JPH0743115B2 - 強制送風式燃焼装置 - Google Patents
強制送風式燃焼装置Info
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- JPH0743115B2 JPH0743115B2 JP63138030A JP13803088A JPH0743115B2 JP H0743115 B2 JPH0743115 B2 JP H0743115B2 JP 63138030 A JP63138030 A JP 63138030A JP 13803088 A JP13803088 A JP 13803088A JP H0743115 B2 JPH0743115 B2 JP H0743115B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、強制送風式燃焼装置に関し、主に多数の小孔
が設けられた燃焼板式ガスバーナを有する強制送風式燃
焼装置に関する。
が設けられた燃焼板式ガスバーナを有する強制送風式燃
焼装置に関する。
[従来の技術] 給湯器等では、燃料ガスと燃焼用空気とを予混合された
混合気を燃焼室において高負荷燃焼するバーナを含む燃
焼部と、該燃焼部に燃焼用空気の供給を行うファンを含
む供給部とを具備する強制送風式燃焼装置が、加熱手段
として使用されている。
混合気を燃焼室において高負荷燃焼するバーナを含む燃
焼部と、該燃焼部に燃焼用空気の供給を行うファンを含
む供給部とを具備する強制送風式燃焼装置が、加熱手段
として使用されている。
一般に、燃焼装置において、燃焼に伴う共鳴振動が成長
する条件としては、特開昭58−35308号公報に開示され
ているように、燃焼室における圧力振動の振幅の最大な
ところ、所謂、圧力振動の腹に、燃焼を行う発熱位置
(バーナの炎孔位置すなわち燃焼の火炎伝播による振動
の発生位置)が位置することが必要条件となっており、
また、燃焼室内の圧力変動に対して、発熱変動(燃焼の
火炎伝播による振動)が同期することが十分条件とされ
ている。
する条件としては、特開昭58−35308号公報に開示され
ているように、燃焼室における圧力振動の振幅の最大な
ところ、所謂、圧力振動の腹に、燃焼を行う発熱位置
(バーナの炎孔位置すなわち燃焼の火炎伝播による振動
の発生位置)が位置することが必要条件となっており、
また、燃焼室内の圧力変動に対して、発熱変動(燃焼の
火炎伝播による振動)が同期することが十分条件とされ
ている。
すなわち、燃焼器においては、燃焼器内への燃焼用空気
の導入、燃焼排ガスの排出によってなんらかの圧力振動
が生じるわけであるが、そうした圧力振動に対して、火
炎伝播による振動が、圧力振動を増幅するような状態に
あると、圧力振動が増大して、共鳴振動を生じ易い。
の導入、燃焼排ガスの排出によってなんらかの圧力振動
が生じるわけであるが、そうした圧力振動に対して、火
炎伝播による振動が、圧力振動を増幅するような状態に
あると、圧力振動が増大して、共鳴振動を生じ易い。
上記の必要条件は、圧力振動に対して作用する力が、最
も容易にその振幅を増大させるような状態を指したもの
であり、これから明らかなとおり、発熱位置(燃焼の火
炎伝播による振動の発生位置)が、圧力振動の腹(局所
インピーダンスの極大値)から外れて次第に遠ざかるほ
ど、圧力変動に対する作用は低下し、圧力振動の節(局
所インピーダンスの極小値)に発熱位置が位置する場合
には、発熱位置は上記の必要条件を満たさないことにな
る。
も容易にその振幅を増大させるような状態を指したもの
であり、これから明らかなとおり、発熱位置(燃焼の火
炎伝播による振動の発生位置)が、圧力振動の腹(局所
インピーダンスの極大値)から外れて次第に遠ざかるほ
ど、圧力変動に対する作用は低下し、圧力振動の節(局
所インピーダンスの極小値)に発熱位置が位置する場合
には、発熱位置は上記の必要条件を満たさないことにな
る。
また、後者の十分条件は、発熱振動の振動数と圧力変動
の振動数とが互いに同じあるいは整数倍数の関係にある
場合には、燃焼振動は圧力変動の振幅を増大させること
を示している。
の振動数とが互いに同じあるいは整数倍数の関係にある
場合には、燃焼振動は圧力変動の振幅を増大させること
を示している。
従って、燃焼器において、共鳴振動が成長しないように
するためには、発熱位置すなわち燃焼の火炎伝播による
振動の発生位置が、圧力振動の節に位置するような構造
を燃焼器に与えるか、あるいは、発熱振動の振動数と圧
力変動の振動数とが互いに同じあるいは整数倍数の関係
にないようにすればよいことがわかる。上記の特開昭58
−35308号公報の発明は、燃焼炉のもつ音響学的振動モ
ードと異なる振動的発熱率変化をする燃焼をするように
複数本の燃料噴霧管を持つバーナとすることによって、
後者の十分条件を満たさないようにして、共鳴振動を防
止するようにしたものである。
するためには、発熱位置すなわち燃焼の火炎伝播による
振動の発生位置が、圧力振動の節に位置するような構造
を燃焼器に与えるか、あるいは、発熱振動の振動数と圧
力変動の振動数とが互いに同じあるいは整数倍数の関係
にないようにすればよいことがわかる。上記の特開昭58
−35308号公報の発明は、燃焼炉のもつ音響学的振動モ
ードと異なる振動的発熱率変化をする燃焼をするように
複数本の燃料噴霧管を持つバーナとすることによって、
後者の十分条件を満たさないようにして、共鳴振動を防
止するようにしたものである。
しかし、発熱振動の振動数は、基本的には燃焼性、詳し
くは、燃料ガスの種類、空燃比、ガスバーナの形状など
で決まるものであるため、上記公報の場合のように、工
業用炉のような大型の燃焼装置においては、バーナの形
状その他の自由度が高いため、バーナ形状等の変更が容
易であるが、例えば、小型の給湯器のように、燃焼器の
寸法その他の条件が制限されているものでは、必要最低
限の加熱量に対してバーナの発生熱量が決まるなどの条
