JPH0754906A - 防振装置 - Google Patents
防振装置Info
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- JPH0754906A JPH0754906A JP19570293A JP19570293A JPH0754906A JP H0754906 A JPH0754906 A JP H0754906A JP 19570293 A JP19570293 A JP 19570293A JP 19570293 A JP19570293 A JP 19570293A JP H0754906 A JPH0754906 A JP H0754906A
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Landscapes
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 第1の中間筒及び第2の中間筒の外径及び材
質を相互に同一として製造コストの低減を図る。 【構成】 外筒金具12に中間筒16が嵌合され、円管
状に形成される内筒金具18が外筒金具12と同軸状に
位置する。中間筒16と内筒金具18との間に、ゴム製
の弾性体24が加硫接着されて配置される。弾性体24
の下側にダイヤフラム30が位置し、外筒金具12に嵌
合された嵌合リング32にダイヤフラム30が連結され
る。嵌合リング32は、中間筒16と同じ材質で形成さ
れると共に、中間筒16の小径部16Bと同一の外径を
有する。従って、中間筒16及び嵌合リング32を同一
の材料からプレス加工等により製造できる。
質を相互に同一として製造コストの低減を図る。 【構成】 外筒金具12に中間筒16が嵌合され、円管
状に形成される内筒金具18が外筒金具12と同軸状に
位置する。中間筒16と内筒金具18との間に、ゴム製
の弾性体24が加硫接着されて配置される。弾性体24
の下側にダイヤフラム30が位置し、外筒金具12に嵌
合された嵌合リング32にダイヤフラム30が連結され
る。嵌合リング32は、中間筒16と同じ材質で形成さ
れると共に、中間筒16の小径部16Bと同一の外径を
有する。従って、中間筒16及び嵌合リング32を同一
の材料からプレス加工等により製造できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、振動発生部からの振動
を吸収する防振装置に関し、例えばメンバーマウント、
ボディマウント及びストラットマウント等の自動車のサ
スペンションなどに好適なものである。
を吸収する防振装置に関し、例えばメンバーマウント、
ボディマウント及びストラットマウント等の自動車のサ
スペンションなどに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の防振装置として、図6に示すよう
な構造のものが知られており、この図に基づき従来の防
振装置を説明する。
な構造のものが知られており、この図に基づき従来の防
振装置を説明する。
【0003】つまり、図6に示すように、この防振装置
は、外筒110に嵌合された第1の中間筒116の内部
に、ゴム製の弾性体112を介して内筒114が上下動
可能に取り付けられると共に、液室126を挟んだ弾性
体112の下側に、第2の中間筒120と内側リング1
22との間を繋ぐように配置されたダイヤフラム124
が位置する構造となっている。そして、弾性体112と
ダイヤフラム124との間に円環状の仕切部材128が
配置され、液室126を上下に区分している。
は、外筒110に嵌合された第1の中間筒116の内部
に、ゴム製の弾性体112を介して内筒114が上下動
可能に取り付けられると共に、液室126を挟んだ弾性
体112の下側に、第2の中間筒120と内側リング1
22との間を繋ぐように配置されたダイヤフラム124
が位置する構造となっている。そして、弾性体112と
ダイヤフラム124との間に円環状の仕切部材128が
配置され、液室126を上下に区分している。
【0004】すなわち、従来の防振装置では、弾性体1
12とダイヤフラム124との間に、液室126及び仕
切部材128等が介在される為、二つの中間筒が必要と
なっていた。
12とダイヤフラム124との間に、液室126及び仕
切部材128等が介在される為、二つの中間筒が必要と
なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の防振
装置では、中間筒116、120をプレス加工等により
