JPH075224Y2 - 内燃機関におけるバランサ軸過熱防止装置 - Google Patents

内燃機関におけるバランサ軸過熱防止装置

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JPH075224Y2
JPH075224Y2 JP10690689U JP10690689U JPH075224Y2 JP H075224 Y2 JPH075224 Y2 JP H075224Y2 JP 10690689 U JP10690689 U JP 10690689U JP 10690689 U JP10690689 U JP 10690689U JP H075224 Y2 JPH075224 Y2 JP H075224Y2
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cylinder block
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Description

【考案の詳細な説明】 A.考案の目的 (1)産業上の利用分野 本考案は、クランク軸と平行に延びるバランサ軸が前記
クランク軸の軸線と直交する方向に沿うシリンダブロッ
クの一側外側面に近接した位置で該シリンダブロックに
回転自在に支承され、該外側面に近接した外方位置には
排気マニホールドが配設される内燃機関において、排気
マニホールドからの熱によるバランサ軸の過熱を防止す
るための装置に関する。
(2)従来の技術 従来、シリンダブロックの外側面に近接した位置でバラ
ンサ軸を支承するようにした内燃機関は、たとえば特開
昭62-209212号公報等により知られている。
(3)考案が解決しようとする課題 ところで、機関運転時に高温となる排気マニホールドは
シリンダブロックの前記外側面に近接して配設されるこ
とが多く、この排気マニホールドからの熱放射によりバ
ランサ軸が過熱されると、熱変形によりバランサ軸の回
転に支障を来すおそれがある。
本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、排
気マニホールドからの熱放射によるバランサ軸の過熱を
防止するようにした内燃機関におけるバランサ軸過熱防
止装置を提供することを目的とする。
B.考案の構成 (1)課題を解決するための手段 本考案によれば、シリンダブロックの外側面および排気
マニホールド間には遮熱板が配設される。
(2)作用 上記構成によれば、排気マニホールドからのシリンダブ
ロック外側面への直接の熱放射が遮熱板により阻止され
る。
(3)実施例 以下、図面により本考案を4気筒内燃機関に適用したと
きの実施例について説明すると、先ず本考案の第1実施
例を示す第1図、第2図および第3図において、シリン
ダブロック1には、直列に並ぶ4つのシリンダC1,C2
C3,C4が設けられており、これらのシリンダC1〜C4の両
側でシリンダブロック1には、各シリンダC1〜C4の配列
方向すなわちクランク軸2と平行な軸線を有する一対の
バランサ軸3,4が回転自在に配設される。
両バランサ軸3,4は、機関の二次振動を抑えるものであ
り、軸方向一端の第1ジャーナル部3a,4aと、軸方向他
端部の第2ジャーナル部3b,4bと、第1および第2ジャ
ーナル部3a,3b;4a,4b間で第1ジャーナル部3a,4a寄りに
配置される第3ジャーナル部3c,4cとが同軸にして両バ
ランサ軸3,4にそれぞれ設けられ、さらに第1および第
3ジャーナル部3a,3c;4a,4c間には偏心重錘部3d,4dが、
第2および第3ジャーナル部3b,3c;4b,4c間の第3ジャ
ーナル部3c,4c寄りには偏心重錘部3e,4eがそれぞれ設け
られる。しかも各ジャーナル部3a,3b,3c;4a,4b,4cは偏
心重錘部3d,3e,4d,4eの外面により描かれる円形軌跡よ
りも大径に形成される。
一方、シリンダブロック1には、シリンダC1,C2間で第
1ジャーナル部3a,4aを支承するための軸受孔5,6と、第
2ジャーナル部3b,4bを支承するための軸受孔7,8と、シ
リンダC2,C3間で第3ジャーナル部3c,4cを支承するた
めの軸受孔9,10とが同軸上に穿設される。而して第1ジ
ャーナル部3a,4aと軸受孔5,6との間には軸受メタル11,1
2が介装される。また軸受孔7,8には円筒状のスペーサ1
3,14が挿入、固定され、このスペーサ13,14と第2ジャ
ーナル部3b,4bとの間に軸受メタル15,16が介装される。
さらに軸受孔9,10と第3ジャーナル部3c,4cとの間には
軸受メタル17,18が介装される。
両バランサ軸3,4は、軸受孔7,8から外方に突出されてお
り、それらのバランサ軸3,4の突出端部には、クランク
軸2からの回転動力を相互に逆方向に伝達するための伝
動機構19が連結される。
ところで、シリンダブロック1の上部に結合されるシリ
ンダヘッド20において、前記クランク軸2の直線と直交
する方向に沿う一側の外側面には、排気マニホールド21
が連結される。この排気マニホールド21は、各シリンダ
C1〜C4におけるピストンP1〜P4の上方にそれぞれ形成さ
れている燃焼室25に個別に連通し得る4つの排気管部22