件があるため、バーナの変更が困難である。このため、
発熱振動の振動数を変更しにくい。
くは、燃料ガスの種類、空燃比、ガスバーナの形状など
で決まるものであるため、上記公報の場合のように、工
業用炉のような大型の燃焼装置においては、バーナの形
状その他の自由度が高いため、バーナ形状等の変更が容
易であるが、例えば、小型の給湯器のように、燃焼器の
寸法その他の条件が制限されているものでは、必要最低
限の加熱量に対してバーナの発生熱量が決まるなどの条
件があるため、バーナの変更が困難である。このため、
発熱振動の振動数を変更しにくい。
このため、高負荷燃焼を行う強制送風式燃焼装置では、
振動燃焼(共鳴音)が発生し易い。
振動燃焼(共鳴音)が発生し易い。
本発明は供給部の固有振動数と燃焼部の固有振動数とが
略等しくなるように設定して振動燃焼を抑制した強制送
風式燃焼装置の提供を目的とする。
略等しくなるように設定して振動燃焼を抑制した強制送
風式燃焼装置の提供を目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明は、高負荷燃焼を行う全一次空気式バーナを有す
る燃焼室および該燃焼室内の燃焼ガスの排気を行うため
の排気筒とからなる燃焼部と、前記燃焼部へ燃焼用空気
を強制的に供給するための送風機を備えたファンケース
および前記全一次空気式バーナの混合室からなる供給部
とからなる燃焼装置であって、前記燃焼部に生ずる固有
振動数と前記供給部に生ずる固有振動数とを略等しくさ
せる手段を備えたことを技術的手段とする。
る燃焼室および該燃焼室内の燃焼ガスの排気を行うため
の排気筒とからなる燃焼部と、前記燃焼部へ燃焼用空気
を強制的に供給するための送風機を備えたファンケース
および前記全一次空気式バーナの混合室からなる供給部
とからなる燃焼装置であって、前記燃焼部に生ずる固有
振動数と前記供給部に生ずる固有振動数とを略等しくさ
せる手段を備えたことを技術的手段とする。
ここで、供給部の固有振動数と燃焼部の固有振動数とを
略等しくさせる手段として、前記ファンケースのベルマ
ウス状吸入口に、ファンケース内に吸気路を形成するよ
うにベルマウス部を延長した円筒状部を設けるとよい。
略等しくさせる手段として、前記ファンケースのベルマ
ウス状吸入口に、ファンケース内に吸気路を形成するよ
うにベルマウス部を延長した円筒状部を設けるとよい。
また、吸入口の上流には、遮蔽板を設けてもよい。
あるいは、ファンケースのベルマウス状吸入口の上流に
設けた遮蔽板を、供給部の固有振動数と燃焼部の固有振
動数とを略等しくさせる手段としてもよい。
設けた遮蔽板を、供給部の固有振動数と燃焼部の固有振
動数とを略等しくさせる手段としてもよい。
[作用および発明の効果] 上述したとおり、燃焼に伴う共鳴振動が成長する条件と
しては、燃焼室における圧力振動の振幅の最大なとこ
ろ、所謂、圧力振動の腹に、燃焼を行う発熱位置(バー
ナの炎孔位置すなわち燃焼の火炎伝播による振動の発生
位置)が位置することが必要条件となっており、また、
燃焼室内の圧力変動に対して、発熱変動(燃焼の火炎伝
播による振動)が同期することが十分条件とされてい
る。
しては、燃焼室における圧力振動の振幅の最大なとこ
ろ、所謂、圧力振動の腹に、燃焼を行う発熱位置(バー
ナの炎孔位置すなわち燃焼の火炎伝播による振動の発生
位置)が位置することが必要条件となっており、また、
燃焼室内の圧力変動に対して、発熱変動(燃焼の火炎伝
播による振動)が同期することが十分条件とされてい
る。
このため、本発明では、燃焼振動を生じないようにする
ために、前者の必要条件を満たさないようにすること、
すなわち、発熱位置を圧力振動の節に位置するようにす
る方法を用いることにした。
ために、前者の必要条件を満たさないようにすること、
すなわち、発熱位置を圧力振動の節に位置するようにす
る方法を用いることにした。
ところで、燃焼器においては、供給部と燃焼部とはバー
ナを介して連通しており、燃焼器全体としての固有振動
数f0を有しているとき、発熱振動を発生するバーナの位
置は、この燃焼器全体の固有振動数f0の圧力振動に対し
て、どの位置にあるかを特定することができない。
ナを介して連通しており、燃焼器全体としての固有振動
数f0を有しているとき、発熱振動を発生するバーナの位
置は、この燃焼器全体の固有振動数f0の圧力振動に対し
て、どの位置にあるかを特定することができない。
しかしながら、燃焼器の供給部および燃焼部に、それぞ
れ固有振動数f1、f2が存在しているとき、例えば、供給
部と燃焼部とが、第7図に示すとおり、燃焼室A内にバ
ーナBが配され、供給部Cから燃焼用空気が供給される
ような単純な形であるときには、第8図に示すとおり、
2つのバネD、Eと3つの質量a、b、cによる3体問
題に帰着されるような質量バネモデルで表され、このと
き、中央部の質量bがバーナBに対応している。この場
合、バーナBを除く各単体の各固有振動数f1、f2は、ヘ
ルムホルツの公式によって次式で決定できる。
れ固有振動数f1、f2が存在しているとき、例えば、供給
部と燃焼部とが、第7図に示すとおり、燃焼室A内にバ
ーナBが配され、供給部Cから燃焼用空気が供給される
ような単純な形であるときには、第8図に示すとおり、
2つのバネD、Eと3つの質量a、b、cによる3体問
題に帰着されるような質量バネモデルで表され、このと
き、中央部の質量bがバーナBに対応している。この場
合、バーナBを除く各単体の各固有振動数f1、f2は、ヘ
ルムホルツの公式によって次式で決定できる。
a1:供給部の通路の音速 ▲S※ 1▼:供給部の通路の相当断面積(スクロールケ
ーシングの吸入口が支配する) ▲l※ 1▼:供給部の通路の相当長さ(スクロールケー
シングの吸入口が支配する) ▲V※ 1▼:供給部の相当容積(通路は含まない) a2:排気筒の通路の音速 ▲S※ 2▼:排気筒などの通路の相当断面積 ▲l※ 2▼:排気筒の相当長さ ▲V※ 2▼:燃焼室の相当容積 しかし、一般的に燃焼装置は、第7図のように単純な形
