JPH0744154Y2 - スピーカ用振動板 - Google Patents
スピーカ用振動板Info
- Publication number
- JPH0744154Y2 JPH0744154Y2 JP1986130745U JP13074586U JPH0744154Y2 JP H0744154 Y2 JPH0744154 Y2 JP H0744154Y2 JP 1986130745 U JP1986130745 U JP 1986130745U JP 13074586 U JP13074586 U JP 13074586U JP H0744154 Y2 JPH0744154 Y2 JP H0744154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- dome
- shaped
- speaker
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、主にドーム形スピーカの振動板の改良に関
する。
する。
〈従来の技術〉 従来の例えば、直接輻射形のドーム形の振動板において
は、特公昭31-653の如く同心円状に凹凸の皺を振動板一
面に形成するとともに、振動面の厚さを薄くして、質量
を軽減することをもって弾性を高めた構造がある。
は、特公昭31-653の如く同心円状に凹凸の皺を振動板一
面に形成するとともに、振動面の厚さを薄くして、質量
を軽減することをもって弾性を高めた構造がある。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところが前述のような振動板においては、同心円の凹凸
部が連続してあるので、共振がのり易く音圧周波数特性
のピークや谷が多く発生し、かつ、再生音は特に高音域
における歪音が多い。
部が連続してあるので、共振がのり易く音圧周波数特性
のピークや谷が多く発生し、かつ、再生音は特に高音域
における歪音が多い。
このような、振動板の高音限界周波数付近の共振は主に
振動板が同心円状の分割振動を起こして、輻射するの
で、高音域における歪が発生し易い。
振動板が同心円状の分割振動を起こして、輻射するの
で、高音域における歪が発生し易い。
この考案はこのような欠点を除くために高音域の高音限
界周波数付近の耳につくピーク音をなくすために、一周
連続しない円弧状の凹欠部(2)を対称的に形成して、
同心円状の共振が発生しないように抑制したドーム形振
動板(1)である。
界周波数付近の耳につくピーク音をなくすために、一周
連続しない円弧状の凹欠部(2)を対称的に形成して、
同心円状の共振が発生しないように抑制したドーム形振
動板(1)である。
〈問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための本考案の構成を実施例に対
応する第1〜5図について説明すると、本考案は、ドー
ム形の振動部外縁部に、対称的に円弧状の凹欠部(2)
を設けてなるものである。
応する第1〜5図について説明すると、本考案は、ドー
ム形の振動部外縁部に、対称的に円弧状の凹欠部(2)
を設けてなるものである。
しかして、第1〜2図の金属薄板製のドーム形振動板
(1)の凹欠部(2)の軸心と平行な端面(3)は軸心
と同心の円弧状の曲面で、第5〜6図の振動板(1)の
凹欠部(2)の軸心と平行な端面は、平面状である。
(1)の凹欠部(2)の軸心と平行な端面(3)は軸心
と同心の円弧状の曲面で、第5〜6図の振動板(1)の
凹欠部(2)の軸心と平行な端面は、平面状である。
〈作用〉 本考案は前記の手段によって、ドーム形振動板(1)の
凹欠部(2),(2)を形成した直径を半波長とするよ
うな再生振動周波数帯域において、振動半径が一定に揃
わないので定在波が発生せず、振動の対称性がくずれ
て、同心円的な分割振動が起きないので耳につく共振音
は発生しなくなり、高音再生限界域の歪音はなくなる。
凹欠部(2),(2)を形成した直径を半波長とするよ
うな再生振動周波数帯域において、振動半径が一定に揃
わないので定在波が発生せず、振動の対称性がくずれ
て、同心円的な分割振動が起きないので耳につく共振音
は発生しなくなり、高音再生限界域の歪音はなくなる。
〈実施例〉 以下実施例を示す第1〜6図について説明すると、ドー
ム形振動板(1)の外縁近傍に、同一半径の円弧状の凹
欠部(2),(2)を互いに対向して対称的に設けてあ
る。前記の凹欠部(2)の端面(3)は軸心に平行で、
底面(4)は軸心と垂直である。而して、ドーム形振動
部全体が、同一材質で形成され、全面が連続してなる構
成のドーム形の振動部外縁部に、対称的に円弧状の前記
凹欠部(2)を、振動板の上下面が通気しないように設
けてある形状のスピーカ用振動板である。しかるとき
は、円弧状の凹欠部(2)の直径と略等しい波長の周波
数において、円周方向に振動スティフネスが異なるの
で、共振勢力が分散され、音圧周波数特性上の著しい共
振によるピークは生じない。この凹欠部の巾、高さ、長
さ及び設ける位置などは、振動板(1)の組成材料の種
類、形状、厚さ、ヤング率、とり除きたい歪の種類等に
よって自由に選ぶことができる。
ム形振動板(1)の外縁近傍に、同一半径の円弧状の凹
欠部(2),(2)を互いに対向して対称的に設けてあ
る。前記の凹欠部(2)の端面(3)は軸心に平行で、
底面(4)は軸心と垂直である。而して、ドーム形振動
部全体が、同一材質で形成され、全面が連続してなる構
成のドーム形の振動部外縁部に、対称的に円弧状の前記
凹欠部(2)を、振動板の上下面が通気しないように設
けてある形状のスピーカ用振動板である。しかるとき
は、円弧状の凹欠部(2)の直径と略等しい波長の周波
数において、円周方向に振動スティフネスが異なるの
で、共振勢力が分散され、音圧周波数特性上の著しい共
振によるピークは生じない。この凹欠部の巾、高さ、長
さ及び設ける位置などは、振動板(1)の組成材料の種
類、形状、厚さ、ヤング率、とり除きたい歪の種類等に
よって自由に選ぶことができる。
薄い振動板用材料板を成形した直径78mmφのドーム形振
動板(1)においては、材質のヤング率(E/ρ)によっ
ても異なるが、一般に、3,000Hz近傍に、外径から由来
する定在波共振を発生するが、このような歪音を除去す
るには、直径約4,25cmの円周上に、円弧状凹欠部
(2),(2)を形成すると、3,000Hzの定在波共振勢
力が、凹欠部(2),(2)の上にのって減衰されるの
