JPH0744548B2 - モデムシステムの受信信号制御方式 - Google Patents
モデムシステムの受信信号制御方式Info
- Publication number
- JPH0744548B2 JPH0744548B2 JP2040630A JP4063090A JPH0744548B2 JP H0744548 B2 JPH0744548 B2 JP H0744548B2 JP 2040630 A JP2040630 A JP 2040630A JP 4063090 A JP4063090 A JP 4063090A JP H0744548 B2 JPH0744548 B2 JP H0744548B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- modem
- test
- slave station
- data
- divergence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [概要] ホスト側の親局モデム下り及び上り回線を介して端末装
置を備えた子局モデムを接続してホストと端末装置間で
データを伝送するモデムシステムに関し、 受信データの異常による端末装置の誤動作を確実に防止
することを目的とし、 子局モデムに、モデム受信部の発散状態を検出する発散
状態検出部及び又は親局からの試験状態を監視する試験
状態監視部を設け、発散中や試験中は端末装置に対する
受信データを所定の論理値に固定する、例えばZクラン
プを行うように構成する。
置を備えた子局モデムを接続してホストと端末装置間で
データを伝送するモデムシステムに関し、 受信データの異常による端末装置の誤動作を確実に防止
することを目的とし、 子局モデムに、モデム受信部の発散状態を検出する発散
状態検出部及び又は親局からの試験状態を監視する試験
状態監視部を設け、発散中や試験中は端末装置に対する
受信データを所定の論理値に固定する、例えばZクラン
プを行うように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、ホストと複数端末との間でデータ伝送を行う
マルチポイント接続されたモデムシステムに関する。
マルチポイント接続されたモデムシステムに関する。
親局モデムに対し下り回線及び上り回線を介して複数の
子局モデムをマルチポイント接続したモデムシステムで
は、ホストからのポーリングに応答して端末装置(DT
E)からデータを送信しているが、子局モデム受信部で
タップ係数がオーバーフローして受信不能となる発散状
態が起きた時や、親局側から特定の子局に対しループ試
験を行った場合にき、端末装置に対し異常な受信データ
が出力されて端末装置が誤動作を起こす可能性があり、
モデム発散状態や試験中での端末誤動作を未然に防止す
ることが望まれる。
子局モデムをマルチポイント接続したモデムシステムで
は、ホストからのポーリングに応答して端末装置(DT
E)からデータを送信しているが、子局モデム受信部で
タップ係数がオーバーフローして受信不能となる発散状
態が起きた時や、親局側から特定の子局に対しループ試
験を行った場合にき、端末装置に対し異常な受信データ
が出力されて端末装置が誤動作を起こす可能性があり、
モデム発散状態や試験中での端末誤動作を未然に防止す
ることが望まれる。
[従来の技術] 従来のマルチポイント接続されたモデムシステムにあっ
ては、第9図に示すようにホスト側の親局モデム10に対
し下り回線100及び上り回線200を介して複数の子局モデ
ム12−1〜12−nをマルチポイント接続(交流接続)し
ている。ホスト側は親局モデム10を通して端末ポーリン
グのための送信データを下り回線100に送信し、送信デ
ータは子局モデム12−1〜12−nで受信復調され、不図
示の端末装置(DTE)に受信データRDとして出力され
る。自己の呼出しを判別した端末装置は子局モデムに対
し送信データSDを出力し、上り回線200を介し親局モデ
ム10に送って復調し、ホストに通知している。
ては、第9図に示すようにホスト側の親局モデム10に対
し下り回線100及び上り回線200を介して複数の子局モデ
ム12−1〜12−nをマルチポイント接続(交流接続)し
ている。ホスト側は親局モデム10を通して端末ポーリン
グのための送信データを下り回線100に送信し、送信デ
ータは子局モデム12−1〜12−nで受信復調され、不図
示の端末装置(DTE)に受信データRDとして出力され
る。自己の呼出しを判別した端末装置は子局モデムに対
