JPH074386A - 高温ポンプ用軸封水供給装置 - Google Patents
高温ポンプ用軸封水供給装置Info
- Publication number
- JPH074386A JPH074386A JP14647393A JP14647393A JPH074386A JP H074386 A JPH074386 A JP H074386A JP 14647393 A JP14647393 A JP 14647393A JP 14647393 A JP14647393 A JP 14647393A JP H074386 A JPH074386 A JP H074386A
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- Japan
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- water supply
- water
- high temperature
- shaft
- shaft seal
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】軸封水の供給が動力源の異常等に拘らず常時維
持でき、高温ポンプを有するプラントの安全確保および
稼動率向上が図れる高温ポンプ用軸封水供給装置を提供
する。 【構成】高温揚液を扱う高温ポンプの水源28から軸封
部26までを接続するとともに途中の一部に分岐部30
および統合部31を介して並列的に分岐された分岐管部
29a,29bを有する一系統の給水配管29と、この
給水配管29の分岐部30の上流側に設けられた通常運
転用の主給水機構32と、分岐管部の一方29aに設け
られ主給水機構32とは異なる動力源によって駆動され
る非常時運転用の補助給水機構34と、分岐管部の他方
29bに設けられ水源側から軸封部側への通水のみを許
容し、その逆流を防止する逆流防止機構35と、主給水
機構32の運転停止または軸封水流量低下を検知して補
助給水機構34または逆流防止機構35を駆動させる制
御装置37とを備える。
持でき、高温ポンプを有するプラントの安全確保および
稼動率向上が図れる高温ポンプ用軸封水供給装置を提供
する。 【構成】高温揚液を扱う高温ポンプの水源28から軸封
部26までを接続するとともに途中の一部に分岐部30
および統合部31を介して並列的に分岐された分岐管部
29a,29bを有する一系統の給水配管29と、この
給水配管29の分岐部30の上流側に設けられた通常運
転用の主給水機構32と、分岐管部の一方29aに設け
られ主給水機構32とは異なる動力源によって駆動され
る非常時運転用の補助給水機構34と、分岐管部の他方
29bに設けられ水源側から軸封部側への通水のみを許
容し、その逆流を防止する逆流防止機構35と、主給水
機構32の運転停止または軸封水流量低下を検知して補
助給水機構34または逆流防止機構35を駆動させる制
御装置37とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高温揚液を扱う高温ポン
プ、例えば原子炉再循環ポンプ等に適用される軸封水供
給装置に係り、特に揚液運転中における軸封水の供給を
安定して行えるようにした高温ポンプ用軸封水供給装置
に関する。
プ、例えば原子炉再循環ポンプ等に適用される軸封水供
給装置に係り、特に揚液運転中における軸封水の供給を
安定して行えるようにした高温ポンプ用軸封水供給装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば原子炉再循環ポンプ等の高温ポン
プでは、図7に示すように、羽根車1が配置するポンプ
ケーシング2内のポンプ室3に炉水等の高温揚液が流れ
るため、ケーシングカバー4によってポンプ室3の近傍
に軸封室5を設け、この軸封室5内に配設したメカニカ
ルシール6a等からなる軸封部6を、軸封水供給装置7
からの低温軸封水の供給によって冷却するようになって
いる。
プでは、図7に示すように、羽根車1が配置するポンプ
ケーシング2内のポンプ室3に炉水等の高温揚液が流れ
るため、ケーシングカバー4によってポンプ室3の近傍
に軸封室5を設け、この軸封室5内に配設したメカニカ
ルシール6a等からなる軸封部6を、軸封水供給装置7
からの低温軸封水の供給によって冷却するようになって
いる。
【0003】軸封水供給装置7は、水源としての貯水タ
ンク8と、この貯水タンク8と軸封室5とを連結する給
水配管9と、この給水配管9に設けられた給水機構とし
ての給水ポンプ10と、流量計11等とによって構成さ
れている。通常、給水ポンプ10の動力源は炉外に設け
た外部電源とされている。
