JPH07619A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JPH07619A
JPH07619A JP5169519A JP16951993A JPH07619A JP H07619 A JPH07619 A JP H07619A JP 5169519 A JP5169519 A JP 5169519A JP 16951993 A JP16951993 A JP 16951993A JP H07619 A JPH07619 A JP H07619A
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Isao Kishi
勇夫 岸
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 確率変動する図柄表示器を備えたパチンコ機
において、表面上の確率を実際の確率に近似させるこ
と。 【構成】 図柄表示装置10の当り確率として低確率
と、高確率の二種類の確率が設定され、所定条件が満た
されたときに低確率から高確率へ変動させるようにした
構成にあって、高確率が選択されている時の図柄表示装
置6の当たり図柄の割合を、低確率が選択されている時
の当たり図柄の割合よりも高くした制御内容を備える制
御指令手段を具備するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の組合わせにより
特別入賞口を開放させる特別図柄表示装置と、普通図柄
表示装置とを備えたパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】予め定められた種々の図柄を変動表示す
る複数の図柄表示器によって構成され、検出スイッチを
備えた始動通路を遊技球が通過すると、検出スイッチか
らの球検知信号に基づいて各図柄表示器が変動を開始
し、停止して種々の組合わせの図柄を表示する特別図柄
表示装置と、該特別図柄表示装置の各停止図柄が所定の
組合わせである場合に開放作動する特別入賞口とを備え
たものは、「フィーバー式遊技機」と称され、種々提案
されている。
【0003】また始動通路を遊技球が通過すると変動を
開始し、停止して種々の図柄を不特定表示する普通図柄
表示装置と、入賞口に連通して、開放位置と閉鎖位置と
に変換されるものであって、普通図柄表示装置の停止図
柄が所定の図柄である場合に、開放位置に変換駆動され
る普通変動入賞装置とを備えたものも提案されている。
【0004】このように、予め定められた種々の図柄を
変動表示する図柄表示器を備え、検出スイッチを備えた
図柄始動通路を遊技球が通過すると、検出スイッチから
の球検知信号に基づいて図柄表示器が変動を開始し、停
止して種々の図柄を表示する図柄表示装置を具備し、該
図柄表示器が所定の図柄又は所定の図柄の組み合わせで
ある場合には、遊戯盤上で所定の利益ある作動を生じさ
せるパチンコ機は種々提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の構成にあって、
図柄表示装置の当り確率として、異なる複数の確率が設
定され、所定条件が満たされたときに低確率から高確率
へ変動させるようにしたパチンコ機も提案されている。
【0006】ところで、このような構成にあって、従来
は、図柄の表示態様及び表示上の確率は低確率時、高確
率時共に同一であり、内部の確率のみを変更するように
していた。
【0007】例えば、普通図柄表示装置を例にとってみ
ると、その普通図柄表示器の表示図柄が「2」と「7」
の2種類で、「7」が当たりとする場合には、普通図柄
表示器が変動を停止したときに表示する図柄は「0」乃
至「11」の内部普通乱数テーブルに基づき決定され
る。そして、普通図柄が低確率時には「11」が、高確
率時には「2」乃至「11」が当たりとなり、その他は
ハズレとなる。そして当たりのときには、普通図柄表示
装置の普通図柄表示器の図柄を「7」、ハズレが決定し
