JPH0742846U - 自転車駐車装置の前輪キャッチャー - Google Patents
自転車駐車装置の前輪キャッチャーInfo
- Publication number
- JPH0742846U JPH0742846U JP7554193U JP7554193U JPH0742846U JP H0742846 U JPH0742846 U JP H0742846U JP 7554193 U JP7554193 U JP 7554193U JP 7554193 U JP7554193 U JP 7554193U JP H0742846 U JPH0742846 U JP H0742846U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front wheel
- bicycle
- catcher
- rail member
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 241000510678 Falcaria vulgaris Species 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000001747 exhibiting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Handcart (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 軌条部材に立設した自転車の前輪支持枠に前
輪キャッチャーを設けることにより、駐車中の自転車が
外力によって不本意に後退することを防止することを目
的とする。 【構成】 軌条部材に前輪支持枠を立設し、該前輪支持
枠に回動杆を、前輪通路に対して直角と成るか又は幾分
後方に向けて角度を付けると共に前輪通路内に突出させ
て、回動自在に取り付け、当該回動杆と前輪支持枠との
間に、回動杆を前記定位置に保つバネ材を介在させて成
る。
輪キャッチャーを設けることにより、駐車中の自転車が
外力によって不本意に後退することを防止することを目
的とする。 【構成】 軌条部材に前輪支持枠を立設し、該前輪支持
枠に回動杆を、前輪通路に対して直角と成るか又は幾分
後方に向けて角度を付けると共に前輪通路内に突出させ
て、回動自在に取り付け、当該回動杆と前輪支持枠との
間に、回動杆を前記定位置に保つバネ材を介在させて成
る。
Description
【0001】
本考案は、二輪車特に自転車の駐車装置に取り付ける前輪キャッチャー係り、 更に詳しくは、自転車を駐車させる時には比較的軽く前輪キャッチャーが後方に 開放され、逆に出庫方向への不本意な力が加わった場合でも確実に車輪を捕捉し 続け、このような不測の力に対しては自転車の引き出しを阻止し得るような前輪 キャッチャーに関するものである。
【0002】
自転車の駐車収納設備としては、コンクリートで整地した駐車スペースに支柱 で支持されたルーフを設けた自転車自立式の駐車ポートや、また図14の下部駐 車スペース9部分のみから成るような、先端部が開放された軌条部材90の後端 部両側に前輪支持枠91を立設した駐車スペース7や、図14で表されるような 上下2段式の構造物を利用して駐車スペースを確保するタイプのもの等が提案さ れている。図14のものは下部駐車スペース9を有し、上段の上部駐車テーブル 1が支柱94に一端部が取り付けられた上部駐車収納部材10と当該部材に対し て回動及び摺動自在に枢支された可動軌条部材2とから構成されている。これは 上部駐車収納部材10より可動軌条部材2を引き出して傾斜保持させ、スロープ 状の可動軌条部材2上に自転車を押し上げ、自転車の前後輪を可動軌条部材2上 に載置しつつ可動軌条部材2の端部持ってこれを水平状態に起こし、上部駐車収 納部材10内に挿入することによって、上部駐車テーブル1上に自転車を駐車さ せる2段式駐車装置である。尚、符号22は可動軌条部材2を出し入れするため の取手である。
【0003】 図14の2段式駐車装置の可動軌条部材2に関しては、その前方部分に本考案 者の考案に係る実開昭59−188257号公報に記載されているような後退防 止機構300が設けられている。即ち、可動軌条部材2の前方部分に自転車の後 輪T2を落し込むための底孔(図示せず)が開孔されており、該底孔にキャッチ バー301の一端部が下方より突出しており、他端部の先端にはリム当接部材が 取り付けられて可動軌条部材2の外側上方より底孔に臨設されており、キャッチ バー301の中央部分は可動軌条部材2の両側面部に取り付けられた軸受に回動 軸及びバネを介して揺動自在に取り付けられた揺動杆に固定されて成る後退防止 機構300である。そして、前記底孔に自転車の後輪T2が落し込まれることに よって、前記キャッチバー301の一端部が下降し、これに伴ってリム当接部材 が取り付けられた他端部分が内側に向かって回動し、該リム当接部材により後輪 T2が両側から挟持されると云うものである。また当該後退防止機構300を解 除するには、後輪T2を多少持ち上げるように操作することに成る。