ンク8と、この貯水タンク8と軸封室5とを連結する給
水配管9と、この給水配管9に設けられた給水機構とし
ての給水ポンプ10と、流量計11等とによって構成さ
れている。通常、給水ポンプ10の動力源は炉外に設け
た外部電源とされている。
【0004】なお、軸封室5内の軸封水の圧力制御を行
なうために、軸封部6に排水部としての排水管12を設
けるとともに、軸封水温度計13、排水停止機構14お
よび流量計15等を設けることも行なわれている。
なうために、軸封部6に排水部としての排水管12を設
けるとともに、軸封水温度計13、排水停止機構14お
よび流量計15等を設けることも行なわれている。
【0005】さらに、軸封室5を低温に保つため、軸封
室5を形成するケーシングカバー4に冷却器17を付設
する場合もある。冷却器17は例えば水冷式で、閉ルー
プ状の冷却水循環用の配管18と、これに設けた冷却水
供給機構としての給水ポンプ19と、流量計20等とを
有する構成とされている。なお、この給水ポンプ19の
動力源は一般に、軸封水供給装置7の給水ポンプ19の
動力源と共通な電源とされている。
室5を形成するケーシングカバー4に冷却器17を付設
する場合もある。冷却器17は例えば水冷式で、閉ルー
プ状の冷却水循環用の配管18と、これに設けた冷却水
供給機構としての給水ポンプ19と、流量計20等とを
有する構成とされている。なお、この給水ポンプ19の
動力源は一般に、軸封水供給装置7の給水ポンプ19の
動力源と共通な電源とされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の技術においては軸封水供給装置7の給水ポンプ10
と冷却器17の給水ポンプ19とが共通な電源を動力源
としているため、その電源からの電力aの供給が何らか
の事情で停止した場合、軸封水供給および冷却の両作用
がともに停止することになる。この状態で高温ポンプの
運転を継続すると、軸封部6が高温化し、軸封機能が喪
失する可能性があるので、高温ポンプの運転を停止せざ
るを得なくなり、プラント稼動率低下等を招くことにな
る。
来の技術においては軸封水供給装置7の給水ポンプ10
と冷却器17の給水ポンプ19とが共通な電源を動力源
としているため、その電源からの電力aの供給が何らか
の事情で停止した場合、軸封水供給および冷却の両作用
がともに停止することになる。この状態で高温ポンプの
運転を継続すると、軸封部6が高温化し、軸封機能が喪
失する可能性があるので、高温ポンプの運転を停止せざ
るを得なくなり、プラント稼動率低下等を招くことにな
る。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、軸封水の供給が動力源の異常等に拘らず常時維
持でき、高温ポンプを有するプラントの安全確保および
稼動率向上が図れる高温ポンプ用軸封水供給装置を提供
することを目的とする。
もので、軸封水の供給が動力源の異常等に拘らず常時維
持でき、高温ポンプを有するプラントの安全確保および
稼動率向上が図れる高温ポンプ用軸封水供給装置を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、高温
揚液を扱う高温ポンプの軸封部に冷却用の軸封水を供給
する高温ポンプ用軸封水供給装置において、水源から前
記高温ポンプの軸封部までを接続するとともに途中の一
部に分岐部および統合部を介して並列的に分岐された分
岐管部を有する一系統の給水配管と、この給水配管の分
岐部の上流側に設けられた通常運転用の主給水機構と、
前記分岐管部の一方に設けられ前記主給水機構とは異な
る動力源によって駆動される非常時運転用の補助給水機
構と、前記分岐管部の他方に設けられ前記水源側から前
記軸封部側への通水のみを許容し、その逆流を防止する
逆流防止機構と、前記主給水機構の運転停止または軸封
水流量低下を検知して前記補助給水機構または前記逆流
防止機構を駆動させる制御装置とを備えたことを特徴と
する。
揚液を扱う高温ポンプの軸封部に冷却用の軸封水を供給
する高温ポンプ用軸封水供給装置において、水源から前
記高温ポンプの軸封部までを接続するとともに途中の一
部に分岐部および統合部を介して並列的に分岐された分
岐管部を有する一系統の給水配管と、この給水配管の分
岐部の上流側に設けられた通常運転用の主給水機構と、
前記分岐管部の一方に設けられ前記主給水機構とは異な
る動力源によって駆動される非常時運転用の補助給水機
構と、前記分岐管部の他方に設けられ前記水源側から前
記軸封部側への通水のみを許容し、その逆流を防止する
逆流防止機構と、前記主給水機構の運転停止または軸封
水流量低下を検知して前記補助給水機構または前記逆流