たときには「2」を停止図柄とする。従って、この場合
にあっては、普通図柄表示装置の表示上の当たり確率は
1/2、ソフト上の当たり確率は低確率時1/12、高
確率時10/12となる。
【0008】このように、図柄表示器で表示される図柄
の、当たり図柄の占める割合(当たり図柄の割合)と、
実際の当たり確率に大きな格差がある場合があり、遊技
者としては心理的に納得しがたく、遊技の興趣を損なう
ものであった。
【0009】本発明は、上述の問題点を解決することを
目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の図柄表
示装置を備えたパチンコ機にあって、図柄表示装置の当
り確率として、異なる複数の確率が設定され、所定条件
が満たされたときに低確率から高確率へ変動させると共
に、高確率が選択されている時の図柄表示装置の当たり
図柄の割合を、低確率が選択されている時の当たり図柄
の割合よりも相対的に高くなるようにした制御内容を備
える制御指令手段を具備することを特徴とするものであ
る。ここで、高確率及び低確率とは、異なる複数の確率
間の相対的概念であり、例えば、三種の確率が設定され
ている時には、中間の確率は、最低確率に対して高確率
ということができ、これに対応して、この中間の確率が
選択されている時の図柄表示装置の当たり図柄の割合
は、低確率が選択されている時の当たり図柄の割合より
も相対的に高くなる。
【0011】
【作用】普通図柄表示装置を例にとって、二種類の確率
が設定されている場合のその作用を説明する。遊技球が
始動通路を通過すると、普通図柄表示装置が駆動して各
図柄が始動し、停止して、種々の図柄または図柄の組み
合わせを表示する。そしてこの図柄が所定の図柄となっ
た場合(当り表示)には、普通変動入賞装置が作動して
入賞口を開放作動する。
【0012】一方、普通図柄表示装置の当り確率は、低
確率乱数テーブルと、高確率乱数テーブルとにより定め
られている。そして、所定条件が充足された時には、高
確率乱数テーブルへ変動し、当たり確率が向上する。こ
の場合に、普通図柄表示装置の各表示器の当たり図柄の
割合が、低確率乱数テーブルが選択されている時の当た
り図柄の割合よりも高くなる。このため、表面上の当た
り確率と、高確率乱数テーブルに基づく実際の当たり確
率が近接し、違和感がなくなる。尚、確率を変動させる
ために同一乱数テーブルを用いて、当たり乱数の数を変
化させるようにしても良い。
【0013】この当たり図柄の割合の調整制御は、高確
率乱数テーブルが選択されている時の図柄表示装置の各
表示器の当たり図柄数を、低確率乱数テーブルが選択さ
れている時の当たり図柄数よりも多くすることにより達
成できる。
【0014】または、図柄表示装置が横方向に列設する
図柄表示器列からなり、その所定図柄の組み合わせの場
合に当たりとすると共に、高確率乱数テーブルが選択さ
れている時には、図柄表示器列を上下位置で増加させ、
いずれかの図柄表示器列が所定の組み合わせの場合に当
たりとするようにしてもよい。
【0015】さらには、図柄表示装置が複数の図柄表示
器からなり、各図柄が同一図柄の場合に当たりとすると
共に、高確率乱数テーブルが選択されている時には、い
ずれかの図柄表示器を隠蔽し、有効な図柄表示器数を減
少させるようにしても良い。
【0016】
【実施例】添付図面について本発明の実施例を説明す
る。
【0017】図1は、一実施例のパチンコ機1の遊技盤
3の正面図であって、その遊技盤3の下部には玉受皿
と、玉発射用の回転式ハンドル等が設けられる。遊技盤
3の盤面中央には図2で拡大して示すように、センター
ケース4が配設され、該センターケース4の中央に特別
図柄表示装置6を構成する三個のドットマトリックスや
7セグメント指示器等からなる特別図柄表示器D,E,
Fが並設されている。前記特別図柄表示器D,E,F
は、「0」〜「9」,「A」,「J」,「L」…等、数
字及びアルファベット等からなる図柄が表示される。ま
