JPH0749543B2 - カラー画像の形成方法およびそれに用いるインクセット - Google Patents

カラー画像の形成方法およびそれに用いるインクセット

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JPH0749543B2
JPH0749543B2 JP61041652A JP4165286A JPH0749543B2 JP H0749543 B2 JPH0749543 B2 JP H0749543B2 JP 61041652 A JP61041652 A JP 61041652A JP 4165286 A JP4165286 A JP 4165286A JP H0749543 B2 JPH0749543 B2 JP H0749543B2
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ink
hydrogen atom
ammonium
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祐子 菅
毅 栄田
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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/0023Digital printing methods characterised by the inks used
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D11/00Inks
    • C09D11/30Inkjet printing inks
    • C09D11/32Inkjet printing inks characterised by colouring agents
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、カラー画像の形成方法およびそれに用いるイ
ンクセットに関し、更に詳しくは、イエロー、マゼン
ダ、シアン、ブラックの各水性インクを組合せて用いる
カラー画像の形成方法およびそれに用いるインクセット
に関し、特に記録ヘッドのオリフィスから液滴を飛翔さ
せ、紙、樹脂フィルム等の被記録材にカラー画像を形成
するインクジェット方式によるカラー画像の形成方法お
よびそれに用いるインクセットに関する。
(従来の技術) インクジェット方式は、種々のインク吐出方式(例え
ば、静電吸引方式、圧電素子を用いてインクに機械的振
動または変位を与える方式、インクを加熱して発泡さ
せ、その圧力を利用する方式等)により、インクの小滴
(droplet)を形成し、それらの一部若しくは全部を紙
等の被記録材に付着させて記録を行うものである。
この方式において複数のノズルを使用し、各種染料を水
または有機溶剤等に溶解させた複数の異なる色相のイン
クを用いることによって、カラー画像を形成させること
が可能である。こうしたインクジェット方式に使用され
るインクは、次のような性能が要求される。
(1)被記録材として汎用性の高いサイズ度の高い記録
紙に良好な記録が行える事。
(2)耐水性、耐光性、耐摩耗性等に優れた画像を与え
る事。
(3)解像度或いはカラー画像化における色調再現性に
優れている事。
(4)液媒体成分に対する溶解安定性或いは保存安定性
が高く、吐出オリフィスの目詰まりを生じにくい事。
(5)光学濃度が高く、色調が鮮明な画像を与える事。
(6)特に熱エネルギーを利用するインクジェット方式
においては、(1)〜(5)に加え、熱的に安定してい
る事が望まれる。
しかし、これら(1)〜(6)までの全ての特性を満足
するインクを用いてカラー画像を形成する方法は従来知
られていなかった。特に熱エネルギーを利用したインク
ジェット方式は、熱エネルギーがインクに対して直接加
えられ、特に気泡発生部においては瞬時的には250℃を
越える温度に達するために、インク特性としては熱的に
染料の溶解安定性が高く、オリフィスの目詰まりを生じ
ない事、熱的にインクの色調に変化を生じない事、気泡
発生部等に堆積物が生じない事等の特性が加重して要求
される。そのため(1)〜(5)を満足するようなイン
クジェット方式の発明は特開昭59−96967号公報等で開
示されているが、(6)の方式に関しては十分満足する
ものではなかった。
従って、本発明の目的は前記(1)〜(5)の要求を十
分に満足するとともに、前記(6)の方式によっても十
分なインクジェット方式適正を有し、十分に満足できる
カラー画像を与え得るインクジェット方式およびそれに
用いるインクセットを提供することである。
本発明者らは上記目的を達成すべく鋭意研究を行ったと
ころ、インクに要求される(1)〜(6)までの特性
は、インクに含有される水溶性染料の特性に大きく左右
