JPH0742217B2 - 染毛剤組成物 - Google Patents
染毛剤組成物Info
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- JPH0742217B2 JPH0742217B2 JP2024816A JP2481690A JPH0742217B2 JP H0742217 B2 JPH0742217 B2 JP H0742217B2 JP 2024816 A JP2024816 A JP 2024816A JP 2481690 A JP2481690 A JP 2481690A JP H0742217 B2 JPH0742217 B2 JP H0742217B2
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Description
発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は染毛剤組成物に関し、詳しくは金属染毛剤組成
物に関する。 [従来の技術] 金属染毛剤として、鉄、銅、銀、ビスマス等の金属化合
物を含むものが知られている。例えば、亜硫酸塩等を含
む第1剤と、鉄塩及びヒドロキシ化合物を含有した第2
剤とから成る金属染毛剤がある。この種の染毛剤では、
毛髪に対して、まずその第1剤を塗布し、続けて第2剤
を塗布する。こうすると、第2剤中の金属イオンは毛髪
中でヒドロキシ化合物と発色反応を起こし、毛髪を染め
る。 このような染毛剤は、人体に対して、一次刺激性や感作
性がないために、有機系に酸化染料を含有した染毛剤で
アレルギー反応を起こす人にとっては、有用である。 [発明が解決しようとする課題] しかし、上記金属染毛剤は、有機酸化染料含有染毛剤と
比較して、染毛力が劣り、また光沢やまろやかさのない
仕上がりとなって不自然な印象を与えるという欠点があ
った。 本発明は上記課題を解決し、染毛力に優れ、自然な色に
染毛できる金属染毛剤組成物に提供することを目的とす
る。 発明の構成 かかる目的を達成する本発明の構成について以下説明す
る。 [課題を解決するための手段及び作用] 請求項1記載の発明は、 亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、チオ硫酸塩およびチオグリコ
ール酸塩から成る群から選ばれた1種以上の成分を含有
する第1剤と、鉄塩及びヒドロキシ化合物を含有する第
2剤からなる染毛剤組成物において、 前記第1剤に、キノリン染料として、2−(2−キノリ
ン)−1,3−インダンジオンジスルホン酸ジナトリウム
および/または2−(2−キノリン)−1,3−インダン
ジオンを配合したことを特徴とする染毛剤組成物にあ
る。 請求項2記載の発明は、 上記第1剤を、 亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、チオ硫酸塩およびチオグリコ
ール酸塩から成る群から選ばれた1種以上の成分を含有
する組成物と、 キノリン染料を含有する組成物と、 に分割して配合したことを特徴とする請求項1記載の染
毛剤組成物にある。 請求項3記載の発明は、 上記キノリン染料に代えて、あるいは上記キノリン染料
と共に、 アゾ染料としての、3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−
1−p−スルホフェニル−4−p−スルホフェニルアゾ
ピラゾールのトリナトリウム塩(別名:タートラジ
ン)、1−p−スルホフェニルアゾ−2−ナフトール−
6−スルホン酸のジナトリウム塩(別名:サンセットエ
ローFCF)、3,3′−ジクロロジフェニル−4,4′−ビス
アゾ−(アセト−o−メチルアニリド)(別名:ベンチ
ジンエローG)、α−(o−ニトロ−p−トリルアゾ)
−o−アセトアセトアニリド(別名:ハンザエロー)、
1−(4−クロロ−2−スルホフェニル)−3−メチル
−4−[p−(p−トリルスルホオキシ)フェニルア
ゾ]−5−ピラゾールのナトリウム塩(別名:ポーラエ
ロー5G)、1−フェニルアゾ−2−ナフチルアミン(別
名:エローAB)、1−o−トリルアゾ−2−ナフチルア
ミン(別名:エローOB)、4−m−スルホフェニルアゾ
ジフェニルアミンのモノナトリウム塩(別名:メタニル
エロー)、5−ヒドロキシ−3−メチル−4−フェニル
アゾ−1−p−スルホフェニルピラゾールのモノナトリ
ウム塩(別名:ファストライトエロー3G)、1−(2,4
−ジニトロフェニルアゾ)−2−ナフトール(別名:パ
ーマネントオレンジ)、3,3′−ジクロロジフェニル−
4,4′−ビスアゾ−(1−フェニル−3−メチル−5−
ピラゾロン)(別名:ベンチジンオレンジG)、1−p
−スルホフェニルアゾ−2−ナフトールのモノナトリウ
ム塩(別名:オレンジII)、α−(o−ニトロ−p−ア
ニシルアゾ)−o−アセトアセトトルイド(別名:ハン
ザオレンジ)、4−p−スルホフェニルアゾ−1−ナフ
トールのモノナトリウム塩(別名:オレンジI)、1−
o−トリルアゾ−2−ナフトール(別名:オレンジS
S)、4−p−スルホフェニルアゾ−2−(2,4−キシリ
ルアゾ)−1,3−レゾルシンのモノナトリウム塩(別
名:レゾルシンブラウン)、2−ヒドロキシ−5−ニト
ロ−2′,4′−ジアミノアゾベンゼン−5′−スルホン
酸ナトリウム(別名:クロムブラウンRH)、 ザンセン染料としての、3,6−フルオランジオール(別
名:フルオレセイン)、9−o−カルボキシフェニル−
6−ヒドロキシ−3−イソキサントンのジナトリウム塩
(別名:ウラニン)、9−o−カルボキシフェニル−6
−ヒドロキシ−3−イソキサントンのジカリウム塩(別
名:ウラニンK)、4,5−ジブロモ−3,6−フルオランジ
オール(別名:ジブロモフルオレセイン)、4,5−ジヨ
ード−3,6−フルオランジオール(別名:ジヨードフル
オレセイン)、9−o−カルボキシフェニル−6−ヒド
