JPH07507264A - 新規シタラビン誘導体、その製造及び使用 - Google Patents

新規シタラビン誘導体、その製造及び使用

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JPH07507264A
JPH07507264A JP4506852A JP50685292A JPH07507264A JP H07507264 A JPH07507264 A JP H07507264A JP 4506852 A JP4506852 A JP 4506852A JP 50685292 A JP50685292 A JP 50685292A JP H07507264 A JPH07507264 A JP H07507264A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 新規シタラビン誘導体、その製造及び使用本発明は、新規シタラビン誘導体、そ の製造及び疾患の制御のための使用に関する。
AraC(=シタラビン=4−アミノー1−β−D−アラビノフラノシル−2( IH)−ピリミジノン又はl−β−D−アラビノフラノシルシトシン、Merc k Index第11版、 No、 2790)は、癌の化学療法における証明 された利用性を有する抗腫傷薬である。しかしながら、AraCは、体内に存在 するシトシンデアミナーゼによって容易に脱アミノ化を受け、それにより不活性 となる。従ってそれは、治療効果を達成するためには高投与量の投与をしければ ならず、それは患者にとって不快である副作用と関連する。
この素早い酵素的脱アミノ化を遅らせるため、シトシン残基のアミノ基にアシル 保護基が備えられた([nt、 J、 Cancer 37 (1986) 1 49))。得られたR4−アシルAraC誘導体の抗腫瘍作用は、しかしながら 、リポソームの形態でそれらを投与した場合においてすら、誘導体化していない AraCのそれより少しもよくはなかった。
これらのAr aCプロドラッグのR4−アシルアミド結合は、in vivo において酵素的脱アミノ化を少しの時間遅らせることができるに過ぎない。
我々は今や、酵素的脱アミノ化に対してシタラビンが一層効果的に防護されてい るものである、新規シタラビン誘導体を見出した。
本発明は、式I、 (式中、R1は、1乃至2個の二重結合を含んでいてもよく且つ分枝していても よい02〜C24アルキルであり、そしてR2、R3及びR4は、同−又は異な っていてよく、各々水素、脂肪族C2〜Csアシル、ベンゾイル又はカルボキシ C1〜C,アルキルカルボニルである)のシタラビン誘導体に関する。
R1のアルキルとして適しているのは、特に、ヘキサデシル及びオクタデシルで ある。
コハク酸から誘導される遊離基は、特にR2、R3及びR4に適するものとして 言及することができる。
式■の新規シタラビン誘導体は、式11、(式中、Acは、アセチルであり、R は、塩素であるか又はである)の化合物を式II+、 NH2R” l1l (式中、R”は、l乃至2個の二重結合を含んでいてもよく且つ分枝していても よい02〜C24アルキルである)のアミンと反応させ、そして続いて、場合に 応じて、得られた化合物中のアセチル基をR2、R2又はR4によって置換する ことによって、製造することができる。
この反応は、ジオキサン又はメタノールのような極性溶媒中において沸点にて良 好に起こる。
水素又は他のアシル基によるアセチル基の置換は、次のようにして行うことがで きる。
該アセチルラジカルは、水性又はメタノール性アンモニア中に20乃至60°C にて2乃至24時間放置することによるアンモノリシスにより、水素によって置 換される。得られる化合物中のそれらの水素は、続いて、適当なカルボン酸無水 物又は塩化カルボニルとの反応により、アシル基によって置換される。
この反応は、ピリジン中室温にて良好に起こる。
この反応に必要な出発材料は、既知物質(J、C,S、 Perkin I ( 1982) 1171 )であるか又は既知の方法によって製造できる。
この新規化合物は、改善されたデアミナーゼ抵抗性によってAraCから明確に 区別される。それらの両親媒性のため、それらは容易に水性薬剤形態へと変換さ れることができる。
