JPH0753958Y2 - 射出成形機の加熱シリンダ - Google Patents

射出成形機の加熱シリンダ

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JPH0753958Y2
JPH0753958Y2 JP1991073227U JP7322791U JPH0753958Y2 JP H0753958 Y2 JPH0753958 Y2 JP H0753958Y2 JP 1991073227 U JP1991073227 U JP 1991073227U JP 7322791 U JP7322791 U JP 7322791U JP H0753958 Y2 JPH0753958 Y2 JP H0753958Y2
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heating cylinder
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cylinder
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cylinder hole
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正志 寺山
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株式会社新潟鉄工所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、樹脂を可塑化して射出
するための射出成形機の加熱シリンダ(以下、単に加熱
シリンダという。)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加熱シリンダとしては、図3に示
すようなものがある。すなわち、この加熱シリンダ1
は、筒状の加熱シリンダ本体2のシリンダ孔内に、先端
にスクリュヘッド4が取り付けられたスクリュ3が挿入
され、このスクリュ3にスクリュヘッド4と対向するよ
うにシートリング5が取り付けられており、シートリン
グ5とスクリュヘッド4との間にシールリング6がスク
リュ3に対して摺動自在に取り付けられているととも
に、加熱シリンダ本体2の端部2aにノズル7が螺合さ
れて押圧されて構成される。
【0003】さらに、従来の加熱シリンダとして、図4
に示すように、加熱シリンダ10の加熱シリンダ本体1
2の端部12aに加熱シリンダカバー18が取付ボルト
19により押圧して取り付けられ、この加熱シリンダカ
バー18にノズル17が螺合されて構成されたものも知
られている。
【0004】しかしながら、上述した従来の加熱シリン
ダ1、10では、加熱シリンダ本体2、12にノズル7
又は加熱シリンダカバー18を押圧して取り付けるよう
にしているので、加熱シリンダ本体2、12の端部2
a、12aに圧縮応力が働き、図5に示すように、加熱
シリンダ本体2、12の端部2a、12aの内面が内側
に向かって変形して内径が小さくなった膨出部12bが
形成されることがある。
【0005】ここで、前記シールリング6の外面と加熱
シリンダ本体2、12の内面との間隔は、射出動作時に
おけるバックフローを防止するために、極めて微小な間
隔に設定されているので、上述したように加熱シリンダ
本体2、12の端部2a、12aの内面に膨出部12b
が形成されていると、加熱シリンダ本体2、12を分解
して点検修理を行なう際に、シールリング6を前方に引
き出すことができなくなるといった不具合が発生する。
この結果、シールリング6が引き出せなくなりスクリュ
3を加熱シリンダ本体2、12から抜き出すことができ
なくなるとともに、無理にシールリング6を引き出そう
とすると、シールリング6の外面や加熱シリンダ本体
2、12の内面にかじりが発生することになって極めて
不都合である。
【0006】このような不都合を解消するために、図4
で2点鎖線で示すように、加熱シリンダ10の加熱シリ
ンダ本体12の端部12aにおける加熱シリンダ本体1
2のシリンダ孔の開口部にこのシリンダ孔に対して同心
状にテーパ部12cが形成されたものもある。この構成
によれば、テーパ部12cにより開口部の内径が大きく
なっているので、たとえ、加熱シリンダカバー18を加
熱シリンダ本体12の端部12aに押圧して取り付けた
結果、端部12aの内面に膨出部が形成されても、この
膨出部の頂上部分がシリンダ孔の内径よりも小さくなる
ことを防止することができ、シールリング6を引き出す
ときに障害になることを未然に防止することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、最後に
述べた従来の加熱シリンダにおいては、テーパ部12c
を加熱シリンダ本体12のシリンダ孔に同心状に形成す
るようにしているが、このテーパ部12c内の所定の位
置に位置決めしてインサイドマイクロメータ等の測定具
で内径寸法を正確に測定することができないので、テー
パ部12cを高精度で機械加工することができないとい
