JPH0749128B2 - 金属製魔法瓶用異形容器の製造方法 - Google Patents

金属製魔法瓶用異形容器の製造方法

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JPH0749128B2
JPH0749128B2 JP62142082A JP14208287A JPH0749128B2 JP H0749128 B2 JPH0749128 B2 JP H0749128B2 JP 62142082 A JP62142082 A JP 62142082A JP 14208287 A JP14208287 A JP 14208287A JP H0749128 B2 JPH0749128 B2 JP H0749128B2
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container
cylindrical container
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thermos
mold
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守 藤山
治 富田
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Zojirushi Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属製魔法瓶用異形容器、特に、金属製魔法瓶
用異形容器の製造方法に関する。
(従来の技術) 最近、水筒あるいは携帯用ガラス製魔法瓶に代わり、耐
久性に優れた金属製魔法瓶が汎用されている。これら金
属製魔法瓶は、通常、その素材として耐食性や強度の観
点からステンレス鋼を採用し、拡管、縮管その他の塑性
加工法によりそれぞれ内外両容器の構成部材を形成し、
これらを溶接して二重壁構造となし、両容器間の空間形
成面に銀メッキや銅メッキを施すと共に、両容器間の空
間を真空断熱することにより構成され、その形態として
は通常円筒状の形態が採用されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、円筒状の形態の魔法瓶は、オーバルタイ
プの水筒などに比べて、肩からぶら下げて携帯する際に
人体との接触面積が小さいためぶらぶらと揺れやすく、
しかも、内容量が多くなる程、直径が大きくなるため、
手で持ったり蓋を外したりする場合など、取り扱いが困
難となる問題がある。後者の問題は吊り紐だけでなく、
魔法瓶の胴部に取っ手を設けることにより解決できる
が、取っ手が魔法瓶から突出するため携帯性を一段と悪
化させるという問題がある。
他方、取り扱いや携帯性に関する問題は、魔法瓶の形態
をオーバルタイプや内外両容器の横断面を楕円形、長円
形、繭形などにすることによって解決できるが、内外両
容器を溶接する場合、母材の端部を曲げて拝み合わせに
したフランジ継ぎ手は、生産性は良好であるが、隙間腐
食を生じ易いという魔法瓶にとっては致命的な欠点があ
ることから、耐食性を損じないために突き合わせ継ぎ手
を採用しなければならない。しかし、突き合わせ溶接
は、容器素材の肉厚が薄いことと相まって円周溶接であ
っても困難であり、楕円形、長円形、繭形など連続的に
曲率半径が変化する場合には溶接が極めて困難であると
いう問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前記問題を解決する手段として、それぞれ円
形の端面を有する容器胴部材と底部材とを形成し、両部
材を突き合わせ溶接して円筒状容器を形成した後、型締
め時所定形状のキャビティを形成する分割金型内に前記
円筒状容器を配置すると共に、該円筒状容器の内部に液
体を入れ、前記分割金型を型締めしながらその型締めの
度合に応じて前記液体への加圧圧力を増大させることに
より、前記円筒状容器の偏平化とその偏平方向と直行方
向に円筒状容器を拡張させ、かつ、底部材をテーパ状に
変形させることを特徴する金属製魔法瓶用異形容器の製
造方法を提供するものである。
(作用) 即ち、本発明は、携帯性を向上させるため、断面形状を
楕円形、長円形、繭形などの異形容器とし、該異形容器
を製造するに当たり、その構成部材を溶接する場合、接
合部の曲率半径が連続的に変化するため極めて困難であ
ることから、予め溶接線が円形となるように、即ち、端
面が円形の容器胴部材と底部材とを形成することによっ
て両部材の溶接を可能にし、突き合わせ溶接により形成
した円筒状容器を分割金型で偏平化すると同時に、円筒
状容器内部に入れた液体の圧力により偏平化方向と直行
方向に拡張させることにより所望の形状の異形容器を製
造することを可能にしたものである。
以下、添付の図面を参照しながら本発明方法を内容器の
製造に適用した実施例について具体的に説明する。
まず、0.5mm厚のステンレス鋼板を管状に丸め溶接又は
鍛接により得た鋼管もしくは市販のステンレス鋼管に拡
管および縮管加工等を施して内容器胴部材1aを形成する
一方(第1図イ)、ステンレス鋼板に深絞り加工を施し
て端面が円形の有底容器である底部材1bを形成し(第1
図ロ)、これらを突き合わせ溶接して円筒状容器1を形
成する(同図ハ)。
次に、第2図に示すように、円筒状容器1を分割金型11