個々に製造し、防振装置内に組み込んでいた為、第1の
中間筒116と第2の中間筒120との間で外径及び材
質等が相互に異なったものとなっていた。
装置では、中間筒116、120をプレス加工等により
個々に製造し、防振装置内に組み込んでいた為、第1の
中間筒116と第2の中間筒120との間で外径及び材
質等が相互に異なったものとなっていた。
【0006】従って、これら中間筒116、120を製
造する際に、それぞれプレス加工用の金型等が必要とな
ると共に、加工用の材料が複数必要となり、結果とし
て、原材料費が増えると共に製造工程が複雑化して、防
振装置の製造コストが増大するという欠点を有してい
た。
造する際に、それぞれプレス加工用の金型等が必要とな
ると共に、加工用の材料が複数必要となり、結果とし
て、原材料費が増えると共に製造工程が複雑化して、防
振装置の製造コストが増大するという欠点を有してい
た。
【0007】本発明は上記事実を考慮し、第1の中間筒
及び第2の中間筒の外径及び材質を相互に同一とし、原
材料費の低減及び製造工程の簡略化により製造コストの
低減を図った防振装置を提供することが目的である。
及び第2の中間筒の外径及び材質を相互に同一とし、原
材料費の低減及び製造工程の簡略化により製造コストの
低減を図った防振装置を提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による防振装置
は、振動発生部及び振動受け部の一方に連結される筒状
の外筒と、前記外筒の内側に嵌合されて前記外筒に固定
される第1の中間筒と、振動発生部及び振動受け部の他
方に連結され且つ前記第1の中間筒の内側に位置する内
筒と、前記内筒と前記第1の中間筒とを連結するように
前記内筒と前記第1の中間筒との間に配設される弾性体
と、前記第1の中間筒と同じ外径を有した外周側が前記
外筒の内側に嵌合されて前記外筒に固定され且つ前記第
1の中間筒と同じ材質により形成された第2の中間筒
と、前記内筒と前記第2の中間筒とを連結するように前
記内筒と前記第2の中間筒との間に配設されるダイヤフ
ラムと、前記弾性体と前記ダイヤフラムとの間に位置し
て前記弾性体及び前記ダイヤフラムにより内壁面の少な
くとも一部が構成され且つ内部に液体が封入された液室
とを備えたことを特徴とする。
は、振動発生部及び振動受け部の一方に連結される筒状
の外筒と、前記外筒の内側に嵌合されて前記外筒に固定
される第1の中間筒と、振動発生部及び振動受け部の他
方に連結され且つ前記第1の中間筒の内側に位置する内
筒と、前記内筒と前記第1の中間筒とを連結するように
前記内筒と前記第1の中間筒との間に配設される弾性体
と、前記第1の中間筒と同じ外径を有した外周側が前記
外筒の内側に嵌合されて前記外筒に固定され且つ前記第
1の中間筒と同じ材質により形成された第2の中間筒
と、前記内筒と前記第2の中間筒とを連結するように前
記内筒と前記第2の中間筒との間に配設されるダイヤフ
ラムと、前記弾性体と前記ダイヤフラムとの間に位置し
て前記弾性体及び前記ダイヤフラムにより内壁面の少な
くとも一部が構成され且つ内部に液体が封入された液室
とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】弾性体が内筒と第1の中間筒とを連結し、振動
発生部に第1の中間筒と嵌合される外筒あるいは内筒が
連結され、振動受け部に内筒あるいは外筒が連結されて
いる。また、ダイヤフラムと弾性体とで液体が封入され
た液室の内壁面の少なくとも一部を形成し、このダイヤ
フラムが外筒と嵌合した第2の中間筒に連結される。
発生部に第1の中間筒と嵌合される外筒あるいは内筒が
連結され、振動受け部に内筒あるいは外筒が連結されて
いる。また、ダイヤフラムと弾性体とで液体が封入され
た液室の内壁面の少なくとも一部を形成し、このダイヤ
フラムが外筒と嵌合した第2の中間筒に連結される。
【0010】この為、振動発生部側から振動が外筒ある
いは内筒に伝達されると、弾性体及びダイヤフラムが変
形すると共に液体が液室内を流動しあるいは共振する。
この結果として、弾性体の内部摩擦に基づく抵抗によっ
て振動が吸収される他、液体が液室内を流動する際の液
体の摩擦抵抗、あるいは液体の液室内での共振によって
振動が吸収されて振動が減衰し、内筒あるいは外筒に連
結される振動受け部側に振動が伝達され難くなる。
いは内筒に伝達されると、弾性体及びダイヤフラムが変
形すると共に液体が液室内を流動しあるいは共振する。
この結果として、弾性体の内部摩擦に基づく抵抗によっ
て振動が吸収される他、液体が液室内を流動する際の液
