JPH0750906Y2 - 脱穀装置 - Google Patents

脱穀装置

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JPH0750906Y2
JPH0750906Y2 JP1988125324U JP12532488U JPH0750906Y2 JP H0750906 Y2 JPH0750906 Y2 JP H0750906Y2 JP 1988125324 U JP1988125324 U JP 1988125324U JP 12532488 U JP12532488 U JP 12532488U JP H0750906 Y2 JPH0750906 Y2 JP H0750906Y2
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康二郎 松村
美樹雄 大森
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、穀稈供給口を形成した前壁と、排ワラ排出口
を形成した後壁と、扱胴上方を覆う上壁とで扱室を構成
するとともに、この扱室を形成する各壁を、一端側が前
壁の穀稈供給口と交わり、他端側が後壁の排ワラ排出口
と交わるように前後方向に延びる分割線で開閉側壁部分
と固定側壁部分とに分割し、この開閉側壁部分を、扱口
とは反対側に位置させた前後方向に沿う軸芯の周りで上
下揺動自在に前記固定側壁部分に取付け、前記開閉側壁
部分に扱胴を取付けた脱穀装置に関する。
〔従来の技術〕
上記脱穀装置において、従来、例えば特開昭59−179014
号公報に示されるように、前記開閉側壁部分の閉じ状態
において開閉側壁部分と固定側壁部分とが、前記前後方
向に延びる分割線のうち前壁及び後壁に形成された分割
線の全長にわたって直接に接触して両壁部分間のシール
をするようになっていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の構成によれば、壁部分、及び、取付具等の各部材
の製作誤差や取付誤差に起因し、開閉側壁部分を閉じた
状態において、開閉側壁部分と固定側壁部分とが、前記
前壁及び後壁上の分割線のうち一端側が上壁に連なる上
壁側の分割第2線上で接触するものの、一端側が穀稈供
給口又は排ワラ排出口に交わる穀稈供給口等側の分割第
1線上では接触しないで間隙ができ、その結果、開閉側
壁部分の穀稈供給口又は排ワラ排出口付近に位置する箇
所に作用するように構成した閉じフックの掛かりが悪く
なって、開閉側壁部分の閉じフックが不能あるいは不十
分になることがあった。
そこで上記課題を解決する方法として、本出願人が先に
出願(特願昭63−153894号)した構造のものがある。つ
まり、第5図に示すように、前壁13の前記分割第1線
(L11)上で、前記両側壁部分(13a),(13b)が接触
するよう構成するとともに、前記分割第2線(L12)上
で間隙を形成するよう構成するものである(なお図示は
しないが、後壁もほぼ同様の分割構造になっている)。
ところが、開閉側壁部分の揺動軸芯(P1)は、扱口(2
0)に対して反対側上方端部に位置するので、前記間隙
(S1)〔及び後壁壁の間隔〕成形部分は傾斜状態とな
る。
そうすると、組立時において、前記開閉側壁部分(13
a)〔及び後壁側の開閉側壁部分〕が傾斜面に沿ってず
り落ち、寸法の組付誤差が生じることとなり、扱胴
(4)を取付け、重量の大きな開閉側壁部分を組付けけ
る際に揺動軸の軸芯合わせ作業が行い難くなるという新
たな問題が生じる。
本考案は、この点に着目して為されたものであって、開
閉側壁部分の閉じ不良が生じにくいようにするととも
に、組付け作業の作業性を向上させることを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の特徴は、冒記構成の脱穀装置において、 前記分割線のうち前壁及び後壁に形成された範囲の分割
線部分を、一端側が前記穀稈供給口又は排ワラ排出口に
交わる分割第1線と、一端側が前記上壁に連なる分割第
2線と、分割第1線の他端側と分割第2線の他端側との
間を繋ぐ分割第3線とに区分して、前記開閉側壁部分の
閉じ状態において前記開閉側壁部分と前記固定側壁部分
とが、前記分割第1線上で接触し、前記分割第2線上で
間隙を形成する状態に前記開閉側壁部分を形成すると共
に前記分割第3線上において、開閉側壁部分に水平縁部
