JPH0745715A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH0745715A JPH0745715A JP5184239A JP18423993A JPH0745715A JP H0745715 A JPH0745715 A JP H0745715A JP 5184239 A JP5184239 A JP 5184239A JP 18423993 A JP18423993 A JP 18423993A JP H0745715 A JPH0745715 A JP H0745715A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 第1導電型のチャネルを有する第1トランジ
スタと第2導電型のチャネルを有する第2トランジスタ
とが同一半導体基板上に形成される半導体装置の製造方
法において、レジスト膜によるマスク工程の削減および
イオン注入工程の削減を図ることができる半導体装置の
製造方法を提供すること。 【構成】 選択酸化による素子分離領域34を形成する
前に、半導体基板20の表面に、N型トランジスタのチ
ャネルストッパ用イオン注入を行う。次に、素子分離パ
ターンに対応して、半導体基板20の表面を選択酸化
し、素子分離領域34を形成する。選択酸化時に、イオ
ン注入時にイオン注入された不純物を、素子分離領域3
2の下部で拡散させ、N型トランジスタに対して狭チャ
ネル効果を積極的に引き起こし、N型トランジスタのし
きい値電圧を高めに調整する。その結果、しきい値電圧
調整用のイオン注入を別途行う必要がなくなる。
スタと第2導電型のチャネルを有する第2トランジスタ
とが同一半導体基板上に形成される半導体装置の製造方
法において、レジスト膜によるマスク工程の削減および
イオン注入工程の削減を図ることができる半導体装置の
製造方法を提供すること。 【構成】 選択酸化による素子分離領域34を形成する
前に、半導体基板20の表面に、N型トランジスタのチ
ャネルストッパ用イオン注入を行う。次に、素子分離パ
ターンに対応して、半導体基板20の表面を選択酸化
し、素子分離領域34を形成する。選択酸化時に、イオ
ン注入時にイオン注入された不純物を、素子分離領域3
2の下部で拡散させ、N型トランジスタに対して狭チャ
ネル効果を積極的に引き起こし、N型トランジスタのし
きい値電圧を高めに調整する。その結果、しきい値電圧
調整用のイオン注入を別途行う必要がなくなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1導電型のチャネル
を有する第1トランジスタと第2導電型のチャネルを有
する第2トランジスタとが同一半導体基板上に形成され
る半導体装置の製造方法に係り、さらに詳しくは、狭チ
ャネル効果を積極的に利用することにより、しきい値電
圧調整用のイオン注入工程を不要とすることができる半
導体装置の製造方法に関する。
を有する第1トランジスタと第2導電型のチャネルを有
する第2トランジスタとが同一半導体基板上に形成され
る半導体装置の製造方法に係り、さらに詳しくは、狭チ
ャネル効果を積極的に利用することにより、しきい値電
圧調整用のイオン注入工程を不要とすることができる半
導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばDRAMなどの半導体装置で
は、メモリセル用駆動トランジスタとして、N型MOS
トランジスタを用い、周辺回路用トランジスタとして、
N型MOSトランジスタ以外にP型MOSトランジスタ
をも用いる。これら異種導電タイプのMOSトランジス
タは、同一の半導体基板上に形成される。
は、メモリセル用駆動トランジスタとして、N型MOS
トランジスタを用い、周辺回路用トランジスタとして、
N型MOSトランジスタ以外にP型MOSトランジスタ
をも用いる。これら異種導電タイプのMOSトランジス
タは、同一の半導体基板上に形成される。
【0003】このような半導体装置の製造過程では、図
2(A)に示すように、シリコン単結晶ウェーハで構成
される半導体基板2の表面に、酸化シリコン層4、ポリ
シリコン層6および酸化シリコン層8を形成し、その上
に低圧CVD法により窒化シリコン層10を形成する。
その後、まず、周辺回路のP型トランジスタが形成され
る領域の窒化シリコン層をパターン加工し、たとえばPh
os+ を用いたP型トランジスタのチャネルストッパ用イ
オン注入を行う。
2(A)に示すように、シリコン単結晶ウェーハで構成
される半導体基板2の表面に、酸化シリコン層4、ポリ
シリコン層6および酸化シリコン層8を形成し、その上
に低圧CVD法により窒化シリコン層10を形成する。
その後、まず、周辺回路のP型トランジスタが形成され
る領域の窒化シリコン層をパターン加工し、たとえばPh
os+ を用いたP型トランジスタのチャネルストッパ用イ
オン注入を行う。
【0004】次に、図2(B)に示すように、レジスト
膜12で周辺回路領域をマスクした状態で、メモリセル
側のN型トランジスタが形成される領域の窒化シリコン
層10をパターン加工し、B+ を用い、N型トランジス
タのためのチャネルストッパ用イオン注入を行う。ボロ
ンB+ のイオン注入時には、前工程で全面イオン注入し
