JPH0750736Y2 - ストレージキャパシタ付きtftパネル - Google Patents

ストレージキャパシタ付きtftパネル

Info

Publication number
JPH0750736Y2
JPH0750736Y2 JP1989012651U JP1265189U JPH0750736Y2 JP H0750736 Y2 JPH0750736 Y2 JP H0750736Y2 JP 1989012651 U JP1989012651 U JP 1989012651U JP 1265189 U JP1265189 U JP 1265189U JP H0750736 Y2 JPH0750736 Y2 JP H0750736Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage capacitor
electrode
gate
insulating film
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1989012651U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02104328U (ja
Inventor
誠 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP1989012651U priority Critical patent/JPH0750736Y2/ja
Publication of JPH02104328U publication Critical patent/JPH02104328U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0750736Y2 publication Critical patent/JPH0750736Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、基板上に多数の画素電極とこの画素電極を選
択駆動する多数の薄膜トランジスタ(TFT)とを配列形
成するとともに、前記画素電極の下に、ストレージキャ
パシタ用絶縁膜を介して前記画素電極と対向するストレ
ージキャパシタ用電極を設けたストレージキャパシタ付
きTFTパネルに関するものである。
〔従来の技術〕
薄膜トランジスタによって画素電極を選択駆動するアク
ティブマトリックス型液晶表示装置に使用されるTFTパ
ネルは、ガラス等からなる透明基板の上に、多数の透明
画素電極とこの画素電極を選択駆動する多数の薄膜トラ
ンジスタとを配列形成したもので、各薄膜トランジスタ
のゲート電極およびドレイン電極は画素電極の列間に配
線されたゲートラインおよびデータラインにつながって
おり、ソース電極は画素電極に接続されている。
ところで、最近上記TFTパネルとして、液晶表示装置の
表示画質を向上させるため、画素電極の下に、透明なス
トレージキャパシタ用絶縁膜を介して前記画素電極と対
向する透明なストレージキャパシタ用電極を設け、この
ストレージキャパシタ用電極と画素電極との間にストレ
ージキャパシタを形成して、画素電極の非選択時(選択
された画素電極が次に選択されるまでの1フレーム周期
間)にも上記ストレージキャパシタから画素電極に電圧
を印加するようにした、ストレージキャパシタ付きTFT
パネルが提案されている。
このストレージキャパシタ付きTFTパネルとしては、従
来、第6図に示すような構成のものと、第7図および第
8図に示すような構成のものとが知られている。
第6図に示したストレージキャパシタ付きTFTパネル
は、ガラス等からなる透明基板1の上にその全面にわた
ってITOからなる透明なストレージキャパシタ用電極2
を設け、その上にSiNからなる透明なストレージキャパ
シタ用絶縁膜3を形成して、このストレージキャパシタ
用絶縁膜3の上に、ITOからなる多数の透明画素電極4
と、この画素電極4を選択駆動する多数の薄膜トランジ
スタ5とを配列形成したもので、上記薄膜トランジスタ
5は一般に逆スタガー型のものとされている。この逆ス
タガー型の薄膜トランジスタ5は、上記ストレージキャ
パシタ用絶縁膜3の上に形成されたゲート電極6と、こ
のゲート電極6の上に上記ストレージキャパシタ用絶縁
膜3の全面にわたって形成されたSiNからなる透明なゲ
ート絶縁膜7と、このゲート絶縁膜7の上に形成された