し送信データSDを出力し、上り回線200を介し親局モデ
ム10に送って復調し、ホストに通知している。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のマルチポイント接続さ
れたモデムシステムにあっては、例えば第9図に示すよ
うに、子局モデム12−nの受信部に設けられた自動等化
器でタップ係数がオーバーフローする発散状態が起きて
受信不能となった場合、端末装置に対する受信データRD
として無意味なゴミデータが出力される。
れたモデムシステムにあっては、例えば第9図に示すよ
うに、子局モデム12−nの受信部に設けられた自動等化
器でタップ係数がオーバーフローする発散状態が起きて
受信不能となった場合、端末装置に対する受信データRD
として無意味なゴミデータが出力される。
また第10図に示すように、ホストからのリモートループ
形成指令により例えば子局モデム12−1のループ試験を
行うために親局モデム10を介して下り回線100に試験デ
ータを送出した場合、試験対象となる子局モデム12−1
以外の子局モデム12−2〜12−nでも下り回線100から
試験データを受信し、端末装置に受信データRDとして試
験データを送出することになる。
形成指令により例えば子局モデム12−1のループ試験を
行うために親局モデム10を介して下り回線100に試験デ
ータを送出した場合、試験対象となる子局モデム12−1
以外の子局モデム12−2〜12−nでも下り回線100から
試験データを受信し、端末装置に受信データRDとして試
験データを送出することになる。
この場合に端末装置から見て発散時のゴミデータ又は試
験仮名の試験データは無意味なデータとなり、ゴミデー
タ又は試験データにより端末装置が誤動作を起こす可能
性があった。
験仮名の試験データは無意味なデータとなり、ゴミデー
タ又は試験データにより端末装置が誤動作を起こす可能
性があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、受信データの異常による端末装置の誤動作を確実
に防止するモデムシステムの受信信号制御方式を提供す
ることを目的とする。
ので、受信データの異常による端末装置の誤動作を確実
に防止するモデムシステムの受信信号制御方式を提供す
ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず本発明は、ホストと接続された親局モデム10に対し
下り回線100及び上り回線200を介して複数の子局モデム
12−1〜12−nを接続し、各子局モデム12−1〜12−n
に接続した端末装置14−1〜14−nと親局側のホストと
の間でデータ伝送を行うマルチポイント接続のモデムシ
ステムを対象とする。
下り回線100及び上り回線200を介して複数の子局モデム
12−1〜12−nを接続し、各子局モデム12−1〜12−n
に接続した端末装置14−1〜14−nと親局側のホストと
の間でデータ伝送を行うマルチポイント接続のモデムシ
ステムを対象とする。
このようなモデムシステムにつき本発明にあっては、子
局モデム12−1〜12−nの各々に、モデム受信部の発散
状態を検出する発散検出部16を設け、発散検出部16の検
出出力が得られた時に端末装置16−1〜16−nに対する
受信データRDを所定の論理値に固定するように構成す
る。
局モデム12−1〜12−nの各々に、モデム受信部の発散
状態を検出する発散検出部16を設け、発散検出部16の検
出出力が得られた時に端末装置16−1〜16−nに対する
受信データRDを所定の論理値に固定するように構成す
る。
更に子局モデム12−1〜12−nの各々には、前記発散検
出部16に加え、親局モデム10による試験状態を監視する
試験状態監視部18を設け、試験状態監視部18から試験状
態を示す監視出力が得られたときにも、端末装置14−1
〜14−nに対する受信データRDを所定の論理値に固定す
るように構成する。
出部16に加え、親局モデム10による試験状態を監視する
試験状態監視部18を設け、試験状態監視部18から試験状
態を示す監視出力が得られたときにも、端末装置14−1
〜14−nに対する受信データRDを所定の論理値に固定す
るように構成する。
勿論、子局モデム12−1〜12−nの各々には、前記試験
状態監視部18のみを設けて試験状態で端末装置14−1〜
14−nに対する受信データRDを所定の倫理値に固定する
ようにしても良い。
状態監視部18のみを設けて試験状態で端末装置14−1〜
14−nに対する受信データRDを所定の倫理値に固定する
ようにしても良い。
