JPH0746488B2 - フロッピーディスク用ライナー及びその製法 - Google Patents

フロッピーディスク用ライナー及びその製法

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JPH0746488B2 JP62227069A JP22706987A JPH0746488B2 JP H0746488 B2 JPH0746488 B2 JP H0746488B2 JP 62227069 A JP62227069 A JP 62227069A JP 22706987 A JP22706987 A JP 22706987A JP H0746488 B2 JPH0746488 B2 JP H0746488B2
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辰廣 加藤
勇 牧原
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフロツピーデイスク用ジヤケツトの内張に使用
する繊維シートからなる新規ライナーに関する。
(従来の技術) フロツピーデイスク用のジヤケツトは一般に塩化ビニル
系樹脂またはABS系樹脂等の高分子樹脂シートからなる
袋体を呈しており、その内面には繊維シートからなるラ
イナーが接合されている。この繊維シートからなるライ
ナーはフロツピーデイスクとジヤケツト本体を構成する
樹脂シートとの直接接触を遮断してフロツピーデイスク
表面の摩耗あるいは損傷を回避すると共にフロツピーデ
イスク表面のクリーニングを主目的として設置されてお
り、従来より各種の繊維シートが提案されている。例え
ば特開昭58−7705号公報にはポリエステル繊維からなる
不織布が開示され、特開昭54−49115号公報にはポリプ
ロピレン繊維からなる不織布が開示され、実開昭57−71
280号公報には再生繊維素繊維からなる不織布が開示さ
れており、これらは不織布の形態を安定化するために繊
維同志を融着させたり、接着剤で繊維間を接着固定する
等の方法が用いられている。
(発明が解決しようとする問題点) 一方公知技術による一般的な繊維シートをフロツピーデ
イスク用ライナーとして使用すると接着材、繊維等の脱
落によるリントが生成しエラーが発生し易くなる。とく
に最近では、フロツピーデイスクはマイクロ化高密度化
高速回転化の方向に大きく転換しつつあり、これに対応
できる高性能のフロツピーデイスク用ライナーの開発が
強く要望されている。又接着剤で繊維間を接着固定する
方法によるフロツピーデイスク用ライナーはリントの発
生は少なくなるもののクリーニング効果が充分でなくフ
ロツピーデイスク用ライナーとしては問題がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、熱可塑性繊維を含み、熱圧着部と非熱圧着部
が存在し、熱圧着部によって布帛形態が保たれている構
造の不織布であり、かつ高分子樹脂が1〜10重量%付着
していることを特徴とするフロッピーディスク用ライナ
ー、及び熱可塑性繊維を含んだシート状繊維集合体を部
分的に加熱圧着した後、高分子樹脂を1〜10重量%付着
させることを特徴とするフロッピーディスク用ライナー
の製法である。
本発明を更に詳細に説明すると、熱可塑性繊維を含み、
熱圧着部と非圧着部が存在し、熱圧着部によって布帛形
態が保たれている構造の不織布は、ポリエステル、ポリ
プロピレン、ポリエチレンや、これらの複合繊維などの
熱可塑性繊維を単独でもちいたり、同じ熱可塑性繊維で
も融点の異なる繊維を混綿したり、レイヨンや綿などの
非熱可塑性繊維を混綿したものをカード、ランダムウエ
ツバー等でウエツブ状にした後、エンボスカレンダー等
で加熱圧着することにより得られる。
高分子樹脂としては水溶性又は水分散性高分子樹脂であ
ることが好ましく、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、
