JPH0762156A - ゴム組成物 - Google Patents
ゴム組成物Info
- Publication number
- JPH0762156A JPH0762156A JP5213806A JP21380693A JPH0762156A JP H0762156 A JPH0762156 A JP H0762156A JP 5213806 A JP5213806 A JP 5213806A JP 21380693 A JP21380693 A JP 21380693A JP H0762156 A JPH0762156 A JP H0762156A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- rubber
- thiourea
- rubber composition
- aging agent
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐オゾン性および外観性の優れたゴム組成物
をうる。 【構成】 ゴム成分100重量部に対して、芳香族2級
アミン系老化防止剤を0.5〜6重量部、チオウレア系
老化防止剤を0.2〜2.2重量部配合してなるゴム組
成物。 【効果】 耐オゾン性と外観性の両方が優れているの
で、亀裂が発生しにくいことから耐久性にかつ外観性に
優れたタイヤを作製することができる。
をうる。 【構成】 ゴム成分100重量部に対して、芳香族2級
アミン系老化防止剤を0.5〜6重量部、チオウレア系
老化防止剤を0.2〜2.2重量部配合してなるゴム組
成物。 【効果】 耐オゾン性と外観性の両方が優れているの
で、亀裂が発生しにくいことから耐久性にかつ外観性に
優れたタイヤを作製することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤのサイドウォー
ルに好適に用いられるゴム組成物、特に耐オゾン性およ
び外観性に優れたゴム組成物に関する。
ルに好適に用いられるゴム組成物、特に耐オゾン性およ
び外観性に優れたゴム組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤのサイドウォールは長期間使用中
に大気中のオゾンの影響により亀裂が生じる傾向があ
る。
に大気中のオゾンの影響により亀裂が生じる傾向があ
る。
【0003】そのため従来、耐オゾン性を改良するため
にサイドウォールのゴム組成物に芳香族2級アミン系老
化防止剤を配合することが行なわれていた。しかしなが
ら、芳香族2級アミン系老化防止剤は配合ゴムに対して
汚染性があり、アミン系老化防止剤がオゾンと反応する
ことにより生成する酸化物がゴム表面を茶色に変色させ
る問題があった。
にサイドウォールのゴム組成物に芳香族2級アミン系老
化防止剤を配合することが行なわれていた。しかしなが
ら、芳香族2級アミン系老化防止剤は配合ゴムに対して
汚染性があり、アミン系老化防止剤がオゾンと反応する
ことにより生成する酸化物がゴム表面を茶色に変色させ
る問題があった。
【0004】また、耐オゾン性の改良のためにチオウレ
ア系老化防止剤を配合することが行なわれていたが、変
色の問題は生じさせないものの耐オゾン性改良の効果が
低かった。
ア系老化防止剤を配合することが行なわれていたが、変
色の問題は生じさせないものの耐オゾン性改良の効果が
低かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点に
鑑みなされたものであり、その目的は耐オゾン性と外観
性の両方が改良されたゴム組成物を提供することにあ
る。
鑑みなされたものであり、その目的は耐オゾン性と外観
性の両方が改良されたゴム組成物を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意研究
を重ねた結果、芳香族2級アミン系老化防止剤とチオウ
レア系老化防止剤を特定量併用することにより従来困難
であった耐オゾン性と外観性の両方の向上が可能になる
ことを発見して本発明を完成するに至った。
を重ねた結果、芳香族2級アミン系老化防止剤とチオウ
レア系老化防止剤を特定量併用することにより従来困難
であった耐オゾン性と外観性の両方の向上が可能になる
