JPH0761266A - 車両用パワーシートのマルチ駆動装置 - Google Patents
車両用パワーシートのマルチ駆動装置Info
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- JPH0761266A JPH0761266A JP5230843A JP23084393A JPH0761266A JP H0761266 A JPH0761266 A JP H0761266A JP 5230843 A JP5230843 A JP 5230843A JP 23084393 A JP23084393 A JP 23084393A JP H0761266 A JPH0761266 A JP H0761266A
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- screw shaft
- clutch
- nut member
- actuating screw
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D27/00—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor
- F16D27/10—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings
- F16D27/118—Magnetically- or electrically- actuated clutches; Control or electric circuits therefor with an electromagnet not rotating with a clutching member, i.e. without collecting rings with interengaging jaws or gear teeth
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/0224—Non-manual adjustments, e.g. with electrical operation
- B60N2/02246—Electric motors therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両用パワーシートのマルチ駆動装置をシー
トの下部に配設するにあたり、駆動装置の取付けスペー
スが車両中央側と車両ドア側で異なる場合であつても、
スペースに対応した各部材の配置構成として、無理なく
駆動装置を配設する。 【構成】 電動モータ3のモータ軸の左側(車両中央
側)の広いスペースを確保できない側において、第一断
続クラツチ28が設けられた第一作動螺軸7にクラツチ
体のない第一ナツト部材9を螺装して、シートの前後移
動調整を行う一方、右側(ドア側)において、第二作動
螺軸8に第二断続クラツチ32が内装された第二ナツト
部材12、13を螺装して、シートの前後高さ調節を行
う。
トの下部に配設するにあたり、駆動装置の取付けスペー
スが車両中央側と車両ドア側で異なる場合であつても、
スペースに対応した各部材の配置構成として、無理なく
駆動装置を配設する。 【構成】 電動モータ3のモータ軸の左側(車両中央
側)の広いスペースを確保できない側において、第一断
続クラツチ28が設けられた第一作動螺軸7にクラツチ
体のない第一ナツト部材9を螺装して、シートの前後移
動調整を行う一方、右側(ドア側)において、第二作動
螺軸8に第二断続クラツチ32が内装された第二ナツト
部材12、13を螺装して、シートの前後高さ調節を行
う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自家用車、バス、トラ
ツク等の車両用パワーシートのマルチ駆動装置に関する
ものである。
ツク等の車両用パワーシートのマルチ駆動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種車両のなかには、例えばシート(座席)のよう
に、前後移動、座部前後半部の上下動等、搭乗者の体格
にあわせて各作動部を択一的に調整できるようにしたも
のがある。そしてこの場合に、各作動部をそれぞれ独立
した電動モータを用いて作動させるものでは部品点数が
多くなると共に、シート自体が大型化してしまうという
問題が有る。
この種車両のなかには、例えばシート(座席)のよう
に、前後移動、座部前後半部の上下動等、搭乗者の体格
にあわせて各作動部を択一的に調整できるようにしたも
のがある。そしてこの場合に、各作動部をそれぞれ独立
した電動モータを用いて作動させるものでは部品点数が
多くなると共に、シート自体が大型化してしまうという
問題が有る。
【0003】そこで、単一の電動モータを用いてこれら
複数の作動を各対応するスイツチのON−OFF操作で
択一的に行うようにすることが試みられるが、この場合
に、モータ駆動に伴い回動する作動螺軸に、各座席作動
に対応する複数のナツト体を螺装し、それぞれの操作ス
イツチのON操作に伴い択一的な座席作動を行うように
することが提唱される。
複数の作動を各対応するスイツチのON−OFF操作で
択一的に行うようにすることが試みられるが、この場合
に、モータ駆動に伴い回動する作動螺軸に、各座席作動
に対応する複数のナツト体を螺装し、それぞれの操作ス
イツチのON操作に伴い択一的な座席作動を行うように
することが提唱される。
【0004】ところでこの様にしたとき、座席の前後移
動ストロークは、搭乗者の身長差に対応させるため長い
ものにする必要があるが、座部の上下移動ストロークの
ようなものは、座席の前後移動ストロークほど長くする
必要はない。この結果、一つの作動螺軸に、これら各作
動に対応するナツト体を螺装した場合に、該作動螺軸は
前記ストロークを累積したものとなつて前後方向に相当
長いものが必要となつて、座席前後端から突出する惧れ
もある。そこで、作動螺軸を、車両中央側と車両サイド
側との左右に平行状に配設し、一方を座席前後移動用の
ものに、他方を座席の上下移動用のものにすることが提
唱されるが、車両中央側(コンソールボツクス側)は、
各種配線をするためのミツシヨンやプロペラシヤフトが
前後方向に敷設されることもあつて広いスペースを確保
することが難しいという問題があり、該側に、大きくな
らざるを得ないクラツチ付きのナツト体を設けることが
スペース的に無理となる。
動ストロークは、搭乗者の身長差に対応させるため長い
ものにする必要があるが、座部の上下移動ストロークの
ようなものは、座席の前後移動ストロークほど長くする
必要はない。この結果、一つの作動螺軸に、これら各作
動に対応するナツト体を螺装した場合に、該作動螺軸は
前記ストロークを累積したものとなつて前後方向に相当
長いものが必要となつて、座席前後端から突出する惧れ
もある。そこで、作動螺軸を、車両中央側と車両サイド
側との左右に平行状に配設し、一方を座席前後移動用の
ものに、他方を座席の上下移動用のものにすることが提
唱されるが、車両中央側(コンソールボツクス側)は、
各種配線をするためのミツシヨンやプロペラシヤフトが
前後方向に敷設されることもあつて広いスペースを確保
することが難しいという問題があり、該側に、大きくな
らざるを得ないクラツチ付きのナツト体を設けることが
スペース的に無理となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる車両用パ
ワーシートのマルチ駆動装置を提供することを目的とし
て創案されたものであつて、シート全体の前後移動とシ
ート前部および後部の各上下移動とを少なくとも行うに
あたり、単一の電動モータと、車両前後方向を向く状態
で左右平行状に並設され、前記電動モータから動力伝達
経路を経由してモータ駆動力がそれぞれ伝達される複数
の作動螺軸と、車両中央側の作動螺軸に螺合し、シート
全体の前後移動を司る前後移動用ナツト部材と、車両ド
ア側の作動螺軸に螺合し、シート前部および後部の上下
移動をそれぞれ司る上下移動用ナツト部材とを備え、前
記前後移動用ナツト部材が螺合する作動螺軸への動力伝
達経路中には第一断続クラツチを設け、前記上下移動用
ナツト部材には第二断続クラツチを設けたことを特徴と
するものである。
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる車両用パ
ワーシートのマルチ駆動装置を提供することを目的とし
て創案されたものであつて、シート全体の前後移動とシ
ート前部および後部の各上下移動とを少なくとも行うに
あたり、単一の電動モータと、車両前後方向を向く状態
で左右平行状に並設され、前記電動モータから動力伝達
経路を経由してモータ駆動力がそれぞれ伝達される複数
の作動螺軸と、車両中央側の作動螺軸に螺合し、シート
全体の前後移動を司る前後移動用ナツト部材と、車両ド
ア側の作動螺軸に螺合し、シート前部および後部の上下
移動をそれぞれ司る上下移動用ナツト部材とを備え、前
記前後移動用ナツト部材が螺合する作動螺軸への動力伝
達経路中には第一断続クラツチを設け、前記上下移動用
ナツト部材には第二断続クラツチを設けたことを特徴と
するものである。
【0006】そして本発明は、この構成によつて、シー
ト下のスペースを有効に利用して単一の電動モータを用
いたマルチ駆動装置を無理なく設けることができるよう