たリンPhos+ を補償するように、そのドーズ量を、リン
に比較して、約二桁多くする必要がある。
膜12で周辺回路領域をマスクした状態で、メモリセル
側のN型トランジスタが形成される領域の窒化シリコン
層10をパターン加工し、B+ を用い、N型トランジス
タのためのチャネルストッパ用イオン注入を行う。ボロ
ンB+ のイオン注入時には、前工程で全面イオン注入し
たリンPhos+ を補償するように、そのドーズ量を、リン
に比較して、約二桁多くする必要がある。
【0005】その後、レジスト膜12を除去し、窒化シ
リコン層10を用いた選択酸化(LOCOS)を行い、
窒化シリコン層10が形成されていない半導体基板2の
表面を選択酸化し、素子分離領域を形成する。素子分離
領域の下部には、図2(A),(B)に示す工程でイオ
ン注入した不純物の拡散によるチャネルストッパ層が形
成される。その後、N型トランジスタとP型トランジス
タとで、別々にしきい値電圧調整用のイオン注入を行
う。
リコン層10を用いた選択酸化(LOCOS)を行い、
窒化シリコン層10が形成されていない半導体基板2の
表面を選択酸化し、素子分離領域を形成する。素子分離
領域の下部には、図2(A),(B)に示す工程でイオ
ン注入した不純物の拡散によるチャネルストッパ層が形
成される。その後、N型トランジスタとP型トランジス
タとで、別々にしきい値電圧調整用のイオン注入を行
う。
【0006】その他の従来例としては、図3(A)に示
すように、窒化シリコン層10のパターン加工後、周辺
回路側をレジスト膜13でマスクし、メモリセル側のN
型トランジスタ形成領域にのみ、B+ を用いたチャネル
ストッパ用イオン注入を行い、その後、LOCOS酸化
を行う従来例が提案されている。この従来例では、同図
(B)に示すように、LOCOS酸化により素子分離領
域16とN型トランジスタ用チャネルストッパ領域18
を形成した後、メモリセル側をレジスト膜14でマスク
し、周辺回路側にのみ、Phos+ を用いたチャネルストッ
パ用イオン注入を高エネルギーで行う。
すように、窒化シリコン層10のパターン加工後、周辺
回路側をレジスト膜13でマスクし、メモリセル側のN
型トランジスタ形成領域にのみ、B+ を用いたチャネル
ストッパ用イオン注入を行い、その後、LOCOS酸化
を行う従来例が提案されている。この従来例では、同図
(B)に示すように、LOCOS酸化により素子分離領
域16とN型トランジスタ用チャネルストッパ領域18
を形成した後、メモリセル側をレジスト膜14でマスク
し、周辺回路側にのみ、Phos+ を用いたチャネルストッ
パ用イオン注入を高エネルギーで行う。
【0007】この従来例では、LOCOS後にチャネル
ストッパ用イオン注入を行うので、ラッチアップ耐性の
向上、狭チャネル効果の抑制などに効果的であり、P型
トランジスタのしきい値電圧調整用のイオン注入を、図
2(B)に示す工程で同時に行うことができるので都合
がよい。N型トランジスタのしきい値電圧調整用のイオ
ン注入は、その後、周辺回路側をレジスト膜でマスク
し、メモリセル側にのみ行う。
ストッパ用イオン注入を行うので、ラッチアップ耐性の
向上、狭チャネル効果の抑制などに効果的であり、P型
トランジスタのしきい値電圧調整用のイオン注入を、図
2(B)に示す工程で同時に行うことができるので都合
がよい。N型トランジスタのしきい値電圧調整用のイオ
ン注入は、その後、周辺回路側をレジスト膜でマスク
し、メモリセル側にのみ行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、いずれの従
来例でも、異種導電タイプのトランジスタを同一半導体
基板上に有する半導体装置を製造する過程において、そ
れぞれの導電型のトランジスタが形成される領域ごと
に、チャネルストッパ用イオン注入と、しきい値電圧調
整用のイオン注入とを別々に行っており、レジスト膜に
よるマスクパターン工程の増大が課題であった。
来例でも、異種導電タイプのトランジスタを同一半導体
基板上に有する半導体装置を製造する過程において、そ
れぞれの導電型のトランジスタが形成される領域ごと
に、チャネルストッパ用イオン注入と、しきい値電圧調
整用のイオン注入とを別々に行っており、レジスト膜に
よるマスクパターン工程の増大が課題であった。
【0009】本発明は、このような実状に鑑みてなさ
れ、レジスト膜によるマスク工程の削減およびイオン注
入工程の削減を図ることができる半導体装置の製造方法
を提供することを目的とする。
れ、レジスト膜によるマスク工程の削減およびイオン注
入工程の削減を図ることができる半導体装置の製造方法
を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る半導体装置の製造方法は、選択酸化に
よる素子分離領域を形成する前に、半導体基板の表面
に、第1トランジスタのチャネルストッパ用イオン注入
を行う工程と、その後、素子分離パターンに対応して、
半導体基板の表面を選択酸化し、素子分離領域を形成す
る工程とを有し、上記選択酸化時に、上記イオン注入時
にイオン注入された不純物が、素子分離領域下部で拡散
し、第1トランジスタに対して狭チャネル効果を積極的
に引き起こし、第1トランジスタのしきい値電圧を高め
に調整することを特徴とする。
に、本発明に係る半導体装置の製造方法は、選択酸化に
