JPH0762964B2 - 電気絶縁材料 - Google Patents

電気絶縁材料

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JPH0762964B2
JPH0762964B2 JP25431585A JP25431585A JPH0762964B2 JP H0762964 B2 JPH0762964 B2 JP H0762964B2 JP 25431585 A JP25431585 A JP 25431585A JP 25431585 A JP25431585 A JP 25431585A JP H0762964 B2 JPH0762964 B2 JP H0762964B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は耐熱性、機械的特性に優れ、且つフイルムの平
面性、取扱い作業性及び電気的諸特性に優れた電気絶縁
材料に関する。
(ロ) 従来の技術と解決すべき問題点 従来、電気絶縁材料としてはその優れた耐熱性、機械的
特性、電気特性、加工性の故にポリエチレンテレフタレ
ートフイルムが広く用いられている。
しかしながら、近年電気及び電子機器の小型化、軽量
化、高性能化が切望されるようになり、このためにはオ
リエチレンテレフタレートの耐熱性(E種、連続許容温
度120℃)では不充分でより優れた耐熱性を有する絶縁
材料が望まれている。
ポリエチレンナフタレートフイルムはこの目的に適合し
た(F種、連続許容温度155℃)比較的安価な絶縁材料
であり、例えば、特公昭53−35280号公報、特公昭54−1
920号公報、特開昭48−43198号公報、特開昭48−43200
号公報、特開昭48−53299号公報、特開昭49−132600号
公報、特開昭49−32200号公報、特開昭50−133279号公
報にその特性が記載されている。
このようにポリエチレンナフタレートフイルムは基本的
に優れた耐熱性、機械的特性及び電気的特性を有するこ
とは広く知られているが、フイルムの平面性、特にフイ
ルム厚みが薄くなつた時顕在化してくるフイルム取扱い
時の作業性の改良及び高温例えば120℃における体重抵
抗率で代表される電気特性の改良に関してはほとんど触
れるところがない。
従つてポリエチレンナフタレートフイルムにおいてかか
る諸特性が高度に満足されるならば、より優れた電気絶
縁材料として広範囲に用いることができるためこれらの
諸特性の改良が望まれている。
(ハ) 問題点を解決するための手段 本発明者らは上記実情に鑑みて、ポリエチレンナフタレ
ートフイルムについて鋭意検討を進めた結果、フイルム
の表面粗度及び該フイルムの溶融時の比抵抗がある特定
範囲にあるポリエチレンナフタレートフイルムを用いた
時これらの諸特性、即ちフイルムの平面性、フイルムの
取り扱い時の作業性の改良及び電気特性の改良が高度に
達成されることを知見し、本発明に到達したものであ
る。
即ち、本発明はフイルム表面の中心線平均粗さが0.02〜
0.06μで、且つ溶融時の比抵抗が6×108〜5×1010Ω
−cmである二軸配向ポリエチレンナフタレートフイルム
より成る電気絶縁用材料に存する。
以下本発明を更に詳細に説明する。
本発明でいうポリエチレンナフタレートとはその構成単
位が実質的にエチレン−2,6−ナフタレート単位から構
成されているポリマーを指すが、少量例えば10モル%以
下好ましくは5モル%以下の第三成分によつて変性され
たエチレン−2,6−ナフタレートポリマーも含まれる。
ポリエチレンナフタレートは一般にナフタレン−2,6−
ジカルボン酸又はその機能的誘導体例えばナフタレン−
2,6−ジカルボン酸ジメチルとエチレングリコールとを
触媒の存在下で、適当な反応条件の下に縮合せしめるこ
とによつて製造される。この場合第三成分として例えば
アジピン酸、セバシン酸、フタル酸、イソフタル酸、テ
レフタル酸、ナフタレン−2,7−ジカルボン酸等のジカ
ルボン酸又はの低級アルキルエステル、p−オキシ安息
香酸の如きオキシカルボン酸又はその低級アルキルエス
テル、あるいはプロピレングリコール、トリメチレング
