JPH074115B2 - 枝打機の枝打高さ設定器 - Google Patents

枝打機の枝打高さ設定器

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JPH074115B2
JPH074115B2 JP27739486A JP27739486A JPH074115B2 JP H074115 B2 JPH074115 B2 JP H074115B2 JP 27739486 A JP27739486 A JP 27739486A JP 27739486 A JP27739486 A JP 27739486A JP H074115 B2 JPH074115 B2 JP H074115B2
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Inventor
悦郎 大西
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セイレイ工業株式会社
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、枝打作業をする所望枝打高さ設定を、作業
前および作業中にできる枝打機の枝打高さ設定器に関す
るものである。
(ロ)従来技術 最近の枝打機には、木の幹周囲に圧接させ機体支持可能
に配備される駆動輪および遊動輪を有し、前記駆動輪へ
の動力伝動経路中に、送信機の上昇スイッチおよび下降
スイッチの各操作信号により受信機、コントローラを介
して、作動される変速用サーボモータにより正逆変速切
替する変速機構を設け、この変速機構を介して前記駆動
輪を正逆転駆動させて前記幹に対し機体を昇降させれる
ラジコン式のものがある。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところで、この種枝打機によると、送信器の上昇スイッ
チの操作により受信器、コントローラ、変速用サーボモ
ータ、変速機構を介して駆動輪を正転駆動させ、幹に対
し機体を螺旋上昇させていき、所望枝打高さに至ったと
判断したとき、送信器の下降スイッチを操作し機体を下
降させていたため、その操作のタイミングに注意を要す
る上、そのタイミングがズレると、必要以上の高さまで
枝打作業を行なう恐れがあった。
(ニ)問題を解決するための手段 そこで、この発明は、木の幹周囲に圧接させ機体支持可
能に配備される駆動輪および遊動輪を有し、前記駆動輪
への動力伝動経路中に、送信器からの信号により受信
機、コントローラを介して作動される変速用サーボモー
タにより正逆変速切替する変速機構を設け、この変速機
構を介して前記駆動輪を正逆転駆動させて前記幹に対し
機体を昇降させれるラジコン式の枝打機において、前記
送信器および機体側にそれぞれ所望枝打高さを設定する
枝打高さ設定器を設け、両枝打高さ設定器のうち前記送
信器側枝打高さ設定器を優先選択させるための優先作動
スイッチを送信器に設けたものである。
(ホ)作用 以上の構成としたことにより、作業前には機体側枝打高
さ設定器により枝打高さ設定ができ、また、作業中に作
業者が枝打高さ設定を変更する必要が生じた場合におい
ても地上で送信器側枝打高さ設定器により枝打高さ設定
ができ、送信器の優先作動スイッチ操作により後者の枝
打高さ設定を優先選択できることになる。
(ヘ)実施例 以下、この発明の具体的な実施例を図面を参照にして説
明する。
まず、枝打機の概略構成は、第1図および第3図に示す
ように、エンジン(1)、チェンソー(2)および適当
数の駆動輪(3)…等を配設した伝動ケース(4)と、
遊動輪(5)等とを主枠(6)側に、また、適当数の遊
動輪(5)…等を巻付枠(7)側に配設し、主枠(6)
に対し、巻付枠(7)を枢支ピン(8)回りに片開閉自
在に枢着するとともに、両枠(6)(7)を係脱自在な
係脱バネ(9)で閉塞側に弾性付勢して構成され、これ
ら駆動輪(3)…および遊動輪(5)…が所定上昇リー
ド角度を付けて設けられ、係脱バネ(9)により木の幹
(10)の周囲に圧接されるようになっている。
エンジン(1)の動力は、伝動ケース(4)内に突設さ