[作用] このような構成を備えた本発明によるモデムシステムの
受信信号制御方式によれば、子局モデムが発散状態によ
り通信不能に陥ることで端末装置にゴミデータを出力す
る異常状態となっても、発散状態で端末装置に対する受
信データRDは所定の論理値(0又は1或いはZクラン
プ)のいずれかに固定されるため、端末装置の受信デー
タRDによる誤動作を確実に防止できる。
受信信号制御方式によれば、子局モデムが発散状態によ
り通信不能に陥ることで端末装置にゴミデータを出力す
る異常状態となっても、発散状態で端末装置に対する受
信データRDは所定の論理値(0又は1或いはZクラン
プ)のいずれかに固定されるため、端末装置の受信デー
タRDによる誤動作を確実に防止できる。
また親局側からのリモートループの形成により特定の子
局モデムのループ試験が行われても、試験対象となって
いる以外の子局モデムで親局からの試験データにより試
験状態を検知すると、端末装置に対する受信データRDを
所定の論理値に固定して試験データの端末装置に対する
出力を禁止し、試験中に他の子局モデムの端末装置が子
動作することを確実に防止できる。
局モデムのループ試験が行われても、試験対象となって
いる以外の子局モデムで親局からの試験データにより試
験状態を検知すると、端末装置に対する受信データRDを
所定の論理値に固定して試験データの端末装置に対する
出力を禁止し、試験中に他の子局モデムの端末装置が子
動作することを確実に防止できる。
[実施例] 第2図は本発明のモデムシステム構成図である。
第2図において、10は親局モデムであり、ホスト20を接
続し、ホスト20からの送信データSDをアナログ信号に変
調して下り回線100に送出し、また上り回線200からのア
ナログ信号を受信復調して受信データRDをホスト20に出
力する。
続し、ホスト20からの送信データSDをアナログ信号に変
調して下り回線100に送出し、また上り回線200からのア
ナログ信号を受信復調して受信データRDをホスト20に出
力する。
親局モデム10からの下り回線100及び上り回線200に対し
ては複数の子局モデム12−1,12−2,・・・12−nがマル
チポイント接続される。子局モデム12−1〜12−nのそ
れぞれには端末装置(DTE)14−1〜14−nが接続され
る。
ては複数の子局モデム12−1,12−2,・・・12−nがマル
チポイント接続される。子局モデム12−1〜12−nのそ
れぞれには端末装置(DTE)14−1〜14−nが接続され
る。
子局モデム12−12−nは下り回線100を介して常時親局
モデム10より送られているポーリング用の送信データを
受信して受信データRDとして端末装置14−1〜14−nに
出力している。端末装置14−1〜14−nは受信データRD
から自己の呼出しを判別すると、対応する子局モデム12
−1〜12−nに対し送信データSDを出力し、子局モデム
12−1〜12−nでアナログ信号に変調して上り回線200
に送信し、親局モデム10の受信復調によりホスト20にデ
ータを送るようにしている。
モデム10より送られているポーリング用の送信データを
受信して受信データRDとして端末装置14−1〜14−nに
出力している。端末装置14−1〜14−nは受信データRD
から自己の呼出しを判別すると、対応する子局モデム12
−1〜12−nに対し送信データSDを出力し、子局モデム
12−1〜12−nでアナログ信号に変調して上り回線200
に送信し、親局モデム10の受信復調によりホスト20にデ
ータを送るようにしている。
このようなマルチポイント接続のモデムシステムにつき
本発明にあっては、子局モデム12−1〜12−nのそれぞ
れにモデム受信部の発散状態を検出する発散検出部と、
親局モデム10側からの試験状態を監視する試験状態監視
部が設けられ、発散検出出力及びまたは試験状態の監視
出力が得られたときに対応する端末装置14−1〜14−n
に対する受信データRDを所定の論理値に固定するように
構成する。
本発明にあっては、子局モデム12−1〜12−nのそれぞ
れにモデム受信部の発散状態を検出する発散検出部と、
親局モデム10側からの試験状態を監視する試験状態監視
部が設けられ、発散検出出力及びまたは試験状態の監視
出力が得られたときに対応する端末装置14−1〜14−n
に対する受信データRDを所定の論理値に固定するように
構成する。
第3図は第2図の子局モデムの一実施例を示した実施例
構成図である。
構成図である。
第3図において、受信回線となる下り回線100は受信ア
ナログ部22に接続され、受信アナログ部22に受けられた
