JPH076196B2 - 杭圧入引抜機 - Google Patents

杭圧入引抜機

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JPH076196B2
JPH076196B2 JP1179880A JP17988089A JPH076196B2 JP H076196 B2 JPH076196 B2 JP H076196B2 JP 1179880 A JP1179880 A JP 1179880A JP 17988089 A JP17988089 A JP 17988089A JP H076196 B2 JPH076196 B2 JP H076196B2
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哲夫 南
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  • Placing Or Removing Of Piles Or Sheet Piles, Or Accessories Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、各種土木建築工事等において使用される軽量
鋼矢板等の杭の圧入及び引抜を障害物等に近接して行え
る杭圧入引抜機に関する。
(従来の技術) 鋼矢板などの杭を地中圧入する場合には、杭上を自走す
る杭圧入引抜機が使用されている。第9図は従来の杭圧
入引抜機を示し、複数のクランプ82を垂設したサドル80
上にマスト81が立設されている。マスト81は下部のスラ
イドフレーム83によって前後移動可能であり、先端部に
はチャックアーム84が上下動可能に取付けられている。
チャックアーム84の先端にはチャック85が180度回転可
能に取付けられている。チャック85は外形が円筒形状で
あり圧入杭Pnはチャック85を貫通して挿入され挾持され
る。
次に、この杭圧入引抜機の杭の圧入作動を説明する。
クランプ82で既設杭Pを挾持し反力を得て、先端の既設
杭Pに連接して杭Pmを地中圧入する。その後スライドフ
レーム83を杭幅1枚分前進させ、チャック85を180度回
転させて、杭の挾持方向を反転して新たな杭Pnを挾持し
既設杭Pmの前方に連接して地中圧入していく。
杭Pnを途中まで圧入すると、一旦圧入を停止する。クラ
ンプ82の既設杭Pの挾持状態を解放し、サドル80と共に
クランプ82を既設杭Pの上方まで上昇させ、杭幅1枚分
前進させる。
この後、クランプ82を下降し再び既設杭Pm、P、…を掴
み反力を確保する。そして、チャック85を下降し圧入途
中の杭Pnを完全に圧入する。この作動を反復して杭の連
続圧入を行う。
第8図は以上のようにして施工された状態を示し、隣合
う杭P、Pはウェブ部が交互に反対方向を向いた状態で
連続圧入されている。
(発明が解決しようとする課題) 従来装置ではチャックが円筒状であり、しかも杭のグリ
ップ間の長さつまり杭幅全長が挿入可能な直径が必要な
ためチャックの外形を大きくなっている。従って施工現
場で構築物などの隣接物に接近させて杭を圧入する場
合、隣接物との間隔は少なくともチャックの外径分だけ
は必要であり、隣接物への近接施工に限界を生じてい
る。
従って従来技術では、建ぺい率の向上等の設計の自由度
および有効スペースの活用が制限されていた。特に全て
の鋼矢板のウェブ部が同一方向を向いている軽量鋼矢板
の場合、上記の場合に比べて隣接物への接近圧入が可能
で且つ比較的小さな嵩幅で施工できる筈である。
本発明は上記課題を解決して、隣接物に接近して杭の圧
入引抜できる装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明の杭圧入引抜機は、上部にスライドフレームを前
後移動可能に取つけたサドル下部にクランプを垂設し、
上記スライドフレーム上にマストを回動可能に立設する
と共に、このマストの前端に嵌合溝を形成した案内レー
ルを回動可能に取付け、この案内レールの下端にチャッ
クの昇降シリンダのロッド先端を固定する一方、下端部
にチャックを装備した支持体を前記昇降シリンダに固定
し、該支持体を上記嵌合溝に摺動自在に嵌合したことを
特徴とする。
(作用) 隣接物に近接して圧入されている軽量鋼矢板等の既設杭
の上端を、サドル下部のクランプで隣接物に接触しない
よう挾持して杭圧入引抜機を既設杭上に立設する。
チャックで圧入杭を挾持し前記隣接物に近接させ既設杭
の前端に連接する。そしてマストの先端の昇降シリンダ
によりチャックを下降し、この杭を地中に完全に圧入す
る。
その後スライドフレームを前進させてチャックに新たな
杭を挾持させ、最前端の既設杭に連接して適宜深さまで
圧入し、該杭の圧入を一旦停止する。その後クランプの
杭の挾持状態を解放し、案内レールに沿ってクランプを
マストと共に上昇させる。この状態でサドルを前進させ
た後、クランプを下降し既設杭を再び挾持する。その後