【0004】
しかし、前述した駐車ポートでは、自転車を駐車させようとする場合、自転車 が後輪部分に具備しているスタンドをいちいち立てる手間が掛かる上、隣同志の 自転車間に何等の規制もないため、自転車が不規則に重なり合い、乱雑に成り、 その整理が極めて大変な仕事と成っている。また図14の下段によって説明した 下部駐車スペース9様の駐車スペースでは、軌条部材90内に自転車の車輪を挿 通して前輪T1を前輪支持枠91で支持するだけで駐車させることが出来ると云 う操作の簡便さがあるものの、後輪T2の位置が区々と成り、隣り合う自転車の 後輪T2のラインが不揃いであって駐車状況が乱雑且つ見にくいものと成ってい る。しかも上記何れの駐車収納設備に於いても、自転車の駐車・出庫に際し隣り 合う自転車のハンドル同志が引っ掛かり合うなどして、他の自転車を所定の駐車 位置から後退させたり、転倒させて仕舞うような問題が頻繁に発生しているので ある。
【0005】 一方、前述2段式駐車装置では、可動軌条部材2の上げ下げや前後方向への出 し入れ操作に伴い、自転車の後輪T2が一度は後退防止機構300にキャッチさ れるも、容易に解除されて仕舞うと云う問題を有する。即ち、自転車の後輪T2 が多少持ち上げられるなどして底孔より抜け出すとキャッチバー301は直ちに 開放され、その役目を果たせなく成るのである。
【0006】 本考案は、上記問題点を解決し、自転車をその前輪で確実に捕捉し得ると共に 自転車を駐車させる時には比較的軽く前輪キャッチャーが後方に開放され、逆に 出庫方向への不本意な力が加わった場合でも確実に車輪を捕捉し続け、このよう な不測の力に対しては自転車の引き出しを阻止し得るような前輪キャッチャーの 提供を目的とする。
【0007】
上記課題は、任意の軌条部材の後方部に前輪通路を挟むようにして左右1対の 前輪支持枠を立設し、該前輪支持枠の後方部に回動杆を、前輪通路に対して直角 と成るか又は幾分後方に向けて角度を付けると共に前輪通路内に突出させて回動 自在に取り付け、当該回動杆と前輪支持枠との間に、回動杆を定位置に保つバネ 材を介在させて成る、自転車駐車装置の前輪キャッチャーとすることにより達成 される。尚、上記軌条部材に於いては駐車中の自転車の後輪が位置する側(自転 車を引き出す方向)が前方であるとする。また、軌条部材の左右の壁面部を高く 構成した場合にはこの部位を前輪支持枠と看做すことが出来る。
【0008】
前輪支持枠の後方部に回動杆を前輪通路内に突出させて回動自在に取り付けた ので、前輪支持枠の奥まで自転車の前輪が進入すると当該回動杆によって前輪が キャッチされる。この時当該回動杆を前輪通路に対して直角と成るか又は幾分後 方に向けて角度を付けて設けているので、前方に向けて角度を付けて設けた場合 と異なり、前輪が入れ易く自然には抜け難いという傾向を生ずる。また当該回動 杆と前輪支持枠との間に回動杆を定位置に保つバネ材を介在させていることによ って、上記前輪をキャッチし易く自然には抜け難いという傾向が更に強いものと 成っている。即ち、自転車の前輪が進入するとその進入時の勢いにより当該回動 杆が後方に回動して前輪を入り易くし、自転車の前輪が不本意に後退すると前記 バネ材の力によって回動杆が前輪の後退に対して抵抗を生ずる。しかし、人力に より意志的に自転車が引かれた場合には回動杆はそれほど抵抗なく前方に回動し て前輪のキャッチを解除することに成る。
【0009】
以下本考案の実施例に付き図面を参照して説明するが、本考案はこの実施例に のみ限定されない。
