JPH0745458A - トロイダルコイル - Google Patents

トロイダルコイル

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Publication number
JPH0745458A
JPH0745458A JP20873793A JP20873793A JPH0745458A JP H0745458 A JPH0745458 A JP H0745458A JP 20873793 A JP20873793 A JP 20873793A JP 20873793 A JP20873793 A JP 20873793A JP H0745458 A JPH0745458 A JP H0745458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
case
coil
lid
claw
toroidal
Prior art date
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Pending
Application number
JP20873793A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Konno
博之 今野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokin Corp filed Critical Tokin Corp
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Publication of JPH0745458A publication Critical patent/JPH0745458A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着剤を用いることなくコアや巻線がケース
内に確実に固定され、コアや巻線の絶縁が確保され、蓋
とケースの固定も確実に短時間で行い易く、信頼性が高
く安価な製品が得られる構造のトロイダルコイルを供す
る。 【構成】ケース11と蓋5の各々の係合部に断面が鋸歯
状の爪13、6を設け、ケース11内周面と蓋5の外周
面上の爪13、6の間にそれぞれ溝14と凸部9を設
け、鋸歯状の爪13と爪6を噛み合わせ、溝14と凸部
9を嵌合させてコア4と巻線2をケース11内に固定す
る構造のトロイダルコイル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トロイダル状のコアよ
りなるトロイダルコイルに関わり、その構造に関係す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のトロイダルコイル17
は、図3にその断面を、図4に組立分解状態を示すよう
に、有底の筒状のケース11で、開口部18近くの内周
面に環状の凹部12が設けられたケース11と、このケ
ース11の溝状の凹部12に嵌合する大きさの板状の蓋
5で囲まれた空間に、トロイダル状のコア4の外周に巻
線2を施したコイル1を固定した構造である。蓋5には
リード線3を引き出すリード線挿入穴7が貫通状に加工
されている。また、必要により、取り付け用の取り付け
ピン19やスタンドオフ10が外側の面に取り付けられ
ている。この従来の構造では、ケース11内のコイル1
が、がたついたり、リード線3が浮き上がったりしない
ようにケース11の内面や蓋5の内側に接着剤15で固
定していた。蓋5の外周部8は蓋5の厚さが厚い場合は
図3及び図4に示されるようにその一部は段差加工し、
外周部8の厚み方向の一部のみで嵌合し、確実に固定で
きるようにしている。
【0003】しかし、このような構造の場合、接着剤1
5を使用しているので接着不良や接着忘れ、あるいは、
接着剤の流れだしによる半田不良等が発生し易く、品質
を低下させる。また、蓋5の固定は、蓋5の外周全域で
ケース11の凹部12と嵌合させて固定しているため、
完全に嵌合させることが難しく、不完全な嵌合状態で固
定されることが多く、信頼性を低下させるという問題が
ある。また、接着剤15を用いるため、その塗布や乾燥
に時間がかかり生産性を低下させ、接着剤の資材費もか
かり、原価を高くするという問題があり、さらに、接着
剤を用いるため作業環境が悪くなる傾向があるという問
題があった。また、従来の構造では、ケース11の底1
6面外側に記載されるラベル等の方向とリード線3の方
向とが一定にできないので、実装されたとき、製品の外
観を悪くしたり、品質管理上作業性が悪いという問題が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上述
の問題を解消した、接着剤を用いることなくコアや巻線
がケース内に確実に固定され、コアや巻線の絶縁が確保
され、蓋とケースの固定も確実に短時間で行い易く、信
頼性が高く安価な製品が得られる構造のトロイダルコイ
ルを供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、ケースと蓋の各々の係合部に、断面が
鋸歯状の爪を設け、ケース内周面と蓋の外周の爪の間に
それぞれ溝と凸部を設け、鋸歯状の爪と爪を噛み合わ
せ、溝と凸部を嵌合させてコイルをケース内に固定する
構造のトロイダルコイルを供する。
【0006】即ち、本発明は、(1)可撓性の絶縁性樹
脂よりなる有底筒状のケースと、このケースの開口部に
嵌め合いとなる板状の蓋により形成される空間に、トロ
イダル状のコアに巻線が施されたコイルを内蔵して成る
トロイダルコイルにおいて、ケースの開口部側の内周面
に断面が鋸歯状の爪が連続して複数加工され、かつ、ケ
ースの内周面に、この筒の奥行きの方向に複数の溝が加
工された構造のケースと、このケースの開口部に嵌め合