NBR系樹脂、SBR系樹脂、酢ビ系樹脂等があげられる。こ
れらの樹脂に架橋剤や平滑剤等の改質剤を添加し高分子
樹脂の性能を改良することも可能である。又、溶剤系樹
脂を使用しても、得られる効果は大差ないがコストや作
業性、安全性、作業環境等に問題があり好ましくない。
付着量は10重量%以下、好ましくは1〜10重量%の範囲
である。付着量が10重量%を超える場合には得られるラ
イナーが非常に硬くなり、フロツピーデイスクのメデイ
アを傷つけたり、クリーニング性が劣るなどフロツピー
デイスク用ライナーとしては不適である。
付着状態としては高分子樹脂が熱圧着部よりも非圧着部
に多く存在していることが好ましい。これはリントの発
生は非圧着部からの発生が多く、圧着部からはその発生
がほとんど見られないことから、高分子樹脂は非圧着部
に付着させる必要があるからである。又、熱圧着部への
高分子樹脂付着はリント低減に効果がないうえにライナ
ーを硬くするだけであり好ましくない。
本発明のライナーの好ましい物性値は、粒子径10μm以
上のリント発生が80ヶ/10cm2以下、厚さ圧縮率が32%以
上、厚さ回復率が80%以上、及び剛軟度が0.6gf・cm以
下である。これらの内、厚さ圧縮率、厚さ回復率及び剛
軟度は、ライナーのクリーニング性の優劣を示す指標で
あって、厚さ圧縮率が32%未満であったり、厚さ回復率
が80%未満であったり、又は剛軟度が0.6gf・cmを越え
る場合は、クリーニング性が劣ることを示している。
ここでリント発生数、厚さ圧縮率、厚さ回復率、及び剛
軟度の測定は以下の方法による。
〔リント発生数〕
以下の条件で超音波洗浄実施後の洗浄液を、リオン社製
液中微粒子計数器にて粒子測定する。
(イ) 試料:127mm×127mmのライナー (ロ) 超音波洗浄器:ヴエルヴオソニ社製 (VS−70R) (ハ) 洗浄浴比:1:300(純水) (ニ) 洗浄時間:10分間 〔厚さ圧縮率〕 初荷重2g/cm2時のライナーの厚さをt0とし、40g/cm2
重時のライナーの厚さをt1としたとき、次式より算出す
る。
(t0−t1)/t0×100(%) 〔厚さ回復率〕 上記40g/cm2荷重を除去し、荷重2g/cm2をかけて1分経
過後の厚さをt2としたとき、次式より算出する。
(t2−t1)/(t0−t1)×100(%) 〔剛軟度〕 JISL−1096剛軟度B法(スライド法)による。
本発明のフロツピーデイスク用ライナーは熱可塑性繊維
を含んだシート状繊維集合体を部分的に加熱圧着し熱圧
着部と非圧着部が存在し、熱圧着部によって布帛形態が
保たれている構造の不織布に高分子樹脂を付着させるこ
とにより製造される。一般に行なわれている、圧着部に
よって布帛形態が保たれていない単なる繊維シート状物
に、サチユレーター等で高分子樹脂を付着させる方法で
不織布を製造するには、布帛形態を保持するために多量
の高分子樹脂を必要とし、この方法で製造した不織布は
硬くなり、フロツピーデイスクのメデイアを傷つけた
り、クリーニング性が劣るなどフロツピーデイスク用ラ
イナーとしては適さない。
高分子樹脂を熱圧着部と非圧着部が存在し、熱圧着部に
よって布帛形態が保たれている構造の不織布に高分子樹
脂を付着させる方法としては、浸漬法やコーター、スプ
レー等が有るが、いずれの方法でも付着後にマングル等
でニツプすることが重要であり、これにより非圧着部表
面のみならず非圧着部内部まで均一に高分子樹脂を付着
させ、又、圧着部への付着量を極力少なくし、全体とし
て高分子樹脂の必要量を極力減少させる。したがってフ
ロツピーデイスク用ライナーとして使用した時のクリー
ニング性の向上に顕著な効果を奏する。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、実
施例中のクリーニング性の測定は以下の方法によった。
〔クリーニング性測定法〕
フロツピーデイスク2HDタイプを用い、メデイア表面に
ポリスチレンポリマー(粒子径3μm)5%分散液を0.
