JPH076155Y2 - 一液性湿気硬化形の塗剤を噴霧するスプレー缶 - Google Patents
一液性湿気硬化形の塗剤を噴霧するスプレー缶Info
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- JPH076155Y2 JPH076155Y2 JP2282191U JP2282191U JPH076155Y2 JP H076155 Y2 JPH076155 Y2 JP H076155Y2 JP 2282191 U JP2282191 U JP 2282191U JP 2282191 U JP2282191 U JP 2282191U JP H076155 Y2 JPH076155 Y2 JP H076155Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一液性湿気硬化形の塗
剤を噴霧、塗布できかつ長期間の保存を可能とした一液
性湿気硬化形の塗剤を噴霧するスプレー缶に関する。
剤を噴霧、塗布できかつ長期間の保存を可能とした一液
性湿気硬化形の塗剤を噴霧するスプレー缶に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液化プロパンガス、ジメチルエー
テルなどの液化ガスを噴射剤として用いるエヤゾール形
式のスプレー缶が広く用いられている。
テルなどの液化ガスを噴射剤として用いるエヤゾール形
式のスプレー缶が広く用いられている。
【0003】このようなスプレー缶は、従来、例えば図
4に示すように、噴射口aを有する押釦bを、缶本体に
設けた弁機構のステムc上端に取付けている。又この弁
機構は、ステムゴムdによって閉止されたステムの側孔
eを前記押釦bの押下げによって開放することによっ
て、押釦bの噴射口aを缶本体内部に導通するごとく構
成されている。
4に示すように、噴射口aを有する押釦bを、缶本体に
設けた弁機構のステムc上端に取付けている。又この弁
機構は、ステムゴムdによって閉止されたステムの側孔
eを前記押釦bの押下げによって開放することによっ
て、押釦bの噴射口aを缶本体内部に導通するごとく構
成されている。
【0004】他方、家屋の建築に際して、例えば外装板
間に生じる目地には、コーキング剤の充填に先立ち、そ
の接着を容易とし耐久性を向上するべく、ウレタンプレ
ポリマなどの、空気中の湿気と反応して硬化する形式の
一液性湿気硬化形の塗剤を、プライマとして塗布するこ
とが行われている。またときにコーキング剤としても、
かかる一液性湿気硬化形の塗剤が使用される。
間に生じる目地には、コーキング剤の充填に先立ち、そ
の接着を容易とし耐久性を向上するべく、ウレタンプレ
ポリマなどの、空気中の湿気と反応して硬化する形式の
一液性湿気硬化形の塗剤を、プライマとして塗布するこ
とが行われている。またときにコーキング剤としても、
かかる一液性湿気硬化形の塗剤が使用される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような一液性湿気
硬化形の塗剤を、例えば図4に示す押釦bを有するスプ
レー缶に充填し噴射、塗布することが考えられるが、こ
のような一液性湿気硬化形の塗剤を充填したときには、
長期の保管によって、ステムcとステムゴムdとの間か
ら、さらには噴射口aから側孔eをへて浸入する空気中
の湿気によって、内部の一液性湿気硬化形の塗剤が反応
し、経時的に、その塗剤の硬化に伴ない析出物が生じ、
ステムcの作動を不円滑とする他、弁機構の塗剤吐出経
路に詰まりを生じ、噴射不良が生じやすいことが判明し
ている。
硬化形の塗剤を、例えば図4に示す押釦bを有するスプ
レー缶に充填し噴射、塗布することが考えられるが、こ
のような一液性湿気硬化形の塗剤を充填したときには、
長期の保管によって、ステムcとステムゴムdとの間か
ら、さらには噴射口aから側孔eをへて浸入する空気中
の湿気によって、内部の一液性湿気硬化形の塗剤が反応
