JPH0740477B2 - 電子顕微鏡等用試料装置 - Google Patents
電子顕微鏡等用試料装置Info
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- JPH0740477B2 JPH0740477B2 JP1058635A JP5863589A JPH0740477B2 JP H0740477 B2 JPH0740477 B2 JP H0740477B2 JP 1058635 A JP1058635 A JP 1058635A JP 5863589 A JP5863589 A JP 5863589A JP H0740477 B2 JPH0740477 B2 JP H0740477B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子顕微鏡等用の試料装置に関し、特に、試
料室に超高真空が必要な電子顕微鏡等に使用されるユー
セントリック機構を有する電子顕微鏡等用試料装置に関
する。
料室に超高真空が必要な電子顕微鏡等に使用されるユー
セントリック機構を有する電子顕微鏡等用試料装置に関
する。
[従来の技術] 従来、電子顕微鏡用の試料装置として第4図及び第5図
に示すような構造のサイドエントリータイプの試料移動
装置が知られている。
に示すような構造のサイドエントリータイプの試料移動
装置が知られている。
第4図及び第5図において、31は電子顕微鏡鏡筒、32は
その軸中心が電子線光軸と直交するように前記鏡筒31に
取り付けられた基部、33はベアリンク34a,34bを介して
前記基部32に回転可能に取り付けられている第1の保持
筒、35は前記第1の保持筒内に設けられた球体軸受36に
よって任意の向きへの傾斜が可能に取り付けられた第2
の保持筒、37は前記第2の保持筒35に嵌合するように挿
入される試料ホルダであり、該試料ホルダ37の先端には
試料Sが取り付けられている。38及び39は前記第2の保
持筒35を回動させるために前記第1の保持筒33に螺合さ
れた押しねじで、38は第1の保持筒の軸(X軸)に直交
する光軸(Z軸)方向に配置され、39は前記X軸とZ軸
に直交する軸(Y軸)方向に配置されている。
その軸中心が電子線光軸と直交するように前記鏡筒31に
取り付けられた基部、33はベアリンク34a,34bを介して
前記基部32に回転可能に取り付けられている第1の保持
筒、35は前記第1の保持筒内に設けられた球体軸受36に
よって任意の向きへの傾斜が可能に取り付けられた第2
の保持筒、37は前記第2の保持筒35に嵌合するように挿
入される試料ホルダであり、該試料ホルダ37の先端には
試料Sが取り付けられている。38及び39は前記第2の保
持筒35を回動させるために前記第1の保持筒33に螺合さ
れた押しねじで、38は第1の保持筒の軸(X軸)に直交
する光軸(Z軸)方向に配置され、39は前記X軸とZ軸
に直交する軸(Y軸)方向に配置されている。
上述のような構成の試料移動装置において、試料ホルダ
37は大気圧によって鏡筒内に押し付けられているため、
該ホルダ37に取り付けられた試料をX軸に沿って移動さ
せるためには、前記試料ホルダ37の挿入方向に抗する方
向(X軸方向)に試料ホルダを移動させる機構44を使用
して移動を行なう。また、押しねじ38を回すと第2の保
持筒35が球体軸受36を中心としてX軸及びY軸を含む平
面内で回動するため試料がY軸に沿って移動される。さ
らに、押しねじ39を回すことにより、第2の保持筒35が
球体軸受36を中心としてX軸及びZ軸を含む平面内で回
動される。ここで前記X軸方向への移動と押しねじ38及
び押しねじ39の移動を同時に行うことにより、試料の表
面は前記第2の保持筒35の回転軸に一致させることがで
きる。
37は大気圧によって鏡筒内に押し付けられているため、
該ホルダ37に取り付けられた試料をX軸に沿って移動さ
せるためには、前記試料ホルダ37の挿入方向に抗する方
向(X軸方向)に試料ホルダを移動させる機構44を使用
して移動を行なう。また、押しねじ38を回すと第2の保
持筒35が球体軸受36を中心としてX軸及びY軸を含む平
面内で回動するため試料がY軸に沿って移動される。さ
らに、押しねじ39を回すことにより、第2の保持筒35が
球体軸受36を中心としてX軸及びZ軸を含む平面内で回
動される。ここで前記X軸方向への移動と押しねじ38及