1,222,223,224と、それらの排気管部221〜224が共通
に連結される集合部23とを備え、各排気管部221〜224
一端に共通に連結されるフランジ24がシリンダヘッド20
に結合される。而して各排気管部221〜224はその他端側
が、クランク軸2の直線と直交する方向に沿う一側でシ
リンダブロック1の外側面1aに近接するように下方に彎
曲して形成されており、それらの排気管部221〜224の他
端が集合部23に共通に連結される。
ところで、排気マニホールド21が配設される側のシリン
ダブロック1の外側面1aに近接して該シリンダブロック
1には両バランサ軸3,4の一方、たとえばバランサ軸4
が配設されている。而してバランサ軸4の第3ジャーナ
ル部4cに対応する位置に排気マニホールド21の集合部23
が配置されており、バランサ軸4に排気マニホールド21
からの熱放射による悪影響が及ぶことを回避するため
に、前記外側面1aおよび排気マニホールド21間には遮熱
板26が配設される。すなわち遮熱板26は、第3ジャーナ
ル部4cに対応する部分でシリンダブロック1の外側面1a
を覆うように形成されており、排気マニホールド21の前
記外側面1a側に固着される。
次にこの第1実施例の作用について説明すると、機関の
運転中には排気マニホールド21内を高温の排ガスが流通
しており、集合部23が特に高温となる。このため集合部
23からシリンダブロック1側に向けての熱放射が生じる
が、シリンダブロック1の外側面1aおよび排気マニホー
ルド21間に遮熱板26が配設されていることにより、排気
マニホールド21から前記外側面1aに向けての熱放射量を
極力抑えることができる。しかもバランサ軸4の第3ジ
ャーナル部4cは、偏心重錘部4d,4e間にあって比較的大
きな荷重がかかるところであるが、遮熱板26で完全に覆
われることにより、熱放射による第3ジャーナル部4cお
よび軸受孔10の熱変形を極力防止することができ、バラ
ンサ軸4の円滑な回転作動を確保することができる。こ
の結果、排気マニホールド21をシリンダブロック1側に
極力近接させて配置することが可能となる。
第4図は本考案の第2実施例を示すものであり、上記第
1実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
排気マニホールド21およびシリンダブロック1の外側面
1a間には遮熱板26′が配設され、この遮熱板26′はシリ
ンダブロック1の外側面1aに突設した取付け部27,28に
固着される。
この第2実施例によっても上記第1実施例と同様の効果
を奏することができる。
第5図は本考案の第3実施例を示すものであり、上記各
実施例に対応する部分には同一の参照符号を付す。
排気マニホールド21およびシリンダブロック1の外側面
1a間に配設される遮熱板26″は、排気マニホールド21を
シリンダブロック1に固定すべく排気マニホールド21に
固着されたステー29に一体に設けられる。
この第3実施例によっても上記各実施例と同様の効果を
奏することができる。
C.考案の効果 以上のように本考案によれば、シリンダブロックの外側
面および排気マニホールド間には遮熱板が配設されるの
で、排気マニホールドからの熱放射による悪影響がバラ
ンサ軸に及ぶことを極力防止することができ、バランサ
軸の円滑な回転作動を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は本考案の第1実施例を示
すものであり、第1図は内燃機関の側面図、第2図は第
1図のII−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線断
面図、第4図および第5図は本考案の第2実施例および
第3実施例の上記第3図に対応した断面図である。 1……シリンダブロック、1a……シリンダブロックの外
側面、2……クランク軸、4……バランサ軸、21……排
気マニホールド、26,26′,26″……遮熱板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランク軸(2)と平行に延びるバランサ
    軸(4)が前記クランク軸(2)の軸線と直交する方向
    に沿うシリンダブロック(1)の一側外側面(1a)に近
    接した位置で該シリンダブロック(1)に回転自在に支
    承され、該外側面(1a)に近接した外方位置には排気マ
    ニホールド(21)が配設される内燃機関において、シリ
    ンダブロック(1)の外側面(1a)および排気マニホー
    ルド(21)間には遮熱板(26,26′,26″)が配設される
    ことを特徴とする内燃機関におけるバランサ軸過熱防止
    装置。
JP10690689U 1989-09-12 1989-09-12 内燃機関におけるバランサ軸過熱防止装置 Expired - Fee Related JPH075224Y2 (ja)

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JPH0345420U JPH0345420U (ja) 1991-04-26
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