ことを発見して本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち本発明は、ゴム成分100部(重
量部。以下同様)に対して、芳香族2級アミン系老化防
止剤を0.5〜6部、チオウレア系老化防止剤を0.2
〜2.2部配合してなるゴム組成物に関する。
量部。以下同様)に対して、芳香族2級アミン系老化防
止剤を0.5〜6部、チオウレア系老化防止剤を0.2
〜2.2部配合してなるゴム組成物に関する。
【0008】
【作用および実施例】本発明によれば両老化防止剤を組
み合わせることにより、それぞれの単独使用の結果から
は予想できない相乗効果がえられる。すなわち芳香族2
級アミン系老化防止剤の一部をチオウレア系老化防止剤
に置き換えることにより、外観性はもとより耐オゾン性
をも向上させ、従来の二律排反性を改良する。
み合わせることにより、それぞれの単独使用の結果から
は予想できない相乗効果がえられる。すなわち芳香族2
級アミン系老化防止剤の一部をチオウレア系老化防止剤
に置き換えることにより、外観性はもとより耐オゾン性
をも向上させ、従来の二律排反性を改良する。
【0009】本発明のゴム組成物において、ゴム成分は
特に限定されないが、耐オゾン性に問題を持つジエン系
ゴム、たとえば、NR、IR、BR、SBRを主成分と
して用いると本発明の効果が有効に発揮される。
特に限定されないが、耐オゾン性に問題を持つジエン系
ゴム、たとえば、NR、IR、BR、SBRを主成分と
して用いると本発明の効果が有効に発揮される。
【0010】芳香族2級アミン系老化防止剤としては、
大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N−フェ
ニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニ
レンジアミン)、大内新興化学工業(株)製のノクラッ
ク810−NA(N−フェニル−N’−イソプロピル−
p−フェニレンジアミン)、大内新興化学工業(株)製
のノクラックDP(N,N’−ジフェニル−p−フェニ
レンジアミン)、精工化学(株)製のオゾノン35(オ
クチル化ジフェニルアミン)、精工化学(株)製のノン
フレックスF(N,N′−ジ−2−ナフチル−p−フェ
ニレンジアミン)、住友化学工業(株)製のスミライザ
ーMXA(ジアリル−p−フェニレンジアミンの混合
物)などがあげられる。
大内新興化学工業(株)製のノクラック6C(N−フェ
ニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−p−フェニ
レンジアミン)、大内新興化学工業(株)製のノクラッ
ク810−NA(N−フェニル−N’−イソプロピル−
p−フェニレンジアミン)、大内新興化学工業(株)製
のノクラックDP(N,N’−ジフェニル−p−フェニ
レンジアミン)、精工化学(株)製のオゾノン35(オ
クチル化ジフェニルアミン)、精工化学(株)製のノン
フレックスF(N,N′−ジ−2−ナフチル−p−フェ
ニレンジアミン)、住友化学工業(株)製のスミライザ
ーMXA(ジアリル−p−フェニレンジアミンの混合
物)などがあげられる。
【0011】チオウレア系老化防止剤としては、大内新
興化学工業(株)製のノクラックNS−10−N(1,
3−ビス(ジメチルアミノプロピル)−2−チオ尿
素)、大内新興化学工業(株)製のノクラックTBTU
(トリブチルチオ尿素)などがあげられる。
興化学工業(株)製のノクラックNS−10−N(1,
3−ビス(ジメチルアミノプロピル)−2−チオ尿
素)、大内新興化学工業(株)製のノクラックTBTU
(トリブチルチオ尿素)などがあげられる。
【0012】芳香族2級アミン系老化防止剤は、ゴム成
分100部に対して0.5〜6部、好ましくは1.5〜
6部配合される。0.5部より少ないと耐オゾン性改良
の効果があまりえられなくなる傾向があり、6部より多
いと許容できない程度の変色が発生する傾向がある。
分100部に対して0.5〜6部、好ましくは1.5〜
6部配合される。0.5部より少ないと耐オゾン性改良
の効果があまりえられなくなる傾向があり、6部より多
いと許容できない程度の変色が発生する傾向がある。
【0013】チオウレア系老化防止剤は、ゴム成分10
0部に対して0.2〜2.2部、好ましくは0.3〜