ロキシ−4,5−ジヨード−3−イソキサントンのジナト
リウム塩(別名:エリスロシン黄NA)、 およびニトロ染料としての、2,4−ジニトロ−1−ナフ
トール−7−スルホン酸のジナトリウム塩(別名:ナフ
トールエローS)、 からなる群から選ばれた1種以上の成分を含有すること
を特徴とする請求項2記載の染毛剤組成物にある。 このような組成物を用いるとその十分な染毛力により、
毛髪は光沢のある黒色に染められ、その染上がりも自然
なまろやかな印象となる。なお、染毛処理としては、例
えば、第1剤を毛髪に塗布し、次いで第2剤を塗布する
ことによりなされる。 以下、本発明を更に詳細に説明する。 本発明の染毛剤組成物の第1剤は、亜硫酸塩、亜硫酸水
素塩、チオ硫酸塩及びチオグリコール酸塩からなる群よ
り選ばれた1種以上の塩を必須成分の一つとする。これ
らの塩として、例えばナトリウム塩、カリウム塩、アン
モニウム塩、エタノールアミン塩などのアルカノールア
ミン塩が挙げられる。 本発明の染毛剤組成物の第1剤は、上記の塩類の他に、
3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−1−p−スルホフェ
ニル−4−p−スルホフェニルアゾピラゾールのトリナ
トリウム塩(別名:タートラジン)、1−p−スルホフ
ェニルアゾ−2−ナフトール−6−スルホン酸のジナト
リウム塩(別名:サンセットエローFCF)、3,3′−ジク
ロロジフェニル−4,4′−ビスアゾ−(アセト−o−メ
チルアニリド)(別名:ベンチジンエローG)、α−
(o−ニトロ−p−トリアゾ)−o−アセトアセトアニ
リド(別名:ハンザエロー)、1−(4−クロロ−2−
スルホフェニル)−3−メチル−4−[p−(p−トリ
ルスルホオキシ)フェニルアゾ]−5−ピラゾールのナ
トリウム塩(別名:ポーラエロー5G)、1−フェニルア
ゾ−2−ナフチルアミン(別名:エローAB)、1−o−
トリアゾ−2−ナフチルアミン(別名:エローOB)、4
−m−スルホフェニルアゾジフェニルアミンのモノナト
リウム塩(別名:メタニルエロー)、5−ヒドロキシ−
3−メチル−4−フェニルアゾ−1−p−スルホフェニ
ルピラゾールのモノナトリウム塩(別名:ファストライ
トエロー3G)、1−(2,4−ジニトロフェニルアゾ)−
2−ナフトール(別名:パーマネントオレンジ)、3,
3′−ジクロロジフェニル−4,4′−ビスアゾ−(1−フ
ェニル−3−メチル−5−ピラゾロン)(別名:ベンチ
ジンオレンジG)、1−p−スルホフェニルアゾ−2−
ナフトールのモノナトリウム塩(別名:オレンジII)、
α−(o−ニトロ−p−アニシルアゾ)−o−アセトア
セトトルイド(別名:ハンザオレンジ)、4−p−スル
ホフェニルアゾ−1−ナフトールのモノナトリウム塩
(別名:オレンジI)、1−o−トリルアゾ−2−ナフ
トール(別名:オレンジSS)、4−p−スルホフェニル
アゾ−2−(2,4−キシリルアゾ)−1,3−レゾルシンの
モノナトリウム塩(別名:レゾルシンブラウン)、2−
ヒドロキシ−5−ニトロ−2′,4′−ジアミノアゾベン
ゼン−5′−スルホン酸ナトリウム(別名:クロムブラ
ウンRH)[以上アゾ染料]、2−(2−キノリン)−1,
3−インダンジオン−ジスルホン酸のジナトリウム塩
(別名:キノリンエローWS)、2−(2−キノリン)−
1,3−インダンジオン(別名:キノリンエローSS)[以
上キノリン染料]、3,6−フルオランジオール(別名:
フルオレセイン)、9−o−カルボキシフェニル−6−
ヒドロキシ−3−イソキサントンのジナトリウム塩(別
名:ウラニン)、9−o−カルボキシフェニル−6−ヒ
ドロキシ−3−イソキサントンのジカリウム塩(別名:
ウラニンK)、4,5−ジブロモ−3,6−フルオランジオー
ル(別名:ジブロモフルオレセイン)、4,5−ジヨード
−3,6−フルオランジオール(別名:ジヨードフルオレ
セイン)、9−o−カルボキシフェニル−6−ヒドロキ
シ−4,5−ジヨード−3−イソキサントンのジナトリウ
ム塩(別名:エリスロシン黄NA)[以上ザンセン染
料]、2,4−ジニトロ−1−ナフトール−7−スルホン
酸のジナトリウム塩(別名:ナフトールエローS)[以
上トロ染料]の少なくとも一つを必須の成分として、前
記塩類に対して同一組成物または別の組成物として含有
する。この必須色素が、後に詳述する第2剤中の成分の
発色(紫がかった色への発色)が起きた場合に、その発
色成分と混和して毛髪を黒色に染上げ、しかも光沢のあ
るまろやかな染上がりとする。このような作用・効果が
得られるのは、上記必須色素を用いたことが重要であ
る。これらの必須色素の内でも、3−カルボキシ−5−
ヒドロキシ−1−p−スルホフェニル−4−p−スルホ
フェニルアゾピラゾールのトリナトリウム塩(別名:タ
ートラジン)、1−p−スルホフェニルアゾ−2−ナフ
トール−6−スルホン酸のジナトリウム塩(別名:サン
セットエローFCF)、1−(4−クロロ−2−スルホフ
ェニル)−3−メチル−4−[p−(p−トリルスルホ
オキシ)フェニルアゾ]−5−ピラゾールのナトリウム
塩(別名:ポーラエロー5G)、4−m−スルホフェニル
アゾジフェニルアミンのモノナトリウム塩(別名:メタ
ニルエロー)、5−ヒドロキシ−3−メチル−4−フェ
ニルアゾ−1−p−スルホフェニルピラゾールのモノナ
トリウム塩(別名:ファストライトエロー3G)、1−p
−スルホフェニルアゾ−2−ナフトールのモノナトリウ
ム塩(別名:オレンジII)、4−p−スルホフェニルア
ゾ−1−ナフトールのモノナトリウム塩(別名:オレン
ジI)、2−ヒドロキシ−5−ニトロ−2′,4′−ジア
ミノアゾベンゼン−5′−スルホン酸ナトリウム(別
名:クロムブラウンRH)、2−(2−キノリン)−1,3
−インダンジオン−ジスルホン酸のジナトリウム塩(別
名:キノリンエローWS)、9−o−カルボキシフェニル
−6−ヒドロキシ−3−イソキサントンのジナトリウム
塩(別名:ウラニン)、9−o−カルボキシフェニル−
6−ヒドロキシ−3−イソキサントンのジカリウム塩
