JPH0755728A - X線回折装置の試料調温装置 - Google Patents

X線回折装置の試料調温装置

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JPH0755728A
JPH0755728A JP5227896A JP22789693A JPH0755728A JP H0755728 A JPH0755728 A JP H0755728A JP 5227896 A JP5227896 A JP 5227896A JP 22789693 A JP22789693 A JP 22789693A JP H0755728 A JPH0755728 A JP H0755728A
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JP
Japan
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sample
ray
irradiation surface
ray irradiation
positioning member
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Pending
Application number
JP5227896A
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English (en)
Inventor
Giichi Ozawa
義一 小澤
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Rigaku Denki Co Ltd
Rigaku Corp
Original Assignee
Rigaku Denki Co Ltd
Rigaku Corp
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Publication date
Application filed by Rigaku Denki Co Ltd, Rigaku Corp filed Critical Rigaku Denki Co Ltd
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Publication of JPH0755728A publication Critical patent/JPH0755728A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試料高温装置内に装着する試料の厚さが変化
する場合にも、その都度半割り処理を行う必要をなくす
ことを目的とする。 【構成】 X線回折測定に供される試料1の温度を高温
に保持するX線回折装置の試料高温装置において、試料
1のX線照射面1aを面接触させるための上側位置決め
部材30及び下側位置決め部材32を備えた試料ホルダ
22と、試料1をその背面から押圧して試料のX線照射
面1aを位置決め部材30,32に押し付けるクサビ8
とを設ける。試料1の厚さが種々に変化する場合でも、
試料1のX線照射面1aは常に位置決め部材30,32
に面接触する一定位置に位置決めされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線を利用して試料に
関して種々の測定を行うX線回折装置に関する。特に、
その測定中に試料を高温又は低温に保持するための試料
調温装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線回折装置として、例えば未知粉末試
料についての物質の同定分析を行うための、いわゆるθ
−2θ系のX線回折装置が知られている。このX線回折
装置では、図4に示すように、試料1を試料軸線ωを中
心として回転、いわゆるθ回転させ、同時にX線カウン
タ3をそのθ回転の2倍の速度で同じ方向へ試料軸線ω
を中心として回転、いわゆる2θ回転させる。このθ−
2θ回転により、X線源4から試料1へ入射するX線の
入射角、すなわちブラッグ角θ及び回折角2θは逐次変
化する。
【0003】このようにθ及び2θを変化させながら、
X線源4から放射されたX線を試料1に入射する。入射
したX線と試料1の結晶格子面との間で周知のブラッグ
条件が満足されるとX線の回折が生じ、その回折X線が
X線カウンタ3によって検出される。このようなX線回
折装置によって正確なX線回折測定を行うためには、い
わゆる半割り処理が正確に行われていなければならな
い。
【0004】この半割り処理というのは、試料1の回転
角度θをθ=0及びX線カウンタ3の回転角度2θを2
θ=0にセットしたときに、試料1のX線照射面1aが
X線源4から出てX線カウンタ3に入射するX線の光軸
L1の上に平行に載るように、各X線光学要素の位置を
設定するための処理である。
【0005】ところで、上記のX線回折測定において、
試料1を高温環境下に置いたときや、低温環境下に置い
たときの試料1の性質の変動を測定したい場合がある。
このような場合には、試料1のまわりに試料調温装置を
付属して設置する。図5はそのような試料調温装置の一
例としての従来の試料高温装置の一例を示している。
【0006】この試料高温装置は、試料1を支持する試
料ホルダ2と、背面板5と、ヒータ6及び7とを有して
いる。試料1はその左側面1aがX線照射面であり、そ
のX線照射面側にクサビ8を差し込むことにより、試料
1の背面を背面板5に押し付ける。これにより、試料1
の位置決めを行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の試料高温装置においては、試料の厚さが変化する場
合には、試料のX線照射面1aの位置とX線光軸L1の
位置がずれるので、試料を変えるごとに上述した半割り
処理を繰り返して行わなければならず、非常に面倒であ
った。また、試料を高温下に置いた場合には試料が膨張
してX線照射面1aの位置がずれ、よってX線光軸L1
に対して位置の再調整が必要であった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたものであって、試料調温装置にセットする試料
の厚さが変化する場合にも、あるいはX線回折測定中に
熱膨張その他の物理現象により試料のX線照射面の位置
がずれることが考えられる場合にも、その都度半割り処
理を行う必要をなくすことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係るX線回折装置の試料調温装置は、試料
のX線照射面と面接触する位置決め部材を備えた試料ホ
ルダと、試料をその背面から押圧して試料のX線照射面
を上記の位置決め部材に押し付ける補助押圧部材とを有
することを特徴としている。
【0010】
【作用】試料のX線照射面は、位置決め部材に圧力下で
面接触することにより、常に一定の位置に位置決めされ
る。この位置は、試料の厚さが変化する場合にも変化せ
ず、さらに熱膨張に起因して試料の厚さや形状が変化す
る場合にも変化しない。
【0011】
【実施例】図3は、本発明に係る試料調温装置の一例で
ある試料高温装置をθ−2θ系のX線回折装置に設置し
た場合の実施例を示している。このX線回折装置は、θ
回転台9及び2θ回転台10を備えたゴニオメータ11
と、回転ターゲット12及びフィラメント13を格納し
たX線発生装置14とを有している。θ回転台9の上に
は試料高温装置15が固定設置され、2θ回転台10の
周縁に検出器アーム16が固定されている。検出器アー
ム16の上には受光スリット19及びX線カウンタ17
が固定されている。また、X線発生装置14と試料高温
装置15との間には、発散スリット18が位置不動に固
定設置されている。ゴニオメータ11の内部には適宜の
回転駆動装置が格納されており、その回転駆動装置は、
θ回転台9を試料軸線ωを中心としてθ回転させ、一
方、2θ回転台10を同じく試料軸線ωを中心として2
θ回転させる。
【0012】試料高温装置15は、図1に示すように、
内部を気密に遮蔽するケーシング20と、アルミ泊等に
よって形成されたX線透過用窓21と、試料1を支持す
る試料ホルダ22と、前面ヒータ23と、背面ヒータ2
4と、そしてアルミ泊等によって形成された3個の円筒
状の遮熱筒25を有している。なお、符号26は水冷パ
イプを、そして符号27は真空吸引口を示している。
【0013】試料ホルダ22は、図2に示すように、試
料1を収納するブロック部28を有しており、そのブロ
ック部28の上端には、試料挿入用の長方形状の開口2
9と、その開口29を区画形成している上側位置決め部
材30とが設けられている。また、ブロック部28の下
端には、試料1を載せるための試料載置面31と、その
試料載置面31の前端に形成した下側位置決め部材32
とが設けられている。試料載置面31は、下側位置決め
部材32に向かって下がる傾斜面となっている。
【0014】本実施例に係る試料高温装置は以上のよう
に構成されているので、測定対象である試料1は、開口
29からブロック部28の内部へ挿入され、試料載置面
31の上に載せられる。試料載置面31は傾斜している
ので、その試料載置面31に載せられた試料1は自動的
に上下位置決め部材30,32の方向へ滑り降りてそれ
らに面接触する。その後、試料1の後方の開口29内に
補助押圧部材としてのクサビ8を差し入れて試料1をそ
の背面から押圧し、試料1のX線照射面1aを上下位置
決め部材30,32に押し付ける。
【0015】ブロック部28の設置位置は次のように、
すなわち上下位置決め部材30,32に面接触する試料
1のX線照射面1aが、X線源4からX線カウンタ3へ
至るX線光軸L1を平行に含むように予め設定、すなわ
ち半割り処理されている。
【0016】以上のようにして試料1の装着が完了する
と、図1において、ヒータ23及び24に通電が行われ
てそれらが発熱し、その発熱によって試料1が加熱さ
れ、所定の高温に保持される。その後、図3において、
θ回転台9がθ回転して試料高温装置15内の試料1が
θ回転し、同時に2θ回転台10が2θ回転して検出器
