外側
面と係合している環状シール部材pを収納した構造とな
っている。
さらに、別の接続構造として英国特許第2120340号公報
には、主管の開口部内に、切欠きと係止部を持つ短管を
配設し、この外周にOリングを介してスカート部を有す
る外筒を被せ、さらに別のOリングを介して受口付き円
筒を、前記短管に螺合固定する構造のものが開示されて
いる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の接続構造にあっては次のよう
な不都合を生じる。
すなわち、特開昭60−151411号公報にみられる接続構造
のものにおいては、一般に、施工現場でリブ付管aに分
岐孔bを高精度で穿設することは難しく、またサドル部
dの突起e及びリブ付管aの成形精度がそれほど高くな
いため、分岐孔bに支管接続部cの基端部を合致させた
場合、必ずしも突起eと各リブf間とが完全に一致する
とは限らず、突起eと各リブf間の間隔が不均一になり
易かった。このため、この種の接続構造においては、充
填効果に優れた高粘度の接合剤が多用されるが、このよ
うな接合剤をサドル部dの接合面又はリブ付管aの外周
面に均一な厚さで塗布することは、該接合剤の粘度が高
いことから困難であり、したがって接合剤の塗布が煩瑣
で、接続作業が面倒であるといった不都合があった。ま
た、サドル部dをリブ付管aに圧接して上記接合剤を押
し広げ、塗布厚さの均一化を図ろうとしても、接合剤が
高粘度であるために難しく、したがってサドル部dの接
合面とリブ付管aとの間に高い接合強度が得られず、そ
の結果、シール性に劣るといった不都合があった。
また、特公昭62−2196号公報および英国特許第2120340
号公報にみられる接続構造にあっては、いずれも構造が
複雑なため、製作コストが高くなってしまうといった不
都合があった。また、リブ付管および凸形状を有する管
には使用することができないといった不都合があった。
さらに、埋設管に取付けたときに横圧等に対して強度が
弱いといった不都合があった。
本考案は、係る実情に鑑みてなされたもので、シール性
や接合強度を確保した状態で簡単に取付けることができ
る分岐接続管継手の接続構造を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 本考案の分岐接続管継手の接続構造は、管体と、該管体
の周壁に支管を分岐接続するための分岐接続管継手との
接続構造であって、前記分岐接続管継手は、管体に穿設
した分岐孔に係止可能な係止突起および、該分岐孔の内
周縁部との間にシール部材を密着可能な鍔部が形成され
た可撓性を有する内管と、この内管を遊挿可能な挿入部
および、該挿入部の基端部に前記管体の管外周の曲率半
径よりも小さい曲率半径で湾曲されたサドル部が形成さ
れた外挿管と、前記内管の鍔部に係止される係止片およ
び前記外挿管の挿入部端部が当接される当接段部が形成
された外管とを具備し、管体の周壁適所に形成された分
岐孔の外周縁部に内管が外方向に突出した状態で係止さ
れるとともに、少なくとも前記内管の鍔部および前記内
管の突出端部にシール部材が配置され、該内管の外周部
に前記外挿管の挿入部が遊挿されるとともに、該外挿管
の挿入端部に前記外管の当接段部を当接した状態で、前
記内管の内周部内に外管が挿入され、前記外挿管のサド
ル部の曲率が変化されて管体の管外周に略沿うように当
接されるとともに、これによって生じる反発力に抗して
外管の係止片が内管の鍔部に係止され、該内管がシール
部材を介して分岐孔に密着するようになされたものであ
る。
また、本考案の分岐接続管継手の接続構造は、管体と、
該管体の周壁に支管を分岐接続するための分岐接続管継
手との接続構造であって、前記分岐接続管継手は、管体
に穿設した分岐孔に接続可能な接続部および、該分岐孔
の内周縁部との間にシール部材を密着可能な鍔部が形成
された内管と、この内管を遊挿可能な挿入部および、該
挿入部の基端部に前記管体の管外周に略沿うように湾曲
されたサドル部が形成された外挿管と、前記内管の外周
部に螺合可能な螺合部および前記外挿管の挿入部端部が
当接される当接段部が形成された螺合部材と、前記内管
の接続部を補強する補強管とを具備し、管体の周壁適所
