JPH0761064B2 - ディジタル端局受信装置 - Google Patents

ディジタル端局受信装置

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JPH0761064B2
JPH0761064B2 JP63241968A JP24196888A JPH0761064B2 JP H0761064 B2 JPH0761064 B2 JP H0761064B2 JP 63241968 A JP63241968 A JP 63241968A JP 24196888 A JP24196888 A JP 24196888A JP H0761064 B2 JPH0761064 B2 JP H0761064B2
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timing
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勇 ▲高▼野
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、PCM伝送系におけるディジタル端局装置に関
し、特に、Gb/s程度の高速で情報を伝送するディジタル
端局受信装置におけるタイミング抽出回路の実現性の向
上に関する。
(従来の技術) 光伝送技術の進歩にともない、大容量/長距離伝送シス
テムの可能性として長波長帯の光デバイス/単一モード
ファイバを用いた超高速光伝送技術の検討が進められ、
特に画像、データ、音声の多種多様なサービスを行う広
帯域情報通信ネットワークの実現の為には光伝送装置の
高速化、安定実用化が期待されつつある。このような広
帯域情報通信ネットワークにおける基幹伝送系の伝送容
量は、例えば時分割多重伝送系においては数ギガビット
/秒にも達し、その光送受信装置にも広帯域/高速化が
要求される。
通常、ディジタル端局装置には再生中継装置と同様の機
能を有する送/受信伝送装置が備えられている(このよ
うな送/受信伝送装置については、例えば“F−400M方
式端局中継装置の設計と特性”研究実用化報告第32巻第
3号(1983)P−23に記述がある)。
第2図に従来のディジタル端局受信装置の代表的な構成
を示す。ここでは、直/並列変換機能として1:2変換を
例として示す。伝送系から受信された受信信号は受信装
置201において、通常の中間再生中継装置と同様にクロ
ック信号の抽出と、そのクロック信号を用いて受信信号
の識別再生を行う。受信装置201で識別再生されたデー
タおよび抽出されたクロック信号は、直/並列変換部20
2(“多重分離変換”とも言う)に入力される。直/並
列変換部202では、受信装置201から入力されたクロック
信号を、1/2分周回路2023において1:2直/並列変換を行
うために必要な1/2周期でかつ位相が180°ずれた2相の
クロック信号に変換する。さらにこの2相のクロック信
号は、直/並列変換をおこなうラッチ回路2021,2022に
各々供給される。一方、受信装置201の識別回路2011で
識別再生された受信信号は、直/並列変換部202のラッ
チ回路2021,2022に2分岐されて入力され、1/2分周回路
2023から供給されたクロック信号により、送信側で時分
割多重された直列2CH信号のうち、1CHをラッチして各々
の出力端子に出力する。
受信装置201には、等化した波形に対して正しい識別を
行わせるためにアイの中央の時点を与える役目を持つタ
イミング回路2012が備えられ、一般にPCM伝送系の場
合、伝送された符号系列自体の中からタイミング成分を
抽出するタイミング抽出回路が用いられる。
第3図は従来のタイミング抽出回路の構成を示すブロッ
ク図である。入力信号の符号形式はNRZ符号であると仮
定する。NRZ符号やバイポーラ符号等はその信号自体タ
イミング成分を保有しないから、一般的に非線形タイミ
ング抽出法によりタイミング信号を抽出しクロック信号
を生成する。
第3図において、入力端子1に入力されたNRZ信号につ
いて微分回路301で符号変化点検出が行われ、微分回路3
01の出力信号について両波整流回路302で両波整流が施
されて基本周波数であるfo成分が抽出される。両波整流
回路302の出力信号はされに共振回路(タイミングタン
ク)に印加され、fo正弦波成分(クロック信号)が抽出
される。共振回路としては、タイミング偏差が重要な特
性として重視されるから、温度特性、経年変化、離調等
