JPH0748934Y2 - 自動ドア開扉装置 - Google Patents

自動ドア開扉装置

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JPH0748934Y2
JPH0748934Y2 JP13728389U JP13728389U JPH0748934Y2 JP H0748934 Y2 JPH0748934 Y2 JP H0748934Y2 JP 13728389 U JP13728389 U JP 13728389U JP 13728389 U JP13728389 U JP 13728389U JP H0748934 Y2 JPH0748934 Y2 JP H0748934Y2
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宗七 高良
純 山岸
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OI SEISAKUSHO CO., LTD.
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OI SEISAKUSHO CO., LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両等のドアを、運転席等に設けた操作スイ
ッチの操作により、自動的に開けるようにした自動ドア
開扉装置に関する。
〔従来の技術〕
例えば、本出願人の特許出願に係る実願平1−59120号
の願書に添付した明細書及び図面には、車体に設けら
れ、かつドアを、閉じる方向及び開く方向に強制的に移
動させるドア移動装置と、ドアに設けられ、かつドアが
予め定めたハーフラッチ位置まで閉じたとき、ドアロッ
クのラッチを強制的に回動させることにより、ドアを全
閉位置まで閉じさせるクロージャと、ドアを開く際に、
ドア移動装置の作動に先立って、ドアロックをロック解
除させるロック解除装置とを備える自動ドア開閉装置が
開示されている。
また、上記実用新案登録出願のものにおいては、運転席
近傍に設けた操作装置における開扉操作スイッチを操作
することにより、ドア移動装置が作動するにの先立っ
て、ロック解除装置を作動させて、ドアロックをロック
解除させ、ドアが、若干開き方向にシール反力に押され
て移動すると、ドアの前端部に当接してその接点を開く
ようにした常閉のドアスイッチが、ドアの開きを検出し
て、その接点を閉じることにより、ドア移動装置の作動
を制御して、開き方向に作動させ、ドアを開き方向に強
制的に移動させるようにしたドア移動制御装置が設けら
れている。
このようなドア移動制御装置を設けることにより、ドア
が閉じている状態での、ドア移動装置の作動を不能に
し、ロック解除装置におけるドアロックの解除作動に無
理な力が掛かることがないようにして、円滑なドアの開
き移動を行ない得るようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述のような従来の装置においては、ドアスイッチがド
アの開きを検出して、その接点が閉じることにより、操
作装置における開扉操作スイッチによるドア移動装置の
作動を制御し得るため、例えばドアスイッチの接点が、
何らかの原因で接触不良を起こしたり、または、ドアス
イッチのドアに当接する作動部位が、凍結等により作動
不能になり、ドアの開きを検出することができなくなる
と、ドア移動装置の開き方向の作動が不能になり、ドア
を開くことができなくなる。
本考案は、従来の技術が有している上記のような問題点
を解決した自動ドア開扉装置を提供することを目的とし
ている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案においては、ドアを少
なくとも開ける方向に強制的に移動させるドア移動装置
と、前記ドアが開いたことを検出しうるドアスイッチ
と、ドアロックをロック解除作動させえるアクチュエー
タと、操作装置における開扉操作スイッチを操作するこ
とにより、前記アクチュエータをロック解除作動させる
とともに、前記ドアスイッチがドアを開いたことを検出
したとき、前記ドア移動装置を開扉方向に駆動可能にす
るドア移動制御装置と備える自動ドア開扉装置におい
て、 前記ドア移動制御装置に、前記開扉操作スイッチの操作
時から計時して、少なくともアクチュエータがロック解
除作動しうるに充分な設定時間経過後に、接点を閉じる