体の摩擦抵抗、あるいは液体の液室内での共振によって
振動が吸収されて振動が減衰し、内筒あるいは外筒に連
結される振動受け部側に振動が伝達され難くなる。
【0011】また、第1の中間筒と第2の中間筒とが同
一の外径を有すると共に、同一の材質により形成されて
いる為、例えば同一の材料から同一の金型によりプレス
加工されてこれらの中間筒を形成することができる。こ
の結果として、原材料費が低減できると共に、製造工程
を簡略化することができ、防振装置の製造コストの低減
が図れる。
一の外径を有すると共に、同一の材質により形成されて
いる為、例えば同一の材料から同一の金型によりプレス
加工されてこれらの中間筒を形成することができる。こ
の結果として、原材料費が低減できると共に、製造工程
を簡略化することができ、防振装置の製造コストの低減
が図れる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例に係る防振装置を図1から
図5に示し、これらの図に基づき本実施例を説明する。
図5に示し、これらの図に基づき本実施例を説明する。
【0013】図1及び図2に示すように、本実施例に係
る防振装置10の外周側には、自動車の車体を構成する
部材であるクロスメンバ(図示せず)側に圧入されて連
結されると共に円筒状に形成された外筒金具12が、備
えられている。この外筒金具12の下端部に全周にわた
って内側に屈曲された係止部12Aが設けられており、
この係止部12Aの下側には、係止部12Aに全周にわ
たって加硫接着されたゴム製のストッパ14が、固着さ
れている。
る防振装置10の外周側には、自動車の車体を構成する
部材であるクロスメンバ(図示せず)側に圧入されて連
結されると共に円筒状に形成された外筒金具12が、備
えられている。この外筒金具12の下端部に全周にわた
って内側に屈曲された係止部12Aが設けられており、
この係止部12Aの下側には、係止部12Aに全周にわ
たって加硫接着されたゴム製のストッパ14が、固着さ
れている。
【0014】外筒金具12の内周側には、円筒状に形成
される円筒部16A及びこの円筒部16Aより一段細い
円筒状に形成された小径部16Bを有すると共に、上端
部が屈曲されてフランジ状とされた第1の中間筒である
中間筒16の円筒部16Aが嵌合されており、さらに、
この中間筒16内の外筒金具12及び中間筒16と同軸
状の位置には、円管状に形成される内筒金具18が配置
されている。
される円筒部16A及びこの円筒部16Aより一段細い
円筒状に形成された小径部16Bを有すると共に、上端
部が屈曲されてフランジ状とされた第1の中間筒である
中間筒16の円筒部16Aが嵌合されており、さらに、
この中間筒16内の外筒金具12及び中間筒16と同軸
状の位置には、円管状に形成される内筒金具18が配置
されている。
【0015】この内筒金具18の上端部に、内筒金具1
8の中程の部分より外径が若干大きく形成された支持部
18Aを有しており、この支持部18Aがボディ20の
下側に当接してボディ20の荷重を支持しつつボディ2
0と内筒金具18とが連結される構造となっている。一
方、内筒金具18の下端部には、ストッパ14と対向す
るように外周側に広がって形成される金属製のストッパ
受け部22が溶接等の手段で固着されている。従って、
このストッパ14及びストッパ受け部22が緩衝材とな
り、ストッパ14がストッパ受け部22に当接した際の
衝撃を吸収すると共に、必要以上の外筒金具12と内筒
金具18との間の変位を制限する。
8の中程の部分より外径が若干大きく形成された支持部
18Aを有しており、この支持部18Aがボディ20の
下側に当接してボディ20の荷重を支持しつつボディ2
0と内筒金具18とが連結される構造となっている。一
方、内筒金具18の下端部には、ストッパ14と対向す
るように外周側に広がって形成される金属製のストッパ
受け部22が溶接等の手段で固着されている。従って、
このストッパ14及びストッパ受け部22が緩衝材とな
り、ストッパ14がストッパ受け部22に当接した際の
衝撃を吸収すると共に、必要以上の外筒金具12と内筒
金具18との間の変位を制限する。
【0016】さらに、図1及び図3に示すように、中間
筒16と内筒金具18との間には、ゴム製の弾性体24
が中間筒16及び内筒金具18にそれぞれ加硫接着され
て配置されており、この中間筒16の下部を構成する小
径部16Bの外周側には、弾性体24からはみ出して延
びたゴム製のシール部24Aが配置されている。従っ
て、このシール部24Aが、外筒金具12と中間筒16