(別名:ウラニンK)、9−o−カルボキシフェニル−
6−ヒドロキシ−4,5−ジヨード−3−イソキサントン
のジナトリウム塩(別名:エリスロシン黄NA)、2,4−
ジニトロ−1−ナフトール−7−スルホン酸のジナトリ
ウム塩(別名:ナフトールエローS)の少なくとも一つ
を必須の成分として使用することは、より効果的であ
る。 また第1剤を、上記塩類と上記染料とを同一の組成物と
して配合した場合には、染毛剤の貯蔵安定性の面からキ
ノリン染料を使用する。別々の組成物とした場合には、
染料に基因する貯蔵安定性の問題はなくなるので、キノ
リン染料の以外に、アゾ染料、ザンセン染料およびニト
ロ染料を使用することができる。 第1剤は、通常、水等の溶液をベースとし、この場合、
必須成分である上記塩類の第1剤における配合量は、別
々の組成物に分割した場合もしない場合も第1剤全体と
して、通常、0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%
である。 また、上記必須色素の配合量は、別々の組成物に分割し
た場合もしない場合も第1剤全体として、通常、0.05〜
2.00重量%である。この配合量が0.05重量%より少ない
と、染毛力や染上げ特性の向上が余り期待できず、2.00
重量%より多くても量の割にはその効果の向上は少な
く、経済的でない。また、第1剤を、塩類を含有する組
成物と染料を含有する組成物とに分割した場合は、その
両組成物の混合比は1:0.001〜2が好ましい。 また、第1剤は、アルカリ剤を通常含有する。これを含
有することによって、第1剤を毛髪へ塗布すると毛髪が
膨潤するので、その後第2剤を毛髪に塗布すれば、第2
剤は毛髪に浸透しやすくなる。アルカリ剤としては、例
えば、アンモニア、モノエタノールアミン等のアルカノ
ールアミン、水酸化ナトリウム等の水酸化アルカリが挙
げられる。そして、アルカリ剤の第1剤全体における配
合量は、通常0.5〜10重量%である。かかるアルカリ剤
によって、第1剤のpHは通常8〜13程度とされる。第1
剤を別々の組成物に分割した場合は、アルカリ剤はその
両方に配合しても良いし、いずれか一方に配合しても良
い。 一方、本発明の染毛剤組成物の第2剤は、鉄塩およびヒ
ドロキシ化合物を必須成分として含有する。鉄塩の具体
例としては、例えば、硫酸第1鉄、塩化第1鉄、酢酸第
1鉄、リン酸第1鉄、蓚酸第1鉄、硝酸第1鉄、クエン
酸第1鉄、炭酸第1鉄、ピロリン酸第1鉄などの第1鉄
塩が挙げられる。なお、必要に応じて鉄塩とともに、例
えば、銅、鉛、銀、ビスマス、アルミニウムなどの金属
塩を加えることもできる。ヒドロキシ化合物としては、
没食子酸、没食子酸プロピルなどの没食子酸エステル、
タンニン酸、タンニン酸エチルなどのタンニンエステ
ル、ピロガロール、カテコール、ハイドロキノン等が挙
げられる。 第2剤も通常水等の溶液を媒体とし、この場合、鉄塩の
第2剤における配合量は、通常0.1〜20重量%、好まし
くは1.0〜10重量%であり、ヒドロキシ化合物の第2剤
における配合量は通常0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜
6重量%である。 また、第2剤には、毛髪への浸透性等を良くする水溶性
界面活性剤や、第2剤中の第1鉄イオンの酸化を第1剤
との混合前には防止する還元剤を含有させてもよい。 その界面活性剤としては、高級アルキルベンゼンスルホ
ネート、アルコールと多塩基性酸のスルホン化エステ
ル、タウレート、脂肪アルコールサルフェート、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、アルキルフェノキシポ
リオキシエチレンエタノール等が挙げられる。これらの
配合量は、通常、第2剤中0〜10重量%である。 また、還元剤としては、グルコース、ソルビン酸、クエ
ン酸、乳酸、サリチルアルデヒド、チオサリチル酸、次
亜リン酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナ
トリウム、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体、シ
ステイン、チオグリコール酸等が挙げられる。これらの
配合量は、通常、第2剤中、0.01〜1.0重量%である。 なお、第2剤は、鉄塩、ヒドロキシ化合物等のために通
常、酸性(pH1〜6)である。 本発明の染毛剤組成物に対し、例えば下記成分を第1剤
または第2剤、あるいは両剤に適宜配合することができ
る。更に、第1剤を別々の組成物に分割した場合は、下
記成分はその両方に配合しても良いし、いずれか一方に
配合しても良い。 高級アルコール(染毛後の毛髪に艶、手触りの良さを
与えるもの):その例として、セチルアルコール、ステ
アリルアルコール、ベヘニルアルコールが挙げられる。 カチオンポリマー(染毛後の毛髪の櫛通りを良くする
もの):その例として、第四級窒素含有セルロースエー
テルが挙げられる。 増粘剤(染毛液に適度の粘性を付与し、毛髪に対する
付着性を上げるもの):その例として、カルボキシビニ
ルポリマー、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
ルエチルセルロース、キサンタンガム、カラギーナン、
アルギン酸ナトリウム、ペクチン、プルラン、ファーセ
ラン、アラビアゴム、ガッチガム、トラガカントガム、
カンテン末が挙げられる。 油分(染毛後の毛髪に艶、手触りの良さを与えるも
の):その例として、流動パラフィン、シリコーンオイ
ル、スクワラン、ラノリン、ワセリンが挙げられる。 保湿剤:その例として、グリセリン、プロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリ
コール、ジプロピレングリコール、ソルビトールが挙げ
られる。 毛髪保護剤:その例として、ポリペプタイド、レシチ