にはなっておらず、例えば第9図に示すように、燃焼用
空気を供給するための送風機が収納される送風機ケース
Fと混合室Gとから供給部Cが形成されており、この場
合には、燃焼装置は第10図に示すように、3つのバネ
H、I、Jと4つの質量a、b、c、dによる4体問題
に帰着されるような質量バネモデルで表される音響系で
ある場合がある。
ーシングの吸入口が支配する) ▲l※ 1▼:供給部の通路の相当長さ(スクロールケー
シングの吸入口が支配する) ▲V※ 1▼:供給部の相当容積(通路は含まない) a2:排気筒の通路の音速 ▲S※ 2▼:排気筒などの通路の相当断面積 ▲l※ 2▼:排気筒の相当長さ ▲V※ 2▼:燃焼室の相当容積 しかし、一般的に燃焼装置は、第7図のように単純な形
にはなっておらず、例えば第9図に示すように、燃焼用
空気を供給するための送風機が収納される送風機ケース
Fと混合室Gとから供給部Cが形成されており、この場
合には、燃焼装置は第10図に示すように、3つのバネ
H、I、Jと4つの質量a、b、c、dによる4体問題
に帰着されるような質量バネモデルで表される音響系で
ある場合がある。
燃焼器は、供給部側の端部と燃焼部側の端部とがそれぞ
れ大気に開放されているため、燃焼器全体の固有振動数
f0が存在して、供給部の固有振動数f1と燃焼部の固有振
動数f2とが異なる場合には、開管共鳴する燃焼器全体の
固有振動数f0の振動の腹は、供給部と燃焼部との連通部
であるバーナには位置せず、供給部の固有振動数f1と燃
焼部の固有振動数f2のうちの低い固有振動数の側に位置
する。
れ大気に開放されているため、燃焼器全体の固有振動数
f0が存在して、供給部の固有振動数f1と燃焼部の固有振
動数f2とが異なる場合には、開管共鳴する燃焼器全体の
固有振動数f0の振動の腹は、供給部と燃焼部との連通部
であるバーナには位置せず、供給部の固有振動数f1と燃
焼部の固有振動数f2のうちの低い固有振動数の側に位置
する。
このため、燃焼時には、燃焼器内の圧力変動に対して、
バーナの発熱変動(燃焼の火炎伝播による振動)が作用
するため、振動燃焼を生じ易い。
バーナの発熱変動(燃焼の火炎伝播による振動)が作用
するため、振動燃焼を生じ易い。
しかし、供給部の固有振動数f1と燃焼部の固有振動数f2
が存在し、供給部の固有振動数f1と燃焼部の固有振動数
f2とが等しい場合には、燃焼器全体の固有振動数f0は、
供給部の固有振動数f1あるいは燃焼部の固有振動数f2と
一致する。
が存在し、供給部の固有振動数f1と燃焼部の固有振動数
f2とが等しい場合には、燃焼器全体の固有振動数f0は、
供給部の固有振動数f1あるいは燃焼部の固有振動数f2と
一致する。
従って、供給部と燃焼部との連通部分には、燃焼器全体
の固有振動数f0の固有モードに特有な変動を起こさない
圧力振動の節が存在することになる。
の固有振動数f0の固有モードに特有な変動を起こさない
圧力振動の節が存在することになる。
振動燃焼の仕組みは、燃焼室および排気筒からなる燃焼
部単体の固有振動数(複数ある場合には最小の固有振動
数)と混合室およびファンケースなどからなる供給部単
体の固有振動数(複数ある場合には最小の固有振動数)
が一致せずにずれるとともに、燃焼過程が影響する時間
条件を満たしたとき振動燃焼が発生する。
部単体の固有振動数(複数ある場合には最小の固有振動
数)と混合室およびファンケースなどからなる供給部単
体の固有振動数(複数ある場合には最小の固有振動数)
が一致せずにずれるとともに、燃焼過程が影響する時間
条件を満たしたとき振動燃焼が発生する。
ここで、燃焼過程が影響する時間条件は、基本的には燃
焼性(燃料ガスの種類、空燃比、ガスバーナの形状な
ど)で決まってしまうので、振動燃焼の対策上これを変
更することはなかなかできない。本発明では、振動燃焼
をなくすために、供給部単体の固有振動数f1と、燃焼部
単体の固有振動数f2とを一致させることによって、振動
燃焼の音響条件を成立しないようにする。
焼性(燃料ガスの種類、空燃比、ガスバーナの形状な
ど)で決まってしまうので、振動燃焼の対策上これを変
更することはなかなかできない。本発明では、振動燃焼
をなくすために、供給部単体の固有振動数f1と、燃焼部
単体の固有振動数f2とを一致させることによって、振動
燃焼の音響条件を成立しないようにする。
これは、第9図に示すような複雑な系においても、供給
部単体の最小の固有振動数f1と、燃焼部単体の最小の固
有振動数f2とが一致していれば、速度変動の節bがバー
ナBにあることになり、結合系の固有振動モードにおい
て振動燃焼の発生しない音響条件を作ることができる。
これは、理論的にも証明でき、一般的には、供給部およ
び燃焼部の各固有振動数f1、f2は、FFTアナライザなど
で測定によって求められる。
部単体の最小の固有振動数f1と、燃焼部単体の最小の固
有振動数f2とが一致していれば、速度変動の節bがバー
ナBにあることになり、結合系の固有振動モードにおい
て振動燃焼の発生しない音響条件を作ることができる。
これは、理論的にも証明でき、一般的には、供給部およ
び燃焼部の各固有振動数f1、f2は、FFTアナライザなど
で測定によって求められる。
第11図に、第7図に示した燃焼装置におけるバーナBで
の速度変動と、供給部Cの入口Fにおける速度変動測定
結果の一例を示す。
の速度変動と、供給部Cの入口Fにおける速度変動測定
結果の一例を示す。
ここで明らかなとおり、供給部Cの入口Fにおいては速
度変動が存在するが、バーナBでは、速度変動がほとん
ど存在しない。このことから、バーナBが、燃焼装置全
体の固有振動数f0の節にあって、バーナBの燃焼振動が
燃焼装置の圧力振動に対して作用していないことがわか
る。
度変動が存在するが、バーナBでは、速度変動がほとん
ど存在しない。このことから、バーナBが、燃焼装置全
体の固有振動数f0の節にあって、バーナBの燃焼振動が
燃焼装置の圧力振動に対して作用していないことがわか