防止機構を駆動させる制御装置とを備えたことを特徴と
する。
【0009】請求項2の発明は、高温ポンプの軸封部は
軸封水の圧力調整用排水部および排水停止機構を有し、
制御装置は主給水機構停止または軸封水流量低減後、補
助給水機構の駆動によって軸封水供給圧が一定値に上昇
するまでの間、前記排水停止機構による排水停止を行わ
せるものとされていることを特徴とする。
軸封水の圧力調整用排水部および排水停止機構を有し、
制御装置は主給水機構停止または軸封水流量低減後、補
助給水機構の駆動によって軸封水供給圧が一定値に上昇
するまでの間、前記排水停止機構による排水停止を行わ
せるものとされていることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、高温ポンプの軸封部に
は冷却器および温度検出器が付設されており、制御装置
は前記冷却器の運転停止、冷媒流量または前記軸封部温
度を検知して補助給水機構の運転制御を行うものとされ
ていることを特徴とする。
は冷却器および温度検出器が付設されており、制御装置
は前記冷却器の運転停止、冷媒流量または前記軸封部温
度を検知して補助給水機構の運転制御を行うものとされ
ていることを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、通常の高温ポンプ運
転時においては、主給水機構の駆動により、水源から軸
封部への軸封水供給が行われる。この場合において、主
給水機構が正常に駆動されているときは補助給水機構が
制御装置の指令によって停止状態とされ、給水配管の分
岐管部の一方では軸封水の流通は行なわれない。また、
逆流防止機構は軸封部側への通水を許容するので、軸封
水は分岐管部の他方を介して軸封部に供給される。
転時においては、主給水機構の駆動により、水源から軸
封部への軸封水供給が行われる。この場合において、主
給水機構が正常に駆動されているときは補助給水機構が
制御装置の指令によって停止状態とされ、給水配管の分
岐管部の一方では軸封水の流通は行なわれない。また、
逆流防止機構は軸封部側への通水を許容するので、軸封
水は分岐管部の他方を介して軸封部に供給される。
【0012】そして、もし主給水機構の動力源、例えば
外部電源が停電等によって電力供給喪失状態となった場
合には、それによる主給水機構の停止が制御装置で検知
され、補助給水機構の駆動指令が出力される。そこで、
例えばエンジン等で駆動される補助給水機構が即座に起
動して、軸封部への軸封水供給作用が給水配管の分岐管
部の一方を介して行なわれるものである。なお、この場
合、分岐管部の他方に設けられた逆流防止機構は水源側
への軸封水の通水を許容しないので、分岐管部の他方で
は軸封水の逆流は阻止され、軸封水は軸封部側に確実に
供給される。なお、逆流防止機構については、これを逆
止弁等で構成した場合には制御不要であるが、開閉弁等
を利用して構成した場合には、制御装置による指令動作
で通常運転時は開、異常時は閉とする等の制御を行うよ
うにする。
外部電源が停電等によって電力供給喪失状態となった場
合には、それによる主給水機構の停止が制御装置で検知
され、補助給水機構の駆動指令が出力される。そこで、
例えばエンジン等で駆動される補助給水機構が即座に起
動して、軸封部への軸封水供給作用が給水配管の分岐管
部の一方を介して行なわれるものである。なお、この場
合、分岐管部の他方に設けられた逆流防止機構は水源側
への軸封水の通水を許容しないので、分岐管部の他方で
は軸封水の逆流は阻止され、軸封水は軸封部側に確実に
供給される。なお、逆流防止機構については、これを逆
止弁等で構成した場合には制御不要であるが、開閉弁等
を利用して構成した場合には、制御装置による指令動作
で通常運転時は開、異常時は閉とする等の制御を行うよ
うにする。
【0013】以上のように、軸封水による高温ポンプの
冷却作用が停電等によっても失われることなく継続され
るので、高温揚液が軸封部側に流れて高温化する等の不
具合もなく、冷却状態下での高温ポンプの運転が確実に
維持されるものである。
冷却作用が停電等によっても失われることなく継続され
るので、高温揚液が軸封部側に流れて高温化する等の不
具合もなく、冷却状態下での高温ポンプの運転が確実に
維持されるものである。
【0014】特に本発明においては、軸封水の切替供給
が、同一水源および同一供給配管を介して行なわれるの
で、非常時運転用設備も簡素であり、余分な構成部材も
必要としない。
が、同一水源および同一供給配管を介して行なわれるの
で、非常時運転用設備も簡素であり、余分な構成部材も
必要としない。
【0015】請求項2の発明によれば、軸封水の供給作
