JPH0758109B2 - 無段変速機の変速制御装置 - Google Patents
無段変速機の変速制御装置Info
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- JPH0758109B2 JPH0758109B2 JP34968292A JP34968292A JPH0758109B2 JP H0758109 B2 JPH0758109 B2 JP H0758109B2 JP 34968292 A JP34968292 A JP 34968292A JP 34968292 A JP34968292 A JP 34968292A JP H0758109 B2 JPH0758109 B2 JP H0758109B2
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- valve
- actuator
- line pressure
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ベルト式無段変
速機の変速制御装置に関し、特にエンジンブレーキ用L
レンジに切換えた際に適度なエンジンブレーキ効果が得
られる変速制御装置に関する。
速機の変速制御装置に関し、特にエンジンブレーキ用L
レンジに切換えた際に適度なエンジンブレーキ効果が得
られる変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用ベルト式無段変速機の変速制御に
関しては、従来、例えば特開昭54−157930号公
報に記載の先行技術があり、プーリ溝幅可変の主プーリ
あるいは副プーリの一方に常にライン圧を導入し、他方
へはエンジン回転数とアクセルの踏込み量との関係によ
り動作する変速制御弁によりライン圧を給排油制御して
無段変速することが示されている。
関しては、従来、例えば特開昭54−157930号公
報に記載の先行技術があり、プーリ溝幅可変の主プーリ
あるいは副プーリの一方に常にライン圧を導入し、他方
へはエンジン回転数とアクセルの踏込み量との関係によ
り動作する変速制御弁によりライン圧を給排油制御して
無段変速することが示されている。
【0003】ところで、このような構成ではトルクコン
バータ付自動変速機の場合と同様に車両の減速時、高速
段側に変速位置することから、エンジンブレーキの効き
が悪い。そこで、制限が無く無段変速するDレンジの他
にエンジンブレーキの効きのよいLレンジを付加し、こ
のLレンジに切換えた場合は、スプリング力または油圧
で変速制御弁をエンジン回転数に応じたピトー圧に抗し
て強制的に排圧してダウンシフト制御することが提案さ
れている。
バータ付自動変速機の場合と同様に車両の減速時、高速
段側に変速位置することから、エンジンブレーキの効き
が悪い。そこで、制限が無く無段変速するDレンジの他
にエンジンブレーキの効きのよいLレンジを付加し、こ
のLレンジに切換えた場合は、スプリング力または油圧
で変速制御弁をエンジン回転数に応じたピトー圧に抗し
て強制的に排圧してダウンシフト制御することが提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるLレン
ジでは変速制御弁のピトー圧に対抗して働くスプリング
が、スプリングまたは油圧で作動するアクチュエータに
よりアクセルの踏込みに無関係に圧縮され、エンジン回
転数が一定以上高くなるように変速制御する構成である
ため、エンジンブレーキを働かせる前のエンジン回転数
の大小によってエンジンブレーキの効きが変化する。即
ち、図5に示すように、低車速V1ではエンジン回転数
も低いため、エンジン回転数がn1からn0に大幅に変
わり、強いエンジンブレーキが得られる。これに対し高
車速V2ではエンジン回転数が高いため、エンジン回転
数はn2からn0に僅かに変化するに過ぎず、エンジン
ブレーキ効果はほとんど期待できないという不都合を生
ずる。
ジでは変速制御弁のピトー圧に対抗して働くスプリング
が、スプリングまたは油圧で作動するアクチュエータに
よりアクセルの踏込みに無関係に圧縮され、エンジン回
転数が一定以上高くなるように変速制御する構成である
ため、エンジンブレーキを働かせる前のエンジン回転数
の大小によってエンジンブレーキの効きが変化する。即
ち、図5に示すように、低車速V1ではエンジン回転数
も低いため、エンジン回転数がn1からn0に大幅に変
わり、強いエンジンブレーキが得られる。これに対し高
車速V2ではエンジン回転数が高いため、エンジン回転
数はn2からn0に僅かに変化するに過ぎず、エンジン
ブレーキ効果はほとんど期待できないという不都合を生
ずる。
【0005】本発明は、このようなエンジンブレーキ用
Lレンジの変速制御の問題点に鑑み、低車速から高車速
にわたる全域で最適なエンジンブレーキ効果が得られる
無段変速機の変速制御装置を提供することを目的とす
る。
Lレンジの変速制御の問題点に鑑み、低車速から高車速
にわたる全域で最適なエンジンブレーキ効果が得られる
無段変速機の変速制御装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的のため本発明
は、エンジン側に連結される主軸と車輪側に連結される
副軸とが平行配置され、これら両軸にプーリ溝幅可変の
主プーリおよび副プーリと、両プーリ間に巻回される駆
動ベルトとを備え、両プーリのサーボ装置に供給される
油圧によりプーリの有効径が変化されて主副軸間の変速
比を無段階に変速制御する無段変速機において、油圧源
より主副プーリの各サーボ装置に通じる油圧回路を有
し、該油圧回路には、油圧源よりのライン圧を変速比と
エンジン回転数との関係で変速比の大きい低速段ほどラ
イン圧を高く、エンジン回転数の高いほどライン圧を低
く調圧する圧力調整弁と、該圧力調整弁からの作動油圧
をスロットル開度とエンジン回転数との関係で主プーリ
側のサーボ装置に給排制御する変速制御弁とを備えると
共に、上記油圧回路のライン圧油路に連通する制御油圧
の供給油路と、この供給油路の制御油圧を排圧制御する
ローシフト弁と、該ローシフト弁を所定の運転領域で排
圧制御させるLレンジ切換用シフトレバーと、上記ロー
シフト弁により制御油圧が排圧された際に可動部材が変
速制御弁の制御部材に係合して変速制御弁を主プーリ側
サーボ装置の作動油圧を排圧する側へ動作させるエンジ