た特別図柄表示器D,E,Fの直下部には、4個のパイ
ロットランプからなる待機記録ランプ列9が設けられて
いる。
【0018】さらには前記センターケース4の上方には
ドットマトリックスからなる普通図柄表示器A,Bで構
成された普通図柄表示装置10が配設されている。この
普通図柄表示器A,Bの表示図柄と、当たりハズレの関
係は、後述する。また普通図柄表示器A,Bの下部に
は、4個のパイロットランプからなる待機記録ランプ列
11が設けられている。
【0019】センターケース4の両側には、光電スイッ
チ、リミットスイッチ等により構成される検出スイッチ
S1 (図3参照)を備える普通図柄始動ゲート(普通図
柄始動通路)13,13が設けられている。この普通図
柄始動ゲート13,13に、遊技球が通過して該検出ス
イッチS1 による球検知信号が発生すると、中央制御装
置MPUの指令により普通図柄表示駆動回路を介して普
通図柄表示装置10が駆動開始し、当り又はハズレの図
柄表示をすることとなる。この普通図柄始動ゲート1
3,13は、玉を遊技盤裏方向へ通過させて入賞玉とす
る入賞口により構成しても良い。
【0020】さらに特別図柄表示装置6の直下位置には
該特別図柄表示装置6を作動させるための特別図柄始動
口(特別図柄始動通路)14aが設けられる。また特別
図柄始動口14aの側方には普通変動入賞装置15が配
設される。この普通変動入賞装置15はその開閉翼片対
16,16の起立状態で、入賞口を遮蔽する閉鎖位置
と、開閉翼片対16,16が逆八形傾動して入賞口へ遊
技球を案内する開放位置とにソレノイドにより変換制御
されるものである。この普通変動入賞装置15は、普通
図柄表示装置10が当り表示となると開放駆動する。普
通変動入賞装置15の入賞口は特別図柄始動口14bを
兼ねる。従って、普通変動入賞装置15内に玉が入って
も、前記特別図柄表示装置6が駆動することとなる。
尚、特別図柄始動口14bを兼ねず、単なる入賞口とす
る実施例も提案され得る。
【0021】そして、前記特別図柄始動口14a,14
bは、光電スイッチ、リミットスイッチ等により構成さ
れる検出スイッチS2 (図3参照)を備え、通常の入賞
口と同様に、その遊技球の通過に伴って所定数の景品球
を発生させると共に、検出スイッチS2 による球検知に
伴って、中央制御装置MPUの指令により図柄表示駆動
回路を介して特別図柄表示装置6を駆動する。
【0022】前記特別図柄表示装置6のさらに下方に
は、幅広の特別入賞口23を備えた特別変動入賞装置2
2が配設されている。この特別変動入賞装置22は、蓋
体24をソレノイドにより前後方向に開放することによ
り、該蓋体24の案内作用により、特別入賞口23に遊
技球を案内する公知構成からなり、前記特別入賞口23
の中央部を特定領域25として、後述するように該特定
領域25に遊技球が入ると、連続開放作動を生ずるよう
にしている。
【0023】次にかかる構成の作動につき説明する。
【0024】遊技盤3に遊技球が打ち出されて、普通図
柄始動ゲート13,13を通過すると、前記普通図柄表
示装置10が駆動開始して、例えば「7」を含む図柄で
変動開始し、約10秒で停止する。そして「77」又は
「33」表示の場合には、これを当りとする。この当り
の場合には、前記普通変動入賞装置15が開放状態とな
って開閉翼片対16,16が約5.8 秒間開放する。尚、
この当り作動は往復開閉作動としても良い。また、普通
図柄始動ゲート13,13の通過は最高四個まで保留さ
れ、記憶消化ごとに順次実行される。開放した普通変動
入賞装置15は、後述するように、所定時間経過する
か、所定個数入賞することにより閉鎖状態となる。
【0025】前記特別図柄始動口14を遊技球が後方へ
通過すると、景品球の供給と共に特別図柄表示装置6が
駆動する。尚、連続的に通過した場合には、待機記録ラ
ンプ列9が順次点灯し最高四個まで保留される。
【0026】前記特別図柄始動口14への球通過に伴っ
て、特別図柄表示装置6が駆動すると、図柄表示駆動回