用が主給水機構から補助給水機構に切替るとき、排水部
からの軸封水排出が排水停止機構によって一時的に停止
され、新たな軸封水の供給による軸封部の圧力上昇が行
なわれた後で初めて軸封水排出作用が行なわれる。した
がって、ポンプ室から軸封部側へ高温揚液が一時的にも
流入することがないので、軸封水排水部を有するもので
あっても軸封部の低温保持が確実に行なわれる。
用が主給水機構から補助給水機構に切替るとき、排水部
からの軸封水排出が排水停止機構によって一時的に停止
され、新たな軸封水の供給による軸封部の圧力上昇が行
なわれた後で初めて軸封水排出作用が行なわれる。した
がって、ポンプ室から軸封部側へ高温揚液が一時的にも
流入することがないので、軸封水排水部を有するもので
あっても軸封部の低温保持が確実に行なわれる。
【0016】請求項3の発明によれば、高温ポンプの軸
封部が冷却器によっても冷却されるものにおいて、その
冷却器の冷却水供給が減少または停止することによる冷
却機能の低減または喪失情報も制御装置に取込まれて、
軸封水の供給が制御される。したがって、冷却器が設置
される高温ポンプの軸封部についても、冷却器の機能喪
失に対し、必要な冷却性維持が図れるようになる。
封部が冷却器によっても冷却されるものにおいて、その
冷却器の冷却水供給が減少または停止することによる冷
却機能の低減または喪失情報も制御装置に取込まれて、
軸封水の供給が制御される。したがって、冷却器が設置
される高温ポンプの軸封部についても、冷却器の機能喪
失に対し、必要な冷却性維持が図れるようになる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0018】図1および図2は本発明の第1実施例を示
している。図1は本実施例の装置を示すシステム構成
図、図2は動作手順を示すフローチャートである。
している。図1は本実施例の装置を示すシステム構成
図、図2は動作手順を示すフローチャートである。
【0019】本実施例の高温ポンプAは図1に示すよう
に、羽根車21が配置するポンプケーシング22内のポ
ンプ室23に高温揚液が流れるようになっており、ポン
プケーシング22に連結したケーシングカバー24によ
ってポンプ室23の近傍に軸封室25が設けられてい
る。この軸封室25内にメカニカルシール26a等から
なる軸封部26が設けられ、この軸封部26が軸封水供
給装置27からの低温の軸封水の供給によって冷却され
るようになっている。
に、羽根車21が配置するポンプケーシング22内のポ
ンプ室23に高温揚液が流れるようになっており、ポン
プケーシング22に連結したケーシングカバー24によ
ってポンプ室23の近傍に軸封室25が設けられてい
る。この軸封室25内にメカニカルシール26a等から
なる軸封部26が設けられ、この軸封部26が軸封水供
給装置27からの低温の軸封水の供給によって冷却され
るようになっている。
【0020】軸封水供給装置27は、水源としての貯水
タンク28から軸封室25までを接続する一系統の給水
配管29を有している。この給水配管29は、その途中
の一部に分岐部30および統合部31を介して並列的に
分岐された1対の分岐管部29a,29bを有してい
る。
タンク28から軸封室25までを接続する一系統の給水
配管29を有している。この給水配管29は、その途中
の一部に分岐部30および統合部31を介して並列的に
分岐された1対の分岐管部29a,29bを有してい
る。
【0021】この給水配管29の分岐部30の上流側
に、通常運転用の主給水機構としての主給水ポンプ32
が設けられている。主給水ポンプ32の動力源は図示し
ない外部電源とされている。なお、主給水ポンプ32へ
の電力供給用の電線33aには電力検出器33が設けら
れている。
に、通常運転用の主給水機構としての主給水ポンプ32
が設けられている。主給水ポンプ32の動力源は図示し
ない外部電源とされている。なお、主給水ポンプ32へ
の電力供給用の電線33aには電力検出器33が設けら
れている。
【0022】また、給水配管29の分岐管部の一方29
aには、主給水ポンプ32の動力源とは異なる独立した
動力源(例えばエンジン等)によって駆動される非常時
運転用の補助給水機構として、補助給水ポンプ34が設
けられている。なお、図1においては、補助給水機構と
しての補助給水ポンプ34を、その動力源を含めてボッ
クスで図示している。
aには、主給水ポンプ32の動力源とは異なる独立した
動力源(例えばエンジン等)によって駆動される非常時
運転用の補助給水機構として、補助給水ポンプ34が設
けられている。なお、図1においては、補助給水機構と
しての補助給水ポンプ34を、その動力源を含めてボッ
クスで図示している。