し、経時的に、その塗剤の硬化に伴ない析出物が生じ、
ステムcの作動を不円滑とする他、弁機構の塗剤吐出経
路に詰まりを生じ、噴射不良が生じやすいことが判明し
ている。
【0006】なお従来の押釦を有するスプレー缶に、か
かる一液性湿気硬化形の塗剤を充填したときにも、全て
のスプレー缶に前記噴射不良を生じることはないとはい
え、例え少ない割合であっても、噴射不良を生じるスプ
レー缶は商品とはなりがたく、また弁機構自体を改造し
かつスプレー缶製造時における品質のバラツキを抑制す
ることによって噴射不良を防ぐには、多大のコストを要
し実用化しえない。
かる一液性湿気硬化形の塗剤を充填したときにも、全て
のスプレー缶に前記噴射不良を生じることはないとはい
え、例え少ない割合であっても、噴射不良を生じるスプ
レー缶は商品とはなりがたく、また弁機構自体を改造し
かつスプレー缶製造時における品質のバラツキを抑制す
ることによって噴射不良を防ぐには、多大のコストを要
し実用化しえない。
【0007】従って、従来、一液性湿気硬化形の塗剤の
塗布は、スプレー缶を用いた噴射塗布に比して数倍の工
数が必要となる刷毛塗りにより、やむをえず塗布してい
た。
塗布は、スプレー缶を用いた噴射塗布に比して数倍の工
数が必要となる刷毛塗りにより、やむをえず塗布してい
た。
【0008】本考案は、缶本体の隆起部にネジ部を設け
るとともに、このネジ部にステムを小間隙を有して囲む
キヤップを螺着することを基本として、長期の保管後に
おいても一液性湿気硬化形の塗剤の円滑な噴霧を可能と
し、前記課題を解決しうる一液性湿気硬化形の塗剤を噴
霧するスプレー缶の提供を目的としている。
るとともに、このネジ部にステムを小間隙を有して囲む
キヤップを螺着することを基本として、長期の保管後に
おいても一液性湿気硬化形の塗剤の円滑な噴霧を可能と
し、前記課題を解決しうる一液性湿気硬化形の塗剤を噴
霧するスプレー缶の提供を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案は、一液性湿気硬
化形の塗剤と噴射剤とを充填した缶本体に弁機構を固設
した缶体と、缶体に取付くキヤップとからなる一液性湿
気硬化形の塗剤を噴霧するスプレー缶であって、前記缶
体は、缶底に通じる弁孔を上部に具えた弁箱と、上開放
の有底孔を有しかつ前記弁孔に上向きに付勢されて収納
され、しかも押下げによって前記有底孔と弁孔とを導通
させるステムとを含む前記弁機構を、前記缶本体上部の
マウンテンカップ中央に設けた隆起部内部に、該隆起部
の上面周囲に受面を残してその中心に設けた透孔に前記
ステムを挿通しかつステムの上方部を前記上面から突出
させて固設し、かつ前記隆起部の外周面にネジ部を形成
する一方、前記キヤップは、前記ネジ部に螺合すること
によって隆起部に取付けられるとともに取付けによりス
テムの前記上方部を小間隙を有して囲む内孔と、この内
孔下端に設けられ前記受面にシールを介して当接するこ
とにより前記内孔を気密とする押面とを有することを特
徴とする一液性湿気硬化形の塗剤を噴霧するスプレー缶
である。
化形の塗剤と噴射剤とを充填した缶本体に弁機構を固設
した缶体と、缶体に取付くキヤップとからなる一液性湿
気硬化形の塗剤を噴霧するスプレー缶であって、前記缶
体は、缶底に通じる弁孔を上部に具えた弁箱と、上開放
の有底孔を有しかつ前記弁孔に上向きに付勢されて収納
され、しかも押下げによって前記有底孔と弁孔とを導通
させるステムとを含む前記弁機構を、前記缶本体上部の
マウンテンカップ中央に設けた隆起部内部に、該隆起部
の上面周囲に受面を残してその中心に設けた透孔に前記
ステムを挿通しかつステムの上方部を前記上面から突出
させて固設し、かつ前記隆起部の外周面にネジ部を形成
する一方、前記キヤップは、前記ネジ部に螺合すること
によって隆起部に取付けられるとともに取付けによりス
テムの前記上方部を小間隙を有して囲む内孔と、この内