i-a-Si半導体層8と、このi-a-Si半導体層8の上にn+‐
a-Si層9を介して形成されたソース電極10およびドレイ
ン電極11とからなっており、ゲート電極6は上記ストレ
ージキャパシタ用絶縁膜3の上に配線したゲートライン
(図示せず)につながり、ドレイン電極11は上記ゲート
絶縁膜7の上に配線したデータライン(図示せず)につ
ながっている。また、画素電極4は上記ゲート絶縁膜7
の上に形成されており、この画素電極4はその一側縁部
を上記薄膜トランジスタのソース電極10の上に重ねて形
成することにより上記ソース電極10と接続されている。
そして、この画素電極4は、ストレージキャパシタ用絶
縁膜3およびゲート絶縁膜7を介してストレージキャパ
シタ用電極2と対向しており、このストレージキャパシ
タ用電極2と画素電極4との間に、ストレージキャパシ
タCSが形成されている。
また、第7図および第8図に示したストレージキャパシ
タ付きTFTパネルは、透明基板1上に設けるストレージ
キャパシタ用電極(ITO)2を、薄膜トランジスタ5お
よびゲートライン6aの形成領域に対応する部分を上記薄
膜トランジスタ5およびゲートライン6aの幅より広く除
去したパターンとし、このストレージキャパシタ用電極
2と、薄膜トランジスタ5のゲート電極6およびゲート
ライン6aを上記透明基板1上に形成するとともに、その
上に基板1の全面にわたってストレージキャパシタ用絶
縁膜を兼ねる透明なゲート絶縁膜(SiN膜)7を設け、
このゲート絶縁膜7の上に上記ゲート電極6と対向させ
てi-a-Si半導体層8とn+‐a-Si層9およびソース,ドレ
イン電極10,11を形成した逆スタガー型の薄膜トランジ
スタ5を構成するとともに、上記ゲート絶縁膜7のスト
レージキャパシタ用絶縁膜となる部分の上に透明画素電
極4を設けて、この画素電極4と前記ストレージキャパ
シタ用電極2との間にストレージキャパシタCSを形成し
たもので、上記画素電極4は薄膜トランジスタ5のソー
ス電極10に接続されている。なお、11aは薄膜トランジ
スタ5のドレイン電極11につながるデータラインであ
り、このデータライン11aは上記ゲート絶縁膜7の上に
配線されている。
上記ストレージキャパシタ付きTFTパネルは、いずれ
も、その各画素電極4と対向する透明な対向電極を形成
した図示しないもう1枚の透明基板と液晶層をはさんで
対向配置されて液晶表示装置を構成するもので、ストレ
ージキャパシタ用電極2は上記対向電極に接続される。
そして、上記ストレージキャパシタ付きTFTパネルを使
用する液晶表示装置によれば、薄膜トランジスタ5を介
して画素電極4を選択駆動したときに電荷がストレージ
キャパシタCSに充電され、画素電極4が非選択状態とな
った後もストレージキャパシタCSから画素電極4に電圧
が印加されるから、画素電極4の非選択時、つまり選択
された画素電極4が次に選択されるまでの1フレーム周
期間にも液晶を電界印加状態に保持して、液晶表示装置
の表示画質を向上されることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記第6図に示した従来のストレージキ
ャパシタ付きTFTパネルは、透明基板1上に設けるスト
レージキャパシタ用電極2を基板全面にわたる“全面電
極”としているため、このストレージキャパシタ用電極
2が薄膜トランジスタ5のゲート電極6およびゲートラ
インともストレージキャパシタ用絶縁膜3を介して対向
しており、そのために、ゲート電極6およびゲートライ
ンとストレージキャパシタ用電極2との間にもキャパシ
タ(以下ゲート容量という)CGが形成されるという問題
をもっている。そして、このように薄膜トランジスタ5
のゲート電極6およびゲートラインとストレージキャパ
シタ用電極2との間にゲート容量CGが形成されると、ゲ
ートラインを介して薄膜トランジスタ5のゲート電極6
に印加されるゲート電圧がゲート容量CGを介して対向電
極側に逃げ、そのためゲート電極6に印加される有効電
圧が下がって薄膜トランジスタ5から画素電極4に出力
される波形が鈍ってしまうから、液晶表示装置の応答性
が悪くなる。しかも、このストレージキャパシタ付きTF
Tパネルでは、ストレージキャパシタ用電極2と画素電
極4との間の絶縁膜がストレージキャパシタ用絶縁膜3
とゲート絶縁膜7とからなる二層の厚膜であるためにス
トレージキャパシタCSの容量を大きくとることができな