驚くべきことに、本発明の該AraC誘導体のこの両親媒性を、各置換基の数、 長さ、性質及び配置によって広い範囲内において修飾することが更に可能である 。該両親媒性のAraC誘導体は、従って水性の緩衝液系に可溶性であり及び/ 又はリポソームの形で分散できる。超音波、ゲルクロマトグラフィー又は界面活 性剤透析のような、リポソームを製造するためのあらゆる慣用の方法が、該リポ ソームを製造するために使用できる。各場合において導入された親油性の基もま た、他の脂質成分と共に該両親媒性AraC誘導体から形成されるリポソームの サイズ及び安定性に決定的な影響を及ぼす。
しかしながら、親油性の基を目標を定めて導入することによって、本発明のAr  aC誘導体の該両親媒性を目標を定めた仕方で調節することができるのみなら ず、驚くべきことに、AraCの抗腫瘍効果を決定的に最適化することができる 。
該新規化合物は、AraC自体と同様に、造血細胞の悪性疾患に、特に急性白血 病に及び慢性骨髄性白血病の芽球発症において用いることができる。
該両親媒性のAraC誘導体の抗腫瘍性は、驚くべきことに、ある種の腫瘍細胞 の、目標を定めた破壊のための、免疫リポソームにおいて使用することができる 。これを行うためには、該両親媒性誘導体は、他の官能基を有する脂質成分と共 にリポソームの形で生理的緩衝系中に分散される。モノクローナル抗体が、該リ ポソーム膜上の該官能基に固定化される。得られる免疫リポソームは、1nvi troにおいて該抗体に対応する抗原を発現している腫瘍細胞によって優先的に 取り込まれる。この細胞標的化の結果は、種々の細胞の混合物中における特定の 標的腫瘍再細胞の選択的破壊である。
該新規化合物の効果は、以下の設計になる実験において示すことができる。
L1210腫瘍細胞の静脈注射によって、DBA/2マウスに白血病を惹起した 。該腫瘍細胞の注射の3及び7日目に、該腫瘍を有する動物に、種々の投与量の 試験物質又は溶媒を投与した。実験群は、次のものからなるものであった。
−対照群(溶媒) −静脈内投与(2投与量) −腹腔内投与(2投与量) −参照としての静脈内AraC(2投与量)−参照としての腹腔内AraC(2 投与量)処置の結果を、各実験群(各群10匹の動物)の各々の中間生存時間を 計算することによって評価した。
これらの実験において、該新規化合物は、AraCより優れた効果を示した。
該新規化合物は、患者当たり及び1日当たり約40乃至1000mgの投与量で 用いることが意図されている。
実施例1 4−(1−ヘキサデシルアミノ)−1−β−D−アラビノフラノシルー2(IH )−ピリミジノン 60g (142mmol)の4− (1,2,4−トリアゾール−1−イル) −1−β−D−2°、3’、5° −トリー〇−アセチルアラビノフラノシル− 2(IH)−ピリミジノンを、450mLの乾燥ジオキサンに溶解した。450 mLのエタノールに溶解した54g(211mmol)の1−ヘキサデシルアミ ンの溶液を、この溶液に滴下した。この混合物を、次いで、2時間還流し、続い て冷却した。溶媒を減圧下に溜去し、残ったシロップを、アンモニアを飽和した 750mLのメタノールに溶解した。この溶液を室温にて約12時間放置し、そ の間、所望の生成物が、徐々に沈殿した。結晶化を完全にするために、この混合 物を暫くの間−20℃に貯蔵した。次いで沈殿を吸引濾去し、ジエチルエーテル で洗浄し、オーブンで約60”Cにて乾燥させた。得られた粗生成物(約60乃 至70g)を、80%強度の水性メタノールから再結晶させた。これは、60g の4−(l−ヘキサデシルアミノ)−1−β−D−アラビノフラノシルー2(I H)−ピリミジノンを白色結晶性生成物として与え、それはクロロホルム/メタ ノール 4:1(v:v)系におけるシリカゲル上で0.43のR1を有した。