孔下端に設けられ前記受面にシールを介して当接するこ
とにより前記内孔を気密とする押面とを有することを特
徴とする一液性湿気硬化形の塗剤を噴霧するスプレー缶
である。
【0010】
【作用】一液性湿気硬化形の塗剤を充填した缶本体に
は、弁機構のステムの上方部のみを隆起部から突出させ
る。又キヤップは、ステムを小間隙を有して囲む内孔を
有し、前記隆起部に螺着されるとともに、キヤップの押
面は、隆起部との間をシールを介して閉止する。従っ
て、ステムは、前記内孔がなす小さな空間内で密封され
ることとなる。
は、弁機構のステムの上方部のみを隆起部から突出させ
る。又キヤップは、ステムを小間隙を有して囲む内孔を
有し、前記隆起部に螺着されるとともに、キヤップの押
面は、隆起部との間をシールを介して閉止する。従っ
て、ステムは、前記内孔がなす小さな空間内で密封され
ることとなる。
【0011】その結果、該空間の空気量が小であること
によりそれに含まれる湿気も小であって、缶本体内部の
一液性湿気硬化形の塗剤は殆ど湿気と反応することがな
く、継時的な硬化に伴う析出物の発生を防ぎ、噴射不良
を長期に亘って防止する。従って、使用に際してキヤッ
プを取り外すことによって、長期間にわたる保管の後に
おいてもそのまま使用でき、一液性湿気硬化形の塗剤を
スプレー缶を用いた噴射により塗布でき、作業能率を向
上できる。
によりそれに含まれる湿気も小であって、缶本体内部の
一液性湿気硬化形の塗剤は殆ど湿気と反応することがな
く、継時的な硬化に伴う析出物の発生を防ぎ、噴射不良
を長期に亘って防止する。従って、使用に際してキヤッ
プを取り外すことによって、長期間にわたる保管の後に
おいてもそのまま使用でき、一液性湿気硬化形の塗剤を
スプレー缶を用いた噴射により塗布でき、作業能率を向
上できる。
【0012】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜図3において、本考案の一液性湿気硬化形の
塗剤を噴霧するスプレー缶(以下スプレー缶という)1
は、一液性湿気硬化形の塗剤と噴射剤とを充填した缶本
体2に弁機構5を固設した缶体3と、キヤップ4とから
なり、又本実施例では缶体3には前記キヤップ4を覆う
外のキヤップ6を取付けている。
る。図1〜図3において、本考案の一液性湿気硬化形の
塗剤を噴霧するスプレー缶(以下スプレー缶という)1
は、一液性湿気硬化形の塗剤と噴射剤とを充填した缶本
体2に弁機構5を固設した缶体3と、キヤップ4とから
なり、又本実施例では缶体3には前記キヤップ4を覆う
外のキヤップ6を取付けている。
【0013】前記一液性湿気硬化形の塗剤は、ウレタン
プレポリマ、シランカップリング剤、溶剤等の混合物か
らなり、又噴射剤として、液化プロパンガス、ジメチル
エーテルなどの液化ガスを使用しうる。前記缶本体2
は、有底の基筒21の上部にコーン状の継ぎ筒22を介
して、マウンテンカップ23を設けており、又それらは
適宜のシールを介在する例えばカール結合により接続さ
れる。
プレポリマ、シランカップリング剤、溶剤等の混合物か
らなり、又噴射剤として、液化プロパンガス、ジメチル
エーテルなどの液化ガスを使用しうる。前記缶本体2
は、有底の基筒21の上部にコーン状の継ぎ筒22を介
して、マウンテンカップ23を設けており、又それらは
適宜のシールを介在する例えばカール結合により接続さ
れる。
【0014】前記マウンテンカップ23は、前記継ぎ筒
22との接続部から下向きにのびる筒状の垂下部25を
有し、該垂下部25下端の水平部26を介して、外筒部
27とその上端の水平な上片29とを有する隆起部30
を、前記マウンテンカップ23の中央に設けている。又
上片29には、該上片29の上面周囲がなす受面31を
残してその中心に透孔32を形成し、又透孔32の周囲
には、小高さの立壁部33を形成している。
22との接続部から下向きにのびる筒状の垂下部25を
有し、該垂下部25下端の水平部26を介して、外筒部