1.5部、より好ましくは0.3〜1.0部配合され
る。0.2部より少ないと外観性の改良および耐オゾン
性の改良の効果があまりえられなくなる傾向があり、
2.2部より多いとチオウレア系老化防止剤がゴム表面
にブリードして外観がわるくなる傾向がある。本発明に
おいて、チオウレア系老化防止剤の配合量は1部より少
なくても耐変色性と耐オゾン性の改良の効果がえられ
る。
0部に対して0.2〜2.2部、好ましくは0.3〜
1.5部、より好ましくは0.3〜1.0部配合され
る。0.2部より少ないと外観性の改良および耐オゾン
性の改良の効果があまりえられなくなる傾向があり、
2.2部より多いとチオウレア系老化防止剤がゴム表面
にブリードして外観がわるくなる傾向がある。本発明に
おいて、チオウレア系老化防止剤の配合量は1部より少
なくても耐変色性と耐オゾン性の改良の効果がえられ
る。
【0014】また、ゴム成分100部に対する芳香族2
級アミン系老化防止剤の配合量をx(部)、チオウレア
系老化防止剤の配合量をy(部)とすると
級アミン系老化防止剤の配合量をx(部)、チオウレア
系老化防止剤の配合量をy(部)とすると
【0015】
【数1】
【0016】という関係がなりたつことがより好まし
い。
い。
【0017】
【数2】
【0018】だと、オゾン亀裂が生じた場合、数は少な
いものの深く大きな亀裂を生じるばあいがあるからであ
る。
いものの深く大きな亀裂を生じるばあいがあるからであ
る。
【0019】本発明のゴム組成物に配合されるカーボン
ブラックとしては、窒素吸着比表面積が35m2 /g〜
125m2 /gの範囲であることが機械的物性の面から
好ましい。35m2 /gより少ないと補強効果に劣り、
125m2 /gより多いと硬くなり過ぎる。このような
カーボンブラックとしてISAF、HAF、FEFなど
が好ましくあげられる。
ブラックとしては、窒素吸着比表面積が35m2 /g〜
125m2 /gの範囲であることが機械的物性の面から
好ましい。35m2 /gより少ないと補強効果に劣り、
125m2 /gより多いと硬くなり過ぎる。このような
カーボンブラックとしてISAF、HAF、FEFなど
が好ましくあげられる。
【0020】カーボンブラックは、ゴム成分100部に
対して、20〜100部、特に30〜70部配合される
ことが好ましい。20部より少ないと補強効果に劣る傾
向があり、100部より多いと硬くなり過ぎる傾向があ
る。
対して、20〜100部、特に30〜70部配合される
ことが好ましい。20部より少ないと補強効果に劣る傾
向があり、100部より多いと硬くなり過ぎる傾向があ
る。
【0021】本発明のゴム組成物は、用途に応じて、通
常用いられる配合剤、たとえば軟化剤、補強剤、亜鉛
華、ステアリン酸、加硫促進剤、加硫剤、イオウなどを
適宜配合することができる。
常用いられる配合剤、たとえば軟化剤、補強剤、亜鉛
華、ステアリン酸、加硫促進剤、加硫剤、イオウなどを
適宜配合することができる。
【0022】本発明のゴム組成物は、ゴム成分、芳香族
2級アミン系老化防止剤、チオウレア系老化防止剤、カ
ーボンブラックおよび前記配合剤を用いて通常の方法に
より製造することができる。
2級アミン系老化防止剤、チオウレア系老化防止剤、カ
ーボンブラックおよび前記配合剤を用いて通常の方法に
より製造することができる。
【0023】本発明のゴム組成物は、耐オゾン性および
耐変色性が要求される部分、たとえばタイヤのサイドウ
ォール、トレッド工業用ホース、防舷材などに好適に用
いられる。
耐変色性が要求される部分、たとえばタイヤのサイドウ
ォール、トレッド工業用ホース、防舷材などに好適に用
いられる。
【0024】つぎに本発明を実施例をあげて説明する
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。
が、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものでは
ない。
【0025】実施例1 実験例1−1 つぎの配合を用いて、イオウ、促進剤を除く配合剤を小
型バンバリーミキサーにより混練した後、2本ロールに
よりイオウ、促進剤を混入したのち、150℃で30分
間加硫することによりタイヤのサイドウォール用ゴム組
