JPH07442A - 白内障手術用吸引逆送装置 - Google Patents
白内障手術用吸引逆送装置Info
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- JPH07442A JPH07442A JP4358635A JP35863592A JPH07442A JP H07442 A JPH07442 A JP H07442A JP 4358635 A JP4358635 A JP 4358635A JP 35863592 A JP35863592 A JP 35863592A JP H07442 A JPH07442 A JP H07442A
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Landscapes
- Surgical Instruments (AREA)
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 白内障手術用吸引装置であって、液流系統の
バランス回復のレスポンスの向上をはかるため、吸引装
置に逆流機能を付加して急激な気圧変化による波状を作
らない通水ベント方式の白内障手術用吸引逆送装置を提
供する。 【構成】 超音波チップと灌流の注入口と吸引口とが先
端に装備されたハンドピースで、灌流瓶から供給される
灌流を灌流供給ラインから灌流駆動バルブを介して前房
内に注入し、術後の破砕片をハンドピース先端の吸引ポ
ンプを作動させて吸引口から排出する構造であるととも
に、吸引圧を解除するベントバルブを装備した白内障手
術用吸引装置であって、吸引圧を大気圧に戻す為の装置
が、大気の導入でなく、吸引ポンプに吸引逆送装置を装
備した構造であり、また、フットスイッチと逆転可能な
蠕動ポンプとから成る構成である。
バランス回復のレスポンスの向上をはかるため、吸引装
置に逆流機能を付加して急激な気圧変化による波状を作
らない通水ベント方式の白内障手術用吸引逆送装置を提
供する。 【構成】 超音波チップと灌流の注入口と吸引口とが先
端に装備されたハンドピースで、灌流瓶から供給される
灌流を灌流供給ラインから灌流駆動バルブを介して前房
内に注入し、術後の破砕片をハンドピース先端の吸引ポ
ンプを作動させて吸引口から排出する構造であるととも
に、吸引圧を解除するベントバルブを装備した白内障手
術用吸引装置であって、吸引圧を大気圧に戻す為の装置
が、大気の導入でなく、吸引ポンプに吸引逆送装置を装
備した構造であり、また、フットスイッチと逆転可能な
蠕動ポンプとから成る構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は白内障手術用の吸引の制
御装置に関するものであり、特に、吸引の圧力を大気圧
に戻す為の手段として、吸引を逆送する逆流機構を備え
た吸引制御装置に関する。
御装置に関するものであり、特に、吸引の圧力を大気圧
に戻す為の手段として、吸引を逆送する逆流機構を備え
た吸引制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】白内障の手術中は灌流を注入しながら超
音波振動により患部の水晶体を破砕・剥離させ、破砕し
た断片や剥離片を灌流液と一緒に体外に吸引除去する手
術方法が採られている。手術用のハンドピースはその先
端に超音波チップが装備されており、先端部で水晶体を
破砕剥離しつつ、灌流を注入するとともに破砕した小片
や液を吸引して体外へ移送する。先端の超音波チップは
内部に吸引用の細管が設けられた管体から成り、その周
囲には、灌流液の注入用の外周管が、超音波チップと被
覆スリーブとの間隙に設けられている。
音波振動により患部の水晶体を破砕・剥離させ、破砕し
た断片や剥離片を灌流液と一緒に体外に吸引除去する手
術方法が採られている。手術用のハンドピースはその先
端に超音波チップが装備されており、先端部で水晶体を
破砕剥離しつつ、灌流を注入するとともに破砕した小片
や液を吸引して体外へ移送する。先端の超音波チップは
内部に吸引用の細管が設けられた管体から成り、その周
囲には、灌流液の注入用の外周管が、超音波チップと被
覆スリーブとの間隙に設けられている。
【0003】白内障の手術は患部である前嚢内に灌流液
を注入しながら手術が行われる。灌流液は通常は上部に
位置される灌流瓶より灌流駆動バルブを介して、チュー
ビングセットの灌流ラインを経て、ハンドピース先端部
に取り付けられた超音波チップと該チップの外周を覆う
被覆スリーブとの間隙から、前嚢内に注入される。灌流