いから、ストレージキャパシタCSから画素電極4への電
圧の印加時間を十分に確保することができないという問
題もあった。
一方、第7図および第8図に示したストレージキャパシ
タ付きTFTパネルは、ストレージキャパシタ用電極2
を、薄膜トランジスタ5およびゲートライン6aの形成領
域に対応する部分を上記薄膜トランジスタ5およびゲー
トライン6aの幅より広く除去したパターンとしているた
め、薄膜トランジスタ5のゲート電極6およびゲートラ
イン6aとストレージキャパシタ用電極2との間に前述し
たゲート容量CGが形成されることはないが、このストレ
ージキャパシタ付きTFTパネルでは、ストレージキャパ
シタ用電極2と、ゲート電極6およびゲートライン6aが
同一面(基板1面)にあるため、ストレージキャパシタ
用電極2とゲート電極6およびゲートライン6aとの間隔
d1,d2を十分大きくとっておかないと、ストレージキャ
パシタ用電極2とゲート電極6およびゲートライン6aと
が短絡してしまうことがある。これは、ストレージキャ
パシタ用電極2は、基板1上にITOを膜付けし、このITO
膜をフォトエッチング法によりパターニングする方法で
形成され、またゲート電極6およびゲートライン6aも、
基板1上にCr等の導電性金属を膜付けし、この金属膜を
フォトエッチング法によりパターニングする方法で形成
されるため、上記ITO膜または金属膜のエッチング不良
等により、ストレージキャパシタ用電極2またはゲート
電極6およびゲートライン6aの形状に誤差ができること
がある(特に、ITOはエッチングしにくいものであり、
またその物性も不安定であるため、ITO膜上に形成する
レジストマスクのパターン精度は高くても、ITO膜はレ
ジストマスクパターン通りににはエッチングされない)
からであり、そのためにストレージキャパシタ用電極2
とゲート電極6およびゲートライン6aとの間隔d1,d2が
小さいと、ストレージキャパシタ用電極2とゲート電極
6およびゲートライン6aとが、その側縁において互いに
接触して短絡してしまうことがある。このため従来は、
上記間隔d1,d2を十分大きくとって、ストレージキャパ
シタ用電極2とゲート電極6およびゲートライン6aとの
短絡を防ぐようにしているが、これでは上記間隔d1,d2
を確保する分だけストレージキャパシタ用電極2の面積
を小さくしなければならず、したがって、ストレージキ
ャパシタ用電極2と画素電極4との間の絶縁膜7が一層
の薄膜であっても、ストレージキャパシタCSの面積が小
さくてその容量を大きくとることができないから、スト
レージキャパシタCSから画素電極4への電圧の印加時間
を十分に確保することができないという問題をもってい
た。
本考案は上記のような実情にかんがみてなされたもので
あって、その目的とするところは、薄膜トランジスタの
ゲート電極およびゲートラインとストレージキャパシタ
用電極との間にゲート容量が形成されることがなく、し
かも上記ゲート電極およびゲートラインとストレージキ
ャパシタ用電極との短絡も確実に防止するとともに、上
記ストレージキャパシタ用電極の面積を十分大きくしか
つこのストレージキャパシタ用電極と画素電極との間の
絶縁膜も一層として、ストレージキャパシタ用電極と画
素電極との間に大容量のストレージキャパシタを形成す
ることができるストレージキャパシタ付きTFTパネルを
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、基板上に多数の画
素電極とこの画素電極を選択駆動する多数の薄膜トラン
ジスタとを配列形成するとともに、前記画素電極の下
に、ストレージキャパシタ用絶縁膜を介して前記画素電
極と対向するストレージキャパシタ用電極を設けたスト
レージキャパシタ付きTFTパネルにおいて、前記基板上
にその全面にわたってSOG(スピンオンガラス)膜を設
け、このSOG膜の上に、前記薄膜トランジスタのゲート
電極およびゲートラインと、このゲート電極およびゲー
トラインをその幅よりも広く覆うゲート絶縁膜を形成
し、このゲート絶縁膜の上に前記薄膜トランジスタの半
導体層およびソース,ドレイン電極を形成するととも
に、前記SOG膜の上記ゲート絶縁膜で覆われていない部
分の表面を、導電性金属の拡散により導電性をもたせた
ストレージキャパシタ用電極とし、このストレージキャ
パシタ用電極の上に、ストレージキャパシタ用絶縁膜を
介して画素電極を形成したものである。
〔作用〕