び押しねじ39の移動を同時に行うことにより、試料の表
面は前記第2の保持筒35の回転軸に一致させることがで
きる。
さらに、第1の保持筒33を回転させると球体軸受36及び
第2の保持筒35を介して試料ホルダ37が回動するため、
該ホルダ37の先端に取り付けられた試料を傾斜させるこ
とができる。
第2の保持筒35を介して試料ホルダ37が回動するため、
該ホルダ37の先端に取り付けられた試料を傾斜させるこ
とができる。
これにより、試料を傾斜しても視野がずれず、また試料
を移動しても焦点がずれないような、所謂ユーセントリ
ック機構を有する試料移動装置が実現されている。
を移動しても焦点がずれないような、所謂ユーセントリ
ック機構を有する試料移動装置が実現されている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述したサイドエントリータイプの試料移動
装置を組込んだ電子顕微鏡においては、鏡筒31内の真空
が鏡筒31と基部32との嵌合部、基部32と第1の保持筒33
との勘合部、球体軸受部36、及び第2の保持筒35と試料
ホルダ37との嵌合部でOリングパッキン40乃至43によっ
て封止されている。特に、回動や摺動等を行なう可動部
分にはゴム製のOリングパッキンが使用されている。
装置を組込んだ電子顕微鏡においては、鏡筒31内の真空
が鏡筒31と基部32との嵌合部、基部32と第1の保持筒33
との勘合部、球体軸受部36、及び第2の保持筒35と試料
ホルダ37との嵌合部でOリングパッキン40乃至43によっ
て封止されている。特に、回動や摺動等を行なう可動部
分にはゴム製のOリングパッキンが使用されている。
さて、近年では超高真空に排気された電子顕微鏡鏡筒内
に試料を導入し、該試料に電子線を照射して電子顕微鏡
像など観察することが行なわれている。このような、超
高真空に排気された鏡筒内に導入された試料を移動させ
るために、上述したような構成の試料移動装置を用いた
場合、可動部をゴム製のOリングパッキンによって真空
封止して鏡筒内の超高真空を維持することは極めて難し
い。また、鏡筒内で超高真空を得るために、鏡筒及び鏡
筒周辺の金属部分(試料移動装置を含む)のベークアウ
トを行なう必要があり、該ベークアウトによって高温度
に加熱される部分にはゴム製のOリングパッキンは使用
できない。そこで、超高真空に排気された電子顕微鏡に
おいては第6図に示すような可動部分にメタルベローズ
45が使用された試料移動装置が用いられている。
に試料を導入し、該試料に電子線を照射して電子顕微鏡
像など観察することが行なわれている。このような、超
高真空に排気された鏡筒内に導入された試料を移動させ
るために、上述したような構成の試料移動装置を用いた
場合、可動部をゴム製のOリングパッキンによって真空
封止して鏡筒内の超高真空を維持することは極めて難し
い。また、鏡筒内で超高真空を得るために、鏡筒及び鏡
筒周辺の金属部分(試料移動装置を含む)のベークアウ
トを行なう必要があり、該ベークアウトによって高温度
に加熱される部分にはゴム製のOリングパッキンは使用
できない。そこで、超高真空に排気された電子顕微鏡に
おいては第6図に示すような可動部分にメタルベローズ
45が使用された試料移動装置が用いられている。
しかし、第6図に示すような試料移動装置では軸の回り
について回転不可能なメタルベローズ45が使用されてい
るため試料ホルダの傾斜角度に限界が生じる。そのた
め、前記ユーセントリック機構が失われてしまうことが
問題となる。
について回転不可能なメタルベローズ45が使用されてい
るため試料ホルダの傾斜角度に限界が生じる。そのた
め、前記ユーセントリック機構が失われてしまうことが
問題となる。
本発明は、上述した問題点を考慮し、試料室に超高真空
が必要な電子顕微鏡等に使用されるユーセントリック機
構を有する電子顕微鏡等用試料装置を提供することを目
的としている。
が必要な電子顕微鏡等に使用されるユーセントリック機
構を有する電子顕微鏡等用試料装置を提供することを目
的としている。
[課題を解決するための手段] 第1の本発明は、その軸中心が電子線光軸と直交するよ
うに取り付けられた基部2と、該基部に第1の軸受4に
よって任意の向きへの傾斜が可能に取り付けられた保持
筒3と、該保持筒内に設けられ該保持筒に沿って移動可
能で且つ該保持筒の軸の回りに回動可能に設けられた棒
体5と、前記保持筒3と前記基部2とを接続して真空封