液は通常、患者の眼の位置より高い位置にセットされた
灌流瓶から、その高低差を利用して眼内に灌流される。
灌流圧は灌流瓶を上下することによって調節される。
を注入しながら手術が行われる。灌流液は通常は上部に
位置される灌流瓶より灌流駆動バルブを介して、チュー
ビングセットの灌流ラインを経て、ハンドピース先端部
に取り付けられた超音波チップと該チップの外周を覆う
被覆スリーブとの間隙から、前嚢内に注入される。灌流
液は通常、患者の眼の位置より高い位置にセットされた
灌流瓶から、その高低差を利用して眼内に灌流される。
灌流圧は灌流瓶を上下することによって調節される。
【0004】超音波振動で破砕または剥離された水晶体
の患部小片および液等は、灌流等と混合したままハンド
ピースの先端に取り付けられた超音波チップの内部細管
を通り、チュービングセットの吸引ラインを経て体外へ
吸引され、排水袋に移送される。
の患部小片および液等は、灌流等と混合したままハンド
ピースの先端に取り付けられた超音波チップの内部細管
を通り、チュービングセットの吸引ラインを経て体外へ
吸引され、排水袋に移送される。
【0005】手術中には破砕剥離した水晶体の小片およ
び液を連続的に吸引して体外に除去したい場合と、吸引
を一時的に即時に中断したい場合とがある。吸引を中断
する場合、吸引ポンプをOFFにすることは勿論である
が、即時に吸引状態が元の状態に復元できない点に問題
がある。吸引状態から吸引していない元の状態に瞬時に
復元させる為に、吸引圧を相殺する構造として、大気を
利用するエアーベントと灌流を利用する通水通水ベント
の二つの方法が採用されている。
び液を連続的に吸引して体外に除去したい場合と、吸引
を一時的に即時に中断したい場合とがある。吸引を中断
する場合、吸引ポンプをOFFにすることは勿論である
が、即時に吸引状態が元の状態に復元できない点に問題
がある。吸引状態から吸引していない元の状態に瞬時に
復元させる為に、吸引圧を相殺する構造として、大気を
利用するエアーベントと灌流を利用する通水通水ベント
の二つの方法が採用されている。
【0006】エアーベント方式は、吸引状態を中断する
場合に、吸引ポンプをOFFにすると同時に大気を吸引
口側に導入して、吸引ポンプの負圧を相殺する大気を導
入し、全体を大気圧とすることにより、眼内を吸引前の
状態に戻す方式である。大気が吸引路に入る為に、再び
吸引を開始する際には多少の残留空気が吸引される事に
なるが、手術とは無関係であるので問題は生じない。
場合に、吸引ポンプをOFFにすると同時に大気を吸引
口側に導入して、吸引ポンプの負圧を相殺する大気を導
入し、全体を大気圧とすることにより、眼内を吸引前の
状態に戻す方式である。大気が吸引路に入る為に、再び
吸引を開始する際には多少の残留空気が吸引される事に
なるが、手術とは無関係であるので問題は生じない。
【0007】一方、通水ベント方式は、吸引状態を中断
する際に、吸引ポンプをOFFにすると同時に吸引側か
らも灌流を導入する構造とすることにより、吸引ポンプ
の負圧を相殺する方式である。吸引用の蠕動ポンプが停
止すると、灌流の通水用ピンチバルブが一瞬開いて、灌
流が吸引ラインに通水され、吸引ラインの中の負圧は大
気圧となる。この時、灌流液の一部が瞬時に吸引ライン
を逆流するために、チップの先端に負圧で吸着していた
水晶体物質とその破片は負圧を失ってチップの先端から
解き放される。
する際に、吸引ポンプをOFFにすると同時に吸引側か
らも灌流を導入する構造とすることにより、吸引ポンプ
の負圧を相殺する方式である。吸引用の蠕動ポンプが停
止すると、灌流の通水用ピンチバルブが一瞬開いて、灌
流が吸引ラインに通水され、吸引ラインの中の負圧は大
気圧となる。この時、灌流液の一部が瞬時に吸引ライン
を逆流するために、チップの先端に負圧で吸着していた
水晶体物質とその破片は負圧を失ってチップの先端から
解き放される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】吸引実施時に眼内への
灌流と眼内からの吸引の間で液流系統がバランスをくず
した時には、この液流系統への負荷として吸引を直ちに
停止して、バランス状態を回復させることが急務であ
る。しかしながら従来の方法では通水ベント、エアベン
トのいずれもがその動作の反応速度(レスポンス)に於
て必ずしも充分なものではなく、そのため患眼の損傷を
引き起こすこともしばしば見られている。このような欠
点を克服し、液流系統のバランス回復のレスポンスの向
上をはかるため、本方式は吸引動作を逆転させて迅速な