を形成し、この水平縁部を上下方向に受止め係合する係
合部を、前記固定側壁部分に形成してあることにあり、
その作用・効果は次の通りである。
〔作用〕
つまり、 〔イ〕正常な組立完成状態では前壁及び後壁における開
閉側壁部分と固定側壁部分が、穀稈供給口側と排ワラ排
出口側にて接触し、上壁側で間隙を形成する状態になる
ことにより、発生しても不自然ではない程度の製作誤差
や組付誤差が生じても、前記間隙が正常時よりも若干広
くなるか、あるいは若干狭くなるだけで、両壁部分が前
記上壁側よりも先に穀稈供給口側と排ワラ排出口側で接
触する先当たり状態が得られる。
〔ロ〕そして、開閉側壁部分を組付ける際において、当
該部分の水平縁部を前記係合部に受止め係合させること
により、両壁部分間を上下方向の正規取付位置に相対的
に規制できることになり、揺動軸芯の芯合わせ作業が行
い易くなる。
〔考案の効果〕
従って本考案によれば、上記作用〔イ〕により、前記間
隙のために、製作誤差や組付誤差の有無にかかわらず、
開閉側壁部分が穀稈供給口側と排ワラ排出口側にて固定
側壁部分に接触するところの正常状態に確実に閉じ、閉
じフックを確実に作用させて閉じロックが確実にできる
等優れたものになった。
しかも、上記作用〔ロ〕により、扱胴を装着して重量の
大きな開閉側壁部分を組付ける際に、上下方向の組付寸
法誤差を少なくした状態で、かつ、重量の一部を受止め
支持させた状態で組付作業を行えるものとなり、作業性
の向上を図れるようになった。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図にコンバインの脱穀装置を示している。この脱穀
装置は次の如く構成してある。つまり、刈取り穀稈を脱
穀フィードチェーン(1)により穀稈供給口(2)から
扱室(3)に供給して回動する扱胴(4)により脱穀処
理すると共に、脱穀排ワラを脱穀フィードチェーン
(1)により扱室(3)から後方に搬出するように脱穀
部を構成し、扱室(3)から受網(5)及び排塵口
(6)を通して落下供給される脱穀処理物に作用する揺
動選別装置(7)、扱胴軸芯方向の選別風を供給する唐
箕(8)、及び、選別排塵を吸引すると共に機外に排出
する排塵ファン(9)を有した選別部を脱穀部の下方に
設け、そして、選別部からの1番処理物を機外に排出す
るスクリューコンベア(10)、及び、選別部からの2番
処理物を再処理(A)を通して揺動選別装置(7)に還
元するためのスクリューコンベア(11)を選別部の底部
に設けて構成してある。
第1図,第2図,第4図に示すように、前記扱室(3)
は、穀稈供給口(2)を形成した前壁(13)と、排ワラ
排出口(15)を形成した後壁(14)と、扱胴(4)上方
を覆う上壁(22)とで構成してある。そして、この扱室
(3)を形成する各壁(13),(14),(22)を、一端
側から前壁(13)の穀稈供給口(2)と交わり、他端側
が後壁(14)の排ワラ排出口(15)と交わるように前後
方向に延びる分割線で開閉側壁部分(13a),(14a)と
固定側壁部分(13b),(14b)とに分割し、この開閉側
壁部分(13a),(14a)を、扱口(20)とは反対側に位
置させた前後方向に沿う軸芯(P1)の周りで上下揺動自
在に前記固定側壁部分(13b),(14b)に取付けてあ
る。前記扱胴(4)は前記開閉側壁部分(13a),(14
a)に取付けてある。
さらに詳しくは、前後側の開閉側壁部分(13a)または
(14a)の扱口側とは反対側を取付金具(16)または(1
7)、及び、扱胴用伝動ケース(18)または枢支軸(1
9)を介して固定側壁部分(13b)または(14b)に揺動
自在に取付けることにより、開閉側壁部分(13a)及び
(14a)穀稈供給口(2)または排ワラ搬出口(15)に
対して扱口(20)とは反対側に位置すると共に扱口(2
0)の長手方向に向かうところの出力軸(18a)及び枢支
軸(19)の軸芯(P1)の周りで固定側壁部分(13b)ま
たは(14b)に対して上下に揺動するように構成してあ
る。そして、開閉側壁部分(13a)及び(14a)の遊端側
に回転支軸(21)を介して扱胴(4)を取付けてあると
共に、扱胴形成用の上壁(22)を開閉側壁部分(13a)
及び(14b)に共に揺動するように取付けてある。
つまり、扱室内の清掃や点検等をするに際し、開閉側壁
部分(13a)及び(14a)、上壁(22)等で成る扱室上部
形成用構造体を上下に揺動操作することにより、扱室
