JPH0592916U - フラットケーブル - Google Patents
フラットケーブルInfo
- Publication number
- JPH0592916U JPH0592916U JP4101592U JP4101592U JPH0592916U JP H0592916 U JPH0592916 U JP H0592916U JP 4101592 U JP4101592 U JP 4101592U JP 4101592 U JP4101592 U JP 4101592U JP H0592916 U JPH0592916 U JP H0592916U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat cable
- thermoplastic resin
- insulating support
- electrically insulating
- support layer
- Prior art date
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- Pending
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- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】耐摺動屈曲性および寿命を損なうことなく薄肉
化できるフラットケーブルを提供する。 【構成】 熱可塑性樹脂層12中に導体1が埋設され、
この熱可塑性樹脂層12上に電気絶縁性支持層11が積
層されてなるフラットケーブル15において、電気絶縁
性支持層11をポリエチレンナフタレートによって形成
したことを特徴とする。
化できるフラットケーブルを提供する。 【構成】 熱可塑性樹脂層12中に導体1が埋設され、
この熱可塑性樹脂層12上に電気絶縁性支持層11が積
層されてなるフラットケーブル15において、電気絶縁
性支持層11をポリエチレンナフタレートによって形成
したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、通信機、複写機、コンピュータ、自動車等の内部配線に好適に使用 されるフラットケーブルに関する。
【0002】
テープ電線、平形ケーブルとも称されているフラットケーブルは、通常図5に 示すように、銅などから成る複数本の導体1が熱可塑性樹脂層3中に所定の間隔 をもって平行に配置、埋設された状態で保持固定され、この熱可塑性樹脂層3の 対向する両側上に接着剤4を介して電気絶縁性支持層2が積層された構造を有し ている。 このフラットケーブルを製造するには、まず図6に示すような複合フィルム5 、即ち、熱可塑性樹脂層3上に接着剤4を用いて電気絶縁性支持層2を接着した 複合フィルム5を準備する。ついで導体1を互いに所定の間隔をもって離間した 状態で配置し、ついで熱可塑性樹脂層3が向かい合うようにして2枚の複合フィ ルム5により前記導体1群を挟み、次にこの積層物を加熱ロールなどを用いて加 熱圧着して熱可塑性樹脂層3を軟化一体化すると共に熱可塑性樹脂層3内に導体 1群を埋め込む。
【0003】 上述の従来のフラットケーブルでは、電気絶縁性支持層2はポリエチレンテレ フタレート製のフィルム(以下、PETフィルムと略称する)によって形成され ていた。 PETフィルムは引張強度および剛性に優れているため、これを用いると得ら れるフラットケーブルに剛性を与えることができ、ケーブルの耐摺動屈曲性を向 上できる。
【0004】
ところが近年求められているフラットケーブルの薄肉化の要望に電気絶縁性支 持層2をなすPETフィルムを薄くして対処しようとすると、得られるフラット ケーブルはその耐摺動屈曲性が大幅に損なわれて、寿命が極度に短くなるという 問題があった。
【0005】 本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、耐摺動屈曲性を損なうことなく薄 肉化できたフラットケーブルを提供することを目的とする。
【0006】
本考案のフラットケーブルでは、電気絶縁性支持層をポリエチレンナフタレー ト製フィルムとすることによって前記目的を達成した。 本考案のフラットケーブルの熱可塑性樹脂層をなす材料には、従来より公知の 熱可塑性樹脂を各種用いることができるが、中でも熱可塑性ポリエステル系樹脂 やこれに架橋剤を加えた熱架橋型ポリエステル系樹脂および塩化ビニル樹脂が好 適である。
【0007】
ポリエチレンナフタレートはポリエチレンテレフタレートと類似した分子構造 を持っているため基本特性はほぼ同様であるが、ポリエチレンナフタレートフィ ルムを用いるとフラットケ−ブルの剛性が高まり、耐摺動屈曲性を向上させるこ とができる。
【0008】
以下図面を参照して本考案のフラットケーブルの一実施例を説明する。 (実施例) 図1は本実施例のフラットケーブルを示すものである。このフラットケーブル 15は、熱可塑性ポリエステル系接着剤からなる熱可塑性樹脂層12内に平角薄 状の4本の導体1(厚さ100μm)を所定の間隔をもって埋設したものである 。この熱可塑性樹脂層12の表裏両面には厚さ3μmのプライマー層13を介し て、厚さ25μmのポリエチレンナフタレート製フィルムからなる電気絶縁性支 持層11が設けられている。
【0009】 このフラットケーブル15は次のように製造された。 まず図2に示すように、厚さ25μmのポリエチレンナフタレート製フィルム 11と熱可塑性ポリエステル系接着剤からなる厚さ50μmの熱可塑性樹脂層1 2とをプライマー層13を介して接着一体化して複合フィルム14を得た。 次に図3に示すように、4本の導体1を所定間隔をおいて配置し、さらにこれ ら導体1を挟むように2枚の複合フィルム14を配置した。このとき各々の複合 フィルム14の熱可塑性樹脂層12が導体1に接するように2枚の複合フィルム 14を対向させて配置した。ついでこのものを170℃の加熱ロールを用いて加 熱圧着して、前記フラットケーブル15を得た。
【0010】 (比較例) 前記ポリエチレンナフタレート製フィルムの代わりに厚さ25μmのPETフ ィルムを用いて電気絶縁性支持層11を形成した点のみ実施例のものと異なるフ ラットケーブルを作成し、比較例のフラットケーブルとした。
