JPH0753792Y2 - 圧造成形機のピアシング装置 - Google Patents
圧造成形機のピアシング装置Info
- Publication number
- JPH0753792Y2 JPH0753792Y2 JP8191290U JP8191290U JPH0753792Y2 JP H0753792 Y2 JPH0753792 Y2 JP H0753792Y2 JP 8191290 U JP8191290 U JP 8191290U JP 8191290 U JP8191290 U JP 8191290U JP H0753792 Y2 JPH0753792 Y2 JP H0753792Y2
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- Japan
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- pin
- punch
- piercing
- tip
- piercing pin
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、金属素材を圧造成形してナットなどのパー
ツを形成する多段式圧造成形機の最終工程において、そ
の素材の中心に透孔を打抜形成する際に使用されるピア
シング装置に関する。
ツを形成する多段式圧造成形機の最終工程において、そ
の素材の中心に透孔を打抜形成する際に使用されるピア
シング装置に関する。
[従来の技術] 一般に、この種のピアシング装置は、圧造成形機の機体
にピアシングピンが固設され、またこのピアシングピン
の先端部に対して進退移動するラムに中空状のパンチが
突設され、パンチの前面に供給された素材がパンチの前
進によってピアシングピン側へ打圧されることによりピ
アシングピンの先端部が該素材を打ち抜いてパンチの中
空部へ嵌入され、この嵌入により素材に透孔が穿設され
ると共に、その打抜カスがパンチの中空部へ押し込ま
れ、その後打抜カスが中空部へ押し込まれた状態でパン
チが後退してピアシングピンから離間するようにされて
いる。そしてこのようにして透孔が穿設された素材は、
パンチの後退時にピアシングピンの先端部から抜脱され
て落下し、下方において製品として収集され、また打抜
カスはパンチの中空部を順次奥へ送られ、奥のものから
落下して製品とは別のところに収集されるようになって
いる。
にピアシングピンが固設され、またこのピアシングピン
の先端部に対して進退移動するラムに中空状のパンチが
突設され、パンチの前面に供給された素材がパンチの前
進によってピアシングピン側へ打圧されることによりピ
アシングピンの先端部が該素材を打ち抜いてパンチの中
空部へ嵌入され、この嵌入により素材に透孔が穿設され
ると共に、その打抜カスがパンチの中空部へ押し込ま
れ、その後打抜カスが中空部へ押し込まれた状態でパン
チが後退してピアシングピンから離間するようにされて
いる。そしてこのようにして透孔が穿設された素材は、
パンチの後退時にピアシングピンの先端部から抜脱され
て落下し、下方において製品として収集され、また打抜
カスはパンチの中空部を順次奥へ送られ、奥のものから
落下して製品とは別のところに収集されるようになって
いる。
ところでこのピアシング装置のパンチは、高速度で進退
移動を繰返すので、パンチが後退してピアシングピンか
ら離間する時、慣性のためにパンチ内に押込まれた打抜
カスがパンチ先端から飛び出すことが往々にしてある。
このような飛び出しが生じた場合、打抜カスが製品と共
に落下して下方に収集されている製品中に混入するの
で、後工程で打抜カスを選別して取り除かなければなら
ず、そのためコストアップの要因となっている。
移動を繰返すので、パンチが後退してピアシングピンか
ら離間する時、慣性のためにパンチ内に押込まれた打抜
カスがパンチ先端から飛び出すことが往々にしてある。
このような飛び出しが生じた場合、打抜カスが製品と共
に落下して下方に収集されている製品中に混入するの
で、後工程で打抜カスを選別して取り除かなければなら
ず、そのためコストアップの要因となっている。
そこで従来、例えば実公昭54-16904号公報に示されてい
るように、パンチの中空部にその内周が若干狭くなった
狭窄部を設けて、ピアシングピンのパンチ中空部への嵌
入時、素材より打ち抜かれた打抜カスを狭窄部へ圧入し
てその狭窄部にて打抜カスを強圧的に挟持させると共
に、その前の打抜カスは狭窄部からその奥部へ押し込む
ことによって、打抜カスの飛び出しを防ぐようにしてい
た。