に形成された分岐孔の外周縁部に内管が外方向に突出し
た状態で係止されるとともに、少なくとも前記内管の鍔
部および接続部にシール部材が配置され、該内管の内周
部に補強管が挿着される一方、該内管の外周部に前記外
挿管の挿入部が遊挿され、かつ、該外挿管の挿入端部に
前記螺合部材の当接段部を当接した状態で、前記内管の
外周部に螺合部材が螺合され、これによって外挿管のサ
ドル部が管体の管外周に略沿うように当接されるととも
に、内管がシール部材を介して分岐孔に密着するように
なされたものである。
(作用) 請求項1記載の本考案の分岐接続管継手の接続構造は、
まず、リブ付管の周壁適所に形成された分岐孔の周縁
に、分岐接続管継手の内管を外方向に突出した状態で係
止するとともに、少なくとも内管の鍔部および突出端部
にシール部材を配置する。この際、内管全体が可撓性を
有するため、分岐孔の内周縁部に位置する鍔部は、内管
を若干変形させながら分岐孔内に押し込むことで、該分
岐孔内に当接することができる。そして、この内管の外
周部に前記外挿管の挿入部を遊挿するとともに、該外挿
管の挿入端部に前記外管の当接段部を当接した状態で、
前記内管の内周部内に外管を挿入し、外挿管のサドル部
を管体の管外周に略沿うように当接するとともに、外管
の係止片を内管の鍔部に係止する。この際、外挿管のサ
ドル部は、管体の管外周の曲率半径よりも小さい曲率半
径に湾曲しているので、該管体の管外周に略沿うように
当接することによって、反発力を生じることとなる。ま
た、この反発力に抗して外管の係止片を係止することと
なるので、この係止片が係止される内管の鍔部は、シー
ル部材を介して分岐孔の内周縁部に密着することとな
る。
また、請求項2記載の本考案の分岐接続管継手の接続構
造は、まず、リブ付管の周壁適所に形成された分岐孔の
周縁に、分岐接続管継手の内管を外方向に突出した状態
で係止するとともに、少なくとも内管の鍔部おび接続部
にシール部材を配置する。そして、この内管の内周部に
補強管を挿着する一方、該内管の外周部に前記外挿管の
挿入部を遊挿し、かつ、該外挿管の挿入端部に螺合部材
の当接段部を当接した状態で、前記内管の外周部に螺合
部材を螺合する。これによって、外挿管のサドル部は管
体の管外周に略沿うように当接される。また、内管の鍔
部は、シール部材を介して分岐孔の内周縁に密着するこ
ととなる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。
〔第1実施例〕 第1図(a)は、リブ付管1への分岐接続管継手2(以
下、単に管継手と言う。)の接続構造を示す正面断面
図、同図(b)は同管継手の部分破断側面図であり、第
2図は同接続構造の分解斜視図である。
同図において、管継手2の接続構造は、サドル部42の反
発力を利用して内管3と分岐孔12との間にシール部材8
を密着させるようになっている。
すなわち、外周面に多数の環状リブ11を有するリブ付管
1の外周適所に分岐孔12を穿設し、この分岐孔12の外周
縁部に内管3が外方向に突出した状態で係止されるとと
もに、内管3の鍔部32から突出端部にかけてシール部材
8が介装され、この内管3の外周部に外挿管4の挿入部
41が遊挿されるとともに、該外挿管4の挿入端部に外管
5の当接段部52を当接した状態で、内管3の内周部内に
外管5が挿入され、外挿管4のサドル部42の曲率が変化
されてリブ付管1の管外周に略沿うように当接されると
ともに、これによって生じる反発力に抗して外管5の係
止片53が内管3の鍔部32に係止され、これによって内管
3がシール部材8を介して分岐孔12に密着する構造とな
っている。
リブ付管1は、その外周面に多数の環状リブ11を有する
もので、合成樹脂、セラミック、金属もしくはこれらの
複合材料から構成されている。なお、本考案におけるリ
ブ付管1は、第1図に示すような環状リブ11が単なる鍔
状のものに限らず、例えば、第3図(a)に示すような
断面形状が波形のもの、同図(b)に示すような断面形
状が台形のもの、もしくは同図(c)に示すような断面
形状が矩形のものであってもよい。また、本実施例で
は、リブ付管1を用いているが、これに限定されるもの
ではなく、通常のリブを有しない管体を用いることもで
きる。