【0011】 (従来例) 前記ポリエチレンナフタレート製フィルムの代わりに厚さ50μmのPETフ ィルムを用いて電気絶縁性支持層11を形成した点のみ実施例のものと異なるフ ラットケーブルを作成し、従来例のフラットケーブルとした。
【0012】 前記実施例、比較例および従来例のフラットケーブルを、下記の耐摺動屈曲性 試験に供した。 (耐摺動屈曲性試験) 図4に示すように、フラットケーブル15を半径15mmのU字形に折り曲げ 、A端を固定し、B端を100往復/分の速度で50mm上下させ、少なくとも 1本の導体1が破断するまでの往復回数を測定した。 結果を表1に示す。
【0013】
【表1】 註1 摺動屈曲性において1000万回以上とは1000万回を経過しても 切断しないため1000万回で打切ったものである。
【0014】 表1の結果から、厚さ25μmのポリエチレンナフタレートフィルムによって 電気絶縁性支持層11が形成された実施例のフラットケーブル15は、厚さ50 μmのPETフィルムによって電気絶縁性支持層が形成された従来例のフラット ケーブルに匹敵する耐摺動屈曲性を有することが判る。これに対して、厚さ25 μmのPETフィルムによって電気絶縁性支持層を形成した比較例のフラットケ ーブルは、耐摺動屈曲性が極めて劣ることが判る。 加えて表1のフラットケーブルの厚さの欄を見ると、実施例のフラットケーブ ル15は従来例のフラットケーブルに比較して約20%も薄いことが判る。
【0015】
以上説明したように本考案のフラットケーブルは、電気絶縁性支持層がポリエ チレンナフタレートフィルムによって形成されているので、支持層を薄くしても 十分な剛性、良好な耐摺動屈曲性を有するものとなる。従って本考案のフラット ケ−ブルによれば、フラットケ−ブルの寿命が損なわれるのを回避しつつ、今日 求められているフラットケーブルの薄肉化の要望に対処できる。
【図1】実施例のフラットケーブルを示す断面図。
【図2】同実施例のフラットケーブルを製造する際に用
いた複合フィルムを示す断面図。
いた複合フィルムを示す断面図。
【図3】同実施例のフラットケーブルを製造する際の一
工程を示す断面図。
工程を示す断面図。
【図4】フラットケーブルの耐摺動屈曲性試験の方法を
説明するための概略図。
説明するための概略図。
【図5】従来のフラットケーブルを示す断面図。
【図6】同従来のフラットケーブルを製造する際に用い
た複合フィルムを示す断面図。
た複合フィルムを示す断面図。
1 導体 2 電気絶縁性支持層 3 熱可塑性樹脂層 4 接着剤層 5 複合フィルム 11 電気絶縁性支持層 12 熱可塑性樹脂層 14 複合フィルム 15 フラットケーブル
Claims (1)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂層中に複数本の導体が所定
の間隔をもって平行に配置、埋設され、この熱可塑性樹
脂層の対向する両側上に電気絶縁性支持層が積層一体化
されてなるフラットケーブルにおいて、前記電気絶縁性
支持層をポリエチレンナフタレート製フィルムによって
形成したことを特徴とするフラットケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4101592U JPH0592916U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | フラットケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4101592U JPH0592916U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | フラットケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0592916U true JPH0592916U (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=12596572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4101592U Pending JPH0592916U (ja) | 1992-05-22 | 1992-05-22 | フラットケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0592916U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012256488A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | フラットケーブル用積層ポリエステルフィルムおよびそれからなるフラットケーブル |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60117509A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-25 | 松下電工株式会社 | フラットケ−ブルの製造方法 |
| JPS62115609A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-27 | ダイアホイルヘキスト株式会社 | 電気絶縁材料 |
-
1992
- 1992-05-22 JP JP4101592U patent/JPH0592916U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60117509A (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-25 | 松下電工株式会社 | フラットケ−ブルの製造方法 |
| JPS62115609A (ja) * | 1985-11-13 | 1987-05-27 | ダイアホイルヘキスト株式会社 | 電気絶縁材料 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012256488A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Teijin Dupont Films Japan Ltd | フラットケーブル用積層ポリエステルフィルムおよびそれからなるフラットケーブル |
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