1ml滴下し、乾燥した後、フロツピーデイスクドライバ
ーにて1分間実走テストし、テスト後のメデイア表面ラ
イナーのクリーニング性能を視覚判定する。
〔実施例1〕 ポリエステル繊維(1.5d×51mm)50重量%、レーヨン繊
維(1.5d×51mm)50重量%綿を混打綿した後フラツトカ
ードにてウエツブを作成し、これを積層し30g/m2のウエ
ツブを得た。これを第1図に示すパターンで、L=1.2m
m、l=1.0mm、高さ0.5mmの凸部1がロール周面の25%
を占めるエンボスロール、下部がフラットなロールにて
180℃の温度で10kg/cmの圧力で加熱圧着し、熱圧着部と
非圧着部が存在する不織布を得た。これにニポールLX−
874〔日本ゼオン(株)製アクリル樹脂エマルジヨン〕1
00g/の溶液につけた後高分子樹脂溶液付着率100重量
%になるようにマングルにて絞り、ただちに150℃、1
分間の乾燥処理を行なった。これにより全体として高分
子樹脂が5重量%付着したフロツピーデイスク用ライナ
ーを得た。比較例1として上記熱圧着部と非圧着部が存
在する不織布に樹脂加工を施さないもの、又比較例2と
してカレンダーによる加熱圧着処理をせずサチユレイタ
ーにより前記樹脂をフロツピーデイスク用ライナーとし
て必要な不織布強度を持つように付着させた物を作成し
た。この時の高分子樹脂付着量は15重量%であった。以
上のライナーのリント数(10cm2当りの10μm以上のリ
ント数)、クリーニング性及びドロツプアウト測定にお
ける合格率(%)等を測定し、第1表にその結果を示し
た。
上記の結果より、本発明の方法で得られるフロツピーデ
イスク用ライナーは、比較例1,2に比べリント数、クリ
ーニング性とも優れたライナーであることがわかる。
[実施例2〜6、比較例3〜6] 実施例1と同様にして得た熱圧着部と非熱圧着部が存在
する不織布に、ラックスター4700C[大日本インキ株式
会社製NBR樹脂エマルジョン]を付着量を種々変更して
付着させたライナーを得た。得られたライナーのリント
数、クリーニング性及びドロップアウト合格率等を第2
表(次頁)に示した。
融点130℃の低融点ポリエステル繊維(4d×51mm)50%
とレーヨン繊維(1.5d×51mm)50%とからなる混合ウエ
ブ(厚さ70μ)の両面に、融点255℃のポリエステル繊
維(1.5d×51mm)50%とレーヨン繊維(1.5d×51mm)50
%とからなる混合ウエブ(厚さ各々70μ)をサンドイツ
チ状に重ね合わせて温度180℃、圧力10kg/cmで部分熱圧
着し、しかる後ニポールLX−874〔日本ゼオン(株)
製、アクリル樹脂エマルジヨン〕100g/の溶液につけ
た後、高分子樹脂100重量%になるようにマングルにて
絞り、直ちの溶液につけた後、高分子樹脂100重量%に
なるようにマングルにて絞り、直ちに150℃で1分間乾
燥処理して、高分子樹脂量が5重量%付着したライナー
を得た。
得られたライナーの性能は次の通りであつた。
リント数 14 圧縮率 33.4% 回復率 96.7% 剛軟度 0.21gf・cm クリーニング性 極めて良好 ドロツプアウト合格率 100% (発明の効果) 上述の如く構成された本発明のフロツピーデイスク用ラ
イナーは、フロツピーデイスクのエラーの発生原因とな
るリントの発生が極端に少く、又、フロツピーデイスク
用ライナーとして要求されるクリーニング性も良好で、
最近のフロツピーデイスクのマイクロ化高密度化高速回
転化に対応できる高性能のフロツピーデイスク用ライナ
ーとして極めて有用なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で使用したエンボスロールのエンボスパ
ターンを示す。 1……凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧原 勇 愛知県名古屋市東区砂田橋4―1―60 三 菱レイヨン株式会社内 (72)発明者 伊藤 正則 愛知県名古屋市東区砂田橋4―1―60 三 菱レイヨン株式会社内 審判の合議体 審判長 堀 泰雄 審判官 仁木 由美子 審判官 大黒 浩之 (56)参考文献 特開 昭60−127580(JP,A) 特開 昭59−60776(JP,A) 特開 昭60−83281(JP,A) 特開 昭53−103714(JP,A) 特開 昭60−187981(JP,A) 特開 昭60−109076(JP,A) 実開 昭57−177277(JP,U) 実開 昭60−120568(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性繊維を含み、熱圧着部と非熱圧着
    部が存在し、熱圧着部によって布帛形態が保たれている
    構造の不織布であり、かつ高分子樹脂が1〜10重量%付
    着していることを特徴とするフロッピーディスク用ライ
    ナー。
  2. 【請求項2】熱可塑性繊維を含んだシート状繊維集合体
    を部分的に加熱圧着した後高分子樹脂を1〜10重量%付
    着させることを特徴とするフロッピーディスク用ライナ
    ーの製法。
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