止する第1のベローズ7と、前記保持筒3の先端に移動
及び回動可能に取り付けられた試料保持体8と、前記保
持筒3に設けられた第2の軸受11によって支承されて前
記棒体5の回転により歳差運動をするように、一方の端
部が前記棒体内で自由に動けるよう該一端部が該棒体に
係合された連接棒10と、該連接棒と前記保持体3とを接
続して真空を封止するための第2のベローズ12とを備
え、前記連接棒10の歳差運動によって前記試料保持体8
が回動するように、該連接棒の他方の端部が前記試料保
持体内で自由に動けるよう該他端部が該試料保持体に係
合されていることを特徴とする 第2の本発明は、その軸中心が電子線光軸と直交するよ
うに取り付けられた基部2と、該基部に第1の軸受4に
よって任意の向きへの傾斜が可能に取り付けられた第1
の保持筒3と、該第1の保持筒内に嵌合され該第1の保
持筒の軸方向に摺動可能に取り付けられた第2の保持筒
23と、該第2の保持筒内に該保持筒の軸の回りに回動可
能に取り付けられた棒体5と、前記第2の保持筒23と前
記基部2とを接続して真空を封止する第1のベローズ7
と、前記第2の保持筒23の先端に回動可能に取り付けら
れた試料保持体8と、前記第2の保持筒23に設けられた
第2の軸受11によって支承されて前記棒体5の回転によ
り歳差運動をするように、一方の端部が前記棒体内で自
由に動けるよう該一端部が該棒体に係合された連接棒10
と、該連接棒と前記第2の保持体23とを接続して真空を
封止するための第2のベローズ12とを備え、前記連接棒
10の歳差運動によって前記試料保持体8が回動するよう
に、該連接棒の他方の端部が前記試料保持体内で自由に
動けるよう該他端部が該試料保持体に係合されているこ
とを特徴とする。
うに取り付けられた基部2と、該基部に第1の軸受4に
よって任意の向きへの傾斜が可能に取り付けられた保持
筒3と、該保持筒内に設けられ該保持筒に沿って移動可
能で且つ該保持筒の軸の回りに回動可能に設けられた棒
体5と、前記保持筒3と前記基部2とを接続して真空封
止する第1のベローズ7と、前記保持筒3の先端に移動
及び回動可能に取り付けられた試料保持体8と、前記保
持筒3に設けられた第2の軸受11によって支承されて前
記棒体5の回転により歳差運動をするように、一方の端
部が前記棒体内で自由に動けるよう該一端部が該棒体に
係合された連接棒10と、該連接棒と前記保持体3とを接
続して真空を封止するための第2のベローズ12とを備
え、前記連接棒10の歳差運動によって前記試料保持体8
が回動するように、該連接棒の他方の端部が前記試料保
持体内で自由に動けるよう該他端部が該試料保持体に係
合されていることを特徴とする 第2の本発明は、その軸中心が電子線光軸と直交するよ
うに取り付けられた基部2と、該基部に第1の軸受4に
よって任意の向きへの傾斜が可能に取り付けられた第1
の保持筒3と、該第1の保持筒内に嵌合され該第1の保
持筒の軸方向に摺動可能に取り付けられた第2の保持筒
23と、該第2の保持筒内に該保持筒の軸の回りに回動可
能に取り付けられた棒体5と、前記第2の保持筒23と前
記基部2とを接続して真空を封止する第1のベローズ7
と、前記第2の保持筒23の先端に回動可能に取り付けら
れた試料保持体8と、前記第2の保持筒23に設けられた
第2の軸受11によって支承されて前記棒体5の回転によ
り歳差運動をするように、一方の端部が前記棒体内で自
由に動けるよう該一端部が該棒体に係合された連接棒10
と、該連接棒と前記第2の保持体23とを接続して真空を
封止するための第2のベローズ12とを備え、前記連接棒
10の歳差運動によって前記試料保持体8が回動するよう
に、該連接棒の他方の端部が前記試料保持体内で自由に
動けるよう該他端部が該試料保持体に係合されているこ
とを特徴とする。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図は第1の本発明による試料移動装置の一実施例を説明
するための装置構成図、第2図は第1図に示す実施例の
要部拡大図、第3図は第2の本発明による試料移動装置
の一実施例を説明するための装置構成図である。
図は第1の本発明による試料移動装置の一実施例を説明
するための装置構成図、第2図は第1図に示す実施例の
要部拡大図、第3図は第2の本発明による試料移動装置
の一実施例を説明するための装置構成図である。
第1図において1は電子顕微鏡鏡筒、2は基部、3は保