バランスの回復を得るものである。
灌流と眼内からの吸引の間で液流系統がバランスをくず
した時には、この液流系統への負荷として吸引を直ちに
停止して、バランス状態を回復させることが急務であ
る。しかしながら従来の方法では通水ベント、エアベン
トのいずれもがその動作の反応速度(レスポンス)に於
て必ずしも充分なものではなく、そのため患眼の損傷を
引き起こすこともしばしば見られている。このような欠
点を克服し、液流系統のバランス回復のレスポンスの向
上をはかるため、本方式は吸引動作を逆転させて迅速な
バランスの回復を得るものである。
【0009】そこで、本発明の目的は、逆流装置を使用
して急激な気圧変化による波状を作らない通水ベント方
式の白内障手術用吸引逆送装置を提供することにある。
更に、フットスイッチの踏み量に対応する負圧と加圧を
与えられる構造とすることにより、急激な気圧変化によ
る波状を作らない通水ベント方式の吸引逆流制御装置を
提供することにある。
して急激な気圧変化による波状を作らない通水ベント方
式の白内障手術用吸引逆送装置を提供することにある。
更に、フットスイッチの踏み量に対応する負圧と加圧を
与えられる構造とすることにより、急激な気圧変化によ
る波状を作らない通水ベント方式の吸引逆流制御装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の構成は、超音波チップと灌流の注入口と吸引
口とが先端に装備されたハンドピースで、灌流瓶から供
給される灌流を灌流供給ラインから灌流駆動バルブを介
して前房内に注入し、術後の破砕片をハンドピース先端
の吸引ポンプを作動させて吸引口から排出する構造であ
ると共に、吸引圧を解除するベントバルブを装備した白
内障手術用吸引装置であって、吸引圧を大気圧に戻す為
の装置が、大気の導入でなく、吸引ポンプに吸引の逆送
装置が装置された構造であることを特徴としている。
の本発明の構成は、超音波チップと灌流の注入口と吸引
口とが先端に装備されたハンドピースで、灌流瓶から供
給される灌流を灌流供給ラインから灌流駆動バルブを介
して前房内に注入し、術後の破砕片をハンドピース先端
の吸引ポンプを作動させて吸引口から排出する構造であ
ると共に、吸引圧を解除するベントバルブを装備した白
内障手術用吸引装置であって、吸引圧を大気圧に戻す為
の装置が、大気の導入でなく、吸引ポンプに吸引の逆送
装置が装置された構造であることを特徴としている。
【0011】本発明の吸引逆送装置の構成は、フットス
イッチと逆転可能な蠕動ポンプとから成ることを特徴と
している。また、吸引圧を継続的に検出し、常に大気圧
になるように自動的に吸引逆送装置が作動する構成であ
り、更に、手術者が負圧解除を制御できる様に手術者の
フットスイッチの踏み量に対応した吸引圧または逆送圧
が実現できる構成である。
イッチと逆転可能な蠕動ポンプとから成ることを特徴と
している。また、吸引圧を継続的に検出し、常に大気圧
になるように自動的に吸引逆送装置が作動する構成であ
り、更に、手術者が負圧解除を制御できる様に手術者の
フットスイッチの踏み量に対応した吸引圧または逆送圧
が実現できる構成である。
【0012】
【作用】前記構成の白内障手術用吸引逆送装置によれ
ば、手術者は吸引を中断させたい場合は、吸引用の蠕動
ポンプを逆回転作動させて吸引を逆送する。これによ
り、波状を起こさせることなく吸引圧である負圧を解除
すると同時に吸引口に吸着されていた水晶体物質の剥離
片を吸引口から除去することができる。また、別の実施
例では、フットスイッチの踏み幅で負圧と加圧を制御で
きるので、波状を作ることなく徐々に負圧を解除するこ
とができる。
ば、手術者は吸引を中断させたい場合は、吸引用の蠕動
ポンプを逆回転作動させて吸引を逆送する。これによ
り、波状を起こさせることなく吸引圧である負圧を解除
すると同時に吸引口に吸着されていた水晶体物質の剥離
片を吸引口から除去することができる。また、別の実施
例では、フットスイッチの踏み幅で負圧と加圧を制御で
きるので、波状を作ることなく徐々に負圧を解除するこ
とができる。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例である白内障手術用吸引逆
送装置の構成図を図1に、従来の白内障手術用灌流吸引
装置の構成図を図2に、ハンドピース先端部を図3に示
す。
送装置の構成図を図1に、従来の白内障手術用灌流吸引
装置の構成図を図2に、ハンドピース先端部を図3に示
す。
【0014】白内障手術用吸引逆送装置は、灌流瓶1と
灌流ライン2と灌流弁3とハンドピース4と吸引ライン