ことにより、前記ドア移動装置を開扉方向に駆動可能に
するタイマーを、前記ドアスイッチと並列に設けたこと
を特徴としている。
〔作用〕
ドアが全閉位置まで閉じていると、ドアスイッチは開
く。この状態で、操作装置における開扉操作スイッチを
操作して閉じると、アクチュエータが解除作動させられ
て、ドアロックがロック解除し、ドアは、ドアシールの
反発力等により、若干開き方向に開かれる。
すると、ドアが開かれたことを、ドアスイッチが検出し
て、ドア移動装置を開き方向に作動させ、ドアは、強制
的に開く方向に移動させられる。
また、ドアスイッチが、何らかの原因により故障して、
ドアが開かれたことを検出できなくなった場合は、ドア
移動制御装置にドアスイッチと並列に接続されたタイマ
ーが、操作装置における開扉操作スイッチが閉じられた
時点から時計を開始する。アクチュエータによりドアロ
ックがロック解除させられる時間よりも長く設定された
設定時間経過後に、その接点を閉じることにより、ドア
スイッチがドアの開きを検出したときと同じようにし
て、アクチュエータによりドアロックがロック解除させ
られ、ドアが若干開き方向に移動した後、ドア移動装置
を開き方向に作動させて、ドアを開く方向に作動させる
ことができる。
〔実施例〕
以下、本考案を、自動車のスライドドアの自動開閉装置
に適用した一実施例を、添付図面に基づいて説明する。
なお、本考案は、ドアを自動的に開ける装置に関するも
のであるが、この実施例においては、ドアを自動的に閉
じる機能を持たせてある。
第1図において、(11)は自動車の車体、(12)は、適
宜の案内手段(図示略)により、車体(11)の側面より
外側方に若干移動した後、車体(11)の側面と平行に後
方に開き、かつ逆方向に閉じるようにしたスライドドア
(以下単にドアという)である。
車体(11)のフロア部下面には、ドア(12)を全閉位置
から全開位置まで、及びその逆方向に強制的に開閉移動
させるドア移動装置(A)が設けられている。
このドア移動装置(A)は、実開昭59−121406号公報に
開示されている公知のものと同一であり、その主要な構
成について簡単に説明する。
ドア(12)の前下部内面に固着されたブラケット(13)
に中間部が止着され、かつ一部がドア(12)の移動軌跡
と平行に往復回走するようにしたワイヤ(14)の両端末
を、巻取りドラム(15)に巻着し、この巻取りドラム
(15)を、モータ(16)により、減速装置(17)を介し
て正逆回転させることにより、ワイヤ(14)を往復回走
させて、ドア(12)を上述のように開閉させることがで
きるようになっている。
ドア移動装置(A)は、車体(11)に設けられ、かつド
ア(12)が、全閉位置から少なくとも後述するハーフラ
ッチ位置までの間に位置しているときに、ドア(12)の
前端面に当接して開くようにした常閉のドアスイッチ
(18)と、車体(11)に設けられ、かつドア(12)が全
開位置まで開いたときに、ドア(12)のブラケット(1
3)の後端に当接して閉じるようにした常開の全開スイ
ッチ(19)とを備えている。
車体(11)には、ドア(12)が、後述するハーフラッチ
位置よりわずかに開いた位置で、かつドア(12)の前端
と車体の間に手を挿入できない程度の予め定めた給電開
始位置を閉じる方向に通過するときだけ、ブラケット
(13)に当接して、瞬間的に閉じるようにした給電開始
スイッチ(20)が設けられている。
(B)は、車体(11)の運転席近傍もしくはドア(12)
により開閉される出入口近傍又はその両方に設けられた
操作装置で、シーソー式の押しボタン(21)を、中立位
置から開扉側及び閉扉側に押すことにより、第2図に示
すように、可動接点を共通とした開扉操作スイッチ(2
2)と閉扉操作スイッチ(23)とを、選択的に閉じるこ
とができるようになっている。
(24)は、電源としてのバッテリである。
(C)は、ドア(12)の前端面と対向する車体(11)の
対向面と、ドア(12)の前端面とに、出没自在に設けら
れたそれぞれ1対ずつのコネクタ素子である接触子(25
a)(25b)(26a)(26b)を備え、ドア(12)が上記給
電開始位置とほぼ同一位置から全閉位置までの間にある
とき、互いに対向する接触子(25a)と(26a)、(25
b)と(26b)同士が接触して、車体(11)からドア(1
2)への給電を可能にする給電コネクタである。
この給電コネクタ(C)における車体(11)側の接触子
(25a)(25b)、及び上述した車体(11)側のその他の