ンブレーキ用の第1アクチュエータと、該第1アクチュ
エータに連繋して設けられ、油圧回路中のライン圧の高
低に応じて可動量が変化し、ライン圧が高いほど大きく
可動して第1アクチュエータの可動量を小さい範囲に規
制する第2アクチュエータとを備え、上記制御油圧の供
給油路は、ライン圧より制御油圧を生成する減圧調整弁
と、上記第1アクチュエータおよびローシフト弁への制
御油圧の流量を規制するオリフィスとを介して上記ライ
ン圧油路に連通構成してなることを手段としている。
は、エンジン側に連結される主軸と車輪側に連結される
副軸とが平行配置され、これら両軸にプーリ溝幅可変の
主プーリおよび副プーリと、両プーリ間に巻回される駆
動ベルトとを備え、両プーリのサーボ装置に供給される
油圧によりプーリの有効径が変化されて主副軸間の変速
比を無段階に変速制御する無段変速機において、油圧源
より主副プーリの各サーボ装置に通じる油圧回路を有
し、該油圧回路には、油圧源よりのライン圧を変速比と
エンジン回転数との関係で変速比の大きい低速段ほどラ
イン圧を高く、エンジン回転数の高いほどライン圧を低
く調圧する圧力調整弁と、該圧力調整弁からの作動油圧
をスロットル開度とエンジン回転数との関係で主プーリ
側のサーボ装置に給排制御する変速制御弁とを備えると
共に、上記油圧回路のライン圧油路に連通する制御油圧
の供給油路と、この供給油路の制御油圧を排圧制御する
ローシフト弁と、該ローシフト弁を所定の運転領域で排
圧制御させるLレンジ切換用シフトレバーと、上記ロー
シフト弁により制御油圧が排圧された際に可動部材が変
速制御弁の制御部材に係合して変速制御弁を主プーリ側
サーボ装置の作動油圧を排圧する側へ動作させるエンジ
ンブレーキ用の第1アクチュエータと、該第1アクチュ
エータに連繋して設けられ、油圧回路中のライン圧の高
低に応じて可動量が変化し、ライン圧が高いほど大きく
可動して第1アクチュエータの可動量を小さい範囲に規
制する第2アクチュエータとを備え、上記制御油圧の供
給油路は、ライン圧より制御油圧を生成する減圧調整弁
と、上記第1アクチュエータおよびローシフト弁への制
御油圧の流量を規制するオリフィスとを介して上記ライ
ン圧油路に連通構成してなることを手段としている。
【0007】
【作用】このような手段を採用した本発明では、無段変
速機は基本的に変速制御弁の動作に応じて変速制御され
る。そして車両の走行中、シフトレバーをLレンジへ切
換動作すると、これに連動してローシフト弁がエンジン
ブレーキ用の第1アクチュエータに通じる供給油路の制
御油圧を排圧することで、第1アクチュエータの可動部
材が変速制御弁の制御部材と係合して変速制御弁をスロ
ットル開度と無関係に主プーリ側サーボ装置の作動油圧
を排圧させる側へ動作し、それにより無段変速機を強制
的にダウンシフト制御する。
速機は基本的に変速制御弁の動作に応じて変速制御され
る。そして車両の走行中、シフトレバーをLレンジへ切
換動作すると、これに連動してローシフト弁がエンジン
ブレーキ用の第1アクチュエータに通じる供給油路の制
御油圧を排圧することで、第1アクチュエータの可動部
材が変速制御弁の制御部材と係合して変速制御弁をスロ
ットル開度と無関係に主プーリ側サーボ装置の作動油圧
を排圧させる側へ動作し、それにより無段変速機を強制
的にダウンシフト制御する。
【0008】この場合、エンジンブレーキ用の第1アク
チュエータの作動量は、第2アクチュエータの作動量に
応じて規制されるのであり、ライン圧が高いほど第2ア
クチュエータが大きく可動して第1アクチュエータの作
動量を小さい範囲に規制する。
チュエータの作動量は、第2アクチュエータの作動量に
応じて規制されるのであり、ライン圧が高いほど第2ア
クチュエータが大きく可動して第1アクチュエータの作
動量を小さい範囲に規制する。
【0009】この結果、同一変速段で比較した場合、低
車速ではエンジン回転数も低く圧力調整弁により調圧さ
れるライン圧が高いことから、第1アクチュエータの作
動量は小さい範囲に規制され、無段変速機のダウンシフ
ト制御量もそれに応じて小さくなるのに対し、高車速で
はエンジン回転数も高く圧力調整弁で調圧されるライン
圧が低いことから、エンジンブレーキ用の第1アクチュ
エータの作動量は増大し、無段変速機のダウンシフト制
御量もそれに応じて大きくなる。
車速ではエンジン回転数も低く圧力調整弁により調圧さ
れるライン圧が高いことから、第1アクチュエータの作
動量は小さい範囲に規制され、無段変速機のダウンシフ
ト制御量もそれに応じて小さくなるのに対し、高車速で
はエンジン回転数も高く圧力調整弁で調圧されるライン
圧が低いことから、エンジンブレーキ用の第1アクチュ
エータの作動量は増大し、無段変速機のダウンシフト制
御量もそれに応じて大きくなる。
【0010】従って、低車速でのエンジンブレーキ作用
の効き過ぎが防止され、高車速では充分なエンジンブレ
ーキ作用が得られるのであり、低車速から高車速にわた
る全域で最適なエンジンブレーキ作用が得られる。
の効き過ぎが防止され、高車速では充分なエンジンブレ
ーキ作用が得られるのであり、低車速から高車速にわた
る全域で最適なエンジンブレーキ作用が得られる。
【0011】ここで上記制御油圧の供給油路は、ライン
圧より制御油圧を生成する減圧調整弁と、上記第1アク
チュエータおよびローシフト弁への制御油圧の流量を規
制するオリフィスとを介して油圧回路のライン圧油路に
連通構成されているため、シフトレバーがLレンジへ切
換動作されてローシフト弁が制御油圧を排圧している状
態でも、油圧回路に圧力低下や流量不足が生じる虞れが
ない。
圧より制御油圧を生成する減圧調整弁と、上記第1アク
チュエータおよびローシフト弁への制御油圧の流量を規
制するオリフィスとを介して油圧回路のライン圧油路に
連通構成されているため、シフトレバーがLレンジへ切
換動作されてローシフト弁が制御油圧を排圧している状
態でも、油圧回路に圧力低下や流量不足が生じる虞れが
ない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を具
体的に説明する。まず図1において本発明が適用される
無段変速機の一例として、電磁粉式クラッチ付無段変速
機について説明すると、符号1は電磁粉式クラッチ、2
は無段変速機であり、無段変速機2は大別すると前,後
進の切換部3、プーリ比変換部4、終減速部5及び油圧