リコール、テトラメチレングリコール、ペンタメチレン
グリコール、ヘキサメチレングリコール等の2価アルコ
ール等を挙げることができる。
本発明で用いるポリエチレンナフタレートは重合度が低
すぎると、機械的特性が低下するので、その極限粘度は
0.40以上好ましくは0.45〜0.90のものが好ましい。
本発明においてはかかるポリエチレンナフタレートから
電気絶縁材料としてのフイルムを得るが、このためには
次のような方法を採用する。
即ち、通常280〜320℃の範囲の温度でポリエチレンナフ
タレートを押出機よりシート状に押し出し、80℃以下の
温度に冷却して実質的に無定形のシートとし、次いで該
シート状物を縦及び横方向に少くとも面積倍率で4倍に
なる程度まで延伸して二軸配向フイルムを得、更に該フ
イルムを120〜250℃の範囲の温度で熱処理することによ
り得ることができる。
本発明においてはこのようにして電気絶縁用二軸延伸ポ
リエチレンナフタレートフイルムを得るが、本発明にお
いてはかかるフイルムの溶融時の比抵抗は6×108〜5
×1010Ω−cmでなければならない。
即ち、本発明者らの知見によれば、従来知られているポ
リエチレンナフタレートフイルムの長期的なうねり、即
ち平面性は必ずしも充分でなく、電気的特性例えば耐電
圧特性においてしばしばバラツキが生じるため信頼性に
欠けることがある。この平面性を改良する手段としては
ポリエチレンテレフタレートの場合には溶融ポリマーか
ら無定形シートを得るに際し、該シートに静電荷を与え
該シートを静電的に回転冷却ドラムに強く押しつける方
法、即ち静電印加冷却法が有効であることが知られてお
り、この効果を充分に発揮するためには溶融ポリエチレ
ンテレフタレートの比抵抗を減ずれば良いこともまた良
く知られている。
しかしながらこれまでポリエチレンナフタレートについ
てはその有効性は具体的に確認されておらず、またその
好適な範囲についての言及もない。
一方ポリエチレンナフタレートフイルムの電気絶縁材料
としての特徴の一つはその優れた耐熱性にあるが、本発
明者らは鋭意検討を重ねた結果、電気絶縁材料として必
要欠くべからざる特性の一つである高温時、例えば120
℃における電気特性の代表値である体積抵抗率が溶融時
の比抵抗と強い相関性があることを見い出した。
本発明者らはこのフイルムの平面性と高温時における体
積抵抗率という電気絶縁材料として具備すべき重要な特
性が、いずれも溶融時の比抵抗と深い係りがあることを
知見し本発明に到達したものである。
即ち、本発明においてはポリエチレンナフタレートフイ
ルムの溶融時の比抵抗は6×108〜5×1010Ω−cmでな
ければならない。
この値が6×108Ω−cm未満の場合には、静電印加冷却
法を効果的に適用することができフイルムの平面性は優
れるものの、高温時における体積抵抗率が小さくなり電
気絶縁材料としての価値を損ねるようになる。
一方この値が5×1010Ω−cmを越えるようになると、高
温時における体積抵抗率は著しく改良されるものの、静
電印加冷却法の効果が不充分でフイルムの平面性はほと
んど改良されない。
ポリエチレンナフタレートにおいてこの比抵抗を所望の
値に調節するためには次のような方法を採用すれば良
い。
即ち、比抵抗を減ずるためにはポリエチレンナフタレー
トに金属成分を可溶化せしめれば良く、このためには例
えばエステル交換反応触媒として用いられた金属元素あ
るいは必要に応じエステル交換反応又はエステル化反応
後に添加した金属元素に対し比較的少量例えば当モル以
下のリン化合物を添加する手段が好ましく採用される。
一方、比抵抗を高めるためにはポリエチレンナフタレー
トに溶け込んでいる金属元素の量を減ずれば良く、具体
的には反応系に可溶な金属化合物の添加量を減ずるか、
あるいは金属化合物をかなり多く用いたとしてもその大
部分をポリエチレンナフタレートに不溶の金属塩、例え
ばカルボン酸塩やリン酸塩、亜リン酸塩として沈殿せし
めれば良い。より具体的には、例えばエステル交換触媒
として用いたカルシウム、マンガン等の金属元素に対し
当モル以上のリン化合物を作用せしめることにより達成
