JPH07486Y2 - コンクリート構造物の保護材 - Google Patents

コンクリート構造物の保護材

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JPH07486Y2
JPH07486Y2 JP1987077476U JP7747687U JPH07486Y2 JP H07486 Y2 JPH07486 Y2 JP H07486Y2 JP 1987077476 U JP1987077476 U JP 1987077476U JP 7747687 U JP7747687 U JP 7747687U JP H07486 Y2 JPH07486 Y2 JP H07486Y2
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JP
Japan
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protective material
concrete structure
structure according
rubber
surface layer
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JP1987077476U
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JPS63185813U (ja
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勝 藤井
保夫 竹原
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Sumitomo Rubber Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案はコンクリート構造物の保護材に関し、さらに
詳細にいえば、コンクリート橋脚、岸壁、防波堤等のコ
ンクリート構造物の表面を保護する防護材に関する。
〈従来の技術と考案が解決しようとする問題点〉 急流の河川、荒波が打ち寄せる海岸沿い等に構築され
る、橋脚、岸壁、防波堤等のコンクリート構造物につい
ては、流体中に含まれる岩石、流木、砂礫等の異物の衝
突によって、激しく損傷(侵食)され、その寿命が短く
なることから、何らかの方法により損傷から保護する必
要がある。
上記の観点から、従来は、コンクリート構造物の表面に
分厚い木製のプロテクタを取付けたり、テトラポットを
配置したりすることが行なわれている。しかし、上記プ
ロテクタは、河水、海水等を含浸することにより比較的
早期に朽腐し、さらには岩石、流木、砂礫等の衝突によ
って比較的早期に破損し、充分な保護効果を挙げること
ができなかった。また、テトラポットについては、衝撃
を緩和させるか、衝撃回数を減少させることはできて
も、根本的な解決策とはなり得ないものであった。
したがって、コンクリート構造物の磨耗を見込んで、予
め表面の厚みを厚くしておくことも行なわれている。し
かし、この場合には、例えば、コンクリート構造物の磨
耗量が年間に15cmであると仮定すると、10年分として1.
5mも表面の厚みを厚くしておく必要があるので、施工コ
ストが高くつくとともに、スペース的にも不利なもので
あった。
そこで、表面にゴム、プラスチック等をライニングした
鋼板製のプロテクタが開発されているが、衝撃によって
ライニングが剥離したり、河水、海水等によって鋼板が
腐蝕したりし易く、耐久性に劣るという問題があった。
〈考案の目的〉 この考案は、上記の問題点に鑑みてなされたものであ
り、耐久性に優れ、コンクリート構造物を確実に保護す
ることができるコンクリート構造物の保護材を提供する
ことを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 上記目的を達成するためのこの考案のコンクリート構造
物の保護材としては、コンクリート構造物の表面の損傷
を防止すべくコンクリート構造物に添設される屈曲自在
な板状の保護材であって、流体中に含まれる異物の衝突
に対して耐磨耗性を有する表面層の背後に、異物の衝突
による衝撃を吸収する、上記表面層よりも軟質の板状の
クッション層が設けられているものである。
ただし、表面層としては、高硬度のゴムからなるものが
好ましく、該ゴムとしては、硬度(JIS K 6301に規定の
スプリング式硬さ試験(A形)による硬度、以下同じ)
が70〜90°であることがより好ましく、また、補強用の
短繊維を混合したものであってもよい。
さらに表面層としては、多数のセラミックス製の小片か
らなるものであってもよく、この場合には、当該小片の
相互間に、所定幅の隙間が設けられていることが好まし
い。
〈作用〉 上記の構成のコンクリート構造物の保護材によれば、表
面層によって、岩石、砂礫等による磨耗作用、切削作用
に対する耐久性を確保し、クッション層によって、流木
等の比較的大きい異物の衝突による衝撃を吸収すること
ができる。
特に、表面層を硬度が70〜90°の高硬度のゴムで構成す
る場合には、上記摩擦作用等に対する良好な耐久性を発
揮することができる。また、上記高硬度のゴムが、補強
用の短繊維を混合したものである場合には、ゴムの弾力
性を維持しつつ、非常に高い硬度を確保することかでき
るので、耐切削性、耐衝撃性を大幅に向上させることが
できる。さらに、表面層が、セラミックス製の小片から
なる場合にも、摩擦作用および切削作用等に対する良好
な耐久性を発揮することができ、上記セラミックスから
なる小片の相互間に、所定幅の隙間が設けられている場
合には、当該隙間によって、防護材を無理なく弾性変形
させることができる。
〈実施例〉 以下、実施例を示す添附図面によって詳細に説明する。
第1図はこの考案の防護材(A)を示す斜視図である。
上記防護材(A)は、耐磨耗性を有する表面層(1)の
背後に、板状の軟質ゴムからなるクッション層(2)が
積層された複層構造のものであり、図の場合、全体形状
が矩形の板状に形成されている。
上記表面層(1)は、高硬度のゴムによって形成されて
おり、その硬度としては、硬度で70〜90°のものが好適
であり、クッション層(2)は、これよりも軟質のゴ
ム、例えば、硬度が40〜70°のものが好適である。
さらに、表面層(1)を構成するゴムとしては、耐老化
性、耐海水性、耐候性等の緒特性に優れたゴムが使用さ
れており、その引張り強さとしては、160kgf/mm2以上、
伸び率としては350%以上、老化後における引張り強さ
および伸び率しては、老化前の80%以上、老化前後の硬
度差としては8°以内のものが好適である。また、防護
材(A)の全体厚みとしては、20mm以上、より好ましく
は40〜50mm程度に設定されており、そのうち、表面層
(1)の厚みとしては、通常5〜10mm程度に設定されて
おり、上記硬度と相まって、全体的に屈曲自在に構成さ
れている。
以上の構成の防護材(A)は、第2図に示すように、橋
脚、岸壁、防波堤等のコンクリート構造物(B)に対し
て、クッション層(2)側を当接させた状態で、ボルト
(3)等にて固定されて使用され、表面層(1)によっ
て、岩石、砂礫等による磨耗作用、切削作用に対する耐
久性を確保し、クッション層(2)によって、流木等の
衝突による衝撃を吸収することができる。したがって、
長期間に亘って、コンクリート構造物(B)を保護する
ことができる。
なお、上記実施例において、表面層(1)を構成する高
硬度のゴムに、補強用の短繊維を混合しておいてもよ
く、この場合には、ゴムの弾力性を維持しつつ、表面層
(1)の硬さをさらに硬くすることができるので、鋭利
な砂礫等による切削作用に対しても良好な耐久性を発揮
することができるとともに、耐衝撃性も大幅に向上させ
ることができる。上記補強用の短繊維としては、アラミ
ド繊維(芳香族ポリアミド繊維)が特に好適であり、例
えば、長さ0.1〜1mm程度のものを2〜10phrの割合で混
合するのが好ましい。
第3図は、他の実施例を示す斜視図であり、この実施例
においては、表面層(1)が、ファインセラミックスか
らなる多数の小片(4)によって構成されている。上記
小片(4)は、クッション層(2)に積層されたゴム製
の基板(5)に対して貼着されるか、或いはクッション
層(2)に対して直接貼着されているものであり、この
実施例によれば、ファインセラミックスの有する強靱性
によって、防護材(A)を磨耗作用、切削作用からさら
に強力に保護することができる。
上記小片(4)の貼着は、Cn2O系ペーストを小片
(4)の裏面に印刷塗布し、大気中で加熱処理すること
により酸化物被複層(メタライズ層)を形成した後、接
着剤により接合するのが、良好な接着強度を確保するこ
とができることから好ましい。また小片(4)として
は、例えば、厚みが3〜10mm、一辺の長さが10〜50mmの
方形状ものが使用されるが、このほか、三角形、六角
形、菱形等の他の形状のものも使用される。ただし、い
ずれにおいても、小片(4)の相互間には、1mm程度の
隙間を設けておくのが、防護材(A)の弾性変形を無理
なく行なわせることができるので好ましい。
なお、上記基板(5)を構成するゴムについては、例え
ば硬度が70〜90°のものが使用されるが、これよりもさ
らに軟質のゴムも使用することができる。
この考案のコンクリート構造物の保護材は、上記実施例
に限定されるものでなく、例えば、第1図に示す実施例
において、さらに耐久性を向上させるべく、表面層
(1)を構成するゴムにセラミックス製のチップをちり
ばめておくこと、クッション層(2)の内部に補強用の
金属板を埋設しておくこと、全体形状をチューブ状等の
他の形状に形成すること等、この考案の要旨を変更しな
い範囲で種々の設計変更を施すことができる。
〈考案の効果〉 以上のようにこの考案のコンクリート構造物の保護材に
よれば、表面層によって、磨耗作用、切削作用等に対す
る耐久性を確保し、クッション層によって、流木等の衝
突による衝撃を吸収することができるので、長期に亘っ
てコンクリート構造物を保護することができるという特
有の実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は保護材の斜視図、 第2図は使用状態を示す斜視図、 第3図は他の実施例を示す斜視図。 (1)……表面層、(2)……クッション層、(4)…
…セラミックス小片、(A)……防護材、(B)……コ
ンクリート構造物