(3)を開放すると共に扱胴(4)を扱室(3)から上
昇取出したり、扱室(3)を閉じると共に扱胴(4)を
扱室(3)に入れ戻すことができるようにしてある。そ
して、扱室(3)を閉じた際には、開閉側壁部分(13
a)及び(14a)の夫々に軸芯(P2)または(P3)の周り
で揺動するように取付けると共にロック解除レバー(2
3)または(24)によって解除操作するように構成した
フック(25)または(26)を固定側壁部分(13b)また
は(14b)のピン(27)または(28)に係合させると共
にロック付勢スプリング(29)または(30)により係合
状態に維持させることにより、閉じロックするように構
成してある。
第3図に示すように、開閉側壁部分(13a)と脱穀装置
への動力伝達を断続させるための脱穀クラッチレバー
(35)とをワイヤ(36)を介して連動連結し、扱室上部
形成用構造体を開揺動させると、脱穀クラッチレバー
(35)をクラッチ切位置に強制的に切換揺動させるよう
構成してある。
また、前記分割線のうち前壁(13)及び後壁(14)に形
成された範囲の分割線(L1),(L2)部分を、一端側が
前記穀稈供給口(2)又は排ワラ排出口(15)に交わる
分割第1線(L11),(L21)と、一端側が前記上壁(2
2)に連なる分割第2線(L12),(L22)と、分割第1
線(L11),(L21)の他端側と分割第2線(L12),(L
22)の他端側との間を繋ぐ分割第3線(L13),(L23
とに区分けして、前記開閉側壁部分(13a),(14a)の
閉じ状態において前記開閉側壁部分(13a),(14a)と
前記固定側壁部分(13b),(14b)とが、前記分割第1
線(L11),(L21)上で接触し、前記分割第2線
(L12),(L22)上で間隙(S1),(S2)を形成する状
態に前記開閉側壁部分(13a),(14a)を形成すると共
に前記分割第3線(L13),(L23)上において、開閉側
壁部分(13a),(14a)に水平縁部(31a),(32a)を
形成し、この水平縁部(31a),(32a)を上下方向に受
止め係合する係合部(33b),(34b)を、前記固定側壁
部分(13b),(14b)に形成してある。
すなわち、製作誤差や組付誤差が発生しても、間隙
(S1)または(S2)が広くなったり、狭くなるだけで開
閉側壁部分(13a)または(14a)が穀稈供給口とは反対
側の外部空間側箇所または排ワラ排出口とは反対側の外
部空間側箇所よりも先に穀稈供給口側箇所または排ワラ
排出口側箇所で固定側壁部分(13b)または(14b)に接
触し、フック(25)または(26)の係合が十分に得られ
るようにしてある。
そして、前述のように前記分割第3線(L13),(L23
上において、開閉側壁分(13a),(14a)に水平縁部
(31a),(32a)を形成し、この水平縁部(31a),(3
2a)を上下方向に受止め係合する係合部(33b),(34
b)を、前記固定側壁部分(13b),(14b)に形成する
ことで、開閉側壁部分(13a),(14a)を組付ける際
に、予め前記水平縁部(31a),(32a)を係合部(33
b),(34b)に受止めさせた状態で揺動軸芯の芯合わせ
を行い、枢支連結作業することができ、作業性が向上で
きるのである。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利
にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付図
面の構造に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係る脱穀装置の実施例を
示し、第1図及び第2図は側面図、第3図はクラッチレ
バーとの連係を示す図、第4図は簡略正面図である。そ
して第5図は従来構造を示す側面図である。 (2)……穀稈供給口、(3)……扱室、(4)……扱
胴、(13)……前壁、(13a),(14a)……開閉側壁部
分、(13b),(14b)……固定側壁部分、(14)……後
壁、(15)……排ワラ排出口、(20)……扱口、(22)
……上壁、(31a),(32a)……水平縁部、(33b),
(34b)……係合部、(L1),(L2)……分割線、
(L11),(L21)……分割第1線、(L12),(L22)…
…分割第2線、(L13),(L23)……分割第3線、