27とその上端の水平な上片29とを有する隆起部30
を、前記マウンテンカップ23の中央に設けている。又
上片29には、該上片29の上面周囲がなす受面31を
残してその中心に透孔32を形成し、又透孔32の周囲
には、小高さの立壁部33を形成している。
【0015】又前記外筒部27には、その外周面に、該
外筒部27を螺旋に凹ませることによりネジ部34を形
成し、かつ隆起部30には、前記弁機構5を収納する。
外筒部27を螺旋に凹ませることによりネジ部34を形
成し、かつ隆起部30には、前記弁機構5を収納する。
【0016】前記弁機構5は、弁孔35を有する弁箱3
6と、前記弁孔35に収納されるステム37とからな
り、又弁箱36の上端と、前記上片29との間にはステ
ムゴム39を配する一方、前記ステム37をバネ40に
より上向きに付勢している。
6と、前記弁孔35に収納されるステム37とからな
り、又弁箱36の上端と、前記上片29との間にはステ
ムゴム39を配する一方、前記ステム37をバネ40に
より上向きに付勢している。
【0017】前記弁箱36は、前記弁孔35を設けた基
部41の下端に、缶底にのびるホース42に導通するこ
とによって、前記弁孔35を缶底に導通させる孔部を有
する小径部43を設けている。
部41の下端に、缶底にのびるホース42に導通するこ
とによって、前記弁孔35を缶底に導通させる孔部を有
する小径部43を設けている。
【0018】又前記弁孔35の内周面には、上端からや
や距離を隔てる位置から下端近傍までのびかつ内方に膨
出する案内部45を設けるとともに、その下端には、前
記バネ40を受けるバネ支持面47を、コーン面を介し
て形成している。
や距離を隔てる位置から下端近傍までのびかつ内方に膨
出する案内部45を設けるとともに、その下端には、前
記バネ40を受けるバネ支持面47を、コーン面を介し
て形成している。
【0019】さらに弁孔35の内周面には、前記案内部
45を切欠きバネ支持面47を越えて下方にのびる複数
本の割溝49を形成している。
45を切欠きバネ支持面47を越えて下方にのびる複数
本の割溝49を形成している。
【0020】他方、前記ステム37は、前記案内部45
の内周面で案内され摺動するガイド部51の上端に、円
周溝52を介して上にのびる小径の上方部53を設けて
いる。又前記ガイド部51下端には、バネ40の上端を
受けるバネ支持面54を設けている。
の内周面で案内され摺動するガイド部51の上端に、円
周溝52を介して上にのびる小径の上方部53を設けて
いる。又前記ガイド部51下端には、バネ40の上端を
受けるバネ支持面54を設けている。
【0021】又ステム37は、その上端から前記上方部
53をこえてガイド部51内にのびる上開放の有底孔5
5を有し、又該有底孔55には、前記円周溝52の内面
に通じる小径の1つ又は複数個の側孔56を設けてい
る。
53をこえてガイド部51内にのびる上開放の有底孔5
5を有し、又該有底孔55には、前記円周溝52の内面
に通じる小径の1つ又は複数個の側孔56を設けてい
る。
【0022】前記上方部53は、前記マウンテンカップ
23の前記透孔32を挿通しかつ立壁部33によっても
案内されることにより、ステム37はバネ40により上
向きに付勢されつつ上下に移動できる。
23の前記透孔32を挿通しかつ立壁部33によっても
案内されることにより、ステム37はバネ40により上
向きに付勢されつつ上下に移動できる。
【0023】又前記円周溝52には、前記ステムゴム3
9が嵌着し、該ステムゴム39によって常時は前記側孔
56が閉止される。
9が嵌着し、該ステムゴム39によって常時は前記側孔
56が閉止される。
【0024】なおステム37は、その上方部53が下に
押され、前記ステムゴム39が下向きに湾曲し変形する
ことによって前記側孔56が開かれる。このように、ス
テム37の押し下げにより有底孔55と弁孔35とを側
孔56を介して導通させ、従って、前記有底孔55は、
側孔56、弁孔35の割溝49、小径部43の孔部、ホ