路による切換制御により特別図柄表示器D,E,Fは変
動を開始し、約8秒程度経過すると、特別図柄表示器
D,E,Fの順番に変動が停止する。このとき前記特別
図柄表示器Dと特別図柄表示器Eの図柄が一致した場合
には、特別図柄表示器Fが低速スクロール等、リーチ状
態に対応する特別な作動を生じて、遊戯者の高揚感を増
長させるようにした後、特別図柄表示器Fが停止する。
このとき、特別図柄表示器Fが異なった図柄で停止した
場合には元の状態に復帰する。
【0027】一方、この特別図柄表示器D,E,Fが例
えば「111」、「222」、「333」、「444」
等、数字又はアルファベットからなる図柄が同一となる
等の大当り表示となった場合には、図3のサウンドジェ
ネレータ及びアンプを介してスピーカーが鳴音を発する
と共に特別変動入賞装置22のソレノイドが駆動し、蓋
体24が前方に傾動して特別入賞口23が開放し、規定
入賞数である10個の遊戯球が入賞するか、最長開口時間
の約30秒間経過するかのどちらかの条件を満足すると、
一旦開放動作を終了する。この特別入賞口23にあって
は、特定領域25を通過した時には連続駆動し、その開
放動作終了後に再び特別入賞口23が開放する。この連
続作動の回数は初回開放を含め最高16回までとする。
【0028】上述の一連の特別図柄表示装置6及び普通
図柄表示装置10の図柄変動制御は図3で示す中央制御
装置MPU等からなるマイクロコンピュータによって構
成される制御指令手段により、容易に実行され得る。
【0029】この中央制御装置MPUは、制御動作を所
定の手順で実行するものであって、動作プログラムを格
納する記憶装置ROMと、必要なデータを随時読み書き
できる記憶装置RAMが接続されている。記憶装置RO
Mには、制御プログラム、乱数テーブル、大当り遊技パ
ターン及びランプ,LEDの表示パターン、スピーカか
らの音声発生パターン等の固定データが記憶されてい
る。
【0030】記憶装置RAMには、普通図柄始動ゲート
13a,13bの検出スイッチS1,S1 ,特別図柄始
動口14,14の検出スイッチS2 ,S2 、特定領域2
5内に設けられたV入賞スイッチ、及び特別変動入賞装
置22の特別入賞口23や普通変動入賞装置15の入賞
口内に設けられたカウントスイッチからの検出信号を記
憶したり、または図柄表示器A,B,D〜Fの停止表示
態様を定めるデータ等を一時的に記憶する記憶エリア、
ソフトタイマを構成するレジスタ領域及びマイクロコン
ピュータのワークエリア等が設けられている。さらに
は、中央制御装置MPUから記憶装置RAMにデータを
読み書きするアドレスを指定する情報を一方的に伝える
アドレスバスと、中央制御装置MPUと記憶装置RO
M,RAMとデータのやり取りを行なうデータバスとが
接続されている。
【0031】またマイクロコンピュータには、MPUに
電気を供給する電源回路や電源電圧が許容電圧値からは
ずれたときにORゲートを介してリセット信号を送る電
圧検出回路、クロックパルスを発生させる発振回路、発
振回路のクロックパルスを分周し、ORゲートを介して
リセット端子にリセット信号を送る分周器等が接続され
ている。
【0032】中央制御装置MPUの入力側には、チャタ
リングを防止する波形整形回路を介して普通図柄始動ゲ
ート13,13の検出スイッチS1 ,S1 ,特別図柄始
動口14a,14bの検出スイッチS2 ,S2 や、特定
領域25内に設けられたV入賞スイッチ、カウントスイ
ッチ等が接続され、各スイッチから送り出された信号を
波形整形回路により波形整形して中央制御装置MPUに
入力データとして伝えるようにしている。
【0033】また中央制御装置MPUの出力側には、出
力データを受けて前記各装置を駆動させるドライバー回
路が接続され、該ドライバー回路には、特別図柄表示装
置6の特別図柄表示器D,E,F,普通図柄表示装置1
0の普通図柄表示器A,B,変動入賞装置22のソレノ
イド、記憶個数表示LED11、風車ランプ、サイドラ