る。
ところで、燃焼部の固有振動数f2については着火時から
定常燃焼時までに排気通路部の排気ガス温度が変化して
いくので、音速も変化し、したがって、固有振動数f2は
第5図の音響インピーダンスのグラフにおいて、振動数
の高い側へずれていく。それに対し供給部の流体温度は
あまり変化しないので、その固有振動数f1はほとんど変
化しない。
定常燃焼時までに排気通路部の排気ガス温度が変化して
いくので、音速も変化し、したがって、固有振動数f2は
第5図の音響インピーダンスのグラフにおいて、振動数
の高い側へずれていく。それに対し供給部の流体温度は
あまり変化しないので、その固有振動数f1はほとんど変
化しない。
すなわち振動燃焼が発生するのは第5図のグラフの固有
振動数f1、f2がずれて値が合致しないときである。ある
時間経過後に振動燃焼が発生したり、止まったりすると
いう現象はこれで説明できる。
振動数f1、f2がずれて値が合致しないときである。ある
時間経過後に振動燃焼が発生したり、止まったりすると
いう現象はこれで説明できる。
従って、振動燃焼をなくすには、 f1≒f2(各単体の固有振動数が1つの場合) あるいは f1min≒f2min(各単体の固有振動数が複数の場合) の関係を設ければよいことになる。
ここでf1minは供給部単体の最小の固有振動数であり、f
2minは燃焼時の燃焼部単体の最小の固有振動数である。
2minは燃焼時の燃焼部単体の最小の固有振動数である。
ただし、ここでいう供給部単体および燃焼部単体の意味
は、それぞれバーナ面を密閉した状態で切り離したそれ
ぞれの要素とする。
は、それぞれバーナ面を密閉した状態で切り離したそれ
ぞれの要素とする。
すなわち、排気筒の相当長さ▲l※ 2▼、燃焼室の相当
容積▲V※ 2▼を小さくし、排気通路の相当断面積▲S
※ 2▼を大きくして固有振動数f2を大きくした場合に
は、供給部の固有振動数f1を燃焼部の固有振動数f2に一
致させるために、例えばファン入口の相当断面積▲S※
1▼を大きくし、ベルマウス状吸入口の相当長さ▲l※
1▼、供給部の相当容積▲V※ 1▼を小さくする手立て
が考えられる。
容積▲V※ 2▼を小さくし、排気通路の相当断面積▲S
※ 2▼を大きくして固有振動数f2を大きくした場合に
は、供給部の固有振動数f1を燃焼部の固有振動数f2に一
致させるために、例えばファン入口の相当断面積▲S※
1▼を大きくし、ベルマウス状吸入口の相当長さ▲l※
1▼、供給部の相当容積▲V※ 1▼を小さくする手立て
が考えられる。
上記の原理構成により本発明の強制送風式燃焼装置は以
下の効果を奏する。
下の効果を奏する。
本発明の強制送風式燃焼装置は、供給部の固有振動数と
燃焼部の固有振動数とを略等しくさせる手段を設けてい
るので、振動燃焼を確実に抑制できる。
燃焼部の固有振動数とを略等しくさせる手段を設けてい
るので、振動燃焼を確実に抑制できる。
このとき、供給部と燃焼部の各固有振動数を略等しくさ
せるために、混合室の容積、ファンケースの通路長ある
いは断面積を、燃焼ケースの容積、排気筒の通路長ある
いは断面積に対応させればよく、円筒状部によって吸気
路を設けて供給部の通路長を長くしたり、遮蔽板を吸入
口の上流に設けて供給部の断面積を小さくすれば、大燃
焼量に対応して燃焼室の容積が大きくなったものや、排
気延長のために排気通路が長くなったものに対応して容
易に各固有振動数を略等しくさせることができる。
せるために、混合室の容積、ファンケースの通路長ある
いは断面積を、燃焼ケースの容積、排気筒の通路長ある
いは断面積に対応させればよく、円筒状部によって吸気
路を設けて供給部の通路長を長くしたり、遮蔽板を吸入
口の上流に設けて供給部の断面積を小さくすれば、大燃
焼量に対応して燃焼室の容積が大きくなったものや、排
気延長のために排気通路が長くなったものに対応して容
易に各固有振動数を略等しくさせることができる。
従って、供給部の通路長、容積等を著しく大きくするこ
となく、容易に振動燃焼を抑制することができるため、
小型の燃焼装置とすることができる。
となく、容易に振動燃焼を抑制することができるため、
小型の燃焼装置とすることができる。
[実施例] 本発明の強制送風式燃焼装置の実施例を図に基づき説明
する。
する。
第1図は本発明の強制送風式燃焼装置の第1実施例を適
用した瞬間ガス湯沸器1を示し、第2、3図はその遠心
式送風機40を示す。
用した瞬間ガス湯沸器1を示し、第2、3図はその遠心
式送風機40を示す。
瞬間ガス湯沸器1は、燃焼部2と、熱交換部3と、燃焼
空気を燃焼部2に供給する供給部4と、ガス供給路8
と、電子制御装置9とを備える。
空気を燃焼部2に供給する供給部4と、ガス供給路8
と、電子制御装置9とを備える。
燃焼部2は、燃焼ケース20と、該燃焼ケース20に固定金
具21を介して取付けられ、セラミック製板体に多数の噴
出孔が設けられた燃焼板式ガスバーナ22を備えた燃焼室
23と、該燃焼室23の上部に取付けられ、ガスバーナ22で
燃焼した燃焼ガスの排気を行う排気口24を形成した排気
パン25と、該排気パン25に連設した排気筒(図示せず)
とからなる。
具21を介して取付けられ、セラミック製板体に多数の噴
出孔が設けられた燃焼板式ガスバーナ22を備えた燃焼室
23と、該燃焼室23の上部に取付けられ、ガスバーナ22で
燃焼した燃焼ガスの排気を行う排気口24を形成した排気
パン25と、該排気パン25に連設した排気筒(図示せず)
とからなる。
供給部4の固有振動数f1(例えば200Hz)に対し、燃焼
部2の固有振動数f2を略等しくさせる手段として、燃焼
部2は、排気パン25に吸音材25aを設けたり、排気筒を
曲げたりして、排気筒などの通路の相当断面積(▲S※
2▼)、排気筒の相当長さ(▲l※ 2▼)、燃焼室23の
相当容積(▲V※ 2▼)を2式に従って変化させて、固
有振動数f2を燃焼時において200Hzとなるように設定し
た。
部2の固有振動数f2を略等しくさせる手段として、燃焼