すなわち、本考案のストレージキャパシタ付きTFTパネ
ルは、基板上に設けたSOG膜の表面に、その上に形成し
たゲート電極およびゲートラインをその幅よりも広く覆
うゲートゲート絶縁膜をマスクとして導電性金属を拡散
させることにより、このSOG膜の上記ゲート絶縁膜で覆
われていない部分の表面を導電性金属の拡散により導電
性をもたせたストレージキャパシタ用電極とするととも
に、このストレージキャパシタ用電極の上に、ストレー
ジキャパシタ用絶縁膜を介して画素電極を設けて、スト
レージキャパシタ用電極と画素電極との間にストレージ
キャパシタを形成したものであり、このストレージキャ
パシタ付きTFTパネルによれば、前記SOG膜の表面に金属
拡散により形成されるストレージキャパシタ用電極は、
ゲート電極およびゲートラインをその幅よりも広く覆う
ゲート絶縁膜で覆われていない部分にだけ形成されるか
ら、薄膜トランジスタのゲート電極およびゲートライン
とストレージキャパシタ用電極との間にゲート容量が形
成されることはない。しかも、このストレージキャパシ
タ付きTFTパネルによれば、ストレージキャパシタ用電
極が、SOG膜のゲート絶縁膜で覆われていない部分の表
面にだけ形成されるから、ゲート電極およびゲートライ
ンを覆うゲート絶縁膜の幅を、ゲート電極およびゲート
ラインの幅よりも広くしさえすれば、このゲート絶縁膜
の幅とゲート電極およびゲートラインの幅との差をかな
り小さくしても、ゲート電極およびゲートラインとスト
レージキャパシタ用電極との短絡を確実に防止すること
ができる。また、このストレージキャパシタ付きTFTパ
ネルによれば、上記のようにゲート絶縁膜の幅とゲート
電極およびゲートラインの幅との差を小さくすることが
できるから、SOG膜の表面に形成するストレージキャパ
シタ用電極の面積を十分大きくすることができるし、ま
たストレージキャパシタ用電極と画素電極との間の絶縁
膜はストレージキャパシタ用絶縁膜だけの一層の膜であ
るから、ストレージキャパシタ用電極と画素電極との間
に大容量のストレージキャパシタを形成して、ストレー
ジキャパシタから画素電極への電圧の印加時間を十分に
確保することができる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図を参照して説
明する。
第1図は本実施例のTFTパネルの一部分の断面を示し、
第2図はその平面を示している。第1図および第2図に
おいて、21はガラス等からなる透明基板であり、この基
板21上にはその全面にわたって透明なSOG膜22が約2000
Åの厚さに形成されている。23は上記SOG膜22の上に配
列形成された画素電極駆動用薄膜トランジスタである。
この薄膜トランジスタ23は逆スタガー型のもので、この
逆スタガー型薄膜トランジスタ23は、上記SOG膜22の上
に形成したゲート電極24と、このゲート電極24の上に形
成されたSiNからなるゲート絶縁膜25と、このゲート絶
縁膜25の上に形成されたi-a-Si半導体層26と、このi-a-
Si半導体層26の上にn+‐a-Si層27を介して形成されたソ
ース電極28およびドレイン電極29とからなっており、そ
のゲート電極24は上記SOG膜22上に配線したゲートライ
ン24aにつながっている。また、上記薄膜トランジスタ2
3のゲート絶縁膜25は、上記SOG膜22上に形成したゲート
電極24およびゲートライン24aの上だけに、これらをそ
の幅よりも広く覆う幅に形成されており、i-a-Si半導体
層26およびn+‐a-Si層27とソース,ドレイン電極28,29
は、その外側縁がゲート絶縁膜25の外側縁に一致する形
状に形成されている。
そして、上記基板21上に形成されたSOG膜22のうちゲー
ト絶縁膜25で覆われていない部分には、例えばITO等の
導電性金属がSOG膜表面から100Å程度の深さに拡散され
ており、このSOG膜22の表面の金属拡散層は、金属拡散
により導電性をもたせた透明なストレージキャパシタ用
電極22aとされている。なお、ここで“拡散”とは、SOG
膜22の分子間に金属分子が入り込むことを指している。
また、前記SOG膜22と薄膜トランジスタ23の上には、基
板21のほぼ全面にわたってSiNからなる透明なストレー
ジキャパシタ用絶縁膜30が約3000Åの厚さに形成されて
おり、このストレージキャパシタ用絶縁膜30の上には、
その画素電極形成領域に、透明な上部SOG膜31が約1000