される事を見出した。
そこで、本発明者等は染料に関する研究を続けたとこ
ろ、特定の1群の染料の組み合わせが、前記(1)〜
(6)全ての特性を満足するカラー画像形成方法に好適
な染料である事を見出し本発明に至った。
(発明の開示) すなわち、本発明は、イエロー、マゼンタ、シアンおよ
びブラックの水性インクを用いて行うインクジェット方
式によるカラー画像の形成方法において、上記マゼンタ
インクが下記一般式(I)で表わされる染料を一種類以
上含有し、上記イエローインクが下記一般式(II)で表
わされる染料を一種類以上含有し、上記シアンインクが
下記一般式(III)で表わされる染料を一種類以上含有
し、且つ上記ブラックインクが下記一般式(IV)または
(V)で表わされる染料を一種類以上含有することを特
徴とするカラー画像の形成方法、およびインクジェット
方式によるカラー画像の形成に適用する、イエロー、マ
ゼンタ、シアンおよびブラックの各水性インクを有する
インクセットにおいて、上記マゼンタインクが下記一般
式(I)で表わされる染料を一種類以上含有し、上記イ
エローインクが下記一般式(II)で表わされる染料を一
種類以上含有し、上記シアンインクが下記一般式(II
I)で表わされる染料を一種類以上含有し、且つ上記ブ
ラックインクが下記一般式(IV)または(V)で表わさ
れる染料を一種類以上含有することを特徴とするインク
セットである。
(但し、上記式中においてRは水素原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、低級アシルアミノ基、ニトロ基
またはハロゲン原子を表わし、Xはアセチル基、ベンゾ
イル基、パラトルエンスルホニル基、4−クロル−6−
ヒドロキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル基の何れか
を表わし、Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは有機
アミン類を表わし、lは0〜2、mまたはnは0または
1を表わす。) (但し、上記式中におけるQは−NHCONH−または 結合を表わし、X1、X2は水素原子、−SO3M、−COOMまた
は水酸基で置換されたフェニル基およびナフチル基を表
わし、Rはメチル基またはメトキシ基を表わし、nは0
または1を表わし、Mはアルカリ金属、アンモニウムま
たは有機アミン類を表わす。) (但し、上記式中においてMはアルカリ金属、アンモニ
ウムまたは有機アミン類を表わし、mは1〜4、nは0
〜3である。) (但し、上記式(IV)または(V)においてXは水素原
子、−SO3Mの基または−NHCOCH3で置換されてもよいフ
ェニル基またはナフチル基を表わし、R1は水素原子、−
SO3Mまたは−COOMで置換されたフェニル基または−CH2S
O3Mを表わし、 R2は水素原子または を表わし、 Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは有機アミン類を
表わし、nは0または1である。) 次に本発明を更に詳細に説明すると、インクジェット方
式、特に熱エネルギーを利用するインクジェット方式に
おける水性インクの染料としては、一般のインクジェッ
ト方式において要求される水性のインクの特性、すなわ
ち前記の(1)〜(5)までの特性が要求されるのは勿
論であるが、その他に水性インクの染料が高い熱的安定
性を有することが要求され、しかも、これらの熱エネル
ギーを利用するインクジェット方式では、4色(すなわ
ち、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック)の染料が
要求され、これら4色のすべての染料がすべて同じレベ
ルの前記(1)〜(5)の特性、特に高い熱的安定性が
要求されるため、このような特性を備えた4色の染料の
組合を求めることは極めて困難なことであったが、本発
明者の詳細な研究によって、以下に述べる如き一群の特
定の染料の組合せによって最も優れたインクジェット方
式によるカラー画像の形成が実現されたものである。
本発明で使用し、主として本発明を特徴づける上記一般
式(I)〜(V)で表される染料としては、上記一般式
(I)〜(V)に包含される限り、いずれの染料でもよ
いものであるが、特に好ましい具体例としては例えば下
記のものが挙げられる。また、スルホン酸基およびカル
ボキシル基はアルカリ金属塩として示してあるが、この
外いずれも他のアンモニウム塩、アミン塩等でもよいの
が当然である。
マゼンタ染料 イエロー染料 シアン染料 ブラック染料 本発明で使用する水性インクは、以上の如き一般式
(I)〜(V)で表わされる染料を用いてそれぞれのイ
エロー、マゼンダ、シアンおよびブラックの4色の水性
インクを調整するものであるが、これらの各色の水性イ
ンクの調整方法自体はいずれも従来技術に準じてよいも