管継手2は、リブ付管1に穿設した分岐孔12に係止可能
な係止突起31および、該分岐孔12の内周縁部との間にシ
ール部材8を密着可能な鍔部32が形成された可撓性を有
する内管3と、この内管3を遊挿可能な挿入部41およ
び、該挿入部41の基端部に前記リブ付管1の管外周に略
沿うように湾曲されたサドル部42が形成された外挿管4
と、前記外挿管4の挿入端部が当接される当接段部52お
よび前記内管3の鍔部32に係止される係止片53が形成さ
れた外管5とを具備している。
内管3は、その下端開口面が前記分岐孔12と合致するよ
うに湾曲されるとともに、下端部外周面に環状の鍔部32
が突設され、該鍔部32にシール部材8を介装可能な環状
溝33が形成されている。そして、このシール部材8を介
して分岐孔12の内周縁部に内管3が密着するようになさ
れている。また、この状態で内管3が分岐孔12に係止さ
れるように、内管3の外周面には、分岐孔12の外周縁部
に係止する係止突起31が、前記鍔部32からリブ付管1の
肉厚分だけ隔てた位置に突設されている。このようにな
る内管3は、作業性を考慮して可撓性をもたるために、
弾性を有する材料もしくは弾性を有する材料を配合した
複合材料で形成されることが望ましい。
外挿管4は、内管3の外径よりも若干大きい内径を有す
る円筒形状に形成された挿入部41に、前記内管3を遊挿
可能となされている。また、この挿入部41の基端部は、
リブ付管1の管外周の曲率半径よりも小さい曲率半径に
湾曲されたサドル部42が形成されている。そして、前記
サドル部42がリブ付管1の管外周に当接した状態で、前
記挿入部41内に内管3の突出端部が位置するように、挿
入部41の長さは内管3の突出長さよりも若干長くなされ
ている。
外管5は、上記内管3の内径よりも若干小さい外径を有
する円筒形状に形成された接続部51と、外挿管4の挿入
部41の外径と略同じに拡径された受口部55とによって一
体に形成されている。また、接続部51の下端部には、内
管3の鍔部32に係止される係止片53が外方向に向けて突
設されるとともに、この係止片53に柔軟性を持たせるた
めに、外管5の下端部から管軸方向にわたって、接続部
51全体に多数の切り込み54が設けられている。さらに、
受口部55の内周面には、周方向に沿う環状溝551が形成
されており、この環状溝551には、支管10の端部外周面
と接するOリング9が嵌入される。そして、外管5の外
周面の拡径部分は、当接段部52となされ、外挿管4の突
出端部に当接するとともに、内管3の突出端部にシール
部材8を介して密着するようになされている。一方、こ
の外管5の内周面の拡径部分は、係止段壁56となされ、
リブ付管1内へ支管10の入り込みを規制するようになさ
れている。
シール部材8は、第4図に示すように、前記内管3の環
状溝33から突出端部にかけて、内管3の全体を被覆する
ように、ゴム等の弾性体によって一体成形されている。
すなわち、このシール部材8は、内管3の係止突起31も
被覆することとなるため、分岐孔12への内管3の係止
は、実質的にこのシール部材8を介して行われることと
なる。
次に、上記のようになる管継手2のリブ付管1への接続
方法に付いて説明する。
まず、リブ付管1の周壁適所に、分岐孔12を穿設する。
この分岐孔12の径は、内管3の外周部にシール部材8を
被覆した状態での外径と略等しい。
次に、内管3の鍔部32から突出端部にかけてシール部材
8を装着するとともに、該内管3の鍔部32を若干変形さ
せながら分岐孔12内に挿入し、これによって分岐孔12の
内周縁部にシール部材8を当接させるとともに、分岐孔
12の外周縁部にシール部材8を介して係止突起31を係止
させて、内管3が外方向に突出した状態となる。
続いて、この内管3に被覆したシール部材8の外周部に
外挿管4の挿入部41を挿嵌させるとともに、該外挿管4
の突出端部に前記外管5の当接段部52を当接した状態
で、内管3の内周部分に外管5の接続部51を挿入する。
そして、第5図に示すように、外挿管4のサドル部42を
リブ付管1の管外周に略沿うように当接するとともに、
外管5の係止片53を内管3の鍔部32に係止する。この
際、外挿管4のサドル部42は、リブ付管1の管外周の曲
率半径よりも小さい曲率半径に湾曲しているので、該リ