持筒、4は第1の軸受、5は棒体、6は回転及び移動用
のベアリング、7は第1のベローズ、8は試料保持体、
9は試料ホルダ、10は連接棒、11は第2の軸受である。
第2の軸受11はガイド22に案内されて移動自在に設けら
れている。12は第2のベローズ、13は回転伝達体、14は
ベアリング、15,16は押しねじ、17は試料保持体押さ
え、18乃至20はばね、21はメタルOリング、22はガイド
である。
持筒、4は第1の軸受、5は棒体、6は回転及び移動用
のベアリング、7は第1のベローズ、8は試料保持体、
9は試料ホルダ、10は連接棒、11は第2の軸受である。
第2の軸受11はガイド22に案内されて移動自在に設けら
れている。12は第2のベローズ、13は回転伝達体、14は
ベアリング、15,16は押しねじ、17は試料保持体押さ
え、18乃至20はばね、21はメタルOリング、22はガイド
である。
基部2はその軸中心が電子線光軸と直交するように前記
鏡筒1に取り付けられており、該基部2に保持筒3が第
1の軸受4によって任意の向きへの傾斜が可能に取り付
けられている。そして、該保持筒3内に棒体5が該保持
筒に沿って移動可能で且つ該保持筒の軸の回りに回動可
能にベアリング6を介して配置されている。また、前記
第1のベローズ7は鏡筒内に超高真空を封止しながら前
記保持筒3を回動可能にするために前記基部2と前記保
持筒3との間に接続されている。
鏡筒1に取り付けられており、該基部2に保持筒3が第
1の軸受4によって任意の向きへの傾斜が可能に取り付
けられている。そして、該保持筒3内に棒体5が該保持
筒に沿って移動可能で且つ該保持筒の軸の回りに回動可
能にベアリング6を介して配置されている。また、前記
第1のベローズ7は鏡筒内に超高真空を封止しながら前
記保持筒3を回動可能にするために前記基部2と前記保
持筒3との間に接続されている。
試料保持体8は前記保持筒3の先端に移動及び回動可能
に取り付けられており、該試料保持体8の先に試料ホル
ダ9が装着されている。
に取り付けられており、該試料保持体8の先に試料ホル
ダ9が装着されている。
前記連接棒10は、前記保持筒3に設けられた第2の軸受
11によって支承されて前記棒体5の回転により歳差運動
をするように、一方の端部が前記棒体内で自由に動ける
よう該一端部が該棒体に係合され、他方の端部は、該連
接棒の歳差運動によって前記試料保持体8を回動するよ
うに、該他端部が該試料保持体内で自由に動けるよう該
試料保持体に係合されている。
11によって支承されて前記棒体5の回転により歳差運動
をするように、一方の端部が前記棒体内で自由に動ける
よう該一端部が該棒体に係合され、他方の端部は、該連
接棒の歳差運動によって前記試料保持体8を回動するよ
うに、該他端部が該試料保持体内で自由に動けるよう該
試料保持体に係合されている。
第2のベローズ12は鏡筒内の超高真空を封止しながら前
記連接棒10の歳差運動を可能にするため前記連接棒10と
前記保持筒3との間に接続されている。
記連接棒10の歳差運動を可能にするため前記連接棒10と
前記保持筒3との間に接続されている。
また、回転伝達体13はベアリンク14を介して前記基部2
に回転可能に取り付けられており、該回転伝達体13上に
は前記保持筒3を回動させるための押しねじ15(及び1
6)が螺合されいる。ここで、押しねじ15は保持筒3の
軸(X軸)に直交する軸(Z軸)方向に配置されてお
り、押しねじ16は図示されてはいないが前記X軸とZ軸
に直交する軸(Y軸)方向に配置されている。
に回転可能に取り付けられており、該回転伝達体13上に
は前記保持筒3を回動させるための押しねじ15(及び1
6)が螺合されいる。ここで、押しねじ15は保持筒3の
軸(X軸)に直交する軸(Z軸)方向に配置されてお
り、押しねじ16は図示されてはいないが前記X軸とZ軸
に直交する軸(Y軸)方向に配置されている。
さて、上述のような構成の装置において、試料保持体8
の先に装着された試料ホルダ9をX軸に沿って移動させ
る場合は、第2図に示すように棒体5をX軸に沿って移
動させて該連接棒10の一端に係合された軸受11を保持筒
内でガイド22に沿って摺動させ、該連接棒10の他端に係
合された試料保持体8を保持筒内で摺動させて試料ホル
ダ9をX軸方向に移動させる。
の先に装着された試料ホルダ9をX軸に沿って移動させ
る場合は、第2図に示すように棒体5をX軸に沿って移
動させて該連接棒10の一端に係合された軸受11を保持筒
