JPH0745591B2 - 発泡ポリスチレン成形品 - Google Patents

発泡ポリスチレン成形品

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JPH0745591B2
JPH0745591B2 JP62048251A JP4825187A JPH0745591B2 JP H0745591 B2 JPH0745591 B2 JP H0745591B2 JP 62048251 A JP62048251 A JP 62048251A JP 4825187 A JP4825187 A JP 4825187A JP H0745591 B2 JPH0745591 B2 JP H0745591B2
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JP
Japan
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expanded polystyrene
polystyrene molded
thixotropy
molded product
drain pan
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JP62048251A
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JPS63215743A (ja
Inventor
利光 津久井
仁 塚原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は空気調和機に組み込まれるドレンパンやファン
ケーシング等の発泡ポリスチレン成形品に関する。
(ロ)従来の技術 発泡ポリスチレン(発泡スチロール)製のドレンパンの
場合は、強度アップと水漏れ防止のために実公昭50−32
356号公報で提示されているように、内表面を薄膜のス
チロールシートで覆っており、シロッコファン用のファ
ンケーシングの場合はスチロールシートを用いずに発泡
ポリスチレンのみで成形しているのが現状である。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 空気調和機を一般家庭の居間や寝室、並びに事務室で使
用する場合は特に問題は生じないが、厨房室や機械切削
加工工場で使用した場合、厨房室での食用油脂の蒸気、
ミストや機械切削加工工場での加工オイルの蒸気、ミス
ト及び部品洗浄時の溶剤蒸気でスチロールシート及び発
泡ポリスチレンが浸食されて溶解したり、割れたりする
問題が発生し、特に、ドレンパンの場合は空気調和機の
冷房運転時に蒸発器に生ずるドレン水がオイルや溶剤を
含むため、このドレン水で浸食され、水漏れの原因とな
っていた。
この為、かかる問題点を解決すべくエポキシ系樹脂をコ
ーティングすることによって発泡ポリスチレンの表面に
被膜を形成することも試みたが、エポキシ系樹脂をコー
ティングする場合、水平な平面部をコーティングするの
みであればその塗布厚みを均一にでき、特に問題はない
が、縦面(垂直面)へのコーティング及び傾斜のある面
へのコーティングでは、エポキシ系樹脂がたれて極端に
厚肉の部分と、薄肉の部分が発生し、ドレン口の穴づま
りや縦面の薄肉のための強度不足が発生し、実際使用上
(製品組み込み時、運搬時等)で種々の問題がある。
本発明はかかる問題点を解決した発泡ポリスチレン成形
品を提供するものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 本発明は、発泡ポリスチレン成形品の表面を、シキソト
ロピー(thixotropy)付与剤を添加した無溶剤型の有機
系樹脂の被膜で覆うようにしたものである。
(ホ)作用 発泡ポリスチレン成形品の表面を覆う皮膜の樹脂材料と
して耐薬品性(油や溶剤で侵されない)に優れ、しかも
発泡ポリスチレンを浸食しないものを選定する必要があ
る。
この点を充分に考慮した結果、皮膜の樹脂材料として無
溶剤型エポキシ系樹脂が最も適している。
皮膜の形成は、発泡ポリスチレンでドレンパンを成形し
た後、この表面にシキソトロピー付与剤を添加した無溶
剤型エポキシ系樹脂の溶液を塗布するか、ドレンパンを
この樹脂液中に浸漬して付着させた後、乾燥させること
により行なわれ、シキソトロピー付与剤の作用により、
容易に且つ均一の厚みの皮膜が形成される。
かかる皮膜の被覆により、従来ドレンパンに用いていた
スチロールシートが不要となるが、更に強度や耐水性を
あげるためにスチロールシートを用いる場合は発泡ポリ
スチレンと一体に溶着されたスチロールシートの表面を
上述した皮膜で覆うようにしても良い。
シキソトロピー付与剤として最も一般的なものは無水け
い酸SiO2の微粉末で、1〜15wt%を添加し、ロールまた
は強力な撹拌機を用いて十分に分散させる。
又、シキソトロピー付与剤として無水けい酸アルミニュ
ウム、クレー、マイカ微粉末などでも良い。
有機化合物系のシキソトロピー付与剤として脂肪酸(パ
ルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸などのような炭
素原子が鎖状に連結したカルボン酸の総称)の誘導体や
水素化ヒマシ油などがある。
(ヘ)実施例 図面に基づいて説明すると、(1)は天井(2)に据付
けられた天吊型空気調和機で、両吸込型シロッコファン
(3)を収納したファンケーシング(4)と、冷房時に
蒸発器として暖房時に凝縮器として作用する熱交換器
(5)と、冷房時に熱交換器(5)で生じたドレン水を
受ける発泡ポリスチレン製のドレンパン(6)と、この
ドレンパン内のドレン水を屋外へ排出するドレンパイプ
(7)とを備えており、下面の吸込口(8)より吸入さ
れた室内空気はファンケーシング(4)内で加圧されて
熱交換器(5)で冷房時に冷却または暖房時に加熱され
た後、吹出口(9)から室内に吹出されて室内が冷房ま
たは暖房されるようになっている。
(10)はドレンパン(6)及びファンケーシング(4)
の表面を覆った皮膜で、シキソトロピー付与剤を添加配
合した無溶剤型エポキシ系樹脂の溶液をドレンパン
(6)及びファンケーシング(4)にスプレーガン又
は、刷毛等で塗布して乾燥させるか、もしくは樹脂液中
にドレンパン(6)及びファンケーシング(4)を浸漬
して乾燥させることにより形成されている。
従って、かかる空気調和機(1)を厨房室や機械切削加
工工場内に据付けた場合、食用油脂の蒸気、ミストや加
工オイルの蒸気、ミスト及び溶剤蒸気等を含んだ室内空
気がファンケーシング(4)とドレンパン(6)とに接
触するとともに、ドレンパン(6)にオイルや溶剤を含
んだドレン水が溜まるが、ファンケーシング(4)とド
レンパン(6)は何れと耐薬品性に優れた皮膜(10)で
覆われているためオイルや溶剤で浸食されることはな
い。
下表はシキソトロピー付与剤を3wt%添加した無溶剤型
エポキシ系樹脂と、シキソトロピー付与剤を添加しない
無溶剤型エポキシ系樹脂とを第2図の如くドレンパン
(6)の内側に刷毛で塗布した場合の各部分における皮
膜(10)の肉厚寸法を示したもので、シキソトロピー付
与剤を添加した樹脂は最小肉厚0.35mm〜最大肉厚1.50mm
であるのに対し、シキソトロピー付与剤を添加しない樹
脂は最小肉厚0.07mm〜最大肉厚2.30mmであり、シキソト
ロピー付与剤を添加しない樹脂の方が肉厚にバラツキが
あると共に樹脂の使用量が多くなり、特に垂直面での皮
膜(10)の肉厚寸法が小さいために外部応力によって皮
膜(10)に穴が簡単にあいてしまう虞れがある。
尚、ドレンパン(6)の皮膜(10)は最小肉厚で0.35mm
以上ないと、上述のように穴があいてしまい、実用性に
適していないことがテスト結果で判明している。
(ト)発明の効果 本発明によれば、無溶剤型の有機系樹脂にシキソトロピ
ー付与剤を添加したので、樹脂を刷毛やスプレーのよう
に強い力を加えて発泡ポリスチレン成形品の表面に塗布
する時は流動性が出て均一に且つ容易に塗布することが
できると共に、発泡ポリスチレン成形品の表面に付着し
た後は樹脂が乾燥又は硬化するまでの間に垂れ落ちない
性質が出て垂直面や傾斜面の皮膜を底面の被膜と略同じ
厚さで且つ均一の厚みにすることができる。
しかも、皮膜の形成により、発泡ポリスチレン成形品が
油や溶剤で侵されて溶解するのを防止できると共に発泡
ポリスチレン成形品の補強と防水を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は天吊型空
気調和機の断面図、第2図はドレンパンの断面図であ
る。 (4)……ファンケーシング(発泡ポリスチレン成形
品)、(6)……ドレンパン(発泡ポリスチレン成形
品)、(10)……皮膜。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シキソトロピー付与剤を添加した無溶剤型
    の有機系樹脂皮膜で表面を覆ったことた特徴とする発泡
    ポリスチレン成形品。
  2. 【請求項2】無溶剤型有機系樹脂がエポキシ系樹脂であ
    る特許請求の範囲第1項記載の発泡ポリスチレン成形
    品。
  3. 【請求項3】シキソトロピー付与剤が無水ケイ酸の微粉
    末である特許請求の範囲第1項記載の発泡ポリスチレン
    成形品。
JP62048251A 1987-03-03 1987-03-03 発泡ポリスチレン成形品 Expired - Lifetime JPH0745591B2 (ja)

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JPS63215743A JPS63215743A (ja) 1988-09-08
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JP4761966B2 (ja) * 2003-09-25 2011-08-31 ダイセル化学工業株式会社 耐薬品性を有する多孔性フィルム
JPWO2023106044A1 (ja) * 2021-12-10 2023-06-15

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