ース42をへて、缶底に連通できる。
押され、前記ステムゴム39が下向きに湾曲し変形する
ことによって前記側孔56が開かれる。このように、ス
テム37の押し下げにより有底孔55と弁孔35とを側
孔56を介して導通させ、従って、前記有底孔55は、
側孔56、弁孔35の割溝49、小径部43の孔部、ホ
ース42をへて、缶底に連通できる。
【0025】なお前記弁機構5は、前記上片29との間
に前記ステムゴム39を介在させ、前記弁箱36を隆起
部30内に挿入するとともに、前記ネジ部34の成形に
際しての隆起部30の変形により弁箱36を挟圧するこ
とによって、弁機構5を固着し、またこの固着によりス
テム37の上方部53が上方に突出する。
に前記ステムゴム39を介在させ、前記弁箱36を隆起
部30内に挿入するとともに、前記ネジ部34の成形に
際しての隆起部30の変形により弁箱36を挟圧するこ
とによって、弁機構5を固着し、またこの固着によりス
テム37の上方部53が上方に突出する。
【0026】前記キヤップ4は、前記ステム37の上方
部53を小間隙gを有して囲む内孔59と、その下端に
設けられかつ前記受面31にゴムなどを用いたシール6
0を介して当接する押面61と、この押面61の外周縁
に連なりかつ前記マウンテンカップ23のネジ部34に
螺合する内ネジ部62とを具える。従って、内ネジ部6
2をネジ部34に螺締することによって、前記押面61
は受面31をシール60を介して押圧し、前記上方部5
3を囲む空間をなす前記内孔59を気密に保つ。
部53を小間隙gを有して囲む内孔59と、その下端に
設けられかつ前記受面31にゴムなどを用いたシール6
0を介して当接する押面61と、この押面61の外周縁
に連なりかつ前記マウンテンカップ23のネジ部34に
螺合する内ネジ部62とを具える。従って、内ネジ部6
2をネジ部34に螺締することによって、前記押面61
は受面31をシール60を介して押圧し、前記上方部5
3を囲む空間をなす前記内孔59を気密に保つ。
【0027】又キヤップ4には、例えばその上方部両側
を欠席した切欠部65、65からなる係止部を形成し、
該係止部を把持することによってキヤップ4を螺着、螺
脱しうる。なお係止部としてローレット状のものなど種
々なものが利用できる。又外のキヤップ6は、前記継ぎ
筒22とマウンテンカップ23との間の接続部に嵌着さ
れる。
を欠席した切欠部65、65からなる係止部を形成し、
該係止部を把持することによってキヤップ4を螺着、螺
脱しうる。なお係止部としてローレット状のものなど種
々なものが利用できる。又外のキヤップ6は、前記継ぎ
筒22とマウンテンカップ23との間の接続部に嵌着さ
れる。
【0028】スプレー缶1は、前記キヤップ4と外のキ
ヤップ6とを取付けた状態で保存される。又使用に際し
ては、外のキヤップ6、キヤップ4を取り外す。しかる
後、ノズル金具70を取付ける。このノズル金具70
は、缶本体2の周囲面、下面、包装箱、さらには前記外
のキヤップ6など適宜な場所に取り外し容易に配着され
る。
ヤップ6とを取付けた状態で保存される。又使用に際し
ては、外のキヤップ6、キヤップ4を取り外す。しかる
後、ノズル金具70を取付ける。このノズル金具70
は、缶本体2の周囲面、下面、包装箱、さらには前記外
のキヤップ6など適宜な場所に取り外し容易に配着され
る。
【0029】ノズル金具70は、前記ステム37の上方
部53に嵌着する押釦状の主部71に、側方にのびる小
径の導管72を介して、ノズル73を設けており、又ノ
ズル73には、例えば反対側に2つの噴射口74、74
を形成している。
部53に嵌着する押釦状の主部71に、側方にのびる小
径の導管72を介して、ノズル73を設けており、又ノ
ズル73には、例えば反対側に2つの噴射口74、74
を形成している。
【0030】従って、主部71を押し上げることによっ
て、前記のごとく、弁孔35と有底孔55とを導通さ
せ、一液性湿気硬化形の塗剤を、2つの噴射口74、7