ンプ等が接続されている。さらには中央制御装置MPU
には、音データを受けてアンプに出力するサウンドジェ
ネレータが接続されている。
【0034】上述のマイクロコンピュータにより制御さ
れるメイン処理の制御処理手順(メインルーチン)に
は、図4の普通図柄サブルーチン等が組込まれ、順次実
行される。
【0035】記憶装置ROMには、普通図柄表示装置1
0の当り確率を定める低確率乱数テーブルと、高確率乱
数テーブルとを備えており、図5で示すように、常態で
は低確率乱数テーブルが抽出されており、確率変動信号
の発生により、高確率乱数テーブルが抽出される。この
確率変動信号は、例えば、特別変動入賞装置22の可変
表示器D,E,Fが「777」で揃った場合にあって、
その大当り作動終了後に発生する。そして、例えば次回
の当たり作動が発生するまで、前記確率変動信号のオン
状態を維持する。この場合に、例えば高確率乱数テーブ
ルの当り確率は10/12とし、低確率乱数テーブルの
当り確率は1/12とする。
【0036】この確率変動信号のオン作動(高確率状
態)は、このように大当り作動の表示図柄に対応して発
生させる場合のほかに、大当り中は常に発生させる等、
種々の条件設定が可能である。
【0037】ところで、このように、確率変動信号のオ
ン信号に起因して、低確率乱数テーブルから高確率乱数
テーブルに変動した場合にあって、普通図柄表示装置1
0の普通図柄表示器A,Bの表示図柄数及び当たり図柄
数を同じとすると、全図柄に対する当たり図柄の割合に
より定まる表面上の確率と、高確率乱数テーブルにより
定まる実際の確率とが乖離し、整合性がなくなり、奇異
な当たり作動状態が発生する。
【0038】そこで、本発明にあっては、図4で示すよ
うに、各乱数テーブルに対応して夫々図柄コントロール
制御がなされ、高確率乱数テーブルが選択されている時
の前記普通図柄表示装置の各表示器の当たり図柄の割合
を、低確率乱数テーブルが選択されている時の当たり図
柄の割合よりも高くしている。
【0039】この図柄コントロールのみにより、当たり
図柄の割合を制御する手段としては次の構成が提案され
る。
【0040】 普通通図柄表示器A,Bの表示図柄を
左右で常に同一図柄が表示されるようにし、高確率時
と、低確率時とでは全く違う図柄を表示させる。例え
ば、低確率時には、普通図柄表示器A,Bの表示図柄を
「0」乃至「9」とし、当たり図柄を「77」とし、表
面上の確率を1/10とする。一方、高確率時には、
「A」乃至「J」のアルファベットとし、当たり図柄を
「A」乃至「H」が左右で揃った場合に大当りとし、表
面上の確率を8/10とする。
【0041】 普通図柄表示器A,Bの表示図柄を
「0」乃至「9」とし、低確率時には左右で、夫々別個
に図柄が表示されるようにし、高確率時には、左右で同
一の図柄が表示されるようにし、例えば、「77」,
「33」の場合にのみ当たりとする。従って、表面上の
確率は、低確率時では1/50であり、高確率時には、
1/5となる。従って、内部乱数による確率を高確率の
時には低確率に比して10倍とすれば、確率比の整合が
保たれる。
【0042】 図柄の色を変色させ、当たり図柄を増
やす。例えば、低確率時には「0」乃至「9」の緑色の
数字を表示し、当たり図柄を「7」として、表面上の確
率を1/10とする。一方、高確率時には「0」乃至
「9」の赤色の数字を表示し、当たり図柄を「0」乃至
「7」として、表面上の確率を8/10とする。また
は、高確率時には「7」乃至「9」の赤色の数字を表示
し、当たり図柄を「7」として、表面上の確率を1/3
とする。
【0043】次に、図5イで示すように、普通図柄表示
装置10を横方向に列設する図柄表示器列30,31,
32から構成するようにし、各図柄表示器列30,3
1,32を夫々三個の図柄表示器A,B,Cで構成し、
かつ各図柄表示器を縦、斜めの配列をも生じさせるよう
にしたものである。そして、低確率時には、図柄表示器
列30のみを有効として、その三個の図柄が同一図柄の