【0010】 図1乃至図5は、本考案の第1実施例を表す。本実施例は図14を用いて説明 した従来例の2段式駐車装置の上部駐車テーブル1に適用した例である。上部駐 車テーブル1が支柱94に一端部が取り付けられた断面略U字形状の上部駐車収 納部材10と当該部材に対して回動及び摺動自在に枢支された断面略U字形状の 可動軌条部材2とから構成されており、可動軌条部材2の後端部分に取り付けた 滑車23が上部駐車収納部材10の内側両側面部に設けられたチャンネル材11 内に装着され、上部駐車収納部材10の内側両側面部に取り付けられた滑車13 が可動軌条部材2の外側両側面部に設けられたチャンネル材24内に装着され、 前記チャンネル材11の前方部分は上方に緩やかにカーブした傾斜案内部12と 成っており、可動軌条部材2は上部駐車収納部材10に対して回動及び摺動自在 に枢支されていることに成る。これは、上部駐車収納部材10より可動軌条部材 2を引き出して傾斜保持させ、スロープ状の可動軌条部材2上に自転車を押し上 げ、自転車の前後輪を可動軌条部材2上に載置しつつ可動軌条部材2の端部持っ てこれを水平状態に起こし、上部駐車収納部材10内に挿入することによって、 上部駐車テーブル1上に自転車を駐車させる2段式駐車装置である。尚可動軌条 部材2が上部駐車収納部材10内にいっぱいに挿入された時には、前記滑車13 がチャンネル材24の前方上側に形成された切欠部25に入り込み、その分可動 軌条部材2が沈み込んで固定され、自然には可動軌条部材2が前方に移動しない ように構成されている。
【0011】 前記可動軌条部材2は、上側が開口されて前輪通路を形成する断面略U字形状 を呈しているが、当該可動軌条部材2の後方部のハット部21上には前輪通路を 挟むようにして左右1対の前輪支持枠20が立設されており、該左右の前輪支持 枠20はその後端部でU字状に接続されている。当該前輪支持枠20の後方両側 面部にはキャッチャー受け30とコ字状の軸受け31が固定され、軸部34より 上側が前輪通路に対して直角と成るように前輪通路内に突出させ且つその先端部 を上方に折曲し、該先端部には前輪が当たった時のショックを和らげる目的のた めゴム34を回転自在に取り付け、また軸部34より下側を後方に折曲した回動 杆33が、軸部34を以て前記軸受け31の軸孔32に回動自在に取り付けられ て前輪キャッチャー3が構成されている。尚、当該前輪キャッチャー3より前方 の前輪支持枠20上には掛止孔26があり、前記回動杆33の後方折曲部の先端 に開孔された通孔36と当該掛止孔26とに、回動杆33を定位置に保つべく、 コイル形状のバネ37が掛止されている。上記定位置と云うのは、回動杆33の 上側折曲部が前輪通路に対して直角と成る位置のことである。
【0012】 次に、本実施例の動作状態を、図4及び図5を参照して説明する。前輪支持枠 20の奥まで自転車の前輪T1が進入するとその進入時の勢いにより、前輪T1 が前輪キャッチャー3のゴム34に当たって、前輪キャッチャー3を矢示するよ うに後方に押し退ける。前輪T1のタイヤ部分がこれにより更に奥に進入するこ とが出来、前輪キャッチャー3はバネ37の力によって定位置に戻り、ゴム34 が前輪T1のスポークに当接してこれを両側から押え付け、前輪T1を安定的に キャッチする。
【0013】 この場合、自転車の前輪T1が不本意に後退すると前記バネ37の力によって 回動杆33が前輪T1の後退に対して抵抗を生ずるため、前輪T1は入れ易く、 しかし自然には前方に抜け難いものと成っている。しかし、人力により意志的に 自転車が引かれた場合には、図5で表されるように回動杆33はそれほど抵抗な く前方へ回動して前輪T1のキャッチ状態を解除することと成る。このことから 本実施例の2段式駐車装置の上部駐車テーブル1は、自転車をその前輪T1で確 実に捕捉し得ると共に、自転車を駐車させる時には比較的軽く前輪キャッチャー 3が後方に開放され、逆に出庫方向への不本意な力が加わった場合でも確実に前 輪T1を捕捉し続け、このような不測の力に対しては自転車の引き出しを阻止し 得る機能を具えるに至った。
【0014】 次に、図6は本考案の第2実施例を表すが、前輪支持枠20の後方部に取付板 40をその内側面が幾分後方を向くようにして溶接部41で固定し、当該取付板 40の内側面にコイル状のバネ42を片持ち状態で取り付け、該バネ42に実質 的な回動杆であるゴム43を挿着して固着部44で固定して前輪キャッチャー4 を構成している。
【0015】 本実施例によれば、取付板40がその内側面を幾分後方に向けているために、 これに設けられるコイル状のバネ42や実質的な回動杆であるゴム43が、前輪 T1の通路に対して幾分後方に向けて角度が付けられて前輪通路内に突出させら れており、ゴム43はバネ42部分で回動自在であり、また当該バネ42がゴム 43を定位置に保つ役割を担っているわけである。このバネ42の屈曲する部位 を実質的な回動軸と看做すことが出来る。
【0016】 次に、図7は本考案の第3実施例を表すが、前輪支持枠20の後方部に取付板 50をその内側面が幾分後方を向くようにして固着し、当該取付板50の中央部 に縦方向に薄く横方向に長いスリット51を開孔し、該スリット51にスリット 51の縦幅よりも大きなボール53を外端部に形成した揺動杆52をボール53 が外側と成るようにして挿通し、当該揺動杆52の先端部にゴム54を被冠し、 当該ゴム54と前記取付板50との間にコイル状のバネ55を介在させると共に その内側部分をゴム54内に埋設して成る前輪キャッチャー5である。