5と可逆蠕動ポンプ6と吸引逆送制御装置7とから成
る。
灌流ライン2と灌流弁3とハンドピース4と吸引ライン
5と可逆蠕動ポンプ6と吸引逆送制御装置7とから成
る。
【0015】灌流瓶1は灌流11を貯水するボトルであ
って、流圧を確保する為に、手術者の使用するハンドピ
ース4より高い場所に位置させる必要がある。この実施
例では、約65cmの高さの位置に懸架台で設置されてお
り、43mmHgに加圧された状態を作り出している。設置
位置 (高さ) は患者の位置と必要とされる水圧との関係
で必要に応じて適宜調節することができる。
って、流圧を確保する為に、手術者の使用するハンドピ
ース4より高い場所に位置させる必要がある。この実施
例では、約65cmの高さの位置に懸架台で設置されてお
り、43mmHgに加圧された状態を作り出している。設置
位置 (高さ) は患者の位置と必要とされる水圧との関係
で必要に応じて適宜調節することができる。
【0016】灌流ライン2は灌流瓶1とハンドピース4
とを連結するパイプである。灌流ライン2の中間に灌流
弁3が設けられており、灌流弁はソレノイドで電気的に
開閉される。また、灌流弁のスイッチは手術者の足元に
装置されるフットスイッチとなる。
とを連結するパイプである。灌流ライン2の中間に灌流
弁3が設けられており、灌流弁はソレノイドで電気的に
開閉される。また、灌流弁のスイッチは手術者の足元に
装置されるフットスイッチとなる。
【0017】ハンドピース4の先端は、図3で示す通
り、超音波チップ41と該超音波チップの管の中に設け
られた吸引路42と吸引口43、および、超音波チップ
と被覆スリーブ44との間隙に設けられた灌流路45と
灌流注水口46とからなる。手術者は、灌流を注入しな
がら超音波チップで水晶体、硝子体等を破砕し、破砕片
や剥離片を灌流で患部から洗い流し、フットスイッチを
操作して吸引ポンプ(この実施例では可逆蠕動ポンプ6
後述)を作動させて、手術の残骸である破砕片や剥離片
を灌流とともに吸引する。吸引流はパイプ体である吸引
ライン5を通って外部の排水袋(図示せず)に移送され
る。
り、超音波チップ41と該超音波チップの管の中に設け
られた吸引路42と吸引口43、および、超音波チップ
と被覆スリーブ44との間隙に設けられた灌流路45と
灌流注水口46とからなる。手術者は、灌流を注入しな
がら超音波チップで水晶体、硝子体等を破砕し、破砕片
や剥離片を灌流で患部から洗い流し、フットスイッチを
操作して吸引ポンプ(この実施例では可逆蠕動ポンプ6
後述)を作動させて、手術の残骸である破砕片や剥離片
を灌流とともに吸引する。吸引流はパイプ体である吸引
ライン5を通って外部の排水袋(図示せず)に移送され
る。
【0018】可逆蠕動ポンプ6はこの実施例では蠕動ポ
ンプによる流体駆動装置である。ダイヤフラムに限定さ
れるものではなく、ベンチュリー方式であってもよい。
可逆蠕動ポンプ6は流体に吸引負圧を与えるものであ
り、ポンプを作動させることによりハンドピース4の先
端吸引口43から破砕片と灌流からなる廃液を吸引して
排水袋に移送する。この実施例の可逆蠕動ポンプ6は、
負圧を与えて吸引する作動の他に、作動を逆転して負圧
を解除することができる構造である。なお、負圧を解除
する方法として、手術者(サージャン)のフットスイッ
チの踏み込み量に対応して徐々に負圧をコントロールし
ながら解除するリニアコントロール構造とすることも可
能である。
ンプによる流体駆動装置である。ダイヤフラムに限定さ
れるものではなく、ベンチュリー方式であってもよい。
可逆蠕動ポンプ6は流体に吸引負圧を与えるものであ
り、ポンプを作動させることによりハンドピース4の先
端吸引口43から破砕片と灌流からなる廃液を吸引して
排水袋に移送する。この実施例の可逆蠕動ポンプ6は、
負圧を与えて吸引する作動の他に、作動を逆転して負圧
を解除することができる構造である。なお、負圧を解除
する方法として、手術者(サージャン)のフットスイッ
チの踏み込み量に対応して徐々に負圧をコントロールし
ながら解除するリニアコントロール構造とすることも可
能である。
【0019】この実施例では吸引逆流制御装置7は、フ
ットスイッチの踏み込みで負圧を与え、踏み込みを戻す
際に、単に負圧の供給を中断するのではなく、積極的に
ポンプを逆回転させることにより負圧の昇圧をコントロ
ールしながら解除する方式となっている。すなわち、吸
引逆流制御装置7を踏み込むと負圧が掛かり、前房内の
廃液である灌流と破砕・剥離片は吸引されて吸引パイプ
から外部へ吸引排出される。一方、踏み込んだフットス
