JPH075807U - シリンダ型ボールキャスタ - Google Patents
シリンダ型ボールキャスタInfo
- Publication number
- JPH075807U JPH075807U JP4145693U JP4145693U JPH075807U JP H075807 U JPH075807 U JP H075807U JP 4145693 U JP4145693 U JP 4145693U JP 4145693 U JP4145693 U JP 4145693U JP H075807 U JPH075807 U JP H075807U
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- Japan
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- cylinder
- piston member
- ball body
- recess
- ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Legs For Furniture In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 対象物の重量が大きくても、その移動を容易
とし、据置設置による対象物の固定が可能なキャスタを
提供する。 【構成】 シリンダ2内にピストン部材11を摺動自在
かつ水密に設ける。ピストン部材11の下面側に凹部1
4を設け、この凹部14内に、その一部が下面から突出
するようにボール体15を回転自在に保持させる。シリ
ンダヘッド4に、油圧回路に接続される流路7を設け、
油圧によってピストン部材11を押し下げ自在に構成す
る。
とし、据置設置による対象物の固定が可能なキャスタを
提供する。 【構成】 シリンダ2内にピストン部材11を摺動自在
かつ水密に設ける。ピストン部材11の下面側に凹部1
4を設け、この凹部14内に、その一部が下面から突出
するようにボール体15を回転自在に保持させる。シリ
ンダヘッド4に、油圧回路に接続される流路7を設け、
油圧によってピストン部材11を押し下げ自在に構成す
る。
Description
【0001】
この考案は、シリンダ型ボールキャスタに関するものである。
【0002】
例えば従来から、移動式の机やワゴンの足の下面に設けられている車輪型のキ ャスタについていえば、設置固定の際には、クランプなどを用いて車輪にブレー キをかけ、机やワゴン動かないようにしている。そして移動する際は、当該ブレ ーキを解除する構成になっている。また車輪自体は適宜の支持体によって回転自 在に設けられ、この支持体自体も水平方向に360゜回転自在に設けられており 、それによって机やワゴンを任意の方向に移動できるようにしていた。
【0003】
しかしながら、かかる従来のブレーキ付きキャスタでは、対象物が大きくなる と、任意の方向に移動させづらくなる。
【0004】 例えばかかる構成のキャスタを、医療用の椅子や大型コンピュータ、その他重 量のある各種機械器具に用いた場合、車輪の回転方向と直角の方向にこれら対象 物を移動させようとすると、車輪を支持している支持体が回転せずその結果、車 輪自体の有する摩擦抵抗によって、これら対象物を移動させにくくなっていたの である。
【0005】 移動自体のみ改善するには、車輪に代えてボール体を用いれば解消されるが、 そうすると設置固定の際のブレーキ機構の構成が難しくなる。
【0006】 この点例えば、移動の際にだけ対象物を床面から浮かせ、ボール体のみで対象 物を支持し、設置固定の際にはボール体を収納し、対象物を床面に直接据え置く という構成が考えられるが、その場合、如何にしてかかる作用を実現し、しかも コンパクト(特に上下方向にコンパクト)に構成するかが問題となる。
【0007】
そのためこの考案では、略筒状のシリンダの上端面が閉口され、さらにこのシ リンダ内にピストン部材が摺動自在、かつ水密に設けられ、このピストン部材の 下面側には凹部が設けられ、当該凹部からボール体の一部が突出するように当該 凹部内にボール体が回転自在に保持され、この保持されたボール体の下端部から ピストン部材の上端面までの長さがシリンダ内の軸方向距離以下に設定され、さ らにピストン部材の下方側への摺動を規制するストッパがシリンダ部材に設けら れ、このストッパによってピストン部材が係止された際に、前記ボール体の一部 がシリンダの下端から突出する如く構成され、さらにシリンダの上端部内面とピ ストン部材の上面との間の空間に通ずる流路を有することを特徴とする、シリン ダ型ボールキャスタを提供する。
【0008】 かかる場合、凹部内面とボール体の表面とに接するボールを、凹部内面とボー ル体との間の空間に設けてもよい。
【0009】
使用する場合には、例えばシリンダの下端面と対象物の下面とが略同一になる ようにシリンダを対象物に固定し、シリンダの上端面内側とピストン部材の上面 との間の空間に通ずる流路を適宜の油圧回路と接続する。そして上記油圧回路か らの油を圧力をもって上記流路に供給すれば、その油圧によってピストン部材が 押し下げられ、その反力によって対象物が持ち上げられる。
【0010】 このときシリンダに設けられたストッパによってピストン部材が係止された際 に、前記ボール体の一部がシリンダの下端から突出する如くされているので、結 局前記ボール体のみが床面と接触し、それによってこのボール体自体が対象物を 支持するようになって、対象物を任意の方向に移動させることが可能となるので ある。
【0011】 そして設置固定の際には、前記油圧を解除すれば、対象物の自重によって対象 物は下降するが、保持されたボール体の下端部からピストン部材の上端面までの 長さがシリンダ内の軸方向距離以下に設定されているので、対象物が下降すれば 対象物の下面が床面に接触して、結局対象物が直接床面に据え置かれたようにな って、対象物は床面にその自重によって設置固定される。