いとなる外形で前記ケースの爪に係合する断面が鋸歯状
の爪が外周部に設けられ、かつ、前記ケースの溝に対応
する位置に、大きさが前記ケースの溝と嵌め合いとなる
大きさの凸部が加工され、かつ、コイルのリード線を引
き出すためのリード線挿入穴が貫通して設けられた構造
の蓋とを用い、ケース内にトロイダル状のコアに巻線が
施されたコイルを内臓した前記ケースの開口部に、前記
蓋を嵌め合わせ、このケースの爪と蓋の爪とを噛み合わ
せることによりケース内のコイルを固定した構造を特徴
とするトロイダルコイル、および、(2)前記のトロイ
ダルコイルにおいて、前記コイルのリード線を引き出す
ためのリード線挿入穴が、ケース底部に、貫通して設け
られた構造のケースを用いたことを特徴とするトロイダ
ルコイルである。
【0007】
【作用】従来の全周に設けたケース内面の凹部と蓋外周
を全面で勘合させる構造に対して、ケースの奥行き方向
(縦方向)に設けた溝と蓋の凸部で複数に区切られた各
々の爪同士で係合するので、係合がたやすく確実に出来
る。また、縦方向に設けた溝と凸部によりケースの方向
と蓋の組合せ方向を一定の組み合せにできる。また、断
面が鋸歯状の複数の爪が設けられているので、コアや巻
線をしっかり押さえるまで押し込むことが出来、接着剤
などを用いることなくコアや巻線を絶縁性のケースに固
定できるのでトロイダルコイルの絶縁保護を安価に確保
できる。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の実施例のトロイダルコ
イルを示し、図(a)は断面を示す正面図で、図1
(b)は図1(a)のA部を拡大して示す拡大断面図で
ある。図2は、本発明の実施例のトロイダルコイルの構
造を説明する組立分解斜視図である。
【0009】図1及び図2に示すように、本発明のトロ
イダルコイルはトロイダル状のコア4に巻線2が施され
たコイル1と、これを収容する絶縁樹脂製のケース11
と絶縁樹脂製の蓋5から構成されている。
【0010】コイル1は、磁性又は非磁性のトロイダル
型のコア4の外周に絶縁処理の施された導線が所定の巻
数だけ巻線2として巻回されている。この巻線2の先端
はリード線3として、トロイダルコイルの軸方向にコイ
ルの外側で引き出されている。
【0011】ケース11は可撓性絶縁樹脂により成形さ
れている。ケース11は円筒状で一端は一体に加工され
た底16面で閉じられている。他端は解放状態の開口部
18である。この開口部18の内周面には、奥行き方向
に三本の溝14がU字状に加工されている。また、この
溝14間の周方向に横長の複数の爪13が加工されてい
る。爪13は、ケース側壁に対してその断面が直角三角
形を呈する形に加工されている。また、本実施例では爪
の向きは直角三角形の直角な面がケースの奥側になるよ
うに配置されている。
【0012】蓋5は、可撓性絶縁樹脂から成り、ケース
11の開口部18の形状の円板で、取り付けられるコイ
ル1のリード線3の位置に対応する位置に貫通孔(リー
ド線挿入穴7)が加工されている。円板の外周部には蓋
5の厚さ方向にU字型の凸部9がケース11の溝14の
位置に対応して設けられている。また、凸部9と凸部9
の間の外周部にはケース11の爪13の間に嵌め合いに
なる形状の爪6が加工されている。
【0013】コイル1のケース11への挿入と、ケース
11と蓋5の係合固定は、図1および図2に示すよう
に、蓋5のリード線挿入穴7にコイル1のリード線3を
挿入し、その後、ケース11の開口部18からコイル1
と蓋5を押し込み、コイル1がケース11の底16に押
し付けられ、さらにコイル1がケース11の中で所定の
大きさの振動や外力による加速度でも移動しない程度に
蓋5を強制的に押し込む。蓋5とケース11は可撓性を
有しているので強制的に押し込まれることにより各々の
爪6、13が更に奥まった所で係合し、戻らないように
固定される。本実施例では爪6、13の形状が直角三角
形を呈しているので、図1(b)の拡大断面図に示され
るように各々の爪6、13はケース11に蓋5が押し込
まれるときは各々の爪の斜面同志が摺り、次の爪に係合
するので、斜面同志の間での抵抗になり、逆に蓋5を外
す方向に動くときには直角な面同士が接しているので大
きな抵抗になっている。従って、本実施例の構造の爪の
場合、押し込み易くはずれ難く成っているため、組み立
て性がよく確実に固定され、しかも、接着剤を用いない
ので短時間で組み立てることができた。また、組み立て
たトロイダルコイル17のピン配置の方向はケース11
の捺印表示等と自動的に一致した方向になり、基板など
に実装した時、部品の点検も簡単に出来、信頼性のある
製品を得られた。
【0014】(実施例2)実施例1においては、図1、
図2に示すように、コイル1のリード線3は蓋5に設け
たリード線挿入穴7に挿通して、蓋5側に引き出してい
たが、第2の実施例では、ケースの底面に、コイルのリ
ード線に対応した位置で貫通状のリード線挿入穴を設け
た構造のケースを準備した。このリード線挿入穴にコイ
ルのリード線を挿通し、ケースの底面側に引き出し、コ
イルの後方から蓋を強制的にケース開口端から押し込
み、コイルをケース内に固定するようにケースに蓋を係
合固定した。本実施例でも本発明の効果は第一の実施例
と同様に得られた。更に、第2の実施例では、特に薄い
コイルではリード線の挿通も簡単にでき、蓋もリード線
が引き出されていないので押し込みが簡単にでき、効率
よく組み立て出来た。また、蓋部に刻印された品名仕様
はリード線に対して一定の方向に組み立て出来た。
【0015】本実施例では、係合固定する爪の形状をケ
ース側壁面に対して直角三角形にすることにより挿入し
易く抜けにくい形状と説明しているが、要求される固定
強度や蓋を押し込む距離により各々の爪の角度や数は変
えられるが、本発明の効果は変わらない。また、ケース
に設ける溝と蓋に設ける凸部の形や数も、ケースの形状