のである。また、本発明で使用する各色の水性インク
は、前記一般式(I)〜(V)の染料の1種または複数
の染料を含むことを必要とする外、それぞれの水性イン
クの色調の調色のために一般式(I)〜(V)に包含さ
れない他の染料も包含し得るものである。
上述の特定の染料のそれぞれのインク中における含有量
は、液媒体成分の種類、インクに要求される特性等に依
存して決定されるが、一般にはインク全重量中におい
て、重量パーセントで0.1〜20%、好ましくは0.5〜15
%、より好ましくは1〜10%を占める範囲とされる。該
染料はもちろん単独で若しくは2種以上を組合せて、あ
るいは該染料を必須成分としてその他の直接染料、酸性
染料などの各種染料を併用して使用することができる。
本発明に用いるインクに使用するのに好適な溶媒は、水
または水と水溶性有機溶剤との混合溶剤であり、特に好
適なものは水と水溶性有機溶剤と混合溶媒であって、水
溶性有機溶剤としてインクの乾燥防止効果を有する多価
アルコールを含有するものである。また、水としては、
種々のイオンを含有する一般の水でなく、脱イオン水を
使用するのが好ましい。
水と混合して使用される水溶性有機溶剤としては、例え
ば、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロピ
ルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルア
ルコール、sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアル
コール、イソブチルアルコール等の炭素数1〜4のアル
キルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコ
ール等のケトンまたはケトアルコール類;テトラヒドロ
フラン、ジオキサン等のエーテル類;ポリエチレングリ
コール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレン
グリコール類;エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブチレングリコール、トリエチレングリコール、
1,2,6−ヘキサントリオール、チオジグリコール、ヘキ
シレングリコール、ジエチレングリコール等のアルキレ
ン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレングリコール
類;グリセリン;エチレングリコールメチル(またはエ
チル)エーテル、ジエチレングリコールメチル(または
エチル)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル
(またはエチル)エーテル等の多価アルコールの低級ア
ルキルエーテル類;N−メチル−2−ピロリドン、1,3−
ジメチル−2−イミダゾリジノン等が挙げられる。
これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチレング
リコール等の多価アルコール、トリエチレングリコール
モノメチル(またはエチル)エーテル等の多価アルコー
ルの低級アルキルエーテルが好ましいものである。
インク中の上記水溶性有機溶剤の含有量は、一般にはイ
ンクの全重量に対して重量%%で5〜95重量%、好まし
くは10〜80重量%、より好ましくは20〜50重量%の範囲
である。
このときの水の含有量は、上記溶剤成分の種類、その組
成或いは所望されるインクの特性に依存して広い範囲で
決定されるが、インク全重量中で一般に10〜90%、好ま
しくは10〜70%、より好ましくは20〜70%を占める範囲
内とされる。
このような成分から調合される本発明のインクは、それ
自体で記録特性(信号応答性)、液滴形成の安定性、吐
出安定性、長時間の連続記録性、長時間の記録休止後の
吐出安定性)、保存安定性、被記録材への定着性、或い
は記録画像の耐光性、耐候性、耐水性等いずれもバラン
スのとれた優れたものである。そしてこのような特性を
更に改良するために、従来から知られている各種添加剤
を更に添加含有せしめてもよい。
例えば、ポリビニルアルコール、セルロース類、水溶性
樹脂等の粘度調整剤;カチオン、アニオン或いはノニオ
ン系の各種界面活性剤、ジエタノールアミン、トリエタ
ノールアミン等の表面張力調整剤;緩衝液によるpH調整
剤、防カビ剤等を挙げることができる。
また、インクを帯電するタイプのインクジェット方式に
使用されるインクを調合する為には、塩化リチウム、塩
化アンモニウム、塩化ナトリウム等の無機塩類等の比抵
抗調整剤が添加される。
尚、熱エネルギーの作用によってインクを吐出する場合
には、熱的な物性値(例えば、比熱、熱膨張係数、熱伝
導率等)が調整されることもある。
本発明は、以上の如き4色のインクを使用し、インクジ
ェット方式によりカラー画像を形成するものであり、イ