内でガイド22に沿って摺動させ、該連接棒10の他端に係
合された試料保持体8を保持筒内で摺動させて試料ホル
ダ9をX軸方向に移動させる。
また、押しねじ15を回すと保持筒3が球体軸受4を中心
としてX軸及びZ軸を含む平面内で回動するため、試料
がZ軸に沿って移動される。さらに、押しねじ16(図示
せず)を回すことにより、保持筒3が球体軸受4を中心
としてX軸及びY軸を含む平面内で回動される。ここ
で、前記棒体5による試料ホルダのX軸方向への移動と
押しねじ15及び押しねじ16による保持筒3の回動を同時
に行うことにより、試料の表面は前記保持筒3の回転軸
に一致させることができる。
としてX軸及びZ軸を含む平面内で回動するため、試料
がZ軸に沿って移動される。さらに、押しねじ16(図示
せず)を回すことにより、保持筒3が球体軸受4を中心
としてX軸及びY軸を含む平面内で回動される。ここ
で、前記棒体5による試料ホルダのX軸方向への移動と
押しねじ15及び押しねじ16による保持筒3の回動を同時
に行うことにより、試料の表面は前記保持筒3の回転軸
に一致させることができる。
さらに、前記棒体5を回転させると軸受11によって支承
されて歳差運動をする連接棒10が前記試料保持体8を回
動するため、試料保持体8の先に装着された該ホルダ9
を傾斜させることができる。このように、歳差運動によ
って試料保持体8の先に装着された該ホルダ9を傾斜さ
せているため、超高真空を封止するために軸の回りにつ
いて回転不可能なメタルベローズが使用されても試料の
傾斜角度に限界は生じない。従って、試料を傾斜しても
視野がずれず、また試料を移動しても焦点がずれない、
所謂ユーセントリック機構を有する試料移動装置が実現
される。
されて歳差運動をする連接棒10が前記試料保持体8を回
動するため、試料保持体8の先に装着された該ホルダ9
を傾斜させることができる。このように、歳差運動によ
って試料保持体8の先に装着された該ホルダ9を傾斜さ
せているため、超高真空を封止するために軸の回りにつ
いて回転不可能なメタルベローズが使用されても試料の
傾斜角度に限界は生じない。従って、試料を傾斜しても
視野がずれず、また試料を移動しても焦点がずれない、
所謂ユーセントリック機構を有する試料移動装置が実現
される。
次に、第3図に基づいて第2の本発明の実施例を説明す
る。第3図に示す実施例が第1の本発明による実施例と
異なるのは、保持筒3内に嵌合され該保持筒の軸方向に
摺動可能に第2の保持筒23を設け、該第2の保持筒23内
に該保持筒の軸の回りに回動可能なようにベアリング6
を介して棒体5を設けると共に、前記第2の保持筒23と
前記基部2とをベローズ7によって接続して鏡筒1内の
超高真空を真空封止するようにした点である。
る。第3図に示す実施例が第1の本発明による実施例と
異なるのは、保持筒3内に嵌合され該保持筒の軸方向に
摺動可能に第2の保持筒23を設け、該第2の保持筒23内
に該保持筒の軸の回りに回動可能なようにベアリング6
を介して棒体5を設けると共に、前記第2の保持筒23と
前記基部2とをベローズ7によって接続して鏡筒1内の
超高真空を真空封止するようにした点である。
このような構成の試料移動装置において、第2の保持筒
23は大気圧によって鏡筒内に押し付けられているため、
試料保持体8の先に装着された試料ホルダ9をX軸に沿
って移動させる場合は、前記第2の保持筒23の挿入方向
に抗する方向(X軸方向)に第2の保持筒23を移動させ
る機構、例えば保持筒23に設けられた鍔aを該第2の保
持筒23の挿入方向に抗する方向に押すための機構や試料
ホルダ9の先端を該第2の保持筒23の挿入方向に抗する
方向に押すための機構図(図示せず)によって移動が行
なわれる。
23は大気圧によって鏡筒内に押し付けられているため、
試料保持体8の先に装着された試料ホルダ9をX軸に沿
って移動させる場合は、前記第2の保持筒23の挿入方向
に抗する方向(X軸方向)に第2の保持筒23を移動させ
る機構、例えば保持筒23に設けられた鍔aを該第2の保
持筒23の挿入方向に抗する方向に押すための機構や試料
ホルダ9の先端を該第2の保持筒23の挿入方向に抗する
方向に押すための機構図(図示せず)によって移動が行
なわれる。
また、試料のX軸及びZ軸を含む平面内で回動及びX軸
及びY軸を含む平面内での試料の回動は、押しねじ15及
び押しねじ16によって行なわれる。さらに、前記棒体5