部2は、排気パン25に吸音材25aを設けたり、排気筒を
曲げたりして、排気筒などの通路の相当断面積(▲S※
2▼)、排気筒の相当長さ(▲l※ 2▼)、燃焼室23の
相当容積(▲V※ 2▼)を2式に従って変化させて、固
有振動数f2を燃焼時において200Hzとなるように設定し
た。
熱交換部3は、熱交換率を高くするプレートフィン群31
と給水管32と給湯管33とからなり、ガスバーナ22と排気
口24の間に配置されて給水管32の上流から送られてくる
水を燃焼室23内の排気ガスと熱交換してお湯として給湯
管33より流出する。
と給水管32と給湯管33とからなり、ガスバーナ22と排気
口24の間に配置されて給水管32の上流から送られてくる
水を燃焼室23内の排気ガスと熱交換してお湯として給湯
管33より流出する。
供給部4は、スクロールケーシング5と、混合室50と、
中心にボス部41が設けられた平板状の回転板42の外周縁
43に配され、内周縁44が回転板42に直交した回転方向に
凹形状となるよう湾曲したファン45と、該ファン45の駆
動用モータ46とからなる遠心式送風機40とを具備する。
回転板42のボス部41には、駆動用モータ46の回転軸47が
締結されている。遠心式送風機40には、ファン45の内周
縁44に囲まれた空間48が設けられている。
中心にボス部41が設けられた平板状の回転板42の外周縁
43に配され、内周縁44が回転板42に直交した回転方向に
凹形状となるよう湾曲したファン45と、該ファン45の駆
動用モータ46とからなる遠心式送風機40とを具備する。
回転板42のボス部41には、駆動用モータ46の回転軸47が
締結されている。遠心式送風機40には、ファン45の内周
縁44に囲まれた空間48が設けられている。
スクロールケーシング5は、渦巻形状を呈し、側面51に
形成された3つのねじ穴52と、燃焼ケース20の導入口27
に連絡する吐出口53と、側面51に締結する筒状体6と、
該筒状体6と締結する遮蔽板7とからなる。
形成された3つのねじ穴52と、燃焼ケース20の導入口27
に連絡する吐出口53と、側面51に締結する筒状体6と、
該筒状体6と締結する遮蔽板7とからなる。
筒状体6は、外側に開口したベルマウス状吸入口61を形
成するものであり、先端部62が遠心式送風機40の風量、
吸入口の開口面積(▲S※ 1▼)を考慮した所定寸法
(▲l※ 1▼)だけファン45内に嵌入する円筒状部63
と、外側に折り曲げられた湾曲部64と、該湾曲部64より
外周がわに延設された環状部65とからなる。円筒状部63
は、ファン45の内周縁44、および駆動用モータ46の回転
軸47に平行して設けられていると共に、回転板42に直交
するよう設けられている。また、円筒状部63内は、吸気
流通路66となっている。環状部65は、スクロールケーシ
ンング5のねじ穴52に重なり合うよう形成されたねじ穴
67と、同一周上に形成されたねじ穴67a、67b、67cと、
ねじ穴67bを形成した第1の凸部68と、該第1の凸部68
よりやや高く形成すると共にねじ穴67cを形成した第2
の凸部69とからなる。
成するものであり、先端部62が遠心式送風機40の風量、
吸入口の開口面積(▲S※ 1▼)を考慮した所定寸法
(▲l※ 1▼)だけファン45内に嵌入する円筒状部63
と、外側に折り曲げられた湾曲部64と、該湾曲部64より
外周がわに延設された環状部65とからなる。円筒状部63
は、ファン45の内周縁44、および駆動用モータ46の回転
軸47に平行して設けられていると共に、回転板42に直交
するよう設けられている。また、円筒状部63内は、吸気
流通路66となっている。環状部65は、スクロールケーシ
ンング5のねじ穴52に重なり合うよう形成されたねじ穴
67と、同一周上に形成されたねじ穴67a、67b、67cと、
ねじ穴67bを形成した第1の凸部68と、該第1の凸部68
よりやや高く形成すると共にねじ穴67cを形成した第2
の凸部69とからなる。
遮蔽板7は、第4図にも示す如く、ベルマウス状吸入口
61の中心に尖端71が位置した円錐状部72と、該円錐状部
72の他端73より外周がわに延設された円板部74と、該円
板部74より垂下された3本の取付脚部75とからなる。取
付脚部75には、筒状部6のねじ穴67a、67b、67cと選択
的に重なり合うねじ穴76がそれぞれ形成されている。筒
状体6と遮蔽板7とは、現場での取付け状態により種々
ねじ穴を選択することで、ベルマウス状吸入口61の開口
度合を変化させ、ベルマウス状吸入口61に流入する燃焼
用空気の流量および固有振動数f1を変化させるものであ
る。
61の中心に尖端71が位置した円錐状部72と、該円錐状部
72の他端73より外周がわに延設された円板部74と、該円
板部74より垂下された3本の取付脚部75とからなる。取
付脚部75には、筒状部6のねじ穴67a、67b、67cと選択
的に重なり合うねじ穴76がそれぞれ形成されている。筒
状体6と遮蔽板7とは、現場での取付け状態により種々
ねじ穴を選択することで、ベルマウス状吸入口61の開口
度合を変化させ、ベルマウス状吸入口61に流入する燃焼
用空気の流量および固有振動数f1を変化させるものであ
る。
また反対に、燃焼部2の最小の固有振動数f2(例えば20
0Hz)に対し、供給部4の最小の固有振動数f1を略等し
くさせる手段として供給部4では、スクロールケーシン
グ5のベルマウス状吸入口61にファン45の内に吸気流通
路66を形成するように円筒状部63を延長したり、遮蔽板
7の取付け位置を変更したり、スクロールケーシング5
および混合室50の相当容積(▲V※ 1▼)、筒状対6の
円筒状部63の所定寸法(▲l※ 1▼)と、遮蔽板7の取
付け位置で設定されたベルマウス状吸入口61の開口面積
(▲S※ 1▼)とにより、供給部4の最小の固有振動数
f1を1式に従って変化させ、固有振動数f2と略同一の値
となるように200Hzに設定している。
0Hz)に対し、供給部4の最小の固有振動数f1を略等し