った不具合がある。この結果、テーパ部12cの開口径
にばらつきが生じ、加熱シリンダカバー18の内面との
接合部に段差が生ずるという不具合が生ずる。
【0008】本考案は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、たとえ、加熱シリンダ本体の端部の内面に膨出部が
形成されても、この膨出部の頂上部分が加熱シリンダ本
体のシリンダ孔の内径よりも小さくなることを防止する
ことができ、シールリングを引き出すときに障害になる
ことを未然に防止することができるとともに、加熱シリ
ンダ本体のシリンダ孔を高精度で機械加工することがで
きる加熱シリンダを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案の加熱シリンダ
は、スクリュが挿入され、一端に開口し内周面に前記ス
クリュに取り付けられたシーリングが摺接するシリン
ダ孔を有する加熱シリンダ本体と、この加熱シリンダ本
体の一端に当接させられて固定され、前記シリンダ孔に
同軸状に配置されるノズル部材とを備える射出成形機の
加熱シリンダにおいて、前記シリンダ孔の開口端部に前
記シリンダ孔の内径よりも大径でかつ内径が一定の筒状
部が形成されるとともに、この筒状部に連続して前記シ
リンダ孔の内側に向かうにつれて内径が漸次減少するテ
ーパ部が形成されていることを特徴とする。
【0010】
【作用】本考案の加熱シリンダによれば、テーパ部と筒
状部とにより加熱シリンダの端部の内径が拡大されてい
るので、加熱シリンダの端部にノズル部材が当接されて
固定されて端部の内壁に膨出部が形成されても、膨出部
の頂上部分が加熱シリンダの内径よりも小さくなること
が防止され、シールリングをかじりが生ずることなく円
滑に引き出すことが可能となる。
【0011】また、本考案の加熱シリンダによれば、シ
リンダ孔の開口端部に、内径が一定の筒状部が形成され
ているので、この筒状部にインサイドマイクロメータ等
の測定具を挿入して、筒状部の内径を正確に高精度に測
定することが可能となり、この測定結果に基づいて機械
加工を施すことにより筒状部の内径を高精度に仕上げる
ことが可能となり、端部に固定されるノズル部材との間
に段差が生ずることがなくなる。
【0012】
【実施例】以下に、図面を参照して本考案の一実施例の
加熱シリンダ30について説明する。なお、図4に示し
た加熱シリンダ10と同様な構成要素には同一符号を付
して説明する。
【0013】図1の示すように、加熱シリンダ30に
は、筒状の加熱シリンダ本体13のシリンダ孔13e内
に先端にスクリュヘッド4が取り付けられたスクリュ3
が挿入され、このスクリュ3にスクリュヘッド4と対向
するようにシートリング5が取り付けられている。シー
トリング5とスクリュヘッド4との間にシールリング6
がスクリュ3に対して摺動自在に取り付けられている。
さらに、加熱シリンダ本体13の端部13aに加熱シリ
ンダカバー18が取付ボルト19により押圧して取り付
けられており、この加熱シリンダカバー18にノズル1
7が螺合されている。ここで、加熱シリンダカバー18
とノズル17とは本考案のノズル部材を構成する。
【0014】前記加熱シリンダ30の加熱シリンダ本体
13の端部13aにおける加熱シリンダ本体13のシリ
ンダ孔13eの開口端部に、前記シリンダ孔13eと同
軸状に、その内径より大径でかつ内径が一定の筒状部1
3dが形成されている。さらに、この筒状部13dに連
続して前記シリンダ孔13eに対して同心状にその内側
に向かうにつれて内径が漸次減少するテーパ部13cが
形成されている。
【0015】図2に前記加熱シリンダ本体13の端部1
3a付近を拡大した断面図を示す。
【0016】図2に示すように、スクリュ3の呼称径φ
25〜φ90に対応させて、加熱シリンダ本体13のシ
リンダ孔13eの内径(基準内径)をDとすれば、この
基準内径Dの公差はJIS規格のH7とされ、筒状部1
3dの内径dは基準内径Dよりも0.3mmだけ大きく
形成されており、その公差は0〜0.05mmとなって
いる。
【0017】前記筒状部13dの深さはaは3mmとな
っている。前記テーパ部13cは前記シリンダ孔13e
及び筒状部13dの境界部にR部を介して連続されてお
り、テーパ部13cの深さbは筒状部13dとの境界部
から5mmとなっている。このテーパ部13cとシリン
ダ孔13eとの境界部と、シールリング6の最前進位置
との間の距離cは約2mmとなっている。
【0018】次に本実施例の作用について説明する。
【0019】加熱シリンダ本体13の端部13aに、内
径を拡大したテーパ部13cと筒状部13dが形成され
ているので、加熱シリンダ本体13の端部13aに加熱
シリンダカバー18を取り付けた際に、万が一、端部1
3aの内面に膨出部が形成されても、膨出部の頂上部分
がシリンダ孔13eの内壁面より内側に突出することが
未然に防止される。したがって、加熱シリンダ30を分
解する際に、シールリング6が外れなくなることが防止
される。
【0020】また、テーパ部13cの先端側に内径が同