(P1)……軸芯、(S1),(S2)……間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】穀稈供給口(2)を形成した前壁(13)
    と、排ワラ排出口(15)を形成した後壁(14)と、扱胴
    (4)上方を覆う上壁(22)とで扱室(3)を構成する
    とともに、この扱室(3)を形成する各壁(13),(1
    4),(22)を、一端側が前壁(13)の穀稈供給口
    (2)と交わり、他端側が後壁(14)の排ワラ排出口
    (15)と交わるように前後方向に延びる分割線で開閉側
    壁部分(13a),(14a)と固定側壁部分(13b),(14
    b)とに分割し、この開閉側壁部分(13a),(14a)
    を、扱口(20)とは反対側に位置させた前後方向に沿う
    軸芯(P1)の周りで上下揺動自在に前記固定側壁部分
    (13b),(14b)に取付け、前記開閉側壁部分(13
    a),(14a)に扱胴(4)を取付けた脱穀装置であっ
    て、 前記分割線のうち、前壁(13)及び後壁(14)に形成さ
    れた範囲の分割線(L1),(L2)部分を、一端側が前記
    穀稈供給口(2)又は排ワラ排出口(15)に交わる分割
    第1線(L11),(L21)と、一端側が前記上壁(22)に
    連なる分割第2線(L12),(L22)と、分割第1線(L
    11),(L21)の他端側と分割第2線(L12),(L22
    の他端側との間を繋ぐ分割第3線(L13),(L23)とに
    区分けして、前記開閉側壁部分(13a),(14a)の閉じ
    状態において前記開閉側壁部分(13a),(14a)と前記
    固定側壁部分(13b),(14b)とが、前記分割第1線
    (L11),(L21)上で接触し、前記分割第2線
    (L12),(L22)上で間隙(S1),(S2)を形成する状
    態に前記開閉側壁部分(13a),(14a)を形成すると共
    に前記分割第3線(L13),(L23)上において、開閉側
    壁部分(13a),(14a)に水平縁部(31a),(32a)を
    形成し、この水平縁部(31a),(32a)を上下方向に受
    止め係合する係合部(33b),(34b)を、前記固定側壁
    部分(13b),(14b)に形成してある脱穀装置。
JP1988125324U 1988-09-26 1988-09-26 脱穀装置 Expired - Lifetime JPH0750906Y2 (ja)

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JP1988125324U JPH0750906Y2 (ja) 1988-09-26 1988-09-26 脱穀装置

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JP1988125324U JPH0750906Y2 (ja) 1988-09-26 1988-09-26 脱穀装置

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Publication Number Publication Date
JPH0246527U JPH0246527U (ja) 1990-03-30
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ID=31375830

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JP1988125324U Expired - Lifetime JPH0750906Y2 (ja) 1988-09-26 1988-09-26 脱穀装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5990344U (ja) * 1982-12-10 1984-06-19 三菱農機株式会社 脱穀機における受網固定装置
JPS59179014A (ja) * 1983-03-29 1984-10-11 株式会社クボタ 脱穀装置

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JPH0246527U (ja) 1990-03-30

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