【0023】また、給水配管29の分岐部の他方29b
には、貯水タンク28側から軸封室25側への通水(矢
印b)のみを許容し、その逆流を防止する逆止弁その他
弁等を用いて構成される逆流防止機構35が設けられて
いる。図1においては、この逆流防止機構35もボック
スで示している。
には、貯水タンク28側から軸封室25側への通水(矢
印b)のみを許容し、その逆流を防止する逆止弁その他
弁等を用いて構成される逆流防止機構35が設けられて
いる。図1においては、この逆流防止機構35もボック
スで示している。
【0024】なお、給水配管29の統合部31の下流側
には、軸封水流量を検出する流量検出器36が設けられ
ている。
には、軸封水流量を検出する流量検出器36が設けられ
ている。
【0025】そして、本実施例では補助給水ポンプ34
または逆流防止機構35の動作を制御する制御装置37
が備えられている。この制御装置37は、電力検出器3
3および流量検出器36から検出データを取込むデータ
入力部、入力したデータに基づいて軸封水の必要流量計
算等を行う演算部、および演算結果に基づいて補助給水
ポンプ34または逆流防止機構35に駆動指令を出力す
る出力部等を有する構成とされている。
または逆流防止機構35の動作を制御する制御装置37
が備えられている。この制御装置37は、電力検出器3
3および流量検出器36から検出データを取込むデータ
入力部、入力したデータに基づいて軸封水の必要流量計
算等を行う演算部、および演算結果に基づいて補助給水
ポンプ34または逆流防止機構35に駆動指令を出力す
る出力部等を有する構成とされている。
【0026】次に図2も参照して作用を説明する。
【0027】通常の高温ポンプ運転時においては、主給
水ポンプ34の駆動により、貯水タンク28から高温ポ
ンプAの軸封室25への軸封水供給が行なわれる。この
場合において、主給水ポンプ32が正常に駆動されてい
るときは補助給水ポンプ34が制御装置37の指令によ
って停止状態とされ、給水配管29の分岐管部の一方2
9aでは軸封水の流通は行なわれない。また、逆流防止
機構35は軸封室25への通水を許容するので、他方の
軸封水は分岐管部29bを介して軸封室25に供給され
る。
水ポンプ34の駆動により、貯水タンク28から高温ポ
ンプAの軸封室25への軸封水供給が行なわれる。この
場合において、主給水ポンプ32が正常に駆動されてい
るときは補助給水ポンプ34が制御装置37の指令によ
って停止状態とされ、給水配管29の分岐管部の一方2
9aでは軸封水の流通は行なわれない。また、逆流防止
機構35は軸封室25への通水を許容するので、他方の
軸封水は分岐管部29bを介して軸封室25に供給され
る。
【0028】そして、もし主給水ポンプ32の動力源、
例えば外部電源が停電等によって電力供給喪失状態とな
ったような場合には、制御装置37に電力検出器33か
ら電力供給断のデータ入力が行なわれ(ステップS20
1)、主給水ポンプ32の停止が制御装置37で検知さ
れる。なお、同時に流量検出器36から軸封水流量減の
データ入力も行なわれる。これらの情報に基づいて、制
御装置37から補助給水ポンプ34に駆動指令が出力さ
れる。そこで、動力源を主給水ポンプ32と異にして、
例えばエンジン等で駆動される補助給水ポンプ34が即
座に起動して(ステップS202)、軸封室25への軸
封水供給作用が給水配管29の一方の分岐管部29aを
介して行なわれるものである。なお、この場合、他方の
分岐管部29bに設けられた逆流防止機構35は貯水タ
ンク28側への軸封水の通水を許容しないので、他方の
分岐管部29bでは軸封水の逆流は阻止され、軸封水は
軸封室25に確実に供給され軸封水流量が確保される
(ステップS204)。なお、逆流防止機構35につい
ては、これを逆止弁等で構成した場合には制御不要であ
るが、開閉弁等を利用して構成した場合には、制御装置
37による指令動作で通常運転時は開、異常時は閉とす
る等の制御を行うようにする(ステップS203)。
例えば外部電源が停電等によって電力供給喪失状態とな
ったような場合には、制御装置37に電力検出器33か
ら電力供給断のデータ入力が行なわれ(ステップS20
1)、主給水ポンプ32の停止が制御装置37で検知さ
れる。なお、同時に流量検出器36から軸封水流量減の
データ入力も行なわれる。これらの情報に基づいて、制
御装置37から補助給水ポンプ34に駆動指令が出力さ
れる。そこで、動力源を主給水ポンプ32と異にして、
例えばエンジン等で駆動される補助給水ポンプ34が即
座に起動して(ステップS202)、軸封室25への軸
封水供給作用が給水配管29の一方の分岐管部29aを
介して行なわれるものである。なお、この場合、他方の