場合にこれを当たりとし、他の図柄表示器列31,32
を無効とする。これは、機械的に遮蔽する等の手段によ
り視認不能としたり、例えば電圧の変化により、透明に
なったり曇ったりする素子を各図柄表示器列31,32
の表示窓部に組込んだりすることにより達成できる。ま
たは、単に消灯したり、さらには無効図柄を表示するよ
うにしても良い。
【0044】一方、高確率時には、図柄表示器列30,
31,32の全てを有効とする。そしてこの状態では、
横配列のほか、斜め配列、又は縦配列も有効とし、いず
れかの列の三個の図柄表示器の図柄が一致した状態で当
たりとする。従って、当たり図柄列の場合数が増加する
こととなる。
【0045】図5ロは、二個の図柄表示器A,Bからな
る図柄表示器列33,34によって普通図柄表示装置1
0を構成したものである。この場合にあって、低確率時
には、図柄表示器列34のみを有効として、その二個の
図柄表示器A,Bの図柄が同一図柄の場合にこれを当た
りとし、他の図柄表示器列33を無効とする。一方、高
確率時には、図柄表示器列33,34の全てを有効とす
る。そしてこの状態では、横配列のほか、斜め配列及び
縦配列も有効とし、いずれかの列の二個の図柄表示器の
図柄が一致した状態で当たりとする。
【0046】この構成に用いられる普通図柄表示装置1
0は、液晶、ドットマトリックス、7セグメント、リー
ル等全てが対応できる。
【0047】次に、図6,7のように、普通図柄表示装
置10を複数の図柄表示器A,B,Cから構成して、各
図柄が同一図柄の場合に当たりとすると共に、高確率乱
数テーブルが選択されている時には、いずれかの図柄表
示器を隠蔽し、有効な図柄表示器数を減少させるように
しても良い。
【0048】この構成としては、図6,7のように、三
個の図柄表示器A,B,Cを図6のように並列して設
け、駆動装置40により高確率の時には、中央の図柄表
示器Bを後方へ退避し、両側の図柄表示器A,Cを中央
へ移動して(図6矢線参照)、図7のように隣接状と
し、前記中央の図柄表示器Bを隠蔽するようにしても良
い。
【0049】この実施例にあって、普通図柄表示装置1
0を二個の図柄表示器A,Bにより構成することがで
き、例えば高確率の場合には一方の図柄表示器を後退さ
せたり、又は他方の図柄表示器の背後に隠蔽するように
し、当該他方のみを有効とするようにしても良い。
【0050】ところで、上述のように、特別図柄表示装
置6の特別図柄表示器D,E,Fが特定の大当り図柄と
なった場合に、当該大当り作動の終了後に特別図柄が次
々回の大当りになるまで、普通図柄表示装置A,B,C
を高確率乱数テーブルから抽出するようにして、遊技者
に大きな利益を供与することが考えられる。ところがこ
のように連続して高確率となると、往々にして、一回目
の大当りに基づく高確率なのか、または二回目の大当り
に基づくものなのかが不明となる場合がある。
【0051】そこで、このような場合にあって、次回の
大当りまでの普通図柄表示装置の表示態様と次々回の大
当りまでの表示態様を区別するようにして、現時点の高
確率状態を明瞭とするようにしても良い。例えば、図
6,7のように、図柄表示器A,B,Cが三個列設させ
ている場合に、低確率時には、そのまま表示し、確率変
動1回目の高確率時には、中央の図柄表示器Bを上述の
ように後退して遮蔽し、左右の図柄表示器A,Cのみで
表示する。そして確率変動2回目の高確率時には同様に
図柄表示器A,Cを移動して図柄表示器Bだけを表示す
るようにする。
【0052】かかる各構成にあって、普通図柄表示装置
10が高確率時には効果音及び装飾ランプの点灯表示等
で遊技者に報知すると良い。
【0053】特別図柄表示装置6を確率変動する場合に
は、高確率が選択されている時の当たり図柄の割合を、
低確率が選択されている時の当たり図柄の割合よりも高
くするために、上述の各構成を適用することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明は、上述したように、図柄表示装
