JPH0757370B2 - 間接押出プレスのダミーブロック、押粕分離切断装置 - Google Patents

間接押出プレスのダミーブロック、押粕分離切断装置

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JPH0757370B2
JPH0757370B2 JP62288176A JP28817687A JPH0757370B2 JP H0757370 B2 JPH0757370 B2 JP H0757370B2 JP 62288176 A JP62288176 A JP 62288176A JP 28817687 A JP28817687 A JP 28817687A JP H0757370 B2 JPH0757370 B2 JP H0757370B2
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正一 上田
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、間接押出プレスにおけるダミーブロックと押
粕との確実な分離を、押粕切断に先立って行なえるよう
に改善したものに関する。
(従来の技術) タイロッドにより連結されかつ相対向する前後一対のプ
レスフレームの一方に、主ラム、クロスヘッド等を介し
てプレスステム、あるいはプレスステムと該ステム中心
位置にステムと同行兼単独進退可能に挿設するピアシン
グマンドレルとを配設し、他方にダイステムを固定状に
配設し、両ステムの中間位置に可動コンテナおよび搬出
入可能なダミーブロックを配設し、前記コンテナ内に装
填したビレットを、前記プレスステム、ダミーブロック
およびコンテナのダイスステムに対する同行前進によ
り、棒、管状の押出製品を得る間接押出プレスは、例示
するまでもなく周知に属する。かかるダミーブロック搬
出入タイプの間接押出プレスにおいて、押出開始に先行
してダミーブロックを押出中心位置に搬入セットし、押
出完了とともに同ダミーブロックを押出中心位置より搬
出避退させるハンドリグ操作を、機械的手段によって行
なうことも勿論既知であり、ここにはその従来技術とし
て、先に本出願人の出願に係る特開昭60−227918号に開
示されたものを1例として挙げ、その詳細は同号公報に
譲るが、以下第3図乃至第5図に亘ってその要旨を摘示
する。
即ち第3図乃至第5図において、カウンタフレーム1に
はダイステム4が固定状に設けられ、これと対向して図
例ではピアシングマンドレル6を具備したプレスステム
5がクロスヘッド8に設けられ(フレーム、主ラム等は
省略する)、両者4、5間にコンテナ2がコンテナホル
ダ3に保持されて進退可能に配設される。可動コンテナ
2のコンテナホルダ3には、第3図において示すよう
に、その上部側に押粕17の切断を行なうためのスライド
シャー9が昇降シリンダ21によって昇降可能に設置さ
れ、また同ホルダ3の一側には、枢軸12によって可回動
に枢支されたダミーブロックローダ11が駆動シリンダ14
によって、図示のように押出中心位置aおよび枢軸中心
避退位置bに亘って旋回可能とされ、同ローダ11は位置
不動なクランプアーム16、同アーム16に対してクランプ
シリンダ13を介して開閉可能なクランプアーム15とが先
端に設けられることによって、ダミーブロック10を挟
持、解放可能とされるものである。従ってこの構成によ
れば、第4図に示すようにビレットの押出完了後、プレ
スステム5(棒状押出の場合)、あるいはプレスステム
5とピアシングマンドレル6(図示のように管状押出の
場合)の後退後、先ずコンテナ2を前進させて、ダミー
ブロック10のみをコンテナ2の一端外(第4図向かって
左端)に露出させ、予じめクランプアーム15,16の開閉
状態で前記一端外の押出中心位置aに進出させたダミー
ブロックローダ11の両アーム15,16内に位置させ、クラ
ンプシリンダ13によるクランプアーム15の閉合によりダ
ミーブロック10を挟持し、次いでダミーブロックローダ
11を押出中心位置aより押出中心避退位置bに避退させ
ることにより、ダミーブロック10をコンテナ2内に止ま
る押粕17と分離される。
次いでダミーブロックローダ11を避退させて後、第5図
に示すように、コンテナ2の再前進により押粕17部分を
コンテナ2の一端外に露出させ、昇降シリンダ21により
スライドシャー9を圧下させて、押粕17を押出製品側か
ら切断するのである。
従って押粕17の切断除去後、コンテナ2を後退させて新
しいビレットをコンテナ2内に、図示省略してあるがビ
レットローダを介し装填して、次の押出を行なうに当
り、ダミーブロックローダ11を押出中心避退位置bより
押出中心位置aに旋回させ、クランプアーム15,16間に
挟持しているダミーブロック10を、プレスステム5によ
ってコンテナ2の一端内に装入セットすることができ、
これによりダミーブロック10の反復使用が可能となるの
である。尚7はマンドレルホルダである。
(発明が解決しようとする問題点) 上記したダミーブロックの反復使用可能な間接押出プレ
スは、コンパクトな構成下にプレス機一側に設置され、
同ブロック搬出入セットの容易、生産サイクル向上にお
いて大きな利点を発揮できるが、次の点において問題点
が残る。即ち押出終了後におけるダミーブロック10と押
粕17部分との付着力は強力であり、これに対しダミーブ
ロックローダ11が押出中心位置aから押出中心避退位置
bに回動する避退力よりもしばしば大きいことがあり、
ダミーブロック10と押粕17部分とを分離することができ
ないトラブルが生じ、これがため押粕切断工程に移るこ
とができないことがある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記の問題点を、押粕17の切断に用いるスライ
ドシャー9の力を利用して、ダミーブロック10と押粕17
部分を強力かつ確実に分離することができるようにした
ものであり、具体的には、固定のダイステムと、該ステ
ムに向かって進退可能なプレスステムと、前記両ステム
間に進退可能に配置される可動コンテナと、該コンテナ
のホルダに同行兼昇降可能に設けられるスライドシャー
と、同じくホルダに押出中心位置および同中心避退位置
に亘って移動可能に設けられるダミーブロックホルダと
から成る間接押出プレスにおいて、前記スライドシャー
の切断刃部より上位に圧下用肩部が設けられ、ダミーブ
ロックホルダに頭部を円形としたストライカが設けら
れ、押出中心位置にあるダミーブロックホルダに対しス
ライドシャーが下降したとき、切断刃部が押粕に接触す
る前に、前記圧下用肩部とストライカの頭部とが、当接
する関係に配置されていることにある。
(作用) 本発明の上記した技術的手段によれば、第1図および第
2図に示すように、カウンタフレーム1側のダイステム
4、クロスヘッド8側のプレスステム5(ピアシングマ
ンドレル6を具備したプレスステム5を包含する)、コ
ンテナホルダ3に保持される可動のコンテナ2、更には
コンテナホルダ3に設けた押粕切断用のスライドシャー
9、枢軸12を支点として押出中心位置aおよび押出中心
避退位置bに亘って旋回可能なかつクランプアーム15,1
6を先端に具備したダミーブロックローダ11を具備する
間接押出プレスにおいて、第1図に示すように、ダミー
ブロックローダ11において押出中心位置aに旋回した
時、上側となるクランプアーム15に図例では分離手段の
構成部材としてのストライカ19を設け、スライドシャー
9に押出中心位置aにおいて、図例では分離手段の構成
部材としての圧下用肩部20を形成することにより、第2
図に示すように押出完了後、ダミーブロックローダ11を
そのクランプアーム15を開いた状態で、押出中心位置a
に移動させ、しかる後、コンテナ2を前進させて、ダミ
ーブロック10をコンテナ外に露出させてクランプアーム
16上に露出させ、クランプアーム15を閉じて同ダミーブ
ロック10を挟持し、次いでスライドシャー9を昇降シリ
ンダ21により圧下させ、同シャー9の圧下用肩部20によ
り、クランプアーム15側に突出状に設けたストライカ19
を押し下げるとともにダミーブロックローダ11を押出中
心位置aより押出中心避退位置bに旋回移動させること
により、押粕17よりダミーブロック10は円滑かつ容易に
分離されてローダ11と同行でき、従ってコンテナ2の再
前進により押粕17をコンテナ外に露出させ、シャースラ
イド9を更に圧下させることにより、押粕17の切断が完
了する。
即ちダミーブロックローダ11の旋回用原動力となる駆動
シリンダ14に比し、シャー9側の切断用原動力となる昇
降用シリンダ21は、圧下切断用として強力かつ大容量の
ものであるから、ダミーブロック10と押粕17の付着力に
容易に打勝って、両者の迅速な分離が確実に遂行される
のであり、これによって従来技術の問題点を解消する。
また、本発明によれば、スライドシャーは上下方向の直
線運動を行い、ダミーブロックホルダは押出中心位置と
退避位置との間を円弧運動するのであるが、ストライカ
の円形頭部とシャーの肩部との接触は点接触となるの
で、両者の運動を円滑に行うことができる。
(実施例) 本発明の適切な実施例を、第1、2図に亘って説示す
る。カウンタフレーム1には固定のダイステム4が設け
られ、これに対し前記フレーム1と対向するプレスフレ
ームに主シリンダ、主ラム等を介し、既知のようにクロ
スヘッド8にプレスステム5がピアシングマンドレル6
とともに設けられる。実施例では管状体押出のためピア
シングマンドレル6を併設したプレスステム5を示した
