JPH075801B2 - 耐ブロツキング性エチレン系重合体フイルム - Google Patents

耐ブロツキング性エチレン系重合体フイルム

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JPH075801B2
JPH075801B2 JP5364986A JP5364986A JPH075801B2 JP H075801 B2 JPH075801 B2 JP H075801B2 JP 5364986 A JP5364986 A JP 5364986A JP 5364986 A JP5364986 A JP 5364986A JP H075801 B2 JPH075801 B2 JP H075801B2
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film
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aluminum silicate
ethylene
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八州雄 福井
義昭 伊澤
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旭化成工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、そのままではブロツキングしやすいエチレン
系重合体フイルムを基材とした耐ブロツキング性フイル
ムに関するものである。さらに詳しくいえば、本発明
は、耐ブロツキング性に優れるとともに、良好な透明性
及び色相を有し、かつ摩擦による白濁が極めて少ないポ
リエチレン系樹脂フイルムに関するものである。
従来の技術 従来、ポリオレフイン系フイルム、特に密度が0.94g/cm
3未満の中低密度ポリエチレンやエチレン単位が70重量
%以上のエチレン系共重合体の無添加フイルムはブロツ
キング性が大きいという欠点を有することが知られてい
る。
このブロツキング性は、重ね合わされたフイルムを一枚
一枚剥離することを著しく困難にするもので、インフレ
ーシヨンフイルム成形から梱包までの各作業において著
しい障害となる。
このようなブロツキングを防止するためには、無機充て
ん剤の配合が有効であることが知られており、ポリエチ
レンフイルムには、これまでアンチブロツキング剤とし
て、シリカ粉末が用いられてきた。
しかしながら、アンチブロツキング剤として、シリカ粉
末を使用した場合、フイルムの透明性が低下する上に、
取扱いや運搬などの際に、摩擦によりフイルムが損傷
し、白濁化するため、製品フイルムは外観上の品質が著
しく低下して、その商品価値が低下するのを免れない。
発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、このようなアンチブロツキング剤とし
てシリカ粉末を用いた従来の耐ブロツキング性エチレン
系重合体フイルムが有する欠点を改良し、良好な透明性
及び色相を有し、かつ摩擦による白濁が極めて少ない耐
ブロツキング性の優れたエチレン系重合体フイルムを提
供することにある。
問題点を解決するための手段 本発明者ら鋭意研究を重ねた結果、そのままではブロツ
キングしやすいエチレン系重合体フイルムに特定の粒径
を有する含水ケイ酸アルミニウムと焼成ケイ酸アルミニ
ウムとの混合物を所定の割合で配合することにより、前
記目的に適合しうることを見出し、この知見に基づいて
本発明を完成するに至つた。
すなわち、本発明は、中低密度ポリエチレン、エチレン
を主体とするエチレン系共重合体及びこれらの混合物の
中から選ばれた樹脂フイルムに対し、 (A) 平均粒径0.1〜2μmの含水ケイ酸アルミニウ
ムと、 (B) 平均粒径0.5〜5μmの焼成ケイ酸アルミニウ
ム から成り、(A)と(B)との重量比が10:90ないし95:
5の範囲にある混合物を、樹脂の重量に基づき0.01〜1
重量%の割合で配合したことを特徴とする耐ブロツキン
グ性ポリエチレン系樹脂フイルムを提供するものであ
る。
本発明で用いられるフイルム基材は、密度が0.94g/cm3