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート構造物の表面の損傷を防止す
    べくコンクリート建造物に添設される屈曲自在な板状の
    保護材であって、流体中に含まれる異物の衝突に対して
    耐磨耗性を有する表面層の背後に、異物の衝突による衝
    撃を吸収する、上記表面層よりも軟質の板状のクッショ
    ン層が設けられていることを特徴とするコンクリート構
    造物の保護材。
  2. 【請求項2】表面層が、高硬度のゴムからなる上記実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のコンクリート構造物の
    保護材。
  3. 【請求項3】高硬度のゴムが、硬度(JIS K 6301に規定
    のスプリング式硬さ試験(A形)による硬度)が70〜90
    °である上記実用新案登録請求の範囲第2項記載のコン
    クリート構造物の保護材。
  4. 【請求項4】高硬度のゴムが、補強用の短繊維を混合し
    たものである上記実用新案登録請求の範囲第2項記載の
    コンクリート構造物の保護材。
  5. 【請求項5】短繊維が、2〜10phr混入されている上記
    実用新案登録請求の範囲第4項記載のコンクリート構造
    物の保護材。
  6. 【請求項6】短繊維が、アラミド繊維である上記実用新
    案登録請求の範囲第4項記載のコンクリート構造物の保
    護材。
  7. 【請求項7】高硬度のゴムが、少なくとも表面に、セラ
    ミックス製のチップを散在させたものである上記実用新
    案登録請求の範囲第2項記載のコンクリート構造物の保
    護材。
  8. 【請求項8】表面層が、多数のセラミックス製の小片か
    らなる上記実用新案登録請求の範囲第1項記載のコンク
    リート構造物の保護材。
  9. 【請求項9】セラミックス製の小片の相互間に、所定幅
    の隙間が設けられている上記実用新案登録請求の範囲第
    8項記載のコンクリート構造物の保護材。
JP1987077476U 1987-05-22 1987-05-22 コンクリート構造物の保護材 Expired - Lifetime JPH07486Y2 (ja)

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