分岐管部29bに設けられた逆流防止機構35は貯水タ
ンク28側への軸封水の通水を許容しないので、他方の
分岐管部29bでは軸封水の逆流は阻止され、軸封水は
軸封室25に確実に供給され軸封水流量が確保される
(ステップS204)。なお、逆流防止機構35につい
ては、これを逆止弁等で構成した場合には制御不要であ
るが、開閉弁等を利用して構成した場合には、制御装置
37による指令動作で通常運転時は開、異常時は閉とす
る等の制御を行うようにする(ステップS203)。
【0029】以上のように、軸封水による高温ポンプA
の冷却作用が停電等によっても失われることなく継続さ
れるので、高温揚液が軸封室25内に流入して高温化す
る等の不具合もなく、冷却状態下での高温ポンプの運転
が確実に維持されるものである。
の冷却作用が停電等によっても失われることなく継続さ
れるので、高温揚液が軸封室25内に流入して高温化す
る等の不具合もなく、冷却状態下での高温ポンプの運転
が確実に維持されるものである。
【0030】特に本実施例においては、軸封水の切替供
給が、同一貯水タンク28および同一供給配管29を介
して行なわれるので、非常時運転用設備も簡素であり、
余分な構成部材も必要としないという利点が得られる。
給が、同一貯水タンク28および同一供給配管29を介
して行なわれるので、非常時運転用設備も簡素であり、
余分な構成部材も必要としないという利点が得られる。
【0031】図3および図4は第2実施例を示してい
る。
る。
【0032】図3は本実施例の装置を示すシステム構成
図、図4は動作手順を示すフローチャートである。
図、図4は動作手順を示すフローチャートである。
【0033】本実施例では、図3に示すように、前記第
1実施例に加えて軸封室25内の軸封水の圧力制御を行
なうために、軸封部26に排水部としての排水管38が
設けられるとともに、排水停止機構39および排水流量
計40が設けられている。
1実施例に加えて軸封室25内の軸封水の圧力制御を行
なうために、軸封部26に排水部としての排水管38が
設けられるとともに、排水停止機構39および排水流量
計40が設けられている。
【0034】そして、排水停止機構39は制御装置37
から出力される駆動指令に基づき、主給水ポンプ32の
停止または軸封水流量低減後、補助給水ポンプ34の駆
動によって軸封水供給圧が一定値に上昇するまでの間、
排水停止を行なうようになっている。
から出力される駆動指令に基づき、主給水ポンプ32の
停止または軸封水流量低減後、補助給水ポンプ34の駆
動によって軸封水供給圧が一定値に上昇するまでの間、
排水停止を行なうようになっている。
【0035】即ち、本実施例によれば、図4に示すよう
に、軸封水の供給作用が主給水ポンプ32から補助給水
ポンプ34に切替る際(ステップ403)、排水管38
からの軸封水排出が、排水停止機構39によって一時的
に停止され(ステップS402)、新たな軸封水の供給
による軸封部26の圧力上昇が行なわれた後で(ステッ
プS405)、初めて軸封水排出作用が行なわれる(ス
テップS406)。したがって、ポンプ室23から軸封
室25へ高温揚液が一時的にも流入することがないの
で、軸封水の排水管38を有するものであっても軸封部
26の低温保持が確実に行なわれる。
に、軸封水の供給作用が主給水ポンプ32から補助給水
ポンプ34に切替る際(ステップ403)、排水管38
からの軸封水排出が、排水停止機構39によって一時的
に停止され(ステップS402)、新たな軸封水の供給
による軸封部26の圧力上昇が行なわれた後で(ステッ
プS405)、初めて軸封水排出作用が行なわれる(ス
テップS406)。したがって、ポンプ室23から軸封
室25へ高温揚液が一時的にも流入することがないの
で、軸封水の排水管38を有するものであっても軸封部
26の低温保持が確実に行なわれる。
【0036】なお、他の構成および作用については前記
第1実施例と同様であるから、その説明を省略する。
第1実施例と同様であるから、その説明を省略する。
【0037】図5および図6は第3実施例を示してい
る。
る。
【0038】図5は本実施例の装置を示すシステム構成
図、図6は動作手順を示すフローチャートである。
図、図6は動作手順を示すフローチャートである。
【0039】本実施例では、図5に示すように、前記第
2実施例に加えて、軸封室25を低温に保つため、軸封
室25を形成するケーシングカバー24に冷却器41が
付設されている。冷却器41は水冷式で、閉ループ状の
冷却水循環用の配管42と、これに設けた冷却水供給機
構としての冷却水循環ポンプ43と、冷却水流量計44
とを有する構成とされている。なお、冷却水循環ポンプ