で、第4図の周波数特性図のように所期の3,000Hz近傍
の歪音を除去できる。
動板(1)においては、材質のヤング率(E/ρ)によっ
ても異なるが、一般に、3,000Hz近傍に、外径から由来
する定在波共振を発生するが、このような歪音を除去す
るには、直径約4,25cmの円周上に、円弧状凹欠部
(2),(2)を形成すると、3,000Hzの定在波共振勢
力が、凹欠部(2),(2)の上にのって減衰されるの
で、第4図の周波数特性図のように所期の3,000Hz近傍
の歪音を除去できる。
ドーム形振動板の材質としては、一般にアルミニウム、
ジュラルミン等のアルミニウム合金、チタン等の金属薄
板、また、フェノール系、またはポリプロピレン等の合
成樹脂製薄板が多く用いられるが、本願考案において
は、前記した金属薄板がヤング率等の物性の調整が困難
であるので適用し易く、かつ効果が大きい。
ジュラルミン等のアルミニウム合金、チタン等の金属薄
板、また、フェノール系、またはポリプロピレン等の合
成樹脂製薄板が多く用いられるが、本願考案において
は、前記した金属薄板がヤング率等の物性の調整が困難
であるので適用し易く、かつ効果が大きい。
以下本考案の代表的と思われる実施例について説明した
が、本考案は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではなく、本考案にいう構成要件を備えかつ、
本考案にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
が、本考案は必ずしもこれらの実施例構造のみに限定さ
れるものではなく、本考案にいう構成要件を備えかつ、
本考案にいう目的を達成し、以下にいう効果を有する範
囲内において適宜改変して実施することができるもので
ある。
〈考案の効果〉 本考案は上記のような構成であるから、金属製ドーム形
振動板(1)に対称的に形成した凹欠部(2),(2)
によって、振動板(1)の振動姿態、特に高音域の分割
振動が集中的に発生しないから、高音域の分割共振によ
る歪を低減することができるとともに、振動部全体が、
同一材質で形成され、全面が連続してなるから、振動板
の表裏両面の音圧の短絡を生じないので、音響的に音圧
の短絡を発生せずスピーカとしての能率を低減しない。
振動板(1)に対称的に形成した凹欠部(2),(2)
によって、振動板(1)の振動姿態、特に高音域の分割
振動が集中的に発生しないから、高音域の分割共振によ
る歪を低減することができるとともに、振動部全体が、
同一材質で形成され、全面が連続してなるから、振動板
の表裏両面の音圧の短絡を生じないので、音響的に音圧
の短絡を発生せずスピーカとしての能率を低減しない。
この考案は金属製スピーカ用振動板面の上面部に突出部
がないのでイコライザーと相対するホーン形スピーカ用
振動板としても利用できる。
がないのでイコライザーと相対するホーン形スピーカ用
振動板としても利用できる。
第1図はこの考案のスピーカ用振動板の平面図、第2図
は同側面図、第3図はスピーカ用振動板を組み込んだス
ピーカの断面図、第4図は従来例(点線で示す)と本考
案(実線で示す)の周波数特性、第5図は別の実施例の
スピーカ用振動板の平面図、第6図は同側面図である。 図中(1)は振動板、(2)は凹欠部である。
は同側面図、第3図はスピーカ用振動板を組み込んだス
ピーカの断面図、第4図は従来例(点線で示す)と本考
案(実線で示す)の周波数特性、第5図は別の実施例の
スピーカ用振動板の平面図、第6図は同側面図である。 図中(1)は振動板、(2)は凹欠部である。
Claims (1)
- 【請求項1】ドーム形振動部全体が、同一材質で形成さ
れ、全面が連続してなる構成のドーム形の振動部外縁部
に、対称的に円弧状の凹欠部(2)を、振動板の上下面
が通気しないように設けて、その凹欠部(2)の端面
(3)が、軸心と平行で底面(4)が軸心と垂直である
形状の、金属の薄板をもって形成してなるドーム形スピ
ーカ用振動板(1)。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986130745U JPH0744154Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | スピーカ用振動板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986130745U JPH0744154Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | スピーカ用振動板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6338496U JPS6338496U (ja) | 1988-03-12 |
| JPH0744154Y2 true JPH0744154Y2 (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=31028538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986130745U Expired - Lifetime JPH0744154Y2 (ja) | 1986-08-26 | 1986-08-26 | スピーカ用振動板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744154Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52145024A (en) * | 1976-03-19 | 1977-12-02 | Datsudorei Haautsudo Hatsuji | Electroacoustic transmitter vibrating plate |
| JPS6118694U (ja) * | 1984-07-09 | 1986-02-03 | オンキヨー株式会社 | ド−ム型スピ−カ− |
-
1986
- 1986-08-26 JP JP1986130745U patent/JPH0744154Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6338496U (ja) | 1988-03-12 |
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