ブ付管1の管外周に略沿うように当接することによっ
て、反発力を生じることとなる。また、この反発力に抗
して外管5の係止片53を係止することとなるので、この
係止片53が係止される内管3の鍔部32は、該鍔部32の環
状溝33にシール部材8を介して分岐孔12の内周縁部に密
着することとなる。
なお、本実施例では、リブ付管1を示しているが、第6
図に示すように、リブ11を有しない単なる管体15に付い
ても実施することができる。
また、第7図および第8図に示すように、内管3の突出
端部と鍔部32とに別体のシール部材81,82を設ける接続
構造であってもよい。この場合、分岐孔12は、内管3の
外径と略同径に穿設する。そして、内管3の係止突起31
によって直接内管3を分岐孔12に係止する。また、この
接続構造の場合、内管3の突出端部に介装されるシール
部材81を第9図に示すような形状にすると、反発力が働
く外管5の当接段部52と外挿管4の突出端部との間に直
接シール部材81を介在させることとなり、シール性の向
上を図ることができる。
〔第2実施例〕 第10図(a)は、リブ付管1への分岐接続管継手2の接
続構造を示す正面断面図、同図(b)は同管継手の部分
破断側面図であり、第11図は同接続構造の分解斜視図で
ある。
同図において、管継手2の接続構造は、螺合部材6を内
管3に螺合することによって内管3と分岐孔12との間に
シール部材8を密着させるようになっている。
すなわち、外周面に多数の環状リブ11を有するリブ付管
1の外周適所に分岐孔12を穿設し、この分岐孔12の外周
縁部に内管3が外方向に突出した状態で係止されるとと
もに、内管3の鍔部32から接続部36にかけてシール部材
8が介装され、この内管3の内周部に補強管7が挿着さ
れる一方、該内管3の外周部に外挿管4の挿入部41が遊
挿され、かつ、該外挿管4の挿入端部に螺合部材6の当
接段部64を当接した状態で、内管3の外周部に螺合部材
6が螺合され、これによって外挿管4のサドル部42がリ
ブ付管1の管外周に略沿うように当接されるとともに、
内管3がシール部材8を介して分岐孔12に密着する構造
となっている。
なお、上記第1実施例のものと同一構成要素には同一符
号を付している。
リブ付管1は、その外周面に多数の環状リブ11を有する
もので、合成樹脂、セラミック、金属もしくはこれらの
複合材料から構成されている。なお、本実施例における
リブ付管1は、第10図に示すような環状リブ11が単なる
鍔状のものに限らず、例えば、第3図(a)に示すよう
な断面形状が波型のもの、同図(b)に示すような断面
形状が台形のもの、もしくは同図(c)に示すような断
面形状が矩形のものであってもよい。
管継手2は、リブ付管1に穿設した分岐孔12に接続可能
な接続部36および、該分岐孔12の内周縁部に密着可能な
シール部材8が介装される鍔部32が形成された内管3
と、この内管3を遊挿可能な挿入部41および、該挿入部
41の基端部に前記リブ付管1の管外周に略沿うように湾
曲されたサドル部42が形成された外挿管4と、前記内管
3の外周部に螺合される螺子目62および前記外挿管4の
挿入部41の端部が当接される当接段部64が形成された螺
合部材6と、前記内管2の接続部36を補強する補強管7
とを具備している。
内管3は、分岐孔12の内径よりも若干小さい外径を有す
る円筒形状に形成された接続部36と、外挿管4の挿入部
41の外径よりも若干小さい外径に拡径された受口部34と
によって一体に形成されている。接続部36は、その下端
開口面が前記分岐孔12と合致するように湾曲されるとと
もに、下端部外周面に環状の鍔部32が突設され、該鍔部
32にシール部材8を介装可能な環状溝33が形成されてい
る。また、この鍔部32から接続部36の管軸方向に沿って
多数の切り込み37が設けられている。一方、受口部34
は、その外周面に、前記螺合部材6と螺合する螺子目35
が螺刻されている。また、この受口部34の内周面には、
リブ付管1内への補強管7および支管10の入り込みを防
止する係止段壁38が周設されている。
外挿管4は、内管3の受口部34の外径よりも若干大きい
外径を有する円筒形状に形成された挿入部41内に、前記
内管3を遊挿可能となされている。また、この外挿管4