【0017】 本実施例によれば、コイル状のバネ55は揺動杆52を常に内側に引っ張って おり、当該揺動杆52は取付板50のスリット51部分でボール53の作用によ り実質的に回動自在であり、且つバネ55が揺動杆52、延いてはゴム54部分 を定位置に保つ役割を担っているのである。
【0018】 次に、図8及び図9は本考案の第4実施例を表すが、前輪支持枠20の後方部 にキャッチャー受け箱60を固着し、該キャッチャー受け箱60の上下面に渡さ れた回動軸62を軸孔61で取り付け、回動杆63をキャッチャー受け箱60に 当該回動軸62で枢支し、当該回動杆63の先端部を上方に折曲し、該先端部に は前輪が当たった時のショックを和らげる目的のためゴム64を回転自在に取り 付け、また当該回動杆63とキャッチャー受け箱60の前壁との間に強バネ65 を介在させると共に後壁との間に弱バネ66を介在させて成る前輪キャッチャー 6である。尚、本前輪キャッチャー6は前輪支持枠20の後方部右側に装着され るものである。また強バネ65と弱バネ66とを回動杆63とキャッチャー受け 箱60との間に介在させているが、キャッチャー受け箱60は実質的に前輪支持 枠20の一部である、と看做し得る。
【0019】 本実施例によれば、回動杆63がキャッチャー受け箱60内で回動軸62にて 回動自在と成っており、且つ強バネ65と弱バネ66とが回動杆63、延いては ゴム64部分を定位置に保つ役割を担っているが、回動杆63とキャッチャー受 け箱60の後壁との間に弱バネ66を介在させていることによって、回動杆63 が後方に回動し易く、逆に回動杆63とキャッチャー受け箱60の前壁との間に 強バネ65を介在させていることにより、回動杆63が前方に回動し難く成って おり、このため自転車を駐車させる時には比較的軽く前輪キャッチャー6が後方 に開放され、逆に出庫方向への不本意な力が加わった場合でも確実に前輪T1を 捕捉し続け、このような不測の力に対しては自転車の引き出しを阻止し得る機能 を具えている。
【0020】 次に、図10は本考案の第5実施例を表しているが、前輪支持枠20の後方部 にキャッチャー受け箱70を固着し、該キャッチャー受け箱70内に後側が短く 前側が長い、外側にU字部76を有するU字形状のバネを装着し、水平な回動杆 71の先端部を上方に折曲してこの先端部に前輪T1が当たった時のショックを 和らげる目的のためゴム73を回転自在に取り付け、当該回動杆71の後端部を 下方に折曲して軸部72とし、該軸部72を前記U字形状のバネの長バネ74と 短バネ75との間に位置させると共にキャッチャー受け箱70にて枢支して成る 前輪キャッチャー7である。尚、本前輪キャッチャー7は前輪支持枠20の後方 部右側に装着されるものである。
【0021】 本実施例によれば、回動杆71がキャッチャー受け箱70内に対して軸部72 で回動自在と成っており、且つ長バネ74と短バネ75とが回動杆71、延いて はゴム73部分を定位置に保つ役割を担っているが、短バネ75によって回動杆 71が後方に回動し易く、逆に長バネ74により回動杆71が前方に回動し難く 成っており、このため自転車を駐車させる時には比較的軽く前輪キャッチャー7 が後方に開放され、逆に出庫方向への不本意な力が加わった場合でも確実に前輪 T1を捕捉し続け、このような不測の力に対しては自転車の引き出しを阻止し得 る機能を具えるに至っている。
【0022】 次に、図11は本考案の第6実施例を表しているが、本例の前輪キャッチャー 8の特徴は、上述した第5実施例のU字形状のバネがU字部76で長バネ74と 短バネ75とを一体化しているのに対し、長板バネ84と短板バネ85の各々が 独立してキャッチャー受け箱80の内側の前後壁に取り付けられている点、及び 水平な回動杆81の先端部に第3実施例と同一形状のバネ83が延設されている 点に存する。尚回動杆81の後端部は下方に折曲されて軸部82とされており、 キャッチャー受け箱80底面の軸孔86にて回動自在に設けられている。
【0023】 本実施例は、上述第5実施例と同様の作用効果を有する。
【0024】 次に、図12は本考案の第7実施例を表している。前輪支持枠20の後方部両 側面部には開孔部27が設けられ、該開孔部27を外側で塞ぐようにして板バネ 99が開孔部27の後縁部分で溶接固定されている。また前記開孔部27の内側 で後縁部分より幾分前方には、可動軌状部材2のハット部21より上方に向けて 立設された回動軸96に略三角形の回動体97が回動自在に軸支され、該回動体 97の前縁部と回動軸96との間に前記板バネ99よりも弱いバネ98を介在さ せている。このようにして前輪キャッチャー95が構成されている。