再びチャックを下降させて上記圧入杭を最後まで圧入す
る。
杭をコーナーで圧入したり、杭列をカーブさせて圧入す
る場合は、スライドフレーム上のマスト及び案内レール
を適宜回動させつつ、スライドフレームをサドルに対し
て前後動させることにより圧入角度の微調整が行える。
(実施例) 本発明の実施例を図面に基づき説明する。第1図ないし
第3図は本発明の杭圧入引抜機の第1実施例を示す。サ
ドル2上に立設されたマスト3の先端にシリンダ7が設
けれ、このシリンダ7下端にチャック10が取付けられて
いる。サドル2の下部側端縁には、軽量鋼矢板などの既
設杭Pを掴んで装置1を既設杭P上に支持する複数のク
ランプKが設けられている。
サドル2上には前後方向に移動可能なスライドフレーム
Sが設けられ、マスト3はこのスライドフレームS上に
立設されている。従ってスライドフレームSを前後動す
ることによってマスト3とサドル2とが相対的に前後動
する。
マスト3は油圧モータなどの旋回機構3aによって所定範
囲内で旋回でき杭列をカーブさせて圧入する際、連接方
向の調整ができる。(第2図矢印α参照) このマスト3の先端部には、前方にT字状の嵌合溝4aを
形成した案内レール4が回動可能に取付けられている。
この案内レール4と前記マスト3との間に旋回用のシリ
ンダ5設けられ、そのロッド5aを伸縮させて、案内レー
ル4を水平方向に旋回させることができる。
さらに案内レール4下端は前方に曲折してアーム6を形
成している。このアーム6の先端はチャック10の上降シ
リンダ7のロッド7aをピン8で軸着している。
昇降シリンダ7は外周面にチャック10の支持体9を固定
しており、この支持体9の側部に断面T字形の摺動部9a
を形成して上記嵌合溝4aと上下摺動自在に嵌合させる。
従って上記シリンダ5のロッド5aを伸縮させると、案内
レール4と共に昇降シリンダ7が回動する。この回動に
より杭の圧入方向をさらに微調整出来る。(第2図矢印
β参照) また、ロッド7aが伸縮すると、昇降シリンダ7が上記支
持体9と共に案内レール4に沿って上下動し、それに伴
いチャック10が上下動し軽量杭Pの圧入引抜が可能とな
る。
チャック10は第2図に示すように、杭Pの幅より大きな
挿入孔11を有し、可動爪12aと固定爪12bが対向配置さ
れ、挾持用シリンダ12によって可動爪12aを前進させ軽
量杭Pの挾持を行う。
次に上記杭圧入引抜機1を使用して軽量杭Pの圧入方法
を説明する。
軽量杭Pは全ての矢板が同一方向を向いて連続して圧入
されている。そのためチャック10は杭の圧入方向に合わ
せて圧入毎にチャック10を反転させなくてよい。
この施工は、クランプKにより既設杭P上に杭圧入引抜
機1を固定しチャック10で圧入杭Pmを掴み、シリンダ7
を作動させることにより開始する。
杭Pmの圧入後、スライドフレームSを杭1枚分スライド
させ、新たな杭Pnをチャック10に挿入し杭Pmに連接して
同様に地中に圧入する。
この杭Pnを途中まで圧入すると圧入を一旦停止し、クラ
ンプKによる杭Pの挾持状態を解放しロッド7aを退縮さ
せ、クランプKをサドル2、スライドフレームSと共に
杭の上方に移動させる。この状態でサドル2をスライド
フレームSに沿って杭1枚分前進させる。
次いでクランプKを下降させて既設杭P、…、Pmを再び
掴み、圧入途中の杭Pnを完全に地中に圧入する。
特に本実施例は、杭Pをカーブして圧入する場合に、マ
スト3の旋回機構3a、旋回シリンダ5を適宜作動させる
ことにより、角度調整が可能となる。従ってチャック10
が隣接物Aに接触することなく、大きく曲がることがで
き、第4図に示すように滑らかなカーブ圧入ができる。
以上の動作を繰り返すことにより、本実施例の杭圧入引
抜機1は杭Pを連続圧入することができ、上記と逆の作
動により杭の引抜を行える。
このように本実施例は軽量鋼矢板用の杭圧入引抜機であ
り、チャックが扁平でその側面が平坦であり、しかも杭
の圧入方向を一方向に限定しているため、杭Pを隣接物
Aに、より接近させて圧入でき、建ぺい率の改善等の有
効スペースの拡大が図れる。
さらに、杭のカーブ杭が容易にできるため、施工の自由
度が拡大し、従来機に比べて小型となり装置全体の構造
が簡単であるため、作動が確実で制御も容易となる。
第5図は第2実施例の側面図である。本実施例は、チャ
ック20を旋回可能に構成したものである。支持体9内に
チャック20の旋回手段を内蔵し、支持体9下端にチャッ
ク20回転用のギア9bを構成している。また、チャック20
の上端に旋回部20aを構成し、この旋回部上部に上記ギ
ア9bと噛合するギア20bを構成する。
従って、ギア9bを回転させるとチャック20は旋回部20a
を中心として、支持体9下方で旋回する。また、シリン
ダ7を作動させると、支持体9と共にチャック20は上方
移動する。
本実施例による軽量杭Pの圧入方法は、上記と同様であ
るので説明を省略し、コーナ打について説明する。