電気素子、例えばドア移動装置(A)におけるモータ
(16)、ドアスイッチ(18)、全開スイッチ(19)、操
作装置(B)、給電開始スイッチ(20)、バッテリ(2
4)は、適宜の配線コード(39)(一部図示略)を介し
て、車体側制御装置(40)に接続されている。
ドア(12)内には、ドア(12)が、ドアロック(27)内
におけるラッチ(図示略)と車体(11)側に固着された
ストライカ(図示略)とが辛うじて係合する、いわゆる
半ドア状態であるハーフラッチ位置まで閉じたとき、上
記ラッチを強制的に回動させることにより、ドア(12)
を全閉位置まで閉じさせるようにしたクロージャ(D)
と、ドアロック(27)におけるオープンレバー(28)に
連係され、このオープンレバーを解除方向に回動させる
ことにより、ラッチの拘束を解いて、ドア(12)を開く
ことができるようにするソレノイド駆動−ばね復帰型の
公知のアクチュエータ(E)とが設けられている。
クロージャ(D)は、特願昭63−219632号特許出願の願
書に添付した明細書及び図面に開示されているものと同
一のものであるので、その主要な構成について簡単に説
明する。
クロージャ(D)は、モータ(29)を正転させることに
より、減速器(30)及びその出力軸に固嵌されたピニオ
ン(31)を介して、ピニオン(31)に噛合するセクター
ギヤ(32)を、第1図における反時計方向に回動させ、
このセンターギヤ(32)の回動により、ケーブル(33)
をもって、セクターギヤ(32)と連係されたクローズレ
バー(34)を所要方向に回動させ、かつこのクローズレ
バー(34)の回動により、ドアロック(27)におけるラ
ッチより上方に延出する腕部(35)を回動させて、ラッ
チをストライカと完全に噛合するフルラッチ位置まで回
動させ、もってドア(12)を、ハーフラッチ位置から全
閉位置まで、強制的に閉じることができるようになって
いる。
モータ(29)を逆転させると、セクターギヤ(32)及び
クローズレバー(34)は原位置に復帰回動させられ、ク
ローズレバー(34)は、ラッチの腕部(35)の回動の妨
げとならない位置で停止する。
(36)は、ドアロック(27)に設けられたハーフラッチ
検知スイッチで、ドア(12)がハーフラッチ位置に達し
たときのラッチへのストライカの衝突により、オープン
レバー(28)が解除方向に若干回動させられ、そのとき
のオープンレバー(28)の回動により閉じられるように
なっている。
(37)は、フルラッチ検知スイッチで、クローズレバー
(34)がラッチをフルラッチ位置まで回動させたとき、
クローズレバー(34)に当接して閉じられるようになっ
ている。
(38)は、セクターギヤ(32)が原位置に復帰したこと
を検知する復帰確認スイッチで、セクターギヤ(32)が
原位置に停止しているときは、セクターギヤ(32)に当
接して開いており、セクターギヤ(32)が原位置から離
れることにより、セクターギヤ(32)から離れて閉じる
ようになっている。
クロージャ(D)におけるモータ(29)、ハーフラッチ
検知スイッチ(36)、フルラッチ検知スイッチ(37)、
復帰確認スイッチ(38)、アクチュエータ(E)及び給
電コネクタ(C)におけるドア(12)側の接触子(26
a)(26b)は、適宜の配線コード(39)を介して、ドア
側制御装置(41)に接続されている。
第2図は、自動ドア開閉装置用の給電制御装置の電気回
路を示す。
この給電制御装置(42)は、給電コネクタ(C)を境と
する図面上の下半部の車体側制御装置(40)と、同じく
上半部のドア側制御装置(41)とからなっている。
車体側制御装置(40)には、ドア移動装置(A)を制御
するドア移動制御装置(A1)と、操作装置(B)におけ
る開扉操作スイッチ(22)を閉じたときと、閉扉操作ス
イッチ(23)を閉じたときとで、給電コネクタ(C)の
車体側の接触子(25a)(25b)に給電する極性を互いに
反転させる極性反転装置(F)と、ドア(12)の閉止作
動時における給電時間をタイマー(T1)により制御する
タイマー制御装置(G)とが設けられている。
ドア側制御装置(41)には、クロージャ(D)を制御す
るクロージャ制御装置(D1)と、アクチュエータ(E)
を制御するアクチュエータ制御装置(E1)とが設けられ
ている。
第2図において、第1図におけるのと同一の符号は、上
述したのと同一の部材を電気的に表示したものである。
(R0)(R1)…(R11)はリレー、(R0−1)(R1−