との間で変形して、これらの間を封止している。そし
て、図2に示すよう、内筒金具18を挟んで弾性体24
の左右対象の位置にそれぞれ穴部26が設けられてお
り、これら穴部26により、外筒金具12に対する内筒
金具18の左右方向への大きな変位を可能としている。
筒16と内筒金具18との間には、ゴム製の弾性体24
が中間筒16及び内筒金具18にそれぞれ加硫接着され
て配置されており、この中間筒16の下部を構成する小
径部16Bの外周側には、弾性体24からはみ出して延
びたゴム製のシール部24Aが配置されている。従っ
て、このシール部24Aが、外筒金具12と中間筒16
との間で変形して、これらの間を封止している。そし
て、図2に示すよう、内筒金具18を挟んで弾性体24
の左右対象の位置にそれぞれ穴部26が設けられてお
り、これら穴部26により、外筒金具12に対する内筒
金具18の左右方向への大きな変位を可能としている。
【0017】一方、弾性体24の図1上、下側には、内
筒金具18の周りを薄く覆う連結部28を挟んで弾性体
24と一体的に形成されたダイヤフラム30(本実施例
では厚さ5mm)が位置しており、ダイヤフラム30が
連結部28を介して弾性体24に繋がっていることにな
る。
筒金具18の周りを薄く覆う連結部28を挟んで弾性体
24と一体的に形成されたダイヤフラム30(本実施例
では厚さ5mm)が位置しており、ダイヤフラム30が
連結部28を介して弾性体24に繋がっていることにな
る。
【0018】そして、中間筒16の小径部16Bと同じ
外径及び板厚を有する円環状に形成され且つ中間筒16
と同じ材質により構成された第2の中間筒である嵌合リ
ング32に、ダイヤフラム30の一端が加硫接着され
て、ダイヤフラム30が連結されている。図1及び図3
に示すように、この嵌合リング32の外周側には、シー
ル部24Aと同様に、ダイヤフラム30から延びたシー
ル部30Aが配置されており、また、嵌合リング32
は、外周面側が外筒金具12に嵌合されると共に下端部
が係止部12Aに係止されて、外筒金具12内に固着さ
れている。従って、シール部30Aが外筒金具12と嵌
合リング32との間で変形して、これらの間を封止して
いる。
外径及び板厚を有する円環状に形成され且つ中間筒16
と同じ材質により構成された第2の中間筒である嵌合リ
ング32に、ダイヤフラム30の一端が加硫接着され
て、ダイヤフラム30が連結されている。図1及び図3
に示すように、この嵌合リング32の外周側には、シー
ル部24Aと同様に、ダイヤフラム30から延びたシー
ル部30Aが配置されており、また、嵌合リング32
は、外周面側が外筒金具12に嵌合されると共に下端部
が係止部12Aに係止されて、外筒金具12内に固着さ
れている。従って、シール部30Aが外筒金具12と嵌
合リング32との間で変形して、これらの間を封止して
いる。
【0019】さらに、弾性体24が加硫接着される中間
筒16とダイヤフラム30が加硫接着される嵌合リング
32との間には、それぞれ一対の円弧状に形成された仕
切部材構成材35A、35B(図3に示す)を一対組み
合わせて円環状に形成される合成樹脂製の仕切部材34
が、外筒金具12に嵌合されつつ配置されている。図3
及び図4に示すように、この仕切部材34の上下端部に
は、空気を逃がすためのエア抜き溝部42が放射状に延
びるように形成されており、この仕切部材34の内周面
側上下方向の中央部には、内周側に突出する突部34A
が形成されている。
筒16とダイヤフラム30が加硫接着される嵌合リング
32との間には、それぞれ一対の円弧状に形成された仕
切部材構成材35A、35B(図3に示す)を一対組み
合わせて円環状に形成される合成樹脂製の仕切部材34
が、外筒金具12に嵌合されつつ配置されている。図3
及び図4に示すように、この仕切部材34の上下端部に
は、空気を逃がすためのエア抜き溝部42が放射状に延
びるように形成されており、この仕切部材34の内周面
側上下方向の中央部には、内周側に突出する突部34A
が形成されている。
【0020】また、外筒金具12の内周面、弾性体24
の下面、連結部28の外周面及び、ダイヤフラム30の
上面等により区画された空間がリング状の液室36を構
成する。さらに、中間筒16と嵌合リング32との間で
外筒金具12に嵌合された仕切部材34の突部34Aが
液室36内に突出して、この液室36を小液室である上
液室36Aと下液室36Bとに区分すると共に、突部3
4Aの先端側に対向する部分が、通路となるオリフィス
38を構成することとなる。
の下面、連結部28の外周面及び、ダイヤフラム30の
上面等により区画された空間がリング状の液室36を構
成する。さらに、中間筒16と嵌合リング32との間で
外筒金具12に嵌合された仕切部材34の突部34Aが
液室36内に突出して、この液室36を小液室である上
液室36Aと下液室36Bとに区分すると共に、突部3
4Aの先端側に対向する部分が、通路となるオリフィス
38を構成することとなる。
【0021】従って、上液室36Aと下液室36Bと
は、オリフィス38を介して常に連通しており、また、
シール部24A 30Aにより封止されたこれら上液室
36A、下液室36B及びオリフィス38内には、水、
シリコンオイル、エチングリコール等の液体が充填され
ている。
は、オリフィス38を介して常に連通しており、また、
シール部24A 30Aにより封止されたこれら上液室
36A、下液室36B及びオリフィス38内には、水、
シリコンオイル、エチングリコール等の液体が充填され
ている。
【0022】尚、本実施例の防振装置10が本来的に振
動の低減を目的とする主振動方向は図1上の上下方向で
ある矢印Pに沿った方向であるが、この防振装置10
は、矢印Pとそれぞれ直交する方向である図2上の上下
方向である矢印Rに沿った方向及び、図2上の左右方向
である矢印Qに沿った方向からの振動をも、弾性体24
の変形により、低減可能とされている。
動の低減を目的とする主振動方向は図1上の上下方向で
ある矢印Pに沿った方向であるが、この防振装置10
は、矢印Pとそれぞれ直交する方向である図2上の上下
方向である矢印Rに沿った方向及び、図2上の左右方向
である矢印Qに沿った方向からの振動をも、弾性体24
の変形により、低減可能とされている。
【0023】次に本実施例の防振装置10の組み立てを
説明する。この防振装置10の組立に際しては、以下の
ような手順による。
説明する。この防振装置10の組立に際しては、以下の
ような手順による。
【0024】まず、図5(a)に示すように、一枚の板
材を深絞り加工して、上下方向中程に段部52を有する
カップ形状の素材50とする。さらに、図5(b)に示
すように、段部52の下側にて、左右方向に沿って切断
して、段部52を有する上側の部材が中間筒16とな
る。この後、図5(c)に示すように、下側の部材54
の底部54Aを切断して取り外し、円環状の嵌合リング
32を完成する。従って、中間筒16の小径部16Bと
嵌合リング32とは同一の材質であって同一の外径及び
板厚を有したものとなる。
材を深絞り加工して、上下方向中程に段部52を有する
カップ形状の素材50とする。さらに、図5(b)に示
すように、段部52の下側にて、左右方向に沿って切断
して、段部52を有する上側の部材が中間筒16とな
る。この後、図5(c)に示すように、下側の部材54
の底部54Aを切断して取り外し、円環状の嵌合リング
32を完成する。従って、中間筒16の小径部16Bと
嵌合リング32とは同一の材質であって同一の外径及び
板厚を有したものとなる。
【0025】そして、弾性体24及びダイヤフラム30
を一体的に加硫接着できるように、これら中間筒16及
び嵌合リング32内に内筒金具18を配置して、図3に
示すように、弾性体24及びダイヤフラム30をこれら
の間に成形し、加硫接着する。この際、中間筒16及び
嵌合リング32にそれぞれシール部24A、30Aを同
時に設けることとする。
を一体的に加硫接着できるように、これら中間筒16及
び嵌合リング32内に内筒金具18を配置して、図3に
示すように、弾性体24及びダイヤフラム30をこれら
の間に成形し、加硫接着する。この際、中間筒16及び
嵌合リング32にそれぞれシール部24A、30Aを同
時に設けることとする。
【0026】この後、図3及び図4に示すように、一対
の仕切部材構成材35A、35Bを矢印A方向に沿って
移動して、弾性体24とダイヤフラム30との間に仕切
部材構成材35A、35Bから成る仕切部材34を装着
する。
の仕切部材構成材35A、35Bを矢印A方向に沿って
移動して、弾性体24とダイヤフラム30との間に仕切
部材構成材35A、35Bから成る仕切部材34を装着
する。
【0027】さらに、液室36内に液体を充填すべく液
体中において、予め内径を大きめに作製しておいた外筒
金具12内に、中間筒16、弾性体24、嵌合リング3
2及び仕切部材34を一体的に挿入し、図1上、上下方
向よりの圧縮しつつ、外筒金具12の内外径を縮小する
ようにプレス加工等でかしめ加工する。このかしめ加工
により、中間筒16、嵌合リング32及び仕切部材34
と、外筒金具12とが嵌合されて、図1に示すような状
態で防振装置10が完成され、自動車内に装着されるこ
とになる。
体中において、予め内径を大きめに作製しておいた外筒
金具12内に、中間筒16、弾性体24、嵌合リング3
2及び仕切部材34を一体的に挿入し、図1上、上下方
向よりの圧縮しつつ、外筒金具12の内外径を縮小する
ようにプレス加工等でかしめ加工する。このかしめ加工
により、中間筒16、嵌合リング32及び仕切部材34
と、外筒金具12とが嵌合されて、図1に示すような状
態で防振装置10が完成され、自動車内に装着されるこ
とになる。
【0028】以上より、防振装置10内の中間筒16と
嵌合リング32とが相互に同一の外径を有すると共に、
相互に同一の材質により形成されている為、同一の材料
から同一の金型によりプレス加工されてこれら中間筒1
6及び嵌合リング32を製造することができる。従っ
て、原材料費が低減できると共に、製造工程を簡略化す
ることができ、防振装置10の製造コストの低減が図れ
ることとなる。
嵌合リング32とが相互に同一の外径を有すると共に、
相互に同一の材質により形成されている為、同一の材料
から同一の金型によりプレス加工されてこれら中間筒1
6及び嵌合リング32を製造することができる。従っ
て、原材料費が低減できると共に、製造工程を簡略化す
ることができ、防振装置10の製造コストの低減が図れ
ることとなる。
【0029】また、中間筒16、嵌合リング32及び仕
切部材34と、外筒金具12との嵌合に際して、表面積
が大きく且つ外周側にはみ出したゴム材を有さない中間
筒16の円筒部16Aが、外筒金具12の内周面に嵌合
する為、中間筒16と外筒金具12とが、円筒部16A
と外筒金具12の内周面との間の摩擦力により、強固に
嵌合される。
切部材34と、外筒金具12との嵌合に際して、表面積
が大きく且つ外周側にはみ出したゴム材を有さない中間
筒16の円筒部16Aが、外筒金具12の内周面に嵌合
する為、中間筒16と外筒金具12とが、円筒部16A
と外筒金具12の内周面との間の摩擦力により、強固に
嵌合される。
【0030】つまり、図6に示すような従来技術の防振
装置の構造では、第1の中間筒116がストレートな円
筒状となっている為、外筒110と第1の中間筒116
との間がシール部112Aに邪魔されて、外筒110と
第1の中間筒116との間を十分に接触するようにかし
めることができず、200Kg程度の力で第1の中間筒
116が外筒110から抜け出すことになるが、本実施
例の防振装置10によれば、1200Kg程度の力でも
中間筒16が外筒金具12から抜け出すことがない。
装置の構造では、第1の中間筒116がストレートな円
筒状となっている為、外筒110と第1の中間筒116
との間がシール部112Aに邪魔されて、外筒110と
第1の中間筒116との間を十分に接触するようにかし
めることができず、200Kg程度の力で第1の中間筒
116が外筒110から抜け出すことになるが、本実施
例の防振装置10によれば、1200Kg程度の力でも
中間筒16が外筒金具12から抜け出すことがない。
【0031】一方、弾性体24から延びるシール部24
Aを外周側に有する小径部16Bが、シール部24Aを
介して外筒金具12の内周面に嵌合することとなり、ま
た、ダイヤフラム30から延びるシール部30Aを外周
側に有する嵌合リング32が、シール部30Aを介して
外筒金具12の内周面に嵌合することとなる。従って、
中間筒16と外筒金具12との間及び、嵌合リング32
と外筒金具12との間が、それぞれ確実に封止される。
Aを外周側に有する小径部16Bが、シール部24Aを
介して外筒金具12の内周面に嵌合することとなり、ま
た、ダイヤフラム30から延びるシール部30Aを外周
側に有する嵌合リング32が、シール部30Aを介して
外筒金具12の内周面に嵌合することとなる。従って、
中間筒16と外筒金具12との間及び、嵌合リング32
と外筒金具12との間が、それぞれ確実に封止される。
【0032】次に本実施例の防振装置10による作用を
説明する。エンジンの振動あるいは路面からの振動がク
ロスメンバを介して外筒金具12に伝達されると、弾性
体24が変形すると共に、液体が上下液室36A、36
B間で流動しあるいは共振する。この結果として、弾性
体24の内部摩擦に基づく抵抗によって振動が吸収され
る他、液体が上下液室36A、36B間を流動する際の
液体の突部34との間の摩擦抵抗、あるいは液体の上下
液室36A、36B間での共振によって振動が吸収され
て振動が減衰し、内筒金具18に連結されるボディ20
側に振動が伝達され難くなる。
説明する。エンジンの振動あるいは路面からの振動がク
ロスメンバを介して外筒金具12に伝達されると、弾性
体24が変形すると共に、液体が上下液室36A、36
B間で流動しあるいは共振する。この結果として、弾性
体24の内部摩擦に基づく抵抗によって振動が吸収され
る他、液体が上下液室36A、36B間を流動する際の
液体の突部34との間の摩擦抵抗、あるいは液体の上下
液室36A、36B間での共振によって振動が吸収され
て振動が減衰し、内筒金具18に連結されるボディ20
側に振動が伝達され難くなる。
【0033】すなわち、弾性体24だけでなく上下液室
36A、36Bを有したことにより、特にQ、R方向の
高周波領域(例えば100Hz〜1000Hz程度)の
振動が以下のように減衰される。
36A、36Bを有したことにより、特にQ、R方向の
高周波領域(例えば100Hz〜1000Hz程度)の
振動が以下のように減衰される。
【0034】例えば、クロスメンバからの振動が高速こ
もり音による400Hz程度の振動の場合には、液体が
オリフィス38を介して上液室36Aと下液室36Bと
の間を行き来し、大きな減衰力を発生して振動が吸収さ
れる。また、エンジンの燃焼伝搬音による800Hz程
度の振動の場合には、上下液室36A、36B間で液体
が共振し、絶対ばね定数が低減される。
もり音による400Hz程度の振動の場合には、液体が
オリフィス38を介して上液室36Aと下液室36Bと
の間を行き来し、大きな減衰力を発生して振動が吸収さ
れる。また、エンジンの燃焼伝搬音による800Hz程
度の振動の場合には、上下液室36A、36B間で液体
が共振し、絶対ばね定数が低減される。
【0035】一方、クロスメンバ側から大振幅の振動が
伝達されたり、高荷重が加わった場合は、仕切部材34
がその際の変位を規制するだけでなく、外筒金具12の
係止部12Aに取り付けられたストッパ14が、外筒金
具12と内筒金具18との間の相対的な変位に伴って、
ストッパ14と対向して配置されるストッパ受け部22
に当接して変位を規制する。つまり、この当接により、
ゴム製のストッパ14が変形して衝撃を吸収しつつ変位
を制限し、外筒金具12と内筒金具18との間の必要以
上の変位を防止する。
伝達されたり、高荷重が加わった場合は、仕切部材34
がその際の変位を規制するだけでなく、外筒金具12の
係止部12Aに取り付けられたストッパ14が、外筒金
具12と内筒金具18との間の相対的な変位に伴って、
ストッパ14と対向して配置されるストッパ受け部22
に当接して変位を規制する。つまり、この当接により、
ゴム製のストッパ14が変形して衝撃を吸収しつつ変位
を制限し、外筒金具12と内筒金具18との間の必要以
上の変位を防止する。
【0036】尚、上記実施例において、振動発生部とな
るクロスメンバに外筒金具12を連結し、振動受け部と
なるボディ20に内筒金具18を連結するようにした
が、この逆に、クロスメンバに内筒金具18を連結し、
ボディ20に外筒金具12を連結するような構造として
もよいことは、言うまでもない。
るクロスメンバに外筒金具12を連結し、振動受け部と
なるボディ20に内筒金具18を連結するようにした
が、この逆に、クロスメンバに内筒金具18を連結し、
ボディ20に外筒金具12を連結するような構造として
もよいことは、言うまでもない。
【0037】また、中間筒16及び嵌合リング32の材
質としては、例えば鋼、アルミニウム等が加工性が高い
ことより考えられるが、この他の材料により形成しても
よく、他方、仕切部材34の材質を製造コストとの兼ね
合いから合成樹脂としたが、例えば鋼、アルミニウム等
に他の材料により形成してもよく、中間筒16、嵌合リ
ング32及び仕切部材34以外の部材の材質も、上記実
施例の記載に限定されるものではない。
質としては、例えば鋼、アルミニウム等が加工性が高い
ことより考えられるが、この他の材料により形成しても
よく、他方、仕切部材34の材質を製造コストとの兼ね
合いから合成樹脂としたが、例えば鋼、アルミニウム等
に他の材料により形成してもよく、中間筒16、嵌合リ
ング32及び仕切部材34以外の部材の材質も、上記実
施例の記載に限定されるものではない。
【0038】さらに、上記実施例において、自動車のボ
ディの防振を目的としたが、本発明の防振装置は例えば
自動車のエンジンの防振を目的とすることとしてもよ
く、また、自動車以外の他の用途にも用いられることは
いうまでもない。一方、外筒金具、内筒金具及び弾性体
等の形状、寸法なども実施例のものに限定されるもので