るように、パンチの中空部にその内周が若干狭くなった
狭窄部を設けて、ピアシングピンのパンチ中空部への嵌
入時、素材より打ち抜かれた打抜カスを狭窄部へ圧入し
てその狭窄部にて打抜カスを強圧的に挟持させると共
に、その前の打抜カスは狭窄部からその奥部へ押し込む
ことによって、打抜カスの飛び出しを防ぐようにしてい
た。
[考案が解決しょうとする問題点] しかしながらこのような手段を施しても、打抜カスの飛
び出しを皆無にすることはできなかった。それはピアシ
ングピンが素材を打ち抜く都度、その打抜カスが狭窄部
へ圧入されるので、パンチ本来の寿命に比べ狭窄部が非
常に早く摩耗することになり、この摩耗により打抜カス
に対する挟持力が低下して所期の効果が得られなくなる
ためであった。したがって上記従来の構成では、打抜カ
スの飛び出しを確実に防止できなかった。
び出しを皆無にすることはできなかった。それはピアシ
ングピンが素材を打ち抜く都度、その打抜カスが狭窄部
へ圧入されるので、パンチ本来の寿命に比べ狭窄部が非
常に早く摩耗することになり、この摩耗により打抜カス
に対する挟持力が低下して所期の効果が得られなくなる
ためであった。したがって上記従来の構成では、打抜カ
スの飛び出しを確実に防止できなかった。
[問題点を解決するための手段] この考案は、上記の点に鑑みてなしたもので、その目的
とするところは、飛び出そうとする打抜カスを奥部へ押
し戻すためのピンをピアシングピンに設けることによ
り、たとえ狭窄部が摩耗して打抜カスに対する挟持力が
低下することがあっても、打抜カスがパンチ先端から飛
び出すことがないようにした圧造成形機のピアシング装
置を提供することにある。
とするところは、飛び出そうとする打抜カスを奥部へ押
し戻すためのピンをピアシングピンに設けることによ
り、たとえ狭窄部が摩耗して打抜カスに対する挟持力が
低下することがあっても、打抜カスがパンチ先端から飛
び出すことがないようにした圧造成形機のピアシング装
置を提供することにある。
すなわちこの考案は、上記した目的を達成するため、水
平方向に固設されたピアシングピンと、このピアシング
ピンの先端部に対して水平方向に進退移動する中空状の
パンチとが設けられており、前記パンチの前面に供給さ
れた素材がパンチの前進によってピアシングピン側へ打
圧されることにより、ピアシングピンの先端部が該素材
を打ち抜いてパンチの中空部へ嵌入され、この嵌入によ
り素材に透孔が穿設されると共に、その打抜カスがパン
チの中空部へ押し込まれ、その後打抜カスが中空部へ押
し込まれた状態でパンチが後退してピアシングピンから
離間するようにされたピアシング装置において、前記ピ
アシングに、軸心方向に前後動自在に打抜カス押込みピ
ンを貫挿すると共に、この押込みピンの後端をコイルば
ねにより受支することによって、該押込みピンをその先
端がピアシングピンの先端部より突出するように付勢し
たものである。
平方向に固設されたピアシングピンと、このピアシング
ピンの先端部に対して水平方向に進退移動する中空状の
パンチとが設けられており、前記パンチの前面に供給さ
れた素材がパンチの前進によってピアシングピン側へ打
圧されることにより、ピアシングピンの先端部が該素材
を打ち抜いてパンチの中空部へ嵌入され、この嵌入によ
り素材に透孔が穿設されると共に、その打抜カスがパン
チの中空部へ押し込まれ、その後打抜カスが中空部へ押
し込まれた状態でパンチが後退してピアシングピンから
離間するようにされたピアシング装置において、前記ピ
アシングに、軸心方向に前後動自在に打抜カス押込みピ
ンを貫挿すると共に、この押込みピンの後端をコイルば
ねにより受支することによって、該押込みピンをその先
端がピアシングピンの先端部より突出するように付勢し
たものである。
[作用] この考案は上記のように構成したので、パンチの前面に
供給された素材がパンチの前進によってピアシングピン
側へ打圧されることにより、この素材により押込みピン
の先端が押圧されることになり、押込みピンは先端がピ
アシングピンの先端部端面と面一になるようにコイルば
ねの付勢力に抗して後退してピアシングピン内に没入さ
れ、この状態でピアシングピンの先端部が素材を打ち抜
いてパンチの中空部へ嵌入され、この嵌入により素材に
透孔が穿設されると共に、その打抜カスがパンチの中空
部へ押し込まれることになる。
供給された素材がパンチの前進によってピアシングピン
側へ打圧されることにより、この素材により押込みピン
の先端が押圧されることになり、押込みピンは先端がピ
アシングピンの先端部端面と面一になるようにコイルば