Åの厚さに形成されている。そしてこの上部SOG膜31の
表面には、その全面にわたってITO等の導電性金属が100
Å程度の深さに拡散されており、この上部SOG膜31の表
面の金属拡散層は、金属拡散により導電性をもたせた透
明画素電極31aとされ、この画素電極31aと前記ストレー
ジキャパシタ用電極22aとの間に、ストレージキャパシ
タCSが形成されている。
また、前記ストレージキャパシタ用絶縁膜30の薄膜トラ
ンジスタ23を覆う部分には、この薄膜トランジスタ23の
ソース電極28およびドレイン電極29にそれぞれ対応させ
てコンタクト孔30a,30bが設けられており、上記画素電
極31aは、この画素電極31aの端縁部の上に端部を重ねて
形成され上記コンタクト孔30aにおいてソース電極28に
接するコンタクト電極28aによって薄膜トランジスタの
ソース電極28に接続されている。また、29aは前記スト
レージキャパシタ用絶縁膜30の上に配線されたデータラ
インであり、このデータライン29aは、上記コンタクト
孔30bにおいて薄膜トランジスタのドレイン電極29に接
続されている。
第3図は上記TFTパネルの製造工程を示したもので、こ
のTFTパネルは次のようにして製造される。
まず、第3図(a)に示すように、透明基板21面にシラ
ノール樹脂をスピンコート法等により塗布してこれを焼
成することにより基板21上にその全面にわたって厚さ約
2000ÅのSOG膜(SiO2膜)22を形成し、次いでこのSOG膜
22の上に、Cr等の金属を膜付けしてこの金属膜をパター
ニングする方法で薄膜トランジスタ23のゲート電極24お
よびゲートライン24aを形成した後、その上に、前記SOG
膜22のほぼ全面にわたって、SiNからなるゲート絶縁膜2
5と、i-a-Si半導体層26と、n+‐a-Si層と、ソース,ド
レイン電極28,29となるCr,Ti等の金属膜32を順次膜付け
する。
次に、第3図(b)に示すように、上記金属膜32と、n+
‐a-Si層27およびi-a-Si半導体層26を、形成する薄膜ト
ランジスタ23の外形に合せてパターニングする。
次に、第3図(c)および第4図に示すように、上記ゲ
ート絶縁膜25を、CF4等を使用するドライエッチングに
より、前記ゲート電極24およびゲートライン24aの上を
覆う部分を残してSOG膜22の表面を完全に露出させるま
で除去し、このゲート絶縁膜25を、ゲート電極24および
ゲートライン24aの上だけをその幅より広く覆う形状に
パターニングする。なお、このとき、上記ゲート絶縁膜
25のうちゲートライン24aの端子部(図示せず)を覆う
部分も同時に除去してゲートライン24aの端子部露出さ
せる。
そして、上記ゲート絶縁膜25をパターニングした後は、
基板21全体を300℃程度の温度に加熱しながら、その上
面全体に、第3図(c)に鎖線で示すようにITO等の導
電性金属33をスパッタリング法等によって500Å程度の
厚さに堆積させる。このように基板21全体を加熱しなが
ら導電性金属33を堆積させると、SOG膜22の露出部分
(ゲート絶縁膜25で覆われていない部分)の上に堆積し
た金属33の分子が熱拡散によりSOG膜22の分子間に入り
込み、SOG膜22の露出部分の表面に、金属拡散層からな
る透明なストレージキャパシタ用電極22aが第3図
(c)および第4図に示すように形成される。なお、こ
の場合、SOG膜22への金属の拡散深さが十分でないとき
は、導電性金属33を堆積させた後に約300℃程度に基板2
1を再度加熱してやればよく、この熱処理を行なえば、S
OG膜22への金属拡散深さをさらに深くして、十分な層厚
(100Å程度)のストレージキャパシタ用電極22aを形成
することができる。また、この後は、上記導電性金属33
の堆積膜を除去する。この堆積膜の除去は、例えば堆積
膜厚が500ÅのITO膜の場合、HCl:HNO3:H2O=1:0.08:1
のエッチング液を用いるウエットエッチングにより行な
えばよく、エッチング液温を35℃として約2分のエッチ
ングを行なえば、堆積させたITO膜を完全に除去するこ
とができる。なお、SOG膜22の表面に拡散形成されたス
トレージキャパシタ用電極22aは、ほとんどエッチング
されることなく残される。
次に、第3図(d)に示すように、上記ソース,ドレイ
ン電極28,29となる金属膜32のチャンネル部領域をその
下のn+‐a-Si層27とともにエッチング除去して上記金属