よる素子分離領域を形成する前に、半導体基板の表面
に、第1トランジスタのチャネルストッパ用イオン注入
を行う工程と、その後、素子分離パターンに対応して、
半導体基板の表面を選択酸化し、素子分離領域を形成す
る工程とを有し、上記選択酸化時に、上記イオン注入時
にイオン注入された不純物が、素子分離領域下部で拡散
し、第1トランジスタに対して狭チャネル効果を積極的
に引き起こし、第1トランジスタのしきい値電圧を高め
に調整することを特徴とする。
【0011】本発明では、上記選択酸化工程後に、第2
トランジスタの形成領域にのみ、上記第1トランジスタ
のチャネルストッパ用イオン注入時に導入された不純物
を補償して、第2トランジスタ形成領域に、第2トラン
ジスタのためのチャネルストッパ領域を形成するための
イオン注入工程をさらに有することが好ましい。
トランジスタの形成領域にのみ、上記第1トランジスタ
のチャネルストッパ用イオン注入時に導入された不純物
を補償して、第2トランジスタ形成領域に、第2トラン
ジスタのためのチャネルストッパ領域を形成するための
イオン注入工程をさらに有することが好ましい。
【0012】
【作用】本発明に係る半導体装置の製造方法では、選択
酸化による素子分離領域(LOCOS)を形成する前
に、半導体基板の表面に、第1トランジスタのチャネル
ストッパ用イオン注入を行う。そのため、第1トランジ
スタの形成領域では、LOCOS下部へのチャネルスト
ッパ用不純物の拡散が期待でき、第1トランジスタ形成
領域のLOCOS幅を最適化すれば、狭チャネル効果を
積極的に利用し、第1トランジスタのしきい値電圧が上
昇させ、しきい値電圧調整用のイオン注入を別途行う必
要がなくなる。
酸化による素子分離領域(LOCOS)を形成する前
に、半導体基板の表面に、第1トランジスタのチャネル
ストッパ用イオン注入を行う。そのため、第1トランジ
スタの形成領域では、LOCOS下部へのチャネルスト
ッパ用不純物の拡散が期待でき、第1トランジスタ形成
領域のLOCOS幅を最適化すれば、狭チャネル効果を
積極的に利用し、第1トランジスタのしきい値電圧が上
昇させ、しきい値電圧調整用のイオン注入を別途行う必
要がなくなる。
【0013】したがって、本発明では、第1トランジス
タのしきい値電圧調整用のイオン注入工程およびそのた
めのレジスト膜のパターニング工程を省略することがで
きる。また、本発明では、チャネルストップ用イオン注
入を、専用のマスクパターンを有するレジスト膜を使用
することなく行うことができ、レジスト膜の形成および
パターニング工程の削減を図ることができる。
タのしきい値電圧調整用のイオン注入工程およびそのた
めのレジスト膜のパターニング工程を省略することがで
きる。また、本発明では、チャネルストップ用イオン注
入を、専用のマスクパターンを有するレジスト膜を使用
することなく行うことができ、レジスト膜の形成および
パターニング工程の削減を図ることができる。
【0014】第1トランジスタのチャネルストッパ用イ
オン注入工程では、その不純物が、第2トランジスタ形
成領域にも導入される。そこで本発明では、LOCOS
形成後に、第1トランジスタのチャネルストッパ用イオ
ン注入時に導入された不純物を補償するように、第2ト
ランジスタ形成領域に、第2トランジスタのためのチャ
ネルストッパ領域を形成するためのイオン注入を行うこ
とが望ましい。
オン注入工程では、その不純物が、第2トランジスタ形
成領域にも導入される。そこで本発明では、LOCOS
形成後に、第1トランジスタのチャネルストッパ用イオ
ン注入時に導入された不純物を補償するように、第2ト
ランジスタ形成領域に、第2トランジスタのためのチャ
ネルストッパ領域を形成するためのイオン注入を行うこ
とが望ましい。
【0015】この第2トランジスタのためのチャネルス
トッパ用イオン注入は、第2トランジスタの短チャネル
効果を抑制する作用もある。また、このイオン注入の際
に用いたレジストパターンを用いて、第2トランジスタ
のしきい値電圧調整用のイオン注入を引続き行うことが
できる。この点でも、レジスト膜によるマスクパターン
形成工程の削減に寄与する。
トッパ用イオン注入は、第2トランジスタの短チャネル
効果を抑制する作用もある。また、このイオン注入の際
に用いたレジストパターンを用いて、第2トランジスタ
のしきい値電圧調整用のイオン注入を引続き行うことが
できる。この点でも、レジスト膜によるマスクパターン
形成工程の削減に寄与する。
【0016】DRAMのメモリセル駆動用トランジスタ
は、そのしきい値電圧を高めに設定する必要があること
から、本発明では、第1トランジスタが、DRAMのメ
モリセル用駆動トランジスタであり、第2トランジスタ
が、周辺回路のトランジスタである場合に、特に有効で
ある。また、本発明では、狭チャネル効果を積極的に利
用しているので、第1トランジスタのチャネル幅が0.
7μm以下である場合に特に有効である。
は、そのしきい値電圧を高めに設定する必要があること
から、本発明では、第1トランジスタが、DRAMのメ
モリセル用駆動トランジスタであり、第2トランジスタ
が、周辺回路のトランジスタである場合に、特に有効で
ある。また、本発明では、狭チャネル効果を積極的に利
用しているので、第1トランジスタのチャネル幅が0.