成物を調製した。
型バンバリーミキサーにより混練した後、2本ロールに
よりイオウ、促進剤を混入したのち、150℃で30分
間加硫することによりタイヤのサイドウォール用ゴム組
成物を調製した。
【0026】 天然ゴム 50部 ブタジエンゴム(1) 50部 カーボンブラック(2) 40部 軟化剤(3) 5部 ワックス 1部 亜鉛華 5部 ステアリン酸 1部 芳香族2級アミン系老化防止剤(4) 2部 チオウレア系老化防止剤(5) 1部 イオウ 2部 促進剤(6) 1部 なおブタジエンゴム(1)としては、宇部興産(株)製
のBR150B、カーボンブラックとしては(2)、三
菱化成(株)製のダイアブラックH(HAF)(窒素吸
着比表面積79m2 /g)軟化剤(3)としてはアロマ
チックオイル、芳香族2級アミン系老化防止剤(4)と
しては、大内新興化学工業(株)製のノクラック6C
(N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−
p−フェニレンジアミン)、チオウレア系老化防止剤
(5)としては、大内新興化学工業(株)製のノクラッ
クNS−10−N(1,3−ビス(ジメチルアミノプロ
ピル)−2−チオ尿素)、促進剤(6)としては大内新
興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキ
シル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)を用い
た。
のBR150B、カーボンブラックとしては(2)、三
菱化成(株)製のダイアブラックH(HAF)(窒素吸
着比表面積79m2 /g)軟化剤(3)としてはアロマ
チックオイル、芳香族2級アミン系老化防止剤(4)と
しては、大内新興化学工業(株)製のノクラック6C
(N−フェニル−N’−(1,3−ジメチルブチル)−
p−フェニレンジアミン)、チオウレア系老化防止剤
(5)としては、大内新興化学工業(株)製のノクラッ
クNS−10−N(1,3−ビス(ジメチルアミノプロ
ピル)−2−チオ尿素)、促進剤(6)としては大内新
興化学工業(株)製のノクセラーCZ(N−シクロヘキ
シル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド)を用い
た。
【0027】えられたゴム組成物の耐オゾン性および耐
変色性をつぎの方法により試験した。その結果および老
化防止剤の配合を表1に示す。
変色性をつぎの方法により試験した。その結果および老
化防止剤の配合を表1に示す。
【0028】[耐オゾン性] JIS K6301 伸長比20%、オゾン濃度50pphm、40℃の条件
下72時間放置したのちに、JIS K6301に規定
されたオゾン劣化試験の方法により行なった。結果はJ
IS K6301に規定された亀裂状態表示法により示
す。一概に言えないが強いて言えばA−2以上の結果で
あることが望ましい。
下72時間放置したのちに、JIS K6301に規定
されたオゾン劣化試験の方法により行なった。結果はJ
IS K6301に規定された亀裂状態表示法により示
す。一概に言えないが強いて言えばA−2以上の結果で
あることが望ましい。
【0029】目 視 伸長比20%、オゾン濃度50pphm、40℃の条件
下72時間放置したのちに、肉眼で亀裂状態を判定し1
0点法により評価した。値が大きいほうが劣化程度が小
さいことを示す。強いて言えば7以上が望ましい。
下72時間放置したのちに、肉眼で亀裂状態を判定し1
0点法により評価した。値が大きいほうが劣化程度が小
さいことを示す。強いて言えば7以上が望ましい。
【0030】[耐変色性] b 値 伸長比20%、オゾン濃度50pphm、40℃の条件
下72時間放置したのちに、ミノルタカメラ(株)製の
色彩色差計(MINOLTA CR−310)を用いて
えられた測定値である。強いて言えば0より小さいこと
が望ましい。
下72時間放置したのちに、ミノルタカメラ(株)製の
色彩色差計(MINOLTA CR−310)を用いて
えられた測定値である。強いて言えば0より小さいこと
が望ましい。
【0031】目 視 伸長比20%、オゾン濃度50pphm、40℃の条件
下72時間放置したのちに、肉眼で黒っぽさを判定し1
0点法により評価した。値が大きいほうが黒っぽく良好