分離トランスで回線受信信号を分離して復調部24に出力
する。復調部24は受信アナログ部22からの受信アナログ
信号をA/D変換してデジタルシグナルプロセッサ(以
下、「DSP」と言う)に入力し、下り回線100の回線劣化
要因のキャンセル処理を行なう。即ち、DSPはプログラ
ム制御によりAGC回路、自動等化器(AEQ)、キャリア自
動位相制御回路(CAPC)、予測フィルタ(PRDF)を用い
た位相ジッタ除去回路を備え、AGC回路で受信信号レベ
ルを一定レベルに補償し、AEQで符号間干渉成分を除去
し、CAPCにより周波数オフセット及び位相エラーを除去
し、更に予測フィルタにより位相ジッタ成分を除去す
る。
ナログ部22に接続され、受信アナログ部22に受けられた
分離トランスで回線受信信号を分離して復調部24に出力
する。復調部24は受信アナログ部22からの受信アナログ
信号をA/D変換してデジタルシグナルプロセッサ(以
下、「DSP」と言う)に入力し、下り回線100の回線劣化
要因のキャンセル処理を行なう。即ち、DSPはプログラ
ム制御によりAGC回路、自動等化器(AEQ)、キャリア自
動位相制御回路(CAPC)、予測フィルタ(PRDF)を用い
た位相ジッタ除去回路を備え、AGC回路で受信信号レベ
ルを一定レベルに補償し、AEQで符号間干渉成分を除去
し、CAPCにより周波数オフセット及び位相エラーを除去
し、更に予測フィルタにより位相ジッタ成分を除去す
る。
復調部24で回線劣化要因のキャンセル処理が済んだ受信
信号は制御部26に与えられ、テーブルデータを使用した
判定処理により正しい信号点座標が判定される。このよ
うに判定された信号点座標はマッピング処理により1変
調当りのデータビット列に変換された後、最終的に各変
調毎のビット列を繋げ受信データRDとして端末装置に出
力される。
信号は制御部26に与えられ、テーブルデータを使用した
判定処理により正しい信号点座標が判定される。このよ
うに判定された信号点座標はマッピング処理により1変
調当りのデータビット列に変換された後、最終的に各変
調毎のビット列を繋げ受信データRDとして端末装置に出
力される。
このような子局モデムのモデム受信部に対し発散状態を
検出する発散検出部16が復調部24に対し設けられ、また
試験状態を監視する試験状態監視部18は制御部26の1つ
の機能として設けられる。
検出する発散検出部16が復調部24に対し設けられ、また
試験状態を監視する試験状態監視部18は制御部26の1つ
の機能として設けられる。
次に第3図の子局モデムにおける送信側を説明すると、
端末装置からの送信データSDは、まず制御部26に与えら
れ、モデムシステムの変調速度に対応した1変調当りの
ビットデータに区切られ、マッピング処理により複素平
面上での信号点座標に変換されて変調部28に出力され
る。変調部28にあっては、信号点座標の実数成分Reにつ
いてはcosωtで振幅変調し、また虚数成分Imについて
はsinωtで振幅変調し、両者の混合により直交振幅変
調信号(QAM)として送信アナログ部30に出力してアナ
ログ信号に変換した後、電力増幅して送信回線としての
上り回線200に送出する。
端末装置からの送信データSDは、まず制御部26に与えら
れ、モデムシステムの変調速度に対応した1変調当りの
ビットデータに区切られ、マッピング処理により複素平
面上での信号点座標に変換されて変調部28に出力され
る。変調部28にあっては、信号点座標の実数成分Reにつ
いてはcosωtで振幅変調し、また虚数成分Imについて
はsinωtで振幅変調し、両者の混合により直交振幅変
調信号(QAM)として送信アナログ部30に出力してアナ
ログ信号に変換した後、電力増幅して送信回線としての
上り回線200に送出する。
このような第3図の子局モデムにおける受信側及び送信
側の構成は受信側の発散検出部16及び試験状態監視部18
を除けば第2図の親局モデム10についても同じ構成とな
る。
側の構成は受信側の発散検出部16及び試験状態監視部18
を除けば第2図の親局モデム10についても同じ構成とな
る。
第4図は第3図の子局モデムにおける受信側の実施例構
成図を示す。
成図を示す。
第4図において、モデム受信部300は第3図における受
信アナログ部22、復調部24及び制御部26の受信側制御機
能で構成される。モデム受信部300に対しては発散検出
部16が設けられ、発散検出部16はモデム受信部300、具
体的には復調部24から発散状態を示す信号を受けて発散
状態の有無を監視しており、発散状態を検知すると論理