7μm以下である場合に特に有効である。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る半導体装置の製造方法
を、図面に示す実施例に基づき、詳細に説明する。図1
(A)〜(D)は本発明の一実施例に係るDRAMの製
造方法を示す工程図である。
を、図面に示す実施例に基づき、詳細に説明する。図1
(A)〜(D)は本発明の一実施例に係るDRAMの製
造方法を示す工程図である。
【0018】以下の実施例では、本発明に係る半導体装
置の製造方法を、DRAMの製造方法について適用した
場合を一例として説明するが、本発明の製造方法は、D
RAMの製造方法に限定されない。本実施例では、図1
(A)に示すように、たとえば単結晶シリコンウェーハ
などで構成される半導体基板20をまず準備する。一般
にDRAMでは、メモリセル領域の駆動トランジスタが
N型MOSトランジスタで構成され、周辺回路領域のト
ランジスタが、P型及びN型MOSトランジスタで構成
される。そこで、同一半導体基板の表面に、DRAMの
メモリセル領域と周辺回路領域とを形成するために、一
般的にはP型半導体基板を用い、周辺回路領域SのP型
MOS形成領域にN型拡散層のNウェル領域を形成す
る。また、周辺回路領域SのN型MOS形成領域にはP
型拡散層で構成されるPウェル領域を形成する。これら
ウェル領域は、イオン注入法により形成されるが、ウェ
ル領域を形成するためのイオン注入は、後述するLOC
OS形成前またはLOCOS形成後でも良い。
置の製造方法を、DRAMの製造方法について適用した
場合を一例として説明するが、本発明の製造方法は、D
RAMの製造方法に限定されない。本実施例では、図1
(A)に示すように、たとえば単結晶シリコンウェーハ
などで構成される半導体基板20をまず準備する。一般
にDRAMでは、メモリセル領域の駆動トランジスタが
N型MOSトランジスタで構成され、周辺回路領域のト
ランジスタが、P型及びN型MOSトランジスタで構成
される。そこで、同一半導体基板の表面に、DRAMの
メモリセル領域と周辺回路領域とを形成するために、一
般的にはP型半導体基板を用い、周辺回路領域SのP型
MOS形成領域にN型拡散層のNウェル領域を形成す
る。また、周辺回路領域SのN型MOS形成領域にはP
型拡散層で構成されるPウェル領域を形成する。これら
ウェル領域は、イオン注入法により形成されるが、ウェ
ル領域を形成するためのイオン注入は、後述するLOC
OS形成前またはLOCOS形成後でも良い。
【0019】半導体基板20の表面に、選択酸化による
素子分離領域(LOCOS)を形成するために、.実施
例では、図1(A)に示すように、Polyバッファー
ドLOCOSプロセスを採用している。このプロセスで
は、半導体基板20の表面に、酸化シリコン層24、ポ
リシリコン層26および酸化シリコン層28を形成後、
その上に窒化シリコン層30を低圧CVD法により形成
する。
素子分離領域(LOCOS)を形成するために、.実施
例では、図1(A)に示すように、Polyバッファー
ドLOCOSプロセスを採用している。このプロセスで
は、半導体基板20の表面に、酸化シリコン層24、ポ
リシリコン層26および酸化シリコン層28を形成後、
その上に窒化シリコン層30を低圧CVD法により形成
する。
【0020】本実施例では、メモリセル領域M(第1ト
ランジスタとしてのN型MOSトランジスタが形成され
る領域)および周辺回路領域(第2トランジスタとして
のP型MOSトランジスタが形成される領域)で、素子
分離パターンに対応して、窒化シリコン層30を同時に
パターン加工する。その後、メモリセル領域MのN型M
OSトランジスタのためのチャネルストッパ用イオン注
入を、マスクレスで、半導体基板20の全面に行う。こ
のイオン注入時には、不純物としてBまたはBF2 など
を用い、2×1013〜1×1014cm-2のドーズ量、2
0〜80KeVの条件で行う。このイオン注入の条件
は、チャネルストッパ領域による素子分離特性を損なわ
ないことを最低条件として、できる限り不純物濃度が低
いチャネルストッパ領域が形成されるように決定され
る。
ランジスタとしてのN型MOSトランジスタが形成され
る領域)および周辺回路領域(第2トランジスタとして
のP型MOSトランジスタが形成される領域)で、素子
分離パターンに対応して、窒化シリコン層30を同時に
パターン加工する。その後、メモリセル領域MのN型M
OSトランジスタのためのチャネルストッパ用イオン注
入を、マスクレスで、半導体基板20の全面に行う。こ
のイオン注入時には、不純物としてBまたはBF2 など
を用い、2×1013〜1×1014cm-2のドーズ量、2
0〜80KeVの条件で行う。このイオン注入の条件
は、チャネルストッパ領域による素子分離特性を損なわ
ないことを最低条件として、できる限り不純物濃度が低
いチャネルストッパ領域が形成されるように決定され
る。
【0021】次に、所定パターンの窒化シリコン層30
を用いた選択酸化法により、半導体基板20の表面に、
図1(B)に示すように、素子分離領域(LOCOS)
34を形成する。LOCOS34の膜厚は、特に限定さ
れないが、たとえば350nm以上であり、その場合の
バーズビークは片側で0.18μm以上となる。LOC
OS34を形成するための熱処理条件は、特に限定され
ないが、たとえば850〜900℃程度のパイロ酸化処
理である。
を用いた選択酸化法により、半導体基板20の表面に、
図1(B)に示すように、素子分離領域(LOCOS)
34を形成する。LOCOS34の膜厚は、特に限定さ
れないが、たとえば350nm以上であり、その場合の
バーズビークは片側で0.18μm以上となる。LOC
OS34を形成するための熱処理条件は、特に限定され
ないが、たとえば850〜900℃程度のパイロ酸化処
理である。
【0022】なお、図1(B)は、LOCOS酸化後
に、窒化シリコン層を除去した状態を示す。LOCOS
酸化のための熱処理により、LOCOS34の下部に