一の筒状部13dを連続して形成してあるので、この筒
状部13d内にインサイドマイクロメータ等の測定具の
測定部を挿入し位置決めすることができる。したがっ
て、筒状部13dの内径を正確に測定することができ、
筒状部13dを高精度に機械加工することができる。こ
れにより、加熱シリンダ本体13の端部13aに接続さ
れる加熱シリンダカバー18との間に段差が生ずること
が防止できる。
【0021】なお、上述した実施例では、筒状部13d
の内径を、シリンダ孔13eの内径よりも0.3mmだ
け大きくしているが、これに限らず、シリンダ孔13e
よりも0.2〜0.5mm大きく設定することが望まし
い。これは、上記径差が、0.2mm以下では加熱シリ
ンダ本体13の端部に加熱シリンダカバー18を固定し
たときに発生する膨出部13bの頂上部分がシリンダ孔
13eの内側に突出してしまうからであり、0.5mm
以上ではスクリュヘッド14との間に大きな間隙が生じ
て樹脂の滞留量が多くなってしまうからである。
【0022】また、上述した実施例では、筒状部13d
の深さaは、3mmとしているが、これに限られず筒状
部13dの内径を測定するためのインサイドマイクロメ
ータ等の測定具を挿入して内径を測定することができる
程度の深さがあればよい。
【0023】また、上述した実施例では、シールリング
6の最前進位置と、テーパ部13cとシリンダ孔13e
との境界部との間にcなる距離をもたせているが、シー
ルリング6の最前進位置と前記境界部とが一致するよう
に、すなわち、cが0となるように設定することができ
る。ただし、シールリング6の最前進位置がテーパ部1
3cの内側に位置するようにしてはならない。このよう
にすると、シールリング6の外周面とテーパ部13cと
の間に間隙が形成されてシールリングの動作が不安定に
なるからである。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように、本考案の加熱シリ
ンダによれば、スクリュが挿入され一端に開口するシリ
ンダ孔を有する加熱シリンダ本体と、この加熱シリンダ
本体の一端に当接させられて固定され、前記シリンダ孔
に同軸状に配置されるノズル部材とを備える射出成形機
の加熱シリンダにおいて、前記シリンダ孔の開口端部に
前記シリンダ孔の内径よりも大径でかつ内径が一定の筒
状部が形成されるとともに、この筒状部に連続して前記
シリンダ孔の内側に向かうにつれて内径が漸次減少する
テーパ部が形成されているので、以下のような効果を発
揮する。
【0025】すなわち、テーパ部と筒状部とにより加熱
シリンダの端部の内径が拡大されているので、加熱シリ
ンダの端部にノズル部材が当接されて固定されて端部の
内面に膨出部が形成されても、膨出部の頂上部分が加熱
シリンダの内径よりも小さくなることを防止することが
でき、シールリングをかじりが生ずることなく円滑に引
き出すことができる。
【0026】また、テーパ部の先端に同軸状に連接し前
記端部に開口する内径が一定の筒状部が形成されている
ので、この筒状部にインサイドマイクロメータ等の測定
具を挿入して、筒状部の内径を正確に高精度に測定する
ことができ、この測定結果に基づいて機械加工を施すこ
とにより筒状部の内径を高精度に仕上げることができ、
端部に固定されるノズル部材との間に段差が生ずること
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の加熱シリンダを示す断面図
である。
【図2】本考案の一実施例の加熱シリンダの端部付近を
示す拡大断面図である。
【図3】従来の加熱シリンダを示す断面図である。
【図4】従来の加熱シリンダを示す断面図である。
【図5】従来の加熱シリンダにおける問題点を示す断面
図である。
【符号の説明】
3 スクリュ 6 シールリング 13 加熱シリンダ本体 13a 端部 13c テーパ部 13d 筒状部 13e シリンダ孔 17 ノズル(ノズル部材) 18 加熱シリンダカバー(ノズル部材) 19 取付ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクリュが挿入され、一端に開口し内周
    面に前記スクリュに取り付けられたシーリングが摺接
    するシリンダ孔を有する加熱シリンダ本体と、この加熱
    シリンダ本体の一端に当接させられて固定され、前記シ
    リンダ孔に同軸状に配置されるノズル部材とを備える射
    出成形機の加熱シリンダにおいて、前記シリンダ孔の開
    口端部に前記シリンダ孔の内径よりも大径でかつ内径が
    一定の筒状部が形成されるとともに、この筒状部に連続
    して前記シリンダ孔の内側に向かうにつれて内径が漸次
    減少するテーパ部が形成されていることを特徴とする射
    出成形機の加熱シリンダ。
JP1991073227U 1991-09-11 1991-09-11 射出成形機の加熱シリンダ Expired - Fee Related JPH0753958Y2 (ja)

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