にしたものである。
ト下のスペースを有効に利用して単一の電動モータを用
いたマルチ駆動装置を無理なく設けることができるよう
にしたものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は自家用車等の車両の前部右
側(運転席側であつて、右側がドア、左側が中央コンソ
ールボツクス側)に搭載されるシートであつて、該シー
ト1の下部には本発明が実施された電動駆動装置2が設
けられていて、シート1の前後移動、シート座部の前部
と後部との高さ調節がそれぞれ択一的にできるようにな
つており、これら三種類の作動ができるようになつてい
る。
明する。図面において、1は自家用車等の車両の前部右
側(運転席側であつて、右側がドア、左側が中央コンソ
ールボツクス側)に搭載されるシートであつて、該シー
ト1の下部には本発明が実施された電動駆動装置2が設
けられていて、シート1の前後移動、シート座部の前部
と後部との高さ調節がそれぞれ択一的にできるようにな
つており、これら三種類の作動ができるようになつてい
る。
【0008】前記電動駆動装置2はシート1の下部に一
体的に設けられるものであるが、電動駆動装置2を構成
する単一の電動モータ3から左右方向に突出した出力軸
4には、本実施例においては、左右二本の第一、第二の
作動螺軸7、8が軸心線を前後方向に向けて車両中央側
(左側)とサイド側(右側)に位置して平行状に並設さ
れている。そして、これら第一、第二作動螺軸7、8と
出力軸とのあいだには、第一、第二の減速ギア機構5、
6が設けられ、該減速ギア機構5、6がシート1の下面
に一体的に固着されている。そして、第一、第二作動螺
軸軸7、8は、軸前端が前記第一、第二減速ギア機構
5、6に連動連結される一方、後端がシート1下面の後
端部に突設の支持部材1aに回動自在に支持されてい
て、この様にして、電動モータ3の駆動力が減速された
状態で第一、第二作動螺軸7、8に伝達される動力伝達
経路を構成している。
体的に設けられるものであるが、電動駆動装置2を構成
する単一の電動モータ3から左右方向に突出した出力軸
4には、本実施例においては、左右二本の第一、第二の
作動螺軸7、8が軸心線を前後方向に向けて車両中央側
(左側)とサイド側(右側)に位置して平行状に並設さ
れている。そして、これら第一、第二作動螺軸7、8と
出力軸とのあいだには、第一、第二の減速ギア機構5、
6が設けられ、該減速ギア機構5、6がシート1の下面
に一体的に固着されている。そして、第一、第二作動螺
軸軸7、8は、軸前端が前記第一、第二減速ギア機構
5、6に連動連結される一方、後端がシート1下面の後
端部に突設の支持部材1aに回動自在に支持されてい
て、この様にして、電動モータ3の駆動力が減速された
状態で第一、第二作動螺軸7、8に伝達される動力伝達
経路を構成している。
【0009】そして、車両中央側の狭いスペースに配設
される第一作動螺軸7には、前後移動用の第一ナツト部
材9が一つ螺装されるが、該第一ナツト部材9は、第一
作動螺軸7が遊嵌状に貫通する貫通孔10aが穿設され
たボツクス状のケーシング10に、第一作動螺軸7に螺
合するナツト体11が回り止め状に嵌合して構成され
た、例えば図4に示されるような構成のものであつて、
外形の小さいナツト部材となつており、第一ナツト部材
9の下面が床面に一体の支持体2aに一体的に設けられ
ている。そして、電動モータ3から第一作動螺軸7への
動力伝達経路には、後述の第一断続クラツチ28が設け
られていて、シート1に設けられる前後移動用スイツチ
1bの操作によつて、第一断続クラツチ28を続状態に
切換えて、電動モータ3の回動に基づいて第一ナツト部
材9が第一作動螺軸7上を相対移動し、これによつてシ
ート1全体の前後移動調整が行われるように設定されて
いる。
される第一作動螺軸7には、前後移動用の第一ナツト部
材9が一つ螺装されるが、該第一ナツト部材9は、第一
作動螺軸7が遊嵌状に貫通する貫通孔10aが穿設され
たボツクス状のケーシング10に、第一作動螺軸7に螺
合するナツト体11が回り止め状に嵌合して構成され
た、例えば図4に示されるような構成のものであつて、
外形の小さいナツト部材となつており、第一ナツト部材
9の下面が床面に一体の支持体2aに一体的に設けられ
ている。そして、電動モータ3から第一作動螺軸7への
動力伝達経路には、後述の第一断続クラツチ28が設け
られていて、シート1に設けられる前後移動用スイツチ
1bの操作によつて、第一断続クラツチ28を続状態に
切換えて、電動モータ3の回動に基づいて第一ナツト部
材9が第一作動螺軸7上を相対移動し、これによつてシ
ート1全体の前後移動調整が行われるように設定されて
いる。
【0010】前記第一断続クラツチ28は第一減速ギア
機構5に設けられているが、電動モータ3の出力ギア4
aは、第一減速ギア機構5のケース体5aに軸受29a
を介して設けた中間ギア29に噛合しており、該中間ギ
ア29の軸芯部に、前端部を前方に突出する状態で第一
作動螺軸7が自由回動自在に貫通している。30は、中
間ギア29の前方に突設される筒状の第一プランジヤで
あつて、該第一プランジヤ30の後端面は、前記中間ギ
ア29の前端面と係脱自在に係合するよう設定されてい
る。さらに、第一プランジヤ30は、中間部に一体形成
される仕切り部30aによつて前後に有底状の筒部30
c、30bが形成されており、後方に形成の筒部30b
は第一作動螺軸7突出前端部を内嵌しているが、該突出
端部には面取り部7aが形成されていて、第一作動螺軸
7は第一プランジヤ30と軸回り方向に一体回動する
が、軸方向には移動自在となるように連結されている。
一方、前方に形成の筒部30cの底面と、第一プランジ
ヤ30の外周に外嵌される第一励磁コイル31のヨーク
プレート31aとのあいだには第一クラツチ弾機31b
が設けられている。そして、第一励磁コイル31が非励
磁状態のときには、第一プランジヤ30が中間ギア29
と係合するよう第一クラツチ弾機31bが付勢してお
り、これによつて、電動モータ3からの駆動力が、出力
ギア4a、中間ギア29、第一プランジヤ30を経由し
て第一作動螺軸7が回動してクラツチ続状態になるよう
設定されている。一方、第一励磁コイル31が励磁状態
となつた場合には、第一プランジヤ30は、第一クラツ
チ弾機31bに抗してヨークプレート31aに側に移動
して中間ギア29との係合が解除され、これによつて電
動モータ3からの駆動力の第一プランジヤ30への伝動
が断たれることとなつてクラツチ断状態になるよう設定
されており、この様にして、動力伝達経路に第一断続ク
ラツチ28が接続されている。
機構5に設けられているが、電動モータ3の出力ギア4
aは、第一減速ギア機構5のケース体5aに軸受29a
を介して設けた中間ギア29に噛合しており、該中間ギ
ア29の軸芯部に、前端部を前方に突出する状態で第一
作動螺軸7が自由回動自在に貫通している。30は、中
間ギア29の前方に突設される筒状の第一プランジヤで
あつて、該第一プランジヤ30の後端面は、前記中間ギ
ア29の前端面と係脱自在に係合するよう設定されてい
る。さらに、第一プランジヤ30は、中間部に一体形成
される仕切り部30aによつて前後に有底状の筒部30
c、30bが形成されており、後方に形成の筒部30b
は第一作動螺軸7突出前端部を内嵌しているが、該突出
端部には面取り部7aが形成されていて、第一作動螺軸
7は第一プランジヤ30と軸回り方向に一体回動する
が、軸方向には移動自在となるように連結されている。
一方、前方に形成の筒部30cの底面と、第一プランジ
ヤ30の外周に外嵌される第一励磁コイル31のヨーク
プレート31aとのあいだには第一クラツチ弾機31b
が設けられている。そして、第一励磁コイル31が非励
磁状態のときには、第一プランジヤ30が中間ギア29
と係合するよう第一クラツチ弾機31bが付勢してお
り、これによつて、電動モータ3からの駆動力が、出力
ギア4a、中間ギア29、第一プランジヤ30を経由し
て第一作動螺軸7が回動してクラツチ続状態になるよう
設定されている。一方、第一励磁コイル31が励磁状態
となつた場合には、第一プランジヤ30は、第一クラツ
チ弾機31bに抗してヨークプレート31aに側に移動
して中間ギア29との係合が解除され、これによつて電
動モータ3からの駆動力の第一プランジヤ30への伝動
が断たれることとなつてクラツチ断状態になるよう設定
されており、この様にして、動力伝達経路に第一断続ク
ラツチ28が接続されている。
【0011】一方、車両サイド側の広いスペースに設け
られる第二作動螺軸8には、シート1の前後部の上下移
動を行うための二つの第二ナツト部材12、13が螺装
されるが、これら第二ナツト部材12、13は、後述す
るように第二断続クラツチ32が内装されていて、前高
さ調節用操作スイツチ1cを操作してクラツチ続状態と
したとき、第二作動螺軸8の回動に基づいて第二ナツト
部材12、13が第二作動螺軸8に対して前後相対移動
するようになつている。そして、これら第二ナツト部材
12、13は、連結杆14、15を介してシート1の前
後に配設された高さ調節機構16、17にそれぞれ連結
されていて、シート1の前後部の上下高さをそれぞれ調
節すべく第二作動螺軸8上をそれぞれ別個に相対移動す
る構成となつている。
られる第二作動螺軸8には、シート1の前後部の上下移
動を行うための二つの第二ナツト部材12、13が螺装
されるが、これら第二ナツト部材12、13は、後述す
