JPH074350Y2 - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JPH074350Y2
JPH074350Y2 JP934489U JP934489U JPH074350Y2 JP H074350 Y2 JPH074350 Y2 JP H074350Y2 JP 934489 U JP934489 U JP 934489U JP 934489 U JP934489 U JP 934489U JP H074350 Y2 JPH074350 Y2 JP H074350Y2
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valve
plate valve
damping
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piston
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謙 古屋
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、車輌搭載用として最適な油圧緩衝器に関す
る。
〔従来技術とその課題〕
車輌搭載用の油圧緩衝器にあっては、その減衰バルブが
ピストン速度に応じた減衰力を発生し得るように形成さ
れることが好ましい。
それ故、従来から種々の提案がなされているが、例え
ば、第3図に示すようなシリンダ内ピストン部における
減衰バルブにあっては、上記のような好ましい減衰力の
発生が望めない。
即ち、この従来例に係る油圧緩衝器は、シリンダ1内に
出没自在に挿通されるピストンロツド2の先端に連設さ
れたピストン部3を有してなるが、該ピストン部3は、
シリンダ1内に二つの油室A,Bを区画するピストン本体3
0を有してなる一方で、該ピストン本体30に上記二つの
油室A,Bを連通するポート30aを開穿してなり、かつ、該
ポート30aの口端を閉塞するようにピストン本体30の一
端面に隣接された減衰バルブ31を有してなる。
そして、減衰バルブ31は、ポート30aの口端に隣設され
る積層板バルブからなるとされ、該積層板バルブは背面
側に配設されるに従って、順次その径が小寸法とされる
複数枚の板バルブからなるとする。
それ故、上記した従来の油圧緩衝器における減衰バルブ
構造あっては、例えば、一つの油室Aが高圧側になる
と、該油室A内から作動油がポート30aを介して低圧側
たる油室B内に流入することになり、このとき、減衰バ
ルブ31を構成する各板バルブの外周端がピストン速度に
応じて撓むことで所定の大きさの減衰力が発生されると
している。
しかし、上記従来に係る減衰バルブ構造にあっては、ピ
ストン速度に応じて、しかも、最適となる好ましい減衰
力の発生が望めない。
即ち、上記した油圧緩衝器における減衰バルブ構造にあ
っては、通常、第4図中のI線で示すような、2/3乗特
性の減衰力が発生する。
それ故、前記減衰バルブ31がピストン速度の低中速域に
おいて好ましい減衰力が発生されるように設定されると
なると、ピストン速度の高速域では十分でない、不足す
る減衰力の発生状態になる。
そこで、ピストン速度の高速域で十分な減衰力を発生さ
せるように、第4図中のII線で示すように、全体的に減
衰力をアップするように設定するとなると、ピストン速
度の低中速域における減衰力が高過ぎることになる。
そして好ましくは、第4図中のIII線で示すような、ピ
ストン速度の低中速域で最適であり、かつ、ピストン速
度の高速域でも最適となる特性の減衰力が発生されるこ
とである。
即ち、上記した減衰バルブ構造の油圧緩衝器にあって
は、車輌搭載用の油圧緩衝器として好ましい減衰力発生
が望めない不都合がある。
この考案は、前記した事情に鑑みて創案されたものであ
って、その目的とするところは、ピストン速度の低中速
域で最適となり、かつ、ピストン速度の高速域でも最適
となり、車輌搭載用の油圧緩衝器として好ましい減衰力
発生が望めるようにした減衰バルブ構造を備える油圧緩
衝器を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、この考案に係る油圧緩衝器の
構成を、二つの油室を区画すると共に該二つの油室を連
通するポートを開穿してなるバルブシート部材と、ポー
トの口端を閉塞するようにバルブシート部材の一端面に
隣設される減衰バルブと、を有してなり、減衰バルブが
ポートの口端に隣設される第1板バルブと、該第1板バ
ルブの背面に隣設される第2板バルブと、該第2板バル
ブの背面に隣設される積層板バルブと、を有してなり、
第1板バルブは上記ポートに連通する通孔を有してな
り、第2板バルブは第1板バルブより短寸法に形成され
ると共にその端部が通孔を介しての作動油の通過時に及
び第1板バルブの撓み時にそれぞれ撓むように形成さ
れ、かつ、積層板バルブは第1板バルブよりは短寸法で
第2板バルブより長寸法及び該第2板バルブより短寸法
となる複数枚の板バルブを有して積層形成されてなるこ
とを特徴とするものである。
そして、バルブシート部材は、シリンダ内のピストン部
のピストン本体であったり、あるいは、シリンダ内ベー