ねの付勢力に抗して後退してピアシングピン内に没入さ
れ、この状態でピアシングピンの先端部が素材を打ち抜
いてパンチの中空部へ嵌入され、この嵌入により素材に
透孔が穿設されると共に、その打抜カスがパンチの中空
部へ押し込まれることになる。
その後、パンチが後退を開始し、この後退によりパンチ
の中空部に押し込まれた打抜カスがピアシングピンの先
端部から離れて行くに従い、ピアシングピンに没入され
ていた押込みピンがコイルばねの付勢力によってピアシ
ングピンの先端部より突出することになるので、前進し
ていたパンチが後退を開始した直後に、慣性のために打
抜カスがパンチ先端から飛び出そうとしても、ピアシン
グピンより突出した押し込みピンの先端にて奥部へ押し
戻されることになり、打抜カスの飛び出しが阻止される
ことになる。
の中空部に押し込まれた打抜カスがピアシングピンの先
端部から離れて行くに従い、ピアシングピンに没入され
ていた押込みピンがコイルばねの付勢力によってピアシ
ングピンの先端部より突出することになるので、前進し
ていたパンチが後退を開始した直後に、慣性のために打
抜カスがパンチ先端から飛び出そうとしても、ピアシン
グピンより突出した押し込みピンの先端にて奥部へ押し
戻されることになり、打抜カスの飛び出しが阻止される
ことになる。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図に基づいて説明する。1は
多段式圧造成形機の機体(図示省略)に装備されたダイ
ケース、2はこのダイケース1内の前部にダイホルダ3
を介して装着されたダイ、4はこのダイ2と同一の軸心
位置に配置されたピアシングピンで、先端部4aはダイ2
内に臨むようにされ、後端部4bはダイホルダ3の端面に
接してその後部のダイケース1内に装着されたピンホル
ダ5に嵌入され、そのピンホルダ5の背面部に設けた凹
部6に密嵌合された二つ割りの円筒駒7の各半筒体7a、
7bにて抱着されることにより、ダイケース1内の後部に
固設されている。なおこのピアシングピン4は、図(第
4図)に示すように先端部4aと後端部4bを同一形状に形
成して、両端を使用できるようにしている。8はピアシ
ングピン4の外周にスライド自在に嵌合されたストリッ
パで、先端部はダイ2内に挿入可能に形成されている。
9はダイケース1の背面に接して固設されたスペーサ
で、ピンホルダ5及び円筒駒7を受け止めるようにされ
ている。10はスペーサ9の背部に連設されたピンガイ
ド、11はピンガイド10に挿通されたキックアウトピン、
12はこのキックアウトピン11の前端面とストリッパ8の
後端面との間において、ピアシングピン4と同一の軸心
の周りに等間隔に位置するように、かつピンホルダ5、
円筒駒7の各半筒体7a、7b及びスペーサ9を軸心方向に
貫通するように配設された数本(図の場合3本)の連杆
で、キックアウトピン11の前動をこの連杆12を介してス
トリッパ8に伝動できるようにしている。
多段式圧造成形機の機体(図示省略)に装備されたダイ
ケース、2はこのダイケース1内の前部にダイホルダ3
を介して装着されたダイ、4はこのダイ2と同一の軸心
位置に配置されたピアシングピンで、先端部4aはダイ2
内に臨むようにされ、後端部4bはダイホルダ3の端面に
接してその後部のダイケース1内に装着されたピンホル
ダ5に嵌入され、そのピンホルダ5の背面部に設けた凹
部6に密嵌合された二つ割りの円筒駒7の各半筒体7a、
7bにて抱着されることにより、ダイケース1内の後部に
固設されている。なおこのピアシングピン4は、図(第
4図)に示すように先端部4aと後端部4bを同一形状に形
成して、両端を使用できるようにしている。8はピアシ
ングピン4の外周にスライド自在に嵌合されたストリッ
パで、先端部はダイ2内に挿入可能に形成されている。
9はダイケース1の背面に接して固設されたスペーサ
で、ピンホルダ5及び円筒駒7を受け止めるようにされ
ている。10はスペーサ9の背部に連設されたピンガイ
ド、11はピンガイド10に挿通されたキックアウトピン、
12はこのキックアウトピン11の前端面とストリッパ8の
後端面との間において、ピアシングピン4と同一の軸心
の周りに等間隔に位置するように、かつピンホルダ5、
円筒駒7の各半筒体7a、7b及びスペーサ9を軸心方向に
貫通するように配設された数本(図の場合3本)の連杆
で、キックアウトピン11の前動をこの連杆12を介してス
トリッパ8に伝動できるようにしている。
13はピアシングピン4の軸心に軸心方向に形成された貫
通孔、14はこの貫通孔13に貫挿された打抜カス押込みピ