することができる。
本発明においてはこのように特定範囲の比抵抗を有する
ポリエチレナフタレートを得るために、製膜に供するポ
リエチレンナフタレートの比抵抗を予め調節しておく必
要があるが、このようにして得られたフイルムは無定形
シート作成時静電印加冷却法が効果的に適用できるため
二軸延伸フイルムの平面性に優れ、また該フイルムは高
温時における電気特性特に体積抵抗率の改良に著しい効
果を発揮する。
次に本発明のポリエチレンナフタレートフイルムは、そ
の表面の平均線中心粗さが0.02〜0.06μである必要があ
る。
従来ポリエチレンナフタレートフイルムを電気絶縁材料
として用いることは知られているものの、その化学構造
に由来する機械的特性、熱的特性及び電気的特性に着目
するあまり、実用上最も重要な特性である取り扱い時の
作業性についてはほとんど触れられていない。
本発明者らはポリエチレンナフタレートフイルムの取り
扱い作業性、即ちフイルム同志のブロツキングや工程透
過性について鋭意検討を進めた結果、この作業性はフイ
ルム表面の中心線平均粗さRa(μ)と特に関係が深いこ
と、またこのRaの好ましい範囲はポリエチレンナフタレ
ートフイルムの厚みと共に変化しフイルム厚みT(μ)
が薄くなればなるほど大きい値を必要とすることを知見
した。
即ち、本発明においてはフイルム表面の平均線中心粗さ
Ra(μ)が0.02〜0.06である必要があるが、更に好まし
くは該フイルムの厚さT(μ)との間に次の関係式が満
足されることが望ましい。
より好ましくは、Ra(μ)とT(μ)との間に次の関係
式が満たされることが望ましい。
Raの値が0.02μ未満になると、フイルム同志のブロツキ
ングが許容し得ない程度にまで大きくなるし、またフイ
ルムと基材との間の滑り性が悪化し工程通過性が著しく
悪化してしまう。
一方Raの値が0.06μを越えるようになると取り扱い作業
性は最早より改良されることはないばかりか、フイルム
表面の荒れが大きくなり過ぎるために電気絶縁材料とし
て備えておくべき電気特性、例えば耐電圧特性が悪化す
るようになる。
なお本発明においては、通常フイルム厚みは20〜300
μ、好ましくは30〜250μ、更に好ましくは50〜200μの
範囲から選定される。
このように本発明においてはフイルム表面の中心線平均
粗さがある特定の範囲にある必要があり、好ましくはフ
イルム厚みとの関係で決る更に限定された範囲にあるこ
とが望ましいが、かかる表面粗さを得るためには次のよ
うな方法を採ると良い。
即ち、一般的には製膜に供するポリエチレンナフタレー
トに微細な不活性化合物を配合する方法が好ましく採用
される。かかる方法の中の一つにポリエチレンナフタレ
ート製造時に反応系内に溶存してい金属化合物、例えば
エステル交換反応後系内に溶存している金属化合物にリ
ン化合物等を作用させて微細な粒子を析出させる方法、
いわゆる析出粒子法がある。この方法は簡便で工業的に
容易に採用し得るが、同時にポリマーの溶融時の比抵抗
が変化するため、本発明においてはフイルム表面の適度
な表面粗さと両立させることがかなり困難であり、また
析出粒子量には限りがあるため今一つのいわゆる添加粒
子法が好ましくは用いられる。
添加粒子法とはポリエステル製造工程から製膜前の押出
工程のいずれかの工程でポリエステルに不活性な微細粒
子を配合せしめる方法であり、この不活性微粒子として
は例えば、カオリン、タルク、炭酸マグネシウム、炭酸
カルシウム、炭酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、リン酸リチウム、リン酸カルシウム、リン酸マグ
ネシウム、酸化アルミニウム、酸化ケイ素、酸化チタン
等から選ばれた1種以上の金属化合物あるいはカーボン
ブラツク等を挙げることができるがこれらに限定される
ものではない。
この不活性化合物の形状は球状、塊状あるいは偏平状の
いずれであつても良く、またその硬度、比重、色等につ
いても特に制限はない。該不活性化合物の平均粒径は通
常等価球直径で0.1〜1.0μ、好ましくは0.3〜3μの範
囲から選ばれる。またそのフイルムに対する配合量は0.