制御部6から構成されている。
体的に説明する。まず図1において本発明が適用される
無段変速機の一例として、電磁粉式クラッチ付無段変速
機について説明すると、符号1は電磁粉式クラッチ、2
は無段変速機であり、無段変速機2は大別すると前,後
進の切換部3、プーリ比変換部4、終減速部5及び油圧
制御部6から構成されている。
【0013】電磁粉式クラッチ1は、エンジンからのク
ランク軸7にコイル8を内蔵したドライブメンバ9が一
体結合し、これに対し変速機入力軸10にドリブンメン
バ11が回転方向に一体的にスプライン結合しており、
これらのドライブメンバ9及びドリブンメンバ11がギ
ャップ12を介して遊嵌して、このギャップ12にパウ
ダ室13から電磁粉を集積するようになっている。また
ドライブメンバ9にはホルダ14を介してスリップリン
グ15が設置され、スリップリング15に給電用のブラ
シ16が摺接してコイル8にクラッチ電流を流すように
してある。
ランク軸7にコイル8を内蔵したドライブメンバ9が一
体結合し、これに対し変速機入力軸10にドリブンメン
バ11が回転方向に一体的にスプライン結合しており、
これらのドライブメンバ9及びドリブンメンバ11がギ
ャップ12を介して遊嵌して、このギャップ12にパウ
ダ室13から電磁粉を集積するようになっている。また
ドライブメンバ9にはホルダ14を介してスリップリン
グ15が設置され、スリップリング15に給電用のブラ
シ16が摺接してコイル8にクラッチ電流を流すように
してある。
【0014】こうしてコイル8にクラッチ電流を流す
と、ドライブメンバ9及びドリブンメンバ11の間に生
じる磁力線により両者間のギャップ12に電磁粉が鎖状
に結合して集積し、これによる結合力でドライブメンバ
9に対しドリブンメンバ11が滑りながら一体結合して
接続した状態になる。
と、ドライブメンバ9及びドリブンメンバ11の間に生
じる磁力線により両者間のギャップ12に電磁粉が鎖状
に結合して集積し、これによる結合力でドライブメンバ
9に対しドリブンメンバ11が滑りながら一体結合して
接続した状態になる。
【0015】一方、クラッチ電流をカットすると、電磁
粉によるドライブメンバ9とドリブンメンバ11との結
合力が消失してクラッチ切断状態になる。そしてこの場
合のクラッチ電流の供給及びカットを、無段変速機2の
切換部3をシフトレバー等で操作する際に連動して行う
ようにすれば、P(パーキング)又はN(ニュートラ
ル)レンジからD(ドライブ)又はR(リバース)レン
ジへの切換時に自動的にクラッチ1が接断してクラッチ
ペダル操作は不要になる。
粉によるドライブメンバ9とドリブンメンバ11との結
合力が消失してクラッチ切断状態になる。そしてこの場
合のクラッチ電流の供給及びカットを、無段変速機2の
切換部3をシフトレバー等で操作する際に連動して行う
ようにすれば、P(パーキング)又はN(ニュートラ
ル)レンジからD(ドライブ)又はR(リバース)レン
ジへの切換時に自動的にクラッチ1が接断してクラッチ
ペダル操作は不要になる。
【0016】次いで無段変速機2において、切換部3は
上記クラッチ1からの入力軸10とこれに同軸上に配置
された主軸17との間に設けられるもので、入力軸10
に一体結合する後進用ドライブギヤ18と主軸17に回
転自在に嵌合する後進用ドリブンギヤ19とがカウンタ
ギヤ20及びアイドラギヤ21を介して噛合い構成さ
れ、更にこれらの主軸17とギヤ18,19の間に切換
クラッチ22が設けられる。そして、P又はNレンジの
中立位置から切換クラッチ22をギヤ18側に係合する
と、入力軸10に主軸17が直結してD又はLレンジの
前進状態となり、切換クラッチ22をギヤ19側に係合
すると、入力軸10の動力がギヤ18ないしギヤ21に
より減速逆転してRレンジの後進状態となる。
上記クラッチ1からの入力軸10とこれに同軸上に配置
された主軸17との間に設けられるもので、入力軸10
に一体結合する後進用ドライブギヤ18と主軸17に回
転自在に嵌合する後進用ドリブンギヤ19とがカウンタ
ギヤ20及びアイドラギヤ21を介して噛合い構成さ
れ、更にこれらの主軸17とギヤ18,19の間に切換
クラッチ22が設けられる。そして、P又はNレンジの
中立位置から切換クラッチ22をギヤ18側に係合する
と、入力軸10に主軸17が直結してD又はLレンジの
前進状態となり、切換クラッチ22をギヤ19側に係合
すると、入力軸10の動力がギヤ18ないしギヤ21に
より減速逆転してRレンジの後進状態となる。
【0017】プーリ比変換部4は、上記主軸17に対し
副軸23が平行配置され、これらの両軸17,23にそ
れぞれ主プーリ24、副プーリ25が設けられ、且つ主
プーリ24と副プーリ25との間にエンドレスの駆動ベ
ルト26が巻き掛けてある。
副軸23が平行配置され、これらの両軸17,23にそ
れぞれ主プーリ24、副プーリ25が設けられ、且つ主
プーリ24と副プーリ25との間にエンドレスの駆動ベ
ルト26が巻き掛けてある。
【0018】主プーリ24および副プーリ25は、いず
れも2分割に構成され、可動側プーリ半体24a,25
aには油圧サーボ装置27,28が付設されてプーリ溝
幅を可変にしてある。そしてこの場合に主プーリ24は
固定側プーリ半体24bに対して可動側プーリ半体24
aを近づけてプーリ溝幅を順次狭くさせ、副プーリ25
は逆に固定側プーリ半体25bに対し可動側プーリ半体
25aを遠ざけてプーリ溝幅を順次広げ、これにより主
プーリ24および副プーリ25に対する駆動ベルト26
の巻付け径の比を変化して無段変速した動力を副軸23
に取出すようになっている。
れも2分割に構成され、可動側プーリ半体24a,25
aには油圧サーボ装置27,28が付設されてプーリ溝
幅を可変にしてある。そしてこの場合に主プーリ24は
固定側プーリ半体24bに対して可動側プーリ半体24
aを近づけてプーリ溝幅を順次狭くさせ、副プーリ25
は逆に固定側プーリ半体25bに対し可動側プーリ半体
25aを遠ざけてプーリ溝幅を順次広げ、これにより主
プーリ24および副プーリ25に対する駆動ベルト26
の巻付け径の比を変化して無段変速した動力を副軸23
に取出すようになっている。
【0019】終減速部5は上記副軸23に中間減速ギヤ
29を介して連結される出力軸30の出力ギヤ31が大
径のファイナルギヤ32に噛合い、このファイナルギヤ