ンで、この押込みピン14はピアシングピン4よりも長く
形成されることによって、先端14aはピアシングピン4
の先端部4aよりも突出するようにされ、また後端14bは
径大に形成されることによって、押込みピン14がピアシ
ングピンの先端部4aより抜け出るのを防いでいる。15は
スペーサ9の前面部に設けた凹部16に挿着されたピアシ
ングピン4の受台で、その軸心には押込みピンの後端14
bよりもやや径大の透孔17が穿設されると共に、この透
孔17内に押込みピンの後端14bを受け止めるコイルばね1
8が収納され、押込みピン14をピアシングピンの先端部4
a方向へ付勢するようにしている。
通孔、14はこの貫通孔13に貫挿された打抜カス押込みピ
ンで、この押込みピン14はピアシングピン4よりも長く
形成されることによって、先端14aはピアシングピン4
の先端部4aよりも突出するようにされ、また後端14bは
径大に形成されることによって、押込みピン14がピアシ
ングピンの先端部4aより抜け出るのを防いでいる。15は
スペーサ9の前面部に設けた凹部16に挿着されたピアシ
ングピン4の受台で、その軸心には押込みピンの後端14
bよりもやや径大の透孔17が穿設されると共に、この透
孔17内に押込みピンの後端14bを受け止めるコイルばね1
8が収納され、押込みピン14をピアシングピンの先端部4
a方向へ付勢するようにしている。
21はダイ2と同一の軸心位置に配置されるように、ダイ
ケース1の前方において進退移動するラム(図示省略)
に突設された中空状のパンチで、そのパンチ21の中空部
22の内周はピアシングピン4の先端部4aの外周よりやや
大き目(後述する打抜カスCが打ち抜き時の摩擦熱によ
って膨張した時の外周寸法よりやや大き目)に形成され
ると共に、その中空部22の先端口には内周が若干狭くな
った狭窄部23が形成されている。すなわちこの狭窄部23
の内周寸法はピアシングピン4の先端部4aの外周に適合
した大きさ(ほぼ同じ大きさ)に形成されている。
ケース1の前方において進退移動するラム(図示省略)
に突設された中空状のパンチで、そのパンチ21の中空部
22の内周はピアシングピン4の先端部4aの外周よりやや
大き目(後述する打抜カスCが打ち抜き時の摩擦熱によ
って膨張した時の外周寸法よりやや大き目)に形成され
ると共に、その中空部22の先端口には内周が若干狭くな
った狭窄部23が形成されている。すなわちこの狭窄部23
の内周寸法はピアシングピン4の先端部4aの外周に適合
した大きさ(ほぼ同じ大きさ)に形成されている。
次に上記実施例の作用を以下に説明する。パンチ21の前
面に供給された素材Aがパンチ21の前進によってダイ2
内へ打圧されることにより、この素材Aにより押込みピ
ンの先端14aが押圧されることになり、押込みピン14は
先端14aがピアシングピンの先端部4a端面と面一になる
ようにコイルばね18の付勢力に抗して後退してピアシン
グピン4内に没入され(第1図)、この状態でピアシン
グピンの先端部4aが素材Aを打ち抜いてパンチの中空部
22へ嵌入され、この嵌入により素材Aに透孔Bが穿設さ
れると共に、その打抜カスCがパンチ21先端の狭窄部23
を通過してその奥部へ押し込まれることになる(第2
図)。その場合、この打抜カスCは打ち抜き時の摩擦熱
によって極僅か膨張しているため、ピアシングピン4に
よって強圧的に狭窄部23を通過して奥部へ押し込まれる
ことになる。
面に供給された素材Aがパンチ21の前進によってダイ2
内へ打圧されることにより、この素材Aにより押込みピ
ンの先端14aが押圧されることになり、押込みピン14は
先端14aがピアシングピンの先端部4a端面と面一になる
ようにコイルばね18の付勢力に抗して後退してピアシン
グピン4内に没入され(第1図)、この状態でピアシン
グピンの先端部4aが素材Aを打ち抜いてパンチの中空部
22へ嵌入され、この嵌入により素材Aに透孔Bが穿設さ
れると共に、その打抜カスCがパンチ21先端の狭窄部23
を通過してその奥部へ押し込まれることになる(第2
図)。その場合、この打抜カスCは打ち抜き時の摩擦熱
によって極僅か膨張しているため、ピアシングピン4に
よって強圧的に狭窄部23を通過して奥部へ押し込まれる
ことになる。
その後、パンチ21が後退を開始し、この後退によりパン
チ21の中空部22に押し込まれた打抜カスCがピアシング
ピン4の先端部4aから離れて行くに従い、ピアシングピ
ン4に没入されていた押込みピン14がコイルばね18の付
勢力によってピアシングピン4の先端部4aより突出する