を回転させることにより、固定された軸受11によって支
承されて歳差運動をする連接棒10によって前記試料保持
体8が回動されて、該試料保持体8の先に装着されたが
試料ホルダ9が傾斜される。
及びY軸を含む平面内での試料の回動は、押しねじ15及
び押しねじ16によって行なわれる。さらに、前記棒体5
を回転させることにより、固定された軸受11によって支
承されて歳差運動をする連接棒10によって前記試料保持
体8が回動されて、該試料保持体8の先に装着されたが
試料ホルダ9が傾斜される。
従って、前記試料の傾斜及び各移動の組合わせにより、
試料を傾斜しても視野がずれず、また試料を移動しても
焦点がずれない、所謂ユーセントリック機構を有する試
料移動装置が実現される。
試料を傾斜しても視野がずれず、また試料を移動しても
焦点がずれない、所謂ユーセントリック機構を有する試
料移動装置が実現される。
なお、上述した実施例において棒体,連接棒,試料保持
体及び試料ホルダの夫々を熱伝導体によって形成し、加
熱または冷却源に接続するより試料を加熱または冷却す
ることができる。また、前記棒体,連接棒,試料保持体
及び試料ホルダを通じて電流を導入して試料を加熱する
ようにしても良い。
体及び試料ホルダの夫々を熱伝導体によって形成し、加
熱または冷却源に接続するより試料を加熱または冷却す
ることができる。また、前記棒体,連接棒,試料保持体
及び試料ホルダを通じて電流を導入して試料を加熱する
ようにしても良い。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、第1の本発明によれ
ば、その軸中心が電子線光軸と直交するように取り付け
られ基部と、該基部に第1の軸受けによって任意の向き
への傾斜が可能に取り付けられた保持筒と、該保持筒内
に設けられ該保持筒に沿って移動可能で且つ該保持筒の
軸の回りに回動可能に設けられた棒体と、前記保持筒と
前記基部とを接続して真空封止する第1のベローズと、
前記保持筒の先端に移動及び回動可能に取り付けられた
試料保持体と、前記保持筒に設けられた第2の軸受けに
よって支承されて前記棒体の回転により歳差運動をする
ように、一方の端部が前記棒体内で自由に動けるよう該
一端部が該棒体に係合された連接棒10と、該連接棒と前
記保持体3とを接続して真空を封止するための第2のベ
ローズ12とを備え、前記連接棒10の歳差運動によって前
記試料保持体8が回動するように、該連接棒の他方の端
部が前記試料保持体内で自由に動けるよう該他端部が該
試料保持体に係合されているので、回転の不可能なメタ
ルベローズを用いて超高真空を封止した場合でも試料保
持体を保持筒の軸の回りに無制限に回動させることがで
きるため、試料を傾斜しても視野がずれず、また試料を
移動しても焦点がずれない、所謂ユーセントリック機構
を有する電子顕微鏡等用試料装置が実現される。
ば、その軸中心が電子線光軸と直交するように取り付け
られ基部と、該基部に第1の軸受けによって任意の向き
への傾斜が可能に取り付けられた保持筒と、該保持筒内
に設けられ該保持筒に沿って移動可能で且つ該保持筒の
軸の回りに回動可能に設けられた棒体と、前記保持筒と
前記基部とを接続して真空封止する第1のベローズと、
前記保持筒の先端に移動及び回動可能に取り付けられた
試料保持体と、前記保持筒に設けられた第2の軸受けに
よって支承されて前記棒体の回転により歳差運動をする
ように、一方の端部が前記棒体内で自由に動けるよう該
一端部が該棒体に係合された連接棒10と、該連接棒と前
記保持体3とを接続して真空を封止するための第2のベ
ローズ12とを備え、前記連接棒10の歳差運動によって前
記試料保持体8が回動するように、該連接棒の他方の端
部が前記試料保持体内で自由に動けるよう該他端部が該
試料保持体に係合されているので、回転の不可能なメタ
ルベローズを用いて超高真空を封止した場合でも試料保
持体を保持筒の軸の回りに無制限に回動させることがで
きるため、試料を傾斜しても視野がずれず、また試料を
移動しても焦点がずれない、所謂ユーセントリック機構
を有する電子顕微鏡等用試料装置が実現される。
また、第2の本発明によれば、その軸中心が電子線光軸
と直交するように取り付けられ基部と、該基部に第1の
軸受けによって任意の向きへの傾斜が可能に取り付けら
れた第1の保持筒と、前記第1の保持筒内に嵌合され第
1の保持筒の軸方向に摺動可能に取り付けられた第2の