ン、ムコ多糖類が挙げられる。 本発明の染毛剤組成物を用いて染毛するには、毛髪に対
して第1剤を塗布し、20分〜30分間放置した後、第2剤
を塗布し、更に20〜30分間放置し、次いで、水洗すると
よい。尚、第1剤を別々の組成物に分割してある場合
は、予めそれらを所定の割合で混合した後、第1剤とし
て用いる。 この処理において、第1剤が毛髪に付着し、そこに第2
剤が塗布されると、毛髪中で、第一鉄イオンが遊離し、
これが酸化されて第二鉄イオンとなり、その結果ヒドロ
キシ化合物と反応して、不溶性の色素となる。その色素
と前記必須色素とが混和しつつ、毛髪に固着し、毛髪を
染上げる。 [実施例] 以下、本発明を、その好適な実施例により更に詳細に説
明する。 まず、第1剤を同一組成物とした場合の実施例について
説明する。
物に関する。 [従来の技術] 金属染毛剤として、鉄、銅、銀、ビスマス等の金属化合
物を含むものが知られている。例えば、亜硫酸塩等を含
む第1剤と、鉄塩及びヒドロキシ化合物を含有した第2
剤とから成る金属染毛剤がある。この種の染毛剤では、
毛髪に対して、まずその第1剤を塗布し、続けて第2剤
を塗布する。こうすると、第2剤中の金属イオンは毛髪
中でヒドロキシ化合物と発色反応を起こし、毛髪を染め
る。 このような染毛剤は、人体に対して、一次刺激性や感作
性がないために、有機系に酸化染料を含有した染毛剤で
アレルギー反応を起こす人にとっては、有用である。 [発明が解決しようとする課題] しかし、上記金属染毛剤は、有機酸化染料含有染毛剤と
比較して、染毛力が劣り、また光沢やまろやかさのない
仕上がりとなって不自然な印象を与えるという欠点があ
った。 本発明は上記課題を解決し、染毛力に優れ、自然な色に
染毛できる金属染毛剤組成物に提供することを目的とす
る。 発明の構成 かかる目的を達成する本発明の構成について以下説明す
る。 [課題を解決するための手段及び作用] 請求項1記載の発明は、 亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、チオ硫酸塩およびチオグリコ
ール酸塩から成る群から選ばれた1種以上の成分を含有
する第1剤と、鉄塩及びヒドロキシ化合物を含有する第
2剤からなる染毛剤組成物において、 前記第1剤に、キノリン染料として、2−(2−キノリ
ン)−1,3−インダンジオンジスルホン酸ジナトリウム
および/または2−(2−キノリン)−1,3−インダン
ジオンを配合したことを特徴とする染毛剤組成物にあ
る。 請求項2記載の発明は、 上記第1剤を、 亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、チオ硫酸塩およびチオグリコ
ール酸塩から成る群から選ばれた1種以上の成分を含有
する組成物と、 キノリン染料を含有する組成物と、 に分割して配合したことを特徴とする請求項1記載の染
毛剤組成物にある。 請求項3記載の発明は、 上記キノリン染料に代えて、あるいは上記キノリン染料
と共に、 アゾ染料としての、3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−
1−p−スルホフェニル−4−p−スルホフェニルアゾ
ピラゾールのトリナトリウム塩(別名:タートラジ
ン)、1−p−スルホフェニルアゾ−2−ナフトール−
6−スルホン酸のジナトリウム塩(別名:サンセットエ
ローFCF)、3,3′−ジクロロジフェニル−4,4′−ビス
アゾ−(アセト−o−メチルアニリド)(別名:ベンチ
ジンエローG)、α−(o−ニトロ−p−トリルアゾ)
−o−アセトアセトアニリド(別名:ハンザエロー)、
1−(4−クロロ−2−スルホフェニル)−3−メチル
−4−[p−(p−トリルスルホオキシ)フェニルア
ゾ]−5−ピラゾールのナトリウム塩(別名:ポーラエ
ロー5G)、1−フェニルアゾ−2−ナフチルアミン(別
名:エローAB)、1−o−トリルアゾ−2−ナフチルア
ミン(別名:エローOB)、4−m−スルホフェニルアゾ
ジフェニルアミンのモノナトリウム塩(別名:メタニル
エロー)、5−ヒドロキシ−3−メチル−4−フェニル
アゾ−1−p−スルホフェニルピラゾールのモノナトリ
ウム塩(別名:ファストライトエロー3G)、1−(2,4
−ジニトロフェニルアゾ)−2−ナフトール(別名:パ
ーマネントオレンジ)、3,3′−ジクロロジフェニル−
4,4′−ビスアゾ−(1−フェニル−3−メチル−5−
ピラゾロン)(別名:ベンチジンオレンジG)、1−p
−スルホフェニルアゾ−2−ナフトールのモノナトリウ
ム塩(別名:オレンジII)、α−(o−ニトロ−p−ア
ニシルアゾ)−o−アセトアセトトルイド(別名:ハン
ザオレンジ)、4−p−スルホフェニルアゾ−1−ナフ
トールのモノナトリウム塩(別名:オレンジI)、1−
o−トリルアゾ−2−ナフトール(別名:オレンジS
S)、4−p−スルホフェニルアゾ−2−(2,4−キシリ
ルアゾ)−1,3−レゾルシンのモノナトリウム塩(別
名:レゾルシンブラウン)、2−ヒドロキシ−5−ニト
ロ−2′,4′−ジアミノアゾベンゼン−5′−スルホン
酸ナトリウム(別名:クロムブラウンRH)、 ザンセン染料としての、3,6−フルオランジオール(別
名:フルオレセイン)、9−o−カルボキシフェニル−
6−ヒドロキシ−3−イソキサントンのジナトリウム塩
(別名:ウラニン)、9−o−カルボキシフェニル−6
−ヒドロキシ−3−イソキサントンのジカリウム塩(別
名:ウラニンK)、4,5−ジブロモ−3,6−フルオランジ
オール(別名:ジブロモフルオレセイン)、4,5−ジヨ
ード−3,6−フルオランジオール(別名:ジヨードフル
オレセイン)、9−o−カルボキシフェニル−6−ヒド
ロキシ−4,5−ジヨード−3−イソキサントンのジナト
リウム塩(別名:エリスロシン黄NA)、 およびニトロ染料としての、2,4−ジニトロ−1−ナフ
トール−7−スルホン酸のジナトリウム塩(別名:ナフ
トールエローS)、 からなる群から選ばれた1種以上の成分を含有すること