ンクジェット方式としては、従来公知の方式はいずれも
使用でき、特に好適な方式は、熱エネルギーを利用する
方式である。
インクジェット方式は、インクをノズルより効果的に離
脱させて射程体である被記録材にインクを付与し得る方
式であれば、いかなる方式でもよく、それらの方式の代
表的なものは、例えば、アイイーイーイー トランスア
クションズ オン インダストリー アプリケーション
ズ(IEEE Transactions on Industry Application
s)Vol.JA−13、No.1(1977年2、3月号)、日経エレ
クトロニクスの1976年4月19日号、1973年1月29日号お
よび1974年5月6日号に記載されている。
これらに記載の方式は、本発明の記録方法に好適なもの
であり、その幾つかを説明すると、先ず静電吸引方式が
あり、この方式では、ノズルとノズルの数mm前方に置い
た加速電極との間に強電界を与えて、ノズルよりインク
を粒子化して次々に引出し、引出したインクが偏向電極
間を飛翔する間に情報信号を偏向電極に与えて記録する
方式と、インク粒子を偏向することなく、情報信号に対
応してインク粒子を噴射する方式とがあり、いずれも本
発明に有効である。
第二の方式としては、小型ポンプでインクに高圧を加
え、ノズルを水晶振動子等で機械的に振動させることに
より、強制的に微小インク粒子を噴射する方式であり、
噴射されたインク粒子は噴射と同時に、情報信号に応じ
て帯電させる。帯電したインク粒子は偏向電極板間を通
過する際、帯電量に応じて偏向される。
この方式を利用した別の方式としてマイクロドットイン
クジェット方式と称される方式もあり、この方式では、
インク圧力および励振条件をある範囲の適正値に保ち、
ノズル先端より大小二種類のインク液滴を発生し、この
中小径液滴のみを記録に利用するものである、この方式
の特徴は、従来並みの太いノズル口径でも微小液滴群を
得ることができる点である。
第三の方式としては、ピエゾ素子方式があり、この方式
では、インクに加える圧力手段として、他方式の如くポ
ンプのような機械的手段でなく、ピエゾ素子を利用す
る。ピエゾ素子に電気信号を与えて機械的変位を生じさ
せることにより、インクに圧力を加え、ノズルより噴射
させる方式である。
また、本発明方法は、特開昭54−51837号公報に記載さ
れている方法で、熱エネルギーの作用を受けたインクが
急激な体積変化を生じ、この状態変化による作用力によ
って、インクをノズルから吐出させる方式が特に好適で
ある。
本発明方法において使用できる被記録材は、従来多数提
案されている各種のインクジェット記録用紙あるいはOH
P用のプラスチックシートを使用しても当然優れた記録
が可能であり、その他一般に事務用として広く使用され
ているコピー用紙、レポート用紙、ボンド紙、伝票用
紙、連続伝票用紙、コンピューターの打出し用紙等がい
ずれも使用でき、またこれらの用紙は低サイズ紙でも高
サイズ紙でもよい。
以上の如き本発明によれば、本発明において使用する4
色の水性インクに使用されている染料は、いずれも同一
レベルで、液媒体中における溶解安定性、保存安定性に
優れるため、一般のインクジェット方式の水性インクと
しての適性を有しており、特にいずれの染料もが熱エネ
ルギーに対して熱的安定性に優れているため、熱エネル
ギーを使用するインクジェット方式においても、折出物
の発生や染料の色調の変化がなく優れた吐出安定性、吐
出応答性等を保持することが可能である。そしていずれ
の色の水性インクの染料も優れた耐光性、耐水性、鮮明
性等を有するため、優れた品質のカラー画像を与えるこ
とができる。
従来のインクジェット方式に使用される水性インクとし
ては、いずれかの色については優れたインクジェット方
式適性を有するものも知られてはいるが、イエロー、マ
ゼンダ、シアンおよびブラックの4色のすべてにおいて
同一レベルの各種適性を有する水性インクは知られてい
なかったために、特に熱エネルギーを使用するインクジ
ェット方式においては優れたカラー画像を提供し得ない
ものであったが、本発明においては、特定の1群の染料
を選択し且つ組合せて4色の水性インクを用いることに
より、従来技術では提供し得ない程度に優れた品質のカ
ラー画像の提供が実現された。
(実施例) 次に、実施例および比較例を挙げて本発を更に具体的に
説明する。尚、文中、部または%とあるのは特に断りの
ない限り重量基準である。
インク製造例1 下記成分を混合し、次いで平均粒径0.45μmのテフロン
フィルターにより加圧濾過して、それぞれ記録実施例1
で使用するイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラック
の各水性インクを調整した。
マゼンタインク(1) 例示染料M−1 3部 水 60部 ジエチレングリコール 30部 グリセリン 7部 イエローインク(1) 例示染料Y−1 2.5部 水 70 部 ジエチレングリコール 20 部 N−メチルピロリドン 7.5部 シアンインク(1) 例示染料Cy−1 4部 水 60部 エチレングリコール 10部 ポリエチレングリコール#300 20部 N−メチルピロリドン 10部 ブラックインク(1) 例示染料Bk−2 3部 例示染料Bk−3 2部 水 60部 ジエチレングリコール 30部 N−メチルピロリドン 10部 マゼンタインク(2) 例示染料M−2 3部 水 60部 ジエチレングリコール 30部 グリセリン 7部 イエローインク(2) 例示染料Y−2 2.5部 水 70 部 ジエチレングリコール 20 部 N−メチルピロリドン 7.5部 シアンインク(2) 例示染料Cy−2 4部 水 60部 エチレングリコール 10部 ポリエチレングリコール#300 20部 N−メチルピロリドン 10部 ブラックインク(2) 例示染料Bk−1 3部 例示染料Bk−4 2部 水 60部 ジエチレングリコール 30部 N−メチルピロリドン 10部 比較例1 インク製造例1と同様にして下記組成の記録比較例で使
用するイエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックの各
水性インクを調整した。
マゼンタインク 食用赤色104号(フロロキシン、アシッドレッド92、ダ
イワ化成製) 3部 水 60部 ジエチレングリコール 30部 グリセリン 7部 イエローインク 食用黄色4号(タートラジン、アシッドイエロー23、ダ
イワ化成製) 3 部 水 70 部 ジエチレングリコール 20 部 N−メチルピロリドン 7.5部 シアンインク 食用青色1号(ブリリアンブルー、アシッドブル9、ダ
イワ化成製) 3部 水 60部 エチレングリコール 10部 ポリエチレングリコール#300 20部 N−メチルピロリドン 10部 ブラックインク アシッドブルーブラック10B(住友化学製、アシッドブ
ラック−1) 5部 水 60部 ジエチレングリコール 30部 N−メチルピロリドン 10部 記録実施例1 上記のインク製造例1で得られた夫々のインクを用い
て、記録ヘッド内のインクに熱エネルギーを与えて液滴
を発生させ、記録を行うオンデマインドタイプのマルチ
ヘッド(吐出オリフィス径35μm、発熱抵抗体の抵抗値
50オーム、駆動電圧30ボルト、周波数2KHz)を有する記
録装置により、夫々の色の画像を形成し、下記の(T1)
〜(T5)の検討を行ったところ、後記表1に示す如くい
ずれも良好な結果を得た。
(T1)インクの長期保存性;インクをプラスチックフィ
ルムの袋に密閉し、−30℃と60℃で6カ月間保存した後
における不溶分の折出、液物性の変化および色調の変化
を観察して評価した。
(T2)吐出安定性;室温、5℃、40℃の雰囲気中でそれ
ぞれ24時間の連続吐出を行い、形成された画像の品質に
より評価した。
(T3)吐出応答性;2秒毎の間欠吐出と2カ月間放置後の
吐出について調べ、オリフィス先端での目詰まりの有無
により評価した。
(T4)記録画像の耐光性;下表の被記録材に記録された
画像の濃度を測定し、室内光に6ケ月間さらした後の濃
度の低下率(%)で評価した。
(T5)各種被記録材に対する定着性;下表に記録の被記
録材に印字し15秒後の印字部を指でこすり、画像ずれ・
滲みの有無により評価した。
被記録材名 分類 メーカー 銀 環 上質紙 山陽国策パルプ(株) セブンスター 上質紙 山越製紙(株) 白牡丹 中質紙 本州製紙(株) 東洋濾紙No4 ノンサイズ紙 東洋濾紙(株) 尚、被記録材名は商品名である。
記録比較例1 比較例1の夫々のインクを使用し、他は記録実施例1と
同様にして画像を形成し、同様に評価してその結果を後
記表2に示した。
記録実施例2 インク製造例1のイエローインク(1)、マゼンタイン
ク(1)、シアンインク(1)およびブラックインク
(1)を夫々使用し、記録実施例1の装置によりフルカ
ラーの写真を再現した。得られた画像は各色が極めて鮮
明で色再現も良好であった。
記録実施例3 インク製造例1のイエローインク(2)、マゼンダイン
ク(2)、シアンインク(2)およびブラックインク
(2)を夫々使用し、記録実施例1の装置によりフルカ
ラーの写真を再現した。得られた画像は各色が極めて鮮
明で色再現も良好であった。
記録比較例2 比較例1のイエロー、マゼンダ、シアンおよびブラック
インクの4色のインクを夫々使用し、記録実施例1と同
様にしてフルカラーの写真を再現した。得られた画像は
記録実施例の場合に比較して、色再現性が不十分で、鮮
明性および耐光性が著しく劣った。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラッ
    クの水性インクを用いて行うインクジェット方式による
    カラー画像の形成方法において、上記マゼンタインクが
    下記一般式(I)で表わされる染料を一種類以上含有
    し、上記イエローインクが下記一般式(II)で表わされ
    る染料を一種類以上含有し、上記シアンインクが下記一
    般式(III)で表わされる染料を一種類以上含有し、且
    つ上記ブラックインクが下記一般式(IV)または(V)
    で表わされる染料を一種類以上含有することを特徴とす
    るカラー画像の形成方法。 (但し、上記式中においてRは水素原子、低級アルキル
    基、低級アルコキシ基、低級アシルアミノ基、ニトロ基
    またはハロゲン原子を表わし、Xはアセチル基、ベンゾ
    イル基、パラトルエンスルホニル基、4−クロル−6−
    ヒドロキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル基の何れか
    を表わし、Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは有機
    アミン類を表わし、lは0〜2、mまたはnは0または
    1を表わす。) (但し、上記式中におけるQは−NHCONH−または 結合を表わし、X1、X2は水素原子、−SO3M、−COOMまた
    は水酸基で置換されたフェニル基およびナフチル基を表
    わし、Rはメチル基またはメトキシ基を表わし、nは0
    または1を表わし、Mはアルカリ金属、アンモニウムま
    たは有機アミン類を表わす。) (但し、上記式中においてMはアルカリ金属、アンモニ
    ウムまたは有機アミン類を表わし、mは1〜4、nは0
    〜3である。) (但し、上記式(IV)または(V)においてXは水素原
    子、−SO3Mの基または−NHCOCH3で置換されてもよいフ
    ェニル基またはナフチル基を表わし、R1は水素原子、−
    SO3Mまたは−COOMで置換されたフェニル基または−CH2S
    O3Mを表わし、 R2は水素原子または を表わし、 Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは有機アミン類を
    表わし、nは0または1である。)
  2. 【請求項2】インクジェット方式が、熱エネルギーを利
    用する方式である特許請求の範囲第(1)項に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】インクジェット方式によるカラー画像の形
    成に適用する、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラ
    ックの各水性インクを有するインクセットにおいて、上
    記マゼンタインクが下記一般式(I)で表わされる染料
    を一種類以上含有し、上記イエローインクが下記一般式
    (II)で表わされる染料を一種類以上含有し、上記シア
    ンインクが下記一般式(III)で表わされる染料を一種
    類以上含有し、且つ上記ブラックインクが下記一般式
    (IV)または(V)で表わされる染料を一種類以上含有
    することを特徴とするインクセット。 (但し、上記式中においてRは水素原子、低級アルキル
    基、低級アルコキシ基、低級アシルアミノ基、ニトロ基
    またはハロゲン原子を表わし、Xはアセチル基、ベンゾ
    イル基、パラトルエンスルホニル基、4−クロル−6−
    ヒドロキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル基の何れか
    を表わし、Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは有機
    アミン類を表わし、lは0〜2、mまたはnは0または
    1を表わす。) (但し、上記式中におけるQは−NHCONH−または 結合を表わし、X1、X2は水素原子、−SO3M、−COOMまた
    は水酸基で置換されたフェニル基およびナフチル基を表
    わし、Rはメチル基またはメトキシ基を表わし、nは0
    または1を表わし、Mはアルカリ金属、アンモニウムま
    たは有機アミン類を表わす。) (但し、上記式中においてMはアルカリ金属、アンモニ
    ウムまたは有機アミン類を表わし、mは1〜4、nは0
    〜3である。) (但し、上記式(IV)または(V)においてXは水素原
    子、−SO3Mの基または−NHCOCH3で置換されてもよいフ
    ェニル基またはナフチル基を表わし、R1は水素原子、−
    SO3Mまたは−COOMで置換されたフェニル基または−CH2S
    O3Mを表わし、 R2は水素原子または を表わし、 Mはアルカリ金属、アンモニウムまたは有機アミン類を
    表わし、nは0または1である。)
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