実施例2 4−(1−ヘキサデシルアミノ)−1−β−D−5°−0−スクシノイルアラビ ノフラノシルー2(IH)−ピリミジノン2g (4,3mmol)の4−(l −ヘキサデシルアミノ)−1−β−D−アラビノフラノシルー2(IH)−ピリ ミジノンを、10mLの乾燥ピリジン中に溶解し、0. 7g (5,7mmo l)の4−ジメチルアミノピリジン及び0.7 g (7mmol)のコハク酸 無水物を加えた。この混合物を室温にて約12時間攪拌し、次いで、ピリジン/ 水 1:4(v:v)を用いて陽イオン交換カラム(LEWATIT、ピリミジ ン形)によってクロマトグラフィーした。溶出液を減圧上濃縮してシロップとし 、次いでそれをトルエンで数回溜去した。得られた泡を少量のクロロホルムに溶 解させ、10%から100%までエタノール含量が段階的に増大するクロロホル ム/エタノール混合液を用いて、シリカゲルカラムにより分画した。所望の生成 物を含んだ両分(高エタノール含量でカラムより溶出してきた)を合わせ、減圧 下に濃縮してシロップとした。このシロップを、クロロホルムに溶解させ、エー テル/ヘキサン混合液(3:2、V : V)の過剰量中で沈殿させた。C1゜ 逆相によるHPLCは、副生成物として生じた2°、3°異性体を除去した。所 望の生成物を含有する両分を濃縮し、4−(l−ヘキサデシルアミノ)−1−β −D−5’−0−スクシノイルアラビノフラノシルー2(IH)−ピリミジノン を白色粉末として得、これはクロロホルム/エタノール 4 : l (v/V )系中シリカゲル上で0.47のR1値を有していた。
実施例3 リポソーム生成物の製造 リポソーム分散液を製造するため、mL当たり次のものを1/1のクロロホルム /メタノール(V/V)中に溶解させた。すなわち、100mgの大豆ホスーフ ァチジルコリン、10mgのコレステロール、1mgのα−トコフェロール、7 mgのN!−バルミトイル−N@−スクシノイルーL−リジン及び12mgの4 −(l−ヘキサデシルアミノ)−1−β−D−アラビノフラノシルー2(IH) −ピリミジノン。この原液脂質溶液の0.6mLを試験管中で空気を吹き込むこ とによって脂質フィルムへと変換し、次いでこのフィルムを減圧下50°Cにて 約1時間乾燥させた。10mMのPBS (0,9%のNaC1及びl0mMの NaH2PO4、pH7,3)の3mLをこのフィルムに加え、混合物をディス イッチグレーターのミクロチップを用い40Wにて30分間超音波照射した。こ れにより、乳白光を発するリポソーム分散液が得られ、これを次の反応に使用し た。
実施例4 免疫リポソームの製造 凍結乾燥物としてl、2 nmolの抗体を、実施例3からのリポソーム生成物 50μL及び7mg (27nmol)のN−(3−ジメチルアミノプロピル) −No −エチルカルボジイミドxHC1(EDC)と混合し、30μLのPB S (pH1)を加えることによりpH4に調整した。EDCの更なる7mg部 分を、1時間の間隔をあけて2回加えた。反応混合物を室温にて約5時間攪拌し た後、ULTROGEL ACA 22カラムに負荷し、PBS (pH7,4 )で分画した。その吸光度比が使用したリポソーム生成物についての値と一致す るところの両分をあわせ、細胞標的化のために使用した。
国際調査報告 PCT/εP 92100706、 ab+ PCT/EP 9 2100706

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式I、 ▲数式、化学式、表等があります▼I (式中、R1は、1乃至2個の二重結合を含んでよく且つ分枝していてよいC2 〜C24アルキルであり、そしてR2、R3及びR4は、同一又は異なっていて よく、各々水素、脂肪族C2〜C5アシル、ベンゾイル又はカルボキシC1〜C 3アルキルカルボニルである)のシタラビン誘導体。
  2. 2.式II、 ▲数式、化学式、表等があります▼II(式中、Acは、アセチルであり、Rは 、塩素であるか又は▲数式、化学式、表等があります▼(R1=H、NO2)で ある)を式III NH2R11 III (式中、R11は、1乃至2個の二重結合を含んでいてもよく且つ分枝していて もよいC2〜C24アルキルである)のアミンと反応させ、そして続いて、場合 に応じて、得られた化合物中のアセチル基をR2、R3又はR4によって置換す ることによる、請求項1に記載の式Iのシタラビン誘導体を製造するための方法 。
  3. 3.請求項1に記載の式Iのシタラビン誘導体を含有する免疫リボソーム。
  4. 4.疾患の制御に使用するための請求項1に記載の式Iのシタラビン誘導体。
JP4506852A 1991-04-10 1992-03-31 新規シタラビン誘導体、その製造及び使用 Pending JPH07507264A (ja)

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