は、図1(A)に示す工程で注入した不純物が拡散し、
N型MOSトランジスタのためのチャネルストッパ領域
36が形成される。このチャネルストッパ領域36は、
周辺回路領域Sにも形成されるが、P型MOSトランジ
スタのためのチャネルストッパー領域とは、反対の導電
型である。
に、窒化シリコン層を除去した状態を示す。LOCOS
酸化のための熱処理により、LOCOS34の下部に
は、図1(A)に示す工程で注入した不純物が拡散し、
N型MOSトランジスタのためのチャネルストッパ領域
36が形成される。このチャネルストッパ領域36は、
周辺回路領域Sにも形成されるが、P型MOSトランジ
スタのためのチャネルストッパー領域とは、反対の導電
型である。
【0023】次に、本実施例では、図1(C)に示すよ
うに、レジスト膜42により、N型MOSトランジスタ
が形成されるメモリセル領域Mをマスクし、P型MOS
トランジスタが形成される周辺回路領域Sにのみ、LO
COS34の上から、高エネルギーでPhos+ をイオン注
入する。
うに、レジスト膜42により、N型MOSトランジスタ
が形成されるメモリセル領域Mをマスクし、P型MOS
トランジスタが形成される周辺回路領域Sにのみ、LO
COS34の上から、高エネルギーでPhos+ をイオン注
入する。
【0024】このイオン注入により、周辺回路領域Sに
おいて、LOCOS34下部に形成された(N型MOS
トランジスタのための)チャネルストッパ領域36を補
償し、P型MOSトランジスタのためのチャネルストッ
パ領域37をLOCOS34の下部に形成することがで
きる。
おいて、LOCOS34下部に形成された(N型MOS
トランジスタのための)チャネルストッパ領域36を補
償し、P型MOSトランジスタのためのチャネルストッ
パ領域37をLOCOS34の下部に形成することがで
きる。
【0025】図1(B)に示す工程でLOCOS34の
下部に形成されたチャネルストッパ領域36は、LOC
OS熱酸化によって不純物濃度が低下していることか
ら、図1(C)に示すイオン注入工程により容易に補償
することができる。図1(C)に示す工程で行われるイ
オン注入条件としては、特に限定されないが、たとえば
1×1012〜5×1012のドーズ量、200〜300K
eVの条件である。
下部に形成されたチャネルストッパ領域36は、LOC
OS熱酸化によって不純物濃度が低下していることか
ら、図1(C)に示すイオン注入工程により容易に補償
することができる。図1(C)に示す工程で行われるイ
オン注入条件としては、特に限定されないが、たとえば
1×1012〜5×1012のドーズ量、200〜300K
eVの条件である。
【0026】図1(C)に示すイオン注入により、P型
MOSトランジスタの短チャネル効果を防止する機能も
有する。なお、このP型MOSトランジスタのためのチ
ャネルストッパ形成用イオン注入と、短チャネル効果防
止のためのイオン注入とは、同一のレジスト膜42を用
いて、二回に分けて行うこともできる。また、その後、
低エネルギーで、B+ をイオン注入し、P型MOSトラ
ンジスタのしきい値電圧を調節する。そのイオン注入条
件としては、特に限定されないが、たとえば1×1012
〜4×1012のドーズ量、15〜25KeVの条件であ
る半導体基板20がP型半導体基板である場合には、図
1(C)に示すチャネルストッパ用イオン注入工程の前
に、周辺回路領域SにNウェル領域形成のためのイオン
注入を行うこともできる。そのイオン注入条件は、特に
限定されないが、たとえば不純物としてP+ を用い、1
×1013〜3×1013のドーズ量、600〜1000K
eVの条件である。
MOSトランジスタの短チャネル効果を防止する機能も
有する。なお、このP型MOSトランジスタのためのチ
ャネルストッパ形成用イオン注入と、短チャネル効果防
止のためのイオン注入とは、同一のレジスト膜42を用
いて、二回に分けて行うこともできる。また、その後、
低エネルギーで、B+ をイオン注入し、P型MOSトラ
ンジスタのしきい値電圧を調節する。そのイオン注入条
件としては、特に限定されないが、たとえば1×1012
〜4×1012のドーズ量、15〜25KeVの条件であ
る半導体基板20がP型半導体基板である場合には、図
1(C)に示すチャネルストッパ用イオン注入工程の前
に、周辺回路領域SにNウェル領域形成のためのイオン
注入を行うこともできる。そのイオン注入条件は、特に
限定されないが、たとえば不純物としてP+ を用い、1
×1013〜3×1013のドーズ量、600〜1000K
eVの条件である。
【0027】本実施例では、N型MOSトランジスタが
形成されるメモリセル領域Mでは、しきい値電圧調整用
のイオン注入を特別に行う必要はない。その理由を次に
示す。DRAMのメモリセルを構成する駆動トランジス
タは、キャパシタに貯えられた電荷のリークを極力抑え
なければならない。そのため、駆動トランジスタのしき
い値電圧Vthは、サブスレショルドリークを考え、少し
高めに設定する必要がある。メモリセルの駆動トランジ
スタは、高集積化などの要請から、チャネル幅が最小寸
法で構成されることが通常である。このチャネル幅は、
たとえば0.7μm以下である。
形成されるメモリセル領域Mでは、しきい値電圧調整用
のイオン注入を特別に行う必要はない。その理由を次に
示す。DRAMのメモリセルを構成する駆動トランジス
タは、キャパシタに貯えられた電荷のリークを極力抑え
なければならない。そのため、駆動トランジスタのしき
い値電圧Vthは、サブスレショルドリークを考え、少し
高めに設定する必要がある。メモリセルの駆動トランジ
スタは、高集積化などの要請から、チャネル幅が最小寸
法で構成されることが通常である。このチャネル幅は、
たとえば0.7μm以下である。
【0028】このため、図1(A)に示す工程でイオン
注入された、N型MOSトランジスタ(メモリセルの駆
動トランジスタ)のチャネルストッパとして機能する不
純物は、LOCOS32の下部から、アクティブ層(ト
