JPH0743872U - ダクト兼用天井パネル - Google Patents
ダクト兼用天井パネルInfo
- Publication number
- JPH0743872U JPH0743872U JP3148093U JP3148093U JPH0743872U JP H0743872 U JPH0743872 U JP H0743872U JP 3148093 U JP3148093 U JP 3148093U JP 3148093 U JP3148093 U JP 3148093U JP H0743872 U JPH0743872 U JP H0743872U
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- JP
- Japan
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- ceiling
- duct
- ceiling panel
- board
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- Pending
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Landscapes
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Duct Arrangements (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天井仕上げ部材に空調設備とケーブル配線設
備の機能を持たせ、単純な構造で施工工事が容易であ
り、同一階高に対して天井高を高くとれ、保守点検作業
が容易であり、ケーブル類を整然と分類整理して配線で
きるようにする。 【構成】 断熱材製の上面ボート81と下面ボード82
が小さな間隔をおいて平行に配置されて同じく断熱材製
の両側面部83とともに一体化され、偏平な中空角筒構
造をなし、前記下面ボード82の外面が天井仕上げ材と
なっているとともに、前記上面ボード81の外面部分に
適宜なパターンで突設された配線ガイド部材9を備え
備の機能を持たせ、単純な構造で施工工事が容易であ
り、同一階高に対して天井高を高くとれ、保守点検作業
が容易であり、ケーブル類を整然と分類整理して配線で
きるようにする。 【構成】 断熱材製の上面ボート81と下面ボード82
が小さな間隔をおいて平行に配置されて同じく断熱材製
の両側面部83とともに一体化され、偏平な中空角筒構
造をなし、前記下面ボード82の外面が天井仕上げ材と
なっているとともに、前記上面ボード81の外面部分に
適宜なパターンで突設された配線ガイド部材9を備え
Description
【0001】
この考案は、一般的なビルなどに適用される天井空調設備とケーブル類の配線 設備とを融合した天井構造を実現するのに用いるダクト兼用天井パネルに関する 。
【0002】
空調装置の給気用ダクトや吹出口を天井裏に組込む天井構造は、独立ダクト方 式と天井チャンバー給気方式とに大別される。独立ダクト方式とは、コンクリー トスラブと天井パネル(仕上げ材)との間の空間に天井パネルとは別体の独立し たダクトを配管する構造である。天井チャンバ給気方式とは、天井ふところ全体 を空調装置の給気チャンバとして利用するもので、独立した給気ダクトはなく、 天井ふところ全体がダクトスペースとなり、天井パネル面の適宜位置に設けた吹 出口から室内に空調空気を吹出す構造である。
【0003】 いずれの方式の天井構造においても、前記の空調設備とは別途に電力ケーブル や通信ケーブルなどの配線設備を天井裏あるいは床下に配設している。
【0004】 オフィスオートメーションのための床配線方式としてセルラーダクトと呼ばれ る構造が知られている。これはスラブ下面のデッキプレートの凹溝を配線スペー スとして利用する方式であり、デッキプレートの下面に特殊カバーを取り付けて 、デッキプレートの凹溝に直交する溝空間を形成する。このように形成されたマ トリクス状の溝空間を配線スペースとし、オフィスオートメーション機器の電力 ケーブルや通信ケーブルなどを配線する。
【0005】 従来、前記のようなセルラーダクトを組み込んだ天井配線構造に対して、前述 の独立ダクト方式あるいは天井チャンバ給気方式の空調設備はまったく独立した 構造となっていた。
【0006】