るように第二断続クラツチ32が内装されていて、前高
さ調節用操作スイツチ1cを操作してクラツチ続状態と
したとき、第二作動螺軸8の回動に基づいて第二ナツト
部材12、13が第二作動螺軸8に対して前後相対移動
するようになつている。そして、これら第二ナツト部材
12、13は、連結杆14、15を介してシート1の前
後に配設された高さ調節機構16、17にそれぞれ連結
されていて、シート1の前後部の上下高さをそれぞれ調
節すべく第二作動螺軸8上をそれぞれ別個に相対移動す
る構成となつている。
【0012】ところで、第二作動螺軸8に設けられる第
二ナツト部材12、13はナツト部材12、13自体に
クラツチ手段が設けられたものであるが、例えば図5に
示された様なものでも良く、これらナツト部材12、1
3は、同一、あるいは異なる構成でも良いが、便宜上、
図5に基づいて第二ナツト部材12に付いて説明する。
つまり、第二ナツト部材12は、第二作動螺軸8に移動
自在となるよう貫通孔18aが穿設されたボツクス形状
のケーシング18に内装されるものであるが、該ケーシ
ング18の材質は鉄、コバルト、ニツケル等の強磁性素
材からなつている。そして、ケーシング18の一側には
筒状の回転体19が内装されるが、回転体19は、内筒
面が第二作動螺軸8に形成の係止部8aに係合するよう
に形成されていて、第二作動螺軸8の軸回りの回動につ
いては第二作動螺軸8と一体回動するが、第二作動螺軸
8が遊嵌状に貫通されることにより、軸方向の移動につ
いては自由になるよう設定されている。そしてさらに、
回転体19の他側外周には、第一クラツチ受け部19a
が形成されている。また、回転体19の他側方には間隙
を存してナツト体21が隣接しており、該ナツト体21
は、第二作動螺軸8に貫通状に螺合し、その外周面には
軸方向を向いた複数の係合溝21aが刻設されている。
二ナツト部材12、13はナツト部材12、13自体に
クラツチ手段が設けられたものであるが、例えば図5に
示された様なものでも良く、これらナツト部材12、1
3は、同一、あるいは異なる構成でも良いが、便宜上、
図5に基づいて第二ナツト部材12に付いて説明する。
つまり、第二ナツト部材12は、第二作動螺軸8に移動
自在となるよう貫通孔18aが穿設されたボツクス形状
のケーシング18に内装されるものであるが、該ケーシ
ング18の材質は鉄、コバルト、ニツケル等の強磁性素
材からなつている。そして、ケーシング18の一側には
筒状の回転体19が内装されるが、回転体19は、内筒
面が第二作動螺軸8に形成の係止部8aに係合するよう
に形成されていて、第二作動螺軸8の軸回りの回動につ
いては第二作動螺軸8と一体回動するが、第二作動螺軸
8が遊嵌状に貫通されることにより、軸方向の移動につ
いては自由になるよう設定されている。そしてさらに、
回転体19の他側外周には、第一クラツチ受け部19a
が形成されている。また、回転体19の他側方には間隙
を存してナツト体21が隣接しており、該ナツト体21
は、第二作動螺軸8に貫通状に螺合し、その外周面には
軸方向を向いた複数の係合溝21aが刻設されている。
【0013】20は、第二断続クラツチ32を構成する
筒状の第二プランジヤであつて、その他半部は小径内筒
状で、内筒面には前記ナツト体係合溝21aに対して軸
回り方向には一体回動するが軸方向の移動は許容させる
よう係合する係合受溝20aが形成されている。また、
第二プランジヤ20の一半部は大径内筒部20bとなつ
て前記回転体19を遊嵌しており、そうして第二プラン
ジヤ20は、後述するように一側方に移動したとき、前
記係合受溝20aの一端側部位が前記回転体19に形成
の第一クラツチ受け部19aに係合し、この状態で第二
作動螺軸8が回動すると、該第二作動螺軸8と共に一体
回動するように設定されている。
筒状の第二プランジヤであつて、その他半部は小径内筒
状で、内筒面には前記ナツト体係合溝21aに対して軸
回り方向には一体回動するが軸方向の移動は許容させる
よう係合する係合受溝20aが形成されている。また、
第二プランジヤ20の一半部は大径内筒部20bとなつ
て前記回転体19を遊嵌しており、そうして第二プラン
ジヤ20は、後述するように一側方に移動したとき、前
記係合受溝20aの一端側部位が前記回転体19に形成
の第一クラツチ受け部19aに係合し、この状態で第二
作動螺軸8が回動すると、該第二作動螺軸8と共に一体
回動するように設定されている。
【0014】一方、前記ケーシング18の他側には、ケ
ーシング18と一体的に固定されるよう角板状のフラン
ジ部22aが一体形成されたクラツチ受け体22が設け
られており、一側の大径内筒部に第二プランジヤ20を
内嵌し、そして他側の小径内筒部にナツト体21を遊嵌
するようになつている。そして、大径内筒部と小径内筒
部との段差面部には第二プランジヤ20の他側面部に形
成の係合部20cが係合する第二クラツチ受け部22b
が形成されている。また、第二プランジヤ20の外周に
は第二励磁コイル23が、ケーシング18の一側には前
記第二プランジヤ20に対向するようにして第二ヨーク
プレート24がそれぞれ設けられると共に、第二ヨーク
プレート24と第二プランジヤ20とのあいだに第二ク
ラツチ弾機25が設けられている。そして、第二励磁コ
イル23が非励磁状態のときには、第二クラツチ弾機2
5の付勢力により第二プランジヤ20はクラツチ受け体
22と係合するクラツチ続状態となつて、電動モータ3
を駆動せしめると、ナツト部材12は第二作動螺軸8を
相対移動するように設定されている。一方、第二励磁コ
イル23が励磁状態のときには、クラツチ弾機25に抗
して第二プランジヤ20が一側に移動して、第一クラツ
チ受け体19bに係合するクラツチ断状態となつて、こ
の状態では、ナツト部材12は第二作動螺軸8が回動し
ても相対移動することがないように設定されており、こ
の様にして、第二断続クラツチ32が構成されている。
ーシング18と一体的に固定されるよう角板状のフラン
ジ部22aが一体形成されたクラツチ受け体22が設け
られており、一側の大径内筒部に第二プランジヤ20を
内嵌し、そして他側の小径内筒部にナツト体21を遊嵌
するようになつている。そして、大径内筒部と小径内筒
部との段差面部には第二プランジヤ20の他側面部に形
成の係合部20cが係合する第二クラツチ受け部22b
が形成されている。また、第二プランジヤ20の外周に
は第二励磁コイル23が、ケーシング18の一側には前
記第二プランジヤ20に対向するようにして第二ヨーク
プレート24がそれぞれ設けられると共に、第二ヨーク
プレート24と第二プランジヤ20とのあいだに第二ク
ラツチ弾機25が設けられている。そして、第二励磁コ
イル23が非励磁状態のときには、第二クラツチ弾機2
5の付勢力により第二プランジヤ20はクラツチ受け体
22と係合するクラツチ続状態となつて、電動モータ3
を駆動せしめると、ナツト部材12は第二作動螺軸8を
相対移動するように設定されている。一方、第二励磁コ
イル23が励磁状態のときには、クラツチ弾機25に抗
して第二プランジヤ20が一側に移動して、第一クラツ
チ受け体19bに係合するクラツチ断状態となつて、こ
の状態では、ナツト部材12は第二作動螺軸8が回動し
ても相対移動することがないように設定されており、こ
の様にして、第二断続クラツチ32が構成されている。
【0015】叙述のごとく構成された本発明の実施例に
おいて、シート1の前後移動調整または前後部の上下移
動をそれぞれ択一的に行うことができるが、シート1の
前後移動調整をする場合では、車両ドア側に設けた前後
移動用スイツチ1bを操作し、第一断続クラツチ28の
第一励磁コイル31の通電を断つと共に、第二ナツト部
材12、13に設けられる各第二断続クラツチ32の第
二励磁コイル23に通電せしめて、この状態で電動モー
タ3を駆動させることで第一ナツト部材9が移動状態に
なるが、このとき第二ナツト部材12、13は、非移動
状態となつてシート1の前後移動調整のみがなされるこ
とになる。また、前部の高さ調節をするには、前高さ調
節用操作スイツチ1cを操作することで、前高さ調節用
のナツト部材12の第二励磁コイルの通電を断ち、後部
の高さ調節用のナツト部材13に設けられる第二励磁コ
イル23及び第一励磁コイル31に通電せしめ、この状
態で電動モータ3を駆動させることでナツト部材12が
前後移動して前部の高さ調節ができることになる。
おいて、シート1の前後移動調整または前後部の上下移
動をそれぞれ択一的に行うことができるが、シート1の
前後移動調整をする場合では、車両ドア側に設けた前後
移動用スイツチ1bを操作し、第一断続クラツチ28の
第一励磁コイル31の通電を断つと共に、第二ナツト部
材12、13に設けられる各第二断続クラツチ32の第
二励磁コイル23に通電せしめて、この状態で電動モー
タ3を駆動させることで第一ナツト部材9が移動状態に
なるが、このとき第二ナツト部材12、13は、非移動
状態となつてシート1の前後移動調整のみがなされるこ
とになる。また、前部の高さ調節をするには、前高さ調
節用操作スイツチ1cを操作することで、前高さ調節用
のナツト部材12の第二励磁コイルの通電を断ち、後部
の高さ調節用のナツト部材13に設けられる第二励磁コ
イル23及び第一励磁コイル31に通電せしめ、この状
態で電動モータ3を駆動させることでナツト部材12が
前後移動して前部の高さ調節ができることになる。
【0016】この様に、本発明が実施されたものにあつ