保持筒と、前記第2の保持筒内に該保持筒の軸の回りに
回動可能に取り付けられた棒体と、前記第2の保持筒と
前記基部とを接続して真空を封止する第1のベローズ
と、前記第2の保持筒の先端に回動可能に取り付けられ
た試料保持体と、前記第2の保持筒に設けられた第2の
軸受けによって支承されて前記棒体の回転により歳差運
動のするように、一方の端部が前記棒体内で自由に動け
るよう該一端部が該棒体に係合された連接棒と、該連接
棒と前記第2の保持体とを接続して真空を封止するため
の第2のベローズとを備え、前記連接棒の歳差運動によ
って前記試料保持体が回動するように、該連接棒の他方
の端部が前記試料保持体内で自由に動けるよう該他端部
が該試料保持体に係合されていることにより、回転の不
可能なメタルベローズを用いて超高真空を封止した場合
でも試料保持体を保持筒の軸の回りに無制限に回動させ
ることができるため、試料を傾斜しても視野がずれず、
また試料を移動しても焦点がずれない、所謂ユーセント
リック機構を有する電子顕微鏡等用試料装置が実現され
る。
と直交するように取り付けられ基部と、該基部に第1の
軸受けによって任意の向きへの傾斜が可能に取り付けら
れた第1の保持筒と、前記第1の保持筒内に嵌合され第
1の保持筒の軸方向に摺動可能に取り付けられた第2の
保持筒と、前記第2の保持筒内に該保持筒の軸の回りに
回動可能に取り付けられた棒体と、前記第2の保持筒と
前記基部とを接続して真空を封止する第1のベローズ
と、前記第2の保持筒の先端に回動可能に取り付けられ
た試料保持体と、前記第2の保持筒に設けられた第2の
軸受けによって支承されて前記棒体の回転により歳差運
動のするように、一方の端部が前記棒体内で自由に動け
るよう該一端部が該棒体に係合された連接棒と、該連接
棒と前記第2の保持体とを接続して真空を封止するため
の第2のベローズとを備え、前記連接棒の歳差運動によ
って前記試料保持体が回動するように、該連接棒の他方
の端部が前記試料保持体内で自由に動けるよう該他端部
が該試料保持体に係合されていることにより、回転の不
可能なメタルベローズを用いて超高真空を封止した場合
でも試料保持体を保持筒の軸の回りに無制限に回動させ
ることができるため、試料を傾斜しても視野がずれず、
また試料を移動しても焦点がずれない、所謂ユーセント
リック機構を有する電子顕微鏡等用試料装置が実現され
る。
第1図は本発明の一実施例による試料移動装置を説明す
るための装置構成図、第2図は第1図に示す実施例の要
部拡大図、第3図は他の実施例を説明するための装置構
成図、第4図乃至第6図は従来例を説明するための図で
ある。 1:電子顕微鏡鏡筒、2:基部 3:保持筒、4:第1の軸受 5:棒体、6:ベアリング 7:第1のベローズ、8:試料保持体 9:試料ホルダ、10:連接棒 11:第2の軸受、12:第2のベローズ 13:回転伝達体、14:ベアリング 15,16:押しねじ 17:試料保持体押さえ 18,19,20:ばね 21:メタルOリング 22:ガイド 23:第2の保持筒
るための装置構成図、第2図は第1図に示す実施例の要
部拡大図、第3図は他の実施例を説明するための装置構
成図、第4図乃至第6図は従来例を説明するための図で
ある。 1:電子顕微鏡鏡筒、2:基部 3:保持筒、4:第1の軸受 5:棒体、6:ベアリング 7:第1のベローズ、8:試料保持体 9:試料ホルダ、10:連接棒 11:第2の軸受、12:第2のベローズ 13:回転伝達体、14:ベアリング 15,16:押しねじ 17:試料保持体押さえ 18,19,20:ばね 21:メタルOリング 22:ガイド 23:第2の保持筒
Claims (2)
- 【請求項1】その軸中心が電子線光軸と直交するように
取り付けられた基部2と、該基部に第1の軸受4によっ
て任意の向きへの傾斜が可能に取り付けられた保持筒3
と、該保持筒内に設けられ該保持筒に沿って移動可能で
且つ該保持筒の軸の回りに回動可能に設けられた棒体5
と、前記保持筒3と前記基部2とを接続して真空封止す
る第1のベローズ7と、前記保持筒3の先端に移動及び
回動可能に取り付けられた試料保持体8と、前記保持筒
3に設けられた第2の軸受11によって支承されて前記棒
体5の回転により歳差運動をするように、一方の端部が
前記棒体内で自由に動けるよう該一端部が該棒体に係合
された連接棒10と、該連接棒と前記保持体3とを接続し
て真空を封止するための第2のベローズ12とを備え、前