【0012】 かかる作用を鑑みれば、シリンダを対象物に取り付ける場合、ピストン部材が 下方に移動した際に、そのボール体の一部が対象物の下面から突出するように取 り付ければよいので、上記の例の如く、シリンダの下端面と対象物の下面とが略 同一となるようにしなくとも、例えばシリンダ自体の下面が対象物の下面から突 出するように設けてもよい。ちなみにこの場合において、前記油圧を解除すれば 、シリンダの下端面のみが床面に接触し、シリンダ自体のみで対象物を支持する ようになる。
【0013】 そしてボール体自体は、ピストン部材の下面側に設けられた凹部内に保持され ているから、上下方向にコンパクト化されている。
【0014】 請求項2に記載したように、凹部内面とボール体の表面とに接するボールを、 凹部内面とボール体との間の空間に設けた場合には、ボール体と凹部内面との間 にボールベアリングが介在したようになり、ボール体と凹部内面との間と摩擦抵 抗が減少する。したがって、ピストン部材を押し下げてボール体で対象物を支持 した際に、対象物を移動させやすくなる。
【0015】
以下、この考案の実施例を図に基づいて説明すれば、図1は例えば大型コンピ ュータや医療用の椅子などの重量の大きい対象物Pに、本実施例にかかるキャス タ1を取り付けた部分の側面断面図を示しており、筒状のシリンダ2の上部には 、0リング3を介して上端が閉口した略筒状のシリンダヘッド4が螺着されてお り、このシリンダヘッド4をボルト5で対象物Pに対して締め付け固定すること によって、シリンダ2が対象物Pに取付固定される。なおシリンダ2の下端面と 対象物Pの下面とが面一となるように固定されている。
【0016】 そしてシリンダヘッド4の内側に設けられた凹部6に通じ、かつ適宜の油圧回 路と接続される流路7が、このシリンダヘッド4設けられている。
【0017】 上記シリンダ2内に摺動自在に設けられたピストン部材11の外周には、2カ 所にそれぞれ0リング12、13が設けられており、これによって、このピスト ン部材11は、シリンダ2の内周に対する水密性を確保している。
【0018】 ピストン部材11の下面側には、凹部14が形成され、この凹部14内にスチ ール性のボール体15の上部1/2が収納され、さらにこの凹部14の開口周縁 部には、ボール体15側へと湾曲した略環状の保持部16が形成されている。 従って、ボール体15は、凹部14内で回転自在に保持され、かつ凹部14か らは離脱しない構成となっている。 そして凹部14内角隅部には、小径のスチールボール17が複数個配置されて おり、その表面がボール体15の表面と接触している。またシリンダ2の下方内 周部には、平面略C型のストッパ18が設けられている。
【0019】 本実施例は以上の構成を有しており、図1の状態は、ピストン部材11がシリ ンダ21内の最上部に位置して、ボール体15のみならず、対象物P、シリンダ 2の下端面が床面Qに接触しており、対象物Pが直接床面Q上に据え置かれた状 態で、対象物Pは床面Q上に設置固定されている。
【0020】 そして対象物Pを移動させる場合には、適宜の油圧回路によって、圧力を持っ た油をシリンダヘッド4の流路7から凹部6内に供給させると、その油圧によっ て、ピストン部材11が押し下げられ、図2のように、ボール体15がシリンダ 2の下端面から突出する。そうすると、油圧の反力によって対象物Pが持ち上が ってボール体15のみが床面Qと接触し、結局対象物Pはボール体15によって 支持されるようになる。
【0021】 それゆえ対象物Pを任意の方向に移動させることが可能になる。かかる場合、 凹部14内角隅部には、小径のスチールボール17が設けられ、その表面がボー ル体15の表面と接触しているので、ボール体15の回転は極めてスムーズにな っており、対象物Pの重量が大きくても、これを容易に移動させることが可能で ある。
【0022】 さらにまたシリンダヘッド4の下面側には、凹部6が設けられているから、油 圧回路によって油圧をかけてピストン部材11を押し下げる場合、最初からこの 凹部6の面積に対応する部分でピストン部材11に圧力がかかるので、その初期 動作もスムーズである。
【0023】 そして設置予定位置にて移動を停止させた後、油圧を解除すれば、対象物Pが 自重によって下降し、図1の状態となって、対象物Pは直接床面Q上に据え置か れた状態で設置固定される。
【0024】 而して図1に示したように、ボール体15が回転自在に保持されているのが、 ピストン部材11の下面に設けた凹部14内であるから、その分このピストン部 材11が摺動自在に挿入されるシリンダ2の高さを低く抑えることができ、シリ ンダ2をはじめとして、キャスタ1全体の高さがコンパクトになっている。 それゆえ、このキャスタ1が取り付けられる対象物の設計の自由度が高く、各 種の機械器具に適用することが容易である。
【0025】 全体としての構成も簡易なものとなっており、製造、取付けが容易で、コスト も低廉に抑えることが可能である。
【0026】 なお上記実施例においては、シリンダヘッド4の下面側に凹部6設けて、ピス トン部材11の初期の押し下げをスムーズにした場合であったが、これに代えて 図3に示したように、シリンダヘッド21の内面をフラットにし、一方ピストン 部材22の上面の中心に適宜の突起23を形成してもよい。 かかる場合には、ピストン部材22の最大上昇位置が突起23によって規制さ れ、その際には、突起23とシリンダ2の内周との間に環状のスペースが形成さ れている。
【0027】 したがって油圧回路によって油を流路7から供給し始めると、最初からこの環 状のスペースの平面面積に対応する部分でピストン部材22に圧力がかかるので 、上記実施例と同様、その初期動作もスムーズである。なお図3において図1と 同一の番号で引用される部材は、上記実施例と同一の部材を表している。