はない。
ディの防振を目的としたが、本発明の防振装置は例えば
自動車のエンジンの防振を目的とすることとしてもよ
く、また、自動車以外の他の用途にも用いられることは
いうまでもない。一方、外筒金具、内筒金具及び弾性体
等の形状、寸法なども実施例のものに限定されるもので
はない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の防振装置
は、第1の中間筒及び第2の中間筒の外径及び材質を相
互に同一とし、原材料費の低減及び製造工程の簡略化に
より製造コストの低減が図れるという優れた効果を有す
る。
は、第1の中間筒及び第2の中間筒の外径及び材質を相
互に同一とし、原材料費の低減及び製造工程の簡略化に
より製造コストの低減が図れるという優れた効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施例に係る防振装置を示す図であ
って、図2の1−1矢視断面図である。
って、図2の1−1矢視断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る防振装置の平面図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例に係る防振装置の組み立て手
順を説明する断面図である。
順を説明する断面図である。
【図4】本発明の一実施例に係る防振装置の組み立て手
順を説明する平面図である。
順を説明する平面図である。
【図5】本発明の一実施例に係る防振装置に採用される
中間筒及び嵌合リングの加工手順を説明する断面図であ
る。
中間筒及び嵌合リングの加工手順を説明する断面図であ
る。
【図6】従来技術に係る防振装置の断面図である。
10 防振装置 12 外筒金具(外筒) 16 中間筒(第1の中間筒) 18 内筒金具(内筒) 20 ボディ(振動受け部) 24 弾性体 30 ダイヤフラム 32 嵌合リング(第2の中間筒) 36 液室
Claims (1)
- 【請求項1】 振動発生部及び振動受け部の一方に連結
される筒状の外筒と、前記外筒の内側に嵌合されて前記
外筒に固定される第1の中間筒と、振動発生部及び振動
受け部の他方に連結され且つ前記第1の中間筒の内側に
位置する内筒と、前記内筒と前記第1の中間筒とを連結
するように前記内筒と前記第1の中間筒との間に配設さ
れる弾性体と、前記第1の中間筒と同じ外径を有した外
周側が前記外筒の内側に嵌合されて前記外筒に固定され
且つ前記第1の中間筒と同じ材質により形成された第2
の中間筒と、前記内筒と前記第2の中間筒とを連結する
ように前記内筒と前記第2の中間筒との間に配設される
ダイヤフラムと、前記弾性体と前記ダイヤフラムとの間
に位置して前記弾性体及び前記ダイヤフラムにより内壁
面の少なくとも一部が構成され且つ内部に液体が封入さ
れた液室とを備えたことを特徴とする防振装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19570293A JPH0754906A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 防振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19570293A JPH0754906A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 防振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0754906A true JPH0754906A (ja) | 1995-02-28 |
Family
ID=16345563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19570293A Pending JPH0754906A (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 防振装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0754906A (ja) |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP19570293A patent/JPH0754906A/ja active Pending
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