4から噴射し、例えば目地を挟む両面に同時に一液性湿
気硬化形の塗剤を塗布しうる。
て、前記のごとく、弁孔35と有底孔55とを導通さ
せ、一液性湿気硬化形の塗剤を、2つの噴射口74、7
4から噴射し、例えば目地を挟む両面に同時に一液性湿
気硬化形の塗剤を塗布しうる。
【0031】本考案者らは、キヤップ4の有効性を、キ
ャップ4を付けたスプレー缶と、図4の従来のスプレー
缶とを、温度20°C、湿度65%の恒温恒湿室に、夫
々30個収納し、各3ケ月毎に10個取り出し噴霧テス
トを行うことによって実験した。キヤップ4を具えたス
プレー缶は、9ケ月の経過後においても、ただちに良好
な噴射が得られたのに対して、図4のものでは、3ケ月
目に1缶、6ケ月目に3缶、9ケ月目に3缶の噴霧不良
が生じた。この結果から、キャップ4を有する本考案の
スプレー缶が、図4の従来のものに比して、噴射不良に
対して有効であるのは明らかである。
ャップ4を付けたスプレー缶と、図4の従来のスプレー
缶とを、温度20°C、湿度65%の恒温恒湿室に、夫
々30個収納し、各3ケ月毎に10個取り出し噴霧テス
トを行うことによって実験した。キヤップ4を具えたス
プレー缶は、9ケ月の経過後においても、ただちに良好
な噴射が得られたのに対して、図4のものでは、3ケ月
目に1缶、6ケ月目に3缶、9ケ月目に3缶の噴霧不良
が生じた。この結果から、キャップ4を有する本考案の
スプレー缶が、図4の従来のものに比して、噴射不良に
対して有効であるのは明らかである。
【0032】なお本考案において、ステム37の上方部
53を小間隙gを有して囲む内孔59は、キャップ4の
螺着に際して、前記螺着手段に精度のバラツキがあると
きにも、ステム37に衝合しない程度の小径とするのが
よく、これにより内孔59がなす空間の空気量を減じ、
内部の湿気を低減し、一液性湿気硬化形の塗剤の硬化を
効果的に防ぐ。又それには、通常、ステム37の上方部
53の外周面と、内孔59の内周面との間に、それぞれ
1mm以上、好ましくは0.5mm以上程度の小間隙g
を隔てるように設定するのがよい。また空気量の低減の
ため、大きくとも5mm以下、好ましくは3mm以下と
する。
53を小間隙gを有して囲む内孔59は、キャップ4の
螺着に際して、前記螺着手段に精度のバラツキがあると
きにも、ステム37に衝合しない程度の小径とするのが
よく、これにより内孔59がなす空間の空気量を減じ、
内部の湿気を低減し、一液性湿気硬化形の塗剤の硬化を
効果的に防ぐ。又それには、通常、ステム37の上方部
53の外周面と、内孔59の内周面との間に、それぞれ
1mm以上、好ましくは0.5mm以上程度の小間隙g
を隔てるように設定するのがよい。また空気量の低減の
ため、大きくとも5mm以下、好ましくは3mm以下と
する。
【0033】さらに本考案のスプレー缶は、例えば弁機
構5を、他の周知のものを用いて形成することもでき
る。
構5を、他の周知のものを用いて形成することもでき
る。
【0034】
【考案の効果】このように、本考案のスプレー缶は、キ
ヤップが、ステムを小間隙を有して囲む内孔内の空気量
が小であることによりそれに含まれる湿気も小であっ
て、缶本体内部の一液性湿気硬化形の塗剤の湿気との反
応を防止し、噴射不良を長期に渡って防ぎうるため、長
期間にわたる保管を可能とする他、一液性湿気硬化形の
塗剤をスプレー缶を用いた噴射により塗布でき、作業能
率を向上できる。
ヤップが、ステムを小間隙を有して囲む内孔内の空気量
が小であることによりそれに含まれる湿気も小であっ
て、缶本体内部の一液性湿気硬化形の塗剤の湿気との反
応を防止し、噴射不良を長期に渡って防ぎうるため、長
期間にわたる保管を可能とする他、一液性湿気硬化形の
塗剤をスプレー缶を用いた噴射により塗布でき、作業能
率を向上できる。
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】その要部を拡大して示す断面図である。