記連接棒10の歳差運動によって前記試料保持体8が回動
するように、該連接棒の他方の端部が前記試料保持体内
で自由に動けるよう該他端部が該試料保持体に係合され
ていることを特徴とする電子顕微鏡等用試料装置。 - 【請求項2】その軸中心が電子線光軸と直交するように
取り付けられた基部2と、該基部に第1の軸受4によっ
て任意の向きへの傾斜が可能に取り付けられた第1の保
持筒3と、該第1の保持筒内に嵌合され該第1の保持筒
の軸方向に摺動可能に取り付けられた第2の保持筒23
と、該第2の保持筒内に該保持筒の軸の回りに回動可能
に取り付けられた棒体5と、前記第2の保持筒23と前記
基部2とを接続して真空を封止する第1のベローズ7
と、前記第2の保持筒23の先端に回動可能に取り付けら
れた試料保持体8と、前記第2の保持筒23に設けられた
第2の軸受11によって支承されて前記棒体5の回転によ
り歳差運動をするように、一方の端部が前記棒体内で自
由に動けるよう該一端部が該棒体に係合された連接棒10
と、該連接棒と前記第2の保持体23との接続して真空を
封止するための第2のベローズ12とを備え、前記連接棒
10の歳差運動によって前記試料保持体8が回動するよう
に、該連接棒の他方の端部が前記試料保持体内で自由に
動けるよう該他端部が該試料保持体に係合されているこ
とを特徴とする電子顕微鏡等用試料装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1058635A JPH0740477B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 電子顕微鏡等用試料装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1058635A JPH0740477B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 電子顕微鏡等用試料装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02239560A JPH02239560A (ja) | 1990-09-21 |
| JPH0740477B2 true JPH0740477B2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=13090045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1058635A Expired - Fee Related JPH0740477B2 (ja) | 1989-03-10 | 1989-03-10 | 電子顕微鏡等用試料装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0740477B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0584869A1 (en) * | 1992-08-27 | 1994-03-02 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Specimen holder for a particle-optical apparatus |
| JP3014274B2 (ja) * | 1994-06-29 | 2000-02-28 | 株式会社日立製作所 | 2軸傾斜試料微動装置及び像の逃げ補正方法 |
| JP4233948B2 (ja) * | 2003-07-24 | 2009-03-04 | 日本電子株式会社 | 試料ホルダ |
| JP6474036B2 (ja) * | 2015-03-11 | 2019-02-27 | 日新イオン機器株式会社 | 部材交換器 |
| CN115881500A (zh) * | 2022-12-29 | 2023-03-31 | 北京中科科仪股份有限公司 | 一种回转密封结构及设计方法 |
-
1989
- 1989-03-10 JP JP1058635A patent/JPH0740477B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02239560A (ja) | 1990-09-21 |
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