ては、シート1の前後移動及び前後部の上下移動を電動
モータ3の駆動力により自動的に行うことができるもの
であるが、これらの調整の選択は、対応する第一、第二
断続クラツチ28、32の第一、第二励磁コイル31、
23への通電を選択的に断続切換えすることで行うこと
ができ、これら複数の調整機構の駆動制御を単一の電動
モータからの駆動でなし得て、それぞれの調整機構に専
用の電動モータを設ける必要がない。この結果、シート
1のこれらの調整用の部品が大幅に兼用されることにな
り、部品点数を削減できると共に装置の軽量コンパクト
化、さらには簡略化に大いに寄与し得て、組立作業を簡
素化し低コスト化も果たせることになる。
ては、シート1の前後移動及び前後部の上下移動を電動
モータ3の駆動力により自動的に行うことができるもの
であるが、これらの調整の選択は、対応する第一、第二
断続クラツチ28、32の第一、第二励磁コイル31、
23への通電を選択的に断続切換えすることで行うこと
ができ、これら複数の調整機構の駆動制御を単一の電動
モータからの駆動でなし得て、それぞれの調整機構に専
用の電動モータを設ける必要がない。この結果、シート
1のこれらの調整用の部品が大幅に兼用されることにな
り、部品点数を削減できると共に装置の軽量コンパクト
化、さらには簡略化に大いに寄与し得て、組立作業を簡
素化し低コスト化も果たせることになる。
【0017】しかもこのものにおいては、車両中央側で
ある第一作動螺軸7側には、クラツチの設けられていな
い外形の小さい第一ナツト部材9を設けるようにしてお
り、この結果、各種配線用のミツシヨンやプロペラシヤ
フトを配設したりするためどうしても広い取付けスペー
スを確保できない車両中央側においては、第一断続クラ
ツチ28と第一ナツト部材9とが前後に分離した状態で
配されることになつて、無理のない配置構成とすること
ができる。一方、ミツシヨン等のないドア側のように広
い取付けスペースが確保される部位に、各第二断続クラ
ツチ32付きのナツト部材12、13の一対が設けられ
ることになつて、それぞれは勿論のこと、前記シート1
の前後移動とも独立して作動し、しかも、取付けスペー
スの狭い側に配する第一作動螺軸7側を、移動ストロー
クを長く確保する必要があるシート1の前後移動調整用
とし、さほど長い移動ストロークは必要がないが、独立
して作動する必要があるシート1の前後部の高さ調整作
動については、広い取付けスペースが確保できる第二作
動螺軸8側として第二断続クラツチ32付きの大きなナ
ツト部材12、13の複数を配することになつて、複数
のシート作動をするに際し、シート作動の機能に対応し
た断続クラツチ、ナツト部材の配置が取付けスペースに
対応して確保できることになつて、車内居住スペースを
犠牲にすることがなく、コンパクト化が達成できること
になる。
ある第一作動螺軸7側には、クラツチの設けられていな
い外形の小さい第一ナツト部材9を設けるようにしてお
り、この結果、各種配線用のミツシヨンやプロペラシヤ
フトを配設したりするためどうしても広い取付けスペー
スを確保できない車両中央側においては、第一断続クラ
ツチ28と第一ナツト部材9とが前後に分離した状態で
配されることになつて、無理のない配置構成とすること
ができる。一方、ミツシヨン等のないドア側のように広
い取付けスペースが確保される部位に、各第二断続クラ
ツチ32付きのナツト部材12、13の一対が設けられ
ることになつて、それぞれは勿論のこと、前記シート1
の前後移動とも独立して作動し、しかも、取付けスペー
スの狭い側に配する第一作動螺軸7側を、移動ストロー
クを長く確保する必要があるシート1の前後移動調整用
とし、さほど長い移動ストロークは必要がないが、独立
して作動する必要があるシート1の前後部の高さ調整作
動については、広い取付けスペースが確保できる第二作
動螺軸8側として第二断続クラツチ32付きの大きなナ
ツト部材12、13の複数を配することになつて、複数
のシート作動をするに際し、シート作動の機能に対応し
た断続クラツチ、ナツト部材の配置が取付けスペースに
対応して確保できることになつて、車内居住スペースを
犠牲にすることがなく、コンパクト化が達成できること
になる。
【0018】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
では勿論なく、作動螺軸とナツト部材とを用いた電動駆
動装置の配置構成としては、ドア側作動螺軸に、さらに
他のシート作動(例えば背凭れ部のリクライニングや按
摩作動、ヘツドレストの上下移動等)を行うための断続
クラツチ付きのナツト部材を螺装しても良く、また、図
6に示す第二実施例のごとく中間作動螺軸40(該螺軸
は複数本であつても良い)を設けてもよく、この場合、
中間側作動螺軸40が、中央側作動螺軸のように動力伝
達経路途中に断続クラツチを設けたものとしたときに
は、該作動螺軸40に螺装したナツト部材はシート前後
移動と同時作動するものとなり、また、ドア側作動螺軸
のように動力伝達経路中に断続クラツチがなく、そして
断続クラツチ付きナツト部材が螺装されたものであると
きには、各独立したシート作動を行うことができるとい
う利点があり、各種シート作動に対応した選択設定が自
由にできるものである。
では勿論なく、作動螺軸とナツト部材とを用いた電動駆
動装置の配置構成としては、ドア側作動螺軸に、さらに
他のシート作動(例えば背凭れ部のリクライニングや按
摩作動、ヘツドレストの上下移動等)を行うための断続
クラツチ付きのナツト部材を螺装しても良く、また、図
6に示す第二実施例のごとく中間作動螺軸40(該螺軸
は複数本であつても良い)を設けてもよく、この場合、
中間側作動螺軸40が、中央側作動螺軸のように動力伝
達経路途中に断続クラツチを設けたものとしたときに
は、該作動螺軸40に螺装したナツト部材はシート前後
移動と同時作動するものとなり、また、ドア側作動螺軸
のように動力伝達経路中に断続クラツチがなく、そして
断続クラツチ付きナツト部材が螺装されたものであると
きには、各独立したシート作動を行うことができるとい
う利点があり、各種シート作動に対応した選択設定が自
由にできるものである。
【0019】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、シートの前後移動と上下移動が、
第一、第二断続クラツチの切換えを行うことで選択的に
成されることになり、この結果、一つの電動モータから
複数のマルチ的なシート作動ができることになつて、各
対応する電動モータをそれぞれ設ける必要がなく、部品
点数を少なくし、軽量コンパクト化が有効に計れること
になる。
れたものであるから、シートの前後移動と上下移動が、
第一、第二断続クラツチの切換えを行うことで選択的に
成されることになり、この結果、一つの電動モータから
複数のマルチ的なシート作動ができることになつて、各
対応する電動モータをそれぞれ設ける必要がなく、部品
点数を少なくし、軽量コンパクト化が有効に計れること
になる。
【0020】しかもこのものにおいては、各種配線用の
ミツシヨンやプロペラシヤフトを配設したりするためど
うしても広い取付けスペースを確保できない車両中央側
においては、作動螺軸への動力伝動経路中に第一断続ク
ラツチを設け、該作動螺軸には断続クラツチのない小型
の前後移動用ナツト部材を螺装して、狭い取付けスペー
スでのナツト部材の取付けを可能にし、また、ハーネス
等がなく広い取付けスペースを確保できるドア側におい
ては、第二断続クラツチ付きの大きい上下移動用ナツト
部材をそれぞれ作動螺軸に螺装し、これによつて、シー
ト全体の前後移動、シート前部の上下移動、シート後部
の上下移動を独立してそれぞれ選択的に行うことができ
ることとなつて、シートの各作動に対応した断続クラツ
チ、ナツト部材の配置が、取付けスペースに対応した理
想的なものになつて、車内居住スペースを犠牲にするこ
となく、コンパクト化を達成できることになる。
ミツシヨンやプロペラシヤフトを配設したりするためど
うしても広い取付けスペースを確保できない車両中央側
においては、作動螺軸への動力伝動経路中に第一断続ク
ラツチを設け、該作動螺軸には断続クラツチのない小型
の前後移動用ナツト部材を螺装して、狭い取付けスペー
スでのナツト部材の取付けを可能にし、また、ハーネス
等がなく広い取付けスペースを確保できるドア側におい
ては、第二断続クラツチ付きの大きい上下移動用ナツト
部材をそれぞれ作動螺軸に螺装し、これによつて、シー
ト全体の前後移動、シート前部の上下移動、シート後部
の上下移動を独立してそれぞれ選択的に行うことができ
ることとなつて、シートの各作動に対応した断続クラツ
チ、ナツト部材の配置が、取付けスペースに対応した理
想的なものになつて、車内居住スペースを犠牲にするこ
となく、コンパクト化を達成できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートの全体斜視図である。
【図2】シートの電動移動装置を示す概略説明図であ
る。
る。
【図3】第一断続クラツチの断面図である。
【図4】第一ナツト部材の分解斜視図である。
【図5】第二ナツト部材の要部水平断面図である。
【図6】第二実施例を示す概略説明図である。
1 シート 3 電動モータ 7 第一作動螺軸 9 第一ナツト部材 12 第二ナツト部材 19 回転体 20 クラツチ体 21 ナツト体 22 クラツチ受け体 23 励磁コイル 28 第一断続クラツチ 32 第二断続クラツチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 車両用パワーシートのマルチ駆動装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自家用車、バス、トラ
ツク等の車両用パワーシートのマルチ駆動装置に関する
ものである。
ツク等の車両用パワーシートのマルチ駆動装置に関する
ものである。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】一般に、
この種車両のなかには、例えばシート(座席)のよう
に、前後移動、座部前後半部の上下動等、搭乗者の体格
にあわせて各作動部を択一的に調整できるようにしたも
のがある。そしてこの場合に、各作動部をそれぞれ独立
した電動モータを用いて作動させるものでは部品点数が
多くなると共に、シート自体が大型化してしまうという
問題が有る。
この種車両のなかには、例えばシート(座席)のよう
に、前後移動、座部前後半部の上下動等、搭乗者の体格
にあわせて各作動部を択一的に調整できるようにしたも
のがある。そしてこの場合に、各作動部をそれぞれ独立
した電動モータを用いて作動させるものでは部品点数が
多くなると共に、シート自体が大型化してしまうという
問題が有る。
【0003】そこで、単一の電動モータを用いてこれら
複数の作動を各対応するスイツチのON−OFF操作で
択一的に行うようにすることが試みられるが、この場合
に、モータ駆動に伴い回動する作動螺軸に、各座席作動
に対応する複数のナツト体を螺装し、それぞれの操作ス
イツチのON操作に伴い択一的な座席作動を行うように
することが提唱される。
複数の作動を各対応するスイツチのON−OFF操作で
択一的に行うようにすることが試みられるが、この場合
に、モータ駆動に伴い回動する作動螺軸に、各座席作動
に対応する複数のナツト体を螺装し、それぞれの操作ス
イツチのON操作に伴い択一的な座席作動を行うように
することが提唱される。
【0004】ところでこの様にしたとき、座席の前後移
動ストロークは、搭乗者の身長差に対応させるため長い
ものにする必要があるが、座部の上下移動ストロークの
ようなものは、座席の前後移動ストロークほど長くする
必要はない。この結果、一つの作動螺軸に、これら各作
動に対応するナツト体を螺装した場合に、該作動螺軸は
前記ストロークを累積したものとなつて前後方向に相当
長いものが必要となつて、座席前後端から突出する惧れ
もある。そこで、作動螺軸を、車両中央側と車両サイド
側との左右に平行状に配設し、一方を座席前後移動用の
ものに、他方を座席の上下移動用のものにすることが提
唱されるが、車両中央側(コンソールボツクス側)は、
各種配線をするためのミツシヨンやプロペラシヤフトが
前後方向に敷設されることもあつて広いスペースを確保
することが難しいという問題があり、該側に、大きくな
らざるを得ないクラツチ付きのナツト体を設けることが
スペース的に無理となる。
動ストロークは、搭乗者の身長差に対応させるため長い
ものにする必要があるが、座部の上下移動ストロークの
ようなものは、座席の前後移動ストロークほど長くする
必要はない。この結果、一つの作動螺軸に、これら各作
動に対応するナツト体を螺装した場合に、該作動螺軸は
前記ストロークを累積したものとなつて前後方向に相当
長いものが必要となつて、座席前後端から突出する惧れ
もある。そこで、作動螺軸を、車両中央側と車両サイド
側との左右に平行状に配設し、一方を座席前後移動用の
ものに、他方を座席の上下移動用のものにすることが提
唱されるが、車両中央側(コンソールボツクス側)は、
各種配線をするためのミツシヨンやプロペラシヤフトが
前後方向に敷設されることもあつて広いスペースを確保
することが難しいという問題があり、該側に、大きくな
らざるを得ないクラツチ付きのナツト体を設けることが
スペース的に無理となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる車両用パ
ワーシートのマルチ駆動装置を提供することを目的とし
て創案されたものであつて、シート全体の前後移動とシ
ート前部および後部の各上下移動とを少なくとも行うに
あたり、単一の電動モータと、車両前後方向を向く状態
で左右平行状に並設され、前記電動モータから動力伝達
経路を経由してモータ駆動力がそれぞれ伝達される複数
の作動螺軸と、車両中央側の作動螺軸に螺合するナツト
部材と、車両ドア側の作動螺軸に螺合するナツト部材と
を備え、車両中央側の作動螺軸への動力伝達経路中には
第一断続クラツチを設け、車両ドア側のナツト部材には
第二断続クラツチを設けたことを特徴とするものであ
る。
情に鑑みこれらの欠点を一掃することができる車両用パ
ワーシートのマルチ駆動装置を提供することを目的とし
て創案されたものであつて、シート全体の前後移動とシ
ート前部および後部の各上下移動とを少なくとも行うに
あたり、単一の電動モータと、車両前後方向を向く状態
で左右平行状に並設され、前記電動モータから動力伝達
経路を経由してモータ駆動力がそれぞれ伝達される複数
の作動螺軸と、車両中央側の作動螺軸に螺合するナツト
部材と、車両ドア側の作動螺軸に螺合するナツト部材と
を備え、車両中央側の作動螺軸への動力伝達経路中には
第一断続クラツチを設け、車両ドア側のナツト部材には
第二断続クラツチを設けたことを特徴とするものであ
る。
【0006】そして本発明は、この構成によつて、シー
ト下のスペースを有効に利用して単一の電動モータを用
いたマルチ駆動装置を無理なく設けることができるよう
にしたものである。
ト下のスペースを有効に利用して単一の電動モータを用
いたマルチ駆動装置を無理なく設けることができるよう
にしたものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図面において、1は自家用車等の車両の前部右
側(運転席側であつて、右側がドア、左側が中央コンソ
ールボツクス側)に搭載されるシートであつて、該シー
ト1の下部には本発明が実施された電動駆動装置2が設
けられていて、シート1の前後移動、シート座部の前部
と後部との高さ調節がそれぞれ択一的にできるようにな
つており、これら三種類の作動ができるようになつてい
る。
明する。図面において、1は自家用車等の車両の前部右
側(運転席側であつて、右側がドア、左側が中央コンソ
ールボツクス側)に搭載されるシートであつて、該シー
ト1の下部には本発明が実施された電動駆動装置2が設
けられていて、シート1の前後移動、シート座部の前部
と後部との高さ調節がそれぞれ択一的にできるようにな
つており、これら三種類の作動ができるようになつてい
る。
【0008】前記電動駆動装置2はシート1の下部に一
体的に設けられるものであるが、電動駆動装置2を構成
する単一の電動モータ3から左右方向に突出した出力軸
4には、本実施例においては、左右二本の第一、第二の
作動螺軸7、8が軸心線を前後方向に向けて車両中央側
(左側)とサイド側(右側)に位置して平行状に並設さ
れている。そして、これら第一、第二作動螺軸7、8と
出力軸とのあいだには、第一、第二の減速ギア機構5、
6が設けられ、該減速ギア機構5、6がシート1の下面
に一体的に固着されている。そして、第一、第二作動螺
軸7、8は、軸前端が前記第一、第二減速ギア機構5、
6に連動連結される一方、後端がシート1下面の後端部
に突設の支持部材1aに回動自在に支持されていて、こ
の様にして、電動モータ3の駆動力が減速された状態で
第一、第二作動螺軸7、8に伝達される動力伝達経路を
構成している。
体的に設けられるものであるが、電動駆動装置2を構成
する単一の電動モータ3から左右方向に突出した出力軸
4には、本実施例においては、左右二本の第一、第二の
作動螺軸7、8が軸心線を前後方向に向けて車両中央側
(左側)とサイド側(右側)に位置して平行状に並設さ
れている。そして、これら第一、第二作動螺軸7、8と
出力軸とのあいだには、第一、第二の減速ギア機構5、
6が設けられ、該減速ギア機構5、6がシート1の下面
に一体的に固着されている。そして、第一、第二作動螺
軸7、8は、軸前端が前記第一、第二減速ギア機構5、
6に連動連結される一方、後端がシート1下面の後端部
に突設の支持部材1aに回動自在に支持されていて、こ
の様にして、電動モータ3の駆動力が減速された状態で
第一、第二作動螺軸7、8に伝達される動力伝達経路を
構成している。
【0009】そして、車両中央側の狭いスペースに配設
される第一作動螺軸7には、前後移動用の第一ナツト部
材9が一つ螺装されるが、該第一ナツト部材9は、第一
作動螺軸7が遊嵌状に貫通する貫通孔10aが穿設され
たボツクス状のケーシング10に、第一作動螺軸7に螺
合するナツト体11が回り止め状に嵌合して構成され
た、例えば図4に示されるような構成のものであつて、
外形の小さいナツト部材となつており、第一ナツト部材
9の下面が車体側の支持体2aに一体的に設けられてい
る。そして、電動モータ3から第一作動螺軸7への動力
伝達経路には、後述の第一断続クラツチ28が設けられ
ていて、シート1に設けられる前後移動用スイツチ1b
の操作によつて、第一断続クラツチ28を続状態に切換
えて、電動モータ3の回動に基づいて第一ナツト部材9
が第一作動螺軸7上を相対移動し、これによつてシート
1全体の前後移動調整が行われるように設定されてい
る。