内に配置する。この分割金型は、上型12と下型13とから
なり、上型12は2分割され、加工時に円筒状容器1の首
部を変形させることなく円筒状の形態を維持したまま保
持し、円筒状容器1の口部を介して容器内部に液体、例
えば、水を入れると共に、容器内部を加圧装置、例え
ば、油圧ポンプあるいは油圧シリンダに連通させる。下
型13は4つの部材に分割され、相対する一対の分割金型
は相互に進退可能に配設され、型締め時、オーバルタイ
プのキャビティを形成する。
この状態で、型締めしながらその型締めの度合に応じて
前記油圧シリンダから容器内部の液体に加える圧力を増
大させると、円筒状容器1は第2図の紙面に対して垂直
方向に進退する一対の分割金型が接近することにより偏
平化されると共に、液体に加えられる液圧により偏平方
向と直行方向に拡張され、第2図の紙面を水平方向に進
退する分割金型14a,14bのキャビティ面15に沿って成型
される。
完全に型締めが終わると、第1図ニおよび第3図に示す
ようなオーバルタイプの異形内容器1′への塑性加工が
完了する。第1図ニに示すように異形内容器1′の底部
材1bの側部1cをテーパー状に変形させているのは、断面
円弧状の外殻を形成させるようにすると、型締めによる
塑性加工時、内容器1がその溶接部3の部位から破損す
るからである。なお、加工性の向上および加工時の損傷
の防止を図るためには、円筒状容器1の胴部外周長を目
的とする異形容器1′の胴部外周の長さと同じ又は若干
小さくなるようにしておくのが効果的である。
このようにして得た異形内容器1′の外面に、ふく射防
止膜として、銀メッキや銅メッキなどの金属メッキを形
成するか、あるいは銅箔、銀箔、アルミ箔などの金属箔
を巻き付けた後、これとは別に用意した外容器4の本体
5と異形内容器1′とをそれらの口部の先端6で溶接す
る。次いで、外容器本体5の端部に、予めゲッター7お
よびチップ管8を装着した底部材9を溶接して二重壁構
造の容器を形成する。なお、外容器4は常時液体と接触
する性質のものではないので、公知方法により製造で
き、また、生産性を向上させるため、外容器本体4を構
成する首部材5aと胴部材5b、および胴部材5bと底部材9
とは、それぞれ各部材の端部を曲げて拝み合わせにした
フランジ継ぎ手10を採用してある。
この二重壁構造の容器をステンレス鋼の変態点以下の温
度で真空排気処理して、内容器と外容器との間に形成さ
れる空間を真空とした後、チップ管を溶射すると共にゲ
ッターを活性化させることにより第3図および第4図に
示す構造の真空断熱二重壁容器を製造できる。
ちなみに、前記構造の真空断熱二重壁容器は、ふく射防
止膜として銅箔を用いた場合でも、市販の円筒状真空断
熱二重壁容器を用いた魔法瓶と同等以上の保温性能を示
した。なお、円筒状容器1を異形容器1′に加工するこ
とにより、内容積が約1割増加した。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、予め
円筒状容器を製作し、これを塑性加工するようにしたの
で、断面楕円形、長円形、繭形など任意の外形の異形容
器を製造でき、しかも、長径と短径との比を比較的任意
に設定できるので、人体との接触面積を広くした携帯性
の良いオーバルタイプの魔法瓶を製造することができ
る。また、短径を増加させることなく内容量を大きくで
きるので、魔法瓶を手で持ったり蓋を外したりする場合
にも取り扱いが容易であるなど優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に係る魔法瓶用異形容器の製造過程
を示す説明図、第2図は第1図ハの形態から同図ニの形
態に塑性加工する状態を示す説明図、第3図は本発明方
法により製造された異形容器を用いた真空断熱二重壁容
器の一部切欠側面図、第4図はその一部断面正面図であ
る。 1……円筒状内容器、1a……内容器胴部材、1b……底部
材、3……溶接部、4……外容器、5……外容器本体、
11……分割金型、12……上型、13……下型。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】それぞれ円形の端面を有する容器胴部材と
    底部材とを形成し、両部材を突き合わせ溶接して円筒状
    容器を形成した後、型締め時所定形状のキャビティを形
    成する分割金型内に前記円筒状容器を配置すると共に、
    該円筒状容器の内部に液体を入れ、前記分割金型を型締
    めしながらその型締めの度合に応じて前記液体への加圧
    圧力を増大させることにより、前記円筒状容器の偏平化
    と同時に、その偏平方向と直行方向に円筒状容器を拡張
    させ、かつ、前記底部材をテーパ状に変形させることを
    特徴とする金属製魔法瓶用異形容器の製造方法。
JP62142082A 1987-06-05 1987-06-05 金属製魔法瓶用異形容器の製造方法 Expired - Lifetime JPH0749128B2 (ja)

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JP6480618B2 (ja) * 2018-03-12 2019-03-13 象印マホービン株式会社 飲料容器

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