未満のエチレンホモポリマー又はエチレンを主体とする
すなわちエチレン単位が70重量%以上のエチレン系共重
合体あるいはこれらの混合物であつて、アンチブロツキ
ング剤を添加しないと著しくブロツキングを起すもので
ある。該エチレン系共重合体としては、例えばエチレン
−α−オレフイン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体、エチレン−メチレンメタクリレート共重合体又は
その金属塩置換物、エチレン−エチルアクリレート共重
合体又はその金属塩置換体など、それのみでフイルム化
した場合にはブロツキングしやすいエチレンの共重合体
を挙げることができる。
本発明においては、アンチブロツキング剤として、平均
粒径0.1〜2μmの含水ケイ酸アルミニウム及び平均粒
径0.5〜5μmの焼成ケイ酸アルミニウムが用いられ
る。
前記含水ケイ酸アルミニウムとしては、通常しやく熱減
量が10〜16重量%で、Al2O3,SiO2以外の成分が5重量%
以下のカオリンが用いられる。このようなものとして
は、例えばASPケイ酸アルミニウム170、同600、同900
(いずれもENGELHARD社製、商品名)などがある。
本発明においては、該含水ケイ酸アルミニウムの平均粒
径は0.1〜2μm、好ましくは0.3〜1.5μmの範囲にあ
ることが必要である。この平均粒径が0.1μm未満では
ブロツキング防止効果が低く、また2μmを超えるとフ
イルム表面のザラツキが多くなり好ましくない。
一方、焼成ケイ酸アルミニウムとしては、通常しやく熱
減量が2重量%以下で、Al2O3,SiO2以外の成分が5重量
%以下のカオリンが用いられる。このようなものとして
はSATINTONケイ酸アルミニウム5、同Special、同WHITE
TEX(いずれもENGELHARD社製、商品名)などがある。
本発明においては、該焼成ケイ酸アルミニウムの平均粒
径は0.5〜5μm、好ましくは0.8〜3μmの範囲にある
ことが必要である。この平均粒径が0.5μm未満ではブ
ロツキング防止効果が低く、また5μmを超えるとフイ
ルム表面にザラツキが多くなり好ましくない。
従来、ケイ酸アルミニウムはアンチブロツキング剤とし
て検討されてきたが、シリカ、ケイ酸マグネシウム、硫
酸カルシウム、メタケイ酸カルシウムなどに比較して、
ブロツキング防止効果が劣り、かつフイルムの色相を劣
化するなどの理由で、実用的には使用困難とされていた
(特公昭52−31896号公報、特開昭57−25918号公報、特
開昭55−147537号公報) しかしながら、本発明に従い、含水ケイ酸アルミニウム
と焼成ケイ酸アルミニウムとを併用すれば、充分なブロ
ツキング防止効果が得られ、しかもフイルムの色相など
も劣化せずに、実用的には欠点のない優れたブロツキン
グ防止効果をもつポリエチレンフイルムを与えるという
予想外の結果が得られる。
本発明においては、前記含水ケイ酸アルミニウム及び焼
成ケイ酸アルミニウムの配合量は、その合計量が該ポリ
エチレン系重合体の重量に基づき0.01〜1重量%、好ま
しくは0.03〜0.6重量%の範囲になるように選ばれる。
この量が0.01重量%未満ではブロツキング防止効果が低
く、また1重量%を超えるとフイルムの外観や光学的特
性が低下する。また、好ましい配合量は使用するポリエ
チレンの種類によつて異なり、例えば低密度ポリエチレ
ンを用いる場合は0.03〜3重量%、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体を用いる場合は0.05〜0.5重量%の範囲で選
ぶのがよい。
この配合量から明らかなように、本発明においては、増
量剤や補強剤などの目的で使用する充てん剤としてのケ
イ酸アルミニウムの添加量範囲とは明白に異なるもので
ある。
さらに、本発明においては、該含水ケイ酸アルミニウム
と焼成ケイ酸アルミニウムとの割合が重量比で10:90な
いし95:5、好ましくは50:50ないし90:10の範囲にあるこ
とが必要である。含水ケイ酸アルミニウムの割合が前記
範囲より少ないとブロツキング防止効果は優れるもの
の、フイルムの透明性が低下し、一方前記範囲より多い