第6図(a)に示すように、圧入杭Prをチャック20に挾
持して、直線状に圧入された杭P、P…の先端に直角に
位置づけ地中に圧入する。次いで第6図(b)に示すよ
うに杭Prに連接して杭Psを完全に圧入しコーナ打は完了
する。このとき、上述のようにチャック20を必要に応じ
回動させ、圧入杭Pr、Psを既設杭Pに連接させる。
以上の動作を繰り返すことにより、本実施例の杭圧入引
抜機21は杭Pを連続圧入することができ、上記と逆の作
動により杭Pの引抜を行える。
また、第7図は上記各実施例のうち、チャックの他の実
施例の平面図である。このチャック40のチャック本体42
は、前端を切欠いて開放部47を設けた平面コ字状であ
り、先端内側に固定爪43を形成している。
そしてこの固定爪43とチャック本体42との間に軽量鋼矢
板Pの挿入部44を構成する一方、チャック本体42内に挾
持用シリンダ45を設け、この挾持用シリンダ45先端部に
可動爪46を構成している。
この可動爪46は上記固定爪43と対向する位置に構成さ
れ、挿入部44内に挿入された軽量鋼矢板Pを可動爪46と
固定爪43で挾持する。
このようにチャック40は、さらに小型であり、外側面42
cが平坦に形成されているため突出量が少なく、より建
築物等に隣接させて軽量鋼矢板Pを圧入できる。
そして、新たな軽量鋼矢板Pをチャック40に挿入する場
合、従来のようにクレーン等によってチャックの上方ま
で吊上げる必要がなく、軽量鋼矢板Pを予め施工場所側
方に縦一列に並べ、順次チャック40に挿入して施工する
ことが可能となる。そのため、クレーンの吊り込み作業
にムダがなく施工時間の短縮が計れる。
また、軽量鋼矢板Pの引抜き時にも、クレーン等でチャ
ック内の軽量鋼矢板Pを吊上げることなく、チャック40
の開放部47から迅速に外すことができる。
さらに軽量鋼矢板Pの引抜き途中で軽量鋼矢板Pからチ
ャック40を分離することもできる。従って、引抜き途中
の残りの引抜作業をクレーン等で行い、その間、チャッ
ク40は、次の軽量鋼矢板Pの引抜作業の準備をすること
ができるため施工時間の短縮が計れる。
なお、チャック40の横方向に障害物があるときは、クレ
ーン等によって軽量鋼矢板Pの挿入を上方より行うこと
もできる。このように軽量鋼矢板Pの挿入をチャック40
の上方、横方のいずれかも可能であり、現場状況により
挿入方法を選択することができる。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、軽量鋼矢板等の杭
の圧入を、より隣接物に近接して行うことができ施工の
際の自由度が拡大する。また、カーブ圧入やコーナー圧
入も容易に行える。装置の構造が簡単でメンテナンスが
容易となり、一方が開放しているチャックを選択すれば
作業能率がより向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は杭圧入引
抜機の第1実施例の側面図、第2図は同平面図、第3図
は同正面図、第4図は本発明による杭の圧入例を示す説
明図、第5図は杭圧入引抜機の第2実施例の側面図、第
6図はコーナ打の説明図、第7図はチャックの他の実施
例を示す平面図、第8図は従来機での圧入例を示す説明
図及び第9図は従来機の側面図である。 1、21……杭圧入引抜機、2……サドル 3……マスト、3a……旋回機構 4……案内レール、4a……嵌合溝 5……旋回用シリンダ、5a、7a……ロッド 6……アーム、7……昇降シリンダ 9……支持体、9a……摺動部、10……チャック 12a……可動爪、12b……固定爪 P……杭、K……クランプ S……スライドフレーム、A……隣接物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部にスライドフレームを前後移動可能に
    取付けたサドル下部にクランプを垂設し、上記スライド
    フレーム上にマストを回動可能に立設すると共に、該マ
    ストの前端に嵌合溝を形成した案内レールを回動可能に
    取付け、該案内レールの下端にチャックの昇降シリンダ
    のロッド先端を固定する一方、下端部にチャックを装備
    した支持体を上記昇降シリンダに固定し、上記支持体を
    上記嵌合溝に摺動自在に嵌合してなる杭圧入引抜機。
  2. 【請求項2】上記チャックの少なくとも一側面を平坦面
    に形成したことを特徴とする請求項1記載の杭圧入引抜
    機。
  3. 【請求項3】上記チャックの一端に開放部を形成したこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の杭圧入引抜
    機。
JP1179880A 1989-07-12 1989-07-12 杭圧入引抜機 Expired - Fee Related JPH076196B2 (ja)

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