アーム16上の受光スリット19及びX線カウンタ17
が2θ回転する。このθ−2θ回転と同時にX線発生装
置14からX線が放射され、発散スリット18によって
発散が制限されながらそのX線が試料1に入射する。試
料1でX線の回折が生じたとき、その回折X線が受光ス
リット19を通ってX線カウンタ17に取り込まれて検
出される。
【0017】図2に示したように、試料1はそのX線照
射面1aが上下位置決め部材30,31に面接触した状
態で位置決めされているので、仮に試料1の厚さが種々
に変化する場合でも、あるいはX線回折測定の最中に熱
膨張に起因して試料1の厚さが変化する場合でも、X線
光軸L1に対する試料1のX線照射面1aの位置は常に
一定の位置に維持される。従って、一度半割り処理を行
えば、その後に試料1の厚さが変化する場合でも、わざ
わざ半割り処理を再実行する必要がなくなる。
【0018】以上、一つの実施例をあげて本発明を説明
したが、本発明はその実施例に限定されることなく、請
求の範囲に記載した技術的範囲内で種々に改変可能であ
る。
【0019】例えば、本発明は試料高温装置以外に試料
低温装置にも適用できる。また、試料調温装置の構造
も、図1に示した構造に限定されず、任意の構造の試料
高温装置、試料低温装置等が考えられる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、試料のX線照射面が常
に一定位置に位置決めされるので、試料に対して一度半
割り処理を行えば、その後、試料が厚さの異なるものに
交換される場合や、熱膨張に起因して試料の厚さが変化
する場合でも、いちいち半割り処理を繰り返す必要がな
い。
【0021】請求項2記載の試料調温装置によれば、装
着された試料が自動的に位置決め部材に向かって滑り移
動するので、試料を確実に位置決めできる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を試料調温装置の一実施例である試料高
温装置に適用した場合の実施例を示す正面断面図であ
る。
【図2】同試料高温装置の要部、特に試料ホルダの一実
施例を示す斜視図である。
【図3】同試料高温装置を設置したX線回折装置の一例
を示す斜視図である。
【図4】θ−2θ系のX線光学系の主要な動作を模式的
に示す斜視図である。
【図5】従来の試料高温装置の内部構造を示す正面断面
図である。
【符号の説明】
1 試料 1a 試料のX線照射面 8 クサビ(補助押圧部材) 22 試料ホルダ 23 前面ヒータ 24 背面ヒータ 30 上側位置決め部材 31 試料載置面 32 下側位置決め部材 L1 X線光軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線回折測定に供される試料の温度を高
    温又は低温に調節する試料調温装置において、 試料のX線照射面と面接触する位置決め部材を備えた試
    料ホルダと、 試料をその背面から押圧して試料のX線照射面を上記の
    位置決め部材に押し付ける補助押圧部材とを有すること
    を特徴とするX線回折装置の試料調温装置。
  2. 【請求項2】 上記試料ホルダは試料を載せるための試
    料載置面を有しており、その試料載置面は位置決め部材
    に向かって下方へ傾斜することを特徴とする請求項1記
    載のX線回折装置の試料調温装置。
JP5227896A 1993-08-20 1993-08-20 X線回折装置の試料調温装置 Pending JPH0755728A (ja)

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JP5227896A JPH0755728A (ja) 1993-08-20 1993-08-20 X線回折装置の試料調温装置

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JPH0755728A true JPH0755728A (ja) 1995-03-03

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ID=16868012

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JP5227896A Pending JPH0755728A (ja) 1993-08-20 1993-08-20 X線回折装置の試料調温装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09166528A (ja) * 1995-12-15 1997-06-24 Rigaku Corp X線装置の試料格納容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09166528A (ja) * 1995-12-15 1997-06-24 Rigaku Corp X線装置の試料格納容器

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