1)…(R11−1)はそれらの接点、(T1−1)は、タ
イマー(T1)の時限接点、(T2)は、ドア移動制御装置
(A1)に設けられたドアスイッチ(18)と並列に接続さ
れ、かつドアが全閉位置にあるとき、操作装置(B)に
おける開扉操作スイッチ(22)が閉じられた時点から計
時して、後述する設定時間(t)経過後に接点(T2−
1)が閉じるようにしたタイマーである。(43)は、接
点(R0−1)と接点(R4−1)との直列回路に予め定め
たモータ(29)の作動電流程度の電流が流れたことを検
知し、タイマー(T1)をリセットする電流検知器であ
る。
その他の記号は、アンドゲート、オアゲート、インバー
タ等を論理記号で、またダイオードを電気記号で表わし
たものである。
タイマー(T2)の設定時間(t)は、ドア(12)が全閉
位置にあるとき、操作装置(B)における開扉操作スイ
ッチ(22)が閉じられることにより、アクチュエータ
(E)が作動して、ドアロック(27)のオープンレバー
(28)が回動させられることにより、ドアロック(27)
がロック解除して、ドア(12)が開かれるまでに要する
時間より少なくとも長く設定される。
次に、第2図に基づいて、実施例の作用について説明す
る。
ドア(12)が全閉位置まで閉じており、かつ操作装置
(B)が中立位置に停止しているときは、ドアスイッチ
(18)は開き、フルラッチ検知スイッチ(37)のみが閉
じ、その他の各スイッチ及び接点は、図示のように、そ
れぞれ常開のものは開き、常閉のものは閉じ、リレーは
すべて消勢されている。
この状態で、操作装置(B)における開扉操作スイッチ
(22)を閉じると、その時点からタイマー(T2)が計時
するとともに、リレ(R4)(R5)(R10)が同時に付勢
され、その常開接点(R4−2)(R5−1)(R10−1)
が閉じ、常閉接点(R4−1)(R5−2)が開き、給電コ
ネクタ(C)には、車体側の接触子(25a)がマイナ
ス、同じく接触子(25b)がプラスとなるように給電さ
れる。
このとき、接触子(25a)と(26a)、及び(25b)と(2
6b)はそれぞれ接触しているので、ドア(12)側に給電
され、接触子(25b)−リレー(R1)−ダイオード−接
触子(25a)の回路に通電されて、リレー(R1)が付勢
される。
すると、その接点(R1−1)が閉じて、アクチュエータ
(E)が作動させられる。
アクチュエータ(E)が作動させられると、ドアロック
(27)のオープンレバー(28)が解除方向に回動させら
れて、ロック解除され、ドア(12)は、ドアシールの反
発力等により、ハーフラッチ位置以上に開かれる。
すると、ドアスイッチ(18)が閉じるととともに、ドア
スイッチ(18)が閉じられた後、または、それと略同時
に、タイマー(T2)の設定時間(t)が経過して接点
(T2−1)が閉じ、リレー(R7)が付勢される。
リレー(R7)が付勢されると、その接点(R7−1)が閉
じ、接点(R7−2)が開き、接点(R7−1)−モータ
(16)−接点(R6−2)−接点(R10−1)の回路が閉
じ、モータ(16)は正転させられる。
モータ(16)が正転させられると、ドア(12)は、ドア
移動装置(A)により、開く方向に移動させられる。
基本的には、ドア(12)がハーフラッチ以上に開かれ
て、ドアスイッチ(18)がそれを検出してその接点を閉
じることにより、ドア移動装置(A)におけるモータ
(16)を正転させて、ドア(12)を開く方向に移動させ
ることができるが、例えば、ドアスイッチ(18)が故障
して、その接点が接触不能になって、ドア(12)が開か
れたことを検出できなくなった場合は、上述のようにタ
イマー(T2)の設定時間(t)が経過すると、その接点
(T2−1)が閉じることにより、ドアスイッチ(18)の
接点が閉じたのと同じように、ドアロック(27)がロッ
ク解除された後に、リレー(R7)が付勢され、モータ
(16)を正転させて、ドア移動装置(A)により、ドア
を開くことがでる。
ドア(12)が給電開始位置を通過するとき、給電コネク
タ(C)における接触子(25a)と(26a)、及び(25
b)と(26b)は互いに離れ、ドア(12)側への給電は遮
断され、リレー(R1)は消勢されるとともに、アクチュ
エータ(E)の作動は停止し、オープンレバー(28)は
原位置に復帰させられる。
その後、ドア(12)は、ドア移動装置(A)の作動によ
り引き続き開かれ、ドア(12)が全開位置まで開くと、
全開スイッチ(19)が閉じる。
すると、操作装置(B)における開扉操作スイッチ(2