01〜1重量%、好ましくは0.05〜0.8重量%、更に好ま
しくは0.1〜0.5重量%の範囲から選択される。
(ニ) 発明の効果 以上詳述した通り、本発明はポリエチレンテレフタレー
トに比べ機械的特性、熱的特性に優れたポリエチレンナ
フタレートフイルムを電気絶縁材料として用いるに際
し、従来認識されていなかつた諸特性、即ちフイルムの
平面性、高温における電気特性及び特にフイルム厚みが
薄くなつた時顕在化してくるフイルム採り扱い時の作業
性の改良について検討を加えた結果、フイルムの平均線
中心粗さと溶融時の比抵抗をある特定範囲に保つなら
ば、これらの特性が一挙に改良され電気絶縁材料として
極めて優れたものとなることを見い出したものであつ
て、本発明の工業的価値は大きい。
(ホ) 実施例 以下本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発
明はその要旨を越えない限り以下の実施例に限定される
ものではない。
なお諸物性の測定法は次の方法によつた。中心線平均粗
さRa(μ):小坂研究所社製表面粗さ測定器(SE−3F
K)によつて次のようにして求めた。即ちフイルム断面
曲線からその中心線の方向に基準長さL(2.5mm)の部
分を抜き採り、この抜き採り部分の中心線をX軸、縦倍
率の方向をY軸として粗さ曲線Y=f(X)で表わした
時、次の式で与えられた値をμ(ミクロン)で表わす。
但し、触針の先端半径は2μ、荷重は30mgとし、カツト
オフ値は80μである。Raは縦方向に5点、横方向に5点
の計10点の平均値を求めた。
作業性;製膜工程における巻き取り作業性及びその後の
工程通過性を総合し、次の三ランクに分けた。
A スムースに巻き取ることができ、その後の工程通過
性も良好である。
B ほぼ問題なく巻き取ることができ、その後の工程通
過性も概ね良好であるが、Aに比べスムースさに劣る。
C 巻き取り工程でシワが入つたり、端面が不揃いにな
つたりすることがある。また工程通過性が不良でしばし
ばラインがストツプしたりすることがある。
溶融時の比抵抗:ブリテイツシジアーナルオブプライド
フイジツクス(Brit.J.Appl.Phys.)第17巻、第1149〜1
154頁(1966年)に記載してある方法。但しこの場合ポ
リマーの溶融温度は295℃とし直流1,000Vを印加した直
後の値を溶融時の比抵抗とする。フルムの平面性:フイ
ルムの縦方向1000m毎の10ケ所の各々について、横方向1
0cm毎に10点、合計100点のフイルム厚みを測定する。
フイルムの厚みの測定は安立電子製マイクロメーターを
用いて行ない、該当する箇所の周辺のフイルムを10枚重
ねて測定し1枚当りに換算する。
すべての測定値のうち最大値をXmax、最小値をXmin、相
加平均値をとするとき をフイルムの厚みむらとするが、この値は小さいほど好
ましい。
絶縁破壊の強さ:JIS C2318−1966交流短時間昇圧法によ
つた。
体積抵抗率:JIS C2318−1966に基づき振動容量型を用い
て測定した。測定温度は120℃である。
実施例1 (ポリエチレンナフタレートの製造) ナフタレン−2,6−ジカルボン酸ジメチル100部、エチレ
ングリコール60部及び酢酸カルシウム−水塩0.1部を反
応器にとりエステル交換反応を行なつた。即ち反応開始
温度を180℃とし、メタノールの留出と共に徐々に反応
温度を上昇せしめ4時間後230℃に達せしめ実質的にエ
ステル交換反応を終了せしめた。
次いでリン酸0.04部を添加した後、平均粒径1.5μの炭
酸カルシウム0.30部及び三酸化アンチモン0.04部を添加
し常法により重縮合反応を行なつた。即ち温度を徐々に
高めると共に圧力を常圧より徐々に減じ、2時間後温度
は290℃、圧力は0.3mmHgとした。
反応開始後4時間を経た時間時点で反応を停止し、窒素
加圧下ポリエチレンナフタレートを吐出せしめた。