ことになるので、前進していたパンチ21が後退を開始し
た直後に、慣性のために打抜カスCがパンチ21先端から
飛び出そうとしても、ピアシングピン4より突出した押
し込みピンの先端14aにて奥部へ押し戻され、打抜カス
Cの飛び出しが阻止されることになる。そのため狭窄部
22の摩耗に関係なく、打抜カスCの飛び出しを確実に防
止できることになる。
チ21の中空部22に押し込まれた打抜カスCがピアシング
ピン4の先端部4aから離れて行くに従い、ピアシングピ
ン4に没入されていた押込みピン14がコイルばね18の付
勢力によってピアシングピン4の先端部4aより突出する
ことになるので、前進していたパンチ21が後退を開始し
た直後に、慣性のために打抜カスCがパンチ21先端から
飛び出そうとしても、ピアシングピン4より突出した押
し込みピンの先端14aにて奥部へ押し戻され、打抜カス
Cの飛び出しが阻止されることになる。そのため狭窄部
22の摩耗に関係なく、打抜カスCの飛び出しを確実に防
止できることになる。
このようにして透孔Bの穿設された素材Aは、パンチ21
の後退時、前進したキックアウトピン11により連杆12を
介して作動されるストリッパ8によってダイ2内から排
出されて落下し(第3図)、下方において製品として収
集されることになる。また打抜カスCは次々に押し込ま
れてくる打抜カスCによりパンチ21の中空部22を順次奥
へ送られ、奥のものから落下して製品とは別のところに
収集されることになる。
の後退時、前進したキックアウトピン11により連杆12を
介して作動されるストリッパ8によってダイ2内から排
出されて落下し(第3図)、下方において製品として収
集されることになる。また打抜カスCは次々に押し込ま
れてくる打抜カスCによりパンチ21の中空部22を順次奥
へ送られ、奥のものから落下して製品とは別のところに
収集されることになる。
なおパンチ21には、通常、中空部22に狭窄部23が形成さ
れるが、その場合上記したように中空部22の先端口に形
成するほか、第5図に示すように先端口よりやや奥の箇
所に形成してもよい。このように狭窄部23を形成した場
合、狭窄部23より前の先端口の内周の大きさがピアシン
グピン4の先端部4aの外周よりやや大き目の寸法となる
ため、素材Aに穿孔される透孔Bの寸法精度が若干低下
するのは免れないが、透孔Bの打抜形成に格別支障が生
じる訳ではない。このように狭窄部23を形成して実施す
る時は、中空部22に押し込まれた打抜カスCは狭窄部23
に強圧的に挟持されることになる。
れるが、その場合上記したように中空部22の先端口に形
成するほか、第5図に示すように先端口よりやや奥の箇
所に形成してもよい。このように狭窄部23を形成した場
合、狭窄部23より前の先端口の内周の大きさがピアシン
グピン4の先端部4aの外周よりやや大き目の寸法となる
ため、素材Aに穿孔される透孔Bの寸法精度が若干低下
するのは免れないが、透孔Bの打抜形成に格別支障が生
じる訳ではない。このように狭窄部23を形成して実施す
る時は、中空部22に押し込まれた打抜カスCは狭窄部23
に強圧的に挟持されることになる。
また上記のようにパンチ21の中空部22に狭窄部23を形成
して実施するほか、狭窄部23を形成せずに実施してもよ
く、この場合も上記したと同様に、押込みピン14により
打抜カスCの飛び出しを防止できることになる。
して実施するほか、狭窄部23を形成せずに実施してもよ
く、この場合も上記したと同様に、押込みピン14により
打抜カスCの飛び出しを防止できることになる。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案によると、パンチが後退し
てピアシングピンから離間する際、打抜カスがパンチ先
端から飛び出そうとしても、ピアシングピンより突出し
た押し込みピンの先端にて奥部へ押し戻されることにな
るので、打抜カスの飛び出しを確実に防止できることに
なる。
てピアシングピンから離間する際、打抜カスがパンチ先
端から飛び出そうとしても、ピアシングピンより突出し
た押し込みピンの先端にて奥部へ押し戻されることにな
るので、打抜カスの飛び出しを確実に防止できることに
なる。
しかも押込みピンは、後端がコイルばねにより受け止め
されているので、ピアシングピンの先端部が素材を打ち
抜く際にはピアシングピン内に没入された状態となり、
ピアシングピンの穿孔に何ら支障が生じることなく実施
できることになる。
されているので、ピアシングピンの先端部が素材を打ち
抜く際にはピアシングピン内に没入された状態となり、
ピアシングピンの穿孔に何ら支障が生じることなく実施