や要求される固定強度等により決定される必要があり、
形や数の変更により、本発明の効果は変わらない。さら
に、円筒状ケースの例について説明したが、角形の筒状
また楕円の筒状のケースでも本実施例と同様の効果が得
られた。又、ケース底部外面及び蓋の外面に取り付け、
ピンやスタンドオフを取り付けた構造にした場合も本発
明の効果は第1の実施例と同様に得られた。
【0016】
【発明の効果】以上、実施例により説明したように、本
発明によれば、接着剤を用いることなくコアや巻線がケ
ース内に確実に固定され、かつ、コアや巻線の絶縁が確
保され、しかも、蓋とケースの固定も確実に短時間で行
い易く、信頼性が高く安価な製品が得られる構造のトロ
イダルコイルを供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のトロイダルコイル示し、図1
(a)は断面を示す正面図、図1(b)は図1(a)の
A部を拡大して示す拡大断面図。
【図2】本発明の実施例のトロイダルコイルの構造を説
明する組立分解斜視図。
【図3】従来のトロイダルコイルの例の断面を示す正面
図。
【図4】従来のトロイダルコイルの構造を説明する組立
分解斜視図で、図4(a)はコイルの組み立てを示し、
図4(b)はコイルの上下を逆転した状態でのトロイダ
ルコイルの組み立てを示し、図4(c)は組み立て上が
りのトロイダルコイルを上下逆転して示す。
【符号の説明】
1 コイル 2 巻線 3 リード線 4 コア 5 蓋 6 (蓋の)爪 7 リード線挿入穴 8 (蓋の)外周部 9 (蓋の)凸部 10 スタンドオフ 11 ケース 12 (ケースの)凹部 13 (ケースの)爪 14 (ケースの)溝 15 接着剤 16 (ケースの)底 17 トロイダルコイル 18 (ケースの)開口部 19 取り付けピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性の絶縁性樹脂よりなる有底筒状の
    ケースと、このケースの開口部に嵌め合いとなる板状の
    蓋により形成される空間に、トロイダル状のコアに巻線
    が施されたコイルを内蔵して成るトロイダルコイルにお
    いて、ケースの開口部側の内周面に断面が鋸歯状の爪が
    連続して複数加工され、かつ、ケースの内周面に、この
    筒の奥行きの方向に複数の溝が加工された構造のケース
    と、このケースの開口部に嵌め合いとなる外形で前記ケ
    ースの爪に係合する断面が鋸歯状の爪が外周部に設けら
    れ、かつ、前記ケースの溝に対応する位置に、大きさが
    前記ケースの溝と嵌め合いとなる大きさの凸部が加工さ
    れ、かつ、コイルのリード線を引き出すためのリード線
    挿入穴が貫通して設けられた構造の蓋とを用い、ケース
    内にトロイダル状のコアに巻線が施されたコイルを内臓
    した前記ケースの開口部に、前記蓋を嵌め合わせ、この
    ケースの爪と蓋の爪とを噛み合わせることによりケース
    内のコイルを固定した構造を特徴とするトロイダルコイ
    ル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のトロイダルコイルにおい
    て、前記コイルのリード線を引き出すためのリード線挿
    入穴が、ケース底部に、貫通して設けられた構造のケー
    スを用いたことを特徴とするトロイダルコイル。
JP20873793A 1993-07-30 1993-07-30 トロイダルコイル Pending JPH0745458A (ja)

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JP20873793A JPH0745458A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 トロイダルコイル

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JP20873793A JPH0745458A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 トロイダルコイル

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JPH0745458A true JPH0745458A (ja) 1995-02-14

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JP20873793A Pending JPH0745458A (ja) 1993-07-30 1993-07-30 トロイダルコイル

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JP (1) JPH0745458A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012009477A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Denso Corp リアクトル
JP2020061505A (ja) * 2018-10-12 2020-04-16 三菱電機株式会社 リアクトルの冷却構造、及び電力変換装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012009477A (ja) * 2010-06-22 2012-01-12 Denso Corp リアクトル
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040203

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02