スバルブ部のバルブボディであったりする。
そしてまた、減衰バルブは、ピストン部の場合は伸側減
衰バルブであったり、あるいは、ベースバルブ部の場合
は圧側減衰バルブであったりする。
〔作用〕
減衰バルブの上流側の油室たる一つの油室が高圧側にな
り、かつ、ピストン速度が低速域にあるときには、ポー
トを介しての上記高圧側室からの作動油は、第1板バル
ブに開穿されている通孔を介して下流側の油室たる低圧
側の他の一つの油室側に流出される。
このとき、上記第1板バルブの通孔には、第2板バルブ
の端部が臨在されていて、該通孔が絞り流路とされてお
り、従って、該絞り流路を作動油が通過することで、ピ
ストン速度の低速域の減衰力が発生する。
また、上記一つの油室が高圧側にあって、かつ、ピスト
ン速度が中速域にあるときには、上記高圧側室からのポ
ートを介しての作動油は、第1板バルブに開穿されてい
る通孔を介すると共に、その端部が上記通孔に臨在され
ている第2板バルブの上記端部を撓ませると共に、該第
2板バルブの背面に隣設されている積層板バルブの端部
をも撓ませるようにして、下流側の他の一つの油室側に
流出される。
そして、上記の第2板バルブの端部と積層板バルブの端
部との撓みで、ピストン速度の中速域の減衰力が発生す
る。
さらに、上記一つの油室が高圧側にあって、かつ、ピス
トン速度が高速域にあるときには、上記一つの油室から
のポートを介しての作動油は、第1板バルブの端部をそ
の背面に第2板バルブを隣設させたまま撓ませると共
に、該第2板バルブ42の端部をその背面に積層板バルブ
43を隣設させたまま撓ませ、かつ、積層板バルブの端部
をも撓ませるようにして、即ち、該第1板バルブに追随
して第2板バルブ及び積層板バルブの各端部までを撓ま
せるようにして、他の一つの油室側に流出される。
そして、上記の第1板バルブに追随する第2板バルブ及
び積層板バルブの各端部が撓みで、所定のピストン速度
の高速域での減衰力が発生される。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基いてこの考案を詳細に説明す
る。
第1図に示すように、この考案の一実施例に係る油圧緩
衝器は、シリンダ1と、該シリンダ1内に出没自在に挿
通されるピストンロツド2と、上記シリンダ1内に摺動
自在に収装されて上記ピストンロツド2の先端に連設さ
れるピストン部3と、を有してなる。
そして、該ピストン部3は、上記シリンダ1内に二つの
油室A,Bを区画するピストン本体30を有してなると共
に、該ピストン本体30に上記二つの油室A,Bを連通する
ポート30aを開穿してなり、かつ、該ポート30aの口端を
閉塞するようにピストン本体30の一端面に隣設された減
衰バルブ4を有してなる。
即ち、この実施例において、ピストン本体30がこの考案
におけるバルブシート部材を構成すると共に、減衰バル
ブ4が伸側の減衰バルブを構成するとしている。
上記ピストン部3は、そのピストン本体30に他のポート
30bをも有してなるとし、かつ、該他のポート30bの口端
を閉塞するようにピストン本体30の他端面に隣設された
ノンリタンバルブ32を有してなる。
そして、該ノンリタンバルブ32は、その内周端がバルブ
ストッパ33に係止されたノンリタンスプリング34による
附勢下で所定位置に定着されている。
また、上記減衰バルブ4は、その内周側端にシム35を隣
設させた状態下にバルブストッパ36でそのリフト量が規
制されるとし、かつ、該バルブストッパ36及びシム35を
介してであるが、ピストンナット37の締め付けでピスト
ンロツド2のインロー部2aに装着されている。
上記ポート30aの口端に隣設される減衰バルブ4は、こ
の考案にあっては、以下のように形成されている。
即ち、この減衰バルブ4は、第2図に示すように、前記
ポート30aの口端を閉塞するように前記ピストン本体30
の一端面に隣設される第1板バルブ41と、該第1板バル
ブ41の背面に隣接される第2板バルブ42と、該第2板バ
ルブ42の背面に隣設される積層板バルブ43と、を有して
なる。
そして、第1板バルブ41には、上記ポート30aに連通す
るように開穿された通孔41aを形成してなる。
また、第2板バルブ42は、上記第1板バルブ41より短寸
法に形成されると共に、その端部が通孔41aを介しての
作動油の通過時に及び第1板バルブ41の撓み時にそれぞ
れ撓むように形成されてなる。
さらに、積層板バルブ43は、複数枚の板バルブを有して
積層形成されてなるもので、具体的には、上記第1板バ
ルブ41よりは短寸法であるが上記第2板バルブ42より長
寸法となる板バルブ42aと、上記第1板バルブ41よりは
短寸法である上に上記第2板バルブ42より短寸法となる
板バルブ42bと、を有してなる。
それ故、上記した実施例において、ピストン部2がシリ
ンダ1内を上昇する該油圧緩衝器の伸側行程時には、一
つの油室Aからの作動油がポート30a及び減衰バルブ4
を介して他の一つに油室B内に流入することになり、こ
のとき、即ち、減衰バルブ4を介しての作動油の通過時
に所定の大きさの伸側の減衰力が発生されることにな
る。
この考案に係る油圧緩衝器が以上のように形成された減