を考慮して比帯域Qを800程度に設計した弾性表面波フ
ィルタ(SAW)303が用いられる(SAWフィルタについて
は“表面波デバイスとその応用”、日刊工業新聞社、に
詳しい記述がある)。一方、入力信号の符号形式がRZの
場合、信号自体にクロック成分を有するから、図に破線
で示すように、端子9に受けたRZ信号を直接に弾性表面
波フィルタ303に印加して正弦波クロック信号を抽出す
る。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このような従来例のディジタル端局受信装置で
は受信装置において、高いQを有するSAWフィルタを用
いデータ伝送速度に同期した周波数foで抽出したクロッ
ク信号を、直/並列変換部において1/Nに分周する信号
処理を行うから、クロック信号の特性が劣化していた。
また、受信装置におけるタイミング抽出回路、すなわち
タイミングタンクとして弾性表面波フィルタを用い、GH
z領域のfo成分のクロック信号を直接に生成する形式で
は、弾性表面波フィルタの微細加工上の問題から使用で
きる周波数領域に限界があるし、プロセス上の歩留まり
が低いという問題があり、これを用いたPCM信号受信機
については十分な生産性が得られない。
すなわち、弾性表面波フィルタにおいて励振される表面
波の基本周波数fは、材料の表面波伝搬速度Vと電極ピ
ッチLによって決りf=V/Lとなる。従って、励振周波
数がCHz領域の場合、一般的に表面波伝搬速度が3×103
(m/s)であることから、電極幅が1μm以下のものを
作成しなければならない。具体例として、4Gbps光再生
中継器に用いた弾性表面波フィルタの電極幅は、材料と
して、水晶基盤を用いて0.2μm、電極長として400μm
である(“4Gbps光再生中継器の試作”電子情報通信学
会、昭和62年総合全国大会予稿集)。このような高精度
の雷極幅となる弾性表面波フィルタの製作は、ホトエッ
チングやレーザ加工等の加工技術に限界があるから困難
であり、ひいてはGbps領域におけるPCM信号受信器のタ
イミング抽出回路が実現できない。このように従来のデ
ィジタル端局受信装置では、タイミング抽出回路の実現
が高周波領域において困難であり、解決すべき課題とし
て残されていた。
(課題を解決するための手段) 上述の課題を解決するために本発明が提供する手段は、
受信信号を識別再生しその信号をさらに直/並列変換す
るディジタル端局受信装置であって、入力される前記受
信信号から基本タイミング成分を抽出する第1のタイミ
ング抽出フィルタと、前記第1のタイミング抽出フィル
タの出力信号を1/N(Nは2以上の整数)に分周する分
周回路と、前記分周回路の出力信号から安定な1/N周波
数のタイミング信号を抽出する第2のタイミング抽出フ
ィルタと、前記第2のタイミング抽出フィルタで抽出さ
れた1/N周波数のタイミング信号からN相でかつ1/N周波
数のクロック信号を生成し分配するクロック分配回路
と、前記1/N周波数のクロック信号で前記受信信号の前
記識別再生及び前記直/並列変換を同時に行う直/並列
変換回路とから成ることを特徴とする。
(作用) 本発明では、入力信号から粗いタイミング成分を抽出
し、その粗いタイミング成分を1/Nの周波数領域に分周
した後、高安定なタイミングタンクでクロック信号を生
成し、そのクロック信号を直/並列変換部に供給し、さ
らに受信装置に置ける識別回路を省略して直/並列変換
部のラッチ回路で兼用する構成をとることにより、GHz
領域におけるタイミング抽出回路の実現性を向上、クロ
ック信号の特性劣化の回避、装置規模の縮小を実現する
ことができる。
(実施例) 本発明の実施例について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例であるディジタル端局受信装
置の構成を示すブロック図である。なお以下の説明にお
いては受信信号の符号形式としてRZ(リターン・トゥ・
ゼロ)符号を仮定する。
入力端100に入力されたRZ受信信号は、増幅器101で充分
に増幅されたのちラッチ回路2021,2022と第1のタイミ
ング抽出フィルタ102に印加される。この第1のタイミ
ング抽出フィルタ102では、入力されたRZ受信信号から
その周波数foに同期したクロック信号を粗い精度で抽出
する。したがって用いるタイミングタンクとしては、タ
イミングジッタ量として影響のない程度のクロック信号
を抽出できる比帯域Qを有するフィルタでよい(およそ
