JPH0757704B2 - コンクリートパネルの製造方法 - Google Patents
コンクリートパネルの製造方法Info
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- JPH0757704B2 JPH0757704B2 JP31013892A JP31013892A JPH0757704B2 JP H0757704 B2 JPH0757704 B2 JP H0757704B2 JP 31013892 A JP31013892 A JP 31013892A JP 31013892 A JP31013892 A JP 31013892A JP H0757704 B2 JPH0757704 B2 JP H0757704B2
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- water
- cement
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
- C04B28/02—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
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- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートパネルの
製造方法に関するものである。更に詳しくは建築・土木
用コンクリート建材板の製造において、充填性を付与し
たコンクリートを用いることでバイブレーター等の振動
による締め固め工程を削除したコンクリートパネルの製
造方法に関するものである。
製造方法に関するものである。更に詳しくは建築・土木
用コンクリート建材板の製造において、充填性を付与し
たコンクリートを用いることでバイブレーター等の振動
による締め固め工程を削除したコンクリートパネルの製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
らコンクリート組成物の施工方法としては、鉄筋を配筋
した型枠内へコンクリートを投入してバイブレーター振
動により締め固めを行うのが一般的である。しかし、近
年打設時のバイブレーターによる騒音公害、更にコンク
リート業界の人手不足が深刻な問題となっている。二次
製品分野においては、建築用部材の薄層化、配筋の高密
度化が進んでおり、振動機に依存する施工が困難になっ
てきている。また、タイルや石を装飾したコンクリート
建材板の製造においては、振動条件によってペーストが
目地から漏れタイルや石へ付着したり、目地のペースト
の充填不足が生じる等の問題があり補修が不可欠となっ
ている。
らコンクリート組成物の施工方法としては、鉄筋を配筋
した型枠内へコンクリートを投入してバイブレーター振
動により締め固めを行うのが一般的である。しかし、近
年打設時のバイブレーターによる騒音公害、更にコンク
リート業界の人手不足が深刻な問題となっている。二次
製品分野においては、建築用部材の薄層化、配筋の高密
度化が進んでおり、振動機に依存する施工が困難になっ
てきている。また、タイルや石を装飾したコンクリート
建材板の製造においては、振動条件によってペーストが
目地から漏れタイルや石へ付着したり、目地のペースト
の充填不足が生じる等の問題があり補修が不可欠となっ
ている。
【0003】これらの問題点に対し、振動締め固めの不
要な自己充填性を持つコンクリートの研究が始まってい
るが、技術的にまだ実用化に至っていないのが現状であ
る。一般にコンクリートの流動性を高めると骨材分離が
生じ、配筋間及び配筋/型枠間で骨材による閉塞が起こ
る。その結果、充填性の低下や、コンクリート組成の不
均一化を引き起こし、コンクリート強度の低下を招いて
しまう。
要な自己充填性を持つコンクリートの研究が始まってい
るが、技術的にまだ実用化に至っていないのが現状であ
る。一般にコンクリートの流動性を高めると骨材分離が
生じ、配筋間及び配筋/型枠間で骨材による閉塞が起こ
る。その結果、充填性の低下や、コンクリート組成の不
均一化を引き起こし、コンクリート強度の低下を招いて
しまう。
【0004】また、骨材表面の水量変化に対するフロー
値の変化が顕著になり、コンクリートの品質安定性に問
題がある。水中コンクリートのように増粘剤を多量に添
加したコンクリート配合では、骨材分離、コンクリート
品質の安定性は改善されるものの粘性が著しく高くなり
(例えば特公昭62−35984 号公報に開示された水中施工
用コンクリート組成物では、コンクリートの練り混ぜ水
の粘度が 500〜5000cPである)、充填作業が困難になる
ばかりでなく、増粘剤の性質である硬化時間の遅延によ
る初期強度の発現が遅いことから、建築や土木、特に二
次製品への応用は困難な状況である。
値の変化が顕著になり、コンクリートの品質安定性に問
題がある。水中コンクリートのように増粘剤を多量に添
加したコンクリート配合では、骨材分離、コンクリート
品質の安定性は改善されるものの粘性が著しく高くなり
(例えば特公昭62−35984 号公報に開示された水中施工
用コンクリート組成物では、コンクリートの練り混ぜ水
の粘度が 500〜5000cPである)、充填作業が困難になる
ばかりでなく、増粘剤の性質である硬化時間の遅延によ
る初期強度の発現が遅いことから、建築や土木、特に二
次製品への応用は困難な状況である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは以上の問題
点に鑑み鋭意検討の結果、軽量骨材を用いセメント及び
微粉末を特定の比率で配合することによって、高流動性
で分離抵抗性が大きく、自己充填性があり、かつ硬化遅
延が少ないコンクリート組成物を用いたコンクリートパ
ネルの製造方法を完成するに至った。
点に鑑み鋭意検討の結果、軽量骨材を用いセメント及び
微粉末を特定の比率で配合することによって、高流動性
で分離抵抗性が大きく、自己充填性があり、かつ硬化遅
延が少ないコンクリート組成物を用いたコンクリートパ
ネルの製造方法を完成するに至った。
【0006】即ち本発明は、高性能減水剤、セメント
(C)、微粉末(P)、軽量骨材及び水溶性高分子を含
有するコンクリート組成物において、下記の (1)〜(2)
の条件を満たし、且つJIS A 1101によるスランプフロー
値が55cm以上であるコンクリート組成物を用いることを
特徴とするコンクリートパネルの製造方法を提供するも
のである。 (1) (C+P)/(全コンクリート組成物)×100 =16
〜28体積%(JIS R 5201のルシャテリエ比重瓶法により
測定) (2) コンクリート組成物の比重が 2.0以下 本発明のコンクリートパネルの製造に用いるコンクリー
ト組成物は、通常の骨材より比重の小さい軽量骨材を用
いることによって、骨材の垂直方向の運動性を飛躍的に
向上させた結果、従来の高充填性コンクリート(例えば
特開平4−164849号公報記載のコンクリート材料)に比
べ優れた分離抵抗性を有するものである。通常使用され
る骨材の比重は 2.5程度であるが、本発明においては、
比重 1.0〜1.5 の粗骨材、比重 1.3〜1.8 の細骨材が軽
量骨材として使用される。軽量骨材としてはアサノライ
ト(日本セメント製)、エフェノライト(九州電力、神
戸製鋼社製)等の商品名のものが使用できる。
(C)、微粉末(P)、軽量骨材及び水溶性高分子を含
有するコンクリート組成物において、下記の (1)〜(2)
の条件を満たし、且つJIS A 1101によるスランプフロー
値が55cm以上であるコンクリート組成物を用いることを
特徴とするコンクリートパネルの製造方法を提供するも
のである。 (1) (C+P)/(全コンクリート組成物)×100 =16
〜28体積%(JIS R 5201のルシャテリエ比重瓶法により
測定) (2) コンクリート組成物の比重が 2.0以下 本発明のコンクリートパネルの製造に用いるコンクリー
ト組成物は、通常の骨材より比重の小さい軽量骨材を用
いることによって、骨材の垂直方向の運動性を飛躍的に
向上させた結果、従来の高充填性コンクリート(例えば
特開平4−164849号公報記載のコンクリート材料)に比
べ優れた分離抵抗性を有するものである。通常使用され
る骨材の比重は 2.5程度であるが、本発明においては、
比重 1.0〜1.5 の粗骨材、比重 1.3〜1.8 の細骨材が軽
量骨材として使用される。軽量骨材としてはアサノライ
ト(日本セメント製)、エフェノライト(九州電力、神
戸製鋼社製)等の商品名のものが使用できる。
【0007】本発明に用いるコンクリート組成物におけ
るセメントと微粉末の総量は、全コンクリート組成物に
対し、16〜28体積%が適しており、より好ましくは18〜
24体積%が良い。セメントと微粉末の総量が上記の範囲
を上回れば、増粘による流動性の低下をきたし、下回れ
ば分離抵抗性の低下をきたすので好ましくない。尚、セ
メントと微粉末の体積は、JIS R 5201(セメントの物理
試験方法)のルシャテリエ比重瓶法により測定した。
るセメントと微粉末の総量は、全コンクリート組成物に
対し、16〜28体積%が適しており、より好ましくは18〜
24体積%が良い。セメントと微粉末の総量が上記の範囲
を上回れば、増粘による流動性の低下をきたし、下回れ
ば分離抵抗性の低下をきたすので好ましくない。尚、セ
メントと微粉末の体積は、JIS R 5201(セメントの物理
試験方法)のルシャテリエ比重瓶法により測定した。
【0008】本発明に用いるコンクリート組成物に使用
される微粉末としては、JIS R 5201-64 に規定されるブ
レーン値(比表面積)が 2500cm2/g以上であれば使用が
可能である。例えば、高炉スラグ、フライアッシュ、シ
リカヒューム、石粉の群から選ばれる1種又は2種以上
の微粉末が使用される。微粉末の粉末度は分離抵抗性の
点から比表面積が高い程良く、例えば高炉スラグの場合
5,000〜10,000cm2/gが好ましい。粉末度がこの範囲以
下であっても配合量を多くすることで所定の分離抵抗性
を得られる。
される微粉末としては、JIS R 5201-64 に規定されるブ
レーン値(比表面積)が 2500cm2/g以上であれば使用が
可能である。例えば、高炉スラグ、フライアッシュ、シ
リカヒューム、石粉の群から選ばれる1種又は2種以上
の微粉末が使用される。微粉末の粉末度は分離抵抗性の
点から比表面積が高い程良く、例えば高炉スラグの場合
5,000〜10,000cm2/gが好ましい。粉末度がこの範囲以
下であっても配合量を多くすることで所定の分離抵抗性
を得られる。
【0009】本発明に用いるコンクリート組成物の比重
は 2.0以下が適しており、より好ましくは 1.9以下が良
い。比重が 2.0を越えると分離抵抗性、品質安定性の低
下を引き起こす。
は 2.0以下が適しており、より好ましくは 1.9以下が良
い。比重が 2.0を越えると分離抵抗性、品質安定性の低
下を引き起こす。
【0010】本発明の製造方法において高流動性(JIS
A 1101に規定されるスランプフロー値:55cm以上) を得
るために、高性能減水剤をセメントに対して有効成分と
して0.3〜3.0 重量%添加するのが好ましい。使用可能
な高性能減水剤としては、ナフタレンスルホン酸金属塩
ホルムアルデヒド縮合物〔例えば、商品名マイティ150:
花王(株)製〕やメラミンスルホン酸金属塩ホルムアル
デヒド縮合物〔例えば、商品名マイティ150V-2:花王
(株)製〕が挙げられる。更に高性能減水剤としては、
メラミン、尿素、フェノール又はアニリンのメチロール
化物及びスルホン化物から選ばれる1種又は2種以上の
ホルムアルデヒド縮合物、例えば、フェノールスルホン
酸塩ホルムアルデヒド縮合物(特許第1097647 号の化合
物等)、フェノール・スルファニル酸塩ホルムアルデヒ
ド共縮合物(特開平1−113419号公報に記載の化合物
等)、更に不飽和モノカルボン酸及びその誘導体、不飽
和ジカルボン酸及びその誘導体からなる群から選ばれる
1種又は2種以上の単量体を重合して得られる重合物又
は共重合物(特公平2−7901号公報、特開平3−75252
号公報、特公平2−8983号公報に記載の化合物)が挙げ
られる。
A 1101に規定されるスランプフロー値:55cm以上) を得
るために、高性能減水剤をセメントに対して有効成分と
して0.3〜3.0 重量%添加するのが好ましい。使用可能
な高性能減水剤としては、ナフタレンスルホン酸金属塩
ホルムアルデヒド縮合物〔例えば、商品名マイティ150:
花王(株)製〕やメラミンスルホン酸金属塩ホルムアル
デヒド縮合物〔例えば、商品名マイティ150V-2:花王
(株)製〕が挙げられる。更に高性能減水剤としては、
メラミン、尿素、フェノール又はアニリンのメチロール
化物及びスルホン化物から選ばれる1種又は2種以上の
ホルムアルデヒド縮合物、例えば、フェノールスルホン
酸塩ホルムアルデヒド縮合物(特許第1097647 号の化合
物等)、フェノール・スルファニル酸塩ホルムアルデヒ
ド共縮合物(特開平1−113419号公報に記載の化合物
等)、更に不飽和モノカルボン酸及びその誘導体、不飽
和ジカルボン酸及びその誘導体からなる群から選ばれる
1種又は2種以上の単量体を重合して得られる重合物又
は共重合物(特公平2−7901号公報、特開平3−75252
号公報、特公平2−8983号公報に記載の化合物)が挙げ
られる。
【0011】本発明に用いるコンクリート組成物に使用
される水溶性高分子としては、非イオン性セルローズエ
ーテル、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸金属
塩、ポリアクリルアミドが挙げられる。水溶性高分子の
添加量は、コンクリート製造時の練り混ぜ水の粘度が10
〜300cP となる範囲が好ましい。10cP未満では、骨材表
面の水量変化に対するコンクリートフロー値の変動幅が
大きくなり、品質安定性が低下する。また、練り混ぜ水
粘度が 300cPより高くなると、充填性の低下及び初期強
度の低下を引き起こしてしまう。
される水溶性高分子としては、非イオン性セルローズエ
ーテル、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸金属
塩、ポリアクリルアミドが挙げられる。水溶性高分子の
添加量は、コンクリート製造時の練り混ぜ水の粘度が10
〜300cP となる範囲が好ましい。10cP未満では、骨材表
面の水量変化に対するコンクリートフロー値の変動幅が
大きくなり、品質安定性が低下する。また、練り混ぜ水
粘度が 300cPより高くなると、充填性の低下及び初期強
度の低下を引き起こしてしまう。
【0012】本発明の製造方法は、一般に振動成形コン
クリート製品の製造、例えば、タイルや石等を先付けし
た部材に適している。特に振動機による締め固めが困難
な部材厚20〜150 mm程度の部材や配筋が密な部材の製造
に有用である。もちろん振動成形品以外の二次製品の製
造にも適応が可能である。
クリート製品の製造、例えば、タイルや石等を先付けし
た部材に適している。特に振動機による締め固めが困難
な部材厚20〜150 mm程度の部材や配筋が密な部材の製造
に有用である。もちろん振動成形品以外の二次製品の製
造にも適応が可能である。
【0013】本発明に用いるコンクリート組成物に使用
される高性能減水剤のセメント配合物への添加方法は、
水溶液又は粉末のどちらの状態でも可能であり、その添
加時期は、セメントとのドライブレンド、混練水への溶
解、又はセメント配合物の混練開始期、即ち、セメント
への注水と同時もしくは注水直後からセメント配合物の
混練終了までの間に添加することも可能であり、一旦練
り上がったセメント配合物への添加も可能である。ま
た、一時に全量添加する方法あるいは数回に分割して添
加する方法のどちらの方法でも可能である。
される高性能減水剤のセメント配合物への添加方法は、
水溶液又は粉末のどちらの状態でも可能であり、その添
加時期は、セメントとのドライブレンド、混練水への溶
解、又はセメント配合物の混練開始期、即ち、セメント
への注水と同時もしくは注水直後からセメント配合物の
混練終了までの間に添加することも可能であり、一旦練
り上がったセメント配合物への添加も可能である。ま
た、一時に全量添加する方法あるいは数回に分割して添
加する方法のどちらの方法でも可能である。
【0014】公知の分散剤を併用する場合は、リグニン
スルホン酸又はその塩、オキシカルボン酸又はその塩、
ポリアルキル無水カルボン酸又はその塩(例えば、特公
昭63−5346号、特開昭62−83344 号、特開平1−270550
号)などと予め混合しておいても良く、また、一方をセ
メント又はセメント配合物に配合した後、あるいは一方
をセメント又はセメント配合物に配合して練っておいて
から他方を配合しても良い。
スルホン酸又はその塩、オキシカルボン酸又はその塩、
ポリアルキル無水カルボン酸又はその塩(例えば、特公
昭63−5346号、特開昭62−83344 号、特開平1−270550
号)などと予め混合しておいても良く、また、一方をセ
メント又はセメント配合物に配合した後、あるいは一方
をセメント又はセメント配合物に配合して練っておいて
から他方を配合しても良い。
【0015】また、他のセメント添加剤(材)、例え
ば、徐放性分散剤、AE減水剤、流動化剤、他の高性能
減水剤、遅延剤、早強剤、促進剤、起泡剤、発泡剤、消
泡剤、保水剤、増粘剤、セルフレベリング剤、防水剤、
防錆剤、着色剤、防黴剤、ひび割れ低減剤、高分子エマ
ルション、界面活性剤、他の水溶性高分子、膨張剤
(材)、グラスファイバー及びこれらの複数の併用も可
能である。
ば、徐放性分散剤、AE減水剤、流動化剤、他の高性能
減水剤、遅延剤、早強剤、促進剤、起泡剤、発泡剤、消
泡剤、保水剤、増粘剤、セルフレベリング剤、防水剤、
防錆剤、着色剤、防黴剤、ひび割れ低減剤、高分子エマ
ルション、界面活性剤、他の水溶性高分子、膨張剤
(材)、グラスファイバー及びこれらの複数の併用も可
能である。
【0016】
【発明の効果】本発明のタイル先付け部材の製造方法に
よれば、振動をかけずにコンクリートの充填が可能とな
ることから、施工時のペースト漏れや目地の充填不足の
ような問題が改善される。また、振動機の使用が困難な
薄層の建材ボードや高密度配筋を有するコンクリート製
品の製造にも有用である。特にコンクリート製品の製造
においては、現行の砂の品質管理状況でも一定のフロー
(55〜70cm)のコンクリートを製造することが可能とな
り、しかも騒音解消、製造合理化への波及効果が大き
い。
よれば、振動をかけずにコンクリートの充填が可能とな
ることから、施工時のペースト漏れや目地の充填不足の
ような問題が改善される。また、振動機の使用が困難な
薄層の建材ボードや高密度配筋を有するコンクリート製
品の製造にも有用である。特にコンクリート製品の製造
においては、現行の砂の品質管理状況でも一定のフロー
(55〜70cm)のコンクリートを製造することが可能とな
り、しかも騒音解消、製造合理化への波及効果が大き
い。
【0017】
【実施例】以下、製造例及び実施例を挙げ本発明を説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0018】(1) 材料 セメント(C):普通ポルトランドセメント(比重3.1
7) 細骨材 (S):紀の川産川砂(比重2.57、FM 2.91 ) 粗骨材 (G):アサノライト(比重1.38、FM 6.34 ) 微粉末 (P):高炉スラグ(SL)、比表面積8,000cm2
/g、比重 2.90及びフライアッシュ(FA)、比表面積3,6
00 cm2/g 、比重 2.90 (2) コンクリートの練り混ぜ方法 セメント分散剤を予め練り混ぜ水に溶解し、20℃にて 1
00リットルの二軸ミキサーを用い、50リットルのコンク
リートを3分間混練する。上記(1) の材料を用いて調製
したコンクリート組成物の配合組成を表1に示す。
7) 細骨材 (S):紀の川産川砂(比重2.57、FM 2.91 ) 粗骨材 (G):アサノライト(比重1.38、FM 6.34 ) 微粉末 (P):高炉スラグ(SL)、比表面積8,000cm2
/g、比重 2.90及びフライアッシュ(FA)、比表面積3,6
00 cm2/g 、比重 2.90 (2) コンクリートの練り混ぜ方法 セメント分散剤を予め練り混ぜ水に溶解し、20℃にて 1
00リットルの二軸ミキサーを用い、50リットルのコンク
リートを3分間混練する。上記(1) の材料を用いて調製
したコンクリート組成物の配合組成を表1に示す。
【0019】
【表1】
【0020】(3) コンクリート組成物/コンクリート製
品の評価 (A) 次に表1のコンクリート組成物に高性能減水剤として、 A:ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルムアルデヒド
縮合物〔商品名 マイティ150 、花王(株)製〕 B:メラミンスルホン酸ナトリウムホルムアルデヒド縮
合物〔商品名 マイティ150V-2、花王(株)製〕 及び表2の水溶性高分子を添加した場合のJIS A 1101の
方法で測定したコンクリートのスランプフロー値(cm)、
コンクリートの骨材分離抵抗性及びコンクリートの品質
安定性を測定した。また、タイル先付け板を製造した場
合のペーストの漏れ状態及び目地の充填性も測定した。
測定方法は下記の通りである。
品の評価 (A) 次に表1のコンクリート組成物に高性能減水剤として、 A:ナフタレンスルホン酸ナトリウムホルムアルデヒド
縮合物〔商品名 マイティ150 、花王(株)製〕 B:メラミンスルホン酸ナトリウムホルムアルデヒド縮
合物〔商品名 マイティ150V-2、花王(株)製〕 及び表2の水溶性高分子を添加した場合のJIS A 1101の
方法で測定したコンクリートのスランプフロー値(cm)、
コンクリートの骨材分離抵抗性及びコンクリートの品質
安定性を測定した。また、タイル先付け板を製造した場
合のペーストの漏れ状態及び目地の充填性も測定した。
測定方法は下記の通りである。
【0021】・骨材分離抵抗性 目視(肉眼)により以下の基準で判定した。 ○;骨材分離及び水の分離なし ×;骨材分離及び水の分離あり ・コンクリートの品質安定性 所定の配合においてフロー値を55〜70cmの範囲に維持で
きる細骨材の表面水率(%)の変動幅で示した。表面水
率はフロー値に対応する値で、下式のように表される。
従って、55〜70cmの範囲に維持できる表面水率の幅が大
きいほど品質安定性は高く、4%以上を合格基準とし
た。
きる細骨材の表面水率(%)の変動幅で示した。表面水
率はフロー値に対応する値で、下式のように表される。
従って、55〜70cmの範囲に維持できる表面水率の幅が大
きいほど品質安定性は高く、4%以上を合格基準とし
た。
【0022】
【数1】
【0023】・ペーストの漏れ状態 タイルへのセメントペースト付着を目視(肉眼)により
以下の基準で判定した。 ○;5%未満のタイルにペースト付着 △;5%以上20%未満のタイルにペースト付着 ×;20%以上のタイルにペースト付着 ・目地の充填性 目視(肉眼)により以下の基準で判定した。 ○;未充填箇所なし ×;未充填箇所あり これらの結果を表3に示す。
以下の基準で判定した。 ○;5%未満のタイルにペースト付着 △;5%以上20%未満のタイルにペースト付着 ×;20%以上のタイルにペースト付着 ・目地の充填性 目視(肉眼)により以下の基準で判定した。 ○;未充填箇所なし ×;未充填箇所あり これらの結果を表3に示す。
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】注) *1 添加量;対セメント重量%(以下同じ) *2 下記の練り水粘度になるように水溶性高分子を添
加した。尚、練り水粘度は、室温にてB型粘度計により
測定した。
加した。尚、練り水粘度は、室温にてB型粘度計により
測定した。
【0027】表3から、本発明の製造方法においてはペ
ーストの漏れを起こさず、良好な目地の充填性を得るた
めには、スランプフロー値55cm以上の高流動性と良好な
分離抵抗性及び品質安定性が必要であることがわかる。
比較品の粉末混入量が低い組成物は流動性、分離抵抗性
及び品質安定性の何れも満足させ得ない。その結果、ペ
ースト漏れや目地の未充填箇所が発生した。また粉末混
入量の高い組成物では流動性及び品質安定性が低下し、
比重が2.0 より大きくなると分離抵抗性及び品質安定性
が低下することがわかる。
ーストの漏れを起こさず、良好な目地の充填性を得るた
めには、スランプフロー値55cm以上の高流動性と良好な
分離抵抗性及び品質安定性が必要であることがわかる。
比較品の粉末混入量が低い組成物は流動性、分離抵抗性
及び品質安定性の何れも満足させ得ない。その結果、ペ
ースト漏れや目地の未充填箇所が発生した。また粉末混
入量の高い組成物では流動性及び品質安定性が低下し、
比重が2.0 より大きくなると分離抵抗性及び品質安定性
が低下することがわかる。
【0028】(4) コンクリート組成物/コンクリート製
品の評価 (B) 次に上記表1中の配合No.3のコンクリート組成物と、水
溶性高分子として、 A:ポリアクリル酸ナトリウム〔MW50万、花王(株)合
成品〕 B:ポリエチレングリコール〔PEG#20,000、ナカライテ
スク(株)製〕 及び表4に示す高性能減水剤又は比較の一般減水剤を用
いて上記(3) と同様の評価を行なった。その結果を表5
に示す。
品の評価 (B) 次に上記表1中の配合No.3のコンクリート組成物と、水
溶性高分子として、 A:ポリアクリル酸ナトリウム〔MW50万、花王(株)合
成品〕 B:ポリエチレングリコール〔PEG#20,000、ナカライテ
スク(株)製〕 及び表4に示す高性能減水剤又は比較の一般減水剤を用
いて上記(3) と同様の評価を行なった。その結果を表5
に示す。
【0029】
【表4】
【0030】
【表5】
【0031】スランプフロー値約60cmを得るためには、
表5の結果より、高性能減水剤をセメント重量に対して
0.3〜3.0 重量%添加する必要があることがわかる。一
方、比較品の場合、ペーストの漏れは満足されるものの
減水剤をセメント重量に対して5重量%添加しても、ス
ランプフロー値は40cm程度であり流動効果を示さず、品
質安定性も低いことがわかる。
表5の結果より、高性能減水剤をセメント重量に対して
0.3〜3.0 重量%添加する必要があることがわかる。一
方、比較品の場合、ペーストの漏れは満足されるものの
減水剤をセメント重量に対して5重量%添加しても、ス
ランプフロー値は40cm程度であり流動効果を示さず、品
質安定性も低いことがわかる。
【0032】(評価結果)本発明のコンクリートパネル
の製造法は、従来のコンクリートにによる製造法に比
べ、卓越した目地の充填性を有すると共にペーストの漏
れも抑制される。
の製造法は、従来のコンクリートにによる製造法に比
べ、卓越した目地の充填性を有すると共にペーストの漏
れも抑制される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 18:14 A 18:08 B 14:06 Z 24:22 C 24:30 D 24:38 D 24:26 D 24:32 A 24:26) E (72)発明者 保呂 美彦 大阪府泉南郡田尻町嘉祥寺385の23
Claims (2)
- 【請求項1】 高性能減水剤、セメント(C)、微粉末
(P)、軽量骨材及び水溶性高分子を含有するコンクリ
ート組成物において、下記の (1)〜(2) の条件を満た
し、且つJIS A 1101によるスランプフロー値が55cm以上
であるコンクリート組成物を用いることを特徴とするコ
ンクリートパネルの製造方法。 (1) (C+P)/(全コンクリート組成物)×100 =16
〜28体積%(JIS R 5201のルシャテリエ比重瓶法により
測定) (2) コンクリート組成物の比重が 2.0以下 - 【請求項2】 水溶性高分子が非イオン性セルローズエ
ーテル、ポリエチレングリコール、ポリアクリル酸金属
塩、ポリアクリルアミドからなる群から選ばれる1種又
は2種以上である請求項1記載のコンクリートパネルの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31013892A JPH0757704B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | コンクリートパネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31013892A JPH0757704B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | コンクリートパネルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06157109A JPH06157109A (ja) | 1994-06-03 |
| JPH0757704B2 true JPH0757704B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=18001625
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31013892A Expired - Fee Related JPH0757704B2 (ja) | 1992-11-19 | 1992-11-19 | コンクリートパネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0757704B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105822006A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-08-03 | 镇江市丹徒区谷阳恒盛建材厂 | 新型轻集料混凝土隔墙条板及其安装施工工艺 |
-
1992
- 1992-11-19 JP JP31013892A patent/JPH0757704B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105822006A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-08-03 | 镇江市丹徒区谷阳恒盛建材厂 | 新型轻集料混凝土隔墙条板及其安装施工工艺 |
| CN105822006B (zh) * | 2016-04-29 | 2018-08-28 | 镇江市丹徒区谷阳恒盛建材厂 | 新型轻集料混凝土隔墙条板及其安装施工工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06157109A (ja) | 1994-06-03 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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