2)が閉じている限り、リレー(R11)が付勢されて、そ
の常開接点(R11−1)が閉じるとともに、常閉接点(R
11−2)が開いて、リレー(R7)(R4)(R5)及びタイ
マー(T2)はすべて同時に消勢され、それらの各接点は
もとの状態に復帰し、モータ(16)への通電は停止され
るとともに、給電コネクタ(C)への給電も停止させら
れる。
ドア(12)が、全開位置か又は適宜の中間位置で停止し
ている状態から、操作装置(B)における閉扉操作スイ
ッチ(23)を閉じると、このときドアスイッチ(18)は
閉じているので、リレー(R6)が付勢される。
リレー(R6)の付勢により、接点(R6−1)は閉じ、接
点(R6−2)は開き、かつ接点(R6−1)−モータ(1
6)−接点(R7−2)の回路は閉じて、モータ(16)は
逆転させられる。
モータ(16)が逆転させられると、ドア(12)は、ドア
移動装置(A)により閉じる方向に移動させられる。
ドア(12)が給電開始位置まで閉じると、給電コネクタ
(C)における接触子(25a)と(26a)、及び(25b)
と(26b)が互いに接触するとともに、給電開始スイッ
チ(20)が瞬間的に閉じる。
すると、リレー(R0)が付勢されるとともに、タイマー
(T1)に通電され、リレー(R0)回路及びタイマー(T
1)回路はそれぞれ自己保持される。
リレー(R0)の付勢により、その接点(R0−1)が閉じ
ると、給電コネクタ(C)における車体側の接触子(25
a)は、接点(R0−1)と接点(R4−1)を介して、プ
ラス電源に、また同じく接触子(25a)は接点(R5−
2)を介して、マイナス電源にそれぞれ接続され、ドア
(12)に、上述の開扉時の場合と極性が反転した状態で
給電される。
タイマー(T1)は、通電されてから一定時間、例えば10
秒の設定時間が経過すると、タイマー接点(T1−1)を
閉じる。
例えば、ドア(12)と車体(11)との間に異物が挟ま
れ、ドア(12)が給電開始位置とハーフラッチ位置との
中間で停止し、設定時間が経過したような場合には、タ
イマー接点(T1−1)が閉じることにより、リレー(R
0)が消勢され、給電コネクタ(C)への給電が停止さ
せられるとともに、タイマー(T1)への通電が停止させ
られ、ドア(12)側への無駄な給電が防止される。
タイマー(T1)の設定時間内において、クロージャ
(D)のモータ(29)が後述するようにして作動し、接
点(R0−1)と(R4−1)との間に電流が流れたとき
は、そのことを電流検知器(43)が検知して、タイマー
(T1)はリセットされ、その時点から、改めて設定時間
を計時し始める。
したがって、最初の設定時間が経過する直前に、モータ
(29)が作動し始めても、即座にリレー(R0)が消勢さ
れてモータ(29)への給電が停止させられるということ
はなく、リセット時から、モータ(29)の通常の作動に
十分な時間だけ、ドア(12)側への給電が継続される。
モータ(29)が作動し始めてから、例えばドア(12)と
車体(11)との間の異物の挟み込み等の原因により、モ
ータ(29)が作動し続けた場合、タイマー(T1)のリセ
ット後の設定時間経過後にタイマー接点(T1−1)が閉
じることにより、リレー(R0)が消勢され、モータ(2
9)への通電が停止させられる。したがって安全であ
る。
ドア(12)への給電が開始された後、ドア(12)がドア
移動装置(A)の作動により、ハーフラッチ位置まで閉
じられると、ドアスイッチ(18)が開くと同時に、クロ
ージャ制御回路(D1)におけるハーフラッチ検知スイッ
チ(36)が閉じられる。
ドアスイッチ(18)が開くと、リレー(R6)とリレー
(R8)とが同時に消勢され、リレー(R6)の消勢によ
り、その接点(R6−1)が開き、かつ接点(R6−2)が
閉じることにより、モータ(16)の逆転は停止させら
れ、ドア移動装置(A)の作動は、この時点で停止す
る。
ドア移動装置(A)の作動の停止とほぼ同時に、上記し
たように、クロージャ制御回路(D1)におけるハーフラ
ッチ検知スイッチ(36)が閉じると、リレー(R3)は付
勢されると同時に自己保持される。
すると、接点(R3−1)が閉じ、接点(R3−2)が開
き、接点(R3−1)−接点(R9−1)−モータ(29)−
接点(R2−2)の回路が閉じ、モータ(29)は正転させ
られる。
モータ(29)が正転させられると、クロージャ(D)に
おけるセクターギヤ(32)が第1図における反時計方向
に回動させられ、ケーブル(33)が引かれて、クローズ