43の動力源は軸封水供給装置27の主給水ポンプ32
の動力源と共通な電源とされている。この冷却水循環ポ
ンプ43への電力供給用の電線45aには電力検出器4
5が設けられ、この電力検出器45と冷却水流量計44
との検出データが制御装置37に入力されるようになっ
ている。
2実施例に加えて、軸封室25を低温に保つため、軸封
室25を形成するケーシングカバー24に冷却器41が
付設されている。冷却器41は水冷式で、閉ループ状の
冷却水循環用の配管42と、これに設けた冷却水供給機
構としての冷却水循環ポンプ43と、冷却水流量計44
とを有する構成とされている。なお、冷却水循環ポンプ
43の動力源は軸封水供給装置27の主給水ポンプ32
の動力源と共通な電源とされている。この冷却水循環ポ
ンプ43への電力供給用の電線45aには電力検出器4
5が設けられ、この電力検出器45と冷却水流量計44
との検出データが制御装置37に入力されるようになっ
ている。
【0040】また、高温ポンプAには軸封室25内の温
度を検出する軸封室温度計46が設けられ、その温度デ
ータも制御装置37に入力されるようになっている。
度を検出する軸封室温度計46が設けられ、その温度デ
ータも制御装置37に入力されるようになっている。
【0041】そして、冷却器41の冷却水供給が減少ま
たは停止することによる冷却機能の低減または喪失情報
も制御装置37に取込まれて、軸封水の供給が制御され
るようになっている。
たは停止することによる冷却機能の低減または喪失情報
も制御装置37に取込まれて、軸封水の供給が制御され
るようになっている。
【0042】即ち、本実施例では、図6に示すように、
動作手順中に冷却水流量および冷却水供給用電力の検出
データに基づく冷却水供給の減少または喪失を判断する
ステップ(S602)と、軸封室温度の検出データに基
づく軸封室温度上昇を判断するステップ(S603)と
が加えられている。
動作手順中に冷却水流量および冷却水供給用電力の検出
データに基づく冷却水供給の減少または喪失を判断する
ステップ(S602)と、軸封室温度の検出データに基
づく軸封室温度上昇を判断するステップ(S603)と
が加えられている。
【0043】そして、補助給水ポンプ34の駆動により
軸封水流量が確保された後、軸封室温度が十分に低下し
たことを確認するステップ(S608)も加えられてい
る。
軸封水流量が確保された後、軸封室温度が十分に低下し
たことを確認するステップ(S608)も加えられてい
る。
【0044】このような構成の本実施例によれば、冷却
器41が設置される高温ポンプの軸封部26について
も、冷却器41の機能低減または喪失に対して必要な冷
却性維持が図れるようになる。
器41が設置される高温ポンプの軸封部26について
も、冷却器41の機能低減または喪失に対して必要な冷
却性維持が図れるようになる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、軸封水
の供給による軸封機能が動力源の異常等に拘らず常時維
持でき、高温ポンプを有するプラントの安全確保および
稼動率向上が図れるという作用効果が奏される。
の供給による軸封機能が動力源の異常等に拘らず常時維
持でき、高温ポンプを有するプラントの安全確保および
稼動率向上が図れるという作用効果が奏される。
【図1】本発明の第1実施例を示すシステム構成図。
【図2】同実施例の作用を示すフローチャート。
【図3】本発明の第2実施例を示すシステム構成図。
【図4】同実施例の作用を示すフローチャート。
【図5】本発明の第3実施例を示すシステム構成図。
【図6】同実施例の作用を示すフローチャート。
【図7】従来例を示すシステム構成図。
A 高温ポンプ 26 軸封部 27 軸封水供給装置 28 貯水タンク(水源) 29 給水配管 29a 分岐管部 29b 分岐管部 30 分岐部 31 統合部 32 主給水ポンプ(主給水機構) 33 電力検出器 34 補助給水ポンプ(補助給水機構) 35 逆流防止機構 38 排水管(排水部) 39 排水停止機構 41 冷却器 42 配管 43 冷却水循環ポンプ 46 軸封室温度計
Claims (3)
- 【請求項1】 高温揚液を扱う高温ポンプの軸封部に冷
却用の軸封水を供給する高温ポンプ用軸封水供給装置に
おいて、水源から前記高温ポンプの軸封部までを接続す
るとともに途中の一部に分岐部および統合部を介して並
列的に分岐された分岐管部を有する一系統の給水配管
と、この給水配管の分岐部の上流側に設けられた通常運
転用の主給水機構と、前記分岐管部の一方に設けられ前
記主給水機構とは異なる動力源によって駆動される非常
時運転用の補助給水機構と、前記分岐管部の他方に設け