レベル1となる発散検出出力を生ずる。また、試験状態
監視部18はモデム受信部300で受信復調された受信デー
タRDを取り込んで試験状態の有無を監視しており、試験
状態を検知すると試験状態にあることを示す論理レベル
1となる試験状態監視出力を生ずる。
信アナログ部22、復調部24及び制御部26の受信側制御機
能で構成される。モデム受信部300に対しては発散検出
部16が設けられ、発散検出部16はモデム受信部300、具
体的には復調部24から発散状態を示す信号を受けて発散
状態の有無を監視しており、発散状態を検知すると論理
レベル1となる発散検出出力を生ずる。また、試験状態
監視部18はモデム受信部300で受信復調された受信デー
タRDを取り込んで試験状態の有無を監視しており、試験
状態を検知すると試験状態にあることを示す論理レベル
1となる試験状態監視出力を生ずる。
モデム受信部300からの受信データRD、発散検出部16の
検出出力及び試験状態監視部18の監視出力は受信データ
制御部32に与えられる。受信データ制御部32は発散検出
出力及び試験状態監視出力が共に論理レベル0となる通
常状態にあっては、モデム受信部300からの受信データR
Dをそのまま端末装置に出力するが、発散検出出力及び
または試験状態監視出力のいずれか一方が得られて論理
レベル1となった場合には、受信データRDの端末装置に
対する出力を禁止して、例えばZクランプ(ゼロクロス
クランプ)とするようになる。
検出出力及び試験状態監視部18の監視出力は受信データ
制御部32に与えられる。受信データ制御部32は発散検出
出力及び試験状態監視出力が共に論理レベル0となる通
常状態にあっては、モデム受信部300からの受信データR
Dをそのまま端末装置に出力するが、発散検出出力及び
または試験状態監視出力のいずれか一方が得られて論理
レベル1となった場合には、受信データRDの端末装置に
対する出力を禁止して、例えばZクランプ(ゼロクロス
クランプ)とするようになる。
第5図は第4図の発散検出部16の実施例をモデム受信側
と共に示した構成図である。
と共に示した構成図である。
第5図において、まずモデム受信側として受信信号の符
号間干渉を除去する自動等化器(AEQ)32、自動等化器3
2の出力に含まれる周波数オフセット及び位相エラーを
除去するキャリア自動位相制御回路(CAPC)36及びキャ
リア自動位相制御回路36の出力から正しい信号点座標を
判定する判定回路38を示している。ここで判定回路38と
しては、テーブルデータに基づいて正しい信号点を判定
する硬判定、あるいは送信側のトレリス符号化に基づい
て正しい信号点を判定するビタビ複号回路を用いた軟判
定回路のいずれか一方、もしくは両方が用いられる。
号間干渉を除去する自動等化器(AEQ)32、自動等化器3
2の出力に含まれる周波数オフセット及び位相エラーを
除去するキャリア自動位相制御回路(CAPC)36及びキャ
リア自動位相制御回路36の出力から正しい信号点座標を
判定する判定回路38を示している。ここで判定回路38と
しては、テーブルデータに基づいて正しい信号点を判定
する硬判定、あるいは送信側のトレリス符号化に基づい
て正しい信号点を判定するビタビ複号回路を用いた軟判
定回路のいずれか一方、もしくは両方が用いられる。
発散状態検出部16に対しては判定回路あ38の入力信号と
出力信号の差を減算器40で検出した信号、即ち判定エラ
ー信号が与えられる。減算器40からの判定エラー信号は
発散状態検出部16に設けられた積分回路42で積分され、
積分回路42の積分出力は判定回路44に与えられ、予め定
めた闘値との比較により発散の有無が判定される。積分
回路16の出力は例えば0〜1.0の値をとり、1に近い
程、受信品質が良いものとする。このような積分回路42
の積分出力に対し判定回路44においては発散状態を検出
するための闘値Thとして、例えばTh=0.5が設定され、
積分された判定エラー信号が闘値Th=0.5以下になると
論理レベル1となる発散検出出力を生ずる。
出力信号の差を減算器40で検出した信号、即ち判定エラ
ー信号が与えられる。減算器40からの判定エラー信号は
発散状態検出部16に設けられた積分回路42で積分され、
積分回路42の積分出力は判定回路44に与えられ、予め定
めた闘値との比較により発散の有無が判定される。積分
回路16の出力は例えば0〜1.0の値をとり、1に近い
程、受信品質が良いものとする。このような積分回路42
の積分出力に対し判定回路44においては発散状態を検出
するための闘値Thとして、例えばTh=0.5が設定され、