レバー(34)の回動により、ラッチはフルラッチ位置に
向かって強制的に回動させられ、ドア(12)は、クロー
ジャ(D)による強力な力により、全閉位置に向かって
確実に移動させられる。
クロージャ(D)におけるセクターギヤ(32)が、原位
置からわずかに反時計方向に回動させられたとき、それ
まで開いていた復帰確認スイッチ(38)が閉じるが、こ
の時点では、リレー等に何ら影響はない。
その後、ラッチがフルラッチ位置まで回動させられる
と、フルラッチ検知スイッチ(37)が閉じ、リレー(R
3)が消勢されるとともに、リレー(R2)が付勢され
る。
すると、接点(R3−1)(R2−2)が開き、かつ接点
(R2−1)(R3−2)が閉じることにより、接点(R2−
1)−モータ(29)−接点(R9−1)−接点(R3−2)
の回路が閉じ、モータ(29)は逆転させられる。
モータ(29)の逆転により、クロージャ(D)における
セクターギヤ(32)は原位置に復帰させられるととも
に、他の部材も元の状態に復帰させられる。
セクターギヤ(32)が原位置に達すると、復帰確認スイ
ッチ(38)が閉じ、リレー(R2)は消勢させられ、これ
により接点(R2−1)が開き、かつ接点(R3−2)が閉
じ、モータ(29)への通電が停止させられて、モータ
(29)の逆転は停止する。
その後、タイマー(T1)の設定時間が経過することによ
り、上述したようにリレー(R0)が消勢され、その接点
(R0−1)が開いて、給電コネクタ(C)への給電が停
止させられ、すべては、最初に説明したドア(12)の全
閉時の状態に復帰する。
〔考案の効果〕
本考案によると、操作装置における開扉操作スイッチが
操作されると、その時点から計時して、設定時間経過後
に接点が閉じることにより、ロック解除装置によってド
アロックが解除された後、ドア移動装置の開き方向への
作動を可能に制御するタイマを、ドア移動制御装置にド
アスイッチと並列的に設けたので、ドアスイッチが何ら
かの原因にて故障して、ドアの開きが検出不能になった
場合にあっても、ドア移動装置による、ドアの開き作動
が不能になってしまうことを防止して、常に円滑なドア
の開き作動を行ない得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案を適用した自動ドア開閉装置を備える
自動車の要部の概略斜視図、 第2図は、同じく電気回路図である。 (A)……ドア移動装置、(A1)……ドア移動制御装置 (B)……操作装置、(C)……給電コネクタ (D)……クロージャ、(D1)……クロージャ制御装置 (E)……アクチュエータ (E1)……アクチュエータ制御装置、(F)……極性反
転装置 (G)……タイマー制御装置、(11)……車体 (12)……スライドドア、(16)(29)……モータ (18)……ドアスイッチ、(20)……給電開始スイッチ (22)……開扉操作スイッチ、(23)……閉扉操作スイ
ッチ (24)……バッテリ、(40)……車体側制御装置 (41)……ドア側制御装置、(42)……制御装置 (T1)(T2)……タイマー、(T1−1)(T2−1)……
接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアを少なくとも開ける方向に強制的に移
    動させるドア移動装置と、前記ドアが開いたことを検出
    しうるドアスイッチと、ドアロックをロック解除作動さ
    せるアクチュエータと、操作装置における開扉操作スイ
    ッチを操作することにより、前記アクチュエータをロッ
    ク解除作動させるとともに、前記ドアスイッチがドアを
    開いたことを検出したとき、前記ドア移動装置を開扉方
    向に駆動可能にするドア移動制御装置と備える自動ドア
    開扉装置において、 前記ドア移動制御装置に、前記開扉操作スイッチの操作
    時から計時して、少なくともアクチュエータがロック解
    除作動しうるに十分な設定時間経過後に、接点を閉じる
    ことにより、前記ドア移動装置を開扉方向に駆動可能に
    するタイマーを、前記ドアスイッチと並列に設けたこと
    を特徴とする自動ドア開扉装置。
JP13728389U 1989-11-29 1989-11-29 自動ドア開扉装置 Expired - Lifetime JPH0748934Y2 (ja)

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