を特徴とする請求項2記載の染毛剤組成物にある。 このような組成物を用いるとその十分な染毛力により、
毛髪は光沢のある黒色に染められ、その染上がりも自然
なまろやかな印象となる。なお、染毛処理としては、例
えば、第1剤を毛髪に塗布し、次いで第2剤を塗布する
ことによりなされる。 以下、本発明を更に詳細に説明する。 本発明の染毛剤組成物の第1剤は、亜硫酸塩、亜硫酸水
素塩、チオ硫酸塩及びチオグリコール酸塩からなる群よ
り選ばれた1種以上の塩を必須成分の一つとする。これ
らの塩として、例えばナトリウム塩、カリウム塩、アン
モニウム塩、エタノールアミン塩などのアルカノールア
ミン塩が挙げられる。 本発明の染毛剤組成物の第1剤は、上記の塩類の他に、
3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−1−p−スルホフェ
ニル−4−p−スルホフェニルアゾピラゾールのトリナ
トリウム塩(別名:タートラジン)、1−p−スルホフ
ェニルアゾ−2−ナフトール−6−スルホン酸のジナト
リウム塩(別名:サンセットエローFCF)、3,3′−ジク
ロロジフェニル−4,4′−ビスアゾ−(アセト−o−メ
チルアニリド)(別名:ベンチジンエローG)、α−
(o−ニトロ−p−トリアゾ)−o−アセトアセトアニ
リド(別名:ハンザエロー)、1−(4−クロロ−2−
スルホフェニル)−3−メチル−4−[p−(p−トリ
ルスルホオキシ)フェニルアゾ]−5−ピラゾールのナ
トリウム塩(別名:ポーラエロー5G)、1−フェニルア
ゾ−2−ナフチルアミン(別名:エローAB)、1−o−
トリアゾ−2−ナフチルアミン(別名:エローOB)、4
−m−スルホフェニルアゾジフェニルアミンのモノナト
リウム塩(別名:メタニルエロー)、5−ヒドロキシ−
3−メチル−4−フェニルアゾ−1−p−スルホフェニ
ルピラゾールのモノナトリウム塩(別名:ファストライ
トエロー3G)、1−(2,4−ジニトロフェニルアゾ)−
2−ナフトール(別名:パーマネントオレンジ)、3,
3′−ジクロロジフェニル−4,4′−ビスアゾ−(1−フ
ェニル−3−メチル−5−ピラゾロン)(別名:ベンチ
ジンオレンジG)、1−p−スルホフェニルアゾ−2−
ナフトールのモノナトリウム塩(別名:オレンジII)、
α−(o−ニトロ−p−アニシルアゾ)−o−アセトア
セトトルイド(別名:ハンザオレンジ)、4−p−スル
ホフェニルアゾ−1−ナフトールのモノナトリウム塩
(別名:オレンジI)、1−o−トリルアゾ−2−ナフ
トール(別名:オレンジSS)、4−p−スルホフェニル
アゾ−2−(2,4−キシリルアゾ)−1,3−レゾルシンの
モノナトリウム塩(別名:レゾルシンブラウン)、2−
ヒドロキシ−5−ニトロ−2′,4′−ジアミノアゾベン
ゼン−5′−スルホン酸ナトリウム(別名:クロムブラ
ウンRH)[以上アゾ染料]、2−(2−キノリン)−1,
3−インダンジオン−ジスルホン酸のジナトリウム塩
(別名:キノリンエローWS)、2−(2−キノリン)−
1,3−インダンジオン(別名:キノリンエローSS)[以
上キノリン染料]、3,6−フルオランジオール(別名:
フルオレセイン)、9−o−カルボキシフェニル−6−
ヒドロキシ−3−イソキサントンのジナトリウム塩(別
名:ウラニン)、9−o−カルボキシフェニル−6−ヒ
ドロキシ−3−イソキサントンのジカリウム塩(別名:
ウラニンK)、4,5−ジブロモ−3,6−フルオランジオー
ル(別名:ジブロモフルオレセイン)、4,5−ジヨード
−3,6−フルオランジオール(別名:ジヨードフルオレ
セイン)、9−o−カルボキシフェニル−6−ヒドロキ
シ−4,5−ジヨード−3−イソキサントンのジナトリウ
ム塩(別名:エリスロシン黄NA)[以上ザンセン染
料]、2,4−ジニトロ−1−ナフトール−7−スルホン
酸のジナトリウム塩(別名:ナフトールエローS)[以
上トロ染料]の少なくとも一つを必須の成分として、前
記塩類に対して同一組成物または別の組成物として含有
する。この必須色素が、後に詳述する第2剤中の成分の
発色(紫がかった色への発色)が起きた場合に、その発
色成分と混和して毛髪を黒色に染上げ、しかも光沢のあ
るまろやかな染上がりとする。このような作用・効果が
得られるのは、上記必須色素を用いたことが重要であ
る。これらの必須色素の内でも、3−カルボキシ−5−
ヒドロキシ−1−p−スルホフェニル−4−p−スルホ
フェニルアゾピラゾールのトリナトリウム塩(別名:タ
ートラジン)、1−p−スルホフェニルアゾ−2−ナフ
トール−6−スルホン酸のジナトリウム塩(別名:サン
セットエローFCF)、1−(4−クロロ−2−スルホフ
ェニル)−3−メチル−4−[p−(p−トリルスルホ
オキシ)フェニルアゾ]−5−ピラゾールのナトリウム
塩(別名:ポーラエロー5G)、4−m−スルホフェニル
アゾジフェニルアミンのモノナトリウム塩(別名:メタ
ニルエロー)、5−ヒドロキシ−3−メチル−4−フェ
ニルアゾ−1−p−スルホフェニルピラゾールのモノナ
トリウム塩(別名:ファストライトエロー3G)、1−p
−スルホフェニルアゾ−2−ナフトールのモノナトリウ
ム塩(別名:オレンジII)、4−p−スルホフェニルア
ゾ−1−ナフトールのモノナトリウム塩(別名:オレン
ジI)、2−ヒドロキシ−5−ニトロ−2′,4′−ジア
ミノアゾベンゼン−5′−スルホン酸ナトリウム(別
名:クロムブラウンRH)、2−(2−キノリン)−1,3
−インダンジオン−ジスルホン酸のジナトリウム塩(別
名:キノリンエローWS)、9−o−カルボキシフェニル
−6−ヒドロキシ−3−イソキサントンのジナトリウム
塩(別名:ウラニン)、9−o−カルボキシフェニル−
6−ヒドロキシ−3−イソキサントンのジカリウム塩
(別名:ウラニンK)、9−o−カルボキシフェニル−
6−ヒドロキシ−4,5−ジヨード−3−イソキサントン
のジナトリウム塩(別名:エリスロシン黄NA)、2,4−
ジニトロ−1−ナフトール−7−スルホン酸のジナトリ