衰バルブ4を有してなるので、例えば、その伸側作動時
には、高圧側室たる一つの油室A内からの作動油は、ピ
ストン本体30に開穿されたポート30a及び減衰バルブ4
を介して低圧側室たる他の一つの油室B側に流出され、
このとき、ピストン速度に応じて所定の大きさの伸側の
減衰力が発生される。
即ち、先ず、ピストン速度の高速域では、ポート30aか
らの作動油は、第1板バルブ41の端部をその背面に第2
板バルブ42を隣設させたまま撓ませると共に、第2板バ
ルブ42の端部をその背面に積層板バルブ43を隣設させた
まま撓ませ、かつ、積層板バルブ43の端部を撓ませ、即
ち、該第1板バルブ41に追随して第2板バルブ42及び積
層板バルブ43の各端部までを撓ませることになって、そ
の際に、ピストン速度の高速域での減衰力を発生させ
る。
次に、ピストン速度の中速域では、上記ポート30aから
の作動油は、第1板バルブ41に開穿されている通孔41a
を介すると共に、その端部が上記通孔41aに臨在されて
いる第1板バルブ42の上記端部を撓ませると共に、該第
2板バルブ42の背面に隣設されている積層板バルブ43の
端部を撓ませるようになり、その際に、ピストン速度の
中速域の減衰力を発生させる。
さらに、ピストン速度の低速域には、ポート30aからの
作動油は、第1板バルブ41に開穿されている通孔41aを
介してのみ油室B側に流出されることになり、このと
き、上記第1板バルブ41の通孔41aには、第2板バルブ4
2の端部が臨在されていて、従って、上記通孔41aが絞り
流路になり、該絞り流路を作動油が通過することで、ピ
ストン速度の低速域の減衰力が発生される。
それ故、上記した実施例にあっては、ピストン速度の高
速域にあっては、比較的高い減衰力の発生を望むことが
可能になると共に、ピストン速度の低中速域ではこれに
応じた比較的低く目の適正な大きさの減衰力の発生を期
待することが可能になる。
前記した実施例にあって、この考案に係る減衰バルブ4
は、シリンダ1内のピストン部3に配設されて伸側の減
衰バルブを構成するとしているが、これに代えて、シリ
ンダ1内のベースバルブ部(図示せず)に配設されて圧
側の減衰バルブを構成するとしても良いこと勿論で、こ
の場合における、減衰力特性も前記したところと異なら
ないこと勿論である。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、減衰バルブの上流側
の油室たる一つの油室が高圧側になるときに上記減衰バ
ルブ部分で発生される減衰力がピストン速度に応じて適
正に制御されることから、この種油圧緩衝器で発生され
る減衰力が従来のように画一化された特性にならず、車
輌の走行状況等に応じた最適な減衰力が得られることに
なる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る油圧緩衝器を部分的
に示す断面図、第2図はこの考案に係る減衰バルブ部分
を示す拡大断面図、第3図は従来例としての油圧緩衝器
を部分的に示す断面図、第4図はピストン速度に対する
減衰力の特性線図である。 〔符号の説明〕 A,B…油室、4…減衰バルブ 30…バルブシート部材たるピストン本体 30a…ポート、41……第1板バルブ 41a…通路、42…第2板バルブ 43…積層板バルブ、43a,43b…板バルブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの油室を区画すると共に該二つの油室
    を連通するポートを開穿してなるバルブシート部材と、
    ポートの口端を閉塞するようにバルブシート部材の一端
    面に隣設される減衰バルブとを有してなり、減衰バルブ
    がポートの口端に隣設される第1板バルブと、該第1板
    バルブの背面に隣設される第2板バルブと、該第2板バ
    ルブの背面に隣設される積層板バルブとを有してなり、
    第1板バルブは上記ポートに連通する通孔を有してな
    り、第2板バルブは第1板バルブより短寸法に形成され
    ると共にその端部が通孔を介しての作動油の通過時に及
    び第1板バルブの撓み時にそれぞれ撓むように形成さ
    れ、かつ、積層板バルブは第1板バルブよりは短寸法で
    第2板バルブより長寸法及び該第2板バルブより短寸法
    となる複数枚の板バルブを有して積層形成されてなるこ
    とを特徴とする油圧緩衝器。
JP934489U 1989-01-31 1989-01-31 油圧緩衝器 Expired - Lifetime JPH074350Y2 (ja)

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JP934489U JPH074350Y2 (ja) 1989-01-31 1989-01-31 油圧緩衝器

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JPH02102039U JPH02102039U (ja) 1990-08-14
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