積分された判定エラー信号が闘値Th=0.5以下になると
論理レベル1となる発散検出出力を生ずる。
第6図は本発明の試験状態監視部の一実施例を示した構
成図であり、第3図に示した制御部26のプログラム制御
により試験コマンド回析部46、試験コマンド認識部48で
構成され、試験コマント認識部48の認識結果を受信信号
制御部32に与えている。
成図であり、第3図に示した制御部26のプログラム制御
により試験コマンド回析部46、試験コマンド認識部48で
構成され、試験コマント認識部48の認識結果を受信信号
制御部32に与えている。
試験コマンド回折部46は受信データRDから試験コマンド
を回折し、回析結果を試験コマンド認識部48に通知す
る。試験コマンド認識部48は例えば回折された試験コマ
ンドが子局モデムのループ試験であることを認識する
と、試験状態にあることを示す論理レベル1となる試験
状態監視出力を受信信号制御部32に与えて端末装置に対
するZクランプを行なわせるようになる。
を回折し、回析結果を試験コマンド認識部48に通知す
る。試験コマンド認識部48は例えば回折された試験コマ
ンドが子局モデムのループ試験であることを認識する
と、試験状態にあることを示す論理レベル1となる試験
状態監視出力を受信信号制御部32に与えて端末装置に対
するZクランプを行なわせるようになる。
第7図は本発明の受信制御方式による子局モデム発散時
の説明図であり、例えば子局モデム12−1に設けられた
自動等化器のタップ係数のオーバーフロー等により受信
品質が著しく低下する発散状態に陥ったとすると、子局
モデム12−nに設けられた発散検出部16の検出出力に基
づいて端末装置に対する受信データRDのZクランプが行
なわれ、子局モデム12−nが発散状態となってもゴミデ
ータが端末装置に送られて誤動作を起こすことを確実に
防止できる。
の説明図であり、例えば子局モデム12−1に設けられた
自動等化器のタップ係数のオーバーフロー等により受信
品質が著しく低下する発散状態に陥ったとすると、子局
モデム12−nに設けられた発散検出部16の検出出力に基
づいて端末装置に対する受信データRDのZクランプが行
なわれ、子局モデム12−nが発散状態となってもゴミデ
ータが端末装置に送られて誤動作を起こすことを確実に
防止できる。
第8図は子局ループ試験時の本発明による受信信号制御
を示した説明図であり、ホストからのリモートループ形
成指令により、例えば子局モデム12−1に試験ループが
図示のように形成され、ホストからの試験データSDが親
局モデム10より下り回線100に送信され、ループ状態に
ある子局モデム12−1で折り返されて上り回線200によ
り親局モデム10を介してホストに受信データRDとして戻
すループ試験を行なっていたとする。このようなループ
試験中にあっては試験対象となった子局モデム12−1以
外の子局モデム12−2〜12−nの全てで試験データが受
信されて端末装置に対し受信データRDとして送出される
ようになる。しかしながら本発明にあっては、子局モデ
ム12−2〜12−nのそれぞれで受信データRDが受信状態
にあることが検知されて端末装置に対する受信データRD
をZクランプすることとなり、試験データが受信データ
RDとして端末装置に与えられないことから、試験データ
による端末装置の誤動作を確実に防止することができ
る。
を示した説明図であり、ホストからのリモートループ形
成指令により、例えば子局モデム12−1に試験ループが
図示のように形成され、ホストからの試験データSDが親
局モデム10より下り回線100に送信され、ループ状態に
ある子局モデム12−1で折り返されて上り回線200によ
り親局モデム10を介してホストに受信データRDとして戻
すループ試験を行なっていたとする。このようなループ
試験中にあっては試験対象となった子局モデム12−1以
外の子局モデム12−2〜12−nの全てで試験データが受
信されて端末装置に対し受信データRDとして送出される
ようになる。しかしながら本発明にあっては、子局モデ
ム12−2〜12−nのそれぞれで受信データRDが受信状態
にあることが検知されて端末装置に対する受信データRD
をZクランプすることとなり、試験データが受信データ
RDとして端末装置に与えられないことから、試験データ
による端末装置の誤動作を確実に防止することができ
る。
なお、上記の実施例は子局モデム12−1〜12−nのそれ
ぞれに発散検出部16と試験状態監視部18の両方を設けた
場合を例にとるものであったが、他の実施例として子局
モデム12−1〜12−nに発散検出部16のみを設けてもよ