ウム塩(別名:ナフトールエローS)の少なくとも一つ
を必須の成分として使用することは、より効果的であ
る。 また第1剤を、上記塩類と上記染料とを同一の組成物と
して配合した場合には、染毛剤の貯蔵安定性の面からキ
ノリン染料を使用する。別々の組成物とした場合には、
染料に基因する貯蔵安定性の問題はなくなるので、キノ
リン染料の以外に、アゾ染料、ザンセン染料およびニト
ロ染料を使用することができる。 第1剤は、通常、水等の溶液をベースとし、この場合、
必須成分である上記塩類の第1剤における配合量は、別
々の組成物に分割した場合もしない場合も第1剤全体と
して、通常、0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%
である。 また、上記必須色素の配合量は、別々の組成物に分割し
た場合もしない場合も第1剤全体として、通常、0.05〜
2.00重量%である。この配合量が0.05重量%より少ない
と、染毛力や染上げ特性の向上が余り期待できず、2.00
重量%より多くても量の割にはその効果の向上は少な
く、経済的でない。また、第1剤を、塩類を含有する組
成物と染料を含有する組成物とに分割した場合は、その
両組成物の混合比は1:0.001〜2が好ましい。 また、第1剤は、アルカリ剤を通常含有する。これを含
有することによって、第1剤を毛髪へ塗布すると毛髪が
膨潤するので、その後第2剤を毛髪に塗布すれば、第2
剤は毛髪に浸透しやすくなる。アルカリ剤としては、例
えば、アンモニア、モノエタノールアミン等のアルカノ
ールアミン、水酸化ナトリウム等の水酸化アルカリが挙
げられる。そして、アルカリ剤の第1剤全体における配
合量は、通常0.5〜10重量%である。かかるアルカリ剤
によって、第1剤のpHは通常8〜13程度とされる。第1
剤を別々の組成物に分割した場合は、アルカリ剤はその
両方に配合しても良いし、いずれか一方に配合しても良
い。 一方、本発明の染毛剤組成物の第2剤は、鉄塩およびヒ
ドロキシ化合物を必須成分として含有する。鉄塩の具体
例としては、例えば、硫酸第1鉄、塩化第1鉄、酢酸第
1鉄、リン酸第1鉄、蓚酸第1鉄、硝酸第1鉄、クエン
酸第1鉄、炭酸第1鉄、ピロリン酸第1鉄などの第1鉄
塩が挙げられる。なお、必要に応じて鉄塩とともに、例
えば、銅、鉛、銀、ビスマス、アルミニウムなどの金属
塩を加えることもできる。ヒドロキシ化合物としては、
没食子酸、没食子酸プロピルなどの没食子酸エステル、
タンニン酸、タンニン酸エチルなどのタンニンエステ
ル、ピロガロール、カテコール、ハイドロキノン等が挙
げられる。 第2剤も通常水等の溶液を媒体とし、この場合、鉄塩の
第2剤における配合量は、通常0.1〜20重量%、好まし
くは1.0〜10重量%であり、ヒドロキシ化合物の第2剤
における配合量は通常0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜
6重量%である。 また、第2剤には、毛髪への浸透性等を良くする水溶性
界面活性剤や、第2剤中の第1鉄イオンの酸化を第1剤
との混合前には防止する還元剤を含有させてもよい。 その界面活性剤としては、高級アルキルベンゼンスルホ
ネート、アルコールと多塩基性酸のスルホン化エステ
ル、タウレート、脂肪アルコールサルフェート、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、アルキルフェノキシポ
リオキシエチレンエタノール等が挙げられる。これらの
配合量は、通常、第2剤中0〜10重量%である。 また、還元剤としては、グルコース、ソルビン酸、クエ
ン酸、乳酸、サリチルアルデヒド、チオサリチル酸、次
亜リン酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナ
トリウム、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体、シ
ステイン、チオグリコール酸等が挙げられる。これらの
配合量は、通常、第2剤中、0.01〜1.0重量%である。 なお、第2剤は、鉄塩、ヒドロキシ化合物等のために通
常、酸性(pH1〜6)である。 本発明の染毛剤組成物に対し、例えば下記成分を第1剤
または第2剤、あるいは両剤に適宜配合することができ
る。更に、第1剤を別々の組成物に分割した場合は、下
記成分はその両方に配合しても良いし、いずれか一方に
配合しても良い。 高級アルコール(染毛後の毛髪に艶、手触りの良さを
与えるもの):その例として、セチルアルコール、ステ
アリルアルコール、ベヘニルアルコールが挙げられる。 カチオンポリマー(染毛後の毛髪の櫛通りを良くする
もの):その例として、第四級窒素含有セルロースエー
テルが挙げられる。 増粘剤(染毛液に適度の粘性を付与し、毛髪に対する
付着性を上げるもの):その例として、カルボキシビニ
ルポリマー、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシ
ルエチルセルロース、キサンタンガム、カラギーナン、
アルギン酸ナトリウム、ペクチン、プルラン、ファーセ
ラン、アラビアゴム、ガッチガム、トラガカントガム、
カンテン末が挙げられる。 油分(染毛後の毛髪に艶、手触りの良さを与えるも
の):その例として、流動パラフィン、シリコーンオイ
ル、スクワラン、ラノリン、ワセリンが挙げられる。 保湿剤:その例として、グリセリン、プロピレングリ
コール、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリ
コール、ジプロピレングリコール、ソルビトールが挙げ
られる。 毛髪保護剤:その例として、ポリペプタイド、レシチ
ン、ムコ多糖類が挙げられる。 本発明の染毛剤組成物を用いて染毛するには、毛髪に対
して第1剤を塗布し、20分〜30分間放置した後、第2剤
を塗布し、更に20〜30分間放置し、次いで、水洗すると