れた出力軸(1a)から減速ギャ群(11)、変速機構(1
2)、一対ごとの減速ベベルギャ(13)・・・等の動力
伝動経路(14)を経て駆動輪(3)…に伝動されている
他、チェンソー(2)にも、前記出力軸(1a)を介して
伝動されている。そして、前記変速機構(12)の正逆ク
ラッチ体(15)の正転位置(U)もしくは逆転位置
(D)の切替は、第1図および第2図に示すように、機
体(A)外の送信機(16)の上昇スイッチ(17)もしく
は下降スイッチ(18)を択一操作することにより、各操
作信号が機体(A)側の受信器(19)に送られ、この受
信機(19)からコントローラ(20)内の命令データ識別
回路(21)、命令判断回路(22)、出力回路(23)を経
て、この出力回路(23)から対応する正転用信号もしく
は逆転用信号が変速用サーボモータ(24)に送られ、対
応作動させることによって遠隔的になされるように構成
されている。なお、エンジン(1)を始動スイッチ(2
5)操作により始動させると、この信号がコントローラ
(20)内の命令データ識別回路(21)、命令判断回路
(22)、出力回路(23)を経て、この出力回路(23)か
ら中立用信号が変速用サーボモータ(24)に送られ、こ
の作動によって正逆クラッチ体(15)が中立位置(N)
に自動的に切替るようになっている。これにより、エン
ジン(1)始動後、地上で送信器(16)の上昇スイッチ
(17)を入れると、正逆クラッチ体(15)が中立位置
(N)から正転位置(U)に切替って駆動輪(3)…が
正転駆動され、機体(A)が幹(10)に対し螺旋上昇す
るとともに、上昇途中の枝がチェンソー(2)で切断さ
れていき、所望枝打高さまで枝打作業がなされた頃、送
信器(16)の下降スイッチ(18)を入れて正逆クラッチ
体(15)を逆転位置(D)に切替えて駆動輪(3)…を
逆転駆動させ、機体(A)を下降させれることになる。
ところで、この発明は、送信器(16)および機体(A)
側にそれぞれ所望枝打高さを設定できる枝打高さ設定器
(26)(27)等を設け、機体(A)が幹(10)に対して
設定枝打高さまで螺旋上昇したとき、自動的に受信器
(19)、コントローラ(20)、変速用サーボモータ(2
4)、変速機構(12)等を介して駆動輪(3)…を正転
駆動から逆転駆動に切替え、自動的に昇降できるように
したものである。
すなわち、枝打高さ設定は、送信器(16)に内臓したダ
イヤル式等の送信器側枝打高さ設定器(26)と、機体
(A)側適所に設けた同じくダイヤル式等の機体側枝打
高さ設定器(27)とで行なうようになっており、そのう
ち送信器側枝打高さ設定器(26)の方が優先され、これ
を優先選択するための優先作動スイッチ(28)が送信器
(16)に設けられている。これにより、優先作動スイッ
チ(28)を操作しないときは、機体側枝打高さ設定器
(27)による作業前の設定高さまで枝打作業を行なった
後、自動下降することになり、一方、優先作動スイッチ
(28)を操作したときは、機体側枝打高さ設定器(27)
に優先し、送信器側枝打高さ設定器(26)による設定高
さまで枝打作業を行なった後、自動下降することにな
る。したがって、機体(A)を幹(10)に装着した時点
で機体側枝打高さ設定器(27)により高さ設定し、エン
ジン(1)を始動させた後、上昇スイッチ(17)を操作
して前述のように機体(A)を螺旋上昇させ、この設定
高さまで上昇している作業中に送信器側枝打高さ設定器
(26)により高さ設定して優先作動スイッチ(28)を操
作すると、設定高さを変更させることも可能である。こ
の際、実際の枝打高さは、一遊動輪(5)(実施例では
主枠(6)側の遊動輪)の回転数を検出する回転検出セ
ンサー(29)を適所に設け、この回転検出センサー(2
9)から順次送られてくる検出信号をコントローラ(2
0)内の計数回路(30)で演算調整して上昇高さに変換
して計測されるようになっており、この計測高さを信号
で比較回路(31)に送り、比較回路(31)でこの計測高
さが枝打高さ設定器(26)(27)による設定高さ(送信
器側枝打高さ設定器(26)による設定高さは、受信器
(19)、命令データ識別回路(21)を経て比較回路(3