の基端部は、リブ付管1の管外周に略沿うように湾曲さ
れたサドル部42が形成されている。そして、前記サドル
部42がリブ付管1の管外周に当接した状態で、該外挿管
4内に遊挿される内管3の螺子目35部分が外部に露出す
るように、外挿管4のの長さは内管3の長さよりも短く
なされている。
螺合部材6は、上記外挿管4から露出した内管3の螺子
目35部分に螺合する螺子目62が螺刻されたナット部61
と、このナット部61よりも拡径されて外挿管4の突出端
部を覆うようになされたスカート部63が形成され、この
スカート部63内に外挿管4の突出端部を当接する当接段
部64が形成されている。
補強管7は、内管3の接続部36内に嵌入可能な円筒形状
となされ、その一端部には、内管3の係止段壁38に当接
される当接段部71が周設されている。
シール部材8は、前記内管3の鍔部32を含む接続部36の
全体を被覆するように、ゴム等の弾性体によって一体成
形されている。
次に、上記のようになる管継手2のリブ付管1への接続
方法について説明する。
まず、リブ付管1の周壁適所に、分岐孔12を穿設する。
この分岐孔12の径は、内管3の外径と略等しい。
次に、内管3の鍔部32を含む接続部36の全体にシール部
材8を介装し、環状溝33を若干変化させながら分岐孔12
内に挿入した後、接続部36内に補強管7を嵌入する。こ
れによってシール部材8が分岐孔12の内周縁部から内管
3の接続部36の全体にかけて当接するとともに、接続部
36内に嵌入した補強管7によって接続部36に拡径力が働
くこととなり、内管3の受口部34が外方向に突設した状
態で係止される。なお、補強管7は、接続部36内に接着
接合してもよい。
続いて、この内管3の受口部34の外周部に外挿管4の挿
入部41を遊挿させるとともに、分岐孔12の外周縁部に外
挿管4のサドル部42を当接する。
そして、この内管3の受口部34に設けた螺子目35に螺合
部材6を螺合する。これによって、外挿管4は、該外挿
管4の突出端部が螺合部材6の当接段部64によって押圧
されることとなり、サドル部42がリブ付管1に圧接され
る。また、このサドル部42を圧接する圧接力の反発力が
内管3に働くこととなり、環状溝33に介装したシール部
材8が圧縮されて分岐孔12の内周縁部に密着する。
その後、内管3の受口部34に支管10を挿入し、該支管10
の端部を内管3の係止段壁38に当接した状態で、受口部
34の突出端部にOリング9を介して螺合部材60で螺合固
定することによって支管10が接続される。なお、本実施
例では、Oリング9を介して螺合部材60を螺合固定する
ことによって支管10を接続するように構成しているが、
第12図に示すように、螺合部材60を使用せずに、受口部
34内に直接接続接合するものであってもよい。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案によると、外挿管のサドル部
に生じる反発力に抗して内管の環状溝がシール部材を介
して分岐孔の内周縁部に密着することとなるので、外管
を内管の環状溝に係止するといった簡単な構造によっ
て、シール性および接合強度を容易に確保することがで
きる。
また、本考案によると、外挿管のサドル部を管体に圧接
するとともに、内管の環状溝がシール部材を介して分岐
孔の内周縁部に密着することとなるので、螺合部材を螺
合するといった簡単な構造によって、シール性および接
合強度を容易に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第12図は本考案に係る図面を示し、第1図
(a)は第1実施例に係るリブ付管への分岐接続管継手
の接続構造を示す断面図、第1図(b)は同管継手の部
分破断側面図、第2図は同接続構造の分解斜視図、第3
図(a)乃至同図(c)はそれぞれリブ付管のリブの他
の形状を示す部分破断側面図、第4図はシール部材の全
体構成を示す部分破断図、第5図は外挿管および内管を
リブ付管に接続する前の状態を示す断面図、第6図
(a)はリブを有しない単なる管体に分岐接続管継手を
接続した状態を示す断面図、第6図(b)は同管継手の
部分破断側面図、第7図(a)は他の形状をしたシール
部材によるリブ付管への分岐接続管継手の接続構造を示