よい。尚、第1剤を別々の組成物に分割してある場合
は、予めそれらを所定の割合で混合した後、第1剤とし
て用いる。 この処理において、第1剤が毛髪に付着し、そこに第2
剤が塗布されると、毛髪中で、第一鉄イオンが遊離し、
これが酸化されて第二鉄イオンとなり、その結果ヒドロ
キシ化合物と反応して、不溶性の色素となる。その色素
と前記必須色素とが混和しつつ、毛髪に固着し、毛髪を
染上げる。 [実施例] 以下、本発明を、その好適な実施例により更に詳細に説
明する。 まず、第1剤を同一組成物とした場合の実施例について
説明する。
【実施例1,2、比較例1,2】 下の第1表〜第3表に示される染毛剤組成物を配合し、
第1剤と第2剤とから成る実施例(実)1,2、比較例
(比)1,2の染毛剤をそれぞれ調整した。 各々の染毛剤によって、5名のパネラーから採取した白
髪混じりの毛束を、所定条件(所定重量の第1剤を塗布
し、30分間放置した後、第1剤と同重量の第2剤を塗布
し、更に20分間放置後水洗)下で染毛した。その染毛さ
れた毛髪を下記の基準で評価した。 (1)染毛力 (2)染上がり
第1剤と第2剤とから成る実施例(実)1,2、比較例
(比)1,2の染毛剤をそれぞれ調整した。 各々の染毛剤によって、5名のパネラーから採取した白
髪混じりの毛束を、所定条件(所定重量の第1剤を塗布
し、30分間放置した後、第1剤と同重量の第2剤を塗布
し、更に20分間放置後水洗)下で染毛した。その染毛さ
れた毛髪を下記の基準で評価した。 (1)染毛力 (2)染上がり
【実施例3、比較例3】 下の第6表および第7表に示される染毛剤組成物を配合
し、第1剤と第2剤とから成る実施例(実)3、比較例
(比)3の染毛剤をそれぞれ調整した。 各々の染毛剤によって、5名のパネラーから採取した白
髪混じりの毛束を、実施例1と同様にして染毛した。そ
の染毛された毛髪を実施例1と同様に評価した。 次に第1剤を、塩類組成物と染料組成物とに分割した場
合の実施例について説明する。
し、第1剤と第2剤とから成る実施例(実)3、比較例
(比)3の染毛剤をそれぞれ調整した。 各々の染毛剤によって、5名のパネラーから採取した白
髪混じりの毛束を、実施例1と同様にして染毛した。そ
の染毛された毛髪を実施例1と同様に評価した。 次に第1剤を、塩類組成物と染料組成物とに分割した場
合の実施例について説明する。
【実施例4,5、比較例4,5】 下の第10表〜第14表に示される染毛剤組成物を配合し、
塩類組成物と染料組成物とに分割された第1剤および第
2剤から成る実施例(実)4,5、比較例(比)4,5の染毛
剤をそれぞれ調整した。 各々の染毛剤によって、5名のパネラーから採取した白
髪混じりの毛束を、所定条件(塩類組成物と染料組成物
とを重量比で1:0.1で混合して第1剤とした染毛液を所
定重量塗布し、30分間放置した後、第1剤と同重量の第
2剤を塗布し、更に20分間放置後水洗)下で染毛した。
その染毛された毛髪を下記の基準で評価した。 (1)染毛力 (2)染上がり
塩類組成物と染料組成物とに分割された第1剤および第
2剤から成る実施例(実)4,5、比較例(比)4,5の染毛
剤をそれぞれ調整した。 各々の染毛剤によって、5名のパネラーから採取した白
髪混じりの毛束を、所定条件(塩類組成物と染料組成物
とを重量比で1:0.1で混合して第1剤とした染毛液を所
定重量塗布し、30分間放置した後、第1剤と同重量の第
2剤を塗布し、更に20分間放置後水洗)下で染毛した。
その染毛された毛髪を下記の基準で評価した。 (1)染毛力 (2)染上がり
【実施例6、比較例6】 下の第17表〜第19表に示される染毛剤組成物を配合し、
塩類組成物と染料組成物とに分割した第1剤と第2剤と
から成る実施例(実)6、比較例(比)6の染毛剤をそ
れぞれ調整した。 各々の染毛剤によって、5名のパネラーから採取した白
髪混じりの毛束を、実施例4と同様にして染毛した。そ
の染毛された毛髪を実施例4と同様に評価した。 上述したごとく、各実施例は比較例よりも、格段に染毛
力も染上がりも良好であることがわかる。 以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこう
した実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得
ることは勿論である。 発明の効果 以上詳述したように、本発明の染毛剤組成物では、特定
の色素を配合することにより、染毛力が向上し、しかも
光沢であってまろやかで自然な印象を与える染上がりと
することができる。このため、実用上非常に好ましいも
のである。
塩類組成物と染料組成物とに分割した第1剤と第2剤と
から成る実施例(実)6、比較例(比)6の染毛剤をそ
れぞれ調整した。 各々の染毛剤によって、5名のパネラーから採取した白
髪混じりの毛束を、実施例4と同様にして染毛した。そ
の染毛された毛髪を実施例4と同様に評価した。 上述したごとく、各実施例は比較例よりも、格段に染毛
力も染上がりも良好であることがわかる。 以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこう
した実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得
ることは勿論である。 発明の効果 以上詳述したように、本発明の染毛剤組成物では、特定
の色素を配合することにより、染毛力が向上し、しかも
光沢であってまろやかで自然な印象を与える染上がりと
することができる。このため、実用上非常に好ましいも
のである。
Claims (3)
- 【請求項1】亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、チオ硫酸塩およ
びチオグリコール酸塩から成る群から選ばれた1種以上
の成分を含有する第1剤と、鉄塩及びヒドロキシ化合物
を含有する第2剤からなる染毛剤組成物において、 前記第1剤に、キノリン染料として、2−(2−キノリ