置6,10の当り確率として、異なる複数の確率が設定
され、所定条件が満たされたときに低確率から高確率へ
変動させるようにした構成にあって、高確率が選択され
ている時の図柄表示装置の当たり図柄の割合を、低確率
が選択されている時の当たり図柄の割合よりも相対的に
高くする制御内容の制御指令手段を具備するようにした
から、実際の確率と、表面上の確率の格差が縮まり、違
和感の無い当たり作動を実現でき、パチンコ遊技の興趣
を増大し得る優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のパチンコ機1の遊技盤3を
示す正面図である。
【図2】特別図柄表示装置6及び普通図柄表示装置10
の拡大正面図である。
【図3】制御指令手段を示すブロック図である。
【図4】普通図柄サブルーチンを示すフローチャート図
である。
【図5】普通図柄表示装置10の他例イ,ロの概念図で
ある。
【図6】普通図柄表示装置10のさらに他の実施例を示
す斜視図である。
【図7】普通図柄表示装置10のさらに他の実施例の作
動態様を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 6 特別図柄表示装置 A,B,C 普通図柄表示器 D,E,F 特別図柄表示器 10 普通図柄表示装置 13,13 普通図柄始動ゲート(普通図柄始動通路) 14a,14b 特別図柄始動口(特別図柄始動通路) 15 普通変動入賞装置 22 特別変動入賞装置 23 特別入賞口

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め定められた種々の図柄を変動表示する
    図柄表示器を備え、検出スイッチを備えた図柄始動通路
    を遊技球が通過すると、検出スイッチからの球検知信号
    に基づいて図柄表示器が変動を開始し、停止して種々の
    図柄を表示する図柄表示装置を具備し、該図柄表示器が
    所定の図柄又は所定の図柄の組み合わせである場合に
    は、遊戯盤上で所定の利益ある作動を生じさせるパチン
    コ機にあって、 図柄表示装置の当り確率として、異なる複数の確率が設
    定され、所定条件が満たされたときに低確率から高確率
    へ変動させると共に、高確率が選択されている時の図柄
    表示装置の当たり図柄の割合を、低確率が選択されてい
    る時の当たり図柄の割合よりも相対的に高くなるように
    した制御内容を備える制御指令手段を具備することを特
    徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】高確率が選択されている時の図柄表示装置
    の表示器の当たり図柄数を、低確率が選択されている時
    の当たり図柄数よりも相対的に多くなるようにした制御
    内容を備える制御指令手段を具備することを特徴とする
    請求項1記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】図柄表示装置が横方向に列設する図柄表示
    器列からなり、その所定図柄の組み合わせの場合に当た
    りとすると共に、高確率が選択されている時には、図柄
    表示器列を上下位置で増加させ、いずれかの図柄表示器
    列が所定の組み合わせの場合に当たりとするようにした
    制御内容を備える制御指令手段を具備することを特徴と
    する請求項1記載のパチンコ機。
  4. 【請求項4】図柄表示装置が複数の図柄表示器からな
    り、各図柄が同一図柄の場合に当たりとすると共に、高
    確率が選択されている時には、いずれかの図柄表示器を
    隠蔽し、有効な図柄表示器数を減少させるようにした制
    御内容を備える制御指令手段を具備することを特徴とす
    る請求項1記載のパチンコ機。
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