ランジスタが形成される部分)側に拡散し、実質的な基
板表面不純物濃度を上げ、駆動トランジスタのしきい値
電圧を上昇させる効果(狭チャネル効果)を有する。
注入された、N型MOSトランジスタ(メモリセルの駆
動トランジスタ)のチャネルストッパとして機能する不
純物は、LOCOS32の下部から、アクティブ層(ト
ランジスタが形成される部分)側に拡散し、実質的な基
板表面不純物濃度を上げ、駆動トランジスタのしきい値
電圧を上昇させる効果(狭チャネル効果)を有する。
【0029】したがって、メモリセル領域M内の駆動ト
ランジスタであるN型MOSトランジスタのLOCOS
32の幅を最適化しておけば、駆動トランジスタのしき
い値電圧調整を特別に行うことはない。すなわち、図1
(A)に示すN型MOSトランジスタのためのチャネル
ストッパ用イオン注入により、駆動トランジスタ(N型
MOSトランジスタ)のためのしきい値電圧調整用イオ
ン注入を兼ねることができる。
ランジスタであるN型MOSトランジスタのLOCOS
32の幅を最適化しておけば、駆動トランジスタのしき
い値電圧調整を特別に行うことはない。すなわち、図1
(A)に示すN型MOSトランジスタのためのチャネル
ストッパ用イオン注入により、駆動トランジスタ(N型
MOSトランジスタ)のためのしきい値電圧調整用イオ
ン注入を兼ねることができる。
【0030】図1(C)に示す工程後は、図1(D)に
示すように、常法のDRAM製造プロセスに従い、DR
AM用メモリセルおよび周辺回路を形成する。すなわ
ち、半導体基板20の表面に、酸化シリコン層などで構
成されるゲート絶縁層38,40を形成し、その上に、
ゲート電極44,46を形成する。ゲート電極44,4
6は、CVD法により成膜されるポリシリコン層などで
構成される。
示すように、常法のDRAM製造プロセスに従い、DR
AM用メモリセルおよび周辺回路を形成する。すなわ
ち、半導体基板20の表面に、酸化シリコン層などで構
成されるゲート絶縁層38,40を形成し、その上に、
ゲート電極44,46を形成する。ゲート電極44,4
6は、CVD法により成膜されるポリシリコン層などで
構成される。
【0031】次に、ゲート電極44,46の上から、半
導体基板20の表面に対しイオン注入を行い、ゲート電
極44,46に対して、自己整合的にソース・ドレイン
領域48a,48b,50を形成する。図1(C)に示
す工程でイオン注入されたチャネルストッパのための不
純物は、ソース・ドレイン領域形成のための熱処理によ
り拡散して活性化される。なお、メモリセル領域Mに形
成される駆動トランジスタのためのソース・ドレイン領
域48a,48bは、N型不純物拡散層であり、周辺回
路領域Sに形成されるトランジスタのためのソース・ド
レイン領域領域50は、P型不純物拡散層であり、これ
らを形成するためのイオン注入は、メモリセル領域Mと
周辺回路領域Sとで打ち分けられる。
導体基板20の表面に対しイオン注入を行い、ゲート電
極44,46に対して、自己整合的にソース・ドレイン
領域48a,48b,50を形成する。図1(C)に示
す工程でイオン注入されたチャネルストッパのための不
純物は、ソース・ドレイン領域形成のための熱処理によ
り拡散して活性化される。なお、メモリセル領域Mに形
成される駆動トランジスタのためのソース・ドレイン領
域48a,48bは、N型不純物拡散層であり、周辺回
路領域Sに形成されるトランジスタのためのソース・ド
レイン領域領域50は、P型不純物拡散層であり、これ
らを形成するためのイオン注入は、メモリセル領域Mと
周辺回路領域Sとで打ち分けられる。
【0032】メモリセル領域Mでは、ゲート電極44、
ゲート絶縁層38およびソース・ドレイン領域48a,
48bが、駆動トランジスタとなるN型MOSトランジ
スタを構成する。また、周辺回路領域Sでは、ゲート電
極46、ゲート絶縁層40およびソース・ドレイン領域
50が、P型MOSトランジスタを構成する。
ゲート絶縁層38およびソース・ドレイン領域48a,
48bが、駆動トランジスタとなるN型MOSトランジ
スタを構成する。また、周辺回路領域Sでは、ゲート電
極46、ゲート絶縁層40およびソース・ドレイン領域
50が、P型MOSトランジスタを構成する。
【0033】ソース・ドレイン領域48a,48b,5
0を形成した後には、ゲート電極44,46の上に、第
1層間絶縁膜52を成膜する。第1層間絶縁膜52は、
たとえばCVD法により成膜された酸化シリコン膜、窒
化シリコン膜、PSG膜、BPSG膜などで構成され
る。メモリセル領域Mにおける第1層間絶縁膜52に
は、ソース・ドレイン領域48aに対して臨むコンタク
トホールが形成され、このコンタクトホールに入り込む
ように、記憶ノード層54が所定パターンで形成され
る。記憶ノード層54は、たとえばCVD法により成膜
されたポリシリコン層で構成される。
0を形成した後には、ゲート電極44,46の上に、第
1層間絶縁膜52を成膜する。第1層間絶縁膜52は、
たとえばCVD法により成膜された酸化シリコン膜、窒
化シリコン膜、PSG膜、BPSG膜などで構成され
る。メモリセル領域Mにおける第1層間絶縁膜52に
は、ソース・ドレイン領域48aに対して臨むコンタク
トホールが形成され、このコンタクトホールに入り込む
ように、記憶ノード層54が所定パターンで形成され
る。記憶ノード層54は、たとえばCVD法により成膜
されたポリシリコン層で構成される。
【0034】記憶ノード層54の上には、キャパシタ用
絶縁膜を介してプレート電極層56が積層される。キャ
パシタ用絶縁膜は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリ
コン膜あるいはこれらの積層構造であるONO膜などで
構成される。プレート電極層56は、たとえばCVD法
により成膜されたポリシリコン層で構成される。記憶ノ
ード層54、キャパシタ用絶縁層およびプレート電極層
56が、メモリセルごとのキャパシタを構成する。
絶縁膜を介してプレート電極層56が積層される。キャ