とフイルムの透明性は優れるものの、ブロツキング防止
効果が低下する。
本発明においては、該含水ケイ酸アルミニウム及び焼成
ケイ酸アルミニウムそれぞれ所定量を、例えば直接添加
方式、マスターバツチ方式、スラリー方式などによつ
て、エチレン系重合体基材に添加して混練し、得られた
組成物をフイルムに成形することによつて、所望の耐ブ
ロツキングフイルムを得ることができる。この際、他の
添加剤として滑剤が通常併用される。
発明の効果 本発明の耐ブロツキングフイルムは、アンチブロツキン
グ剤としてシリカ粉末を使用した従来のブロツキング防
止用フイルムのもつ欠点が改良されたものであり、耐ブ
ロツキング性に優れるとともに、良好な透明性及び色相
を有し、かつ摩擦による白濁が極めて少ないなど、優れ
た特徴を有している。
実施例 次に本発明によつて本発明をさらに詳細に説明する。
なお、フイルムは下記の方法により評価した。
フイルム外観:フイルムの透視外観を観察した。
色相:フイルムをつみ重ねた際の色相を観察した。
白斑点:シエーカーにてフイルム同士を滑らせた場合の
白斑点のつきやすさを観察した。
透明性:ヘイズ ASTM D−1003により測定 光沢度 ASTM D−2457により測定 透明度 平行透過、標準値10.00に対する比較値 ブロツキング:ASTM D−1893により測定(数値が低いと
ブロツキングが少なく、実用上好ましい。) 実施例1〜5、比較例1〜5 ポリエチレンとして、密度0.923g/cm3、メルトインデツ
クス3.0g/10分の高圧法により製造した低密度ポリエチ
レン樹脂ペレツトを用い、これに第1表に示すようなア
ンチブロツキング剤を所定量配合し、さらに滑剤として
エルカ酸アミド0.1重量%を配合して得られた組成物を
ペレツト化して、このペレツトをインフレ成形機によつ
て厚み35μmのフイルムに成形した。
フイルムの成形は、モダンマシナリー50mmインフレ成形
機を用い、ダイ径100φ、成形温度160℃、ブロー比1.5
で行つた。
得られたフイルムの評価結果を第2表に示す。
第2表から(A)、(B)両成分を併用することにより
ブロツキング防止効果と、透明性の両特性がともに優れ
たフイルムが得られることが明らかである。(A)成分
単独ではフイルムの透明性は優れるものの、ブロツキン
グ防止効果が十分でなく、一方(B)成分単独では、ブ
ロツキング防止効果は優れるものの、フイルムの透明性
が十分でない。
炭酸カルシウムは、白濁の生成が低く、透明性の低下は
少ないものの、ブロツキング防止効果が低い。
天然のフツ石質凝灰岩より得られるケイ酸アルミニウム
であるゼオライトは、フイルムを着色させ、商品価値を
著しく損う。
実施例6、比較例6 樹脂成分として、メルトインデツクス2.8g/10分酢酸ビ
ニル単位含有量6重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合
体を用い、(A)成分として平均粒径0.5μの含水カオ
リン0.14重量%を、(B)成分として平均粒径1.4μの
焼成カオリン0.06重量%を配合する他は、実施例1と同
様の方法でフイルム評価した結果を、シリカ0.2重量%
を配合した比較例6と共に第3表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中低密度ポリエチレン、エチレンを主体と
    するエチレン系共重合体及びこれらの混合物の中から選
    ばれた樹脂フイルムに対し、 (A) 平均粒径0.1〜2μmの含水ケイ酸アルミニウ
    ムと、 (B) 平均粒径0.5〜5μmの焼成ケイ酸アルミニウ
    ム から成り、(A)と(B)との重量比が10:90ないし95:
    5の範囲にある混合物を、樹脂の重量に基づき0.01〜1
    重量%の割合で配合したことを特徴とする耐ブロツキン
    グ性ポリエチレン系樹脂フイルム。
JP5364986A 1986-03-13 1986-03-13 耐ブロツキング性エチレン系重合体フイルム Expired - Lifetime JPH075801B2 (ja)

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