膜32をソース,ドレイン電極28,29に分離し、この後そ
の上に基板全体にわたって、SiNからなる透明なストレ
ージキャパシタ用絶縁膜30を約3000Åの厚さに膜付け
し、さらにその上に透明な上部SOG膜31を約1000Åの厚
さに膜付けする。
次に、第3図(e)に示すように、基板21全体を300℃
程度の温度に加熱しながら、前記上部SOG膜31の上面全
体に図に鎖線で示すようにITO等の導電性金属34を500Å
程度の厚さに堆積させる。このように基板21全体を加熱
しながら上部SOG膜31の上に導電性金属34を堆積させる
と、この導電性金属34が上部SOG膜31に熱拡散され、上
部SOG膜31の表面全体に、導電性をもつ透明な金属拡散
層(画素電極)31aが形成される。なお、この場合も、
上部SOG膜31への金属の拡散深さが十分でないときは基
板21を再度加熱してやればよい。
この後は、第3図(f)に示すように、CF4等を使用す
るドライエッチングにより前記上部SOG膜31を画素電極
形成部分を残して除去し、残された上部SOG膜31の表面
の金属拡散層を透明画素電極31aとするとともに、前記
ストレージキャパシタ用絶縁膜30の薄膜トランジスタ23
を覆う部分に、薄膜トランジスタ23のソース電極28およ
びドレイン電極29にそれぞれ対応させてコンタクト孔30
a,30bを形成する。
この後は、Al等の金属を膜付けしてこの金属膜をパター
ニングし、画素電極31aと薄膜トランジスタ23のソース
電極28とを接続するコンタクト電極28aと、薄膜トラン
ジスタのドレイン電極29につながるデータライン29aと
を形成して、第1図および第2図に示したTFTパネルを
完成する。
すなわち、上記実施例のストレージキャパシタ付きTFT
パネルは、透明基板21上に設けたSOG膜22の表面に、そ
の上に形成したゲート電極24およびゲートライン24aを
その幅よりも広く覆うゲート絶縁膜25をマスクとして導
電性金属を拡散させることにより、このSOG膜22の上記
ゲート絶縁膜25で覆われていない部分の表面を導電性金
属の拡散により導電性をもたせたストレージキャパシタ
用電極22aとするとともに、このストレージキャパシタ
用電極22aの上に、ストレージキャパシタ用絶縁膜30を
介して、上部SOG膜31に導電性金属を拡散させて形成し
た画素電極31aを設け、上記ストレージキャパシタ用電
極22aと画素電極31aとの間にストレージキャパシタCSを
形成したものである。
したがって、このストレージキャパシタ付きTFTパネル
によれば、前記SOG膜22の表面に金属拡散により形成さ
れるストレージキャパシタ用電極22aは、第4図に示し
たようにゲート電極24およびゲートライン24aをその幅
よりも広く覆うゲート絶縁膜25で覆われていない部分に
だけ形成されるから、薄膜トランジスタ23のゲート電極
24およびゲートライン24aとストレージキャパシタ用電
極22aとの間にゲート容量が形成されることはない。し
かも、このストレージキャパシタ付きTFTパネルでは、
ストレージキャパシタ用電極22aが、SOG膜22のゲート絶
縁膜25で覆われていない部分の表面にだけ形成されるか
ら、ゲート電極24およびゲートライン24aを覆うゲート
絶縁膜25の幅を、ゲート電極24およびゲートライン24a
の幅よりも広くしさえすれば、このゲート絶縁膜25の幅
とゲート電極24およびゲートライン24aの幅との差をか
なり小さくしても、ゲート電極24およびゲートライン24
aとストレージキャパシタ用電極22aとの短絡を確実に防
止することができる。また、このストレージキャパシタ
付きTFTパネルによれば、上記のようにゲート絶縁膜25
の幅とゲート電極24およびゲートライン24aの幅との差
を小さくすることができるから、SOG膜22の表面に形成
するストレージキャパシタ用電極22aの面積を十分大き
くすることができるし、またストレージキャパシタ用電
極22aと画素電極31aとの間の絶縁膜はストレージキャパ
シタ用絶縁膜30だけの一層の膜であるから、ストレージ
キャパシタ用電極22aと画素電極31aとの間に大容量のス
トレージキャパシタCSを形成して、ストレージキャパシ
タCSから画素電極31aへの電圧の印加時間を十分に確保
することができる。
また、上記実施例のストレージキャパシタ付きTFTパネ
ルでは、その画素電極31aを、ストレージキャパシタ用
絶縁膜30の上に形成した上部SOG膜31に導電性金属を拡