される第一作動螺軸7には、前後移動用の第一ナツト部
材9が一つ螺装されるが、該第一ナツト部材9は、第一
作動螺軸7が遊嵌状に貫通する貫通孔10aが穿設され
たボツクス状のケーシング10に、第一作動螺軸7に螺
合するナツト体11が回り止め状に嵌合して構成され
た、例えば図4に示されるような構成のものであつて、
外形の小さいナツト部材となつており、第一ナツト部材
9の下面が車体側の支持体2aに一体的に設けられてい
る。そして、電動モータ3から第一作動螺軸7への動力
伝達経路には、後述の第一断続クラツチ28が設けられ
ていて、シート1に設けられる前後移動用スイツチ1b
の操作によつて、第一断続クラツチ28を続状態に切換
えて、電動モータ3の回動に基づいて第一ナツト部材9
が第一作動螺軸7上を相対移動し、これによつてシート
1全体の前後移動調整が行われるように設定されてい
る。
【0010】前記第一断続クラツチ28は第一減速ギア
機構5に設けられているが、電動モータ3の出力ギア4
aは、第一減速ギア機構5のケース体5aに軸受29a
を介して設けた中間ギア29に噛合しており、該中間ギ
ア29の軸芯部に、前端部を前方に突出する状態で第一
作動螺軸7が自由回動自在に貫通している。30は、中
間ギア29の前方に突設される筒状の第一プランジヤで
あつて、該第一プランジヤ30の後端面は、前記中間ギ
ア29の前端面と係脱自在に係合するよう設定されてい
る。さらに、第一プランジヤ30は、中間部に一体形成
される仕切り部30aによつて前後に有底状の筒部30
c、30bが形成されており、後方に形成の筒部30b
は第一作動螺軸7突出前端部を内嵌しているが、該突出
端部には面取り部7aが形成されていて、第一作動螺軸
7は第一プランジヤ30と軸回り方向に一体回動する
が、軸方向には移動自在となるように連結されている。
一方、前方に形成の筒部30cの底面と、第一プランジ
ヤ30の外周に外嵌される第一励磁コイル31のヨーク
プレート31aとのあいだには第一クラツチ弾機31b
が設けられている。そして、第一励磁コイル31が非励
磁状態のときには、第一プランジヤ30が中間ギア29
と係合するよう第一クラツチ弾機31bが付勢してお
り、これによつて、電動モータ3からの駆動力が、出力
ギア4a、中間ギア29、第一プランジヤ30を経由し
て第一作動螺軸7が回動してクラツチ続状態になるよう
設定されている。一方、第一励磁コイル31が励磁状態
となつた場合には、第一プランジヤ30は、第一クラツ
チ弾機31bに抗してヨークプレート31aに側に移動
して中間ギア29との係合が解除され、これによつて電
動モータ3からの駆動力の第一プランジヤ30への伝動
が断たれることとなつてクラツチ断状態になるよう設定
されており、この様にして、動力伝達経路に第一断続ク
ラツチ28が接続されている。
機構5に設けられているが、電動モータ3の出力ギア4
aは、第一減速ギア機構5のケース体5aに軸受29a
を介して設けた中間ギア29に噛合しており、該中間ギ
ア29の軸芯部に、前端部を前方に突出する状態で第一
作動螺軸7が自由回動自在に貫通している。30は、中
間ギア29の前方に突設される筒状の第一プランジヤで
あつて、該第一プランジヤ30の後端面は、前記中間ギ
ア29の前端面と係脱自在に係合するよう設定されてい
る。さらに、第一プランジヤ30は、中間部に一体形成
される仕切り部30aによつて前後に有底状の筒部30
c、30bが形成されており、後方に形成の筒部30b
は第一作動螺軸7突出前端部を内嵌しているが、該突出
端部には面取り部7aが形成されていて、第一作動螺軸
7は第一プランジヤ30と軸回り方向に一体回動する
が、軸方向には移動自在となるように連結されている。
一方、前方に形成の筒部30cの底面と、第一プランジ
ヤ30の外周に外嵌される第一励磁コイル31のヨーク
プレート31aとのあいだには第一クラツチ弾機31b
が設けられている。そして、第一励磁コイル31が非励
磁状態のときには、第一プランジヤ30が中間ギア29
と係合するよう第一クラツチ弾機31bが付勢してお
り、これによつて、電動モータ3からの駆動力が、出力
ギア4a、中間ギア29、第一プランジヤ30を経由し
て第一作動螺軸7が回動してクラツチ続状態になるよう
設定されている。一方、第一励磁コイル31が励磁状態
となつた場合には、第一プランジヤ30は、第一クラツ
チ弾機31bに抗してヨークプレート31aに側に移動
して中間ギア29との係合が解除され、これによつて電
動モータ3からの駆動力の第一プランジヤ30への伝動
が断たれることとなつてクラツチ断状態になるよう設定
されており、この様にして、動力伝達経路に第一断続ク
ラツチ28が接続されている。
【0011】一方、車両サイド側の広いスペースに設け
られる第二作動螺軸8には、シート1の前後部の上下移
動を行うための二つの第二ナツト部材12、13が螺装
されるが、これら第二ナツト部材12、13は、後述す
るように第二断続クラツチ32が内装されていて、前高
さ調節用操作スイツチ1cを操作してクラツチ続状態と
したとき、第二作動螺軸8の回動に基づいて第二ナツト
部材12、13が第二作動螺軸8に対して前後相対移動
するようになつている。そして、これら第二ナツト部材
12、13は、連結杆14、15を介してシート1の前
後に配設された高さ調節機構16、17にそれぞれ連結
されていて、シート1の前後部の上下高さをそれぞれ調
節すべく第二作動螺軸8上をそれぞれ別個に相対移動す
る構成となつている。
られる第二作動螺軸8には、シート1の前後部の上下移
動を行うための二つの第二ナツト部材12、13が螺装
されるが、これら第二ナツト部材12、13は、後述す
るように第二断続クラツチ32が内装されていて、前高
さ調節用操作スイツチ1cを操作してクラツチ続状態と
したとき、第二作動螺軸8の回動に基づいて第二ナツト
部材12、13が第二作動螺軸8に対して前後相対移動
するようになつている。そして、これら第二ナツト部材
12、13は、連結杆14、15を介してシート1の前
後に配設された高さ調節機構16、17にそれぞれ連結
されていて、シート1の前後部の上下高さをそれぞれ調
節すべく第二作動螺軸8上をそれぞれ別個に相対移動す
る構成となつている。
【0012】ところで、第二作動螺軸8に設けられる第
二ナツト部材12、13はナツト部材12、13自体に
クラツチ手段が設けられたものであるが、例えば図5に
示された様なものでも良く、これらナツト部材12、1
3は、同一、あるいは異なる構成でも良いが、便宜上、
図5に基づいて第二ナツト部材12について説明する。
つまり、第二ナツト部材12は、第二作動螺軸8に移動
自在となるよう貫通孔18aが穿設されたボツクス形状
のケーシング18に内装されるものであるが、該ケーシ
ング18の材質は鉄、コバルト、ニツケル等の強磁性素
材からなつている。そして、ケーシング18の一側には
筒状の回転体19が内装されるが、回転体19は、内筒
面が第二作動螺軸8に形成の係止部8aに係合するよう
に形成されていて、第二作動螺軸8の軸回りの回動につ
いては第二作動螺軸8と一体回動するが、第二作動螺軸
8が遊嵌状に貫通されることにより、軸方向の移動につ
いては自由になるよう設定されている。そしてさらに、
回転体19の他側外周には、第一クラツチ受け部19a
が形成されている。また、回転体19の他側方には間隙
を存してナツト体21が隣接しており、該ナツト体21
は、第二作動螺軸8に貫通状に螺合し、その外周面には
軸方向を向いた複数の係合溝21aが刻設されている。
二ナツト部材12、13はナツト部材12、13自体に
クラツチ手段が設けられたものであるが、例えば図5に
示された様なものでも良く、これらナツト部材12、1
3は、同一、あるいは異なる構成でも良いが、便宜上、
図5に基づいて第二ナツト部材12について説明する。
つまり、第二ナツト部材12は、第二作動螺軸8に移動
自在となるよう貫通孔18aが穿設されたボツクス形状
のケーシング18に内装されるものであるが、該ケーシ
ング18の材質は鉄、コバルト、ニツケル等の強磁性素
材からなつている。そして、ケーシング18の一側には
筒状の回転体19が内装されるが、回転体19は、内筒
面が第二作動螺軸8に形成の係止部8aに係合するよう
に形成されていて、第二作動螺軸8の軸回りの回動につ
いては第二作動螺軸8と一体回動するが、第二作動螺軸
8が遊嵌状に貫通されることにより、軸方向の移動につ
いては自由になるよう設定されている。そしてさらに、
回転体19の他側外周には、第一クラツチ受け部19a
が形成されている。また、回転体19の他側方には間隙
を存してナツト体21が隣接しており、該ナツト体21
は、第二作動螺軸8に貫通状に螺合し、その外周面には
軸方向を向いた複数の係合溝21aが刻設されている。
【0013】20は、第二断続クラツチ32を構成する
筒状の第二プランジヤであつて、その他半部は小径内筒
状で、内筒面には前記ナツト体係合溝21aに対して軸
回り方向には一体回動するが軸方向の移動は許容させる
よう係合する係合受溝20aが形成されている。また、
第二プランジヤ20の一半部は大径内筒部20bとなつ
て前記回転体19を遊嵌しており、そうして第二プラン
ジヤ20は、後述するように一側方に移動したとき、前
記係合受溝20aの一端側部位が前記回転体19に形成
の第一クラツチ受け部19aに係合し、この状態で第二
作動螺軸8が回動すると、該第二作動螺軸8と共に一体
回動するように設定されている。