【0028】 また図3に示したように、このシリンダ2は、その下端面が対象物P’の下面 よりも突出するようにして対象物P’に対して設けられているから、油圧を解除 してピストン部材22がシリンダ2内に収納された場合、床面Qと接するのが、 シリンダ2の下端面のみであり、据置による対象物P’の設置状態では、シリン ダ2によって対象物P’が支持され、対象物P’と床面Qとの間にはその分のス ペースが創出されている。 このようなシリンダ2の取付は、例えば対象物P’の下面に床面との圧接をき らう、例えば各種の配線等が施されているような場合に適している。
【0029】
この考案によれば、対象物の重量が大きくても、それを任意の方向に移動させ ることが容易であり、しかも任意の位置にて対象物を据置設置させることが可能 である。 またキャスタ全体の高さをコンパクトにすることが可能であり、取り付けよう とする対象物の設計の自由度が高く、各種の機械器具に適用することが容易であ る。 全体としての構成も簡易なものとなっており、製造、取付けが容易で、コスト も低廉である。
【0030】 また凹部内面とボール体の表面とに接するボールを、凹部内面とボール体との 間の空間に設けた場合には、対象物の移動がさらに容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】据置状態にあるときの実施例の側面断面図であ
る。
る。
【図2】移動可能状態にあるときの実施例の側面断面図
である。
である。
【図3】移動可能状態にあるときの他の実施例の側面断
面図である。
面図である。
2 シリンダ 4 シリンダヘッド 7 流路 11 ピストン部材 12 0リング 13 0リング 14 凹部 15 ボール体 16 保持部 17 スチールボール 18 ストッパ P 対象物 Q 床面
Claims (2)
- 【請求項1】 略筒状のシリンダの上端面が閉口され、
さらにこのシリンダ内にピストン部材が摺動自在、かつ
水密に設けられ、このピストン部材の下面側には凹部が
設けられ、当該凹部からボール体の一部が突出するよう
に当該凹部内にボール体が回転自在に保持され、この保
持されたボール体の下端部からピストン部材の上端面ま
での長さがシリンダ内の軸方向距離以下に設定され、さ
らにピストン部材の下方側への摺動を規制するストッパ
がシリンダ部材に設けられ、このストッパによってピス
トン部材が係止された際に、前記ボール体の一部がシリ
ンダの下端から突出する如く構成され、さらにシリンダ
の上端部内面とピストン部材の上面との間の空間に通ず
る流路を有することを特徴とする、シリンダ型ボールキ
ャスタ。 - 【請求項2】 凹部内面とボール体の表面とに接するボ
ールが、凹部内面とボール体との間の空間に設けられて
いることを特徴とする、請求項1に記載のシリンダ型ボ
ールキャスタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4145693U JPH075807U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | シリンダ型ボールキャスタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4145693U JPH075807U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | シリンダ型ボールキャスタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH075807U true JPH075807U (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=12608882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4145693U Pending JPH075807U (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | シリンダ型ボールキャスタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH075807U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999065710A1 (fr) * | 1998-06-17 | 1999-12-23 | Yamakichi Co., Ltd. | Chariot de menage |
| CN116194305A (zh) * | 2020-09-18 | 2023-05-30 | 威欧.艾姆伊有限公司 | 运输组件和接口装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61271103A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-01 | Shuji Hashimoto | ボ−ルキヤスタ− |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP4145693U patent/JPH075807U/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61271103A (ja) * | 1985-05-27 | 1986-12-01 | Shuji Hashimoto | ボ−ルキヤスタ− |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999065710A1 (fr) * | 1998-06-17 | 1999-12-23 | Yamakichi Co., Ltd. | Chariot de menage |
| CN116194305A (zh) * | 2020-09-18 | 2023-05-30 | 威欧.艾姆伊有限公司 | 运输组件和接口装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950919 |