が、棒状体押出の場合はステム5のみでよく、両者を包
含して単にプレスステム5と指称する。両ステム4,5間
にはコンテナホルダ3を介して可動コンテナ2が配設さ
れる。これらは従来の間接押出プレスと同様であるた
め、第1、2図においては本発明に係る要部のみを図示
するに止める。コンテナホルダ3の上部には、押粕17の
切断用スライドシャー9が、昇降用シリンダ21ともに昇
降可能に設けられ、同ホルダ3の一側には枢軸12および
駆動シリンダ14によって、ダミーブロックローダ11が、
押出中心位置aと押出中心避退位置bとに亘って旋回可
能に設けられ、同ローダ11の先端にはダミーブロック10
を挟持、解放するための、固定のクランプアーム16と、
これに対してクランプシリンダ13によって開閉可能なク
ランプアーム15が開閉可能に設けられる。実施例では押
出中心位置aに旋回した時、上位となるクランプアーム
15が前部にその頭部を円形としたストライカ19が突出状
に設けられ、これに対しスライドシャー9の切断刃部よ
り上位に圧下用肩部20が設けられ、ストライカ19および
圧下用肩部20によって分離手段とする。この実施例によ
れば、先に作用の項において述べたように、押出中心位
置aにおいて、コンテナ2より露出したダミーブロック
10を挟持するダミーブロックローダ11のクランプアーム
15に設けたストライカ19に、下降したスライドシャー9
の圧下用肩部20が、昇降用シリンダ21の圧力下にストラ
イカ19を押下することにより、ダミーブロック10を押粕
17より確実に分離させることできる。実施例では圧下用
肩部20とストライカ19を分離手段の構成部材としたが、
勿論図例のみに限定されることなく、設計、構造的には
各種の変形が考えられることはいうまでもない。
(発明の効果) 本発明は、可動コンテナ2と同行してダミーブロック10
のハンドリングを行なうダミーブロックローダ11を有す
る間接押出プレスにおいて、同ローダ11が小型化され、
運動工程も短かいため、旋回用駆動シリンダ14を小型、
小容量のもので足りる反面、これがためダミーブロック
と押粕との接着力に、ダミーブロックローダ11の旋回避
退力が負け、ダミーブロックと押粕との分離が困難とな
る欠点を、スライドシャー9の昇降用シリンダ21が押粕
切断のために持つ強力かつ大容量の力を利用し、ストラ
イカ19と圧下用肩部20等による分離手段を、ダミーブロ
ックホルダ11とスライドシャー9とに設けることによ
り、ダミーブロックと押粕を強力かつ確実に分離させる
ことができ、プレスサイクル中断等のトラブルを生じな
いのである。
この際スライドシャー9とダミーブロックローダ11と
は、押出中心位置aにおいて交会する関係構造のため、
ストライカ19の頭部を円形として、圧下用肩部20との接
触を点接触としているので、コンパクトな構造下に連動
関係を容易に得られるものであり、間接押出プレスにお
けるダミーブロックと押粕との分離を改善したものとし
て優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の要部側面図、第2図は同押出終
了時における要部作動状態の縦断正面図、第3図は従来
技術におけるダミーブロックローダ要部を示す側面図、
第4図は同押出終了時におけるローダ作動状態を示す縦
断正面図、第5図は同押粕切断状態の縦断正面図であ
る。 2……可動コンテナ、3……コンテナホルダ、4……ダ
イステム、5……プレスステム、6……ピアシングマン
ドレル、9……スライドシャー、10……ダミーブロッ
ク、11……ダミーブロックローダ、15,16……クランプ
アーム、19……ストライカ、20……圧下用肩部、21……
昇降用シリンダ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定のダイステムと、該ステムに向かって
    進退可能なプレスステムと、前記両ステム間に進退可能
    に配置される可動コンテナと、該コンテナのホルダに同
    行兼昇降可能に設けられるスライドシャーと、同じくホ
    ルダに押出中心位置および退避位置に亘って移動可能に
    設けられるダミーブロックホルダとから成る間接押出プ
    レスにおいて、 前記スライドシャーの切断刃部より上位に圧下用肩部が
    設けられ、ダミーブロックホルダに頭部を円形としたス
    トライカが設けられ、 押出中心位置にあるダミーブロックホルダに対しスライ
    ドシャーが下降したとき、切断刃部が押粕に接触する前
    に、前記圧下用肩部とストライカの頭部とが、当接する
    関係に配置されていることを特徴とする間接押出プレス
    のダミーブロック、押相分離切断装置。
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