られ前記水源側から前記軸封部側への通水のみを許容
し、その逆流を防止する逆流防止機構と、前記主給水機
構の運転停止または軸封水流量低下を検知して前記補助
給水機構または前記逆流防止機構を駆動させる制御装置
とを備えたことを特徴とする高温ポンプ用軸封水供給装
置。 - 【請求項2】 高温ポンプの軸封部は軸封水の圧力調整
用排水部および排水停止機構を有し、制御装置は主給水
機構停止または軸封水流量低減後、補助給水機構の駆動
によって軸封水供給圧が一定値に上昇するまでの間、前
記排水停止機構による排水停止を行わせるものとされて
いる請求項1に記載の高温ポンプ用軸封水供給装置。 - 【請求項3】 高温ポンプの軸封部には冷却器および温
度検出器が付設されており、制御装置は前記冷却器の運
転停止、冷媒流量または前記軸封部温度を検知して補助
給水機構の運転制御を行うものとされている請求項1に
記載の高温ポンプ用軸封水供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14647393A JPH074386A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 高温ポンプ用軸封水供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14647393A JPH074386A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 高温ポンプ用軸封水供給装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH074386A true JPH074386A (ja) | 1995-01-10 |
Family
ID=15408440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14647393A Pending JPH074386A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 高温ポンプ用軸封水供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074386A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006140505A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Tokyo Electron Ltd | ポンプを冷却する方法及びシステム |
| WO2019021958A1 (ja) * | 2017-07-26 | 2019-01-31 | 株式会社 荏原製作所 | ポンプおよびシールシステム |
| CN114033738A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-02-11 | 厦门水务集团有限公司 | 一种立式水泵的轴封冷却积水盘 |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP14647393A patent/JPH074386A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006140505A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Tokyo Electron Ltd | ポンプを冷却する方法及びシステム |
| WO2019021958A1 (ja) * | 2017-07-26 | 2019-01-31 | 株式会社 荏原製作所 | ポンプおよびシールシステム |
| CN110945249A (zh) * | 2017-07-26 | 2020-03-31 | 株式会社荏原制作所 | 泵以及密封系统 |
| JPWO2019021958A1 (ja) * | 2017-07-26 | 2020-07-30 | 株式会社荏原製作所 | ポンプおよびシールシステム |
| CN114033738A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-02-11 | 厦门水务集团有限公司 | 一种立式水泵的轴封冷却积水盘 |
| CN114033738B (zh) * | 2021-11-30 | 2023-12-12 | 厦门市政水务集团有限公司 | 一种立式水泵的轴封冷却积水盘 |
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