得られたポリエチレンナフタレートの極限粘度は0.63、
溶融時の比抵抗は4.6×108Ω−cmであり、その一部をと
つて顕微鏡下粒子の分散状態を観察したところ、添加し
た炭酸カルシウムが極めて均一に分散していることが確
認された。
(ポリエチレンナフタレートフイルムの製造) 次に得られたポリエステルを295℃で押出機よりシート
状に押出し静電印加冷却法を用いて無定形シートとし
た。この時の静電印加の条件は次の通りである。即ち、
プラス電極として直径0.1mmのタングステン線を用い、
これを回転冷却ドラムの上面にシートの流れと直角方向
に張り、これに直流電圧約9KVを印加した。
回転冷却ドラムの速度を30m/分とし、得られた無定形フ
イルムを縦方向に3.4倍、横方向に3.7倍延伸し厚さ50μ
のフイルムを得たが、該二軸延伸フイルムの厚みむらは
0.16と小さく充分に満足し得るものであつた。
また該フイルムの中心線平均粗さは0.039μで手触りも
良く工程通過性に富むものであつた。
これらの結果を電気特性の測定結果と共に第1表に示す
が、電気絶縁材料として優れた特性を有していた。
実施例2及び比較例1〜4 実施例1においてエステル交換反応終了後添加するリン
酸及び無機化合物の条件を変える他は実施例1と同様に
してポリエチレンナフタレートを得た。
次いで該ポリエステルを用い実施例1と同様にして二軸
延伸フイルムを得、特性を評価した。得られた結果を第
1表に示す。
実施例2は実施例1と同様、溶融時の比抵抗及びフイル
ムの中心線平均粗さが適正な範囲にある二軸配向ポリエ
チレンナフタレートフイルムの例であるが、この場合フ
イルムの取り扱い作業性に優れており、しかもフイルム
の平面性及び電気特性も良好であるため電気絶縁材料と
して極めて適したものであつた。
これに対し比較例1は溶融時の比抵抗は適正な範囲にあ
るものの、フイルムに適度な表面粗度を与える触活性微
粒子が配合されておらず、フイルムの中心線平均粗さが
小さ過ぎるため、フイルム同志のブロツキングが著しく
また工程通過性が著しく悪く実用に耐えないものであつ
た。
比較例2は溶融時の比抵抗が低過ぎるため、高温時の体
積抵抗率が極めて低く、また比較例3は逆に溶融時の比
抵抗が高過ぎるため静電印加冷却法が有効に適用できず
フイルムの平面性が悪化することを示している。この場
合往々にして絶縁破壊電圧が低下してしまう。
また比較例4はフイルムの中心線平均粗さが所望の値よ
り高過ぎる場合の例であるが、絶縁破壊電圧が低下して
しまい、電気絶縁材料としては不適切なものとなつてし
まう。
実施例4 実施例1においてフイルム厚みを5μ、10μ、100μと
変えて二軸延伸フイルムを得、その中心線平均粗さを測
定したところいずれも0.015μであつた。しかしながら
実施例1の50μ厚みのフイルムを含めたこれらのフイル
ムの取り扱い作業性には差異が認められた。
即ち、50μ及び100μのフイルムの取り扱い作業性は良
好で、フイルム同志のブロツキングもほとんど認められ
なかつたが、5μ及び10μのフイルムの場合はフイルム
同志のブロツキングが大きく工程通過性もやや劣るもの
であつた。
従つて、本願発明で明らかにした中心線平均粗さRa
(μ)とフイルム厚さT(μ)との関係が満たされてい
ることが好ましいことが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フイルム表面の中心線平均粗さが0.02〜0.
    06μで、且つ溶融時の比抵抗が6×108〜5×1010Ω−c
    mである二軸配向ポリエチレンナフタレートフイルムか
    らなる電気絶縁用材料。
JP25431585A 1985-11-13 1985-11-13 電気絶縁材料 Expired - Lifetime JPH0762964B2 (ja)

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