イッチから足を上げると、通常は大気圧に一気に戻って
しまうが、この実施例では、可逆蠕動ポンプが逆回転す
ることになり、負圧を解消する圧が逆方向に加わること
になるこれにより、灌流瓶1と直結している灌流ライン
2に連結している灌流逆送バルブ71が開き、灌流瓶1
からの灌流が吸引方向とは逆方向(図1では右方向)に
流れてハンドピース4方向に供給される。これにより、
吸引ラインに吸出されていた廃液は再度前房内に逆送さ
れることになる。
ットスイッチの踏み込みで負圧を与え、踏み込みを戻す
際に、単に負圧の供給を中断するのではなく、積極的に
ポンプを逆回転させることにより負圧の昇圧をコントロ
ールしながら解除する方式となっている。すなわち、吸
引逆流制御装置7を踏み込むと負圧が掛かり、前房内の
廃液である灌流と破砕・剥離片は吸引されて吸引パイプ
から外部へ吸引排出される。一方、踏み込んだフットス
イッチから足を上げると、通常は大気圧に一気に戻って
しまうが、この実施例では、可逆蠕動ポンプが逆回転す
ることになり、負圧を解消する圧が逆方向に加わること
になるこれにより、灌流瓶1と直結している灌流ライン
2に連結している灌流逆送バルブ71が開き、灌流瓶1
からの灌流が吸引方向とは逆方向(図1では右方向)に
流れてハンドピース4方向に供給される。これにより、
吸引ラインに吸出されていた廃液は再度前房内に逆送さ
れることになる。
【0020】
【発明の効果】本発明に係る白内障手術用吸引逆送装置
は、以上述べたような構成であるので次のような効果が
ある。先ず、負圧を大気圧に戻す方法として灌流に加え
られていた負圧(200mmHg) に灌流を逆送する圧を加
えることにより、急激に大気圧に戻すことなく、コント
ロール下で負圧を強制的に解除させる事が出来、最終的
に大気圧と同一の気圧に収束するまでの間、灌流や剥離
片の全体に波状を派生することがない。また、フットス
イッチの踏み圧に対応する負圧と加圧を与えられる構造
とすることにより、急激な気圧変化による波状を作らな
い通水ベント方式の吸引逆流制御装置が実現できた。
は、以上述べたような構成であるので次のような効果が
ある。先ず、負圧を大気圧に戻す方法として灌流に加え
られていた負圧(200mmHg) に灌流を逆送する圧を加
えることにより、急激に大気圧に戻すことなく、コント
ロール下で負圧を強制的に解除させる事が出来、最終的
に大気圧と同一の気圧に収束するまでの間、灌流や剥離
片の全体に波状を派生することがない。また、フットス
イッチの踏み圧に対応する負圧と加圧を与えられる構造
とすることにより、急激な気圧変化による波状を作らな
い通水ベント方式の吸引逆流制御装置が実現できた。
【図1】白内障手術用吸引逆送装置の一実施例の構成図
である。
である。
【図2】従来の白内障手術用吸引装置を示す構成図であ
る。
る。
【図3】ハンドピース先端部を示す図である。
1 灌流瓶 11 灌流 2 灌流弁 3 灌流ライン 4 ハンドピース 41 超音波チップ 42 吸引路 43 吸引口 44 被覆スリーブ 45 灌流路 46 灌流注水口 5 吸引ライン 6 可逆蠕動ポンプ 7 吸引逆送制御装置 71 ベントバルブ
Claims (4)
- 【請求項1】超音波チップと灌流の注入口と吸引口とを
先端に装備したハンドピースと、該ハンドピース先端と
灌流瓶と連結する灌流供給ラインと、灌流駆動バルブ
と、該ハンドピース先端と直結した吸引ラインと、吸引
ポンプと、吸引圧を解除するベントバルブとからなる白
内障手術用吸引装置において、吸引圧を大気圧に戻す為
に吸引ポンプに吸引の逆送装置が装置されていることを
特徴とする白内障手術用吸引逆送装置 - 【請求項2】 前記吸引逆送装置が、フットスイッチと
逆転可能な蠕動ポンプとから成ることを特徴とする請求
項1項記載の白内障手術用吸引逆送装置 - 【請求項3】 前記吸引逆送装置であって、吸引圧を継
続的に検出し、常に大気圧になるように自動的に吸引逆
送装置が作動する構成であることを特徴とする請求項1
項記載の白内障手術用吸引逆送装置 - 【請求項4】 前記吸引逆送装置が、手術者のフットス
イッチの踏み量に対応した吸引圧または逆圧であること