であることを示す。強いて言えば6以上が望ましい。
下72時間放置したのちに、肉眼で黒っぽさを判定し1
0点法により評価した。値が大きいほうが黒っぽく良好
であることを示す。強いて言えば6以上が望ましい。
【0032】実験例1−2〜1−5 老化防止剤の配合を表1に示すように変えた以外は実験
例1−1と同様の方法によりゴム組成物を調製した。こ
れらのゴム組成物について実験例1−1と同様に耐オゾ
ン性および耐変色性を試験した。その結果および老化防
止剤の配合を表1に示す。
例1−1と同様の方法によりゴム組成物を調製した。こ
れらのゴム組成物について実験例1−1と同様に耐オゾ
ン性および耐変色性を試験した。その結果および老化防
止剤の配合を表1に示す。
【0033】実験例1−6〜1−8 老化防止剤の配合を表1に示すように変えた以外は実験
例1−1と同様の方法によりゴム組成物を調製した。こ
れらのゴム組成物について実験例1−1と同様に耐オゾ
ン性および耐変色性を試験した。その結果および老化防
止剤の配合を表1に示す。なお、実験例1−6において
はチオウレア系老化防止剤を大内新興化学工業(株)製
のノクラックTBTU(トリブチルチオ尿素)に換え、
実験例1−7においては芳香族2級アミン系老化防止剤
を大内新興化学工業(株)製のノクラック810−NA
(N−フェニル−N’−イソプロピル−p−フェニレン
ジアミン)に換え、実験例1−8においては芳香族2級
アミン系老化防止剤を住友化学工業(株)製のスミライ
ザーMXA(ジアリル−p−フェニレンジアミンの混合
物)に換えて用いた。
例1−1と同様の方法によりゴム組成物を調製した。こ
れらのゴム組成物について実験例1−1と同様に耐オゾ
ン性および耐変色性を試験した。その結果および老化防
止剤の配合を表1に示す。なお、実験例1−6において
はチオウレア系老化防止剤を大内新興化学工業(株)製
のノクラックTBTU(トリブチルチオ尿素)に換え、
実験例1−7においては芳香族2級アミン系老化防止剤
を大内新興化学工業(株)製のノクラック810−NA
(N−フェニル−N’−イソプロピル−p−フェニレン
ジアミン)に換え、実験例1−8においては芳香族2級
アミン系老化防止剤を住友化学工業(株)製のスミライ
ザーMXA(ジアリル−p−フェニレンジアミンの混合
物)に換えて用いた。
【0034】
【表1】
【0035】前記実験例において、実験例1−1、1−
2、1−6、1−7および1−8は芳香族2級アミン系
老化防止剤とチオウレア系老化防止剤がバランスよく配
合されており耐オゾン性および耐変色性ともに優れてい
るといえる。実験例1−3は亀裂の程度は小さいものの
変色が大きい。実験例1−4は亀裂の程度が大きく、ま
た変色は非常に小さいもののチオウレア系老化防止剤が
ゴムの表面にブリードして総合的な外観が劣っていた。
また実験例1−5は芳香族2級アミン系老化防止剤また
はチオウレア系老化防止剤のいずれも使用しておらず耐
オゾン性に劣っている。
2、1−6、1−7および1−8は芳香族2級アミン系
老化防止剤とチオウレア系老化防止剤がバランスよく配
合されており耐オゾン性および耐変色性ともに優れてい
るといえる。実験例1−3は亀裂の程度は小さいものの
変色が大きい。実験例1−4は亀裂の程度が大きく、ま
た変色は非常に小さいもののチオウレア系老化防止剤が
ゴムの表面にブリードして総合的な外観が劣っていた。
また実験例1−5は芳香族2級アミン系老化防止剤また
はチオウレア系老化防止剤のいずれも使用しておらず耐
オゾン性に劣っている。
【0036】目視による耐オゾン性がアミン系老化防止
剤のみを用いた実験例1−3において6でありチオウレ
ア系老化防止剤のみを用いた実験例1−4において3で
あることから、両老化防止剤を用いた実験例1−1およ
び1−2では目視による耐オゾン性が3〜6の値となる
ことを予想されるが、実際にはその値が10および7と
予想以上のものであり、本発明における2種類の老化防
止剤を併用することの相乗効果が示されている。また、
変色(茶変)に関しても実験例1−1および1−2にお
いて、実験例1−3と1−4の結果から相加効果を仮定
して予想される値よりも良い方向にずれており、これも
相乗効果と考えられる。
剤のみを用いた実験例1−3において6でありチオウレ