くさせる手段として供給部4では、スクロールケーシン
グ5のベルマウス状吸入口61にファン45の内に吸気流通
路66を形成するように円筒状部63を延長したり、遮蔽板
7の取付け位置を変更したり、スクロールケーシング5
および混合室50の相当容積(▲V※ 1▼)、筒状対6の
円筒状部63の所定寸法(▲l※ 1▼)と、遮蔽板7の取
付け位置で設定されたベルマウス状吸入口61の開口面積
(▲S※ 1▼)とにより、供給部4の最小の固有振動数
f1を1式に従って変化させ、固有振動数f2と略同一の値
となるように200Hzに設定している。
ガス供給部8は、スクロールケーシング5と共に一体成
型され、燃料ガスの吐出を行うガス噴出ノズル81と、該
ガス噴出ノズル81に燃料ガスの供給を行うガス供給配管
82と、ガス制御ユニット83とからなる。ガス制御ユニッ
ト83は、ガス噴出ノズル81とガス供給配管82との間に設
けられ、通電、非通電により開閉する電磁式開閉弁84
と、該開閉弁84の下流側に設けられ、ガス流量の調節を
行うガバナ弁(図示せず)、および該ガバナ弁の下流側
に設けられ、通電量に応じて開口比が可変する電磁式比
例制御弁85とを備えている。ガス噴出ノズル81の他端部
には、燃料ガスの供給圧および流量調節のためのオリフ
ィス86が取付けられている。
型され、燃料ガスの吐出を行うガス噴出ノズル81と、該
ガス噴出ノズル81に燃料ガスの供給を行うガス供給配管
82と、ガス制御ユニット83とからなる。ガス制御ユニッ
ト83は、ガス噴出ノズル81とガス供給配管82との間に設
けられ、通電、非通電により開閉する電磁式開閉弁84
と、該開閉弁84の下流側に設けられ、ガス流量の調節を
行うガバナ弁(図示せず)、および該ガバナ弁の下流側
に設けられ、通電量に応じて開口比が可変する電磁式比
例制御弁85とを備えている。ガス噴出ノズル81の他端部
には、燃料ガスの供給圧および流量調節のためのオリフ
ィス86が取付けられている。
電子制御装置9は、瞬間ガス湯沸器1が使用された時ON
する起動スイッチ(図示せず)、使用者により操作さ
れ、給湯管33より流出する湯温の設定を行う温度調節用
ボリューム(図示せず)等の入力に応じて、点火時にガ
スバーナ22の燃焼面で火花を飛ばすスパーク電極92、遠
心式送風機40のモータ、およびガス制御ユニット83等の
通電、非通電の制御を行う。91はガスバーナ22の炎の酸
素供給状態を検出するサーモカップルを示す。
する起動スイッチ(図示せず)、使用者により操作さ
れ、給湯管33より流出する湯温の設定を行う温度調節用
ボリューム(図示せず)等の入力に応じて、点火時にガ
スバーナ22の燃焼面で火花を飛ばすスパーク電極92、遠
心式送風機40のモータ、およびガス制御ユニット83等の
通電、非通電の制御を行う。91はガスバーナ22の炎の酸
素供給状態を検出するサーモカップルを示す。
本実施例の瞬間ガス湯沸器1の作動を図に基づき説明す
る。
る。
瞬間ガス湯沸器1は、起動スイッチがONされると遠心式
送風機40のファン45が回転し、スクロールケーシング5
と筒状体6のベルマウス状吸入口61より燃焼空気をガス
バーナ22に供給する。
送風機40のファン45が回転し、スクロールケーシング5
と筒状体6のベルマウス状吸入口61より燃焼空気をガス
バーナ22に供給する。
そして、電子制御装置9は、ガス制御ユニット83の開閉
弁84および比例制御弁85に出力して、開閉弁84および比
例制御弁85を開弁する。
弁84および比例制御弁85に出力して、開閉弁84および比
例制御弁85を開弁する。
駆動用モータ46が始動するとファン45が高速回転を始
め、ファン45の内周縁44に囲まれた空間48に存在した燃
焼空気を遠心方向に吸い上げて、遠心力によりファン45
の外側に吹き飛ばし、混合室26に吐出させる。また、ス
クロールケーシング5の外に存在している燃焼用空気
は、筒状体6の湾曲部64で燃焼空気の流量を絞られなが
ら吸気流通路66を通って空間48に吸い込まれる。同時に
ガス供給路8より所定の流量燃料ガスを混合室26に供給
する。
め、ファン45の内周縁44に囲まれた空間48に存在した燃
焼空気を遠心方向に吸い上げて、遠心力によりファン45
の外側に吹き飛ばし、混合室26に吐出させる。また、ス
クロールケーシング5の外に存在している燃焼用空気
は、筒状体6の湾曲部64で燃焼空気の流量を絞られなが
ら吸気流通路66を通って空間48に吸い込まれる。同時に
ガス供給路8より所定の流量燃料ガスを混合室26に供給
する。
ここで、騒音対策上、燃焼騒音を小さくするために排気
パン25に吸音材25aを設けたり、排気パン25を曲げたり
して排気系の形状を変化させているが、このように排気
系の形状を変化させるため、圧力損失が生じて振動燃焼
を引き起こす場合がある。
パン25に吸音材25aを設けたり、排気パン25を曲げたり
して排気系の形状を変化させているが、このように排気
系の形状を変化させるため、圧力損失が生じて振動燃焼
を引き起こす場合がある。
しかし、本実施例では、燃焼空気が吸気流通路66を通過
する際に、先端部62が遠心式送風機40の風量、ベルマウ
ス状吸入口61の開口面積(▲S※ 1▼)を考慮した所定
寸法(▲l※ 1▼)だけファン45内に嵌入する円筒状部
63を通過する。またベルマウス状吸入口61の上部に遮蔽
板7を吸入口の開口面積(▲S※ 1▼)を変更させるよ
うな位置に設けている。つまり供給部4の最小の固有振
動数f1を燃焼部2の固有振動数f2(例えば200Hz)に略
一致するようにしたため、燃焼時の振動燃焼が発生する
ことはない。
する際に、先端部62が遠心式送風機40の風量、ベルマウ
ス状吸入口61の開口面積(▲S※ 1▼)を考慮した所定
寸法(▲l※ 1▼)だけファン45内に嵌入する円筒状部
63を通過する。またベルマウス状吸入口61の上部に遮蔽
板7を吸入口の開口面積(▲S※ 1▼)を変更させるよ
うな位置に設けている。つまり供給部4の最小の固有振
動数f1を燃焼部2の固有振動数f2(例えば200Hz)に略