散させて形成しているから、ストレージキャパシタ用絶
縁膜30にピンホール等の欠陥があっても、画素電極31a
が上記欠陥部においてストレージキャパシタ用電極22a
と短絡することはない。すなわち、ストレージキャパシ
タ用絶縁膜30の上に直接ITO膜を形成して画素電極とす
る場合は、ストレージキャパシタ用絶縁膜30にピンホー
ル等の欠陥があると、この欠陥部にITOが入り込んでス
トレージキャパシタ用電極22aと短絡する心配がある
が、上記実施例のようにストレージキャパシタ用絶縁膜
30の上に上部SOG膜31を形成し、この上部SOG膜31に導電
性金属を拡散させて画素電極31aを形成すれば、ストレ
ージキャパシタ用絶縁膜30の上に上部SOG膜31を堆積さ
せる際にストレージキャパシタ用絶縁膜30のピンホール
等の欠陥aが第5図に示すようにSOGで埋められるか
ら、上部SOG膜31の表面に導電性金属を拡散させて形成
された画素電極31aとストレージキャパシタ用電極22aと
の短絡を確実に防ぐことができる。
なお、上記実施例では、画素電極31aを上部SOG膜31に導
電性金属を拡散させて形成しているが、ストレージキャ
パシタ用絶縁膜30にピンホール等の欠陥がない場合は、
ストレージキャパシタ用絶縁膜30の上に直接ITO等から
なる画素電極を形成してもよい。また上記実施例では、
薄膜トランジスタ23を逆スタガー型のものとしている
が、この薄膜トランジスタは逆コプラナー型でもよい。
〔考案の効果〕
本考案のストレージキャパシタ付きTFTパネルは、基板
上にその全面にわたってSOG膜を設け、このSOG膜の上
に、薄膜トランジスタのゲート電極およびゲートライン
と、このゲート電極およびゲートラインをその幅よりも
広く覆うゲート絶縁膜を形成し、このゲート絶縁膜の上
に前記薄膜トランジスタの半導体層およびソース,ドレ
イン電極を形成するとともに、前記SOG膜の上記ゲート
絶縁膜で覆われていない部分の表面を、導電性金属の拡
散により導電性をもたせたストレージキャパシタ用電極
とし、このストレージキャパシタ用電極の上に、ストレ
ージキャパシタ用絶縁膜を介して画素電極を形成したも
のであるから、薄膜トランジスタのゲート電極およびゲ
ートラインとストレージキャパシタ用電極との間にゲー
ト容量が形成されることがなく、しかも上記ゲート電極
およびゲートラインとストレージキャパシタ用電極との
短絡も確実に防止するとともに、上記ストレージキャパ
シタ用電極の面積を十分大きくしかつこのストレージキ
ャパシタ用電極と画素電極との間の絶縁膜も一層とし
て、ストレージキャパシタ用電極と画素電極との間に大
容量のストレージキャパシタを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示したもので、第
1図および第2図はストレージキャパシタ付きTFTパネ
ルの一部分の断面図および平面図、第3図はストレージ
キャパシタ付きTFTパネルの製造工程図、第4図は第3
図(c)の平面図、第5図は第3図(f)のA部分の拡
大図である。第6図は従来のストレージキャパシタ付き
TFTパネルの一部分の断面図、第7図および第8図は従
来の他のストレージキャパシタ付きTFTパネルの一部分
の断面図および平面図である。 21……基板、22……SOG膜、22a……ストレージキャパシ
タ用電極(金属拡散層)、23……薄膜トランジスタ、24
……ゲート電極、24a……ゲートライン、25……ゲート
絶縁膜、26……i-a-Si半導体層、27……n+‐a-Si層、28
……ソース電極、28a……コンタクト電極、29……ドレ
イン電極、29a……データライン、30……ストレージキ
ャパシタ用絶縁膜、31……上部SOG膜、31a……画素電極
(金属拡散層)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に多数の画素電極とこの画素電極を
    選択駆動する多数の薄膜トランジスタとを配列形成する
    とともに、前記画素電極の下に、ストレージキャパシタ
    用絶縁膜を介して前記画素電極と対向するストレージキ
    ャパシタ用電極を設けたストレージキャパシタ付きTFT
    パネルにおいて、前記基板上にその全面にわたってSOG
    (スピンオンガラス)膜を設け、このSOG膜の上に、前
    記薄膜トランジスタのゲート電極およびゲートライン
    と、このゲート電極およびゲートラインをその幅よりも