いし、また試験状態監視部18のみを設けるようにしても
よい。
ぞれに発散検出部16と試験状態監視部18の両方を設けた
場合を例にとるものであったが、他の実施例として子局
モデム12−1〜12−nに発散検出部16のみを設けてもよ
いし、また試験状態監視部18のみを設けるようにしても
よい。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、回線状態の悪
化によりモデムが発振状態となってデータ通信不能によ
り端末データにゴミデータが出力される状態、あるいは
モデムの試験を行なうことで正常にデータ通信ができな
いときにも、ゴミデータあるいは試験データによる端末
装置の誤動作を確実に防止し、信頼性の高いモデムシス
テムを実現することができる。
化によりモデムが発振状態となってデータ通信不能によ
り端末データにゴミデータが出力される状態、あるいは
モデムの試験を行なうことで正常にデータ通信ができな
いときにも、ゴミデータあるいは試験データによる端末
装置の誤動作を確実に防止し、信頼性の高いモデムシス
テムを実現することができる。
第1図は本発明の原理説明図; 第2図は本発明のモデムシステム構成図; 第3図は本発明の子局モデム構成図; 第4図は本発明の子局モデム受信側構成図; 第5図は本発明の発散状態検出部の実施例構成図; 第6図は本発明の試験状態監視部の実施例構成図; 第7図は本発明の子局モデム発散時の説明図: 第8図は本発明の子局ループ試験時の説明図; 第9図は従来の子局モデム発散時の説明図; 第10図は従来の子局ループ試験時の説明図である。 図中、 10:親局モデム 12,12−1〜12−n:子局モデム 14,14−1〜14−n:端末装置(DTE) 16:発散状態検出部 18:試験状態監視部 20:ホスト 22:受信アナログ部 24:復調部 26:制御部 28:変調部 30:送信アナログ部 32:受信信号制御部(RD制御部) 34:自動等化器(AEQ) 36:自動キャリア位相制御回路(CAPC) 38:判定回路 40:減算器 42:積分回路 44:判定回路 46:試験コマンド回折部 48:試験コマンド認識部 100:下り回線 200:上り回線 300:モデム受信部
Claims (3)
- 【請求項1】ホストを接続した親局モデム(10)に対し
下り回線(100)及び上り回線(200)を介して複数の子
局モデム(12−1〜12−n)を接続し、各子局モデム
(12−1〜12−n)に接続した端末装置(14−1〜14−
n)と親局側のホストとの間でデータ伝送を行うモデム
システムに於いて、 前記子局モデム(12−1〜12−n)の各々に、モデム受
信部の発散状態を検出する発散検出部(16)を設け、該
発散検出部(16)の検出出力が得られた時に端末装置
(14−1〜14−n)に対する受信データ(RD)を所定の
論理値に固定することを特徴とするモデムの受信信号制
御方式。 - 【請求項2】前記子局モデム(12−1〜12−n)の各々
に、前記発散検出部(16)に加えて前記親局モデム(1
0)による試験状態を監視する試験状態監視部(18)を
設け、該試験状態監視部(18)から試験状態を示す監視
出力が得られた時にも前記端末装置(14−1〜14−n)
に対する受信データ(RD)を所定の論理値に固定するこ
とを特徴とするモデムシステムの受信信号制御方式。 - 【請求項3】ホストを備えた親局モデム(10)に対し下
り回線(100)及び上り回線(200)を介して複数の子局
モデム(12−1〜12−n)を接続し、各子局モデム(12
−1〜12−n)に接続した端末装置(14−1〜14−n)
と親局側のホストとの間でデータ伝送を行うモデムシス
テムに於いて、 前記子局モデム(12−1〜12−n)の各々に、前記親局
モデム(10)による試験状態を監視する試験状態監視部
(18)を設け、該試験状態監視部(18)からの試験状態
を示す監視出力が得られた時に、前記端末装置(14−1
〜14−n)に対する受信データ(RD)を所定の論理地値
に固定することを特徴とするモデムシステムの受信信号
制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2040630A JPH0744548B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | モデムシステムの受信信号制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2040630A JPH0744548B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | モデムシステムの受信信号制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03243037A JPH03243037A (ja) | 1991-10-30 |