一致するようにしたため、燃焼時の振動燃焼が発生する
ことはない。
すなわち、本実施例では、燃焼室23および排気筒からな
る燃焼部2の固有振動数f2と混合室50およびスクロール
ケーシング5などからなる供給部4の固有振動数f1が一
致しているので、燃焼過程が影響する時間条件を満たし
た場合にも振動燃焼が発生しない。そして本実施例で
は、着火時から定常燃焼時さらに消火時までの間、常に
安定した良好な燃焼を行うことができる。
る燃焼部2の固有振動数f2と混合室50およびスクロール
ケーシング5などからなる供給部4の固有振動数f1が一
致しているので、燃焼過程が影響する時間条件を満たし
た場合にも振動燃焼が発生しない。そして本実施例で
は、着火時から定常燃焼時さらに消火時までの間、常に
安定した良好な燃焼を行うことができる。
第6図は本発明の強制送風式燃焼装置の第2実施例を示
す。
す。
本実施例は、上記第1実施例の排気パン25の排気口24に
多数の小孔(φ2.2mm×60個)127を穿設したプレート12
6を取付したもので、排気パン25が形成する排気通路128
の相当長さ▲l※ 2▼を2式に従って変化させたので、
第1実施例より振動燃焼の発生を防止できる。
多数の小孔(φ2.2mm×60個)127を穿設したプレート12
6を取付したもので、排気パン25が形成する排気通路128
の相当長さ▲l※ 2▼を2式に従って変化させたので、
第1実施例より振動燃焼の発生を防止できる。
プレート126の小孔127を多数穿設した本実施例の排気口
24の開口面積のほうがプレート126がない上記第1実施
例の排気口の開口面積より小さくなるので、燃焼騒音の
通過量を低下させることが可能となるため、振動燃焼の
発生を防止しながら燃焼騒音も低下させることが可能と
なる。本実施例により供給部4のベルマウス状吸入口61
の穴が1個で排気口24の穴は多数開いている強制送風式
燃焼装置は、振動燃焼の低減効果が著しく良いことが確
認できる。
24の開口面積のほうがプレート126がない上記第1実施
例の排気口の開口面積より小さくなるので、燃焼騒音の
通過量を低下させることが可能となるため、振動燃焼の
発生を防止しながら燃焼騒音も低下させることが可能と
なる。本実施例により供給部4のベルマウス状吸入口61
の穴が1個で排気口24の穴は多数開いている強制送風式
燃焼装置は、振動燃焼の低減効果が著しく良いことが確
認できる。
本実施例ではプレート126の穴の形状を小孔としたが、
だ円形でも良い。また1つの穴の大きさは円孔の場合で
はφ2.0mm〜2.5mm、矩形状の穴の場合は一辺が0.8mm〜
1.4mmが望ましいが、1つの穴の大きさは限定されな
い。
だ円形でも良い。また1つの穴の大きさは円孔の場合で
はφ2.0mm〜2.5mm、矩形状の穴の場合は一辺が0.8mm〜
1.4mmが望ましいが、1つの穴の大きさは限定されな
い。
本実施例では、遠心式送風機の回転板に平板形状のもの
を使用したが、円錐状のものを使用しても良い。
を使用したが、円錐状のものを使用しても良い。
本実施例では、スクロールケーシングのベルマウス状吸
入口に延設された筒状部を円筒に形成したが、筒状部の
中央部が湾曲した形状でも良い。
入口に延設された筒状部を円筒に形成したが、筒状部の
中央部が湾曲した形状でも良い。
本実施例では、スクロールケーシングのベルマウス状吸
入口に円筒状部63および遮蔽板7を設けたが、円筒状部
63または遮蔽板7の一方を用いないものでも良い。
入口に円筒状部63および遮蔽板7を設けたが、円筒状部
63または遮蔽板7の一方を用いないものでも良い。
本発明の遠心式送風機のベルマウス状吸入口の上流に吸
気延長管を設けても良い。
気延長管を設けても良い。
本実施例の他にスクロールケーシングの吐出口の内周径
を適宜に変更して供給部の固有振動数と前記燃焼部の固
有振動数とが一致するようにしても良い。
を適宜に変更して供給部の固有振動数と前記燃焼部の固
有振動数とが一致するようにしても良い。
本発明の強制送風式燃焼装置を暖房装置、またはその他
の強制送風式燃焼装置に適用しても良い。
の強制送風式燃焼装置に適用しても良い。
第1図は本発明の強制送風式燃焼装置の第1実施例を適
用した瞬間ガス湯沸器を示した概略図、第2図は本発明
の強制送風式燃焼装置の第1実施例を適用した瞬間ガス
湯沸器に取付けられた遠心式送風機の正面図、第3図は
第2図の側面断面図、第4図は本発明の強制送風式燃焼
装置の第1実施例を適用した瞬間ガス湯沸器に取付けら
れた遮蔽板の斜視図、第5図は燃焼部と供給部の音響イ
ンピーダンスを示すグラフ、第6図は本発明の強制送風
式燃焼装置の第2実施例を示す斜視図、第7図から第10
図はいずれも本発明の原理を説明するためのもので、第
7図および第9図は燃焼装置の略図、第8図と第10図
は、第7図および第9図をそれぞれ質量バネモデルと速
度変動で表した原理図である。 第11図は第7図に示した燃焼装置のバーナにおける変速
変動と供給部の入口における速度振動の測定結果を示す
図である。 図中、1……瞬間ガス湯沸器、2……燃焼部、3……熱
交換部、4……燃焼空気供給部、5……スクロールケー
シング、6……筒状体、7……遮蔽板、8……ガス供給
部、9……電子制御装置、40……遠心式送風機、42……
回転板、43……外周縁、44……内周縁、45……ファン、
46……駆動用モータ、50……混合室、61……ベルマウス
状吸入口。
用した瞬間ガス湯沸器を示した概略図、第2図は本発明
の強制送風式燃焼装置の第1実施例を適用した瞬間ガス
湯沸器に取付けられた遠心式送風機の正面図、第3図は
第2図の側面断面図、第4図は本発明の強制送風式燃焼
装置の第1実施例を適用した瞬間ガス湯沸器に取付けら
れた遮蔽板の斜視図、第5図は燃焼部と供給部の音響イ
ンピーダンスを示すグラフ、第6図は本発明の強制送風
式燃焼装置の第2実施例を示す斜視図、第7図から第10
図はいずれも本発明の原理を説明するためのもので、第
7図および第9図は燃焼装置の略図、第8図と第10図