    広く覆うゲート絶縁膜を形成し、このゲート絶縁膜の上
    に前記薄膜トランジスタの半導体層およびソース,ドレ
    イン電極を形成するとともに、前記SOG膜の上記ゲート
    絶縁膜で覆われていない部分の表面を、導電性金属の拡
    散により導電性をもたせたストレージキャパシタ用電極
    とし、このストレージキャパシタ用電極の上に、ストレ
    ージキャパシタ用絶縁膜を介して画素電極を形成したこ
    とを特徴とするストレージキャパシタ付きTFTパネル。
JP1989012651U 1989-02-07 1989-02-07 ストレージキャパシタ付きtftパネル Expired - Lifetime JPH0750736Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989012651U JPH0750736Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 ストレージキャパシタ付きtftパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989012651U JPH0750736Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 ストレージキャパシタ付きtftパネル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02104328U JPH02104328U (ja) 1990-08-20
JPH0750736Y2 true JPH0750736Y2 (ja) 1995-11-15

Family

ID=31222280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989012651U Expired - Lifetime JPH0750736Y2 (ja) 1989-02-07 1989-02-07 ストレージキャパシタ付きtftパネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0750736Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02104328U (ja) 1990-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5528475B2 (ja) アクティブマトリクス基板及びその製造方法
JP2682997B2 (ja) 補助容量付液晶表示装置及び補助容量付液晶表示装置の製造方法
JPH061314B2 (ja) 薄膜トランジスタアレイ
JPS62265756A (ja) 薄膜トランジスタマトリクス
US6888601B2 (en) Lateral electric field liquid crystal display device
CN100380220C (zh) 液晶显示器件及其制造方法
JPH04257826A (ja) アクティブマトリクス基板の製造方法
JPH10111518A (ja) アクティブマトリクス基板およびその製造方法
JPH1048664A (ja) 液晶表示装置及びその製造方法
JP2001100247A (ja) アクティブマトリクス型液晶表示装置及びその製造方法
JP2661163B2 (ja) Tftパネル
JPH08213626A (ja) 薄膜半導体装置及びその製造方法
JPH0812539B2 (ja) 表示装置及びその製造方法
JP2715521B2 (ja) 薄膜トランジスタの製造方法
JP2893819B2 (ja) 薄膜トランジスタマトリクス
JPH02136831A (ja) Tftパネル
JPH0586870B2 (ja)
JPH0830822B2 (ja) アクテイブマトリクス液晶表示装置の製造方法
JPH08110528A (ja) アクティブマトリックスパネルおよびその製造方法
KR100267995B1 (ko) 액정표시장치 및 그 제조방법
JPH0645937Y2 (ja) Tftパネル
JPH0570825B2 (ja)
JPH071623Y2 (ja) Tftパネル
JPH0514521Y2 (ja)
JPH04268536A (ja) アクティブマトリクス基板およびその製造方法