前述の独立ダクト方式の天井構造では、複雑な曲り箇所を含むダクトの事前製 作が面倒なだけでなく、スラブ下面にダクトを取り付けたり相互に接続する作業 は現場合わせ的な手作業となり、全体として非常に大規模で面倒な工事となる。 また、ダクトの設置スペースの高さ寸法が大きく、同じ階高であっても天井高が 低くなるので、所定の天井高を実現するには階高を高く設定しなければならない 。さらに独立ダクト方式では、いったん空調ダクトを天井裏に組み込んだ状態で 修理またはメンテナンスを行なう場合に、天井パネルをいちいち剥がすか、ある いは点検口を予め要所につくっておき、そこから狭い天井裏に入って作業を行わ なければならず、非常に不便であった。
【0007】 一方、前記天井チャンバ給気方式は独立ダクト方式に比べてはるかに簡単な構 造となり、同一階高での天井高を高くできるし、保守点検の作業も容易である。 しかし、天井ふところ全体が給気チャンバとなるので、意図しない隙間が存在す ることが多く、隙間から室外へ空気が漏れて熱の損失を生じるという問題がある 。また、コンクリートスラブや梁あるいは壁によって空調空気の熱が吸収されて しまうので、ここでも熱の損失を生じる。さらに給気チャンバとしての容積が必 要以上に大きくなり、空調装置の運転開始時から室内に冷気や暖気が行き渡るま での立上がり時間が長くなる。
【0008】 また従来は、室内天井における空調設備とケーブル類の配線設備とは別個に設 計・施工されていたので、全体としての設備部品数が多くて工事も面倒であり、 コスト高になっていた。
【0009】 この考案は前述した従来の問題点に鑑みなされたもので、その目的は、空調設 備と配線設備とを複合化し、低コストで施工が簡単で、かつ階高に与える影響の 少ない構造で、熱の損失のない効率的な空調を実現することができ、部分的な風 量の増減などレイアウトの変更も容易な天井空調システムを実現するとともに、 ケーブル類の配線が容易な天井構造を実現するためのダクト兼用天井パネルを提 供することにある。
【0010】
この考案に係るダクト兼用天井パネルは、小さな間隔をおいて平行に配置され た断熱材製の上面ボード及び下面ボードと、同じく断熱材製の両側面部とが一体 化されて偏平な中空角筒構造をなし、前記下面ボードの外面が天井仕上げ材とな っているとともに、前記上面ボードの外面部分に適宜なパターンで突設された配 線ガイド部材を備えたものである。
【0011】
前記ダクト兼用天井パネルを下面ボードが他の天井パネルとほぼ面一になるよ うにスラブ下に配設し、複数の前記ダクト兼用天井パネルの中空部を適宜に連続 させて空調装置に結合し、その空調装置から前記中空部に送風した空調空気を室 内に導く構成とする。つまりダクト兼用天井パネル自体が偏平な空気流通路を形 成しており、この通路が空調装置につながり、天井ふところ内に空調空気が無用 に拡散することはない。またダクト兼用天井パネルは断熱材性であるので、空調 空気の熱の損失はきわめて少ない。
【0012】 さらに、前記ダクト兼用天井パネルにおける前記上面ボードの外面部分に前記 配線ガイド部部材を突設しており、このガイド部材を利用し電力ケーブルや通信 ケーブルあるいはOA機器のケーブル類を整然と配線することができる。
【0013】
この考案の一実施例によるダクト兼用天井パネルを用いて構成した広域吹出し 式天井空調システムを図1および図2に示している。図において、1は天井およ び床を構成するコンクリートスラブ、2は柱、3は梁である。
【0014】 コンクリートスラブ1の下面に多数の吊りボルト4を垂設し、この吊りボルト 4と梁3などを利用して多数のCチャンネル5を水平に配設する。また、これら Cチャンネル5の下面に水平に掛け渡すようにTバー6を溶接などによって固着 する。Tバー6は逆T字型の姿勢で配設し、その水平張り出し部が下になってい る。多数のTバー6は所定間隔をおいて平行に配設され、各Tバー6の下端の水 平張り出し部は全て同一水平面内に位置する。
【0015】 前記のTバー6を支持部材として通気性天井パネル7およびダクト兼用パネル 8を装着する。この実施例では、平行なパターンで設置された各Tバー6の一区 画毎に通気性天井パネル7とダクト兼用天井パネル8とを交互に設置している。
【0016】 通気性天井パネル7は、パンチングメタルあるいはエキスパンデッドメタルの ような多孔性の金属パネル材や、プラスチック製の多孔性成形パネル材や、これ らと目の粗い布地などを組み合わせたパネル材により構成された通気性のある天 井パネルである。この天井パネル7の幅はTバー6の設置間隔にほぼ等しく、こ れをTバー6間に差し入れ、その両側部をTバー6の水平張り出し部の上に載せ るようにして設置している。
【0017】 ダクト兼用天井パネル8の構造について詳述する。このパネル8は、図2に示 すように、断熱材製の上面ボート81と下面ボード82が小さな間隔をおいて平 行に配置されて同じく断熱材製の両側面部83とともに一体化され、偏平な中空 角筒構造をなし、前記下面ボード82の外面が天井仕上げ材となっているもので ある。