1)に入力される)に達したと比較判断されたとき、出
力回路(23)を経て変速用サーボモータ(24)を作動
し、正逆クラッチ体(15)を正転位置(U)から逆転位
置(D)に切替え前述の自動下降がなされるのである。
なお、送信器(16)の下降スイッチ(18)は、送信器側
枝打高さ設定器(26)により誤った高さ設定して機体
(A)上昇させたとき等緊急下降させたいときに使用さ
れる。また、送信器(16)にエンジンスロットル高低切
替スイッチ(32)を設け、この切替スイッチ(32)の高
速側もしくは低速側への切替により、高速用信号もしく
は低速用信号を受信器(19)に入力し、コントローラ
(20)内の命令データ識別回路(21)、命令判断回路
(22)、出力回路(23)を経て、この出力回路(23)か
ら対応する高速用作動信号もしくは低速用作動信号をエ
ンジンスロットル高低切替用サーボモータ(33)に送
り、対応作動させてエンジン(1)を高速回転もしくは
低速回転できるようにしてもよく、これにより、枝打作
業区間は低速にし、それ以外の区間では高速にして作業
能率を上げることができる。
図中、(34)は正逆クラッチ体(15)が正転位置(U)
にきたとき相互の係脱爪が係合する正転用大ギャ、(3
5)は正逆クラッチ体(15)が逆転位置(D)にきたと
き相互の係脱爪が係合する逆転用スプロケット、(36)
は自在継手である。
(ト)発明の効果 以上の説明から明らかなようにこの発明は、ラジコン式
の枝打機において、前記送信器(16)および機体(A)
側にそれぞれ所望枝打高さを設定する枝打高さ設定器
(26)(27)を設け、両枝打高さ設定器(26)(27)の
うち前記送信器側枝打高さ設定器(26)を優先選択させ
るための優先作動スイッチ(28)を送信器(16)に設け
たことから、作業前には機体側枝打高さ設定器(27)に
より枝打高さ設定ができ、また、作業中には地上で送信
器側枝打高さ設定器(26)により枝打高さ設定ができる
2段階設定方式となり、枝打高さ設定が何れかで確実に
行なえる。また、機体側枝打高さ設定器(27)による高
さ設定をした後、枝打作業をさせ、この作業中に送信器
側枝打高さ設定器(26)で高さ設定し優先作動スイッチ
(28)を操作すれば、始動時に誤設定をしても容易に設
定変更ができ、作業精度、作業能率の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した枝打機の動力伝動経路を示
す説明図、第2図は同動力伝動経路を示すブロック図、
第3図は同枝打機の平面図である。 (符号) (3)……駆動輪、(5)……遊動輪 (10)……幹、(12)……変速機構 (14)……動力伝動経路、(19)……受信器 (20)……コントローラ (24)……変速用サーボモータ (26)……(送信器側)枝打高さ設定器 (27)……(機体側)枝打高さ設定器 (28)……優先作動スイッチ、(A)……機体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】木の幹(10)周囲に圧接させ機体(A)支
    持可能に配備される駆動輪(3)…および遊動輪(5)
    …を有し、前記駆動輪(3)…への動力伝動経路(14)
    中に、送信器(16)からの信号により受信器(19)、コ
    ントローラ(20)を介して作動される変速用サーボモー
    タ(24)により正逆変速切替する変速機構(12)を設
    け、この変速機構(12)を介して前記駆動輪(3)…を
    正逆転駆動させて前記幹(10)に対し機体(A)を昇降
    させれるラジコン式の枝打機において、前記送信器(1
    6)および機体(A)側にそれぞれ所望枝打高さを設定
    する枝打高さ設定器(26)(27)を設け、両枝打高さ設
    定器(26)(27)のうち前記送信器側枝打高さ設定器
    (26)を優先選択させるための優先作動スイッチ(28)
    を送信器(16)に設けたことを特徴とする枝打機の枝打
    高さ設定器。
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