パシタ用絶縁膜は、たとえば酸化シリコン膜、窒化シリ
コン膜あるいはこれらの積層構造であるONO膜などで
構成される。プレート電極層56は、たとえばCVD法
により成膜されたポリシリコン層で構成される。記憶ノ
ード層54、キャパシタ用絶縁層およびプレート電極層
56が、メモリセルごとのキャパシタを構成する。
【0035】プレート層56の上には、第2層間絶縁膜
58がCVD法などで成膜される。第2層間絶縁膜58
の材質は、特に限定されず、たとえばBPSG膜で構成
される。メモリセル領域Mにおいて、第2層間絶縁膜お
よび第1層間絶縁膜52には、ビット線コンタクトを形
成するパターンで、ソース・ドレイン領域48bに対し
て臨むコンタクトホールが形成され、そのコンタクトホ
ールに入り込むように、ビット線60が第2層間絶縁膜
58上に形成される。ビット線60は、たとえばCVD
法で成膜されたポリシリコン層で構成される。
58がCVD法などで成膜される。第2層間絶縁膜58
の材質は、特に限定されず、たとえばBPSG膜で構成
される。メモリセル領域Mにおいて、第2層間絶縁膜お
よび第1層間絶縁膜52には、ビット線コンタクトを形
成するパターンで、ソース・ドレイン領域48bに対し
て臨むコンタクトホールが形成され、そのコンタクトホ
ールに入り込むように、ビット線60が第2層間絶縁膜
58上に形成される。ビット線60は、たとえばCVD
法で成膜されたポリシリコン層で構成される。
【0036】ビット線60の上には、第3層間絶縁層6
2が成膜される。第3層間絶縁層62は、たとえばBP
SG層で構成してある。第3層間絶縁層62には、周辺
回路領域Sにおいて、ソース・ドレイン領域50に臨む
コンタクトホールが形成され、リフロー熱処理後、金属
配線層64が形成される。金属配線層64は、たとえば
アルミニウム合金層で構成され、その下地層としてニッ
ケルなどの高融点金属層が用いられる場合がある。
2が成膜される。第3層間絶縁層62は、たとえばBP
SG層で構成してある。第3層間絶縁層62には、周辺
回路領域Sにおいて、ソース・ドレイン領域50に臨む
コンタクトホールが形成され、リフロー熱処理後、金属
配線層64が形成される。金属配線層64は、たとえば
アルミニウム合金層で構成され、その下地層としてニッ
ケルなどの高融点金属層が用いられる場合がある。
【0037】なお、本発明は、上述した実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。たとえば、上述した実施例では、DRAM
用メモリセルとして、スタックトキャパシタ構造を採用
したが、本発明では、メモリセルの構造は特に限定され
ず、0.35μmDRAM以降の主流となると考えられ
ているビット線シールド構造であっても良い。また、本
発明に係る製造方法は、DRAMの製造方法にのみ適用
されることなく、第1導電型のチャネルを有する第1ト
ランジスタと第2導電型のチャネルを有する第2トラン
ジスタとが同一半導体基板上に形成される半導体装置の
製造方法のすべてに対して適用することができる。
れるものではなく、本発明の範囲内で種々に改変するこ
とができる。たとえば、上述した実施例では、DRAM
用メモリセルとして、スタックトキャパシタ構造を採用
したが、本発明では、メモリセルの構造は特に限定され
ず、0.35μmDRAM以降の主流となると考えられ
ているビット線シールド構造であっても良い。また、本
発明に係る製造方法は、DRAMの製造方法にのみ適用
されることなく、第1導電型のチャネルを有する第1ト
ランジスタと第2導電型のチャネルを有する第2トラン
ジスタとが同一半導体基板上に形成される半導体装置の
製造方法のすべてに対して適用することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、第1トランジスタのしきい値電圧調整用のイオン注
入工程およびそのためのレジスト膜のパターニング工程
を省略することができる。また、本発明では、チャネル
ストップ用イオン注入を、専用のマスクパターンを有す
るレジスト膜を使用することなく行うことができ、レジ
スト膜の形成およびパターニング工程の削減を図ること
ができる。
ば、第1トランジスタのしきい値電圧調整用のイオン注
入工程およびそのためのレジスト膜のパターニング工程
を省略することができる。また、本発明では、チャネル
ストップ用イオン注入を、専用のマスクパターンを有す
るレジスト膜を使用することなく行うことができ、レジ
スト膜の形成およびパターニング工程の削減を図ること
ができる。
【0039】LOCOS形成後に、第1トランジスタの
チャネルストッパ用イオン注入時に導入された不純物を
補償するように、第2トランジスタ形成領域に、第2ト
ランジスタのためのチャネルストッパ領域を形成するた
めのイオン注入を行う本発明では、第2トランジスタの
短チャネル効果を抑制する効果もある。また、このイオ
ン注入の際に用いたレジストパターンを用いて、第2ト
ランジスタのしきい値電圧調整用のイオン注入を引続き
行うことができる。この点でも、レジスト膜によるマス
クパターン形成工程の削減に寄与する。
チャネルストッパ用イオン注入時に導入された不純物を
補償するように、第2トランジスタ形成領域に、第2ト
ランジスタのためのチャネルストッパ領域を形成するた
めのイオン注入を行う本発明では、第2トランジスタの
短チャネル効果を抑制する効果もある。また、このイオ
ン注入の際に用いたレジストパターンを用いて、第2ト
ランジスタのしきい値電圧調整用のイオン注入を引続き
行うことができる。この点でも、レジスト膜によるマス
クパターン形成工程の削減に寄与する。
【0040】DRAMのメモリセル駆動用トランジスタ
は、そのしきい値電圧を高めに設定する必要があること
から、本発明では、第1トランジスタが、DRAMのメ
モリセル用駆動トランジスタであり、第2トランジスタ
が、周辺回路のトランジスタである場合に、特に有効で
ある。また、本発明では、狭チャネル効果を積極的に利
用しているので、第1トランジスタのチャネル幅が0.