【0018】 ここで断熱材ボードとしてはグラスウールを主体にしたものが好適である。具 体的には、高密度グラスウールの表面(ダクト外面側)にガラス繊維強化アルミ クラフト紙を貼り合わせるとともに、その裏面(ダクト内面側)には黒色樹脂を コーティングして繊維の飛散を防ぐようにしたボードを用いる。しかも、上面ボ ード81と下面ボード82と両側面ボード83とを連続した一枚のボードで構成 する。つまり、一枚のボードを折り曲げることで偏平な中空筒を構成するととも に、そのボードの両縁部を接合することでダクト兼用天井パネル8を製作するこ とができる。そして、少なくとも下面ボード82に相当する面の外側に天井仕上 げ材となる表面材を貼り合わせる。
【0019】 ダクト兼用天井パネル8も2本のTバー6の間隔部分に配置され、Tバー6の 水平張り出し部の上に載せて設置されている。図から明らかなように、ダクト兼 用天井パネル8の通気性パネル8aは他の通気性天井パネル7と面一になり、パ ネル7とともに天井仕上げ材となる。通気性天井パネル7およびダクト兼用天井 パネル8はTバー6の長手方向に適当な長さに分割されており、Tバー6間に設 置した状態で相互に連結される。ダクト兼用天井パネル8の中空部は以下のよう に空調用の給気経路となるが、相互に連通するダクト兼用天井パネル8の繋ぎ目 部分から空気漏れを起こさないような連結構造とする。
【0020】 また図示していないが、空調装置の本体部分は室外に設置されており、ダクト 兼用天井パネル8のダクト空間が空調装置の送風口に連結されているとともに、 通気性天井パネル7とスラブ1との間の天井裏空間が空調装置の空気吸込み側に 結合されている。つまり、空調装置から圧送される空調空気をダクト兼用天井パ ネル8の内部に送り込み、後述のように設ける吹出部を通して空調空気を室内に 吹出す構成とする。また、通気性天井パネル7とスラブ1との間の天井裏空間を 排気経路(リターンエアスペース)とし、室内の空気を通気性天井パネル7を通 して天井裏に吸込み、空調装置へ還流させる。
【0021】 また図2に示すように、ダクト兼用天井パネル8における上面ボード81の外 面部分には適宜なパターンで多数の配線ガイド部材9が突設されている。この実 施例の配線ガイド部材9は半円形のプレート状のもので、各部材9はダクト8b の上面に垂直に突設されている。多数の配線ガイド部材9は、ダクト8bの両側 端にそってそれぞれ一直線をなすように配列されているとともに、ダクト上面の 中央部分に2本の平行な直線上に並んで配設されている。
【0022】 図2において、10、11、12は天井裏に配線するケーブルを示し、例えば 10は電力ケーブル、11は電話線などの通信ケーブル、12はオフコンやパソ コンを相互接続するネットワーク用のケーブルである。これらのケーブル10、 11、12は天井裏空間においてダクト兼用天井パネル8の上面に載せて配線す るのであるが、そのときケーブル10、11、12を整然と分類整理するととも に、それらケーブルの位置が簡単にはずれないようにするために配線ガイド部材 9を設けている。つまり、上面ボード81の外面部分に突設されている配線ガイ ド部材9がケーブル10、11、12の配線位置を規制する手段となり、このガ イド部材9を利用することにより各種のケーブル10、11、12を種類別に分 類して整然と配線することができる。
【0023】 ダクト兼用天井パネル8を梁3と直交方向に配設する場合であって、その梁3 の下面とダクト兼用天井パネル8の上面との間にケーブル類を通す間隔が有れば 何ら問題はない。しかし梁3の下面にほぼ密着してダクト兼用天井パネル8を配 設する場合、梁3とダクト兼用天井パネル8との交差部分については図3または 図4のような工夫でケーブル類を配線する必要がある。
【0024】 図3の例では、梁3の下面部分にケーブル類を通すための穴13を形成し、ダ クト兼用天井パネル8の上面に配線されたケーブル10、11、12を穴13に 通して配線する。
【0025】 図4では、ダクト兼用天井パネル8の上面に配線したケーブル10、11、1 2を、梁3との交差部分で側面側へ迂回させている。
【0026】 なお、空調装置から圧送される空気を室内に吹き出す部分の構成については、 以下の例のようにさまざまな形態で実施することができる。例えば、前記のダク ト兼用天井パネルにおける前記下面ボードを通気性のあるボードで構成し、その 通気ボードを吹出口とする。この場合の通気ボードとしては、パンチングメタル あるいはエキスパンデッドメタルのような多孔性金属板材や、プラスチック製の 多孔性板材や、これらと目の粗い布地などを組合せた複合板材により構成したも のを用い、ダクト内外をあまり抵抗なく空気を流通させるようにする。また他の 例としては、前記ダクト兼用天井パネルの連結部分に別の吹出口ユニットを挟み 込む構成がある。