は、第7図および第9図をそれぞれ質量バネモデルと速
度変動で表した原理図である。 第11図は第7図に示した燃焼装置のバーナにおける変速
変動と供給部の入口における速度振動の測定結果を示す
図である。 図中、1……瞬間ガス湯沸器、2……燃焼部、3……熱
交換部、4……燃焼空気供給部、5……スクロールケー
シング、6……筒状体、7……遮蔽板、8……ガス供給
部、9……電子制御装置、40……遠心式送風機、42……
回転板、43……外周縁、44……内周縁、45……ファン、
46……駆動用モータ、50……混合室、61……ベルマウス
状吸入口。
Claims (5)
- 【請求項1】高負荷燃焼を行う全一次空気式バーナを有
する燃焼室および該燃焼室内の燃焼ガスの排気を行うた
めの排気筒とからなる燃焼部と、前記燃焼部へ燃焼用空
気を強制的に供給するための送風機を備えたファンケー
スおよび前記全一次空気式バーナの混合室からなる供給
部とからなる燃焼装置であって、前記燃焼部に生ずる固
有振動数と前記供給部に生ずる固有振動数とを略等しく
させる手段を備えたことを特徴とする強制送風式燃焼装
置。 - 【請求項2】前記燃焼部に生ずる固有振動数と前記供給
部に生ずる固有振動数とを略等しくさせる手段は、前記
燃焼部および前記供給部にそれぞれ生ずる固有振動数の
うち、最小の固有振動数を略等しくさせることを特徴と
する請求項1記載の強制送風式燃焼装置。 - 【請求項3】前記供給部の固有振動数と前記燃焼部の固
有振動数とを略等しくさせる手段は、前記ファンケース
のベルマウス状吸入口に、前記ファンケース内に吸気路
を形成するようにベルマウス部を延長した円筒状部であ
ることを特徴とする請求項1記載の強制送風式燃焼装
置。 - 【請求項4】前記吸入口の上流には、遮蔽板が設けられ
ていることを特徴とする請求項3記載の強制送風式燃焼
装置。 - 【請求項5】前記供給部の固有振動数と前記燃焼部の固
有振動数とを略等しくさせる手段は、前記ファンケース
の前記ベルマウス状吸入口の上流に設けた遮蔽板である
ことを特徴とする請求項1記載の強制送風式燃焼装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63138030A JPH0743115B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-06-03 | 強制送風式燃焼装置 |
| KR1019890004022A KR930004521B1 (ko) | 1988-06-03 | 1989-03-29 | 강제송풍식 연소장치 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8181788 | 1988-04-01 | ||
| JP63-81817 | 1988-04-01 | ||
| JP63138030A JPH0743115B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-06-03 | 強制送風式燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0229505A JPH0229505A (ja) | 1990-01-31 |
| JPH0743115B2 true JPH0743115B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=26422817
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63138030A Expired - Fee Related JPH0743115B2 (ja) | 1988-04-01 | 1988-06-03 | 強制送風式燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743115B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0525141U (ja) * | 1991-09-09 | 1993-04-02 | 東陶機器株式会社 | 燃焼装置 |
| JP5775507B2 (ja) * | 2011-12-27 | 2015-09-09 | リンナイ株式会社 | 燃焼装置 |
| JP7569494B2 (ja) * | 2020-11-20 | 2024-10-18 | 株式会社ノーリツ | 排気集合筒およびこれを備えた燃焼装置 |
| CN115266115B (zh) * | 2022-06-21 | 2023-07-18 | 中国人民解放军战略支援部队航天工程大学 | 周期式反压震荡喷雾实验装置及方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5744185Y2 (ja) * | 1977-12-08 | 1982-09-29 | ||
| JPS57160554U (ja) * | 1981-03-31 | 1982-10-08 | ||
| JPS6391423A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-22 | Rinnai Corp | 強制送風式燃焼装置 |
-
1988
- 1988-06-03 JP JP63138030A patent/JPH0743115B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0229505A (ja) | 1990-01-31 |
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| Date | Code | Title | Description |
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