できることになる。
第1図は押込みピンがピアシングピン内に没入された状
態を示す縦断面図、第2図はピアシングピンの先端部が
素材を打ち抜いた状態を示す縦断面図、第3図は透孔の
穿設された素材がピアシングピンの先端部から抜脱され
た状態を示す縦断面図、第4図はピアシングピンと円筒
駒の関係を示す分解斜視図、第5図はパンチの他の実施
例を示す縦断面図である。 4……ピアシングピン、4a……ピアシングピンの先端
部、13……貫通孔、14……打抜カスの押込みピン、14a
……押込みピンの先端、14b……押込みピンの後端、18
……コイルばね、21……パンチ、22……中空部、A……
素材、B……透孔、C……打抜カス。
態を示す縦断面図、第2図はピアシングピンの先端部が
素材を打ち抜いた状態を示す縦断面図、第3図は透孔の
穿設された素材がピアシングピンの先端部から抜脱され
た状態を示す縦断面図、第4図はピアシングピンと円筒
駒の関係を示す分解斜視図、第5図はパンチの他の実施
例を示す縦断面図である。 4……ピアシングピン、4a……ピアシングピンの先端
部、13……貫通孔、14……打抜カスの押込みピン、14a
……押込みピンの先端、14b……押込みピンの後端、18
……コイルばね、21……パンチ、22……中空部、A……
素材、B……透孔、C……打抜カス。
Claims (1)
- 【請求項1】水平方向に固設されたピアシングピン4
と、このピアシングピン4の先端部4aに対して水平方向
に進退移動する中空状のパンチ21とが設けられており、
前記パンチ21の前面に供給されれた素材Aがパンチ21の
前進によってピアシングピン側へ打圧されることによ
り、ピアシングピン4の先端部4aが該素材Aを打ち抜い
てパンチ21の中空部22へ嵌入され、この嵌入により素材
Aに透孔Bが穿設されると共に、その打抜カスCがパン
チ21の中空部22へ押し込まれ、その後打抜カスCが中空
部22へ押し込まれた状態でパンチ21が後退してピアシン
グピン4がパンチ21から離間するようにされたピアシン
グ装置において、前記ピアシングピン4に、軸心方向に
前後動自在に打抜カス押込みピン14を貫挿すると共に、
この押込みピン14の後端をコイルばね18により受支する
ことによって、該押込みピン14をその先端14aがピアシ
ングピン4の先端部4aより突出するように付勢した圧造
成形機のピアシング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8191290U JPH0753792Y2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 圧造成形機のピアシング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8191290U JPH0753792Y2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 圧造成形機のピアシング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0439536U JPH0439536U (ja) | 1992-04-03 |
| JPH0753792Y2 true JPH0753792Y2 (ja) | 1995-12-13 |
Family
ID=31628265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8191290U Expired - Fee Related JPH0753792Y2 (ja) | 1990-08-01 | 1990-08-01 | 圧造成形機のピアシング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753792Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0861993A (ja) * | 1994-08-22 | 1996-03-08 | Kinpou Denki Kk | 計器用保護カバーの製造方法 |
-
1990
- 1990-08-01 JP JP8191290U patent/JPH0753792Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0439536U (ja) | 1992-04-03 |
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