【図3】使用状態を示す断面図である。
【図4】従来のスプレー缶を例示する断面図である。
2 缶本体 3 缶体 4 キャップ 5 弁機構 23 マウンテンカップ 29 上片 30 隆起部 31 受面 32 透孔 34 ネジ部 35 弁孔 36 弁箱 37 ステム 39 ステムゴム 53 上方部 56 側孔 59 内孔 60 シール 61 押片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤本 亮秀 大阪府堺市浜寺石津町中1丁4番7号 サ ンライズメイセイ株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】一液性湿気硬化形の塗剤と噴射剤とを充填
した缶本体に弁機構を固設した缶体と、缶体に取付くキ
ヤップとからなる一液性湿気硬化形の塗剤を噴霧するス
プレー缶であって、前記缶体は、缶底に通じる弁孔を上
部に具えた弁箱と、上開放の有底孔を有しかつ前記弁孔
に上向きに付勢されて収納されしかも押下げによって前
記有底孔と弁孔とを導通させるステムとを含む前記弁機
構を、前記缶本体上部のマウンテンカップ中央に設けた
隆起部内部に、該隆起部の上面周囲に受面を残してその
中心に設けた透孔に前記ステムを挿通しかつステムの上
方部を前記上面から突出させて固設し、かつ前記隆起部
の外周面にネジ部を形成する一方、前記キヤップは、前
記ネジ部に螺合することによって隆起部に取付けられる
とともに取付けによりステムの前記上方部を小間隙を有
して囲む内孔と、この内孔下端に設けられ前記受面をシ
ールを介して押圧することにより前記内孔を気密とする
押面とを有することを特徴とする一液性湿気硬化形の塗
剤を噴霧するスプレー缶。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2282191U JPH076155Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 一液性湿気硬化形の塗剤を噴霧するスプレー缶 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2282191U JPH076155Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 一液性湿気硬化形の塗剤を噴霧するスプレー缶 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0522049U JPH0522049U (ja) | 1993-03-23 |
| JPH076155Y2 true JPH076155Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=12093359
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2282191U Expired - Lifetime JPH076155Y2 (ja) | 1991-03-14 | 1991-03-14 | 一液性湿気硬化形の塗剤を噴霧するスプレー缶 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH076155Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-14 JP JP2282191U patent/JPH076155Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0522049U (ja) | 1993-03-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19950808 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |