JPH0750319Y2 - 舶用推進器用プロペラ構造 - Google Patents
舶用推進器用プロペラ構造Info
- Publication number
- JPH0750319Y2 JPH0750319Y2 JP40014990U JP40014990U JPH0750319Y2 JP H0750319 Y2 JPH0750319 Y2 JP H0750319Y2 JP 40014990 U JP40014990 U JP 40014990U JP 40014990 U JP40014990 U JP 40014990U JP H0750319 Y2 JPH0750319 Y2 JP H0750319Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propeller
- blade
- marine propulsion
- propeller structure
- marine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は船舶の推進器用プロペ
ラ、特にトンネルスラスタ、首振りスラスタ等に適用さ
れるプロペラ羽根の改良に関する。
ラ、特にトンネルスラスタ、首振りスラスタ等に適用さ
れるプロペラ羽根の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、海洋資源開発の活発化に伴い、海
底調査、海底作業が多くなる傾向にある。
底調査、海底作業が多くなる傾向にある。
【0003】この種作業の実施に当たっては、探査船、
掘削船等の船舶を定点に保持する必要があり、このた
め、海底と海上船とを音響通信によって自動位置保持す
る手法が採用されているが、この位置保持をするための
通信に対して船舶の推進器或いはサイドスラスタ等から
発生する水中雑音が妨げとならないように配慮しなけれ
ばならないものである。
掘削船等の船舶を定点に保持する必要があり、このた
め、海底と海上船とを音響通信によって自動位置保持す
る手法が採用されているが、この位置保持をするための
通信に対して船舶の推進器或いはサイドスラスタ等から
発生する水中雑音が妨げとならないように配慮しなけれ
ばならないものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】図1は舶用推進システ
ムの一般的構成図、図2は図1のA矢示方向から見たプ
ロペラの後面図、図3は図2のa−a線におけるプロペ
ラ羽根の断面図である。
ムの一般的構成図、図2は図1のA矢示方向から見たプ
ロペラの後面図、図3は図2のa−a線におけるプロペ
ラ羽根の断面図である。
【0005】図1において、動力源とする主機1からの
動力は減速機2を経て推進軸3を介してプロペラ4に伝
達される。ここで主機1並びに減速機2等の励起振動が
図中実線矢示するようにプロペラ4に伝達され、プロペ
ラ4を通して破線矢示するように水中雑音として放射さ
れる。
動力は減速機2を経て推進軸3を介してプロペラ4に伝
達される。ここで主機1並びに減速機2等の励起振動が
図中実線矢示するようにプロペラ4に伝達され、プロペ
ラ4を通して破線矢示するように水中雑音として放射さ
れる。
【0006】即ち、水中にて直接的に作動するプロペ
ラ、或いはスラスタにおいては、これらを駆動する動力
源や減速機からの機械的振動が駆動軸を伝播し、プロペ
ラ羽根から水中に雑音として放射される。
ラ、或いはスラスタにおいては、これらを駆動する動力
源や減速機からの機械的振動が駆動軸を伝播し、プロペ
ラ羽根から水中に雑音として放射される。
【0007】また、図3に示すようにプロペラ作動中に
は図中実線矢示するように、プロペラ羽根5の後流に乱
れが生じ、これによってプロペラ羽根5が励振され、こ
のプロペラ羽根と海水との間に生じる流れの乱れに起因
したプロペラ羽根の機械的振動が水中に雑音として放射
される。
は図中実線矢示するように、プロペラ羽根5の後流に乱
れが生じ、これによってプロペラ羽根5が励振され、こ
のプロペラ羽根と海水との間に生じる流れの乱れに起因
したプロペラ羽根の機械的振動が水中に雑音として放射
される。
【0008】そこで、これ等の雑音発生が上記するよう
な種類の船舶の定点位置保持上からの通信妨害となるも
ので、重大な問題となり、これを防止する必要があるの
である。
な種類の船舶の定点位置保持上からの通信妨害となるも
ので、重大な問題となり、これを防止する必要があるの
である。
【0009】ところが、従来の海上にて定点位置保持を
要する船舶の推進器用プロペラにあっては、その強度、
耐蝕性及び製作の容易さ等からの羽根材料の選定がなさ
れてきており、上記する制振機能面からの検討はなされ
ていないのが現状である。
要する船舶の推進器用プロペラにあっては、その強度、
耐蝕性及び製作の容易さ等からの羽根材料の選定がなさ
れてきており、上記する制振機能面からの検討はなされ
ていないのが現状である。
【0010】一方、制振能力を有する材料も開発されて
いるが、この種の材料を舶用のプロペラ羽根材料として
の応用例は一部例外を除いては見当たらない。これは、
この種制振材料が上述した舶用プロペラ羽根材料として
要求される資質を満足しないか、或いは満足したとして
もコスト的な要素から特殊用途を除いて実用化されてい
ないのがその理由と考えられる。
いるが、この種の材料を舶用のプロペラ羽根材料として
の応用例は一部例外を除いては見当たらない。これは、
この種制振材料が上述した舶用プロペラ羽根材料として
要求される資質を満足しないか、或いは満足したとして
もコスト的な要素から特殊用途を除いて実用化されてい
ないのがその理由と考えられる。
【0011】この考案は上記の点に鑑みなされたもので
あって、羽根形状及び羽根材料は在来と同じくし、これ
に制振機能を追加したプロペラ羽根を提供することを目
的とする。
あって、羽根形状及び羽根材料は在来と同じくし、これ
に制振機能を追加したプロペラ羽根を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めのこの考案の要旨とするところは、羽根体内に空隙部
を設け、該空隙部に粒子状の重い物質からなる制振部材
を封入したことを特徴とする舶用推進器用プロペラ構造
にある。
めのこの考案の要旨とするところは、羽根体内に空隙部
を設け、該空隙部に粒子状の重い物質からなる制振部材
を封入したことを特徴とする舶用推進器用プロペラ構造
にある。
【0013】
【作用】上記構成において、プロペラの運動(回転)に
当たって、プロペラ羽根内空隙部に封入された粒子状の
重い物質からなる制振部材が動き、その粒子相互の表面
接触部の摩擦損失により制振作用を発揮すると共に、こ
の制振部材の動きの中で常にプロペラ羽根内部表面との
接触により振動抑制に効果があり、プロペラ回転中は遠
心力によって制振部材は羽根に押し付けられて水中雑音
に起因する動力源からのプロペラ羽根への振動が防止さ
れる。
当たって、プロペラ羽根内空隙部に封入された粒子状の
重い物質からなる制振部材が動き、その粒子相互の表面
接触部の摩擦損失により制振作用を発揮すると共に、こ
の制振部材の動きの中で常にプロペラ羽根内部表面との
接触により振動抑制に効果があり、プロペラ回転中は遠
心力によって制振部材は羽根に押し付けられて水中雑音
に起因する動力源からのプロペラ羽根への振動が防止さ
れる。
【0014】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0015】図4はこの考案のプロペラの後面図、図5
は図4のb−b線における断面図である。
は図4のb−b線における断面図である。
【0016】この考案のプロペラ羽根6の羽根形状及び
羽根本体材料は在来と同じくし、該羽根体内に空隙部7
を設け、該空隙部7に粒子状の重い物質からなる制振部
材8を封入する。
羽根本体材料は在来と同じくし、該羽根体内に空隙部7
を設け、該空隙部7に粒子状の重い物質からなる制振部
材8を封入する。
【0017】図6は他の実施例を示すプロペラの一部後
面図、図7は図6のc−c線における断面図である。
面図、図7は図6のc−c線における断面図である。
【0018】この実施例においては、羽根体内に設けた
空隙部7を隔壁9によって複数区画に分割した構成のも
のである。
空隙部7を隔壁9によって複数区画に分割した構成のも
のである。
【0019】上記する制振部材8とする粒子状の重い物
質は、砂、鋼球のようなもので、空隙部7内への封入に
当たっては相互の動きを許容するようにし、粒子状物質
相互の相対運動に基づく内部摩擦により制振機能を持た
せる。
質は、砂、鋼球のようなもので、空隙部7内への封入に
当たっては相互の動きを許容するようにし、粒子状物質
相互の相対運動に基づく内部摩擦により制振機能を持た
せる。
【0020】
【考案の効果】上記のようにこの考案は、プロペラ羽根
本体には在来の羽根材料を用いることで、舶用プロペラ
としての必要機能を満足させ、更に羽根体内には空隙部
を設けて粒子状の重い物質からなる制振部材を封入した
ことによって、粒子状物質相互の相対運動に基づく内部
摩擦により羽根全体として制振機能を発揮するものであ
り、海上にて定点位置保持が要求される船舶に適用して
プロペラ羽根から放射される水中雑音を防止して通信妨
害とならず、定点位置保持を安定させることができるも
のであり、また、制振材料としては、強度及び耐蝕性の
要求が不要となるために、低コストの制振材料が選定可
能となってプロペラ全体の製造コストも低くして高性能
のプロペラを提供できる。
本体には在来の羽根材料を用いることで、舶用プロペラ
としての必要機能を満足させ、更に羽根体内には空隙部
を設けて粒子状の重い物質からなる制振部材を封入した
ことによって、粒子状物質相互の相対運動に基づく内部
摩擦により羽根全体として制振機能を発揮するものであ
り、海上にて定点位置保持が要求される船舶に適用して
プロペラ羽根から放射される水中雑音を防止して通信妨
害とならず、定点位置保持を安定させることができるも
のであり、また、制振材料としては、強度及び耐蝕性の
要求が不要となるために、低コストの制振材料が選定可
能となってプロペラ全体の製造コストも低くして高性能
のプロペラを提供できる。
【図1】舶用推進システムの一般的構成図である。
【図2】図1A矢示方向から見たプロペラの後面図であ
る。
る。
【図3】図2a−a線におけるプロペラ羽根の断面図で
ある。
ある。
【図4】この考案のプロペラ羽根構造を示すプロペラの
一部後面図である。
一部後面図である。
【図5】図4b−b線における断面図である。
【図6】他の実施例を示すプロペラの一部後面図であ
る。
る。
【図7】図6c−c線における断面図である。
1……主義 2……減速機 3……推進器 4……プロペラ 5……プロペラ羽根 6……プロペラ羽根 7……空隙部 8……制振部材 9……隔壁
Claims (2)
- 【請求項1】羽根体内に空隙部を設け、該空隙部に粒子
状の重い物質からなる制振部材を封入したことを特徴と
する舶用推進器用プロペラ構造。 - 【請求項2】前記空隙部を複数区画に分割構成にしたこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の舶
用推進器用プロペラ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40014990U JPH0750319Y2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 舶用推進器用プロペラ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40014990U JPH0750319Y2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 舶用推進器用プロペラ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03122994U JPH03122994U (ja) | 1991-12-13 |
| JPH0750319Y2 true JPH0750319Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=31699936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40014990U Expired - Lifetime JPH0750319Y2 (ja) | 1990-12-06 | 1990-12-06 | 舶用推進器用プロペラ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750319Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5457110B2 (ja) * | 2009-09-03 | 2014-04-02 | 住友精密工業株式会社 | 船舶用プロペラ |
-
1990
- 1990-12-06 JP JP40014990U patent/JPH0750319Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03122994U (ja) | 1991-12-13 |
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