【0025】 本実施例によれば、バネ98が回動体97を常に前方に付勢しているが、バネ 98の力は板バネ99よりも弱いため、回動体97の外側縁部が板バネ99を外 方向に押し退けて開孔部27を潜るまでには至らないでいる。自転車を駐車させ る時にはバネ98に抗して回動体97が後方に比較的軽く回動するのであるが、 逆に出庫方向への不本意な力が加わった場合には、比較的強い板バネ99が回動 体97の前方への回動を阻止し、確実に前輪T1を捕捉し続け、このような不測 の力に対しては自転車の引き出しを阻止し得る。しかしながら、自転車を意識的 に出庫させようとする場合には、板バネ99は前輪T1の後退を阻止することが 出来ず、即ち前輪T1が回動体97を前方に引くと、回動体97の外側縁部が板 バネ99を外方向に押し退けて開孔部27を潜り、前輪T1が回動体97による キャッチを逃れることが出来るのである。この後は板バネ99とバネ98の作用 によって回動体97が定位置に戻る。
【0026】 ところで、図14にて図示した2段式駐車装置の可動軌条部材2に関しては、 滑車23が可動軌条部材2の後端部分に取り付けられており、該滑車23が上部 駐車収納部材10の内側両側面部に設けられたチャンネル材11内に装着されて いる。このため、滑車13を回動軸として可動軌条部材2を上げ下げするに際し ては、可動軌条部材2の一番端を支点として可動軌条部材2の全重量と自転車の 全重量とを取手22部分で支えなくては成らない。これは実際重労働であった。 梃子の原理からすれば、滑車23を可動軌条部材2の前方に移動させ、自転車の 一部でも上部駐車収納部材10上に載せ上げて仕舞えば、可動軌条部材2を上げ 下げがずっと楽に成る筈である。
【0027】 一方、従来の後退防止機構300を用いた場合には、自転車の後輪T2が多少 持ち上げられるなどして底孔より抜け出すと、キャッチバー301は直ちに開放 されその役目を果たせなく成る。即ち可動軌条部材2の上げ下げや前後方向への 出し入れ操作に伴い、自転車の後輪T2が一度は後退防止機構300にキャッチ されるも、容易に解除されて仕舞うと云う問題がある。すると、上述したように 自転車を更に高い位置まで押し上げ得る構成を採用した場合には、後退防止機構 300の信頼性に疑問が生ずるのである。
【0028】 上記二律背反的問題は、本考案を利用することで簡単に解決され、安心安全の 内に自転車の上げ下げが行い得るのである。即ち図13で表すように、滑車23 の取付位置を可動軌条部材2の前方に移動させ、可動軌条部材2の後端部を上部 駐車収納部材10上に突出させて、自転車Aの前輪T1が上部駐車収納部材10 上に載せ上げ得るように構成し、このような2段式駐車装置の可動軌条部材2の 前輪支持枠20の後方部分に、図10で図示した第5実施例の前輪キャッチャー 7を設けた。尚、下部駐車スペース9の前輪支持枠91にも前輪キャッチャー7 を設けている。軌条部材90はその後端部を基台92上に固定され、内部に前輪 T1の転動を円滑にすべくコロ93が複数個等間隔に配置されている。
【0029】 この結果、可動軌条部材2の一部重量と自転車の一部重量とを上部駐車収納部 材10に預けることが出来るので、可動軌条部材2の上げ下げはずっと軽く成る のである。この場合自転車Aは更に高い位置まで押し上げられなくては成らなく 成るが、前輪T1を前輪キャッチャー7がしっかり捕捉するため、安心して作業 することが出来るのである。
【0030】 尚、本考案は上述した実施例にのみ限定されることがなく、例えば軌条部材は コンクリート打ちの床面に掘設された条溝であってもよく、前輪支持枠は軌条部 材の左右の壁面部を高く延設したものであってもよく、後輪まで支持し得るよう に構成することも可能であり、例えば図13で示した下部駐車スペース9の前輪 支持枠91に前輪キャッチャー7を設けた構成に付いては、該前輪キャッチャー 7を前輪支持枠91ではなく支柱94側に設けることも可能であるから、回動杆 を前輪支持枠の後方部に取り付けるという場合、直接前輪支持枠上である必要は なく、また前輪キャッチャーの取付高は特に問われないが、大凡前輪T1の直径 の2分の1に相当する高さに位置させて設置することは、本前輪キャッチャーに 加わる力の方向が水平方向と成るので、機構上好ましいことである。また本考案 に任意の施錠手段を取り付けることも可能である。
【0031】
以上、本考案は、任意の軌条部材の後方部に前輪通路を挟むようにして左右1 対の前輪支持枠を立設し、該前輪支持枠の後方部に回動杆を、前輪通路に対して 直角と成るか又は幾分後方に向けて角度を付けると共に前輪通路内に突出させて 回動自在に取り付け、当該回動杆と前輪支持枠との間に、回動杆を定位置に保つ バネ材を介在させて、自転車駐車装置の前輪キャッチャーを構成した。
【0032】 この結果、自転車をその前輪で確実に捕捉し得ると共に、自転車を駐車させる 時には比較的軽く前輪キャッチャーが後方に開放され、逆に出庫方向への不本意 な力が加わった場合でも確実に車輪を捕捉し続け、このような不測の力に対して は自転車の引き出しを阻止することが出来るように成り、上述した従来の後輪用 キャッチャーよりも優れた車輪捕捉性能を発揮し、また従来のその他の問題をも 一挙に解決することに成功している。
【図1】本考案の第1実施例の斜視図である。
【図2】同実施例の平面図である。
【図3】同実施例の部分断面図である。
【図4】同実施例の動作状態説明図である。
【図5】同実施例の動作状態説明図である。
【図6】本考案の第2実施例の平面図である。
【図7】本考案の第3実施例の断面図である。
【図8】本考案の第4実施例の平面図である。
【図9】同実施例の部分切欠平面図である。
【図10】本考案の第5実施例の部分斜視図である。
【図11】本考案の第6実施例の部分切欠平面図であ
る。
る。
【図12】本考案の第7実施例の部分断面図である。
【図13】本考案の第7実施例の側面図である。
【図14】従来例の側面図である。
20 前輪支持枠 27 開孔部 3 前輪キャッチャー 30 キャッチャー受け 31 軸受け 32 軸孔 33 回動杆 34 軸部 35 ゴム 36 通孔 37 バネ 4 前輪キャッチャー 40 取付板 41 溶接部 42 バネ 43 ゴム 44 固着部 5 前輪キャッチャー 50 取付板 51 スリット 52 揺動杆 53 ボール 54 ゴム 55 バネ 6 前輪キャッチャー 60 キャッチャー受け箱 61 軸孔 62 回動軸 63 回動杆 64 ゴム 65 強バネ 66 弱バネ 7 前輪キャッチャー 70 キャッチャー受け箱 71 回動杆 72 軸部 73 ゴム 74 長バネ 75 短バネ 76 U字部 8 前輪キャッチャー 80 キャッチャー受け箱 81 回動杆 82 軸部 83 ゴム 84 長板バネ 85 短板バネ 86 軸孔 95 前輪キャッチャー 96 回動軸 97 回動体 98 バネ 99 板バネ
Claims (1)
- 【請求項1】 任意の軌条部材の後方部に前輪通路を挟
むようにして左右1対の前輪支持枠を立設し、該前輪支
持枠の後方部に回動杆を、前輪通路に対して直角と成る
か又は幾分後方に向けて角度を付けると共に前輪通路内
に突出させて回動自在に取り付け、当該回動杆と前輪支
持枠との間に、回動杆を定位置に保つバネ材を介在させ
て成る、自転車駐車装置の前輪キャッチャー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993075541U JP2603723Y2 (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 前輪キャッチャーを具えた自転車駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993075541U JP2603723Y2 (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 前輪キャッチャーを具えた自転車駐車装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0742846U true JPH0742846U (ja) | 1995-08-11 |
| JP2603723Y2 JP2603723Y2 (ja) | 2000-03-21 |
Family
ID=13579171
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993075541U Expired - Lifetime JP2603723Y2 (ja) | 1993-12-31 | 1993-12-31 | 前輪キャッチャーを具えた自転車駐車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2603723Y2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100975651B1 (ko) * | 2008-04-30 | 2010-08-17 | 주식회사 대현금속 | 자전거 안전 보관장치 |