筒状の第二プランジヤであつて、その他半部は小径内筒
状で、内筒面には前記ナツト体係合溝21aに対して軸
回り方向には一体回動するが軸方向の移動は許容させる
よう係合する係合受溝20aが形成されている。また、
第二プランジヤ20の一半部は大径内筒部20bとなつ
て前記回転体19を遊嵌しており、そうして第二プラン
ジヤ20は、後述するように一側方に移動したとき、前
記係合受溝20aの一端側部位が前記回転体19に形成
の第一クラツチ受け部19aに係合し、この状態で第二
作動螺軸8が回動すると、該第二作動螺軸8と共に一体
回動するように設定されている。
【0014】一方、前記ケーシング18の他側には、ケ
ーシング18と一体的に固定されるよう角板状のフラン
ジ部22aが一体形成されたクラツチ受け体22が設け
られており、一側の大径内筒部に第二プランジヤ20を
内嵌し、そして他側の小径内筒部にナツト体21を遊嵌
するようになつている。そして、大径内筒部と小径内筒
部との段差面部には第二プランジヤ20の他側面部に形
成の係合部20cが係合する第二クラツチ受け部22b
が形成されている。また、第二プランジヤ20の外周に
は第二励磁コイル23が、ケーシング18の一側には前
記第二プランジヤ20に対向するようにして第二ヨーク
プレート24がそれぞれ設けられると共に、第二ヨーク
プレート24と第二プランジヤ20とのあいだに第二ク
ラツチ弾機25が設けられている。そして、第二励磁コ
イル23が非励磁状態のときには、第二クラツチ弾機2
5の付勢力により第二プランジヤ20はクラツチ受け体
22と係合するクラツチ続状態となつて、電動モータ3
を駆動せしめると、ナツト部材12は第二作動螺軸8を
相対移動するように設定されている。一方、第二励磁コ
イル23が励磁状態のときには、クラツチ弾機25に抗
して第二プランジヤ20が一側に移動して、第一クラツ
チ受け部19aに係合するクラツチ断状態となつて、こ
の状態では、ナツト部材12は第二作動螺軸8が回動し
ても相対移動することがないように設定されており、こ
の様にして、第二断続クラツチ32が構成されている。
ーシング18と一体的に固定されるよう角板状のフラン
ジ部22aが一体形成されたクラツチ受け体22が設け
られており、一側の大径内筒部に第二プランジヤ20を
内嵌し、そして他側の小径内筒部にナツト体21を遊嵌
するようになつている。そして、大径内筒部と小径内筒
部との段差面部には第二プランジヤ20の他側面部に形
成の係合部20cが係合する第二クラツチ受け部22b
が形成されている。また、第二プランジヤ20の外周に
は第二励磁コイル23が、ケーシング18の一側には前
記第二プランジヤ20に対向するようにして第二ヨーク
プレート24がそれぞれ設けられると共に、第二ヨーク
プレート24と第二プランジヤ20とのあいだに第二ク
ラツチ弾機25が設けられている。そして、第二励磁コ
イル23が非励磁状態のときには、第二クラツチ弾機2
5の付勢力により第二プランジヤ20はクラツチ受け体
22と係合するクラツチ続状態となつて、電動モータ3
を駆動せしめると、ナツト部材12は第二作動螺軸8を
相対移動するように設定されている。一方、第二励磁コ
イル23が励磁状態のときには、クラツチ弾機25に抗
して第二プランジヤ20が一側に移動して、第一クラツ
チ受け部19aに係合するクラツチ断状態となつて、こ
の状態では、ナツト部材12は第二作動螺軸8が回動し
ても相対移動することがないように設定されており、こ
の様にして、第二断続クラツチ32が構成されている。
【0015】叙述のごとく構成された本発明の実施例に
おいて、シート1の前後移動調整または前後部の上下移
動をそれぞれ択一的に行うことができるが、シート1の
前後移動調整をする場合では、車両ドア側に設けた前後
移動用スイツチ1bを操作し、第一断続クラツチ28の
第一励磁コイル31の通電を断つと共に、第二ナツト部
材12、13に設けられる各第二断続クラツチ32の第
二励磁コイル23に通電せしめて、この状態で電動モー
タ3を駆動させることで第一ナツト部材9が移動状態に
なるが、このとき第二ナツト部材12、13は、非移動
状態となつてシート1の前後移動調整のみがなされるこ
とになる。また、前部の高さ調節をするには、前高さ調
節用操作スイツチ1cを操作することで、前高さ調節用
のナツト部材12の第二励磁コイルの通電を断ち、後部
の高さ調節用のナツト部材13に設けられる第二励磁コ
イル23及び第一励磁コイル31に通電せしめ、この状
態で電動モータ3を駆動させることでナツト部材12が
前後移動して前部の高さ調節ができることになる。
おいて、シート1の前後移動調整または前後部の上下移
動をそれぞれ択一的に行うことができるが、シート1の
前後移動調整をする場合では、車両ドア側に設けた前後
移動用スイツチ1bを操作し、第一断続クラツチ28の
第一励磁コイル31の通電を断つと共に、第二ナツト部
材12、13に設けられる各第二断続クラツチ32の第
二励磁コイル23に通電せしめて、この状態で電動モー
タ3を駆動させることで第一ナツト部材9が移動状態に
なるが、このとき第二ナツト部材12、13は、非移動
状態となつてシート1の前後移動調整のみがなされるこ
とになる。また、前部の高さ調節をするには、前高さ調
節用操作スイツチ1cを操作することで、前高さ調節用
のナツト部材12の第二励磁コイルの通電を断ち、後部
の高さ調節用のナツト部材13に設けられる第二励磁コ
イル23及び第一励磁コイル31に通電せしめ、この状
態で電動モータ3を駆動させることでナツト部材12が
前後移動して前部の高さ調節ができることになる。
【0016】この様に、本発明が実施されたものにあつ
ては、シート1の前後移動及び前後部の上下移動を電動
モータ3の駆動力により自動的に行うことができるもの
であるが、これらの調整の選択は、対応する第一、第二
断続クラツチ28、32の第一、第二励磁コイル31、
23への通電を選択的に断続切換えすることで行うこと
ができ、これら複数の調整機構の駆動制御を単一の電動
モータからの駆動でなし得て、それぞれの調整機構に専
用の電動モータを設ける必要がない。この結果、シート
1のこれらの調整用の部品が大幅に兼用されることにな
り、部品点数を削減できると共に装置の軽量コンパクト
化、さらには簡略化に大いに寄与し得て、組立作業を簡
素化し低コスト化も果たせることになる。
ては、シート1の前後移動及び前後部の上下移動を電動
モータ3の駆動力により自動的に行うことができるもの
であるが、これらの調整の選択は、対応する第一、第二
断続クラツチ28、32の第一、第二励磁コイル31、
23への通電を選択的に断続切換えすることで行うこと
ができ、これら複数の調整機構の駆動制御を単一の電動
モータからの駆動でなし得て、それぞれの調整機構に専
用の電動モータを設ける必要がない。この結果、シート
1のこれらの調整用の部品が大幅に兼用されることにな
り、部品点数を削減できると共に装置の軽量コンパクト
化、さらには簡略化に大いに寄与し得て、組立作業を簡
素化し低コスト化も果たせることになる。
【0017】しかもこのものにおいては、車両中央側で
ある第一作動螺軸7側には、クラツチの設けられていな
い外形の小さい第一ナツト部材9を設けるようにしてお
り、この結果、各種配線用のミツシヨンやプロペラシヤ
フトを配設したりするためどうしても広い取付けスペー
スを確保できない車両中央側においては、第一断続クラ
ツチ28と第一ナツト部材9とが前後に分離した状態で
配されることになつて、無理のない配置構成とすること
ができる。一方、ミツシヨン等のないドア側のように広
い取付けスペースが確保される部位に、各第二断続クラ
ツチ32付きのナツト部材12、13の一対が設けられ
ることになつて、それぞれは勿論のこと、前記シート1
の前後移動とも独立して作動し、しかも、取付けスペー
スの狭い側に配する第一作動螺軸7側を、移動ストロー
クを長く確保する必要があるシート1の前後移動調整用
とし、さほど長い移動ストロークは必要がないが、独立
して作動する必要があるシート1の前後部の高さ調整作
動については、広い取付けスペースが確保できる第二作
動螺軸8側として第二断続クラツチ32付きの大きなナ
ツト部材12、13の複数を配することになつて、複数
のシート作動をするに際し、シート作動の機能に対応し
た断続クラツチ、ナツト部材の配置が取付けスペースに
対応して確保できることになつて、車内居住スペースを
犠牲にすることがなく、コンパクト化が達成できること
になる。
ある第一作動螺軸7側には、クラツチの設けられていな
い外形の小さい第一ナツト部材9を設けるようにしてお
り、この結果、各種配線用のミツシヨンやプロペラシヤ
フトを配設したりするためどうしても広い取付けスペー
スを確保できない車両中央側においては、第一断続クラ
ツチ28と第一ナツト部材9とが前後に分離した状態で
配されることになつて、無理のない配置構成とすること
ができる。一方、ミツシヨン等のないドア側のように広
い取付けスペースが確保される部位に、各第二断続クラ
ツチ32付きのナツト部材12、13の一対が設けられ
ることになつて、それぞれは勿論のこと、前記シート1
の前後移動とも独立して作動し、しかも、取付けスペー
スの狭い側に配する第一作動螺軸7側を、移動ストロー
クを長く確保する必要があるシート1の前後移動調整用
とし、さほど長い移動ストロークは必要がないが、独立
して作動する必要があるシート1の前後部の高さ調整作
動については、広い取付けスペースが確保できる第二作