7μm以下である場合に特に有効である。
は、そのしきい値電圧を高めに設定する必要があること
から、本発明では、第1トランジスタが、DRAMのメ
モリセル用駆動トランジスタであり、第2トランジスタ
が、周辺回路のトランジスタである場合に、特に有効で
ある。また、本発明では、狭チャネル効果を積極的に利
用しているので、第1トランジスタのチャネル幅が0.
7μm以下である場合に特に有効である。
【図1】図1(A)〜(D)は本発明の一実施例に係る
DRAMの製造過程を示す概略断面図である。
DRAMの製造過程を示す概略断面図である。
【図2】図2(A),(B)は従来例に係る半導体装置
の製造過程を示す概略断面図である。
の製造過程を示す概略断面図である。
【図3】図3(A),(B)は他の従来例に係る半導体
装置の製造過程を示す概略断面図である。
装置の製造過程を示す概略断面図である。
【符号の説明】 20… 半導体基板 30… 酸化シリコン層 32… 素子分離領域(LOCOS) 36… N型MOSトランジスタのためのチャネルスト
ッパ領域 37… P型MOSトランジスタのためのチャネルスト
ッパ領域 38,40… ゲート絶縁層 44,46… ゲート電極 48a,48b,50… ソース・ドレイン領域 54… 記憶ノード層 56… プレート電極層 60… ビット線
ッパ領域 37… P型MOSトランジスタのためのチャネルスト
ッパ領域 38,40… ゲート絶縁層 44,46… ゲート電極 48a,48b,50… ソース・ドレイン領域 54… 記憶ノード層 56… プレート電極層 60… ビット線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 27/092
Claims (4)
- 【請求項1】 第1導電型のチャネルを有する第1トラ
ンジスタと第2導電型のチャネルを有する第2トランジ
スタとが同一半導体基板上に形成される半導体装置の製
造方法において、 選択酸化による素子分離領域を形成する前に、半導体基
板の表面に、第1トランジスタのチャネルストッパ用イ
オン注入を行う工程と、 その後、素子分離パターンに対応して、半導体基板の表
面を選択酸化し、素子分離領域を形成する工程とを有
し、 上記選択酸化時に、上記イオン注入時にイオン注入され
た不純物が、素子分離領域下部で拡散し、第1トランジ
スタに対して狭チャネル効果を積極的に引き起こし、第
1トランジスタのしきい値電圧を高めに調整することを
特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 上記選択酸化工程後に、第2トランジス
タの形成領域にのみ、上記第1トランジスタのチャネル
ストッパ用イオン注入時に導入された不純物を補償し
て、第2トランジスタ形成領域に、第2トランジスタの
ためのチャネルストッパ領域を形成するためのイオン注
入工程をさらに有する請求項1に記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項3】 上記第1トランジスタが、DRAMのメ
モリセル用駆動トランジスタであり、第2トランジスタ
が、周辺回路のトランジスタである請求項1または2に
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 上記第1トランジスタのチャネル幅が
0.7μm以下である請求項1〜3のいずれかに記載の
半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184239A JPH0745715A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5184239A JPH0745715A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0745715A true JPH0745715A (ja) | 1995-02-14 |
Family
ID=16149822
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5184239A Pending JPH0745715A (ja) | 1993-07-26 | 1993-07-26 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0745715A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11214656A (ja) * | 1998-01-29 | 1999-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
| WO2022130451A1 (ja) * | 2020-12-14 | 2022-06-23 | ユニサンティス エレクトロニクス シンガポール プライベート リミテッド | 柱状半導体装置とその製造方法 |
-
1993
- 1993-07-26 JP JP5184239A patent/JPH0745715A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11214656A (ja) * | 1998-01-29 | 1999-08-06 | Mitsubishi Electric Corp | 半導体装置およびその製造方法 |
| WO2022130451A1 (ja) * | 2020-12-14 | 2022-06-23 | ユニサンティス エレクトロニクス シンガポール プライベート リミテッド | 柱状半導体装置とその製造方法 |
| JPWO2022130451A1 (ja) * | 2020-12-14 | 2022-06-23 | ||
| TWI815211B (zh) * | 2020-12-14 | 2023-09-11 | 新加坡商新加坡優尼山帝斯電子私人有限公司 | 柱狀半導體裝置及其製造方法 |
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