ン)−1,3−インダンジオンジスルホン酸ジナトリウム
および/または2−(2−キノリン)−1,3−インダン
ジオンを配合したことを特徴とする染毛剤組成物。 - 【請求項2】上記第1剤を、 亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、チオ硫酸塩およびチオグリコ
ール酸塩から成る群から選ばれた1種以上の成分を含有
する組成物と、 キノリン染料を含有する組成物と、 に分割して配合したことを特徴とする請求項1記載の染
毛剤組成物。 - 【請求項3】上記キノリン染料に代えて、あるいは上記
キノリン染料と共に、 アゾ染料としての、3−カルボキシ−5−ヒドロキシ−
1−p−スルホフェニル−4−p−スルホフェニルアゾ
ピラゾールのトリナトリウム塩(別名:タートラジ
ン)、1−p−スルホフェニルアゾ−2−ナフトール−
6−スルホン酸のジナトリウム塩(別名:サンセットエ
ローFCF)、3,3′−ジクロロジフェニル−4,4′−ビス
アゾ−(アセト−o−メチルアニリド)(別名:ベンチ
ジンエローG)、α−(o−ニトロ−p−トリルアゾ)
−o−アセトアセトアニリド(別名:ハンザエロー)、
1−(4−クロロ−2−スルホフェニル)−3−メチル
−4−[p−(p−トリルスルホオキシ)フェニルア
ゾ]−5−ピラゾールのナトリウム塩(別名:ポーラエ
ロー5G)、1−フェニルアゾ−2−ナフチルアミン(別
名:エローAB)、1−o−トリルアゾ−2−ナフチルア
ミン(別名:エローOB)、4−m−スルホフェニルアゾ
ジフェニルアミンのモノナトリウム塩(別名:メタニル
エロー)、5−ヒドロキシ−3−メチル−4−フェニル
アゾ−1−p−スルホフェニルピラゾールのモノナトリ
ウム塩(別名:ファストライトエロー3G)、1−(2,4
−ジニトロフェニルアゾ)−2−ナフトール(別名:パ
ーマネントオレンジ)、3,3′−ジクロロジフェニル−
4,4′−ビスアゾ−(1−フェニル−3−メチル−5−
ピラゾロン)(別名:ベンチジンオレンジG)、1−p
−スルホフェニルアゾ−2−ナフトールのモノナトリウ
ム塩(別名:オレンズII)、α−(o−ニトロ−p−ア
ニシルアゾ)−o−アセトアセトトルイド(別名:ハン
ザオレンジ)、4−p−スルホフェニルアゾ−1−ナフ
トールのモノナトリウム塩(別名:オレンジI)、1−
o−トリルアゾ−2−ナフトール(別名:オレンジS
S)、4−p−スルホフェニルアゾ−2−(2,4−キシリ
ルアゾ)−1,3−レゾルシンのモノナトリウム塩(別
名:レゾルシンブラウン)、2−ヒドロキシ−5−ニト
ロ−2′,4′−ジアミノアゾベンゼン−5′−スルホン
酸ナトリウム(別名:クロムブラウンRH)、 ザンセン染料としての、3,6−フルオランジオール(別
名:フルオレセイン)、9−o−カルボキシフェニル−
6−ヒドロキシ−3−イソキサントンのジナトリウム塩
(別名:ウラニン)、9−o−カルボキシフェニル−6
−ヒドロキシ−3−イソキサントンのジカリウム塩(別
名:ウラニンK)、4,5−ジブロモ−3,6−フルオランジ
オール(別名:ジブロモフルオレセイン)、4,5−ジヨ
ード−3,6−フルオランジオール(別名:ジヨードフル
オレセイン)、9−o−カルボキシフェニル−6−ヒド
ロキシ−4,5−ジヨード−3−イソキサントンのジナト
リウム塩(別名:エリスロシン黄NA)、 およびニトロ染料としての、2,4−ジニトロ−1−ナフ
トール−7−スルホン酸のジナトリウム塩(別名:ナフ
トールエローS)、 からなる群から選ばれた1種以上の成分を含有すること
を特徴とする請求項2記載の染毛剤組成物。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1-218189 | 1989-08-24 | ||
| JP21818989 | 1989-08-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03157321A JPH03157321A (ja) | 1991-07-05 |
| JPH0742217B2 true JPH0742217B2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=16716009
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2024816A Expired - Fee Related JPH0742217B2 (ja) | 1989-08-24 | 1990-02-02 | 染毛剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0742217B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE69232205T2 (de) * | 1991-08-14 | 2002-06-27 | Kao Corp | Haarbehandlungszusammensetzung |
| CN101926739A (zh) * | 2009-06-24 | 2010-12-29 | 浙江养生堂天然药物研究所有限公司 | 染发剂、染发产品组合及其使用方法 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JPS528942A (en) * | 1975-07-11 | 1977-01-24 | Kobe Steel Ltd | Welding wire |
-
1990
- 1990-02-02 JP JP2024816A patent/JPH0742217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03157321A (ja) | 1991-07-05 |
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