を特徴とする白内障手術用吸引逆送装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4358635A JPH07442A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 白内障手術用吸引逆送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4358635A JPH07442A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 白内障手術用吸引逆送装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07442A true JPH07442A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=18460336
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4358635A Pending JPH07442A (ja) | 1992-12-28 | 1992-12-28 | 白内障手術用吸引逆送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07442A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6723065B2 (en) | 1999-12-22 | 2004-04-20 | Makoto Kishimoto | Intraocular surgical apparatus |
| JP2008149148A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | Alcon Inc | 吸引室内の流体流を制御するためのシステム及び方法 |
| JP2009153988A (ja) * | 2002-04-25 | 2009-07-16 | Alcon Inc | 手術システム |
| JP2011507626A (ja) * | 2007-12-20 | 2011-03-10 | ボシュ・アンド・ロム・インコーポレイテッド | 真空ポンプを停止するための手段を有する外科手術システム |
| JP2011509155A (ja) * | 2008-01-10 | 2011-03-24 | アルコン リサーチ, リミテッド | 水晶体吸引術吸引装置用の吸引制御 |
| JP2015142603A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 株式会社ニデック | 灌流吸引装置および灌流吸引制御プログラム |
| US9694119B2 (en) | 2012-04-26 | 2017-07-04 | Gyrus Acmi, Inc. | Surgical instrument |
| CN113712730A (zh) * | 2020-05-26 | 2021-11-30 | 深圳市钛金时代科技开发有限公司 | 一种独立管道超声乳化套件 |
-
1992
- 1992-12-28 JP JP4358635A patent/JPH07442A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6723065B2 (en) | 1999-12-22 | 2004-04-20 | Makoto Kishimoto | Intraocular surgical apparatus |
| JP2009153988A (ja) * | 2002-04-25 | 2009-07-16 | Alcon Inc | 手術システム |
| JP2008149148A (ja) * | 2006-12-18 | 2008-07-03 | Alcon Inc | 吸引室内の流体流を制御するためのシステム及び方法 |
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| US9314553B2 (en) | 2008-01-10 | 2016-04-19 | Alcon Research, Ltd. | Surgical system |
| US9694119B2 (en) | 2012-04-26 | 2017-07-04 | Gyrus Acmi, Inc. | Surgical instrument |
| JP2015142603A (ja) * | 2014-01-31 | 2015-08-06 | 株式会社ニデック | 灌流吸引装置および灌流吸引制御プログラム |
| CN113712730A (zh) * | 2020-05-26 | 2021-11-30 | 深圳市钛金时代科技开发有限公司 | 一种独立管道超声乳化套件 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040309 |