| JP2011058244A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Dai Giken Kogyo:Kk | 自転車駐輪装置 |
| JP2011088567A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Aisin Seiki Co Ltd | 自転車搭載装置 |
| CN108547483A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-09-18 | 武汉轻工大学 | 自行车夹持机构及停车库 |
| GB2604196A (en) * | 2021-08-16 | 2022-08-31 | Cyclingdeal Usa Inc | Bicycle wheel positioning device |
-
1993
- 1993-12-31 JP JP1993075541U patent/JP2603723Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100975651B1 (ko) * | 2008-04-30 | 2010-08-17 | 주식회사 대현금속 | 자전거 안전 보관장치 |
| JP2011058244A (ja) * | 2009-09-09 | 2011-03-24 | Dai Giken Kogyo:Kk | 自転車駐輪装置 |
| JP2011088567A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Aisin Seiki Co Ltd | 自転車搭載装置 |
| CN108547483A (zh) * | 2018-06-26 | 2018-09-18 | 武汉轻工大学 | 自行车夹持机构及停车库 |
| CN108547483B (zh) * | 2018-06-26 | 2023-06-16 | 武汉轻工大学 | 自行车夹持机构及停车库 |
| GB2604196A (en) * | 2021-08-16 | 2022-08-31 | Cyclingdeal Usa Inc | Bicycle wheel positioning device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2603723Y2 (ja) | 2000-03-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5738362A (en) | Rotating step for a trailer hitch | |
| CA2729670A1 (en) | Chock apparatus | |
| JPH0742846U (ja) | 自転車駐車装置の前輪キャッチャー | |
| JP2000192682A (ja) | 自転車縦置駐車装置 | |
| JPH11141164A (ja) | 駐輪装置 | |
| JP2597698Y2 (ja) | 自転車駐車装置の前輪キャッチャー | |
| JPH11166325A (ja) | 自転車駐車装置の前輪キャッチャー | |
| FR2836941A1 (fr) | Dispositif de portique-gabarit pour voie de passage dans une station de peage autoroutier | |
| JPH0337348Y2 (ja) | ||
| JPH10231636A (ja) | 自転車縦置駐車装置 | |
| JPH0464388B2 (ja) | ||
| JPH11141163A (ja) | 自転車縦置駐車装置 | |
| JPH0115807Y2 (ja) | ||
| JP2985947B2 (ja) | 二段式駐輪装置 | |
| JPH0521511Y2 (ja) | ||
| JP2666194B2 (ja) | 自転車駐車装置の車輪ストッパ | |
| JPH0247148Y2 (ja) | ||
| JP2522429Y2 (ja) | 施錠手段を具えた自転車立体駐車装置 | |
| JPH0521513Y2 (ja) | ||
| JPH08277647A (ja) | 自転車駐輪装置 | |
| JP4129851B2 (ja) | 車両運搬具 | |
| JP2702892B2 (ja) | 自動二輪車の駐車装置 | |
| JP3016649U (ja) | 自転車駐輪装置 | |
| JPH0676558U (ja) | 自転車駐車装置の前輪キャッチャー | |
| JP4584004B2 (ja) | 駐輪装置 |