ア系老化防止剤のみを用いた実験例1−4において3で
あることから、両老化防止剤を用いた実験例1−1およ
び1−2では目視による耐オゾン性が3〜6の値となる
ことを予想されるが、実際にはその値が10および7と
予想以上のものであり、本発明における2種類の老化防
止剤を併用することの相乗効果が示されている。また、
変色(茶変)に関しても実験例1−1および1−2にお
いて、実験例1−3と1−4の結果から相加効果を仮定
して予想される値よりも良い方向にずれており、これも
相乗効果と考えられる。
【0037】
【発明の効果】本発明のゴム組成物は、耐オゾン性と外
観性の両方が優れており、このゴム組成物をサイドウォ
ールに用いてタイヤを作製すると、亀裂が発生しにくい
ことから耐久性に優れ外観性に優れたタイヤがえられ
る。
観性の両方が優れており、このゴム組成物をサイドウォ
ールに用いてタイヤを作製すると、亀裂が発生しにくい
ことから耐久性に優れ外観性に優れたタイヤがえられ
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 ゴム成分100重量部に対して、芳香族
2級アミン系老化防止剤を0.5〜6重量部、チオウレ
ア系老化防止剤を0.2〜2.2重量部配合してなるゴ
ム組成物。 - 【請求項2】 ゴム成分が少なくともジエン系ゴムを含
む請求項1記載のゴム組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5213806A JPH0762156A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | ゴム組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5213806A JPH0762156A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | ゴム組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0762156A true JPH0762156A (ja) | 1995-03-07 |
Family
ID=16645356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5213806A Pending JPH0762156A (ja) | 1993-08-30 | 1993-08-30 | ゴム組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0762156A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013108076A (ja) * | 2011-11-21 | 2013-06-06 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール用ゴム組成物 |
| JP2013108075A (ja) * | 2011-11-21 | 2013-06-06 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール用ゴム組成物 |
| EP2746064A1 (en) | 2012-12-21 | 2014-06-25 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Antiozonant for polymers |
| JP2014133828A (ja) * | 2013-01-10 | 2014-07-24 | Bridgestone Corp | ゴム組成物の製造方法 |
-
1993
- 1993-08-30 JP JP5213806A patent/JPH0762156A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013108076A (ja) * | 2011-11-21 | 2013-06-06 | Bridgestone Sports Co Ltd | ゴルフボール用ゴム組成物 |
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