32から差動機構33を介して左右の駆動輪の車軸3
4,35に伝動構成される。
29を介して連結される出力軸30の出力ギヤ31が大
径のファイナルギヤ32に噛合い、このファイナルギヤ
32から差動機構33を介して左右の駆動輪の車軸3
4,35に伝動構成される。
【0020】更に油圧制御部6は、主プーリ24側に、
その主軸17及び入力軸10の内部を貫通してエンジン
クランク軸7に直結するポンプ駆動軸36でエンジン運
転中常に油圧を生じるように油圧源としてのオイルポン
プ37が設けられる。そしてこのポンプ油圧が油圧制御
回路38で変速比(プーリ比)、アクセルの踏込みに応
じたスロットル開度及びエンジン回転数に応じた主プー
リ24の回転数等により制御されてライン圧の油路3
9,40を介し主プーリ24及び副プーリ25側の各油
圧サーボ装置27,28に供給され、プーリ比変換部4
の無段変速制御を行うように構成される。
その主軸17及び入力軸10の内部を貫通してエンジン
クランク軸7に直結するポンプ駆動軸36でエンジン運
転中常に油圧を生じるように油圧源としてのオイルポン
プ37が設けられる。そしてこのポンプ油圧が油圧制御
回路38で変速比(プーリ比)、アクセルの踏込みに応
じたスロットル開度及びエンジン回転数に応じた主プー
リ24の回転数等により制御されてライン圧の油路3
9,40を介し主プーリ24及び副プーリ25側の各油
圧サーボ装置27,28に供給され、プーリ比変換部4
の無段変速制御を行うように構成される。
【0021】図2において油圧制御部6の変速制御系に
ついて説明すると、主プーリ24側の油圧サーボ装置2
7においてその可動側プーリ半体24aがピストンを兼
ねてシリンダ27aに嵌合し、サーボ室27bに供給さ
れる作動油圧(調圧されたライン圧)で動作するように
され、副プーリ25側の油圧サーボ装置28においても
可動側プーリ半体25aがシリンダ28aに嵌合し、サ
ーボ室28bに供給される調圧されたライン圧で動作す
るようにされ、この場合に、プーリ半体24aの方がプ
ーリ半体25aに比べてライン圧の受圧面積が大きくな
っている。そして副プーリサーボ室28bに接続するラ
イン圧の油路40がオイルポンプ37、フィルタ41を
介して油溜42に連通し、このライン圧の油路40のオ
イルポンプ吐出側から分岐して主プーリサーボ室27b
に連通するライン圧の油路39に圧力調整弁43及び変
速制御弁44が設けられている。
ついて説明すると、主プーリ24側の油圧サーボ装置2
7においてその可動側プーリ半体24aがピストンを兼
ねてシリンダ27aに嵌合し、サーボ室27bに供給さ
れる作動油圧(調圧されたライン圧)で動作するように
され、副プーリ25側の油圧サーボ装置28においても
可動側プーリ半体25aがシリンダ28aに嵌合し、サ
ーボ室28bに供給される調圧されたライン圧で動作す
るようにされ、この場合に、プーリ半体24aの方がプ
ーリ半体25aに比べてライン圧の受圧面積が大きくな
っている。そして副プーリサーボ室28bに接続するラ
イン圧の油路40がオイルポンプ37、フィルタ41を
介して油溜42に連通し、このライン圧の油路40のオ
イルポンプ吐出側から分岐して主プーリサーボ室27b
に連通するライン圧の油路39に圧力調整弁43及び変
速制御弁44が設けられている。
【0022】上記変速制御弁44は、弁本体45、スプ
ール46、スプール46の一方に付勢されるスプリング
47及びスプリング力を変化する制御部材48から成
り、スプール46のスプリング47と反対側のポート4
5aに、主プーリ24側に設けられてその回転数(エン
ジン回転数)を検出する回転センサ49からのピトー圧
が油路50を介して導かれ、制御部材48にはスロット
ル開度に応じて回動するスロットルカム51が当接して
ある。
ール46、スプール46の一方に付勢されるスプリング
47及びスプリング力を変化する制御部材48から成
り、スプール46のスプリング47と反対側のポート4
5aに、主プーリ24側に設けられてその回転数(エン
ジン回転数)を検出する回転センサ49からのピトー圧
が油路50を介して導かれ、制御部材48にはスロット
ル開度に応じて回動するスロットルカム51が当接して
ある。
【0023】また、弁本体45のポート45bはスプー
ル46のランド46a,46bによりライン圧供給用の
ポート45cとドレンポート45dの一方に選択的に連
通するようになっており、ポート45bがライン圧の油
路である油路39aによりサーボ室27bに連通し、ポ
ート45cがライン圧の油路である油路39bにより圧
力調整弁43側に連通し、ドレンポート45dがドレン
側の油路52aにより油溜42側に連通する。
ル46のランド46a,46bによりライン圧供給用の
ポート45cとドレンポート45dの一方に選択的に連
通するようになっており、ポート45bがライン圧の油
路である油路39aによりサーボ室27bに連通し、ポ
ート45cがライン圧の油路である油路39bにより圧
力調整弁43側に連通し、ドレンポート45dがドレン
側の油路52aにより油溜42側に連通する。
【0024】これにより、変速制御弁44のスプール4
6においては、ポート45aの主プーリ回転数(エンジ
ン回転数)に応じたピトー圧と、スロットルカム51の
回動に伴うスロットル開度に応じたスプリング力とが対
抗して作用し、これら両者の関係により動作する。即
ち、主プーリ回転数(エンジン回転数)の上昇と共にピ
トー圧が上昇すると、ポート45bとポート45cとが
連通し、主プーリサーボ室27bにライン圧を供給して
プーリ比の小さい高速段側への無段変速を開始し、この
ときスロットル開度に応じたスプリング47の押圧力が
大きい程上記変速開始点を主プーリ回転数(エンジン回
転数)の高い側に移行する。
6においては、ポート45aの主プーリ回転数(エンジ
ン回転数)に応じたピトー圧と、スロットルカム51の
回動に伴うスロットル開度に応じたスプリング力とが対
抗して作用し、これら両者の関係により動作する。即
ち、主プーリ回転数(エンジン回転数)の上昇と共にピ
トー圧が上昇すると、ポート45bとポート45cとが
連通し、主プーリサーボ室27bにライン圧を供給して
プーリ比の小さい高速段側への無段変速を開始し、この
ときスロットル開度に応じたスプリング47の押圧力が
大きい程上記変速開始点を主プーリ回転数(エンジン回
転数)の高い側に移行する。
【0025】上記圧力調整弁43は、弁本体53、スプ