す断面図、第7図(b)は同管継手の部分破断側面図、
第8図(a)は第7図に示すリブ付管をリブを有しない
単なる管体に変更した接続構造を示す断面図、第8図
(b)は同管継手の部分破断側面図、第9図(a)はシ
ール部材のさらに他の形状を示す部分破断斜視図、第9
図(b)は同図(a)のシール部材によるリブ付管への
分岐接続管継手の接続構造を示す断面図、第10図(a)
は第2実施例に係るリブ付管への分岐接続管継手の接続
構造を示す断面図、第10図(b)は同管継手の部分破断
側面図、第11図は同接続構造の分解斜視図、第12図は受
口部の他の形状を示す断面図、第13図は従来の分岐接続
管継手の接続状態を示す断面図、第14図はさらに他の従
来の分岐接続管継手の接続状態を示す断面図である。 1…リブ付管 12…分岐孔 2…管継手 3…内管 31…係止突起 32…鍔部 36…接続部 4…外挿管 41…挿入部 42…サドル部 5…外管 51…接続部 52…当接段部 53…係止片 6…螺合部材 61…ナット部(螺合部) 64…当接段部 7…補強管 8…シール部材 81,82…シール部材 10…支管 15…管体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管体と、該管体の周壁に支管を分岐接続す
    るための分岐接続管継手との接続構造であって、 前記分岐接続管継手は、管体に穿設した分岐孔に係止可
    能な係止突起および、該分岐孔の内周縁部との間にシー
    ル部材を密着可能な鍔部が形成された可撓性を有する内
    管と、この内管を遊挿可能な挿入部および、該挿入部の
    基端部に前記管体の管外周の曲率半径よりも小さい曲率
    半径で湾曲されたサドル部が形成された外挿管と、前記
    内管の鍔部に係止される係止片および前記外挿管の挿入
    部端部が当接される当接段部が形成された外管とを具備
    し、 管体の周壁適所に形成された分岐孔の外周縁部に内管が
    外方向に突出した状態で係止されるとともに、少なくと
    も前記内管の鍔部および前記内管の突出端部にシール部
    材が配置され、該内管の外周部に前記外挿管の挿入部が
    遊挿されるとともに、該外挿管の挿入端部に前記外管の
    当接段部を当接した状態で、前記内管の内周部内に外管
    が挿入され、前記外挿管のサドル部の曲率が変化されて
    管体の管外周に略沿うように当接されるとともに、これ
    によって生じる反発力に抗して外管の係止片が内管の鍔
    部に係止され、該内管がシール部材を介して分岐孔に密
    着するようになされたことを特徴とする分岐接続管継手
    の接続構造。
  2. 【請求項2】管体と、該管体の周壁に支管を分岐接続す
    るための分岐接続管継手との接続構造であって、 前記分岐接続管継手は、管体に穿設した分岐孔に接続可
    能な接続部および、該分岐孔の内周縁部との間にシール
    部材を密着可能な鍔部が形成された内管と、この内管を
    遊挿可能な挿入部および、該挿入部の基端部に前記管体
    の管外周に略沿うように湾曲されたサドル部が形成され
    た外挿管と、前記内管の外周部に螺合可能な螺合部およ
    び前記外挿管の挿入部端部が当接される当接段部が形成
    された螺合部材と、前記内管の接続部を補強する補強管
    とを具備し、 管体の周壁適所に形成された分岐孔の外周縁部に内管が
    外方向に突出した状態で係止されるとともに、少なくと
    も前記内管の鍔部および接続部にシール部材が配置さ
    れ、該内管の内周部に補強管が挿着される一方、該内管
    の外周部に前記外挿管の挿入部が遊挿され、かつ、該外
    挿管の挿入端部に前記螺合部材の当接段部を当接した状
    態で、前記内管の外周部に螺合部材が螺合され、これに
    よって外挿管のサドル部が管体の管外周に略沿うように
    当接されるとともに、内管がシール部材を介して分岐孔
    に密着するようになされたことを特徴とする分岐接続管
    継手の接続構造。
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