【0027】
以上詳細に説明したように、この考案のダクト兼用天井パネルは、断熱材製の 上面ボートと下面ボードが小さな間隔をおいて平行に配置されて同じく断熱材製 の両側面部とともに一体化され、偏平な中空角筒構造をなし、前記下面ボードの 外面が天井仕上げ材となっている。そして、一般の天井パネル面とダクト兼用天 井パネルの前記下面ボードとが面一になるような配設状態とし、これらダクト兼 用天井パネルの中空部を相互に連続させて空調装置につながる給気ダクトを構成 するようにした。
【0028】 したがって、天井仕上げ面は梁下面より偏平なダクト兼用天井パネルの厚み寸 法分だけ低くなる程度であり、従来の独立ダクト方式の天井構造に比べて同一階 高であれば天井高を高くでき、同一天井高であれば階高を低くすることができる 。また、天井仕上げ材と空調ダクトとが一体的に融合した構造となり、独立ダク ト方式に比べて構造および工事がはるかに簡単になり、天井チャンバ給気方式に 近いシンプルな構造となる。
【0029】 さらに、ダクト兼用天井パネルの上面部分に配線ガイド部材を突設したので、 電力ケーブルや通信ケーブルあるいはOA機器のケーブル類をダクト兼用天井パ ネルの上面において前記ガイド部材を利用して各ケーブルを整然と分類整理した 状態で配線することができる。このように天井仕上げ部材と天井空調設備とを一 体的に融合させ、さらに天井裏でのケーブル類の配線設備をも融合した構造とな るので、全体としての部材数が大幅に減り、また設備工事も非常に簡単となる。
【図1】この考案の一実施例によるダクト兼用天井パネ
ルを用いて構成した広域吹出し式天井空調システムを採
用した建物の内観斜視図である。
ルを用いて構成した広域吹出し式天井空調システムを採
用した建物の内観斜視図である。
【図2】同上実施例におけるダクト兼用天井パネルの詳
細を示す斜視図である。
細を示す斜視図である。
【図3】同上実施例におけるケーブル配線態様を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】同上実施例におけるケーブル配線態様の他の例
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
1 スラブ 2 柱 3 梁 4 吊りボルト 5 Cチャンネル 6 Tバー 7 通気性天井パネル 8 ダクト兼用天井パネル 81 上面ボード 82 下面ボード 83 側面部 9 配線ガイド部材 10、11、12 ケーブル 13 穴
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F24F 13/02 F C H02G 3/04 311 Z
Claims (1)
- 【請求項1】 小さな間隔をおいて平行に配置された断
熱材製の上面ボード及び下面ボードと、同じく断熱材製
の両側面部とが一体化されて偏平な中空角筒構造をな
し、前記下面ボードの外面が天井仕上げ材となっている
とともに、前記上面ボードの外面部分に適宜なパターン
で突設された配線ガイド部材を備えたダクト兼用天井パ
ネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3148093U JPH0743872U (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ダクト兼用天井パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3148093U JPH0743872U (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ダクト兼用天井パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0743872U true JPH0743872U (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12332438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3148093U Pending JPH0743872U (ja) | 1993-06-11 | 1993-06-11 | ダクト兼用天井パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0743872U (ja) |
-
1993
- 1993-06-11 JP JP3148093U patent/JPH0743872U/ja active Pending
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