ール54、スプール54の一方に付勢されるスプリング
55から成り、スプール54のスプリング55と反対側
のポート53a,53bにはそれぞれ前記油路50のピ
トー圧、ライン圧の油路である油路39cのライン圧が
導かれ、スプリング55には主プーリ24の可動側プー
リ半体24aに係合して実際の変速比を検出するフィー
ドバックセンサ56がブッシュ57を介して連結され
る。
ール54、スプール54の一方に付勢されるスプリング
55から成り、スプール54のスプリング55と反対側
のポート53a,53bにはそれぞれ前記油路50のピ
トー圧、ライン圧の油路である油路39cのライン圧が
導かれ、スプリング55には主プーリ24の可動側プー
リ半体24aに係合して実際の変速比を検出するフィー
ドバックセンサ56がブッシュ57を介して連結され
る。
【0026】またオイルポンプ37の吐出側におけるラ
イン圧油路39cは、スプール54の位置にかかわらず
常に変速制御弁44に通じるライン圧油路39bに連通
しており、ドレン側の油路52もポート53dに連通し
ている。そして、スプール54はピトー圧とスプリング
55の押圧力により左右に微動しており、スプール54
のランド54a部の切欠により、ライン圧のポート53
cとドレン側油路52との連通が制御されることで、ラ
イン圧を調圧するようになっている。
イン圧油路39cは、スプール54の位置にかかわらず
常に変速制御弁44に通じるライン圧油路39bに連通
しており、ドレン側の油路52もポート53dに連通し
ている。そして、スプール54はピトー圧とスプリング
55の押圧力により左右に微動しており、スプール54
のランド54a部の切欠により、ライン圧のポート53
cとドレン側油路52との連通が制御されることで、ラ
イン圧を調圧するようになっている。
【0027】これにより、圧力調整弁43のスプール5
4にはピトー圧等がライン圧をドレンして低下する方向
に作用し、これに対しフィードバックセンサ56による
変速比に応じたスプリング55の押圧力がライン圧を高
める方向に作用する。そして図3に示すようにプーリ比
が大きく伝達トルクの大きい低速段では、スプリング5
5の力が大きいことからライン圧を高く設定し、プーリ
比の小さい高速段側への変速に伴いライン圧を低下すべ
く制御し、常にベルトスリップを生じないようなプーリ
押付力を保持する。
4にはピトー圧等がライン圧をドレンして低下する方向
に作用し、これに対しフィードバックセンサ56による
変速比に応じたスプリング55の押圧力がライン圧を高
める方向に作用する。そして図3に示すようにプーリ比
が大きく伝達トルクの大きい低速段では、スプリング5
5の力が大きいことからライン圧を高く設定し、プーリ
比の小さい高速段側への変速に伴いライン圧を低下すべ
く制御し、常にベルトスリップを生じないようなプーリ
押付力を保持する。
【0028】ここで、前進変速段として制限なく全域の
変速制御を行うDレンジの他に、低速段に限定した変速
制御を行うLレンジを得るため、ライン圧回路における
オイルポンプ37の吐出側のライン圧油路102にオリ
フィス101、減圧調整弁100を介して連通する制御
油圧の供給油路61が設けられると共に、この供給油路
61にオリフィス62を介して連通するローシフト弁6
3およびエンジンブレーキ用の第1アクチュエータ64
が設けられている。そしてこの第1アクチュエータ64
には、エンジンブレーキの特性を変更させる第2アクチ
ュータ65が付設され、これにはライン圧回路の例えば
ライン圧油路39cから分岐するライン圧油路66が連
通してある。
変速制御を行うDレンジの他に、低速段に限定した変速
制御を行うLレンジを得るため、ライン圧回路における
オイルポンプ37の吐出側のライン圧油路102にオリ
フィス101、減圧調整弁100を介して連通する制御
油圧の供給油路61が設けられると共に、この供給油路
61にオリフィス62を介して連通するローシフト弁6
3およびエンジンブレーキ用の第1アクチュエータ64
が設けられている。そしてこの第1アクチュエータ64
には、エンジンブレーキの特性を変更させる第2アクチ
ュータ65が付設され、これにはライン圧回路の例えば
ライン圧油路39cから分岐するライン圧油路66が連
通してある。
【0029】前記オリフィス101は、第1アクチュエ
ータ64およびローシフト弁63への制御油圧の流量を
必要最小限に規制するためのものであり、また減圧調整
弁100はライン圧油路102のライン圧より低圧の制
御油圧を生成するためのものである。
ータ64およびローシフト弁63への制御油圧の流量を
必要最小限に規制するためのものであり、また減圧調整
弁100はライン圧油路102のライン圧より低圧の制
御油圧を生成するためのものである。
【0030】ローシフト弁63は、弁本体67の内部に
ドレン孔68を有する弁体69が挿入され、この弁体6
9がシフトレバー70の操作に応じて回動するシフトカ
ム71に当接して成り、Lレンジに相当する位置の凹部
71aによりドレン孔68が大気開放された状態では上
記制御油圧が排圧されるようになっている。
ドレン孔68を有する弁体69が挿入され、この弁体6
9がシフトレバー70の操作に応じて回動するシフトカ
ム71に当接して成り、Lレンジに相当する位置の凹部
71aによりドレン孔68が大気開放された状態では上
記制御油圧が排圧されるようになっている。
【0031】エンジンブレーキ用の第1アクチュエータ
64は、シリンダ72内に挿入された可動部材であるピ
ストンロッド73が、常時は上記の制御油圧によりスプ
リング74を圧縮した非作動状態にあり、上記ローシフ
ト弁63のドレン孔68が大気開放されて制御油圧が排
圧された際には、スプリング74の付勢力により可動部
材であるピストンロッド73がスプリング74の伸長方
向へ可動するものであって、この可動時には、変速制御
弁44の制御部材48と一体的なアーム48aに係合し
て、その可動量に応じて前記変速制御弁44に備えるス
プリング47を圧縮付勢するように構成されている。
64は、シリンダ72内に挿入された可動部材であるピ
ストンロッド73が、常時は上記の制御油圧によりスプ
リング74を圧縮した非作動状態にあり、上記ローシフ
ト弁63のドレン孔68が大気開放されて制御油圧が排
圧された際には、スプリング74の付勢力により可動部
材であるピストンロッド73がスプリング74の伸長方
向へ可動するものであって、この可動時には、変速制御
弁44の制御部材48と一体的なアーム48aに係合し
て、その可動量に応じて前記変速制御弁44に備えるス
プリング47を圧縮付勢するように構成されている。
【0032】更に、第2アクチュータ65は、ライン圧
の油路66と連通する本体75の内部に、ライン圧とリ
ターン用スプリング76の押圧力とが対向作用する制御
用ピストンロッド77を摺動自在に嵌挿したものであ
り、この制御用ピストンロッド77は、前記第1アクチ
ュエータ64のピストンロッド73の作動量を規制すべ
くその先端が第1アクチュエータ64のシリンダ72内
に出入り自在となっている。そしてこのように構成され
る第2アクチュータ65は、ライン圧の高低に応じて可
動量が変化するもので、ライン圧が高いほど制御用ピス
トンロッド77が、第1アクチュエータ64のシリンダ
72内に大きく突入してその第1アクチュエータ64の
ピストンロッド73の作動量を小さい範囲に規制するよ
うになっている。
の油路66と連通する本体75の内部に、ライン圧とリ
ターン用スプリング76の押圧力とが対向作用する制御
用ピストンロッド77を摺動自在に嵌挿したものであ
り、この制御用ピストンロッド77は、前記第1アクチ
ュエータ64のピストンロッド73の作動量を規制すべ
くその先端が第1アクチュエータ64のシリンダ72内
に出入り自在となっている。そしてこのように構成され
る第2アクチュータ65は、ライン圧の高低に応じて可
動量が変化するもので、ライン圧が高いほど制御用ピス
トンロッド77が、第1アクチュエータ64のシリンダ
72内に大きく突入してその第1アクチュエータ64の
ピストンロッド73の作動量を小さい範囲に規制するよ
うになっている。
【0033】次に、このように構成された一実施例の作
用を説明する。まず、前進走行時にシフトレバー70を
Dレンジにシフトすると、ローシフト弁63の弁体69
がシフトカム71に押されてドレン孔68が閉じること
から、エンジンブレーキ用の第1アクチュエータ64の
シリンダ72内には、ライン圧油路102からオリフィ
ス101、減圧調整弁100を介して供給される低圧、
小流量の制御油圧が供給油路61を介して供給される。
これにより第1アクチュエータ64のピストンロッド7
3(可動部材)は、シリンダ72の外に最大限に突出し
て変速制御弁44の制御アーム48aと係合しない非作
動状態となる。
用を説明する。まず、前進走行時にシフトレバー70を
Dレンジにシフトすると、ローシフト弁63の弁体69
がシフトカム71に押されてドレン孔68が閉じること
から、エンジンブレーキ用の第1アクチュエータ64の
シリンダ72内には、ライン圧油路102からオリフィ
ス101、減圧調整弁100を介して供給される低圧、
小流量の制御油圧が供給油路61を介して供給される。
これにより第1アクチュエータ64のピストンロッド7
3(可動部材)は、シリンダ72の外に最大限に突出し
て変速制御弁44の制御アーム48aと係合しない非作
動状態となる。
【0034】そこで、圧力調整弁43で調圧されたライ
ン圧が常に副プーリサーボ室28bに導入されると共
に、主プーリ回転数(エンジン回転数)に応じたピトー
圧とスロットル開度に応じたスプリング力との関係で変
速制御弁44により主プーリサーボ室27bに調圧され
たライン圧が給,排油されて主プーリ24と副プーリ2
5のベルト巻付け径を変換する。これにより無段変速機
は図4の曲線L1で示すプーリ比最大の低速段と、曲線
L2で示すプーリ比最小の高速段の間の全域で無段変速
される。
ン圧が常に副プーリサーボ室28bに導入されると共
に、主プーリ回転数(エンジン回転数)に応じたピトー
圧とスロットル開度に応じたスプリング力との関係で変
速制御弁44により主プーリサーボ室27bに調圧され
たライン圧が給,排油されて主プーリ24と副プーリ2
5のベルト巻付け径を変換する。これにより無段変速機
は図4の曲線L1で示すプーリ比最大の低速段と、曲線
L2で示すプーリ比最小の高速段の間の全域で無段変速
される。
【0035】一方、シフトレバー70をLレンジにシフ
トすると、ローシフト弁63はその弁体69の端部がシ
フトカム71の凹部71aに突入してドレン孔68を開
くことで、供給油路61を介してエンジンブレーキ用の
第1アクチュエータ64に供給される制御油圧が排圧さ
れる。そこで第1アクチュエータ64は、スプリング7
4の付勢力によりピストンロッド73が可動して端部が
変速制御弁44の制御部材48と一体的なアーム48a
に係合して可動し、その可動量に応じて制御部材48を
スロットルカム51と無関係にスプリング47の付勢方
向へ押込むようになる。
トすると、ローシフト弁63はその弁体69の端部がシ
フトカム71の凹部71aに突入してドレン孔68を開
くことで、供給油路61を介してエンジンブレーキ用の
第1アクチュエータ64に供給される制御油圧が排圧さ
れる。そこで第1アクチュエータ64は、スプリング7
4の付勢力によりピストンロッド73が可動して端部が
変速制御弁44の制御部材48と一体的なアーム48a
に係合して可動し、その可動量に応じて制御部材48を
スロットルカム51と無関係にスプリング47の付勢方
向へ押込むようになる。
【0036】ここで、図4に示す曲線L3の比較的高い
変速段において車速がV1の低車速では、エンジン回転
数が低いことから、圧力調整弁43で調圧されるライン
圧はそれに応じた高いものとなっている。このため、第
2アクチュータ65の本体75には高いライン圧がライ
ン圧油路66を介して導入され、制御用ピストンロッド
77が第1アクチュエータ64のシリンダ72内に大き
く突入してピストンロッド73の可動量を小さい範囲に
規制する。
変速段において車速がV1の低車速では、エンジン回転
数が低いことから、圧力調整弁43で調圧されるライン
圧はそれに応じた高いものとなっている。このため、第
2アクチュータ65の本体75には高いライン圧がライ
ン圧油路66を介して導入され、制御用ピストンロッド
77が第1アクチュエータ64のシリンダ72内に大き
く突入してピストンロッド73の可動量を小さい範囲に
規制する。
【0037】そこで変速制御弁44では、制御部材48
の押込みストロークが小さいのでスプリング47の力の
増大が少なく、スプール46のランド46bがドレンポ
ート45dを少し開くだけであり、従って主プーリ側サ
ーボ室27bからライン圧が排油されることによる無段
変速機のダウンシフト量も比較的に小さくなり、エンジ
ン回転数はN1からNoに上昇するだけであってこれに
より適度なエンジンブレーキ作用が得られる。
の押込みストロークが小さいのでスプリング47の力の
増大が少なく、スプール46のランド46bがドレンポ
ート45dを少し開くだけであり、従って主プーリ側サ
ーボ室27bからライン圧が排油されることによる無段
変速機のダウンシフト量も比較的に小さくなり、エンジ
ン回転数はN1からNoに上昇するだけであってこれに
より適度なエンジンブレーキ作用が得られる。
【0038】これに対し、図4に示す曲線L2の高い変
速段において車速がV2の高車速では、エンジン回転数
が高いことから、圧力調整弁43により調圧されるライ
ン圧はそれに応じた低いものとなっている。このため第
2アクチュータ65の本体75には低いライン圧がライ
ン圧油路66を介して導入され、制御用ピストンロッド
77が、第1アクチュエータ64のシリンダ72内に突
入する量は小さくなり、第1アクチュータ64のピスト
ンロッド73の可動量はより大きくなる。
速段において車速がV2の高車速では、エンジン回転数
が高いことから、圧力調整弁43により調圧されるライ
ン圧はそれに応じた低いものとなっている。このため第
2アクチュータ65の本体75には低いライン圧がライ
ン圧油路66を介して導入され、制御用ピストンロッド
77が、第1アクチュエータ64のシリンダ72内に突
入する量は小さくなり、第1アクチュータ64のピスト
ンロッド73の可動量はより大きくなる。
【0039】そこで変速制御弁44では、制御部材48
の押込みストロークが大きくなって、スプリング47の
圧力を増大するようになり、スプール46のランド46
bがドレンポート45dを大きく開く。従って、主プー
リサーボ室27bからライン圧が排油されることによる
無段変速機のダウンシフト量もそれに応じて大きくな
り、エンジン回転数はN2からNo′まで上昇すること
より適度なエンジンブレーキ作用が得られる。
の押込みストロークが大きくなって、スプリング47の
圧力を増大するようになり、スプール46のランド46
bがドレンポート45dを大きく開く。従って、主プー
リサーボ室27bからライン圧が排油されることによる
無段変速機のダウンシフト量もそれに応じて大きくな
り、エンジン回転数はN2からNo′まで上昇すること
より適度なエンジンブレーキ作用が得られる。
【0040】なお、エンジンブレーキ用の第1アクチュ
エータ64のスプリング74の力に対して、エンジンブ
レーキ特性変更用の第2アクチュータ65の制御用ピス
トンロッド77に作用するライン圧は充分に高いため、
ピストンロッド73により逆に制御用ピストンロッド7
7が移動してピストンロッド73の位置決め不良を生じ
る恐れはない。
エータ64のスプリング74の力に対して、エンジンブ
レーキ特性変更用の第2アクチュータ65の制御用ピス
トンロッド77に作用するライン圧は充分に高いため、
ピストンロッド73により逆に制御用ピストンロッド7
7が移動してピストンロッド73の位置決め不良を生じ
る恐れはない。
【0041】また前述のように、制御油圧の供給油路6
1は、ライン圧より低圧の制御油圧を生成する減圧調整
弁100と、第1アクチュエータ64およびローシフト
弁63への制御油圧の流量を必要最小限に規制するオリ
フィス101とを介してライン圧回路におけるオイルポ
ンプ37の吐出側のライン圧油路102に連通構成され
ているため、シフトレバー70がLレンジへ切換動作さ
れてローシフト弁63が制御油圧を排圧している状態で
も、油圧回路に圧力低下や流量不足が生じる虞れがな
い。従って、無段変速機の作動はLレンジへの切換時を
含めて常時正常に維持される。
1は、ライン圧より低圧の制御油圧を生成する減圧調整
弁100と、第1アクチュエータ64およびローシフト
弁63への制御油圧の流量を必要最小限に規制するオリ
フィス101とを介してライン圧回路におけるオイルポ
ンプ37の吐出側のライン圧油路102に連通構成され
ているため、シフトレバー70がLレンジへ切換動作さ
れてローシフト弁63が制御油圧を排圧している状態で
も、油圧回路に圧力低下や流量不足が生じる虞れがな
い。従って、無段変速機の作動はLレンジへの切換時を
含めて常時正常に維持される。
【0042】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明によれば、シ
フトレバーをLレンジへ切換動作すると、これに連動し
てローシフト弁がエンジンブレーキ用の第1アクチュエ
ータに供給する制御油圧を排圧し、第1アクチュエータ
の可動部材が、スロットル開度と無関係に変速制御弁の
制御部材と係合して無段変速機を強制的にダウンシフト
制御するように動作する。この場合、上述の第1アクチ
ュエータの作動量が、ライン圧の高低に応じて可動量が
変化する第2アクチュエータによって規制され、ライン
圧が高いほど第2アクチュエータが大きく可動して第1
アクチュエータの可動量を小さい範囲に規制する構成で
あるから、ライン圧の高い低車速ではエンジンブレーキ
作用の効き過ぎが防止され、ライン圧の低い高車速では
充分なエンジンブレーキ作用が得られる結果となって、
低車速から高車速にわたる全域で最適なエンジンブレー
キ作用を得ることができる。
フトレバーをLレンジへ切換動作すると、これに連動し
てローシフト弁がエンジンブレーキ用の第1アクチュエ
ータに供給する制御油圧を排圧し、第1アクチュエータ
の可動部材が、スロットル開度と無関係に変速制御弁の
制御部材と係合して無段変速機を強制的にダウンシフト
制御するように動作する。この場合、上述の第1アクチ
ュエータの作動量が、ライン圧の高低に応じて可動量が
変化する第2アクチュエータによって規制され、ライン
圧が高いほど第2アクチュエータが大きく可動して第1
アクチュエータの可動量を小さい範囲に規制する構成で
あるから、ライン圧の高い低車速ではエンジンブレーキ
作用の効き過ぎが防止され、ライン圧の低い高車速では
充分なエンジンブレーキ作用が得られる結果となって、
低車速から高車速にわたる全域で最適なエンジンブレー
キ作用を得ることができる。
【0043】ここで、上記制御油圧の供給油路は、ライ
ン圧より制御油圧を生成する減圧調整弁と、第1アクチ
ュエータおよびローシフト弁への制御油圧の流量を規制
するオリフィスとを介して油圧回路のライン圧油路に連
通構成されているため、シフトレバーがLレンジへ切換
動作されてローシフト弁が制御油圧を排圧している状態
でも、油圧回路に圧力低下や流量不足が生じる虞れがな
い。従って、無段変速機の作動をLレンジへの切換時を
含めて常時正常に維持することができる。
ン圧より制御油圧を生成する減圧調整弁と、第1アクチ
ュエータおよびローシフト弁への制御油圧の流量を規制
するオリフィスとを介して油圧回路のライン圧油路に連
通構成されているため、シフトレバーがLレンジへ切換
動作されてローシフト弁が制御油圧を排圧している状態
でも、油圧回路に圧力低下や流量不足が生じる虞れがな
い。従って、無段変速機の作動をLレンジへの切換時を
含めて常時正常に維持することができる。
【図1】本発明が適用される無段変速機の一例を示すス
ケルトン図である。
ケルトン図である。
【図2】本発明の一実施例を示す油圧回路図である。
【図3】一実施例におけるライン圧特性線図である。
【図4】一実施例におけるエンジンブレーキ特性線図で
ある。
ある。
【図5】従来例による場合のエンジンブレーキ特性線図
である。
である。
1 電磁粉式クラッチ 2 無段変速機 3 前,後進の切換部 4 プーリ比変換部 5 終減速部 6 油圧制御部 24 主プーリ 25 副プーリ 39,39a,39b,39c,40,66 102
ライン圧の油路 43 圧力調整弁 44 変速制御弁 48 制御部材 61 供給油路 63 ローシフト弁 64 第1アクチュエータ 65 第2アクチュータ 100 減圧調整弁 101 オリフィス
ライン圧の油路 43 圧力調整弁 44 変速制御弁 48 制御部材 61 供給油路 63 ローシフト弁 64 第1アクチュエータ 65 第2アクチュータ 100 減圧調整弁 101 オリフィス
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン側に連結される主軸と車輪側に
連結される副軸とが平行配置され、これら両軸にプーリ
溝幅可変の主プーリおよび副プーリと、両プーリ間に巻
回される駆動ベルトとを備え、両プーリのサーボ装置に
供給される油圧によりプーリの有効径が変化されて主副
軸間の変速比を無段階に変速制御する無段変速機におい
て、 油圧源より主副プーリの各サーボ装置に通じる油圧回路
を有し、該油圧回路には、油圧源よりのライン圧を変速
比とエンジン回転数との関係で変速比の大きい低速段ほ
どライン圧を高く、エンジン回転数の高いほどライン圧
を低く調圧する圧力調整弁と、該圧力調整弁からの作動
油圧をスロットル開度とエンジン回転数との関係で主プ
ーリ側のサーボ装置に給排制御する変速制御弁とを備え
ると共に、 上記油圧回路のライン圧油路に連通する制御油圧の供給
油路と、この供給油路の制御油圧を排圧制御するローシ
フト弁と、該ローシフト弁を所定の運転領域で排圧制御
させるLレンジ切換用シフトレバーと、上記ローシフト
弁により制御油圧が排圧された際に可動部材が変速制御
弁の制御部材に係合して変速制御弁を主プーリ側サーボ
装置の作動油圧を排圧する側へ動作させるエンジンブレ
ーキ用の第1アクチュエータと、該第1アクチュエータ
に連繋して設けられ、油圧回路中のライン圧の高低に応
じて可動量が変化し、ライン圧が高いほど大きく可動し
て第1アクチュエータの可動量を小さい範囲に規制する
第2アクチュエータとを設け、 上記制御油圧の供給油路は、ライン圧より制御油圧を生
成する減圧調整弁と、上記第1アクチュエータおよびロ
ーシフト弁への制御油圧の流量を規制するオリフィスと
を介して上記ライン圧油路に連通構成してなることを特
徴とする無段変速機の変速制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34968292A JPH0758109B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 無段変速機の変速制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34968292A JPH0758109B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 無段変速機の変速制御装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24282983A Division JPS60132162A (ja) | 1983-12-21 | 1983-12-21 | 無段変速機の変速制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05280633A JPH05280633A (ja) | 1993-10-26 |
| JPH0758109B2 true JPH0758109B2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=18405392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34968292A Expired - Lifetime JPH0758109B2 (ja) | 1992-12-02 | 1992-12-02 | 無段変速機の変速制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0758109B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5732324B2 (ja) * | 2011-06-15 | 2015-06-10 | ヤンマー株式会社 | ベルト式無段変速機 |
| KR101572248B1 (ko) | 2011-06-15 | 2015-11-26 | 얀마 가부시키가이샤 | 벨트식 무단 변속기 |
-
1992
- 1992-12-02 JP JP34968292A patent/JPH0758109B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05280633A (ja) | 1993-10-26 |
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