動螺軸8側として第二断続クラツチ32付きの大きなナ
ツト部材12、13の複数を配することになつて、複数
のシート作動をするに際し、シート作動の機能に対応し
た断続クラツチ、ナツト部材の配置が取付けスペースに
対応して確保できることになつて、車内居住スペースを
犠牲にすることがなく、コンパクト化が達成できること
になる。
【0018】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
では勿論なく、作動螺軸とナツト部材とを用いた電動駆
動装置の配置構成としては、ドア側作動螺軸に、さらに
他のシート作動(例えば背凭れ部のリクライニングや按
摩作動、ヘツドレストの上下移動等)を行うための断続
クラツチ付きのナツト部材を螺装しても良く、また、図
6に示す第二実施例のごとく中間作動螺軸40(該螺軸
は複数本であつても良い)を設けてもよく、この場合、
中間側作動螺軸40が、中央側作動螺軸のように動力伝
達経路途中に断続クラツチを設けたものとしたときに
は、該作動螺軸40に螺装したナツト部材はシート前後
移動と同時作動するものとなり、また、ドア側作動螺軸
のように動力伝達経路中に断続クラツチがなく、そして
断続クラツチ付きナツト部材が螺装されたものであると
きには、各独立したシート作動を行うことができるとい
う利点があり、各種シート作動に対応した選択設定が自
由にできるものである。
では勿論なく、作動螺軸とナツト部材とを用いた電動駆
動装置の配置構成としては、ドア側作動螺軸に、さらに
他のシート作動(例えば背凭れ部のリクライニングや按
摩作動、ヘツドレストの上下移動等)を行うための断続
クラツチ付きのナツト部材を螺装しても良く、また、図
6に示す第二実施例のごとく中間作動螺軸40(該螺軸
は複数本であつても良い)を設けてもよく、この場合、
中間側作動螺軸40が、中央側作動螺軸のように動力伝
達経路途中に断続クラツチを設けたものとしたときに
は、該作動螺軸40に螺装したナツト部材はシート前後
移動と同時作動するものとなり、また、ドア側作動螺軸
のように動力伝達経路中に断続クラツチがなく、そして
断続クラツチ付きナツト部材が螺装されたものであると
きには、各独立したシート作動を行うことができるとい
う利点があり、各種シート作動に対応した選択設定が自
由にできるものである。
【0019】
【作用効果】以上要するに、本発明は叙述の如く構成さ
れたものであるから、シートの前後移動と上下移動が、
第一、第二断続クラツチの切換えを行うことで選択的に
成されることになり、この結果、一つの電動モータから
複数のマルチ的なシート作動ができることになつて、各
対応する電動モータをそれぞれ設ける必要がなく、部品
点数を少なくし、軽量コンパクト化が有効に計れること
になる。
れたものであるから、シートの前後移動と上下移動が、
第一、第二断続クラツチの切換えを行うことで選択的に
成されることになり、この結果、一つの電動モータから
複数のマルチ的なシート作動ができることになつて、各
対応する電動モータをそれぞれ設ける必要がなく、部品
点数を少なくし、軽量コンパクト化が有効に計れること
になる。
【0020】しかもこのものにおいては、各種配線用の
ミツシヨンやプロペラシヤフトを配設したりするためど
うしても広い取付けスペースを確保できない車両中央側
においては、作動螺軸への動力伝動経路中に第一断続ク
ラツチを設け、該作動螺軸には断続クラツチのない小型
の前後移動用ナツト部材を螺装して、狭い取付けスペー
スでのナツト部材の取付けを可能にし、また、ハーネス
等がなく広い取付けスペースを確保できるドア側におい
ては、第二断続クラツチ付きの大きい上下移動用ナツト
部材をそれぞれ作動螺軸に螺装し、これによつて、シー
ト全体の前後移動、シート前部の上下移動、シート後部
の上下移動を独立してそれぞれ選択的に行うことができ
ることとなつて、シートの各作動に対応した断続クラツ
チ、ナツト部材の配置が、取付けスペースに対応した理
想的なものになつて、車内居住スペースを犠牲にするこ
となく、コンパクト化を達成できることになる。また、
第一断続クラツチを設けた作動螺軸を前後移動用とすれ
ばナツトを小型にできることで充分な移動ストロークを
確保することができる。
ミツシヨンやプロペラシヤフトを配設したりするためど
うしても広い取付けスペースを確保できない車両中央側
においては、作動螺軸への動力伝動経路中に第一断続ク
ラツチを設け、該作動螺軸には断続クラツチのない小型
の前後移動用ナツト部材を螺装して、狭い取付けスペー
スでのナツト部材の取付けを可能にし、また、ハーネス
等がなく広い取付けスペースを確保できるドア側におい
ては、第二断続クラツチ付きの大きい上下移動用ナツト
部材をそれぞれ作動螺軸に螺装し、これによつて、シー
ト全体の前後移動、シート前部の上下移動、シート後部
の上下移動を独立してそれぞれ選択的に行うことができ
ることとなつて、シートの各作動に対応した断続クラツ
チ、ナツト部材の配置が、取付けスペースに対応した理
想的なものになつて、車内居住スペースを犠牲にするこ
となく、コンパクト化を達成できることになる。また、
第一断続クラツチを設けた作動螺軸を前後移動用とすれ
ばナツトを小型にできることで充分な移動ストロークを
確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シートの全体斜視図である。
【図2】シートの電動移動装置を示す概略説明図であ
る。
る。
【図3】第一断続クラツチの断面図である。
【図4】第一ナツト部材の分解斜視図である。
【図5】第二ナツト部材の要部水平断面図である。
【図6】第二実施例を示す概略説明図である。
【符号の説明】 1 シート 3 電動モータ 7 第一作動螺軸 9 第一ナツト部材 12 第二ナツト部材 19 回転体 20 クラツチ体 21 ナツト体 22 クラツチ受け体 23 励磁コイル 28 第一断続クラツチ 32 第二断続クラツチ
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
Claims (1)
- 【請求項1】 シート全体の前後移動とシート前部およ
び後部の各上下移動とを少なくとも行うにあたり、単一
の電動モータと、車両前後方向を向く状態で左右平行状
に並設され、前記電動モータから動力伝達経路を経由し
てモータ駆動力がそれぞれ伝達される複数の作動螺軸
と、車両中央側の作動螺軸に螺合し、シート全体の前後
移動を司る前後移動用ナツト部材と、車両ドア側の作動
螺軸に螺合し、シート前部および後部の上下移動をそれ
ぞれ司る上下移動用ナツト部材とを備え、前記前後移動
用ナツト部材が螺合する作動螺軸への動力伝達経路中に
は第一断続クラツチを設け、前記上下移動用ナツト部材
には第二断続クラツチを設けたことを特徴とする車両用
パワーシートのマルチ駆動装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5230843A JPH0761266A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 車両用パワーシートのマルチ駆動装置 |
| US08/293,512 US5528959A (en) | 1993-08-24 | 1994-08-22 | Multi-driving assembly of vehicle power seat |
| CA002130611A CA2130611A1 (en) | 1993-08-24 | 1994-08-22 | Multi-driving assembly of vehicle power seat |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5230843A JPH0761266A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 車両用パワーシートのマルチ駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0761266A true JPH0761266A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16914162
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5230843A Pending JPH0761266A (ja) | 1993-08-24 | 1993-08-24 | 車両用パワーシートのマルチ駆動装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5528959A (ja) |
| JP (1) | JPH0761266A (ja) |
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-
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Also Published As
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|---|---|
| CA2130611A1 (en) | 1995-02-25 |
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