500以下)。第1のタイミング抽出フィルタ102で抽出さ
れた粗いfo成分のクロック信号は1/N分周回路103におい
て任意の分周比でカウントダウンされる。この分周回路
103の分周比には、時分割多重度Nに合わせた比率を用
いる。1/N分周回路103で1/Nに分周されたクロック信号f
o/Nは、第2のタイミング抽出フィルタ104に入力され
る。この第2のタイミング抽出フィルタ104において
は、中心周波数をfo/Nに設定し、タイミング偏差、離調
などを考慮して高い比帯域Qに設定する必要がある。特
に経年変化、温度特性等を考慮するとタイミングタンク
としては弾性表面波フィルタ(SAWフィルタ)を用いる
ことが望ましい。
いま第1図において、基本タイミング成分の周波数fo
4GHz、分周比を8とすると、fo/Nは500MHzとなる。第2
のタイミング抽出フィルタ104を水晶を材料とした弾性
表面波フィルタとすると、弾性表面波波長は約6.3μm
である。すだれ状電極のストリップ幅とギャップを等し
く選ぶと、ストリップ幅は約1.6μmであり、このよう
な電極パターンは通常のフォトエンチング技術で容易に
作成できる。
第2のタイミング抽出フィルタ104で抽出された安定な
特性を持つfo/Nのクロック信号は、クロック分配回路10
5に供給される。このクロック分配回路105では入力され
た信号から、直/並列変換数即ちN個の各々の位相がT/
N(T:1周期の時間)ずれたクロック信号を生成し、各々
ラッチ回路2021,2022に供給する。ラッチ回路2021,2022
は、各々入力された受信信号をこのクロック信号により
ラッチし出力する。したがって、この段階で受信信号の
識別処理と、直/並列変換処理が同時に満足されたこと
になる。
第1図実施例のように、本発明では、タイミング抽出を
行うために必要な高Qの弾性表面波フィルタを、1/N分
周比の領域で用いているから、高速PCM信号伝送系のタ
イミング抽出回路の実現性が向上するとともに、安定な
クロック信号を直/並列変換回路に対して供給すること
ができる。
これまでの説明においては、受信信号の符号形式がRZの
場合について述べてきたが、NRZの場合にも本発明は有
効であり、第3図に示した従来例のごとく微分回路30
1、両波整流回路302の非線形手段を経たのち、第1図の
入力端9に接続することにより同様の機能が得られる。
(発明の効果) 以上に実施例を挙げて詳しく説明したように本発明によ
るディジタル端局受信装置を用いれば、高速PCM信号伝
送系におけるタイミング抽出回路の実現性、直/並列変
換機能の安定化、装置構成の簡易化等を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図、第
2図は従来のディジタル端局受信装置の構成を示すブロ
ック図、第3図は第2図の装置におけるタイミング抽出
回路の詳細を示すブロック図である。 100,1,9…入力端、4…出力端、301…微分回路、302…
両波整流回路、303…弾性表面波フィルタ、102…第1の
タイミング抽出フィルタ、103…1/N分周回路、104…第
2のタイミング抽出フィルタ、105…クロック分配回
路、101…増幅回路、201…受信装置、202…直/並列変
換回路、2011…識別回路、2012…タイミング抽出回路、
2021,2022…ラッチ回路、2023…1/2分周回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号を識別再生しその信号をさらに直
    /並列交換するディジタル端局受信装置において、入力
    される前記受信信号から基本タイミング成分を抽出する
    第1のタイミング抽出フィルタと、前記第1のタイミン
    グ抽出フィルタの出力信号を1/N(Nは2以上の整数)
    に分周する分周回路と、前記分周回路の出力信号から安
    定な1/N周波数のタイミング信号を抽出する第2のタイ
    ミング抽出フィルタと、前記第2のタイミング抽出フィ
    ルタで抽出された1/N周波数のタイミング信号からN相
    の1/N周波数のクロック信号を生成し分配するクロック
    分配回路と、前記1/N周波数のクロック信号で前記受信
    信号の前記識別再生及び前記直/並列変換を同時に行う
    直/並列変換回路とから成ることを特徴とするディジタ
    ル端局受信装置。
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