| JPH0744548B2 true JPH0744548B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=12585868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2040630A Expired - Fee Related JPH0744548B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | モデムシステムの受信信号制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0744548B2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-21 JP JP2040630A patent/JPH0744548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03243037A (ja) | 1991-10-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5321722A (en) | Multipoint connected communication system having function of retraining modems provided therein and method of retraining the modems | |
| JPS6249730A (ja) | 訓練信号検出方法及び装置 | |
| US4688235A (en) | Cross-polarization interference canceller | |
| KR900007176B1 (ko) | 다치(多値)신호 감시회로 | |
| JPH0744548B2 (ja) | モデムシステムの受信信号制御方式 | |
| US20120155583A1 (en) | Radio communication device having carrier phase noise elimination function, and radio communication method | |
| US5764708A (en) | Device for identifying a predetermined sequence of signals in a modem | |
| US4752943A (en) | Frequency of occurrence retraining decision circuit | |
| JPS60154756A (ja) | 信号識別方式 | |
| JPS5856555A (ja) | 復調制御方式 | |
| JPH01101041A (ja) | 半二重通信方式の中継装置 | |
| JPS61166250A (ja) | キヤリア信号検出方式 | |
| JPH0353732A (ja) | 回線状態識別方式 | |
| JPS58161577A (ja) | テレビジヨン中継機用信号検出方式 | |
| JPS61107850A (ja) | 復調装置のトレ−ニング信号検出回路 | |
| JPH05122189A (ja) | 交差偏波間干渉除去装置 | |
| JPH05260639A (ja) | ディジタル保護継電装置の自動監視回路 | |
| JPH09322275A (ja) | ガス燃焼機器のリモコン通信装置 | |
| JPH0275243A (ja) | モニタ方式 | |
| JPH0320187B2 (ja) | ||
| JPS59256A (ja) | 変復調装置試験方式 | |
| JPH03226044A (ja) | マルチポイント接続モデムのリトレーニング方式 | |
| JPH1013971A (ja) | ガス燃焼機器のリモコン通信装置 | |
| JPS6232665B2 (ja) | ||
| JPH1013565A (ja) | 変復調装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |